JP2001267197A - 微細パターンの形成方法およびフォトマスク - Google Patents

微細パターンの形成方法およびフォトマスク

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JP2001267197A
JP2001267197A JP2000070271A JP2000070271A JP2001267197A JP 2001267197 A JP2001267197 A JP 2001267197A JP 2000070271 A JP2000070271 A JP 2000070271A JP 2000070271 A JP2000070271 A JP 2000070271A JP 2001267197 A JP2001267197 A JP 2001267197A
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exposure
mask
mask pattern
forming
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Kazuhiro Yamashita
一博 山下
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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  • Preparing Plates And Mask In Photomechanical Process (AREA)
  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】光近接効果による生ずる露光像の仕上がりの大
きさの不揃いの是正。 【構成】フォトレジスト膜に実施する露光工程を多重露
光工程とする。多重露光工程を構成する一方の露光工程
における露光条件を、パターン離間間隔が広いほどその
露光像が拡大するように設定する。他方の露光工程にお
ける露光条件を、パターン離間間隔が広いほどその露光
像が縮小するように設定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体素子や集積
回路を製作する際の、微細パターン形成方法およびその
際に用いられるフォトマスクに関するものである。
【0002】
【従来の技術】半導体装置の微細化の更なる進行に伴
い、LSIなどの集積度をあげるため、より微細な回路
パターンが要求されている。たとえば、64MDRAM
では最小寸法は0.25μmであるのに対し、256M
DRAMでは0.18μmの微細加工が必要になる。微
細加工の要であるリソグラフィ工程では、主に縮小投影
露光装置の露光波長の短波長化で対応している。解像度
は一般に次の(1)式(Rayleighの式)で表される。
【0003】解像度=K1λ/NA…(1) (K1:定数、λ:露光波長、NA:投影レンズの開口数) この式からわかるように解像度をあげるには、波長λを
短くするか開口数NAを大きくすれば良い。一方、焦点
深度は次式で示すように開口数NAを大きくするとより
狭くなるため、解像力向上には波長を短くする方が有利
である。
【0004】焦点深度=K2λ/(NA)2 (K2:定数) 解像度を上げるために、フォトレジスト(以下レジスト
と略す)にも改良が加えられた。露光光源として365
nmの紫外線(i線)を用いた16MDRAMの各世代
までは、フェノールノボラック系樹脂に感光材としてナ
フトキノンジアジドを加えてなるレジストおよびその改
良品を用いることで対応してきた。しかしながら、64
MDRAMで使用されるステッパの露光波長248nm
(KrFエキシマレーザ光)は、感光材および一般のノ
ボラック樹脂が強く吸収する波長領域であるために、従
来のノボラック樹脂系のレジストを使うことができな
い。そのため、波長248nmにおいても吸収が小さい
化学増幅型レジストが開発された。
【0005】化学増幅型レジストは、たとえばポジ型の
場合、樹脂、溶解阻止材、光酸発生材からなり、未露光
部では溶解阻止材が樹脂を保護し、アルカリ溶液には溶
けない。ところが露光部においては、光酸発生材から酸
が取り去られてしまうためアルカリ水溶液に溶けるよう
になる。この酸は触媒として働くためほとんど消費され
ることがなく、次々と溶解阻止剤を取り去っていく。そ
のため光酸発生剤を少なくすることができ、レジストの
光吸収を小さくすることができる。さらに樹脂、溶解阻
止剤、光酸発生剤各々独立しているから材料の選択領域
が広くなった。この効果でKrFエキシマレーザの波長
領域で吸収の小さい樹脂をレジストとして採用すること
ができるようになり、レジストの形状をほぼ矩形にする
ことが可能になった。
【0006】このように化学増幅型レジストを用いた遠
紫外露光方法により、現在最少0.2ミクロン以下のレ
ジストパターン形成が盛んに研究されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、KrF
エキシマレーザを露光波長とする露光装置で0.2ミク
ロンという露光波長以下の微細パターンを形成する場
合、パターンの粗密差による寸法差(所謂、光近接効
果)やライン端の後退などの理由により、波長以下のパ
ターンにおける転写忠実度が思わしくないという課題が
あった。すなわち、マスクパターンにおいて隣接パター
ンとの離間間隔がある程度広い場合には、マスクパター
ンの設定値通りの大きさに露光像を形成することができ
るが、マスクパターンにおいて隣接パターンとの離間間
隔をある間隔以上に狭くすると、露光パターンに寸法誤
差が生じてその大きさが大きくなる。これは、隣接パタ
ーンが近接しすぎるために、隣接パターンの漏洩光によ
り余分な露光が生じるためであると考えられる。
【0008】さらには、上記転写忠実度をあげるため
に、従来からマスクパターンのサイズ補正(所謂、OP
C:Optical Proximity Correction)を行っていたが、
そのマスクサイズ補正においても次のような課題があっ
た。
【0009】マスク上で寸法補正を行う場合はマスクを
作成する際のマスク描画の最小グリッド(Δ)に限界値
があり、補正前後での面積変化が大きいために面積(寸
法)精度のよい補正ができない。最小グリット(Δ)と
は、次のようなものをいう。マスク設計において、マス
クはマスク描画装置の移動単位であるグリッド(Δ)に
沿って作成される。グリッド(Δ)はマスク描画装置の
作図画面上に整列配置されている。したがって、マスク
形状の補正は、マスク形状を、グリッド(Δ)1ポイン
トずつ拡大/縮小することにより行われる。以上の理由
によりマスク補正は、グリッド(Δ)の配置間隔に起因
する形状制限を受け、グリッド(Δ)の配置間隔より細
かく補正することができない。そのため、微細なマスク
形状においては、精度の高いマスク補正を行うことがで
きなかった。
【0010】このことを図9を参照して説明する。図9
において、横軸は、フォトマスクにおけるパターン離間
間隔であり、縦軸は、実際に形成される露光パターンの
寸法であり、図中、点線が露光パターンの寸法規格値で
あり、細実線が寸法規格値の上下限値である。なお、こ
こでは、露光パターンの寸法を、その大きさを示す指数
として用いている。また、図中符号Aは、寸法規格値と
同寸、もしくは寸法規格値に対して最適にマスクパター
ンを設定した場合の露光パターンの寸法変化特性であ
り、Bは、マスクパターンの最適設定値に対してグリッ
ド(Δ)1ポイント分だけマスクパターン寸法を縮小し
た場合の露光パターンの寸法変化特性であり、Cは、マ
スクパターンの最適設定値に対してグリッド(Δ)2ポ
イント分だけマスクパターンの寸法を縮小した場合の露
光パターンの寸法変化特性である。
【0011】図9より明らかなように、隣接パターンと
の離間間隔が狭くなると、作成される露光パターンの大
きさが許容範囲を超えて大きくなる。そのような場合に
は、グリット(Δ)1ポイント分づつマスクパターンを
縮小補正することで、露光パターンがその許容範囲内に
収まるようにする。図9の例では、露光パターンがその
上限値を超えた状態で、マスクパターンをグリッド
(Δ)1ポイント分、縮小補正した場合、補正後の露光
パターンはかろうじてその下限値を上回り、その許容範
囲内に収まるように補正することはできるが、露光パタ
ーンの補正は、これが限界であり、これ以上細かく露光
パターンを補正することができないのは明らかである。
【0012】しかも、さらなる微細パターンが要求され
るようになって、露光パターンの許容範囲が狭くなる
と、マスクパターンをグリッド(Δ)1ポイント分、縮
小補正したとしても、補正後の露光パターンがその下限
値を下回って、その許容範囲内に収まらなくなってしま
い、補正することすらできなくなってしまう。
【0013】本発明は、光近接効果による生ずる露光像
の仕上がり寸法の不揃いを是正するとともに、マスクパ
ターンの補正量を微細化して精度の高い寸法補正を実現
することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は、フォトマスク
に形成されたマスクパターンを縮小投影露光装置により
フォトレジスト膜に露光したのち現像することで前記フ
ォトレジスト膜に前記マスクパターンに対応した微細パ
ターンを形成する微細パターンの形成方法であって、前
記フォトレジスト膜に実施する露光工程を多重露光工程
とし、かつ、多重露光工程を構成する一方の露光工程に
おける露光条件を、パターン離間間隔が広いほどその露
光像が拡大するように設定し、他方の露光工程における
露光条件を、パターン離間間隔が広いほどその露光像が
縮小するように設定することで、上記課題を解決してい
る。
【0015】
【発明の実施形態】本発明の請求項1に記載の発明は、
フォトマスクに形成されたマスクパターンを縮小投影露
光装置によりフォトレジスト膜に露光したのち現像する
ことで前記フォトレジスト膜に前記マスクパターンに対
応した微細パターンを形成する微細パターンの形成方法
であって、前記フォトレジスト膜に実施する露光工程を
多重露光工程とし、かつ、多重露光工程を構成する一方
の露光工程における露光条件を、パターン離間間隔が広
いほどその露光像が拡大するように設定し、他方の露光
工程における露光条件を、パターン離間間隔が広いほど
その露光像が縮小するように設定しており、これにより
次のような作用を有する。すなわち、多重露光工程とす
ることで、光近接効果等により生じていた露光像の大き
さのばらつきを収束させることができる。
【0016】本発明の請求項2に記載の発明は、請求項
1に係る微細パターン形成方法であって、前記多重露光
工程では、各露光工程における照明条件を調整すること
で、露光像を拡縮しており、これにより次のような作用
を有する。すなわち、照明条件という比較的簡単に調整
できる方法で露光像の拡縮を行うことができる。
【0017】なお、照明条件の調整とは、具体的には、
例えば、請求項3に記載したように、 前記多重露光工
程を構成する一方の露光工程では、その照明条件を小シ
グマ照明とし、他方の露光工程では、その照明条件を大
シグマ照明もしくは輪帯照明とすることで実施できる。
【0018】また、請求項4に記載したように、焦点深
度を拡大するために、前記多重露光工程をそのフォーカ
ス位置を変動させながら露光するように設定した場合に
は、露光像の大きさのばらつきか拡大するが、この場合
においても本発明は有効である。
【0019】本発明の請求項5は、フォトマスクに形成
されたマスクパターンを縮小投影露光装置によりフォト
レジスト膜に露光したのち現像することで前記フォトレ
ジスト膜に前記マスクパターンに対応した微細パターン
を形成する微細パターンの形成方法であって、前記マス
クパターンの角部が隣接パターンに対向する向きに配置
されたフォトマスクを、前記フォトマスクとして用いる
ことに特徴を有しており、これにより次のような作用を
有する。すなわち、光近接効果による露光像の拡大は、
隣接パターンからの漏洩光による影響が大きい。これに
対して、本発明では、マスクパターンは、その角部を隣
接パターンに対向させているので、隣接パターンからの
漏洩光の影響は小さくなる。そのため、その分だけ、光
近接効果による露光像の拡大は小さくなる。
【0020】本発明の請求項6に記載の発明は、請求項
5に係る微細パターンの形成方法であって、前記フォト
マスクとして、前記マスクパターンが矩形状マスクパタ
ーンであるフォトマスクを用いることに特徴を有してお
り、これにより次のような作用を有する。すなわち、矩
形状マスクパターンであれば、その大きさが小さくなる
ほど光近接効果の影響が顕著なものとなる。そのため、
このような形状のマスクパターンを有するフォトマスク
を用いて微細パターンを形成する場合に本発明を実施す
れば、その効果は多大なものとなる。
【0021】本発明の請求項7に記載の発明は、請求項
5または6に係る微細パターンの形成方法であって、隣
接パターンとの離間間隔および前記マスクパターン自身
の大きさに応じて前記マスクパターンのマスク形状を補
正するに際して、前記マスクパターンの角部を面取り加
工することでそのマスク形状を補正することに特徴を有
しており、これにより次のような作用を有する、すなわ
ち、光近接効果による露光像の拡大を補正するために、
マスクパターンの形状を小さくして補正する場合、本発
明のように、マスクパターンの角部を面取り加工すれ
ば、その切り取り量は比較的小さくなり、微小な補正を
実施できるようになる。
【0022】本発明の請求項8に記載の発明は、フォト
マスクに形成されたマスクパターンを縮小投影露光装置
によりフォトレジスト膜に露光したのち現像することで
前記フォトレジスト膜に前記マスクパターンに対応した
微細パターンを形成する微細パターンの形成方法であっ
て、隣接パターンとの離間間隔および前記マスクパター
ン自身の大きさに応じて前記マスクパターンのマスク形
状を補正するに際して、前記マスクパターンのうち、隣
接パターンとの離間間隔が最小となる最近接マスクパタ
ーンを、この最近接マスクパターンにより所望の大きさ
の露光像を形成できる大きさに設定し、前記最近接パタ
ーン以外のマスクパターンを、前記最近接マスクパター
ンと同じ大きさに設定したうえで、設定したマスク形状
を、このマスクパターンにより所望寸法の露光像を形成
できるように補正することに特徴を有しており、これに
より次のような作用を有する。すなわち、大きさの補正
精度を最も出しにくい最近接マスクパターンをまず設定
することで、最近接マスクパターンが補正によりその大
きさの精度を出せないことを未然に防止できる。
【0023】なお、請求項9に記載したように、マスク
パターンの角部が隣接パターンに対向する向きに配置し
たフォトマスクや、請求項10に記載したように、さら
に、前記マスクパターンの角部を面取り加工したフォト
マスクを用いて微細パターンを形成すれば、上述したの
と同様の作用を発揮することできる。
【0024】以下、本発明の実施形態を図を参照して説
明する。
【0025】(実施の形態1)図1は本発明の実施形態
1の微細パターン形成方法に用いる縮小投影露光装置の
概略図を示す。図1において、1は照明光源、2はフラ
イアイレンズ、3は可変照明絞り、4はコンデンサレン
ズ、5はフォトマスク、6は縮小投影レンズ、7は半導
体ウエハ、8はウエハステージ、9は半導体ウエハ7上
に形成されたフォトレジスト膜である。可変照明絞り3
はコンデンサレンズ4に供給される照明光源1の光量を
最適に調整する機能を有するとともに、小シグマ照明と
輪帯照明とを切り替える機能を有している。小シグマ照
明とは、図2(a)に示すように、通過光量を十分に絞
り込んだ小径の照明パターン13を形成する照明をい
い、この照明パターン13は可変照明絞り3を絞り込ん
で絞りの中央部だけを選択的に通過させることにより形
成できる。また、輪帯照明とは、図2(b)に示すよう
に、輪帯形状をした照明パターン14をいい、この照明
パターン14は可変照明絞り3として開放近くまで絞り
を開けた状態で環状瞳孔窓を配置したものを用いること
により形成できる。
【0026】以下、本実施形態の微細パターン形成方法
を説明する。フォトレジスト膜9が形成された半導体ウ
エハ7を、ウエハステージ8に載置してアライメントを
行った後、フォトレジスト膜9を多重露光処理する。多
重露光処理におけるいずれか一方の露光処理(例えば、
1回目の露光処理)では、可変照明しぼり3を小シグマ
照明に切り替えて露光する。多重露光処理におけるいず
れか他方の露光処理(例えば、2回目の露光処理)で
は、可変照明絞り3を輪帯照明に切り替えて露光する。
本実施の形態ではそれぞれの露光処理における露光量を
10mJ/cm2とした。露光処理したフォトレジスト膜
9を周知の現像方法により現像することでフォトレジス
ト膜9に微細な露光パターン(図示省略)を形成した。
【0027】なお、露光パターンを形成されたフォトレ
ジスト膜9は、現像されたのち、フォトリソグラフィ処
理により半導体ウエハ7に回路パターンを形成する際の
マスクとして用いられるのはいうまでもない。
【0028】以上のような多重露光処理により作成した
DRAMセル部のホールパターンの露光像を、図3を参
照して説明する。図中、符号10はホール露光パターン
を示す。ホール露光パターン10は、DRAMセル部の
パターンを構成する微細な矩形状の露光パターンをい
う。ホール露光パターン10には、DRAMセル部のパ
ターンの形状上、密集部11と孤立部12とが混在して
いる。密集部11とは、複数のホール露光パターン10
が近接して密集配置された状態をいう。孤立部12と
は、単一のホール露光パターン10が他のホール露光パ
ターン10から離間して孤立配置された状態をいう。こ
れらホール露光パターン10は、フォトマスク5に形成
されたホールマスクパターン5a(矩形状パターン)そ
れぞれにより形成される。
【0029】図3(a)は、小シグマ照明単独で露光処
理した場合の露光像を示している。この図から明らかな
ように、小シグマ照明で露光した露光像では、密集部1
1にあるホール露光パターン10に対して孤立部12に
あるホール露光パターン10は、その大きさが大きく露
光される。
【0030】一方 図3(b)は、輪帯照明単独で露光
処理した場合の露光像を示している。この図から明らか
ななように、輪帯照明で露光した露光像では、逆に、密
集部11にあるホール露光パターン10に対して孤立部
12にあるホール露光パターン10は、その大きさが小
さく露光される。
【0031】照明条件により露光像の大きさが変動する
のは次のような理由によっている。すなわち、小シグマ
照明では、密集部11のようなくり返しパターンで発生
する。高次の回折光が縮小投影レンズ6を通過しなくな
るため、半導体ウェハ7の面上に投影される光強度が孤
立部12に対して低下し、結果として孤立部12に対し
て仕上がり寸法が小さくなる。それに対して輪帯照明で
は照明光の斜入射成分が大きくなり、密集部11のよう
なくり返しパターンからの高次回折光が縮小投影レンズ
6を通過するようになるため孤立部12に対して投影さ
れる光強度が大きくなり、仕上がり寸法が孤立部12に
対して大きくなる。
【0032】本実施形態では、このような露光特性を利
用して、小シグマ照明による露光と輪帯照明による露光
とを組み合わせて多重露光とすることにより、孤立部1
2のホール露光パターン10の大きさと密集部11のホ
ール露光パターン10の大きさとを平均化してホール露
光パターン10の大きさの差をなくしている。
【0033】このようにしてホール露光パターン10の
大きさが均一化するのは次のような理由によっている。
従来例の課題で述べたように、光近接効果に起因して露
光パターン10の大きさにばらつきが生じる。具体的に
は、マスクパターン5において、隣接パターンとの離間
間隔が小さくなるほど、露光パターン10の大きさは大
きくなる。光近接効果に起因した露光パターンの大きさ
の変動と、照明条件の変更(小シグマ照明/輪帯照明)
に起因する露光パターンの大きさの変動を比較すると、
照明条件の変更に起因した露光パターンの大きさの変動
の方が大きい。そのため、照明条件の変更に起因する露
光パターンの大きさの変動を上述した多重露光工程によ
り平均化すると、光近接効果に起因する大きさの変動
は、多重露光処理による露光像の平均化処理により吸収
されてしまう。これにより密集部11と孤立部12との
間におけるホール露光パターン10の大きさの差をなく
すことができる。
【0034】なお、本実施形態では、多重露光処理を構
成する一方の露光処理の照明条件を、輪帯照明とした
が、本発明は、輪帯照明に代えて大シグマ照明としても
よいのはいうまでもない。大シグマ照明とは、小シグマ
照明と対比される照明であって、絞りを開放近くまで開
けた全開絞り付近での照明をいう。
【0035】また、本実施形態では、照明光源1として
超高圧水銀ランプを用いたが、KrFエキシマレーザ
を照明光源とするエキシマ露光装置でも同様に本発明を
実施できる。また本発明では 小シグマ照明による露光
処理および輪帯照明による露光処理を実施する際、ウエ
ハステージ8を固定している。これに対して、焦点深度
を拡大させるために ウエハステージ8を上下に移動さ
せることでそのフォーカス位置を微変動させながら露光
する方法が従来から提案されているが、このようなフォ
ーカス変動露光方法では、孤立部12と密集部11との
間でホール露光パターン10の大きさの差が拡大するこ
とが知られている。このようなフォーカス変動露光方法
においても本発明を実施して上記大きさの差を低減する
ことができる。
【0036】(実施の形態2)図4を参照して本発明の
実施の形態2を説明する。実施の形態2の微細パターン
形成方法は基本的には実施の形態1と同様の露光装置を
用いるため、以下の説明では、図1と同一の部品につい
ては、同一の符号を付して説明する。
【0037】本実施形態では、使用するフォトマスク5
の形状に特徴がある。図4はフォトマスク5上のホール
マスクパターン5aの設計手順を示す。ホールマスクパ
ターン5aは、実施の形態1で説明したホール露光パタ
ーン10を形成するために、フォトマスク5に形成され
るマスクパターンをいう。
【0038】フォトマスク5の設計においては、まず、
図4(a)に示すように、ホールマスクパターン5aを
所定のデザインルールに従い矩形に設計したうえで、設
計した矩形パターンをマスク描画データに変換する際に
45度回転変位させてマスク描画データ上にホールマス
クパターン5aとして配置する。
【0039】このようにして設定したホールマスクパタ
ーン5aによりホール露光パターン10を形成する場合
には、形成したホール露光パターン10において、設計
上の大きさとの間にずれが生じることが想定される。こ
のような大きさのずれは、隣接するホールマスクパター
ン5aとの間の離間間隔に応じて発生する光近接効果等
に起因している。そこで、隣接するホールマスクパター
ン5aとの間の離間間隔と補正後のホールマスクパター
ン5aの大きさとに応じてホールマスクパターン5aの
形状修正を行う。
【0040】ここで、マスク描画装置の描画画面には、
図5、図6に示すように、描画用のグリッド20が整列
配置されている。ホールマスクパターン5aはこれらグ
リット20に沿って形成される。従来から、矩形状とし
たホールマスクパターン5aは、図5に示しように、そ
の四辺をグリッドの整列方向に沿って配置した形状に設
計される。この場合、各ホールマスクパターン5aは隣
接するホールマスクパターン5aに対して、互いにその
四辺を対向させた状態で配置される。このような配置形
態において、隣接するホールマスクパターン5aとの離
間間隔を最も微小に調整してなる補正パターン5a'を
形成する場合、ホールマスクパターン5aの四辺をそれ
ぞけグリット一つ分(Δ)だけ縮小することになる。し
かしながら、これでは、最小補正幅であるグリット一つ
分(Δ)の大きさ補正であっても、その大きさ変動は大
きく、その結果として、従来例の課題で述べたように、
その補正量が大き過ぎて、微小な大きさ補正ができなく
なってしまう。
【0041】これに対して、本実施形態では、図6に示
すように、矩形状のホールマスクパターン5aを45度
回転変位させている。そのため、各ホールマスクパター
ン5aは隣接するホールマスクパターン5aに対して互
いにその角部を対向させた状態で配置される。したがっ
て、まず、光近接効果が弱まり、ホール露光パターン1
0の大きさのばらつきが小さくなる。これは、次のよう
な理由によっている。光近接効果による露光像の拡大
は、隣接パターンからの漏洩光による影響が大きい。こ
れに対して、本実施形態のフォトマスク5では、ホール
マスクパターン5aの角部を隣接パターンに対向させて
いるので、隣接パターンからの漏洩光の影響が小さくな
る。そのため、その分だけ、光近接効果による露光像の
拡大が小さくなる。
【0042】さらには、このような配置形態において、
隣接するホールマスクパターン5aとの離間間隔を最も
微小に調整してなる補正パターン5a'を形成する場
合、その角部をグリット一つ分(Δ)だけ面取り加工す
れば良い。その場合には、補正によるマスクパターン5
a'の大きさ変動量は面取りされた面積分だけとなり、
その変動は比較的小さなものとなる結果、光近接効果補
正前後での大きさ変化を小さくすることができる。
【0043】このことを図7を参照して説明する。図7
は従来例の課題の説明に参照した図9に対応する図であ
る。また、図中符号Aは、図9と同様、寸法規格値と同
寸、もしくは寸法規格値に対して最適にマスクパターン
を設定した場合の露光パターンの寸法変化特性であり、
Bは、マスクパターンの最適設定値に対してグリッド
(Δ)1ポイント分だけマスクパターン寸法を縮小した
場合の露光パターンの寸法変化特性であり、Cは、マス
クパターンの最適設定値に対してグリッド(Δ)2ポイ
ント分だけマスクパターンの寸法を縮小した場合の露光
パターンの寸法変化特性であり、点線が露光パターンの
寸法規格値であり、細実線が寸法規格値の上下限値であ
る。なお、図7においても、露光パターンの寸法をその
大きさを示す指数として用いている。
【0044】図7より明らかなように、本実施形態によ
れば、グリット(Δ)1ポイント分づつマスクパターン
を縮小補正した場合における露光パターンの大きさ変動
量が従来例に比べて小さくなり、ホール露光パターン1
0の大きさを細かく調整できることがわかる。
【0045】(実施の形態3)本発明の実施の形態3
を、図8を参照して説明する。図8は従来例の課題の説
明に参照した図9に対応する図である。また、図中、符
号Aは、図9と同様、寸法規格値と同寸、もしくは寸法
規格値に対して最適にマスクパターンを設定した場合の
露光パターンの寸法変化特性であり、Dは、マスクパタ
ーンの最適設定値に対してグリッド(Δ)1ポイント分
だけマスクパターンの寸法を拡大した場合の露光パター
ンの寸法変化特性であり、Eは、マスクパターンの最適
設定値に対してグリッド(Δ)2ポイント分だけマスク
パターンの寸法を拡大した場合の露光パターンの寸法変
化特性であり、点線が露光パターンの寸法規格値であ
り、細実線が寸法規格値の上下限値である。なお、図8
においても、露光パターンの寸法をその大きさを示す指
数として用いている。また、本実施形態の微細パターン
形成方法は基本的には実施の形態1と同様の露光装置を
用いるため、以下の説明では、図1と同一の部品につい
ては、同一の符号を付して説明する。
【0046】本実施形態では、デザインルール上もっと
も密集し、隣接パターンとの離間間隔が最小となったホ
ールマスクパターン5aの大きさを基準として、それ以
外のホールマスクパターン5aの大きさを光近接効果に
基づき補正することに特徴がある。
【0047】従来例においては、隣接パターンとの離間
間隔が小さくなるにつれてホールマスクパターン5aの
大きさを縮小補正することで、隣接パターンとの離間間
隔の短縮化に伴うホール露光パターン10の拡大誤差を
相殺補正していた。しかしながら、縮小補正によるホー
ル露光パターン10の大きさ補正は、縮小すればするほ
ど、補正ピッチが拡大して微小な補正ができなくなって
その補正精度を維持することができなくなる。このこと
は、図7、図8、図9により明らかである。
【0048】そこで、本実施形態では、隣接パターンと
の離間間隔が最も短い最近接ホールマスクパターン5
a'を基準パターンとして、その大きさをまず、設定す
る。このとき、最近接ホールマスクパターン5a'の大
きさは、光近接効果による露光像の拡大化を相殺して最
適な大きさのホール露光パターン10が形成できる大き
さに設定する。この最近接ホールマスクパターン5a'
の大きさを設定値とする。
【0049】一方、最近接ホールマスクパターン5a'
に比べて隣接パターンとの離間間隔が広い他のホールマ
スクパターン5aは、隣接パターンとの離間間隔が広が
るほど光近接効果が低下して露光像の拡大化が弱まる。
そこで、露光像の拡大化が弱まる分だけ、他のホールマ
スクパターン5aの大きさを前記設定値から拡大補正す
る。
【0050】本実施形態では、従来、最もホール露光パ
ターン10の成形精度を出しにくかった最近接ホールマ
スクパターン5a'を、その露光成形精度を十分維持で
きる形状にまず成形してその大きさを設定値とする。そ
のうえで、比較的露光像の成形精度を出しやすいその他
のホールマスクパターン5aの大きさを、前記設定値か
ら拡大補正することで、これらのホールマスクパターン
5aについてもその露光像の成形精度を出す。これによ
り、すべてのホールマスクパターン5aについて、無理
なくその露光像の成形精度を出すことができる。
【0051】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
パターン離間間隔の相違により生じていた露光像の大き
さの不均一化を減少させることができた。
【0052】また、本発明によれば、従来、マスク描画
のグリッド間隔の限界に起因して困難となっていたマス
クパターンの微細補正が可能となり、露光像の大きさの
均一性を向上させることが可能となった。
【0053】さらには、本発明によれば、マスクパター
ンの補正精度を向上させることができ、その分、露光像
の大きさの均一性を向上させることが可能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の微細パターンの形成方法に用いる露光
装置の構成を示す図である。
【図2】実施形態1の微細パターンの形成方法に用いる
照明の形態をそれぞれ示す図である。
【図3】実施形態1の微細パターンの形成方法による形
成されたホール露光パターンの形状を示す平面図であ
る。
【図4】本発明の実施形態2の微細パターンの形成方法
に用いるフォトマスクの形状を示す平面図である。
【図5】従来のマスクパターンの設計手順を示す平面図
である。
【図6】実施の形態2のマスクパターンの設計手順を示
す平面図である。
【図7】実施の形態2の微細パターンの形成方法により
形成されたマスクパターンの光近接効果を示す図であ
る。
【図8】本発明の実施形態3の微細パターンの形成方法
により形成されたマスクパターンの光近接効果を示す図
である。
【図9】従来例の微細パターンの形成方法により形成さ
れたマスクパターンの光近接効果を示す図である。
【符号の説明】
1 照明光源 2 フライアイレンズ
3 可変照明絞り 4 コンデンサレンズ 5 フォトマスク 5a ホールマスクパターン 6 縮小投影レンズ
7 半導体ウエハ 8 ウエハステージ 9 フォトレジスト膜 10 ホール露光パターン 11 密集部
12 孤立部 20 グリッド
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01L 21/30 515F

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フォトマスクに形成されたマスクパター
    ンを縮小投影露光装置によりフォトレジスト膜に露光し
    たのち現像することで前記フォトレジスト膜に前記マス
    クパターンに対応した微細パターンを形成する微細パタ
    ーンの形成方法であって、 前記フォトレジスト膜に実施する露光工程を多重露光工
    程とし、 かつ、多重露光工程を構成する一方の露光工程における
    露光条件を、パターン離間間隔が広いほどその露光像が
    拡大するように設定し、 他方の露光工程における露光条件を、パターン離間間隔
    が広いほどその露光像が縮小するように設定することを
    特徴とする微細パターンの形成方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の微細パターン形成方法
    であって、 前記多重露光工程では、各露光工程における照明条件を
    調整することで、露光像を拡縮することを特徴とする微
    細パターンの形成方法。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の微細パターン形成方法
    であって、 前記多重露光工程を構成する一方の露光工程では、その
    照明条件を小シグマ照明とし、他方の露光工程では、そ
    の照明条件を大シグマ照明もしくは輪帯照明とすること
    を特徴とする微細パターンの形成方法。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし3のいずれかに記載の微
    細パターンの形成方法であって、 前記多重露光工程は、そのフォーカス位置を変動させな
    がら露光する工程であることを特徴とする微細パターン
    の形成方法。
  5. 【請求項5】 フォトマスクに形成されたマスクパター
    ンを縮小投影露光装置によりフォトレジスト膜に露光し
    たのち現像することで前記フォトレジスト膜に前記マス
    クパターンに対応した微細パターンを形成する微細パタ
    ーンの形成方法であって、 前記マスクパターンの角部が隣接パターンに対向する向
    きに配置されたフォトマスクを、前記フォトマスクとし
    て用いることを特徴とする微細パターンの形成方法。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の微細パターンの形成方法
    であって、 前記フォトマスクとして、前記マスクパターンが矩形状
    マスクパターンであるフォトマスクを用いることを特徴
    とする微細パターンの形成方法。
  7. 【請求項7】 請求項5または6に記載の微細パターン
    の形成方法であって、 隣接パターンとの離間間隔および前記マスクパターン自
    身の大きさに応じて前記マスクパターンのマスク形状を
    補正するに際して、前記マスクパターンの角部を面取り
    加工することでそのマスク形状を補正することを特徴と
    する微細パターンの形成方法。
  8. 【請求項8】 フォトマスクに形成されたマスクパター
    ンを縮小投影露光装置によりフォトレジスト膜に露光し
    たのち現像することで前記フォトレジスト膜に前記マス
    クパターンに対応した微細パターンを形成する微細パタ
    ーンの形成方法であって、 隣接パターンとの離間間隔および前記マスクパターン自
    身の大きさに応じて前記マスクパターンのマスク形状を
    補正するに際して、前記マスクパターンのうち、隣接パ
    ターンとの離間間隔が最小となる最近接マスクパターン
    を、この最近接マスクパターンにより所望の大きさの露
    光像を形成できる大きさに設定し、 前記最近接パターン以外のマスクパターンを、前記最近
    接マスクパターンと同じ大きさに設定したうえで、設定
    したマスク形状を、このマスクパターンにより所望寸法
    の露光像を形成できるように補正することを特徴とする
    微細パターンの形成方法。
  9. 【請求項9】 マスクパターンの角部を隣接パターンに
    対向する向きに配置することを特徴とするフォトマス
    ク。
  10. 【請求項10】 請求項9に記載のフォトマスクであっ
    て、 前記マスクパターンは、その角部が面取り加工されたも
    のであることを特徴とするフォトマスク。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2005086212A (ja) * 2003-09-10 2005-03-31 Asml Netherlands Bv 基板を露光する方法およびリソグラフィ投影装置
JP2022531551A (ja) * 2019-04-30 2022-07-07 エーエスエムエル ネザーランズ ビー.ブイ. フォトリソグラフィ結像の方法及び装置

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