JP2001268645A - 移動通信複合端末機及びそれを用いた無線システム - Google Patents

移動通信複合端末機及びそれを用いた無線システム

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JP2001268645A
JP2001268645A JP2000079206A JP2000079206A JP2001268645A JP 2001268645 A JP2001268645 A JP 2001268645A JP 2000079206 A JP2000079206 A JP 2000079206A JP 2000079206 A JP2000079206 A JP 2000079206A JP 2001268645 A JP2001268645 A JP 2001268645A
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JP2000079206A
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Hiroyuki Uno
博之 宇野
Akitaka Takeuchi
昭孝 竹内
Yutaka Saito
裕 斎藤
Takashi Ui
孝 宇井
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】高速な通信システムを使用する場合は通信シス
テムを自動的に切り換えて効率的にデータ通信を行いう
る移動通信複合端末機を提供すること。 【解決手段】情報機器の接続を検出する接続検出手段5
と、接続検出手段により高速の通信システムの情報機器
の接続を検出したときに現在使用中の通信システムが高
速な通信システムであるか否かを判別する通信システム
判別手段6と、現在使用中の通信システムが高速でなけ
れば使用する通信システムを高速な通信システムに自動
的に切り替える通信システム切替手段7とを備え、接続
する情報機器の通信システムに対応する通信システムを
複数の通信システムから自動的に選択することを特徴と
する。高速なデータ通信情報機器の接続を検出したとき
に、使用する通信システムを高速な通信システムに自動
的に切換えることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主にPHS(Pers
onal Handyphone System)やPDC(PersonalDigita
l Cellular )やCDMA(Code Division Multiple
Access)などの通信システムに対応する移動通信複合
端末機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、PHSやPDCやCDMAなどと
いった様々な通信システムによるサービスが実施されて
おり、使用者が個々に応じた通信システムを選択できる
ようになってきた。しかし、これらの通信システムは各
々異なるため、複数の通信システムを利用しようとする
使用者にとっては、同時に複数の移動通信端末機を携帯
する必要があった。このため、複数の通信システムが使
用可能な移動通信複合端末機が提案され、利用されるよ
うになってきた。
【0003】このような移動通信複合端末機の例として
は、特開平9−163450号公報及び特開平9−18
7451号公報に記載されたものが知られている。前者
は、2つの相異なる通信システムを有し、受信待ち受け
をどちらの通信システムとするかを自動切換または手動
切換する手段を有するものである。後者は、移動通信複
合端末に対応する全システムの無線通信周波数範囲内の
全ての周波数チャネルの受信電界レベルを検出し、基地
局に報知することにより、呼接続先の通信システム以外
の他の通信システムに対する通話中の切り替えを容易に
できるようにしたものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の移動通信複合端末機においては、情報機器が接続さ
れたときにデータ通信速度が高速な通信システムに自動
的に切り替えることができないため、データ通信に時間
がかかったり、データ通信速度が高速な通信システムに
手動で切り替えなければならず、そのため手間がかかる
という問題があった。
【0005】また、上記従来の移動通信複合端末機にお
いては、情報機器が接続されたときに通信データ量に応
じて通話料金やデータ通信時間を考慮した最適な通信シ
ステムに自動的に切り替えることができないため、通話
料金が高くなったり、データ通信に時間が掛かるという
問題があった。そのため、最適な通信システムに切り替
えるには手動で行わなければならず、手動で切り替える
と手間がかかるという問題があった。
【0006】また、上記従来の移動通信複合端末機で
は、通信相手に応じて通信システムを自動的に切り替え
ることができないため、通信システムを手動で切り替え
なければならず、そのため手間がかかるという問題があ
った。また、上記従来の移動通信複合端末機では、登録
された通信先番号を選択したときに選択された通信先番
号に応じた通信システムに自動的に切り替えることがで
きないため、通信システムを手動で切り替えなければな
らず、そのため手間がかかるという問題があった。
【0007】また、上記従来の移動通信複合端末機で
は、グループに登録された通信先番号に対して通信を行
う際にグループに応じて登録された通信システムに自動
的に切り替えることができないため、通信システムを手
動で切り替えなければならず、そのため手間がかかると
いう問題があった。
【0008】また、上記従来の移動通信複合端末機で
は、移動通信端末機と無線の送受信機能を有する無線モ
ジュールを接続し、移動通信複合端末機を構成する手段
がなかったため、複数の通信システムの無線回路を移動
通信端末機に備える必要があり、無線回路が複雑になる
という問題があった。
【0009】また、上記従来の移動通信複合端末機で
は、データ通信を行っている途中に他の通信システムか
ら着信できないという問題があった。また、上記従来の
移動通信複合端末機では、通話中に他の通信システムか
らの着信を使用者に通知できないため、緊急連絡の際に
電話がつながらないなどという問題があった。また、上
記従来の移動通信複合端末機では、複数の通信システム
を用いて複数者が同時に通話できないため、利用者の利
便性が欠けるという問題があった。
【0010】本発明は、上記従来の問題を解決するため
になされたもので、無線回路を複雑にすることなく、高
速な通信システムを使用する場合は通信システムを手動
ではなく自動的に切り替えることができ、複数の通信シ
ステムを用いて同時に通信及び通話ができる移動通信複
合端末機を提供するものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明における移動通信
複合端末機は、情報機器の接続を検出する接続検出手段
と、前記接続検出手段により高速な通信システムの情報
機器の接続を検出したときに現在使用中の通信システム
が高速な通信システムであるか否かを判別する通信シス
テム判別手段と、前記現在使用中の通信システムが高速
でなければ使用する通信システムを高速な通信システム
に自動的に切り替える通信システム切替手段とを備え、
複数の通信システムから接続する情報機器の通信システ
ムに対応する通信システムを自動的に選択するという構
成を有している。この構成により、通信速度の高速なデ
ータ通信情報機器の接続を検出して、高速な通信システ
ムに自動的に切り替えることができ、データ通信を効率
良く行うことができる。
【0012】本発明における移動通信複合端末機は、前
記通信システム判別手段が現在使用中の通信システムが
前記検出した情報機器に最適な通信システムか否かを判
別し、前記通信システム切替手段により前記情報機器に
最適な通信システムに自動的に切り替えるという構成を
有している。この構成により、接続検出された情報機器
に最適な通信システムに自動的に切り替えることができ
るため、情報機器のデータ通信を効率良く行うことがで
きる。
【0013】本発明における移動通信複合端末機は、通
信相手の機器に対応する通信システムを登録する通信シ
ステム登録手段を備え、通信相手の機器を選択したとき
に前記通信システム登録手段に登録されている対応する
通信システムに自動的に切り替えるという構成を有して
いる。この構成により、通話相手により使用する通信シ
ステムを変更する手間を省くことができるため、情報機
器のデータ通信を効率良く行うことができる。
【0014】本発明における移動通信複合端末機は、通
信先番号を登録する通信先番号登録手段と、前記通信先
番号登録手段に登録された通信先番号に対応する通信シ
ステムを登録する通信システム登録手段と、現在使用中
の通信システムが前記通信システム登録手段から選択さ
れた通信先番号に対応する通信システムと一致するか否
かを判別する通信システム判別手段と、現在使用中の通
信システムを前記通信システム登録手段から選択された
通信先番号に対応する通信システムに切り替える通信シ
ステム切替手段とを備え、通信先番号の選択により使用
する通信システムを前記選択された通信先番号に対応す
る通信システムに自動的に切り替えるという構成を有し
ている。この構成により、通信先番号によって通信シス
テムを変更する手間を省くことができる。
【0015】本発明における移動通信複合端末機は、通
信先番号をグループ別に登録するグループ登録手段と、
前記グループ登録手段に登録されたグループに対応する
通信システムを登録する通信システム登録手段と、現在
使用中の通信システムが前記通信システム登録手段から
選択されたグループに対応する通信システムと一致する
か否かを判別する通信システム判別手段と、現在使用中
の通信システムを前記通信システム登録手段から選択さ
れたグループに対応する通信システムに切り替える通信
システム切替手段とを備え、通信先番号の選択により使
用する通信システムを前記選択された通信先番号のグル
ープに対応する通信システムに自動的に切り替えるとい
う構成を有している。この構成により、通信先番号を登
録したグループによって通信システムを変更する手間を
省くことができる。
【0016】本発明における移動通信複合端末機は、1
つの通信システムを使用して送受信し、無線モジュール
を装着可能な移動通信端末機と、無線手段を有し1つの
通信システムを使用して送受信し、前記移動通信端末機
に装着可能な無線モジュールとからなり、前記移動通信
端末機は前記無線モジュールが接続されたか否かを検出
する接続検出手段と、前記無線モジュールが接続された
ときに前記無線モジュールが使用可能な通信システムを
検出するモジュール種類検出手段とを備え、移動通信端
末機と無線モジュールの両通信システムを同時に使用す
るという構成を有している。この構成により、単に無線
モジュールを装着することにより複数の通信システムを
同時に使用することができることとなる。
【0017】本発明における移動通信複合端末機は、前
記無線モジュールに内蔵したアンテナを備えるという構
成を有している。この構成により、無線モジュールに突
起部が無くなり、取り扱いを容易にすることができる。
【0018】本発明における移動通信複合端末機は、前
記無線モジュールを接続する移動通信端末機にアンテナ
を備え、前記無線モジュールにおける送受信動作を前記
移動通信端末機のアンテナを用いて行うという構成を有
している。この構成により、複数の通信システムを同時
に使用でき、装置を小型化することができることとな
る。
【0019】本発明における移動通信複合端末機は、無
線送受信する複数の無線部と、前記無線部に着信した通
信システムを検出する着信通信システム検出部と、複数
の通信システムと同時通信するよう操作する同時通信手
段とを備え、前記同時通信手段の操作により一方の通信
システムによる通信中において他方の通信システムによ
る着信と同時通信するという構成を有している。この構
成により、異なる複数の通信システムを用いて音声とデ
ータを同時に通信することができることとなる。
【0020】本発明における移動通信複合端末機は、前
記一方の及び他方の通信システムが高速の通信システム
であるという構成を有している。この構成により、複数
の通信システムで同時にデータ通信することができる。
【0021】本発明における移動通信複合端末機は、無
線送受信する複数の無線部と、前記無線部に着信した通
信システムを検出する着信通信システム検出部と、通信
システムを切り替えるよう操作する通信システム切換手
段とを備え、前記通信システム切換手段の操作により一
方の通信システムによる通信中において他方の通信シス
テムによる着信と切換え通信するという構成を有してい
る。この構成により、通話中に他の通信システムからの
着信があったときに切り替えて通話することができるこ
ととなる。
【0022】本発明における移動通信複合端末機は、無
線送受信する複数の無線部と、前記無線部に着信した通
信システムを検出する着信通信システム検出部と、複数
の通信システムを用いて複数の機器と同時通信するよう
操作する複数者通信手段と、受信した通信システムを他
の通信システムに変換する通信システム変換手段とを備
え、前記複数者通信手段の操作により複数の通信システ
ムと同時通信し、前記通信システム変換手段の操作によ
り異なる通信システムの機器間で通信するという構成を
有している。この構成により、複数の者が相互に同時に
通話することができることとなる。
【0023】本発明における無線システムは、請求項1
乃至12のいずれかに記載の移動通信複合端末機を用い
るという構成を有している。この構成により、通信シス
テムを自動的に切り替えることができ、かつ複数の通信
システムを用いて同時に送受信動作ができる移動通信複
合端末機を配置した無線システムを実現することができ
る。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、図1乃至図11に基づき、
本発明の第1乃至第8の実施の形態を詳細に説明する。 (第1の実施の形態)まず、図1を参照して、本発明の
第1の実施の形態における移動通信複合端末機の構成を
説明する。第1の実施の形態における移動通信複合端末
機は、制御部1と、無線部2と、アンテナ3と、情報機
器等の入出力部4と、入出力部4に接続された情報機器
を検出する接続検出部5と、現在使用している通信シス
テムを判別する通信システム判別部6と、使用する通信
システムを切換える通信システム切換部7とを備えて構
成される。
【0025】更に、図1を参照して、本発明の第1の実
施の形態における移動通信複合端末機の構成を詳細に説
明する。例として、PDCとPHSの通信システムを利
用できる移動通信複合端末機の場合について説明する。
制御部1は、符号化及び複号化や各回路の制御を行う手
段である。無線部2は、それぞれPDCとPHSに対応
した送信部と受信部と変復調部とから成り、送受信信号
の変復調を行う回路である。アンテナ3は、PDCとP
HSとを共用しており、信号の送受信を行うものであ
る。入出力部4は、マイクやスピーカからの音声や外部
コネクタからのデータの入出力を行う手段である。接続
検出部5は、入出力部4に情報機器が接続されているか
どうかを検出する手段である。通信システム判別部6
は、現在使用している通信システムがデータ通信速度の
高速な通信システムであるPHSであるかどうかを判別
する手段である。通信システム切換部7は、現在使用し
ている通信システムがデータ通信速度の高速な通信シス
テムであるPHSと一致するならばそのままで、一致し
ないならば、PDCであるとしてデータ通信速度が高速
な通話システムであるPHSに自動的に切り替える手段
である。
【0026】次に、図1を参照して、上記のように構成
された本発明の第1の実施の形態における移動通信複合
端末機の動作を説明する。まず最初に、入出力部4に、
例えば、ノートパソコンやPDA(Personal Digital
Assistant)などの情報機器が接続されたときの通信シ
ステムの切り替え動作について説明する。情報機器が入
出力部4に接続されると、情報機器が接続されたことを
接続検出部5が検出する。このとき、現在使用されてい
る通信システムが、データ通信速度の高速な通信システ
ムであるPHSであるかどうか、通信システム判別部6
によって判別される。もし、現在使用している通信シス
テムがPHSならばそのままで、PDCならば、通信シ
ステム切換部7によりデータ通信速度が高速な通信シス
テムであるPHSへ自動的に切り替えられる。
【0027】次に、図1を参照して、第1の実施の形態
における移動通信複合端末機による送受信動作について
説明する。入出力部4に入力された情報機器からのデー
タは、制御部1で符号化され、無線部2に入力される。
無線部2に入力した信号は、変調され送信周波数帯へ周
波数変換されてアンテナ3から送信される。また、アン
テナ3から受信した信号は、無線部2によってベースバ
ンド信号に周波数変換され復調されて制御部1に入力さ
れる。制御部1において複号化され、入出力部4を介し
て情報機器からデータとして取り出される。
【0028】上記の説明のように、本発明の第1の実施
の形態における移動通信複合端末機の特徴は、接続検出
部によって情報機器との接続を検出し、通信システム切
換部によってデータ通信速度が高速な通信システムへ自
動的に切り替えることができることである。このよう
に、第1の実施の形態の移動通信複合端末機では、デー
タ通信速度が最も高速な通信システムに手動で切り替え
る手間が省け、効率良くデータ通信を行うことができる
移動通信複合端末機を提供することができる。
【0029】なお、上記第1の実施の形態の説明では、
データ通信速度が高速な通信システムに自動的に切り替
えることとしたが、通信料金を考慮して最適な通信シス
テムに切り替えるようにしてもよい。例えば、現在使用
中の通信システムが接続検出手段により検出された情報
機器に最適な通信システムか否かを通信システム判別手
段により判別し、最適でなければ通信システム切替手段
によりその情報機器に最適な通信システムに自動的に切
り替えるようにすることができる。
【0030】(第2の実施の形態)まず、図2を参照し
て、本発明の第2の実施の形態における移動通信複合端
末機の構成を説明する。第2の実施の形態における移動
通信複合端末機は、通信相手の機器に対応する通信シス
テムを登録する通信システム登録部8と、現在使用の通
信システムが登録されている通信相手の通信システムと
一致するかどうかを判別する通信システム判別部9と、
通信相手に応じて登録されている通信システムに自動的
に切り替える通信システム切換部10とを備えている。
図2において、図1と同一の記号を有する要素は同様の
ため、説明を省略する。
【0031】更に、図2を参照して、本発明の第2の実
施の形態における移動通信複合端末機の構成を詳細に説
明する。通信システム登録部8は、通信相手の機器(例
えば、PHSかPDC)に対応する通信システムを登録
しておくメモリからなる。通信システム判別部9は、現
在使用している通信システムが通信相手のものとして登
録されている通信システムと一致しているかどうかを判
別する手段である。通信システム切換部10は、現在使
用している通信システムが通信相手のものとして登録さ
れている通信システムと一致するならばそのままで、一
致しないならば通信相手に対応して登録されている通信
システムに自動的に切り替える手段である。
【0032】次に、図2を参照して、上記のように構成
された本発明の第2の実施の形態における移動通信複合
端末機による通信システムの切換動作について説明す
る。この例では、例えば、使用者がデータをプリンタで
印刷する場合について説明する。使用者がデータを印刷
するために、プリンタを選択すると、通信システム登録
部8に登録されているプリンタに応じた通信システムが
選択される。このとき、現在使用している通信システム
がプリンタのものとして登録されている通信システムと
一致するかどうかが通信システム判別部9によって判別
される。もし、現在使用している通信システムと一致す
るならばそのままで、一致しないならば、通信システム
切換部10により登録されている通信システムに自動的
に切り替えられる。なお、情報送受信の動作について
は、第1の実施の形態で示したものと同様である。
【0033】上記の説明のように、本発明の第2の実施
の形態における移動通信複合端末機の特徴は、データを
通信する際に通信相手が選択されると、通信相手に応じ
た通信システムに自動的に切り替えることができること
である。このように、第2の実施の形態の移動通信複合
端末機では、通話相手により使用する通信システムを変
更する手間を省くことができる移動通信複合端末機を提
供することができる。
【0034】(第3の実施の形態)まず、図3を参照し
て、本発明の第3の実施の形態における移動通信複合端
末機の構成を説明する。第3の実施の形態における移動
通信複合端末機は、通信先番号を登録しておく通信先番
号登録部11と、通信先番号に対応する通信システムを
登録しておく通信システム登録部12と、現在使用の通
信システムが使用者が選択した通信先番号の通信システ
ムと一致するかどうかを判別する通信システム判別部1
3と、通信システムを自動的に切り替える通信システム
切換部14とを備えて構成される。図3において、図1
と同一の記号を有する要素は同様のため、説明を省略す
る。
【0035】更に、図3を参照して、本発明の第3の実
施の形態における移動通信複合端末機の構成を詳細に説
明する。通信先番号登録部11は、通信先番号を登録し
ておくメモリからなる。通信システム登録部12は、通
信先番号に対応する通信システムを登録しておくメモリ
からなる。通信システム判別部13は、現在使用してい
る通信システムが使用者の選択した通信先番号のものと
して登録されている通信システムと一致しているかどう
かを判別する手段である。通信システム切換部14は、
現在使用している通信システムが選択された通信先番号
のものとして登録されている通信システムと一致するな
らばそのままで、一致しないならば通信先番号に登録さ
れている通信システムに自動的に切り替える手段であ
る。
【0036】次に、図3を参照して、上記のように構成
された本発明の第3の実施の形態における移動通信複合
端末機による通信システムの切換動作について説明す
る。使用者が通信先番号登録部11に登録された通信先
番号へ通信を行う場合、通信先番号が選択されると、通
信システム登録部12に登録されている通信先番号に対
応する通信システムが選択される。このとき、現在使用
している通信システムが選択された通信先番号のものと
して登録されている通信システムと一致するかどうかが
通信システム判別部13によって判別される。もし、現
在使用している通信システムと一致するならばそのまま
で、一致しないならば、通信システム切換部14により
登録されている通信システムに自動的に切り替えられ
る。
【0037】次に、図3を参照して、第3の実施の形態
における移動通信複合端末機による送受信動作について
説明する。入出力部4に入力された音声データは、制御
部1で符号化され、無線部2に入力される。無線部2に
入力した信号は、変調され送信周波数帯へ周波数変換さ
れてアンテナ3から送信される。また、アンテナ3から
受信した信号は、無線部2によってベースバンド信号に
周波数変換され復調されて制御部1に入力される。制御
部1では複号化され、入出力部4を介して音声データと
して取り出される。
【0038】上記の説明のように、本発明の第3の実施
の形態における移動通信複合端末機の特徴は、登録して
いる通信先番号が選択されると、通信先番号に応じた通
信システムに自動的に切り替えることができることであ
る。このように、第3の実施の形態の移動通信複合端末
機では、通話先番号により使用する通信システムを変更
する手間を省くことができる移動通信複合端末機を提供
することができる。
【0039】また、第3の実施の形態の移動通信複合端
末機が使用する通信システムが通話相手が利用している
通信システムと同一となるよう登録しておくことによ
り、通話品質を向上し、通話料金を低く抑えることがで
きる移動通信複合端末機を提供することができる。
【0040】(第4の実施の形態)まず、図4を参照し
て、本発明の第4の実施の形態における移動通信複合端
末機の構成を説明する。第4の実施の形態における移動
通信複合端末機は、通信先番号をグループに分けて登録
しておくグループ登録部15と、各グループに対する通
信システムを登録しておく通信システム登録部16と、
現在使用の通信システムが選択したグループの通信シス
テムと一致するかどうかを判別する通信システム判別部
17と、通信システムを自動的に切り替える通信システ
ム切換部18とを備えて構成される。図4において、図
1と同一の記号を有する要素は同様のため、説明を省略
する。
【0041】更に、図4を参照して、本発明の第4の実
施の形態における移動通信複合端末機の構成を詳細に説
明する。グループ登録部15は、通信先番号を、例え
ば、通信システム別や男女別といったように使用者が自
由にグループに分けて登録しておくことができるメモリ
からなる。通信システム登録部16は、各グループに対
する通信システムを登録しておくメモリからなる。通信
システム判別部17は、現在使用している通信システム
が使用者の選択したグループに対して登録されている通
信システムと一致しているかどうかを判別する手段であ
る。通信システム切換部18は、現在使用している通信
システムが選択したグループに対して登録されている通
信システムと一致するならばそのままで、一致しないな
らばグループに登録されている通信システムに自動的に
切り替える手段である。
【0042】次に、図4を参照して、上記のように構成
された本発明の第4の実施の形態における移動通信複合
端末機による通信システムの切換動作について説明す
る。例えば、グループAにPDC、グループBにPHS
の通信先番号をそれぞれ登録する場合について説明す
る。使用者により、PDC、PHSの通信先番号をグル
ープ登録部15にグループA、グループBとしてそれぞ
れ登録する。このとき、同時に、グループAにはPDC
の通信システムを、グループBにはPHSの通信システ
ムを通信システム登録部16に登録する。発呼する際、
通信先番号が登録されているグループが選択されると、
通信システム判別部17によって現在使用している通信
システムが選択されたグループに対して登録されている
通信システムと一致するかどうかが判別される。もし、
現在使用している通信システムと一致するならばそのま
まで、一致しないならば、通信システム切換部18によ
り登録されている通信システムに自動的に切り替えられ
る。なお、情報送受信の動作については、第3の実施の
形態で示したものと同様である。
【0043】上記の説明のように、本発明の第4の実施
の形態における移動通信複合端末機の特徴は、グループ
に登録されている通信先番号あるいはグループを選択す
ると、通信システムを選択されたグループに登録されて
いる通信システムに自動的に切り替えることができるこ
とである。このように、第4の実施の形態の移動通信複
合端末機では、通信先番号を登録したグループによって
通信システムを変更する手間を省くことができる移動通
信複合端末機を提供することができる。
【0044】また、第4の実施の形態により、通信シス
テム別にグループとして選択しておくことにより、通話
品質が向上し、通話料金を低く抑えることができる移動
通信複合端末機を提供することができる。なお、上記第
4の実施の形態の説明では、グループ別に通信システム
を登録したが、メモリ番号別に通信システムを登録して
も同様な効果が得られる。
【0045】(第5の実施の形態)まず、図5を参照し
て、本発明の第5の実施の形態における移動通信複合端
末機の構成を説明する。第5の実施の形態における移動
通信複合端末機25は、移動通信端末機19と無線モジ
ュール20とからなる。無線モジュール20は無線部2
3とアンテナ24とを備え、移動通信端末機19は、無
線モジュール20が接続されたかどうかを検出する接続
検出部21と、無線モジュール20が使用できる通信シ
ステムを検出するモジュール種類検出部22とを備えて
おり、図5において、図1と同一の記号を有する要素は
同様のため、説明を省略する。
【0046】更に、図5を参照して、本発明の第5の実
施の形態における移動通信複合端末機の構成を詳細に説
明する。移動通信端末機19は、例えば、PDC端末や
PHS端末などような一つの通信システムのみ利用でき
る端末である。無線モジュール20は、無線部23とア
ンテナ24とから構成されており、一つの通信システム
のみの送受信機能を有し、移動通信端末機19に着脱可
能な端末機である。接続検出部21は、無線モジュール
20が接続されたかどうかを検出する手段である。モジ
ュール種類検出部22は、無線モジュール20が接続さ
れたときに無線モジュール20が使用可能な通信システ
ムを検出する手段である。
【0047】次に、図5を参照して、上記のように構成
された本発明の第5の実施の形態の移動通信複合端末機
において、例えば、移動通信端末機19の通信システム
がPDC、無線モジュール20の通信システムがPHS
とした場合の動作について説明をする。送受信機能を有
する無線モジュール20が移動通信端末機19に接続さ
れると、接続検出部21によって無線モジュール20が
接続されたことが検出される。このとき、モジュール種
類検出部22によって無線モジュール20の通信システ
ムがPHSであることが検出され、PDCとPHSが使
用できる移動通信複合端末機25が構成される。ここ
で、PDCを利用しようとする場合は、無線モジュール
装着前の移動通信端末機と同様に、無線部2とアンテナ
3とを用いて送受信が行われる。また、PHSを利用し
ようとする場合は、無線モジュール20の無線部23と
アンテナ24とを用いて送受信が行われる。なお、情報
送受信の動作については、第3の実施の形態で示したも
のと同様である。
【0048】上記の説明のように、本発明の第5の実施
の形態における移動通信複合端末機の特徴は、移動通信
端末機と無線の送受信機能を有する無線モジュールとを
接続することにより、両者の通信システムが同時に使用
できることである。このように、第5の実施の形態の移
動通信複合端末機では、複数の通信システムが同時に使
用できる移動通信複合端末機を提供することができる。
【0049】なお、上記第5の実施の形態の説明では、
無線モジュールの通信システムを用いて送受信を行う際
に、無線モジュールのアンテナを用いているが、移動通
信端末機のアンテナを共用して用いても同様な効果が得
られる。
【0050】(第6の実施の形態)まず、図6を参照し
て、本発明の第6の実施の形態における移動通信複合端
末機の構成を説明する。第6の実施の形態における移動
通信複合端末機は、第1の無線部としての無線部A26
と、第2の無線部としての無線部B27と、着信した通
信システムを検出する着信通信システム検出部28と、
複数の通信システムと同時通信するための通信同時通信
スイッチ29を備えて構成される。図6において、図1
と同一の記号を有する要素は同様のため、説明を省略す
る。
【0051】また、図7を参照して、第6の実施の形態
における移動通信複合端末機30を用いて音声とデータ
の同時通信を行うときのイメージについて説明する。図
7において、例えば、移動通信端末機31はPDCの通
信システムに対応する無線部A26を、移動通信端末機
32はPHSの通信システムに対応する無線部B27を
それぞれ備えている。無線部A26は、例えば、PDC
の通信システムに対応する送受信手段であり、無線部B
27は、例えば、PHSの通信システムに対応する送受
信手段である。着信通信システム検出部28は、着信し
た通信システムが何であるか検出し、その通信システム
を使用者に対して知らせる手段である。同時通信スイッ
チ29は、複数の通信システムと同時に通信を行うため
の手段である。
【0052】次に、図6及び図7を参照して、上記のよ
うに構成された本発明の第6の実施の形態における移動
通信複合端末機により、例えば、PDCとPHSの通信
システムを用いて音声とデータの通信を同時に行う場合
の動作について説明する。移動通信複合端末機30及び
移動通信端末機32は、PHSの通信システムを用いて
データ通信を行うために情報機器33と接続され、デー
タ通信が行われる。このとき、移動通信端末機31から
移動通信複合端末機30にPDCの通信システムで着信
があると、着信通信システム検出部28によって通信シ
ステムが何であるか検出され、使用者に対してPDCの
通信システムから着信があることが知らされる。ここ
で、使用者は、同時通信スイッチ29により移動通信端
末機32とPHSの通信システムでデータ通信を行うと
同時に、移動通信端末機31とPDCの通信システムで
音声通話が行われる。
【0053】上記の説明のように、本発明の第6の実施
の形態における移動通信複合端末機の特徴は、2つの通
信システムを用いて音声とデータを同時に通信できるこ
とである。すなわち、第6の実施の形態の移動通信複合
端末機では、1つの通信システムで音声通信を行い、同
時に他の通信システムでデータ通信を行うことができる
移動通信複合端末機を提供することができる。
【0054】なお、上記第6の実施の形態の説明では、
音声とデータの同時通信を行うようにしたが、データと
データについても同時通信することができる。また、上
記第6の実施の形態の説明では、データ通信を行う際に
情報機器と移動通信端末機とを接続したものを使用した
が、送受信機能を有する情報機器であれば、移動通信複
合端末機と情報機器とが直接データ通信するよう構成す
ることができる。
【0055】(第7の実施の形態)まず、図8を参照し
て、本発明の第7の実施の形態における移動通信複合端
末機の構成を説明する。第7の実施の形態における移動
通信複合端末機は、手動で通信システムを切り替える通
信システム切換スイッチ34を備えて構成される。な
お、図8において、図6と同一の記号を有する要素は同
様のため、説明を省略する。
【0056】また、図9を参照して、本発明の第7の実
施の形態における移動通信複合端末機を用いた割り込み
通話のイメージについて説明する。図9において、例え
ば、移動通信端末機31はPDCの通信システムに対応
する無線部A26を、移動通信端末機32はPHSの通
信システムに対応する無線部B27をそれぞれ備えてい
る。通信システム切換スイッチ34は、着信している複
数の通信システムの中から、使用者が手動で自由に通信
システムを切り替えるための手段である。
【0057】次に、図8及び図9を参照して、上記のよ
うに構成された本発明の第7の実施の形態における移動
通信複合端末機により、PDCと通話中にPHSから割
り込み通話された場合の動作を説明する。移動通信複合
端末機30と移動通信端末機31がPDCの通信システ
ムを用いて通話しているものとする。このとき、移動通
信端末機32から移動通信複合端末機30に対しPHS
の通信システムによる着信があると、着信通信システム
検出部28により着信した通信システムが何であるか検
出され、移動通信複合端末機30の使用者に対してPH
Sの通信システムから着信があるということを知らせ
る。ここで、着信している移動通信端末機32と通話す
る場合は、通信システム切換スイッチ34によりPDC
通信システムからPHS通信システムに手動で切り替え
る。このとき、PDCの通信システムで通話していた移
動通信端末機31に対する通話は一時保留される。ま
た、移動通信端末機31と通話を再開しようとする場合
は、通信システム切換スイッチ34によってPHSから
PDCの通信システムに手動で切り替え、移動通信端末
機32に対しては一時保留とし、移動通信端末機31と
通話する。
【0058】上記の説明のように、本発明の第7の実施
の形態における移動通信複合端末機の特徴は、ある通信
システムにより通話中の場合、他の通信システムから着
信があると手動で通信システムを切り替えることができ
ることである。このように、第7の実施の形態における
移動通信複合端末機においては、通話中に他の通信シス
テムからの割り込み通話をすることができる移動通信複
合端末機を提供することである。
【0059】(第8の実施の形態)まず、図10を参照
して、本発明の第8の実施の形態における移動通信複合
端末機の構成を説明する。第8の実施の形態における移
動通信複合端末機は、複数の通信システムを用いて複数
の者と同時に通話するための手段である複数者通話スイ
ッチ35と、通信システムから受信した音声データを他
の通信システムに変換する手段である通信システム変換
部36とを備えて構成される。なお、図10において、
図6と同一の記号を有する要素は同様のため、説明を省
略する。
【0060】また、図11を参照して、本発明の第8の
実施の形態における移動通信複合端末機を用いた同時通
話のイメージについて説明する。図11に示す構成にお
いて、例えば、移動通信端末機31はPDCの通信シス
テムに対応する無線部A26を、移動通信端末機32は
PHSの通信システムに対応する無線部B27をそれぞ
れ備えて構成される。
【0061】次に、図10及び図11を参照して、上記
のように構成された本発明の第8の実施の形態における
移動通信複合端末機により、PDCとPHSの通信シス
テムを用いた同時通話の動作について説明をする。移動
通信複合端末機30は、移動通信端末機31とPDCの
通信システムを用いて通話しているものとする。このと
き、移動通信端末機32から移動通信複合端末機30に
対しPHSの通信システムで着信があると、着信通信シ
ステム検出部28によりその通信システムが何であるか
が検出され、使用者に対してPHSの通信システムから
着信があるということを知らせる。ここで、三者で同時
に通話をする場合、移動通信複合端末機30の使用者は
複数者通話スイッチ35により2つの通話システムを用
いて同時に通話することができる。移動通信複合端末機
30と移動通信端末機31はPDCの通信システムで、
移動通信複合端末機30と移動通信端末機32はPHS
の通信システムを用いて通話する。また、移動通信端末
機31と移動通信端末機32との間の通話については、
移動通信複合端末機30の通信システム変換部36によ
り通信システムをPDCからPHSへ、あるいはPHS
からPDCへ変換することにより、それぞれ使用できる
通信システムで通話を行う。
【0062】上記の説明のように、本発明の第8の実施
の形態における移動通信複合端末機の特徴は、2つの通
信システムを用いて三者が同時に通信できることであ
る。このように、第8の実施の形態における移動通信複
合端末機では、複数の通信システムを用いて複数の者が
同時に通話できる移動通信複合端末機を提供することが
できる。
【0063】
【発明の効果】本発明における移動通信複合端末機は、
上記のように構成され、特に通信速度の高速なデータ通
信情報機器の接続を検出して、データ通信速度が最も高
速な通信システムに自動的に切り替えることにより、手
動で切り替える手間をかけることなく、データ通信の時
間を短縮できる移動通信複合端末機を提供することがで
きる。
【0064】また、本発明における移動通信複合端末機
は、情報機器に接続されたときに通信データ量に応じて
通話料金やデータ通信時間を考慮した最適な通信システ
ムに自動的に切り替えることにより、手動で切り替える
手間が省け、効率的にデータ通信を行うことができる移
動通信複合端末機を提供することができる。
【0065】また、本発明における移動通信複合端末機
は、通信相手に応じて通信システムを自動的に切り替え
ることにより、通信相手に応じて通信システムを変更す
る手間を省くことができる移動通信複合端末機を提供す
ることができる。
【0066】また、本発明における移動通信複合端末機
は、登録している通信先番号が選択されると、通信先番
号に応じた通信システムへ自動的に切り替えることによ
り、通信先番号によって通信システムを変更する手間を
省くことができる移動通信複合端末機を提供することが
できる。
【0067】また、本発明における移動通信複合端末機
は、グループに登録されている通信先番号あるいはグル
ープが選択されると、選択されたグループに登録されて
いる通信システムへ自動的に切り替えることにより、通
信先番号を登録したグループによって通信システムを変
更する手間を省くことができる移動通信複合端末機を提
供することができる。
【0068】また、本発明における移動通信複合端末機
は、移動通信端末機と無線の送受信機能を有するモジュ
ールを接続することにより、両者の通信システムが同時
に使用できるため、複数の通信システムが同時に使用で
きる移動通信複合端末機を提供することができる。
【0069】また、本発明における移動通信複合端末機
は、1つの通信システムで音声通信を行い、同時に他の
通信システムでデータ通信を行うことができる移動通信
複合端末機を提供することができる。また、本発明にお
ける移動通信複合端末機は、少なくとも2つ以上の通信
システムで同時にデータ通信を行うことができる移動通
信複合端末機を提供することである。
【0070】また、本発明における移動通信複合端末機
は、通話中に他の通信システムからの着信を使用者に通
知し通話ができる移動通信複合端末機を提供することで
ある。また、本発明における移動通信複合端末機は、複
数の通信システムを用いて複数の者が同時に通話できる
移動通信複合端末機を提供することができる。
【0071】また、本発明における無線システムは、通
信システムを自動的に切り替えることができ、かつ複数
の通信システムを用いて同時に送受信動作ができる移動
通信複合端末機を配置した無線システムを実現すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態における移動通信複
合端末機の基本的な構成を示すブロック図、
【図2】本発明の第2の実施の形態における移動通信複
合端末機の基本的な構成を示すブロック図、
【図3】本発明の第3の実施の形態における移動通信複
合端末機の基本的な構成を示すブロック図、
【図4】本発明の第4の実施の形態における移動通信複
合端末機の基本的な構成を示すブロック図、
【図5】本発明の第5の実施の形態における移動通信複
合端末機の基本的な構成を示すブロック図、
【図6】本発明の第6の実施の形態における移動通信複
合端末機の基本的な構成を示すブロック図、
【図7】図6に示す移動通信複合端末機を用いて音声と
データの同時通信を行うときのイメージを示す図、
【図8】本発明の第7の実施の形態における移動通信複
合端末機の基本的な構成を示すブロック図、
【図9】図8に示す移動通信複合端末機を用いて割り込
み通話を行うときのイメージを示す図、
【図10】本発明の第8の実施の形態における移動通信
複合端末機の基本的な構成を示すブロック図、
【図11】図10に示す移動通信複合端末機を用いて複
数者が同時に通話するときのイメージを示す図。
【符号の説明】
1 制御部 2、23 無線部 3、24 アンテナ 4 入出力部 5、21 接続検出部 6、9、13、17 通信システム判別部 7、10、14、18 通信システム切換部 8、12、16 通信システム登録部 11 通信先番号登録部 15 グループ登録部 19、31、32 移動通信端末機 20 無線モジュール 22 モジュール種類検出部 25、30 移動通信複合端末機 26 無線部A 27 無線部B 28 着信通信システム検出部 29 同時通信スイッチ 33 情報機器 34 通信システム切換スイッチ 35 複数者通話スイッチ 36 通信システム変換部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 斎藤 裕 石川県金沢市彦三町二丁目1番45号 株式 会社松下通信金沢研究所内 (72)発明者 宇井 孝 神奈川県横浜市港北区綱島東四丁目3番1 号 松下通信工業株式会社内 Fターム(参考) 5K024 AA35 CC11 CC12 5K067 AA14 AA29 AA34 BB04 BB08 DD15 DD51 EE02 EE04 EE25 FF07 HH22 HH23 KK01 KK15 5K101 LL12 PP03 QQ07 9A001 CC05 JJ12 KZ56

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】情報機器の接続を検出する接続検出手段
    と、前記接続検出手段により接続を検出された情報機器
    が高速通信システムであると判断されると現在使用中の
    通信システムが高速な通信システムであるか否かを判別
    する通信システム判別手段と、前記現在使用中の通信シ
    ステムが高速でなければ使用する通信システムを高速な
    通信システムに自動的に切り替える通信システム切替手
    段とを備え、複数の通信システムから接続する情報機器
    の通信システムに対応する通信システムを自動的に選択
    することを特徴とする移動通信複合端末機。
  2. 【請求項2】前記通信システム判別手段は現在使用中の
    通信システムが前記検出した情報機器に最適な通信シス
    テムか否かを判別し、前記通信システム切替手段により
    前記情報機器に最適な通信システムに自動的に切り替え
    るようにしたことを特徴とする請求項1記載の移動通信
    複合端末機。
  3. 【請求項3】通信相手の機器に対応する通信システムを
    登録する通信システム登録手段を備え、通信相手の機器
    を選択したときに前記通信システム登録手段に登録され
    ている対応する通信システムに自動的に切り替えるよう
    にしたことを特徴とする請求項1または2記載の移動通
    信複合端末機。
  4. 【請求項4】通信先番号を登録する通信先番号登録手段
    と、前記通信先番号登録手段に登録された通信先番号に
    対応する通信システムを登録する通信システム登録手段
    と、現在使用中の通信システムが前記通信システム登録
    手段から選択された通信先番号に対応する通信システム
    と一致するか否かを判別する通信システム判別手段と、
    現在使用中の通信システムを前記通信システム登録手段
    から選択された通信先番号に対応する通信システムに切
    り替える通信システム切替手段とを備え、通信先番号の
    選択により使用する通信システムを前記選択された通信
    先番号に対応する通信システムに自動的に切り替えるこ
    とを特徴とする移動通信複合端末機。
  5. 【請求項5】通信先番号をグループ別に登録するグルー
    プ登録手段と、前記グループ登録手段に登録されたグル
    ープに対応する通信システムを登録する通信システム登
    録手段と、現在使用中の通信システムが前記通信システ
    ム登録手段から選択されたグループに対応する通信シス
    テムと一致するか否かを判別する通信システム判別手段
    と、現在使用中の通信システムを前記通信システム登録
    手段から選択されたグループに対応する通信システムに
    切り替える通信システム切替手段とを備え、通信先番号
    の選択により使用する通信システムを前記選択された通
    信先番号のグループに対応する通信システムに自動的に
    切り替えることを特徴とする移動通信複合端末機。
  6. 【請求項6】1つの通信システムを使用して送受信し、
    無線モジュールを装着可能な移動通信端末機と、無線手
    段を有し1つの通信システムを使用して送受信し、前記
    移動通信端末機に装着可能な無線モジュールとからな
    り、前記移動通信端末機は前記無線モジュールが接続さ
    れたか否かを検出する接続検出手段と、前記無線モジュ
    ールが接続されたときに前記無線モジュールが使用可能
    な通信システムを検出するモジュール種類検出手段とを
    備え、移動通信端末機と無線モジュールの両通信システ
    ムを同時に使用するようにしたことを特徴とする移動通
    信複合端末機。
  7. 【請求項7】前記無線モジュールに内蔵したアンテナを
    備えることを特徴とする請求項6記載の移動通信複合端
    末機。
  8. 【請求項8】前記無線モジュールを接続する移動通信端
    末機にアンテナを備え、前記無線モジュールにおける送
    受信動作を前記移動通信端末機のアンテナを用いて行う
    ことを特徴とする請求項6記載の移動通信複合端末機。
  9. 【請求項9】無線送受信する複数の無線部と、前記無線
    部に着信した通信システムを検出する着信通信システム
    検出部と、複数の通信システムと同時通信するよう操作
    する同時通信手段とを備え、前記同時通信手段の操作に
    より一方の通信システムによる通信中において他方の通
    信システムによる着信と同時通信するようにしたことを
    特徴とする移動通信複合端末機。
  10. 【請求項10】前記一方の及び他方の通信システムは高
    速の通信システムであることを特徴とする請求項9記載
    の移動通信複合端末機。
  11. 【請求項11】無線送受信する複数の無線部と、前記無
    線部に着信した通信システムを検出する着信通信システ
    ム検出部と、通信システムを切り替えるよう操作する通
    信システム切換手段とを備え、前記通信システム切換手
    段の操作により一方の通信システムによる通信中におい
    て他方の通信システムによる着信と切換え通信するよう
    にしたことを特徴とする移動通信複合端末機。
  12. 【請求項12】無線送受信する複数の無線部と、前記無
    線部に着信した通信システムを検出する着信通信システ
    ム検出部と、複数の通信システムを用いて複数の機器と
    同時通信するよう操作する複数者通信手段と、受信した
    通信システムを他の通信システムに変換する通信システ
    ム変換手段とを備え、前記複数者通信手段の操作により
    複数の通信システムと同時通信し、前記通信システム変
    換手段の操作により異なる通信システムの機器間で通信
    するようにしたことを特徴とする移動通信複合端末機。
  13. 【請求項13】請求項1乃至12のいずれかに記載の移
    動通信複合端末機を用いることを特徴とする無線システ
    ム。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100499421C (zh) * 2003-11-04 2009-06-10 中兴通讯股份有限公司 Phs到wcdma系统间切换执行方法
CN111370034A (zh) * 2020-03-03 2020-07-03 珠海格力电器股份有限公司 同步录音的方法及装置、无线耳机充电设备

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