JP2001266272A - リモートメンテナンスシステム - Google Patents

リモートメンテナンスシステム

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JP2001266272A
JP2001266272A JP2000079509A JP2000079509A JP2001266272A JP 2001266272 A JP2001266272 A JP 2001266272A JP 2000079509 A JP2000079509 A JP 2000079509A JP 2000079509 A JP2000079509 A JP 2000079509A JP 2001266272 A JP2001266272 A JP 2001266272A
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Yuji Hamazaki
勇二 濱崎
Satoshi Moriyasu
里志 森安
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Shimadzu Corp
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Shimadzu Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ハードウエア等のメンテナンス用プログラム
で対応できないメンテナンス内容を、サービスマンを派
遣することなく、また専用回線を要することなく行う。 【解決手段】 撮像手段3c及び第1の表示手段3bを
メンテナンス対象装置2側に具備するローカル装置3
と、メンテナンス解析手段4g及び第2の表示手段4b
を具備するリモート装置4とを通信網5を介してデータ
通信可能に接続して備えた構成とし、第2の表示手段4
bは撮像手段3cによるメンテナンス対象装置の画像を
表示し、第1の表示手段3bはメンテナンス解析手段4
gによるメンテナンス指示を表示することによって、メ
ンテナンス対象装置2側とリモート装置4側の双方にお
いて互いに相手側の画像を観察し、これによってハード
ウエアのメンテナンスを可能とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、機械、装置類のメ
ンテナンスに関し、特に遠隔地にある機械、装置類をメ
ンテナンスするリモートメンテナンスシステムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】各地に設置された機械、装置類を監視局
で監視したり、顧客先の要望に応じて個々の機械、装置
類の点検や故障診断等をする等、機械、装置類を離れた
場所からリモートメンテナンスを行う必要が生じる場合
がある。図6は従来のリモートメンテナンスの構成例を
説明するための図である。図6(a)に示すリモートメ
ンテナンスでは、メンテナンス対象装置12とリモート
装置14との間を専用回線(あるいは専用の電話回線)
で接続し、リモート装置14はこの専用回線を介して遠
隔地にあるメンテナンス対象装置12のメンテナンスを
行う。なお、ここで、リモート装置はメンテナンス対象
装置から離れた所にあり、メンテナンス対象装置のメン
テナンスを目的としてメンテナンス操作あるいはメンテ
ナンスのための指示を行う装置とする。
【0003】また、図6(b)に示すリモートメンテナ
ンスでは、メンテナンス対象装置12にデータ収集装置
13を設け、このデータ収集装置13が備えるメンテナ
ンス用プログラムによってメンテナンス対象装置12に
関するデータを収集し、収集したデータをリモート装置
14で解析し、解析して得た指示データに基づいてメン
テナンス対象装置12のメンテナンスを行う。データ収
集装置13は、メンテナンス対象装置12を制御するコ
ンピュータを兼用することができる。データ収集装置1
3で収集されたデータ及び指示データは、図6(a)で
示した専用回線を通してリモート装置14間で送受信す
ることができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来行われているリモ
ートメンテナンスでは、メンテナンス内容が制限され、
特にハードウエア等の機械的部分のメンテナンスが不十
分であるという問題がある。機械、装置類のメンテナン
ス項目として、検査、調整、機能調査、復旧処理、清
掃、部品交換、修理、保守等の各種のものが一般に知ら
れている。これらのメンテナンス項目の内で、従来のリ
モートメンテナンスが取り扱えるものは、検査、調整、
機能調査、復旧処理等の、メンテナンス用プログラムで
対応できるメンテナンス内容に限られる。メンテナンス
の内容が清掃、部品交換、修理、保守等の機械的部分を
含むハードウエアや、既存のメンテナンス用プログラム
以外のものについては、従来のリモートメンテナンスで
は対応することができないという問題はある。
【0005】このような、ハードウエア等のメンテナン
ス用プログラムで対応できないメンテナンス内容につい
ては、メンテナンス対象装置にサービスマン等を派遣し
なければならず、メンテナンスの容易性や迅速性の点で
も問題がある。また、メンテナンス対象装置とリモート
装置との間に専用回線を新たに敷設する必要があり、専
用回線に要する敷設費や維持費の点で問題がある。この
問題点は、メンテナンス対象装置が複数存在する場合や
メンテナンス対象装置が増加する場合には、特に大きな
問題となる。
【0006】そこで、本発明は前記した従来の問題点を
解決し、ハードウエア等のメンテナンス用プログラムで
対応できないメンテナンス内容を、サービスマンを派遣
することなく行えるメンテナンスシステムを提供するこ
とを目的とし、また、専用回線の敷設が不要なメンテナ
ンスシステムを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、メンテナンス
対象装置側とリモート装置側の双方において、互いに相
手側の画像を観察することによってハードウエア上のメ
ンテナンスを可能とするものである。また、メンテナン
ス対象装置側とリモート装置側との間のデータ通信を、
携帯電話やPHS等の移動体電話、あるいはインターネ
ット等の通信網を用いて行うことによって、専用回線の
敷設を不要とする。図1,2は本発明のリモートメンテ
ナンスシステムの概略を説明するためのブロック図であ
る。
【0008】本発明の第1のリモートメンテナンスシス
テム1は、図1(a)に示すように、撮像手段3c,第
1の表示手段3b,及び音声入出力装置3hをメンテナ
ンス対象装置2側に具備するローカル装置3と、メンテ
ナンス解析手段4g,第2の表示手段4b,撮像手段4
c,及び音声入出力装置4hを具備するリモート装置4
とを通信網5を介してデータ通信可能に接続して備えた
構成とし、第2の表示手段4bは撮像手段3cによるメ
ンテナンス対象装置の画像を表示し、第1の表示手段3
bはメンテナンス解析手段4gによるメンテナンス指示
を表示することによって、メンテナンス対象装置2側と
リモート装置4側の双方において互いに相手側の画像を
観察し、これによってハードウエアのメンテナンスを可
能とする。
【0009】本発明の第1のリモートメンテナンスシス
テム1は、ローカル装置3とリモート装置4とを備えた
構成である。ローカル装置3はメンテナンス対象装置2
側に設けられる装置であって、メンテナンス対象装置2
側の操作者はこのローカル装置3によってリモート装置
4側からメンテナンス指示を受け、メンテナンス対象装
置2のハードウエア上のメンテナンスを可能とする。な
お、このローカル装置3は、メンテナンス対象装置2の
ソフトウエア上のメンテナンスを行うこともできる。ロ
ーカル装置3が備える撮像手段3cは、メンテナンス対
象装置2を撮像して画像データを得る手段であり、通信
網5を介して画像データをリモート装置4に送信する。
【0010】リモート装置4が備える第2の表示手段4
bは、送信された画像データを表示する。リモート装置
4側では、第2の表示手段4bに表示された画像から、
メンテナンス対象装置2のハードウエア上の状態を観察
することができる。リモート装置4側では、第2の表示
手段4bに表示された画像によってハードウエア上の状
態を観察し、メンテナンス解析手段4gの解析等により
得たメンテナンス指示を通信網5を介してローカル装置
3に送信する。ローカル装置3が備える第1の表示手段
3bは、リモート装置4側からのメンテナンス指示を表
示する。ローカル装置3側の操作者は、このメンテナン
ス指示を参照して、メンテナンス対象装置2をメンテナ
ンスする。なお、図1(b)の動作説明図は、上記した
データの動きの概略を示している。また、ローカル装置
3の音声入出力装置3h、及びリモート装置4の音声入
出力装置4hによって、相互の状況や情報を音声で伝え
ることができる。
【0011】本発明の第2のリモートメンテナンスシス
テム1は、図2(a)に示すように、表示手段3bをメ
ンテナンス対象装置2側に具備するローカル装置3と、
メンテナンス解析手段4gを具備するリモート装置4と
を通信網5を介してデータ通信可能に接続して備えた構
成とし、メンテナンス解析手段4gはローカル装置3か
ら通信網5を介して送信されたメンテナンス対象装置2
の実行データをメンテナンス解析し、表示手段3bはメ
ンテナンス解析で得られたメンテナンス指示を通信網5
を介して受信し表示する。メンテナンス解析をリモート
装置側で行い、そのメンテナンス指示をローカル装置側
に表示することによって、メンテナンス用プログラムで
対応できないメンテナンス内容についてメンテナンスす
ることができる。
【0012】本発明の第2のリモートメンテナンスシス
テム1は、ローカル装置3とリモート装置4とを備えた
構成である。ローカル装置3はメンテナンス対象装置2
側に設けられる装置であって、メンテナンス対象装置2
側の操作者はこのローカル装置3によってリモート装置
4側からメンテナンス指示を受け、メンテナンス対象装
置2をメンテナンスする。リモート装置4が備えるメン
テナンス解析手段4gは、ローカル装置3からメンテナ
ンス対象装置2に関するデータを通信網5を介して入手
してメンテナンス解析する。メンテナンス解析手段4g
による解析は、ソフトウエアに関する解析及びハードウ
エアに関する解析を含み、得られたメンテナンス指示を
通信網5を介してローカル装置3に送信し、表示装置3
bに表示する。ローカル装置3が備える表示手段3b
は、リモート装置4側からのメンテナンス指示を表示す
る。ローカル装置3側の操作者は、このメンテナンス指
示を参照して、メンテナンス対象装置2をメンテナンス
する。
【0013】第2のリモートメンテナンスシステム1
は、図2(b),(c),(d)の動作説明図に示すよ
うな動作形態をとることができる。図2(b)に示す動
作形態では、リモート装置4側からローカル装置3側に
チェックデータを送信し、チェックデータでメンテナン
ス対象装置2を実行させる。リモート装置4は得られた
実行データを解析してメンテナンス指示を形成する。ロ
ーカル装置3は、このメンテナンス指示を表示手段に表
示し、操作者はこの表示を参照してメンテナンスを行
う。また、メンテナンス指令によってメンテナンス対象
装置2をソフトウエア上でメンテナンスすることもでき
る。
【0014】図2(c)に示す動作形態では、ローカル
装置3側とリモート装置4側の両方において同一の実行
内容を実行し、得られた両者の実行データをメンテナン
ス解析手段4gで比較解析し、メンテナンス指示を形成
する。ローカル装置3は、このメンテナンス指示を表示
手段3bで表示することによるメンテナンス、あるいは
メンテナンス対象装置2を制御することによるメンテナ
ンスを行う。図2(d)に示す動作形態では、リモート
装置4側にローカル装置3側のメンテナンス履歴を格納
しておき、ローカル装置3側からの履歴要求に応じてメ
ンテナンス履歴を表示手段3bで表示する。これによっ
て、ローカル装置3側でのメンテナンス操作を容易なも
のとする。
【0015】第1のリモートメンテナンスシステムによ
れば、ローカル装置側及びリモート装置側の双方におい
て互いに相手側の画像を観察することによってハードウ
エアのメンテナンスをサービスマンの派遣を受けること
なく行うことができる。また、第2のリモートメンテナ
ンスシステムによれば、リモート装置側が備えるメンテ
ナンス解析手段でメンテナンス指示を作成し、ローカル
装置側に表示することによって、メンテナンス用プログ
ラムで対応できないメンテナンス内容をサービスマンの
派遣を受けることなく行うことができる。また、この構
成によれば、メンテナンス解析手段をリモート装置側の
みに設け、ローカル装置側には不要であるため、費用の
削減や、装置改良に対する対応を容易とすることができ
る。
【0016】第1及び第2のリモートメンテナンスシス
テムにおいて、通信網は移動体電話通信網やインターネ
ットを用いた構成とすることができ、これによって、専
用回線を敷設することなくメンテナンスシステムを形成
することができる。なお、図1,2において、ローカル
装置3及びリモート装置4は、通信機能、表示機能の
他、データ処理に関わる制御を行うために制御手段3
a,4aを備える。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
を参照しながら詳細に説明する。図3,図4は本発明の
リモートメンテナンスシステムの第1及び第2の態様の
概略構成例を説明するためのブロック図である。はじめ
に、リモートメンテナンスシステム1の第1の態様につ
いて、図3を用いて説明する。第1のリモートメンテナ
ンスシステム1は、ローカル装置3とリモート装置4を
通信網5で接続して構成される。ローカル装置3は制御
手段3a,表示手段3b,撮像手段3c,入力手段3
d,接続アダプタ3e,通信端末機器3fを備え、リモ
ート装置4は制御手段4a,表示手段4b,撮像手段4
c,入力手段4d,接続アダプタ4e,通信端末機器4
f,メンテナンス解析手段4gを備える。また、利便性
向上のため、音声入出力装置3h,4hを設けてもよ
い。
【0018】ローカル装置3とリモート装置4の接続
は、それぞれの接続アダプタ3e,4eに移動体電話
(例えば、携帯電話やPHS)等の通信端末機器3f,
4fを接続し、該通信端末機器3f,4fによって通信
網5と接続することによって行う。ローカル装置3にお
いて、制御手段3aはローカル装置側が行う制御処理全
般を包括して示しており、接続アダプタ3eを介して行
うデータの送受信制御、メンテナンス対象装置2との間
のデータの送受信制御、撮像手段3cからの画像データ
の信号処理、音声入出力装置3hに対する音声信号処
理、表示手段3bへの画像表示、及び入力装置3dから
の各種指令処理等の制御を行う。
【0019】撮像手段3cは、メンテナンス対象装置2
あるいはその周囲を撮像し、画像データを出力する。画
像データは、接続アダプタ3e及び通信端末機器3fを
介して接続された通信網5を通してリモート装置4側に
送信され、リモート装置4側においてメンテナンス対象
装置のハードウエアのメンテナンス解析に利用される。
なお、画像データは、表示装置3bにおいて送信画像と
して表示し、確認することができる。また、表示装置3
bには、リモート装置4側から送信された画像データや
解析データ等の送信データが、受信画像あるいはデータ
表示として表示される。
【0020】リモート装置4において、制御手段4aは
リモート装置4側が行う制御処理全般を包括して示して
おり、接続アダプタ4eを介して行うデータの送受信制
御、撮像手段4cからの画像データの信号処理、音声入
出力装置4hに対する音声信号処理、表示手段4bへの
画像表示、及び入力装置4dからの各種指令処理等の制
御を行う。なお、制御手段4aは、前記制御を行うため
に、通信制御用のプログラム、メンテナンス解析用のプ
ログラム、画像表示用のプログラム等の制御プログラム
をROM等の記憶手段(図示していない)に格納してお
く。表示手段4bは、ローカル装置3から送られた画像
データを受信画像として表示し、メンテナンス対象装置
2あるいはその周囲の画像で観察することができる。
【0021】メンテナンス解析手段4gは、ローカル装
置3側から送信された画像データやその他のデータを用
いてメンテナンス解析を行い、このメンテナンス解析
は、データ解析によるソフトウエア上の解析、及び画像
を観察することによるハードウエア上の解析を含む。メ
ンテナンス解析によって、ローカル装置3側のハードウ
エア上あるいはソフトウエア上の不良箇所に対応したメ
ンテナンス指示を作成する。このメンテナンス指示は、
ハードウエア上の指示及びソフトウエア上の指示を含
む。ハードウエア上の指示は、入力装置4dから入力し
た指令信号や文字による指示、あるいは、撮像装置4c
で撮像した画像データによる指示とすることができる。
撮像装置4cで撮像した画像データは、表示装置4b上
で送信画像として確認することができる。
【0022】メンテナンス指示は通信網4fを介してロ
ーカル装置3側に送信され、表示装置3bの受信画像あ
るいはデータ表示として表示される他、音声で出力され
る。ローカル装置3側にいる操作者は、表示装置3bに
表示される表示内容を参考とすることによって、メンテ
ナンス対象装置2のハードウエア及びソフトウエアに関
するメンテナンスを行うことができる。なお、ソフトウ
エアに関するメンテナンスの場合には、制御手段3aに
よって、メンテナンス対象装置2を直接に制御してメン
テナンスすることもできる。このとき、ローカル装置3
側の操作者は質問等を音声を用いてリモート側に伝え、
リモート側は音声と画像を用いてローカル側操作者に適
切な処置動作をとるよう指示できる。したがって、ロー
カル装置3及びリモート装置4の双方は、表示装置3
b,4bに表示された画像を観察することによって、メ
ンテナンスプログラムのみで対応できないハードウエア
上の問題点の解析、及びその解決策の授受を行うことが
できる。
【0023】次に、リモートメンテナンスシステム1の
第2の態様について、図4を用いて説明する。第2の態
様は、リモート装置側が備えるメンテナンス解析手段で
メンテナンス指示を作成し、ローカル装置側に表示する
ことによって、メンテナンス用プログラムで対応できな
いメンテナンスを行う。図4において、第2の態様は、
リモート装置側にメンテナンス解析手段を備える点で第
1の態様と共通している。なお、撮像装置は任意の構成
とし、またメンテナンス履歴データを備える構成とする
ことができる。
【0024】第2の態様は、表示手段3bをメンテナン
ス対象装置2側に具備するローカル装置3と、メンテナ
ンス解析手段4gを具備するリモート装置4とを通信網
5を介してデータ通信可能に接続して備える。メンテナ
ンス解析手段4gはローカル装置3から通信網5を介し
て送信されたメンテナンス対象装置2の実行データをメ
ンテナンス解析し、表示手段3bはメンテナンス解析で
得られたメンテナンス指示を通信網5を介して受信し表
示する。メンテナンス解析はリモート装置4側で行い、
解析して得たメンテナンス指示をローカル装置3側に表
示し、ローカル装置3側の操作者は表示を参考にしてメ
ンテナンス対象装置2をメンテナンスする。リモート装
置4側で行うメンテナンス解析は、ソフトウエアに限ら
ずハードウエアについても行うことができ、ローカル装
置3の表示装置には、ソフトウエア上の指示に限らずハ
ードウエア上の指示についても表示する。これによっ
て、ローカル装置3側では、メンテナンス用プログラム
で対応できないメンテナンス内容についてメンテナンス
を行う。
【0025】第2の態様では、前記図2で示したよう
に、種々の動作形態をとることができる。第1の動作形
態は、リモート装置4側からローカル装置3側にチェッ
クデータを送信してメンテナンス対象装置2を実行さ
せ、リモート装置4は得られた実行データを解析してメ
ンテナンス指示を形成する。ローカル装置3は、このメ
ンテナンス指示を表示手段3bに表示し、操作者はこの
表示を参照してメンテナンスを行う。また、制御手段3
aはリモート装置4からメンテナンス指令を受け、直接
にメンテナンス対象装置2をメンテナンスすることもで
きる。
【0026】第2の動作形態は、ローカル装置3側とリ
モート装置4側の両方において同一の実行内容を実行
し、得られた両者の実行データをメンテナンス解析手段
4gで比較解析し、メンテナンス指示を形成する。ロー
カル装置3は、このメンテナンス指示を表示手段3bで
表示することによるメンテナンス、あるいはメンテナン
ス対象装置2を直接に制御してメンテナンスを行う。第
3の動作形態は、リモート装置4側にローカル装置3側
のメンテナンス履歴データを格納しておき、ローカル装
置3側からの履歴要求に応じてメンテナンス履歴データ
を表示手段3bに表示する。これによって、ローカル装
置3側でのメンテナンス操作を容易なものとする。
【0027】次に、ローカル装置3側とリモート装置4
側を通信接続する各種形態を図5を用いて説明する。図
5(a)は、通信網として公衆回路網を用いる形態であ
る。この形態では、接続アダプタとしてモデムを、通信
端末機器として電話機、携帯電話あるいはPHS等を介
して公衆回路網と接続する。図5(b)は、通信網とし
てデジタルデータ通信網を用いる形態である。この形態
では、接続アダプタとしてDSUを用いてデジタルデー
タ通信網と接続する。図5(c)は、通信網として移動
体通信網を用いる形態である。この形態では、接続アダ
プタとして各移動体電話に対応するインターフェイスを
用い、インターフェイス及び携帯電話あるいはPHS介
して移動体通信網と接続する。図5(d)は、通信網と
してインターネット網を用いる形態であり、図5(c)
の移動体通信網間をインターネット網で接続することに
よって形成する。
【0028】本発明のリモートメンテナンスシステム
は、専用回線を用いることなく、上記の各種の通信形態
を用いて構成することができる。本発明の態様によれ
ば、ローカル装置側及びリモート装置側の双方において
互いに相手側の画像を観察することによって、また、リ
モート装置側が備えるメンテナンス解析手段でメンテナ
ンス指示を作成することによって、またお互いの状況・
情報を音声で伝えることによって、ハードウエアのメン
テナンスをサービスマンの派遣を受けることなく行うこ
とができる。また、通信網は移動体電話通信網やインタ
ーネットを用いた構成とすることができ、これによっ
て、専用回線を敷設することなくメンテナンスシステム
を形成することができる。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のリモート
メンテナンスシステムによれば、ハードウエア等のメン
テナンス用プログラムで対応できないメンテナンス内容
を、サービスマンを派遣することなく、また専用回線を
要することなく行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1のリモートメンテナンスシステム
の概略を説明するための図である。
【図2】本発明の第2のリモートメンテナンスシステム
の概略を説明するための図である。
【図3】本発明の第1のリモートメンテナンスシステム
の概略構成を説明するためのブロック図である。
【図4】本発明の第2のリモートメンテナンスシステム
の概略構成を説明するためのブロック図である。
【図5】ローカル装置側とリモート装置側を通信接続す
る各種形態を説明するための図である。
【図6】従来のリモートメンテナンスの構成例を説明す
るための図である。
【符号の説明】
1…リモートメンテナンスシステム、2,12…メンテ
ナンス対象装置、3…ローカル装置、3a…制御手段、
3b…表示手段、3c…撮像手段、3d…入力手段、3
e…接続アダプタ、3f…通信端末機器、3h…音声入
出力装置、4,14…リモート装置、4a…制御手段、
4b…表示手段、4c…撮像手段、4d…入力手段、4
e…接続アダプタ、4f…通信端末機器、4g…メンテ
ナンス解析手段、4h…音声入出力装置、5…通信網、
13…データ収集装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5C054 AA02 DA07 DA09 FC00 GB11 HA02 5C087 AA09 AA19 AA37 BB12 BB14 BB20 BB46 BB74 DD08 DD33 EE11 FF01 FF02 FF17 FF20 FF23 GG21 GG24 GG70 5K033 AA04 BA08 BA15 CB01 DA01 DA06 DB20 EA06 EA07 5K048 AA04 BA21 CA08 DA02 DB01 DC01 DC03 EA11 EB12 EB14 EB15 FB08 FB10 FC01 HA01 HA02 HA05 HA07 HA13 HA21 5K101 KK12 LL01 LL03 LL05 LL12 MM06 MM07 NN03 NN06 NN18 NN36 NN37 SS07 TT06 UU16

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮像手段及び第1の表示手段をメンテナ
    ンス対象装置側に具備するローカル装置と、メンテナン
    ス解析手段及び第2の表示手段を具備するリモート装置
    とを通信網を介してデータ通信可能に接続して備え、前
    記第2の表示手段は撮像手段によるメンテナンス対象装
    置の画像を表示し、第1の表示手段はメンテナンス解析
    手段によるメンテナンス指示を表示することを特徴とす
    る、リモートメンテナンスシステム。
  2. 【請求項2】 表示手段をメンテナンス対象装置側に具
    備するローカル装置と、メンテナンス解析手段を具備す
    るリモート装置とを通信網を介してデータ通信可能に接
    続して備え、前記メンテナンス解析手段はローカル装置
    から送信されたメンテナンス対象装置の実行データをメ
    ンテナンス解析し、前記表示手段はメンテナンス解析で
    得られたメンテナンス指示を表示することを特徴とす
    る、リモートメンテナンスシステム。
  3. 【請求項3】 前記通信網は移動体電話通信網及び又は
    インターネットであることを特徴とする、請求項1、又
    は2記載のリモートメンテナンスシステム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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