JP2001268170A - ディジタル電話システムの受信機と受信制御方法 - Google Patents

ディジタル電話システムの受信機と受信制御方法

Info

Publication number
JP2001268170A
JP2001268170A JP2000081342A JP2000081342A JP2001268170A JP 2001268170 A JP2001268170 A JP 2001268170A JP 2000081342 A JP2000081342 A JP 2000081342A JP 2000081342 A JP2000081342 A JP 2000081342A JP 2001268170 A JP2001268170 A JP 2001268170A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
audio signal
digital
output
pcm audio
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000081342A
Other languages
English (en)
Inventor
Tsutomu Kobayashi
勉 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Kokusai Electric Inc
Original Assignee
Hitachi Kokusai Electric Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Kokusai Electric Inc filed Critical Hitachi Kokusai Electric Inc
Priority to JP2000081342A priority Critical patent/JP2001268170A/ja
Publication of JP2001268170A publication Critical patent/JP2001268170A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Telephone Function (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 PCM音声信号のパルス誤り時に発生する雑
音等を簡単な回路構成で抑圧する。 【解決手段】 DSP2で逆符号化(復号化)処理を行
うとき、PCMフレームごとの誤り数Eを検出する。判
定回路5は、受信回路1からの受信レベルRがその域値
R0より大きくかつ前記誤り数Eがその域値E0より小
さいときのみ、セレクト信号SELを“0”としてDS
P2から出力されたPCMフレームがセレクト4で選択
され、上記条件が充たされないときはセレクト信号SE
Lを“1”としてレジスタ3のフレームデータがセレク
タ4で選択されるようにする。レジスタ3には常に1つ
前のフレームデータがラッチされるようにタイミングを
制御しておけば、受信レベル低下または誤り数E増大の
とき1つ前のフレームデータがスピーカ7から出力さ
れ、大きな雑音発生が抑止される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディジタル電話シ
ステムの受信機とその受信制御方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】音声をディジタル化して送信するシステ
ムでは、PCM符号化された音声信号をさらに圧縮・誤
り検出等のために符号化して送信する。受信側では、受
信信号を復号化してPCMディジタル信号とし、さらに
それをアナログ信号に変換してスピーカから出力する。
このようなシステムで、伝送路の雑音や干渉、無線通信
の場合のフェージングによる電界強度の低下などでディ
ジタル信号の伝送誤りが発生したとき、それをそのまま
復号しアナログ化してスピーカから出力すると大きな雑
音や異音となって聞きづらく、明瞭度が劣化することが
ある。また、伝送誤りを検出したときにそのフレームを
無音状態として出力してもやはり明瞭度の劣化は避けら
れない。符号化方式として、伝送誤りの検出とともにそ
の誤りを訂正できる方式を用いれば、ある程度の誤り数
までの誤りパルスの訂正が可能である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】誤り検出・訂正符号を
用いた方式では、送信・受信の両端末で高速オンライン
処理を必要とし、回路が複雑化し、コストも高くなる。
また、ファクシミリ通信では、伝送誤りが所定値以上に
なると再送制御を行っているが、音声通信のときは適用
できない。
【0004】本発明の目的は、簡単な回路により、伝送
誤り発生時の明瞭度劣化を抑制できるようにしたディジ
タル電話システムの受信機とその受信制御方法を提供す
ることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明は、PCM音声信号を少なくとも誤り検出
可能な符号系により符号化してディジタル信号を生成
し、このディジタル信号により変調された高周波信号を
送信するように構成されたディジタル電話システムの受
信機であって、高周波信号から前記ディジタル信号をと
りだすとともに高周波信号の受信レベルを検出する受信
手段と、この手段により取り出された前記ディジタル信
号をPCM音声信号に復元し、さらにそのPCM音声信
号のフレームごとのパルス誤り数を検出するディジタル
処理手段と、この手段で復元され出力されたPCM音声
信号の1つのフレームデータが出力されたときに、その
1つの前のフレームデータが格納されているレジスタ
と、前記受信手段により検出された受信レベルが予め設
定されたレベル域値より大きくかつ前記ディジタル処理
手段により検出されたPCM音声信号フレームのパルス
誤り数が予め設定された誤り域値よりも小さいとき正常
信号を出力し、そのほかのときは異常信号を出力する受
信フレーム判定手段と、この手段から正常信号が出力さ
れたときはそのとき前記ディジタル処理手段から出力さ
れたPCM音声信号フレームデータを選択して出力し、
前記受信フレーム判定手段から異常信号が出力されたと
きは前記レジスタに格納されているPCM音声信号フレ
ームデータを選択して出力するセレクタと、このセレク
タで選択、出力されたPCM音声信号フレームデータを
アナログ信号に変換してスピーカー出力するD/A変換
手段と、を備えたことを特徴とするディジタル電話シス
テムの受信機を提供する。
【0006】また、本発明は、PCM音声信号を少なく
とも誤り検出可能な符号系により符号化してディジタル
信号を生成し、このディジタル信号により変調された高
周波信号を送信するように構成されたディジタル電話シ
ステムの受信制御方法において、あるPCM音声信号フ
レームを復号化処理により復号したときの受信高周波レ
ベルが所定値以上でかつ当該PCM音声信号フレーム復
号時のパルス誤り数が所定値以下のときのみ当該PCM
音声信号フレームデータをアナログ化して出力し、それ
以外のときは当該PCM音声信号フレームより1つ前の
PCM音声信号フレームデータをアナログ化して出力す
るようにしたことを特徴とするディジタル電話システム
の受信制御方法を提供する。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を説明
する。図1は、本発明になる受信機の構成例を示すブロ
ック図で、受信回路1、DSP2、レジスタ3、セレク
タ4、判定回路5、D/A変換回路6、及びスピーカ7
を備えていて、発明に無関係な電源等は図示を省略して
いる。
【0008】受信回路1は、ディジタル信号で変調され
た無線周波等の高周波信号Hを受信し、ベースバンドの
ディジタル信号Sを取り出す回路である。ここでディジ
タル信号Sは、PCM音声信号を少なくとも誤り検出可
能な符号により符号化したものであるとする。
【0009】DSP2は、符号化されたディジタル信号
Sの逆符号化(復号化)処理を行い、PCM音声信号を
取り出す。また、誤り検出も同時に行い、PCMのフレ
ーム単位の誤り数Eを出力する。取り出されたPCM音
声信号はレジスタ3へフレーム単位で入力され、またセ
レクタ4へも入力される。
【0010】判定回路5は、受信回路1から受信した高
周波信号Hのレベルを示すレベル信号R(RSSI信
号)と、DSP2からの誤り数Eを入力とし、それらを
予め設定された域値R0、E0とそれぞれ比較器51、
52で比較する。ここで比較器51は、レベル信号Rが
その域値R0より小さいとき“1”を出力し、比較器5
2は誤り数Eがその域値E0より大きいと“1”を出力
するものとする。この比較器51、52の出力が“1”
となったときは、当該PCMフレームはパルス誤りのた
めそのまま音声として出力しない方が望ましく、“0”
のときは出力してもよい域値として上記2つの域値R
0、E0を定めておく。そうすると比較器51、52の
いずれかの出力が“1”のときはオアゲート53の出力
であるセレクト信号SELは“1”となる。
【0011】レジスタ3は、DSP2からPCM音声信
号のあるフレームのデータが出力されたときに、常にそ
の1つ前のフレームのデータを格納しているものとす
る。そしてセレクタ4は、判定回路5からのセレクト信
号SELが“0”ときはDSP2から出力されているP
CMフレームデータを選択してD/A変換器6へ出力
し、セレクト信号SELが“1”のときはレジスタ3に
ラッチされているフレームデータを選択してD/A変換
器6へ出力する。
【0012】以上の図1の構成によると、あるPCMフ
レームがDSP2から逆符号化処理により出力されたと
き、そのフレームのパルス誤り数Eが域値E0より小さ
く、かつ高周波信号Hの受信レベルRもその域値R0よ
り大きいときは、そのフレームデータは正常で判定回路
5からのセレクト信号SELは“0”であり、DSP2
からのフレームデータがセレクタ4で選択され、D/A
変換器6経由でスピーカ7へ出力される。しかしパルス
誤り数Eがその域値E0より大きいか、あるいは受信レ
ベルRがその域値R0より小さいときは、そのときDS
P2から出力されたPCMフレームデータは捨てられ、
レジスタ3にラッチされていた1つ前のフレームデータ
がセレクタ4で選択され、スピーカ7から出力される。
従って、誤りの多いフレームのときは前のフレームを繰
り返して出力することで、スピーカ出力音声レベルの急
激な変化を防止し、音声の明瞭度劣化が防ぐことができ
る。
【0013】なお、以上では音声信号のディジタル伝送
システムを対象として説明してきたが、ファクシミリ信
号等の伝送においても本発明が適用できることはいうま
でもない。
【0014】
【発明の効果】本発明によれば、比較的簡単な機能構成
で音声明瞭度劣化を防止できる効果があり、またFAX
信号の伝送に対しても有効である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明になるディジタル電話システムの受信機
の構成例を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 受信回路 2 DSP 3 レジスタ 4 セレクタ 5 判定回路 6 D/A変換器 51、52 比較器 53 オアゲート

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 PCM音声信号を少なくとも誤り検出可
    能な符号系により符号化してディジタル信号を生成し、
    このディジタル信号により変調された高周波信号を送信
    するように構成されたディジタル電話システムの受信機
    であって、 高周波信号から前記ディジタル信号を取り出すとともに
    高周波信号の受信レベルを検出する受信手段と、 この手段により取り出された前記ディジタル信号をPC
    M音声信号に復元し、さらにそのPCM音声信号のフレ
    ームごとのパルス誤り数を検出するディジタル処理手段
    と、 この手段で復元され出力されたPCM音声信号の1つの
    フレームデータが出力されたときに、その1つの前のフ
    レームデータが格納されているレジスタと、 前記受信手段により検出された受信レベルが予め設定さ
    れたレベル域値より大きくかつ前記ディジタル処理手段
    により検出されたPCM音声信号フレームのパルス誤り
    数が予め設定された誤り域値よりも小さいとき正常信号
    を出力し、そのほかのときは異常信号を出力する受信フ
    レーム判定手段と、 この手段から正常信号が出力されたときはそのとき前記
    ディジタル処理手段から出力されたPCM音声信号フレ
    ームデータを選択して出力し、前記受信フレーム判定手
    段から異常信号が出力されたときは前記レジスタに格納
    されているPCM音声信号フレームデータを選択して出
    力するセレクタと、 このセレクタで選択、出力されたPCM音声信号フレー
    ムデータをアナログ信号に変換してスピーカー出力する
    D/A変換手段と、 を備えたことを特徴とするディジタル電話システムの受
    信機。
  2. 【請求項2】 PCM音声信号を少なくとも誤り検出可
    能な符号系により符号化してディジタル信号を生成し、
    このディジタル信号により変調された高周波信号を送信
    するように構成されたディジタル電話システムの受信制
    御方法において、 あるPCM音声信号フレームを復号化処理により復号し
    たときの受信高周波レベルが所定値以上でかつ当該PC
    M音声信号フレーム復号時のパルス誤り数が所定値以下
    のときのみ当該PCM音声信号フレームデータをアナロ
    グ化して出力し、それ以外のときは当該PCM音声信号
    フレームより1つ前のPCM音声信号フレームデータを
    アナログ化して出力するようにしたことを特徴とするデ
    ィジタル電話システムの受信制御方法。
JP2000081342A 2000-03-23 2000-03-23 ディジタル電話システムの受信機と受信制御方法 Pending JP2001268170A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000081342A JP2001268170A (ja) 2000-03-23 2000-03-23 ディジタル電話システムの受信機と受信制御方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000081342A JP2001268170A (ja) 2000-03-23 2000-03-23 ディジタル電話システムの受信機と受信制御方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001268170A true JP2001268170A (ja) 2001-09-28

Family

ID=18598294

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000081342A Pending JP2001268170A (ja) 2000-03-23 2000-03-23 ディジタル電話システムの受信機と受信制御方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001268170A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100407131C (zh) * 2004-04-19 2008-07-30 沖电气工业株式会社 运算处理装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100407131C (zh) * 2004-04-19 2008-07-30 沖电气工业株式会社 运算处理装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8792588B2 (en) Method for operating a software radio receiver and software radio receiver
WO1998038763A1 (en) Method and apparatus for adaptive rate communication system
GB2312359A (en) Error detector circuit for digital receiver using variable threshold based on signal quality
EP0729676A1 (en) Method and apparatus for error mitigating a received communication signal
KR100344605B1 (ko) 배드 프레임 검출기 및 터보 디코더
CN1209032A (zh) 移动电话装置
US5694429A (en) Mobile radio communication system
JP4220365B2 (ja) 送信装置、受信装置、データ送信方法及びデータ受信方法
JP5195402B2 (ja) 無線通信装置及び無線通信システム
JPH0685767A (ja) ディジタル通信のデコード装置
JP2001268170A (ja) ディジタル電話システムの受信機と受信制御方法
US9270419B2 (en) Wireless communication device and communication terminal
JP4449108B2 (ja) 音声復号装置
JPH05183450A (ja) ディジタル無線通信装置
US6603409B2 (en) Decoding apparatus and decoding method of repeated data for rate matching
KR100216358B1 (ko) 무선통신시스템에 있어서 가변 채널 코딩 레이트에 의한 통화개선방법
JP4222695B2 (ja) デジタルワイヤレスマイクシステム
US8055980B2 (en) Error processing of user information received by a communication network
JP2002101028A (ja) ダイバーシティ受信機
JPH0779262A (ja) 受信信号復調器
JPH11331069A (ja) ディジタルコ―ドレス電話機のベ―スバンドプロセッサ
JPS62117422A (ja) 音声符号化方式
JP2806869B2 (ja) 音声コーデックタイミング制御方法及びそれを用いたデジタル移動無線機
JP5729139B2 (ja) Ask変調式デジタルデータ送受信装置及び方法
JP4983754B2 (ja) 送信装置、受信装置、データ送信方法、データ受信方法及び無線通信システム