JP2001266334A - 熱転写用積層体および磁気記録媒体 - Google Patents

熱転写用積層体および磁気記録媒体

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JP2001266334A
JP2001266334A JP2000084099A JP2000084099A JP2001266334A JP 2001266334 A JP2001266334 A JP 2001266334A JP 2000084099 A JP2000084099 A JP 2000084099A JP 2000084099 A JP2000084099 A JP 2000084099A JP 2001266334 A JP2001266334 A JP 2001266334A
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Kazunari Kawai
一成 川合
Yoshikazu Yamazaki
嘉一 山崎
Tetsukuni Miyahara
鉄洲 宮原
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Original Assignee
Dainippon Ink and Chemicals Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 同一組成でありながら、2種類以上の種類の
異なる非磁性支持体に対して高い熱接着性を示す接着層
をもつ熱転写用積層体と、これを用いて作製する磁気記
録媒体を提供する。 【解決手段】 接着層の結着樹脂として本来相溶しにく
かった種類の異なる樹脂を、セルロース誘導体を添加し
て相溶させることにより、異なった2種類以上の非磁性
支持体に熱転写可能な接着層を有する感熱積層体と、こ
れを使用して製造される磁気記録媒体を提供できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、磁気カード等の磁
気記録媒体に使用される非磁性支持体に対して高い接着
力を有する熱転写用積層体、およびこれを非磁性支持体
上に熱転写して製造される磁気記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】これまで、キャッシュカード、クレジッ
トカードなどの磁気記録媒体に使用される非磁性支持体
には、ポリ塩化ビニルが多用されてきた。これらの磁気
記録媒体は、利用者に販売もしくは貸与された後、使用
済みあるいは更新等で不用となった場合は廃棄され、一
般には焼却、埋め立てなどの廃棄物処理がなされる。し
かし、プラスチック廃棄物を焼却する場合、燃焼温度が
高いために焼却炉の損耗を早めることや、燃焼ガスによ
る近隣への公害が問題となっている。また埋め立てた場
合には、土中においても分解することなく原形のまま半
永久的にゴミとして残り、自然環境への影響が問題とな
る。特に最近では、ポリ塩化ビニルを焼却した場合に発
生するダイオキシンの毒性が大きな社会問題となってい
る。
【0003】このような背景から、近年、磁気記録媒体
の非磁性支持体を、従来使用されてきたポリ塩化ビニル
から、塩素を含まないグリコール変成ポリエステル(P
ET−G)や、土中で自然に分解し、焼却を要しない生
分解性プラスチック等に切り替える、いわゆる「脱塩
ビ」の動きが出てきている。
【0004】磁気カードに代表される磁気記録媒体は、
非磁性支持体上に熱転写用積層体を熱転写して作成され
る。熱転写用積層体は、熱転写用仮支持体上に、軽剥離
性を有する保護層、磁気記録層、および熱可塑性接着剤
からなる接着層を有する。
【0005】一般に、熱転写用積層体の熱可塑性接着剤
に使用する結着樹脂には、熱転写される磁気記録媒体用
非磁性支持体の材質と同系統の樹脂を使用する。すなわ
ち、非磁性支持体が、従来多用されているポリ塩化ビニ
ルである場合、熱可塑性接着剤の結着樹脂の主成分に、
例えば非磁性支持体と同系統のポリ塩化ビニル系樹脂を
選ぶことにより、高い接着力が得られる。しかし、この
ポリ塩化ビニル用の熱可塑性接着剤は、種類を異にする
PET−Gや生分解性プラスチックの非磁性支持体に対
しては、実用的な接着力をもたない。
【0006】このため従来は、熱転写される非磁性支持
体の材質別に、それ専用の熱可塑性接着剤が使用されて
いる。例えば、非磁性支持体がポリ塩化ビニルの場合は
上記の通りであるが、PET−Gの場合は熱可塑性接着
剤の主成分に芳香族ポリエステルが、生分解性プラスチ
ックの場合はポリカプロラクトン系脂肪族ポリエステル
が、それぞれ使用されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】熱転写される非磁性支
持体の材質別に、それ専用の熱可塑性接着剤を使用する
ということは、熱転写用積層体を製造する側にとって
も、またこれを使用して磁気記録媒体を製造する側にと
っても、非磁性支持体の種類ごとに異なった品番の熱転
写用積層体を在庫しなければならないことを意味してお
り、在庫管理あるいは工程管理の煩雑さがコスト低減を
阻害する大きな要因となっている。本発明が解決しよう
とする課題は、同一組成の接着層でありながら、複数の
異なる種類の非磁性支持体に高い接着力を有する熱転写
用積層体、およびこれを用いて製造される磁気記録媒体
を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、上記課題
を解決すべく鋭意検討を重ねた結果、本発明を完成する
に至った。
【0009】本発明の熱転写用積層体は、熱転写用仮支
持体であるプラスチックフィルム上に、軽剥離性を有す
る保護層、磁気記録層、および熱可塑性接着剤からなる
接着層を、この順に塗工によって形成する。熱転写用積
層体の層構成を図1に示す。磁気記録媒体は、非磁性支
持体表面に上記熱転写用積層体の接着層を密着させ、熱
転写用仮支持体側から70〜120℃で圧着して仮転写
し、PETフィルムを剥離した後、120〜200℃で
本プレスして作成する。磁気記録媒体の層構成を図2に
示す。非磁性支持体の材質は、前述したように、主にポ
リ塩化ビニル、PET−G、あるいは生分解性プラスチ
ック等である。上記熱圧着時、熱可塑性接着剤は溶融状
態あるいは半溶融状態となり非磁性支持体と接着する。
したがって、熱可塑性接着剤の結着樹脂に非磁性支持体
との親和性の高い樹脂を使用すれば、高い接着力が得ら
れる。例えば、非磁性支持体がポリ塩化ビニルの場合は
ポリ塩化ビニル系樹脂あるいはアクリル系樹脂、PET
−Gの場合は芳香族ポリエステル、生分解性プラスチッ
クの場合はポリカプロラクトン系脂肪族ポリエステルを
使用すればよい。なお、本発明においてアクリル系樹脂
とは、(メタ)アクリル酸あるいは(メタ)アクリル酸
エステル類等、アクリル系単量体の単独重合体および/
または共重合体をいう。
【0010】本発明者等は、熱可塑性接着剤の結着樹脂
に、種類の異なる複数の非磁性支持体との親和性が高い
樹脂を混合して使用すれば、同一配合でありながら、種
類の異なる複数の非磁性支持体に高い接着力を発現する
ことを見出した。例えば、結着樹脂にアクリル系樹脂と
ポリカプロラクトン系脂肪族ポリエステルを混合して使
用した場合はポリ塩化ビニルおよび生分解性プラスチッ
クに、芳香族ポリエステルとポリカプロラクトン系脂肪
族ポリエステルを混合した場合はPET−Gおよび生分
解性プラスチックに、アクリル系樹脂と芳香族ポリエス
テルを混合した場合はポリ塩化ビニルおよびPET−G
に、さらにアクリル系樹脂、芳香族ポリエステル、およ
びポリカプロラクトン系脂肪族ポリエステルを混合した
場合はポリ塩化ビニル、PET−G、および生分解性プ
ラスチックのすべてに、それぞれ高い接着力が得られ
た。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の熱転写用積層体は、熱転
写用仮支持体であるプラスチックフィルム上に軽剥離性
を有する保護層、磁気記録層、熱可塑性接着剤からなる
接着層をこの順に、それぞれ各層の形成用塗料を塗布、
乾燥して得られる。一方、本発明の磁気記録媒体は、非
磁性支持体表面に上記熱転写用仮支持体を密着させ、熱
転写用仮支持体側から70〜120℃で圧着して仮転写
し、PETフィルムを剥離除去した後、120〜200
℃で本プレスして作成する。
【0012】熱転写用仮支持体としては特に限定はない
が、例えば合成紙、PETフィルム、生分解性フィルム
等を用いることができる。中でも、耐熱性引っ張り強度
の点で厚さ3〜100μmのPETフィルムが好まし
い。
【0013】保護層形成用塗料に用いる結着樹脂は、公
知慣用のものが使用できるが、比較的硬質で、塗膜形成
能が高く、かつ熱転写用仮支持体であるPETフィルム
との剥離性に優れたものが好ましい。そのような樹脂と
しては、例えばニトロセルロース、酢酸セルロース、セ
ルロースアセテートブチレート、セルロースアセテート
プロピオネートの如きセルロース誘導体、ポリメチルメ
タアクリレート及びその共重合体、ポリビニルブチラー
ル、アクリル、ポリカーボネート、フェノキシ樹脂等が
挙げられる。
【0014】これらの樹脂をアセトン、MEK(メチル
エチルケトン)、トルエン、シクロヘキサノン、酢酸エ
チル等の溶剤に5〜40質量%の濃度となるように塗料
を調製するが、この際シリコン樹脂やフッ素系樹脂、ま
たポリエチレンワックスのような公知慣用の離型剤を加
えてもよい。
【0015】保護層の耐久性を向上させるにためにさら
に、硬化剤として、例えばポリイソシアネートを添加し
てもよい。ポリイソシアネートの使用割合は、上記結着
樹脂100質量部に対し2〜30質量部の範囲が好まし
い。
【0016】上記塗料を、熱転写用仮支持体上に、乾燥
塗膜厚が0.4〜2.5μmとなるように塗布した後、
空気中で乾燥後100〜120℃で、10秒から5分の
間熱硬化処理する。 塗布方式としては特に制限はな
く、公知慣用の方式を使用できる。単層または複数層構
成の磁気記録媒体の製造に使用される方法に準じて製造
することができる。具体的には、例えばグラビア方式、
リバース方式、エアドクターコーター方式、ブレードコ
ーター方式、エアナイフコーター方式、スクイズコータ
ー方式、含浸コーター方式、トランスファロールコータ
ー方式、キスコーター方式、キャストコーター方式、ス
プレイコーター方式、ダイ方式等が挙げられる。
【0017】磁気記録層形成用塗料に用いられる結着樹
脂としては、例えばポリ塩化ビニル系樹脂、アクリル系
樹脂、アクリルウレタン樹脂、ニトロセルロース、ポリ
ウレタン、ポリエステル等を単独で、あるいは混合して
用いることが出来る。
【0018】磁性粉末としては、例えばγ−酸化鉄、マ
グネタイト、コバルト被着酸化鉄、2酸化クロム、鉄系
メタル磁性粉、ストロンチュウムフェライト、バリウム
フェライト等を使用することができる。
【0019】上記磁性粉末、および磁性粉末に対して2
0〜30質量%の上記結着樹脂、さらに必要に応じて公
知慣用の分散安定剤、界面活性剤、樹脂フィラー等を、
MEK(メチルエチルケトン)、トルエン、シクロヘキ
サノン等の溶剤に分散させ、磁気記録層形成用塗料を調
製する。塗料の固形分濃度は25〜50質量%が好まし
い。
【0020】分散には、公知慣用の、例えばボールミ
ル、サンドグラインドミル等の分散機を使用することが
できる。
【0021】上記磁気記録層形成用塗料に、硬化剤とし
てポリイソシアネートを添加し、前記保護層の上に乾燥
塗膜厚が2〜20μmとなるように塗布し、窒素雰囲気
中で乾燥後、空気中において100〜120℃で、10
秒から5分の間熱硬化処理する。
【0022】接着層を形成する熱可塑性接着剤に用いる
結着樹脂は、熱転写される磁気記録媒体用非磁性支持体
の種類によって、60〜110℃といった比較的低温で
軟化し、かつ熱接着性の高い樹脂を選択する。例えば、
非磁性支持体がポリ塩化ビニルの場合は、ポリ塩化ビニ
ル、アクリル系樹脂、ポリウレタン等(A群)、PET
−Gの場合は、芳香族ポリエステル類(B群)、生分解
性プラスチックの場合は、ポリカプロラクトン系脂肪族
ポリエステル類(C群)を挙げることができる。いずれ
も分子量は10000〜100000の範囲のものが好
ましい。
【0023】一般に、ポリ塩化ビニルに対してはB群お
よびC群の樹脂は熱接着性が低く、同様に、PET−G
に対してはA群およびC群、生分解性プラスチックに対
してはA群およびB群の樹脂は、それぞれ熱接着性が低
い。
【0024】本発明の熱可塑性接着剤は、上記2種類あ
るいは3種類の群から選ばれる結着樹脂を混合して使用
することにより、同一組成でありながら、上記異なった
2種類あるいは3種類の非磁性支持体に対して高い熱接
着性を有する。すなわち、結着樹脂として、例えばA群
から選択したアクリル系樹脂と、B群から選択した芳香
族ポリエステルを混合使用して、ポリ塩化ビニルとPE
T−Gに対して高い熱接着性を有し、A群から選択した
アクリル系樹脂と、C群から選択したポリカプロラクト
ン系脂肪族ポリエステルを混合使用することにより、ポ
リ塩化ビニルと生分解性プラスチックに対して高い熱接
着性を有し、B群から選択した芳香族ポリエステルとC
群から選択したポリカプロラクトン系脂肪族ポリエステ
ルを混合使用することによって、PET−Gと生分解性
プラスチックに対して高い熱接着性を有し、さらには、
A群から選択したアクリル系樹脂、B群から選択した芳
香族ポリエステル、およびC群から選択したポリカプロ
ラクトン系脂肪族ポリエステルを混合使用することによ
って、ポリ塩化ビニル、PET−G、および生分解性プ
ラスチックの3種類の非磁性支持体に高い熱接着性を有
する熱可塑性接着剤が得られる。
【0025】しかし、異なった群の樹脂は、互いの溶解
性が低いため溶剤中で相溶しにくく、多くの場合相分離
して白濁し、塗膜形成能に劣るため接着力は低い。また
見た目には透明で均一に分散しているように見えても、
微視的には相溶していないため塗膜形成能が低く、高い
接着力は得られない。
【0026】本発明者等は、結着樹脂としてセルロース
誘導体を添加することにより、上記種類の異なる樹脂の
相溶性が大幅に改善することを見出した。セルロース誘
導体の例としてはセルロースアセテートブチレート、セ
ルロースアセテートプロピオネート、ニトロセルロース
等が挙げられる。セルロース誘導体の添加量は、該セル
ロース誘導体を含む全結着樹脂の10〜50質量%であ
ることが望ましい。添加量が10質量%より少ない場合
は相溶化の効果が低く、50質量%より多い場合は相対
的に非磁性支持体に対して高い熱接着性を有する結着樹
脂成分の含有量が少なくなるため、接着力が低くなる。
【0027】接着層形成用塗料は、上記結着樹脂を3〜
70質量%となるように、MEK、トルエン等の溶剤に
溶解して調製する。熱転写用積層体の接着層は、常温で
は粘着性をもたないが、結着樹脂に軟化点の低い樹脂を
使用するため、高温環境下ではブロッキングを起こしや
すい。そこで、接着層形成用塗料にブロッキング防止を
目的として、シリカやポリエチレンワックス等を添加し
てもよいが、特にワックスはしばしば接着力低下の原因
となる。上記セルロース誘導体は、結着樹脂の相溶化だ
けではなく、ブロッキング防止にも大きな効果を発現す
る。
【0028】上記塗料を、磁気記録層上に、乾燥塗膜厚
が0.3〜10μmとなるように塗布した後、空気中5
0〜120℃で乾燥する。 塗布方式としては特に制限
はなく、公知慣用の方式を使用できる。単層または複数
層構成の磁気記録媒体の製造に使用される方法に準じて
製造することができる。具体的には、例えばグラビア方
式、リバース方式、エアドクターコーター方式、ブレー
ドコーター方式、エアナイフコーター方式、スクイズコ
ーター方式、含浸コーター方式、トランスファロールコ
ーター方式、キスコーター方式、キャストコーター方
式、スプレイコーター方式、ダイ方式等が挙げられる。
【0029】本発明の磁気記録媒体は、カ−ド表面の印
刷部を保護する透明なオ−バ−レイシ−ト、カ−ドに意
匠性を施すため印刷部が設けられる樹脂に白色顔料分散
したコアシ−ト、およびカ−ド表面を保護するオ−バ−
レイシ−トの順に積層された非磁性支持体表面に上記熱
転写用積層体の接着層を密着させ、熱転写用仮支持体側
から70〜120℃で圧着して仮転写し、熱転写用仮支
持体を剥離した後、120〜200℃で本プレスして作
成する。
【0030】非磁性支持体としては、ポリ塩化ビニル、
PET−G、あるいは生分解性プラスチック等を使用す
ることができる。これら3種の非磁性支持体に、前述
の、それぞれの非磁性支持体に熱接着性を有する少なく
とも1種類の樹脂を含む2種類以上の結着樹脂と、これ
ら結着樹脂を相溶化させる効果を有するセルロース誘導
体を含有する接着層をもつ熱転写用積層体を熱転写して
得られる。
【0031】本発明は、次の発明を包含する。 1.熱転写用仮支持体上に、少なくとも磁気記録層およ
び接着層がこの順に積層された熱転写用積層体におい
て、接着層が、結着樹脂としてセルロース誘導体とこれ
以外の少なくとも2種類の樹脂を含有することを特徴と
する熱転写用積層体。 2.セルロース誘導体の含有量が、接着層を構成する全
結着樹脂の10〜50質量%である1.記載の熱転写用
積層体。 3.セルロース誘導体がセルロースアセテートプロピオ
ネートである1.または2.記載の熱転写用積層体。 4.接着層がポリカプロラクトン系脂肪族ポリエステル
とアクリル系樹脂を含有する1.2.または3.記載の
熱転写用積層体。 5.接着層がポリカプロラクトン系脂肪族ポリエステル
と芳香族ポリエステルを含有する1.2.または3.記
載の熱転写用積層体。 6.接着層が芳香族ポリエステルとアクリル系樹脂を含
有する1.2.または3.記載の熱転写用積層体。 7.接着層がポリカプロラクトン系脂肪族ポリエステ
ル、アクリル系樹脂、および芳香族ポリエステルを含有
する請求項1.2.または3.記載の熱転写用積層体。 8.非磁性支持体上に、少なくとも接着層および磁気記
録層がこの順に形成された磁気記録媒体において、接着
層が、結着樹脂としてセルロース誘導体と、これ以外の
少なくとも2種類の樹脂を含有することを特徴とする磁
気記録媒体。 9.セルロース誘導体の含有量が、接着層を構成する全
結着樹脂に対して10〜50質量%である8.記載の磁
気記録媒体。 10.セルロース誘導体がセルロースアセテートプロピ
オネートである8.または9.記載の磁気記録媒体。 11.接着層がポリカプロラクトン系脂肪族ポリエステ
ルとアクリル系樹脂を含有する8.9.または10.記
載の磁気記録媒体。 12.接着層がポリカプロラクトン系脂肪族ポリエステ
ルと芳香族ポリエステルを含有する請求項8.9.また
は10.記載の磁気記録媒体。 13.接着層が芳香族ポリエステルとアクリル系樹脂を
含有する8.9.または10.記載の磁気記録媒体。 14.接着層がポリカプロラクトン系脂肪族ポリエステ
ル、アクリル系樹脂、および芳香族ポリエステルを含有
する請求項8.9.または10.記載の磁気記録媒体。
【0032】
【実施例】以下、実施例および比較例を用いて本発明を
更に具体的に説明するが、本発明はこれらの実施例に限
定される物ではない。尚、以下「部」は質量部を表すも
のとする。
【0033】 (実施例1) <保護層形成用塗料> 酢酸セルロース(ダイセル化学社製『酢酸綿 L-AC L-20』) 8部 ポリエチレンワックス 1.7部 (三井石油化学社製『ハイワックス200PF』) 大豆レシチン(味の素(株)製『レシチン』) 0.1部 アセトン 26部 酢酸エチル 26部 シクロヘキサノン 19部 トルエン 19部
【0034】 <磁気記録層形成用塗料> Co含有γ−Fe2O3酸化鉄 27部 (戸田工業社製『CTX−970』) 塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体部分ケン化物 4部 (日信化学社製『ソルバインA』) ポリウレタン 3部 (大日本インキ化学工業(株)製『TS−03』) MEK 28部 トルエン 28部 シクロヘキサノン 8部 イソシアネート化合物 2部 (大日本インキ化学工業(株)製『バ−ノックD−750』)
【0035】 <接着層形成用塗料> セルロースアセテートプロピオネート 3部 (イーストマンケミカル社製『CAP482−0.5』) ポリカプロラクトン系脂肪族ポリエステル 4部 (ダイセル化学工業(株)製『セルグリーンPH7』) アクリル系樹脂(ロ−ム&ハ−ス社製、『パラロイドB−66』) 3部 MEK 45部 トルエン 45部
【0036】<熱転写用積層体 熱転写用仮支持体上に、乾燥塗膜厚が1.0μmとなる
ようにリバースコーターで保護層形成用塗料を塗布した
後、窒素雰囲気中で乾燥後、空気中において100℃
で、10秒から5分の間熱硬化処理した。保護層形成
後、磁気層形成用塗料を乾燥塗膜厚が14μmとなるよ
うにリバースコーターで磁気層形成用塗料を塗布した
後、窒素雰囲気中で乾燥後100℃で、10秒から5分
の間熱硬化処理した。磁気層形成後、磁気層形成用塗料
を乾燥塗膜厚が1.5μmとなるようにリバースコータ
ーで保護層形成用塗料を塗布した後、窒素雰囲気中で乾
燥し、熱転写用積層体を作製した。
【0037】 <磁気記録媒体> (非磁性支持体) オーバーレイシート(厚さはいずれも100μm) ポリ塩化ビニル 三菱樹脂(株)製『ビニホイルC−8195』 PET−G 三菱樹脂(株)製『ディアフィクスPG−C』 生分解性プラスチック グンゼ(株)製『ビオファンS2101』 コアシート(厚さはいずれも280μm) ポリ塩化ビニル 三菱樹脂(株)製『ビニホイルC−4636N』 PET−G 三菱樹脂(株)製『ディアフィクスPG−W』 生分解性プラスチック グンゼ(株)製『ビオファンC1100』
【0038】各材質ごとに、オーバーレイシート
(1)、コアシート、オーバーレイシート(2)の順に
重ね合わせた。なお、オーバーレイシート(1)とオー
バーレイシート(2)は、積層の位置の違いを示すもの
であり、素材は同一である。
【0039】(磁気記録媒体)上記の通り3枚のフィル
ムを重ね合わせた後、さらにオーバーレイシート(1)
のコアシートとは反対側の面に、熱転写用積層体の接着
層面を密着させ、簡易カ−ド作製機であるオアシス社製
『卓上ラミネータ OLA6型』を用いてラミネート温
度80℃、固定時間120秒、圧力メモリ65の条件で
仮転写した後、熱転写用仮支持体であるPETフィルム
を除去し、ラミネート温度160℃、固定時間120
秒、圧力メモリ65で本プレスした。
【0040】(実施例2)下記組成の接着層形成用塗料
を使用した以外は、実施例1と同様にして熱転写用積層
体および磁気記録媒体を作製した。
【0041】 セルロースアセテートプロピオネート 3部 (イーストマンケミカル社製『CAP482−0.5』) ポリカプロラクトン系脂肪族ポリエステル 4部 (ダイセル化学工業(株)製『セルグリーンPH7』) 芳香族ポリエステル 3部 (東洋紡績(株)社製『バイロン300』) MEK 45部 トルエン 45部
【0042】(実施例3)下記組成の接着層形成用塗料
を使用した以外は、実施例1と同様にして熱転写用積層
体および磁気記録媒体を作製した。
【0043】 セルロースアセテートプロピオネート 3部 (イーストマンケミカル社製『CAP482−0.5』) アクリル系樹脂(ローム&ハース社製『パラロイドB−66』) 4部 芳香族ポリエステル 3部 (東洋紡績(株)社製『バイロン300』) MEK 45部 トルエン 45部
【0044】(実施例4)下記組成の接着層形成用塗料
を使用した以外は、実施例1と同様にして熱転写用積層
体および磁気記録媒体を作製した。
【0045】 セルロースアセテートプロピオネート 2部 (イーストマンケミカル社製『CAP482−0.5』) ポリカプロラクトン系脂肪族ポリエステル 4部 (ダイセル化学工業(株)製『セルグリーンPH7』) アクリル系樹脂(ローム&ハース社製『パラロイドB−66』) 2部 芳香族ポリエステル 2部 (東洋紡績(株)社製『バイロン300』) MEK 45部 トルエン 45部
【0046】(比較例1)下記組成で接着層形成用塗料
を調製したが、結着樹脂が相溶せず相分離したため、熱
転写用積層体および磁気記録媒体を作製できなかった。 ポリカプロラクトン系脂肪族ポリエステル 3部 (ダイセル化学工業(株)製『セルグリーンPH7』) アクリル系樹脂(ローム&ハース社製『パラロイドB−66』) 4部 芳香族ポリエステル 3部 (東洋紡績(株)社製『バイロン300』) MEK 45部 トルエン 45部
【0047】(比較例2)下記組成の接着層形成用塗料
を使用した以外は、実施例1と同様にして熱転写用積層
体および磁気記録媒体を作製した。 セルロースアセテートプロピオネート 6部 (イーストマンケミカル社製『CAP482−0.5』) ポリカプロラクトン系脂肪族ポリエステル 2部 (ダイセル化学工業(株)製『セルグリーンPH7』) アクリル系樹脂(ローム&ハース社製『パラロイドB−66』) 1部 芳香族ポリエステル 1部 (東洋紡績(株)社製『バイロン300』) MEK 45部 トルエン 45部
【0048】(比較例3)下記組成の接着層形成用塗料
を使用した以外は、実施例1と同様にして熱転写用積層
体および磁気記録媒体を作製した。 セルロースアセテートプロピオネート 5部 (イーストマンケミカル社製、『CAP482−0.5』) ポリカプロラクトン系脂肪族ポリエステル 5部 (ダイセル化学工業(株)製『セルグリーンPH7』) MEK 45部 トルエン 45部
【0049】(比較例4)下記組成の接着層形成用塗料
を使用した以外は、実施例1と同様にして熱転写用積層
体および磁気記録媒体を作製した。 塩化ビニル−プロピオン酸ビニル共重合体 10部 (東ソー株式会社製『リューロンQC640』) MEK 45部 トルエン 45部
【0050】(試験及び結果) <相溶性試験>上記実施例および、結着樹脂を1種類し
か使用していない「比較例4」を除く他の比較例に示し
た組成の接着層形成用塗料を、20℃の恒温槽に120
時間静置して相分離の有無を目視により確認した。結果
を表2に示す。透明な均一溶液を○、相分離または白濁
したものを×と評価した。なお、表2記載のはポリ塩
化ビニル製非磁性支持体、はPET−G製非磁性支持
体、は生分解性プラスチック製非磁性支持体を指す。
【0051】<熱接着性試験>上記実施例および比較例
で作製した磁気記録媒体を用いて、JIS K5400
記載の碁盤目テープ法に準じた接着性試験を行った。評
価基準を表1に、結果を表2に示す。
【0052】
【表1】
【0053】
【表2】
【0054】表2の結果から明らかなように、結着樹脂
の相溶性を改善するために、接着層形成用塗料にセルロ
ース誘導体を配合し実施例では、いずれも結着樹脂の相
溶性は良好であった。セルロース誘導体を配合していな
い比較例1では、接着層形成用塗料の結着樹脂が互いに
相溶せず、相分離して塗布できなかった。実施例の熱接
着性試験では、それぞれ熱転写の対象である、種類の異
なった2種類以上の非磁性支持体に対していずれも高い
熱接着性を示している。セルロース誘導体以外の結着樹
脂としてポリカプロラクトン系脂肪族ポリエステルのみ
を使用した比較例3では、生分解性プラスチック製の非
磁性支持体にいくぶん熱接着性を示すものの、それ以外
には実用上の熱接着性を示さなかった。また、接着層の
結着樹脂として、ポリ塩化ビニル系樹脂のみを使用した
比較例4では、ポリ塩化ビニル製の非磁性支持体以外に
は実用上の熱接着性を示さなかった。セルロース誘導体
の含有量が60質量%の比較例2では、相対的に非磁性
支持体に対して高い熱接着性を有する結着樹脂成分の含
有量が少なくなるため、接着力が低くかった。
【0055】
【発明の効果】本発明により、塗料の結着樹脂として本
来相溶しにくかった、種類の異なる樹脂を、セルロース
誘導体を併用することにより相溶させることが可能とな
った。これにより、熱転写用積層体の接着層を構成する
結着樹脂に、それぞれ異なった種類の非磁性支持体に対
して高い接着力を有する種類の異なる樹脂を混合使用す
る事が可能となり、その結果、同一組成の接着層であり
ながら、異なった2種類以上の非磁性支持体に熱転写可
能な感熱積層体と、これを使用して製造される磁気記録
媒体を提供できることとなった。これによって、熱転写
用積層体の品番数と在庫量が削減でき、製造管理あるい
は在庫管理の簡略化によるコスト低減に格別顕著な効果
を有するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】熱転写用積層体の断面構造図。
【図2】磁気記録媒体の断面構造図。
【符号の説明】
1 熱転写用仮支持体 2 保護層 3 磁気記録層 4 接着層 5 非磁性支持体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06K 19/06 G06K 19/00 B Fターム(参考) 2C005 HA18 HA21 HB09 JA02 KA38 LA03 LA14 LA18 4J040 BA031 BA041 DF041 DF042 ED011 ED012 ED041 ED042 NA21 5B035 AA00 BA05 BB02 BC00 5D006 CA01 DA01 FA07

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 熱転写用仮支持体上に、少なくとも磁気
    記録層および接着層がこの順に積層された熱転写用積層
    体において、接着層が、結着樹脂としてセルロース誘導
    体とこれ以外の少なくとも2種類の樹脂を含有すること
    を特徴とする熱転写用積層体。
  2. 【請求項2】 セルロース誘導体の含有量が、接着層を
    構成する全結着樹脂の10〜50質量%である請求項1
    記載の熱転写用積層体。
  3. 【請求項3】 セルロース誘導体がセルロースアセテー
    トプロピオネートである請求項1または2記載の熱転写
    用積層体。
  4. 【請求項4】 接着層がポリカプロラクトン系脂肪族ポ
    リエステルとアクリル系樹脂を含有する請求項1、2、
    または3記載の熱転写用積層体。
  5. 【請求項5】 接着層がポリカプロラクトン系脂肪族ポ
    リエステルと芳香族ポリエステルを含有する請求項1、
    2、または3記載の熱転写用積層体。
  6. 【請求項6】 接着層が芳香族ポリエステルとアクリル
    系樹脂を含有する請求項1、2、または3記載の熱転写
    用積層体。
  7. 【請求項7】 接着層がポリカプロラクトン系脂肪族ポ
    リエステル、アクリル系樹脂、および芳香族ポリエステ
    ルを含有する請求項1、2、または3記載の熱転写用積
    層体。
  8. 【請求項8】 非磁性支持体上に、少なくとも接着層お
    よび磁気記録層がこの順に形成された磁気記録媒体にお
    いて、接着層が、結着樹脂としてセルロース誘導体と、
    これ以外の少なくとも2種類の樹脂を含有することを特
    徴とする磁気記録媒体。
  9. 【請求項9】 セルロース誘導体の含有量が、接着層を
    構成する全結着樹脂に対して10〜50質量%である請
    求項8記載の磁気記録媒体。
  10. 【請求項10】 セルロース誘導体がセルロースアセテ
    ートプロピオネートである請求項8または9記載の磁気
    記録媒体。
  11. 【請求項11】 接着層がポリカプロラクトン系脂肪族
    ポリエステルとアクリル系樹脂を含有する請求項8、
    9、または10記載の磁気記録媒体。
  12. 【請求項12】 接着層がポリカプロラクトン系脂肪族
    ポリエステルと芳香族ポリエステルを含有する請求項
    8、9、または10記載の磁気記録媒体。
  13. 【請求項13】 接着層が芳香族ポリエステルとアクリ
    ル系樹脂を含有する請求項8、9、または10記載の磁
    気記録媒体。
  14. 【請求項14】 接着層がポリカプロラクトン系脂肪族
    ポリエステル、アクリル系樹脂、および芳香族ポリエス
    テルを含有する請求項8、9、または10記載の磁気記
    録媒体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005525257A (ja) * 2002-05-13 2005-08-25 イー・アイ・デュポン・ドウ・ヌムール・アンド・カンパニー 耐久性集成体を提供する画像形成方法および製品
CN102501681A (zh) * 2011-11-15 2012-06-20 保定乐凯新材料股份有限公司 一种存折用转移型磁条
JP2019025754A (ja) * 2017-07-28 2019-02-21 三菱ケミカル株式会社 レーザ発色性シート、および、カード

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