JP2001265912A - インターネット上での有料サービス提供システムにおける報酬支払い方法 - Google Patents

インターネット上での有料サービス提供システムにおける報酬支払い方法

Info

Publication number
JP2001265912A
JP2001265912A JP2000072067A JP2000072067A JP2001265912A JP 2001265912 A JP2001265912 A JP 2001265912A JP 2000072067 A JP2000072067 A JP 2000072067A JP 2000072067 A JP2000072067 A JP 2000072067A JP 2001265912 A JP2001265912 A JP 2001265912A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
user
registered
reward
users
period
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000072067A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuaki Horiuchi
和昭 堀内
Masahiro Kawano
真寛 川野
Takashi Miyasho
隆 宮庄
Hitoshi Kanbe
斉 神戸
Yutaka Kin
豊 金
Hideaki Furusawa
秀明 古澤
Ichiro Kobayashi
一郎 小林
Masaki Hayashi
雅樹 林
Tsutomu Udagawa
務 宇田川
Yoshiko Yamamoto
美子 山本
Yuji Kato
裕司 加藤
Hiroko Hayashi
博子 林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
STARWEB Inc
Original Assignee
STARWEB Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by STARWEB Inc filed Critical STARWEB Inc
Priority to JP2000072067A priority Critical patent/JP2001265912A/ja
Publication of JP2001265912A publication Critical patent/JP2001265912A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
  • Financial Or Insurance-Related Operations Such As Payment And Settlement (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 従来の2Xマトリックスシステムに、新規に
獲得したユーザ数に応じた修正処理を追加し、新規登録
ユーザの数が増大しても、システムの運営会社が破産す
ることのない、安定した報酬支払いシステムを構築可能
とする。 【解決手段】 ユーザを、登録される時刻をベースとし
た2分木構造で登録し、該ユーザに紹介者がある場合
は、紹介者の下の枝に該ユーザを登録して、紹介者がな
い場合は、予め設定した規則に従って該ユーザを所定の
枝に登録する。登録済みユーザが、有料サービスに対
し、対価p1を支払うと共に、新しいユーザに登録を紹
介した場合、該登録済みユーザの下の枝に新しいユーザ
を登録する。予め設定した所定の期間t1毎に、各登録
済みユーザに対し、各ユーザの下に登録されている新し
いユーザ数に対応して予め定めた報酬分配規則に従っ
て、所定の報酬額を支払う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、インターネット
上での有料サービス提供システムに関し、特に、有料サ
ービス提供システムへの新しい登録ユーザを紹介するの
に有用な報酬支払い方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、インターネット上での有料サービ
ス提供システムとして、ホームページのホスティングサ
ービス、電子メールサービス、有料会員サービス等が、
広く実施されている。ところで、有料サービスへの新し
い登録ユーザ獲得方法として、登録済みのユーザが、順
次、新規ユーザを、2人ずつ勧誘し、新規に紹介し、獲
得したユーザの数に応じて報酬を支払うシステムが、2
Xマトリックス(Two by Matrix)手法として、一般に、
知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、単なる
2Xマトリックスシステムでは、新規登録ユーザの数が
増大すると、システムの運営会社が破産してしまった
り、初期に加入したユーザと、後から加入したユーザと
の間で、報酬支払額に、大きな相違が発生して不公正で
あるといった問題点があった。また、インターネット上
での有料サービス提供システムとしての、ホームページ
のホスティング(ウェブレンタル)、電子メールサービ
ス、CGIサービス、グループコミュニケーション、オ
プトインウェブ、メーリングリスト、ボイスメール、ア
フェリエイトサービス、インターネットサービスプロバ
イダー(ISP)、オリジナルブラウザー、有料会員サ
ービス等では、料金を支払って利用する登録ユーザは、
料金の支払があるのみで、登録した有料サービス提供シ
ステムから、現金、電子マネー、デビッドカード、プリ
ペイドカード、有価証券、小切手、プライベート通貨、
役務提供、商品、商品券、クーポン等の報酬を受け取る
ことはなかった。よって、この発明は、上述のような事
情より成されたものであり、この発明の目的は、従来の
2Xマトリックスシステムに、新規に獲得したユーザ数
に応じた修正処理を追加し、新規登録ユーザの数が増大
しても、システムの運営会社が破産することのない、安
定した報酬支払いシステムを構築可能とすると共に、初
期に加入したユーザと、後から加入したユーザとの間
で、報酬支払額に、大きな相違の発生しないより平等な
報酬支払いシステムを提供することにある。また、イン
ターネット上での有料サービス提供システムにおいて、
有料会員登録ユーザに、現金、電子マネー、デビッドカ
ード、プリペイドカード、有価証券、小切手、プライベ
ート通貨、役務提供券、商品、商品券、クーポン、等の
報酬を支払い、より多くの人に、経済的なサービスを提
供することにもある。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明は、インターネ
ット上での有料サービス提供システムに関するものであ
り、この発明の上記目的は、上記有料サービス提供シス
テムが、ユーザ登録を、各ユーザが登録される時刻をベ
ースとした2分木構造で登録するように構成され、前記
ユーザ登録時点で、該ユーザに紹介者がある場合は、該
紹介者の下の枝に該ユーザを登録するステップと、前記
ユーザ登録時点で、該ユーザに紹介者がない場合は、予
め設定した規則に従って該ユーザを所定の枝に登録する
ステップと、前記登録済みユーザが、当該有料サービス
に対し、対価p1を支払うステップと、前記登録済みユ
ーザが、新しいユーザに当該有料サービス提供システム
への登録を紹介した場合、該登録済みユーザの下の枝に
前記新しいユーザを登録するステップと、予め設定した
所定の期間t1毎に、各登録済みユーザに対し、各ユー
ザの下に登録されている新しいユーザ数(b1,c1)
をカウントし、このユーザ数(b1,c1)に対応して
予め定めた報酬分配規則に従って、所定の報酬額を演算
し、支払うステップと、を備えることによって達成され
る。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、この発明
の好適な実施の形態について詳細に説明する。図1は、
この発明に係るインターネット上での有料サービス提供
システム全体のシステム構成図であり、有料サービスの
各ユーザは、パソコン等の情報端末5a,...、5m
を操作し、情報伝送径路1を介して、有料サービス提供
システム4にアクセスするようになっており、情報伝送
径路1には,正規のユーザか否かを判定する認証手段2
aや、都市銀行等の決済手段3a、カード会社等の決済
手段3b,郵便局の預金口座、電子マネー等の決済手段
3c等が接続されると共に、有料サービス提供システム
4のユーザ登録や報酬支払い額を演算する報酬額演算シ
ステム8が接続されている。尚、上述の有料サービス提
供システム4は、その一部のシステムを、報酬額演算シ
ステム8の内部に設けることも可能である。尚、情報伝
送径路1に接続される情報端末5a,...、5mは、
通信機能を有する汎用的な情報処理端末であり、例えば
PHS(Personal Handy phone System)等の携帯電話
やPDA(Personal Digital Assistants)等の携帯型
情報通信機器、PC(Personal Computer)やWS(Wor
k Station)等の可搬型又は据置型の汎用パソコン/コ
ンピュータ、自動車用ナビゲーション装置(Car naviga
tion system)が利用できる。しかして、情報伝送径路
1は、各情報処理装置の間を無線若しくは有線(両者の
組合せ)により接続して情報を伝送する経路であり、イ
ンターネット等の任意の通信回線網,経路から成る通信
ネットワークで構成され、図1乃至図3の例では、通信
ネットワークは、回線工事保守会社から提供されるイン
ターネット・パケット通信回線網,インフラ提供会社か
ら提供されるプロバイダ或いは交換局,アンテナ情報発
信局等から構成され、情報端末(クライアント)5
a,...、5mと、有料サービス提供会社が提供する
有料サービスシステム4と、決済手段3a〜3cとの間
を無線若しくは有線により接続してグローバルネットワ
ークを形成し、各種通信プロトコルを自動的に変換する
プロトコル変換機能や各経路を制御するゲートウエイ機
能を有する自動多機能サーバーを備えており、情報の伝
送に係る通信プロトコルは、少なくとも開放型システム
間相互接続(OSI)の規格に準拠した各種プロトコル
が使用可能であり、特定のプロトコルに依存せず、接続
される情報端末も特定の端末に依存しないものが好まし
い。
【0006】次に、図1乃至図3を参照して、報酬額演
算システム8の構成をより詳細に説明する。図2は、報
酬額演算システムのハードウエア構成の1例であり、図
3は、そのシステム構成ブロックの1例を示し、それぞ
れ同一の番号を付した装置は、同様の機能を果たすと共
に、フレームリレー等の高速通信回線により情報伝送径
路1と、ファイアウオール(Fire Wall)手段9a、9b
が接続され、その一端は、ゲートウエイされて、システ
ム管理サーバ14aに接続され、システム管理や監視作
業、性能評価等を実行するようになっており、管理デー
タベース24aに、後述するマスターサーバのデータベ
ース22aの内容を、非同期複製手段23aにより、バ
ックアップコピーするようになっている。また、ファイ
アウオール手段9aの内部は、高速スイッチングゲート
(Switching Gate)9dにより内部の装置が相互に接続さ
れ、パソコン等の開発/保守装置9eと共に、本システ
ムのレイドシステム(Raid System)手段10を介して、
マスターサーバ11、マスターデータベース11a、及
びそのスレーブシステム12、スレーブデータベース1
2aが、それぞれスイッチングゲート9dに接続されて
いる。かかる内部システムを、図2を参照して、より詳
細に説明すると、スイッチングゲート9dには、電子商
取引の売上管理サーバ14b,DNS(Domain NameSer
vice)/電子メール制御サーバ14c,広告サーバ14
g、電子メールサーバ14h、シングル−サインオン手
段14eとこれに接続された後述する大容量記憶手段へ
のアクセスサーバ14f,障害時切換手段を含むマスタ
ー/スレーブデータベース14j/14k(上述の11
a,12aと同等の機能を果たす),及び、負荷分散手
段14dを介してマスターサーバ11、スレーブサーバ
12がそれぞれ接続され、これらの下流は、SANファ
ブリック21bを介して大容量記憶手段を構成するマス
ター/スレーブデータベース11a,12aやテープバ
ックアップ手段22a,MOバックアップ手段22b,
レイド(Raid)ハードティスク22c等にアクセスするよ
うになっている。
【0007】次に、図3は、本発明のソフトウエアシス
テムのブロック構成の1例を示し、それぞれ同一の番号
を付した装置は、同様の機能を果たすと共に、本発明の
有料サービスの各ユーザは、パソコン等の情報端末5
a,...、5mを操作し、インターネットを主とした
情報伝送径路1を経て、ファイアウオール手段9bを介
し有料サービス提供システム4にアクセスするようにな
っている。また、情報伝送径路1には,広告主6
a,...,6nや、他のインターネット−サ−ビスプ
ロバイダ7等も自由に接続され、有料サービス提供シス
テム4には、ユーザのホームページのホスティングサー
ビスや、電子商取引サービス14b,電子メールサービ
ス14h,広告バナーリスト14g1,広告バナーカウ
ンタ14g2等が並行して利用できるようになってい
る。また、情報伝送径路1を介し、ファイアウオール手
段9aを含む報酬額演算システム8が接続され、ファイ
アウオール手段9aには、システム管理サーバ14aと
共に、WWW(World Wide Web)サーバ11が接続さ
れ、WWWサーバ11は、ユーザホームページ4を管理
すると共に、新規ユーザ受付/登録部24aにも接続さ
れ、登録された新規ユーザ情報は、登録ユーザデータベ
ース25に記憶され/管理されると共に、その利用料金
24bが、入出金処理部24cに入力され、また、入出
金処理部24cには、電子商取引サービス14bや広告
バナーカウンタ14g2の出力も入力され、これらのデ
ータは、都市銀行等の決済手段3a、カード会社等の決
済手段3b,郵便局の預金口座等の決済手段3c等に接
続されて、決済処理されると共に、報酬額演算部26に
より、登録ユーザデータベース25を参照して、新規に
本有料サービス提供システムに紹介し登録したユーザ数
に応じて、所定の報酬規則により演算した報酬支払い額
が、各ユーザに支払われ、入出金処理部24cで決済処
理されるようになっている。しかして、登録ユーザデー
タベース25には、後述する登録方向処理部25a、イ
ンターロック制御部25b,クロスオーバ・チェック部
25c、スピルオーバ処理部25d,系列マップ表示部
25e、紹介者ステップ表示部25f等が設けられ、報
酬額演算部26には、後述する週末決済処理部26a,
ワラント株処理部26e等が設けられ、週末決済処理部
26aには、さらに、オービット・サイクル処理部26
b,バランス・シフト処理部26c,ボーナス・リミッ
タ処理部26d等が設けられている。
【0008】かかる構成において、その動作を図4乃至
図6を参照して説明する。先ず、図4は、本発明の有料
サービス提供システム4に、新しく新規ユーザx1が、
入会手続きする場合のフローチャートを示しており、パ
ソコン等の情報端末5aから、所定のインターネット・
サービス・プロバイダ7へ、新規ユーザx1は、情報伝
送径路1を介して、ダイアル・アップ接続等によりサイ
ンアップする(ステップS2)。次に、上述の新規ユー
ザx1が、既登録のユーザx0に紹介されて入会する場
合には、URLアドレスに、既登録の紹介ユーザx0の
ホームページ・アドレス(例えば、http://www.starweb
21.com/x0_Name)を設定し、既登録の紹介ユーザx0の
ホームページへ移る(ステップS4)。また、上述の新
規ユーザx1に、既登録のユーザx0の紹介がなく、本
システム4のホームページ等を見て、入会する場合に
は、入会登録ページをクリックする(この場合は、シス
テムが予め設定してあるdefaultユーザが親ユー
ザとなる)(ステップS6)。かくして、既登録のユー
ザx0のホームページ、または、本システム4の入会登
録ページには、予め「入会登録ボタン」が用意されてお
り、このボタンをクリックする(ステップS8)。する
と、図5に、1例として示すような、入会登録メニュー
が表示されるので、必要事項を、順次、入力する(ステ
ップS10)。しかして、入会登録メニューの必要入力
事項には、0)紹介者ID、1)左右登録の選択、2)
ヴァーチャルHPアドレス、3)パスワード、4)名前
(スペル表記等も含む、5)ニックネーム、6)性別、
7)生年月日、8)国籍、9)郵便番号、10)住所、
11)電話番号(自宅/携帯/FAX)、12)メール
アドレス、13)本人特定のための暗号情報、14)ク
レジット会社名、15)クレジット番号、16)クレジ
ット有効期限、17)入出金(銀行預金・郵便貯金)
名、18)入出金(銀行預金・郵便貯金)口座名義名、
19)入出金(銀行預金・郵便貯金)口座番号、20)
未成年者の等の場合、保護者の氏名、及び、同意サイン
等がある。尚、上述の1)左右登録位置の選択では、後
述するように、インターロック等により登録できない左
位置または右位置はユーザが選択しようとしても、表示
反転しない選択できない制御構造になっている。また、
上述の13)の本人特定のための暗号情報とは、登録シ
ステム上で、その殆どが、既登録のユーザ(上述のユー
ザx0)による紹介が、主となるため、インターネット
上はもとより、口コミによる広がりが主体となってい
る。そこで、本人の登録に、時間的な差(タイムラグ)
が発生してしまうことに起因した、代理人による口約束
での登録行為も発生する可能性がある。かかる場合、代
理人による口約束での登録行為で登録されたユーザの親
ユーザと、新規ユーザ本人が希望した親ユーザとが、一
致している場合には、問題がないが、代理人による登録
行為で登録された親ユーザと、新規ユーザ本人が希望し
た親ユーザとが、異なっている場合には、以下の問題が
発生する。すなわち、代理人による登録行為で登録され
た親ユーザと、新規ユーザ本人が希望した親ユーザと
が、異なって、代理人により登録された親ユーザが先に
登録されると、その後、新規ユーザ本人が、別の既登録
ユーザの下の枝に登録しようとしても、2重登録の禁止
処理チェックにかかり、先に登録された親ユーザの登録
をキャンセルして再度登録しようとする場合には、6ヶ
月待たされる結果となってしまう。そこで、かかる事故
を未然に防止するため、13)の本人特定のための暗号
情報を利用し、この暗号情報には、パスワードの他に、
新規ユーザ本人にしか分からない暗号情報を利用し、例
えば、自分の趣味の犬(ペット)の名前や種類を入力し
たり、自分自身の記念日を入力したり、登山の登頂記念
日と友人の名前を入力したり、この登録時において、新
規ユーザ本人しか知り得ない情報を入力することによ
り、仮に2重登録がなされても、登録システムから、後
日、新規ユーザへ本人確認するステップを予め用意して
おき、新規ユーザが希望する親ユーザの下に、新規ユー
ザを登録しようとするものである。したがって、新規ユ
ーザ登録時点で、当該ユーザの入力項目に当該ユーザが
指定する暗号情報を設け、当該ユーザに紹介者があり、
かつ、2重登録が検出された場合、当該ユーザに対し、
親ユーザの確認ステップにより、暗号情報により新規ユ
ーザを特定し、この特定されたユーザの希望する親ユー
ザの下の枝に当該ユーザを登録するようになっている。
かくして、入会登録メニューの必要事項に対する、入力
処理が終了すると、入会受付/登録部24aでは、入力
項目の入力データ・チェックを実行し、エラー事項を検
出した場合は、訂正入力メッセージを出力し、エラーが
1つもない場合には、再確認のメッセージを表示する
(ステップS12)。続いて、入力事項の再確認のメッ
セージ及び「本有料サービス提供システムの契約約款」
を情報端末5aに表示し、新規ユーザx1は、契約内容
を再確認する。そして、上記契約内容に同意したなら
ば、OKボタンを、クリックする(ステップS14)。
次に、新規ユーザx1が、契約内容を再確認し、上記契
約内容に同意し、OKボタンをクリックすると、新規ユ
ーザx1の情報端末5a内の記憶手段、または、登録さ
れたメールアドレスに、1)ヴァーチャルHPアドレ
ス、2)仮ID、3)パスワード、4)登録内容、5)
会員規約のリンク先アドレス、6)登録日時等が、自動
発行される(ステップS16)。尚、この時点で、新規
ユーザx1には、図6に示すようなホームページ画面が
提供され、ユーザ・カスタマイズ・エリアar1は、別
途提供されるホームページ作成ツールを使用して、自由
にユーザのホームページ紹介画面が作成/登録でき、ホ
ームページ紹介エリアar2には、本システムの紹介画
面/メニューが表示され、電子商取引メニュー・エリア
ar3には、会員サービス制の電子商取引メニューが表
示され、また、バナー広告エリアar4には、バナー広
告が表示されるようになっている。さらに、後日、新規
ユーザx1の登録住所に、1)「正規のID」と、2)
「正確な契約内容を記載した書面(約款書面)」、さら
に場合によっては3)銀行口座引き落とし依頼通知書
を、郵送する(ステップS18)。そして、銀行口座引
き落としの場合、1)本人の自筆サインと、2)押印書
面に必要事項を記入してもらい、返送してもらう(ステ
ップS20)。かくして、契約日時/時刻より、所定の
クーリングオフ期間(例えば、8あるいは10または2
0日間)の後、指定のクレジットカード会社または銀行
/郵便貯金口座より、所定期間の利用料金24bを引き
落とす(ステップS22)。そして、上記利用料金の引
き落とし処理が正常終了したら、初回の報酬額演算部2
6による、後述の報酬演算を開始する(ステップS2
4)。尚、上記利用料金24b(=p1)としては、例
えば、1000円〜1万円が適用できる。
【0009】次に、図3、図7乃至図9を参照して、本
発明の有料サービス提供システム4に、新しく新規ユー
ザx1が、入会手続きする場合の、WWWサーバ11〜
登録ユーザデータベース25の動作を説明する。先ず、
本システム4では、新しい新規ユーザx1として、個人
及びグループ/企業が入会手続き処理することができ、
個人には、x5−Mb(Megabyte)の記憶容量が、年間使
用料24dの支払いと共に割り当てられ、企業には、個
人10分の記憶容量と、個人の10倍の年間使用料24
dの支払いとが割り当てられる。尚、企業には、個人1
0分の記憶容量及び年間使用料が割り当てられが、報酬
額の支払いは、1つの企業IDに対して実行されるよう
になっている。
【0010】しかして、本有料サービス提供システム4
では、図7に示すように、ユーザ登録は、各ユーザx1
が登録されると、その下に、順次、時刻をベースとした
2分木構造で、紹介者x1a,x1b等が登録されるよ
うになっており、各登録ユーザx1は、その下に順次登
録される新規の紹介ユーザが、2分木構造の左側の枝に
追加登録されるか、2分木構造の右側の枝に追加登録さ
れるか、または、新規ユーザの選択にまかせるかの3つ
のモードを指定するインターロック・フラグを、いつで
も、自由に設定/変更できるようになっており、デフォ
ルトでは、このインターロック・フラグは、新規ユーザ
の選択した方向に追加登録するように初期化されてい
る。この登録位置の制御は、登録方向処理部25aによ
り、インターロック・フラグ及び後述のスピルオーバ・
フラグを参照して実行されるようになっている。また、
自分より、上位の既登録ユーザも、それぞれ、インター
ロック・フラグを持っており、これらのインターロック
・フラグの間で、新規登録ユーザの追加方向が、相い反
する場合には、より上位の既登録ユーザが設定したイン
ターロック・フラグの方向が、下位の既登録ユーザが設
定したインターロック・フラグの方向よりも優先するよ
うになっている。
【0011】かかるインターロック・フラグの方向制御
は、インターロック制御部25bで実行され、図7にお
いて、既登録ユーザx1が、2分木構造の左側の枝にイ
ンターロック・フラグを設定/変更した場合、新規の登
録ユーザは、順次、x1a、x1aa,x1aaa、x
1aaaa、・・・のように、一番外側の左側の枝だけ
に、上位の層(レベル)から下位の層に、追加登録され
るようになっている。また、既登録ユーザx1が、2分
木構造の右側の枝にインターロック・フラグを設定/変
更した場合、新規の登録ユーザは、順次、x1b、x1
bb,x1bbb、x1bbbb、・・・のように、一
番外側の右側の枝だけに、上位の層から下位の層に、追
加登録されるようになっている。従って、新規登録ユー
ザを追加登録する処理では、一番外側でない内側の枝の
ノードには、既登録ユーザx1が、紹介した新規登録ユ
ーザを追加登録することは、できない制御構造になって
いる。
【0012】かくして、インターロック制御部25bに
より、既登録ユーザがx1の場合、その下に、インター
ロック・フラグで指定された方向の所定のノードに、新
規登録ユーザx1bbbbの登録位置が、仮決定される
と、クロスオーバ・チェック部25cにより、図8に示
すような、クロスオーバ登録チェックおよび、ダブル登
録チェック、等が実行される。すなわち、クロスオーバ
登録チェックでは、既登録ユーザx1が、自分の上位の
ノードで、かつ、空いているノードに、自分の紹介者を
新規登録できないように、新規登録の階層レベルをチェ
ックする。例えば、図8のy1の右枝で2レベル下のノ
ードへx1bbbbを登録することはできない。さら
に、クロスオーバ登録チェックでは、既登録ユーザx1
が、自分と同等レベルまたは下位のレベルのノードで、
かつ、自分の正規に紹介できる枝以外の枝で、空いてい
るノードに、自分の紹介者を新規登録できないように、
新規登録の階層レベルをチェックする。例えば、図8の
x1bの左枝で2レベル下のノードへx1baaを登録
することはできない。また、ダブル登録チェックでは、
既登録ユーザx1が、自分自身x1を、自分のツリーの
下位のノードで、かつ、空いているノードに、新規登録
できないように、新規登録の2重登録防止をチェックす
る。例えば、図8のx1aaaaの右枝で1レベル下の
ノードへx1を登録することはできない。さらに、ダブ
ル登録チェックでは、既登録ユーザx1が、一度解約し
て、有料サービス提供システム4から脱退した場合、再
契約して、自分自身を空いているノードに、新規登録す
る場合、直前の解約時点から今回の新規登録までの期間
を演算し、この期間が6ヶ月以内の場合には、かかる再
登録が、実行できないようにチェックし、新規登録の2
重登録防止を再チェックする。また、ダブル登録チェッ
クでは、代理人による登録行為で登録された親ユーザ
と、新規ユーザ本人が希望した親ユーザとが、異なっ
て、先に代理人の親ユーザが登録されると、その後、新
規ユーザ本人が、別の既登録ユーザの下の枝に登録しよ
うとしても、2重登録の禁止処理チェックにかかり、先
に登録された親ユーザの登録をキャンセルして再度登録
しようとする場合には、6ヶ月待たされる結果となって
しまう事故を未然に防止するため、本人特定のための暗
号情報を利用し、この暗号情報には、パスワードの他
に、新規ユーザ本人にしか分からない暗号情報を利用
し、例えば、自分の趣味の犬(ペット)の名前や種類を
入力したり、自分自身の記念日を入力したり、登山の登
頂記念日と友人の名前を入力したり、この登録時におい
て、新規ユーザ本人しか知り得ない情報を入力すること
により、仮に2重登録がなされても、登録システムから
ダブル登録チェックにより、後日、新規ユーザへ本人確
認するステップを予め用意しておき、新規ユーザが希望
する親ユーザの下に、新規ユーザを登録するようになっ
ている。したがって、新規ユーザ登録時点で、当該ユー
ザの入力項目に当該ユーザが指定する暗号情報を設け、
当該ユーザに紹介者があり、かつ、2重登録が検出され
た場合、当該ユーザに対し、親ユーザの確認ステップに
より、暗号情報により新規ユーザを特定し、この特定さ
れたユーザの希望する親ユーザの下の枝に当該ユーザを
登録するようになっている。 尚、解約された箇所は、
ダミーとして扱い、ダミーとなった箇所へは、新規並び
に再度の契約をすることはできない制御構造となってい
る。またダミーとなった以降は、そのダミー・ノードに
対しては、報酬額演算を実行しないようになっている。
【0013】次に、スピルオーバ処理部25cの動作
を、図9を参照して説明すると、通常は、ユーザ登録
は、各ユーザx1が登録されると、その下に、順次、時
刻をベースとした2分木構造で、紹介者x1a,x1b
等が登録されるが、各登録ユーザx1の上位の登録ユー
ザx0が、左右2人を越えて新規の登録ユーザの紹介が
あった場合、予め設定可能なスピルオーバ・フラグによ
り指定された方向の一番外側の枝のノードに、上位の登
録ユーザx0から紹介された新規登録ユーザを追加登録
するために使用され、スピルオーバ・フラグで指定され
る左右方向の、一番外側の枝のノードにのみ、上位登録
ユーザx0から紹介された新規登録ユーザを追加登録す
る処理で、この新規登録ユーザ追加登録処理では、スピ
ルオーバ・フラグで指定される左右方向の、一番外側で
ない内側の枝のノードに、上位登録ユーザx0から紹介
された新規登録ユーザを追加登録することは、できない
ようになっている。また、スピルオーバ・フラグは、各
上位登録ユーザx0が、いつでも、自由に設定/変更で
きるようになっており、デフォルトでは、このインター
ロック・フラグは、左側の枝に追加登録するように初期
化されている。また、自分より、上位の既登録ユーザ
も、それぞれ、スピルオーバ・フラグを持っており、こ
れらのスピルオーバ・フラグの間で、新規登録ユーザの
追加方向が、相い反する場合には、より上位の既登録ユ
ーザが設定したスピルオーバ・フラグの方向が、下位の
既登録ユーザが設定したスピルオーバ・フラグの方向に
優先するようになっている。かかるスピルオーバ・フラ
グの方向制御に関し、より具体的に説明すると、スピル
オーバ処理部25cでは、図9において、既登録ユーザ
x0が、x1の右上の階層にあり、2分木構造の左側の
枝にスピルオーバ・フラグを設定/変更した場合、既登
録ユーザx0から溢れて、下位のユーザx1に追加登録
される新規の登録ユーザは、順次、x1、x1a,y
1、y3のノードがその候補となり、左側の枝で、か
つ、一番左側の外側ノードにのみ、溢れてきた紹介者x
1aaaaが追加登録されるようになっている。また、
既登録ユーザx0がx1の左上の階層にあり、2分木構
造の右側の枝にスピルオーバ・フラグを設定/変更した
場合、既登録ユーザx0から溢れて、下位のユーザx1
に追加登録される新規の登録ユーザは、順次、x1、x
1b,O2、x1bbb,H2のノードがその候補とな
り、右側の枝で、かつ、一番右側の外側ノードにのみ、
溢れてきた紹介者x1bbbが追加登録されるようにな
っている。
【0014】続いて、登録ユーザデータベース25に接
続された系列マップ表示部25dの動作について説明す
ると、通常、各ユーザx1は、自分の下に、順次、時刻
をベースとした2分木構造で、紹介者x1a,x1b等
が登録されるが、自分の下に内側の枝も含めて、どのよ
うに新規ユーザの紹介が進行して、登録が進んでいる
か、大いに関心がある。そこで、ユーザx1を頂点とし
た全登録者の系列状態が、図9の様なツリー構造のマッ
プとして表示部されると、大変便利である。このユーザ
x1を頂点とした全登録者の系列状態を、図9の様なツ
リー構造のマップとして表示するのが、系列マップ表示
部25dの機能で、既登録者の系列の枝(ツリー)表示
を縦横のマトリックスで表示し、1画面を超える場合
は、画面制約に応じて切り換えて表示する、あるいは、
スクロールしてもよく、また、直近の2週間の間に追加
登録された人のみを表示するようにしてもよい。尚、系
列マップ表示部25dでは、上述のツリー構造のマップ
と共に、次の表示情報が、表示されるようになってい
る。 1)各ノードのユーザのニックネーム、2)ID番号、
3)ディストリビューター種別(能力ランキング)、
4)全体ランキング、5)登録日、6)更新予定日、
7)メールアドレス、8)グループ種別(企業/個
人)、9)会員種別情報 さらに、登録ユーザデータベース25に接続された紹介
者ステップ表示部25eの動作について説明すると、通
常、各ユーザx1は、自分の下に、順次、時刻をベース
とした2分木構造で、紹介者x1a,x1b等が登録さ
れるが、自分の下に内側の枝も含めて、どのように新規
ユーザの紹介が進行して、登録が進んでいるか、大いに
関心がある。そこで、ユーザx1を頂点とした全登録者
の系列状態の中で、各ツリー構造の同一レベル(各ノー
ドの深さ)に属するユーザを表示するのが、紹介者ステ
ップ表示部25eの機能であり、各ユーザx1に対し
て、レベル1の紹介者ステップ表示では、新規ユーザx
1a,x1bに関する、系列マップ表示部25dと同様
の表示情報が、表示され、レベル2の紹介者ステップ表
示では、新規ユーザx1aa,x1ab、x1ba、x
1bbに関する、系列マップ表示部25dと同様の表示
情報が、表示され、レベル3の紹介者ステップ表示で
は、新規ユーザx1aaa、x1aab、x1aba,
x1abb、x1baa,x1bab,x1bba,x
1bbbに関する、系列マップ表示部25dと同様の表
示情報が、表示されるようになっている。具体的には、
この紹介者ステップ表示では、新規登録が確定した情報
として、1)レベル情報、2)ニックネーム、3)ID番
号、4)ディストリビューター種別(能力ランキング)
情報、5)全体ランキング情報、6)登録日、7)更新
予定日、8)メールアドレス、9)グループ種別(企業
/個人)情報、10)会員種別情報等が表示されるよう
になっている。
【0015】次に、報酬額演算部26で実行される週末
決済処理部26aの動作に関して、図10乃至図13を
参照して説明する。この週末決済処理部26aは、予め
設定した所定の期間t1毎に、定期的に実行され、期間
t1としては、7、14、21、28、35、10、1
5、20、30、29、31日、または、1ヶ月毎のよ
うに様々な期間が採用できるが、7日(1週間)が、好
ましい。しかして、週末決済処理部26aでは、予め設
定した所定の期間t1が経過すると、先ず、オービット
・サイクル処理部26bを起動し、各登録済みユーザに
対し、図10(A)に示すような第1のテーブルにした
がって、支払予定報酬額の絶対値を演算する。すなわ
ち、 j1)各登録済みユーザx1をルートとした2分木構造
の左の枝の中で、当該期間t1内に、新規に登録された
ユーザ数b1をカウントする。 j2)各登録済みユーザx1をルートとした2分木構造
の右の枝の中で、当該期間t1内に、新規に登録された
ユーザ数c1をカウントする。 j3)各登録済みユーザx1をルートとした2分木構造
の左の枝の中で、当該期間t1の1単位前の期間で報酬
カウントされなかった繰り越しユーザ数b2を、上記b
1に加算し、当該期間t1の左枝総ユーザ数b3を求め
る。 j4)各登録済みユーザx1をルートとした2分木構造
の右の枝の中で、当該期間t1の1単位前の期間で報酬
カウントされなかった繰り越しユーザ数c2を、上記c
1に加算し、当該期間t1の右枝総ユーザ数c3を求め
る。 j5)総人数(b3+c3)の値から、第1のテーブル
を引いて、前記支払予定額の絶対値d1を求める。 尚、第1のテーブルは、期間t1内に紹介し登録された
総人数(b3+c3)を、mod(m2)で、modu
lus(法)処理し、m2単位で、m1,2*m1,3
*m1、...、(n−1)**m1,m2のn段階に
分割してチェックし、それぞれ、登録者数が、m1に達
した時点で、報酬額d1=f1を支払い、登録者数が、
2*m1に達した時点で、報酬額d1=f2を支払い、登
録者数が、3*m1に達した時点で、報酬額d1=f3を
支払い、登録者数が、m2に達した時点で、報酬額d1
=fnを支払う予定になっている。具体的には、m2と
しては、30〜60人前後が好ましく、特に、50人が
好ましい。また、最小支払単位のm1としては、5〜1
0人前後が、好ましく、特に、8または9人が好まし
い。したがって、第1テーブルの分割数nは、5〜10
前後となる。また、支払額の1例としては、支払額f1
=8千円、支払額f2=5千円、支払額f3=5千円、
支払額f4=8千円、支払額f5=8千円、支払額f6
=16千円等が利用できる。
【0016】次に、バランス・シフト処理部26cによ
り、予め設定した所定の期間t1内で新規に登録された
ユーザ数の左右のバランス状態をチェックし、支払比率
d2を決定する。ここでは、各登録済みユーザに対し、
図10(B)に示す第2のテーブルにしたがって、バラ
ンス状態がチェックされる。すなわち、 k1)各登録済みユーザx1をルートとした2分木構造
の左の枝の中で、当該期間t1内に、新規に登録された
ユーザ数b1をカウントする。 k2)各登録済みユーザx1をルートとした2分木構造
の右の枝の中で、当該期間t1内に、新規に登録された
ユーザ数c1をカウントする。 k3)各登録済みユーザx1をルートとした2分木構造
の左の枝の中で、当該期間t1の1単位前の期間で報酬
カウントされなかった繰り越しユーザ数b2を、上記b
1に加算し、当該期間t1の左枝総ユーザ数b3を求め
る。 k4)各登録済みユーザx1をルートとした2分木構造
の右の枝の中で、当該期間t1の1単位前の期間で報酬
カウントされなかった繰り越しユーザ数c2を、上記c
1に加算し、当該期間t1の右枝総ユーザ数c3を求め
る。 k5)総人数(b3+c3)の値及び前記(b3:c
3)または(c3:b3)の比から、第2のテーブルを
引いて、支払比率d2を求める。すなわち、第2のテー
ブルは、期間t1内に紹介し登録された総人数(b3+
c3)及びバランス比率(b3:c3)、(c3:b
3)から、次の5つの条件により、支払比率d2を決定
する。 r1)登録された総人数(b3+c3)が0人でなくて
も、左側総人数b3または右側総人数c3のいずれか一
方が0の場合には、d2=0とし、今回は、支払を行わ
ず、登録人数は、全て次回に繰り越される。 r2)登録された総人数(b3+c3)が1500人以
下で、バランス比率(b3:c3)または(c3:b
3)が、1:1から1:2の範囲内にある場合には、d
2=1.0とする。 r3)登録された総人数(b3+c3)が1500人以
下で、バランス比率(b3:c3)または(c3:b
3)が、1:2から1:3の範囲内にある場合には、d
2=g1とする。 r4)登録された総人数(b3+c3)が1500人以
下で、バランス比率(b3:c3)または(c3:b
3)が、1:3より大きい場合には、d2=g2とす
る。 r5)登録された総人数(b3+c3)が1500人以
上の場合には、d2=1.0とする。尚、上述の第2の
テーブルの比率g1,g2の値としては、1.0以下の
値が好ましく、具体的には、g1=0.85,g2=
0.7の値が好ましい。かかるバランス・シフト処理部
26cの具体例を、図11を参照して説明すると、図1
1では、登録済みユーザx1の親ユーザがx0であり、
期間t1内に、親ユーザx0は、自分の右側の枝に対し
c1x0=3人の新規ユーザを紹介/登録した。一方、ユ
ーザx1は、期間t1内に、自分の右側の枝に対しc1
x1=7人の新規ユーザを紹介/登録し、自分の左側の枝
に対しb1x1=10人の新規ユーザを紹介/登録したと
する。かかる場合、m1=8人とし、支払額f1=8千
円、支払額f2=5千円、支払額f3=5千円、支払額
f4=8千円、支払額f5=8千円・・・とすると、ユ
ーザx1は、b3x1=9,b2x1=1,c3x1=7,と
なり、 3*m1 >(b3+c3)>= 2*m1 24 > 16 >= 16 となるので、図10(A)の第1のテーブルより支払額
f1=8000円および支払額f2=5000円を受け
取ることができ、このとき、(b3:c3)の比率は、
9/7=1.28 となるので、図10(B)の第2の
テーブルから上記規則r2を適用し、 d2=1.0 となり、 最終報酬額d3は、 d3= (f1+f2) * d2 =(8000+5000)*1.0=13000 となる。一方、ユーザx0は、左枝がb1x0=17、右
枝がc1x0=3であるので、c3x0=c1x0とすると、
図10(B)の第2のテーブルから上記規則r4が適用
され、b3x0 = 3 * c3x0 = 3*3 =
9 となるが、 2*m1 >(b3+c3) >= m1 16 > 12 >= 8 となるので、m1=8 の条件より、c3x0=2人とな
り、c2x0=1人は、次回に繰り越される。また、上記
規則r4により、b3x0 = 3 * c3x0 = 3
*2 = 6 となり、b2x0 = b1x0−b3x0
= 17−6 =9人は、次回に繰り越される。従っ
て、最終的には、ユーザx0は、 2*m1 >(b3+c3) >= m1 16 > 6+2 >= 8 となるので、図10(A)の第1のテーブルより支払額
f1=8000円のみを受け取ることができ、このと
き、(b3:c3)の比率は、6/2=3.0となるの
で、図10(B)の第2のテーブルから上記規則r4が
適用され、d2 = g2 となり、最終報酬額d3
は、 d3= f1 * d2 = 8000 * 0.7 = 5600 となる。かくして、従来の2Xマトリックス・システム
と比較し、新規に獲得したユーザ数に、左右のバランス
状態を反映させ、初期に加入したユーザx0と、後から
加入したユーザx1との間で、バランス状態に応じて報
酬支払額に違いを設けることが可能となり、初期に加入
したユーザx0より、後から加入したユーザx1のほう
が報酬受取額が、多くなる条件が確保でき、より、平等
かつ公平感のある報酬支払システムを実現することがで
きる。したがって、バランス比率(b3:c3)または
(c3:b3)が、1:3以上の比率となった場合に
は、報酬額の比率d2を、1.0以下の値に設定すると
共に、支払対象となる左枝総ユーザ数b3と、右枝総ユ
ーザ数c3を、1:3以内の範囲に限定するようにし、
カウントされなかったユーザ数は、次回の演算にb2,
c2として繰り越すようになっている。
【0017】かくして、支払予定の報酬額の絶対値d1
および支払比率d2が求まると、ボーナス・リミッタ処
理部26dにより、報酬額の絶対値d1及び支払比率d
2から、最終報酬支払額d3=d1*d2を演算し、こ
の値が、別途設定した期間t1毎の支払限度額(リミッ
ト額)u1、及び、累積支払限度額(リミット額)u2
=u1*t2をオーバーしていないか否かチェックし、
オーバーしている場合には、限度額(リミット額)の範
囲で報酬額を支払う。具体的には、期間t1毎の支払限
度額u1=300万円であり、累積支払限度額のチェッ
ク期間t2を、4〜10に設定することが、好ましく、
t2=4.5とすると、累積支払限度額u2=1350
万円となり、この額は、ほぼ1ヶ月間の累積支払限度額
に相当している。かかる報酬額の支払状態を、図12お
よび図13を参照して、具体的に説明する。先ず、m1
=8人、m2=50人、支払額f1=8千円、支払額f
2=5千円、支払額f3=5千円、支払額f4=8千
円、支払額f5=8千円、支払額f6=16千円とし、
g1=0.85,g2=0.7とする。次に、登録済み
ユーザx1は、最初の期間t1内に、自分の左側の枝に
対しb1=4人の新規ユーザを紹介/登録し、また、自
分の右側の枝に対しc1=4人の新規ユーザを紹介/登
録した。従って、b3=b1=4,c3=c1=4 と
なり、 2*m1 >(b3+c3)>= m1 16 > 8 >= 8 となるので、図10(A)の第1のテーブルより支払額
f1=8000円を受け取ることができ、このとき、
(b3:c3)の比率は、4/4=1.0 となるの
で、図10(B)の第2のテーブルから上記規則r2が
適用され、d2=1.0 となり、最終報酬額d3は、 d3= f1 * d2 = 8000*1.0= 8000 となる。次に、登録済みユーザx1は、第2の期間t1
内に、自分の左側の枝に対しb1=2人の新規ユーザを
紹介/登録し、また、自分の右側の枝に対しc1=8人
の新規ユーザを紹介/登録した。従って、b3=b1=
2,c1=8 となるが、図10(B)の第2のテーブ
ルから上記規則r4が適用され、b3+c3=2+8と
はできず、c3 = 3 * b1 = 3*2 =
6人となり、残りのc2=c3−c1=8−6=2人
は、次回の演算に繰り越される。したがって、ユーザx
1は、前回の8人から累積した合計が2*m1を上回
り、 3*m1 >(b3+c3)+81st >= 2*m1 16 > 2+6 +8 >= 16 となるので、図10(A)の第1のテーブルより支払額
f2=5000円を受け取ることができ、このとき、
(c3:b3)の比率は、6/2=3.0 となるの
で、図10(B)の第2のテーブルから上記規則r4が
適用され、d2= g2 となり、最終報酬額d3は、 d3= f2 * d2 = 5000 * 0.7 = 3500 となる。さらに、登録済みユーザx1は、第3の期間t
1内に、自分の左側の枝に対しb1=12人の新規ユー
ザを紹介/登録し、また、自分の右側の枝に対しc1=
10人の新規ユーザを紹介/登録した。従って、b3=
b1=12,c3=c1+c2=10+2=12 とな
り、前回の16人から累積した合計が5*m1を上回
り、 m2 >(b3+c3)+162nd >= 5*m1 50 > 12+12 +16 >= 40 となるので、図10(A)の第1のテーブルより支払額
f3=5000円、支払額f4=8000円、支払額f
5=8000円を受け取ることができ、このとき、(b
3:c3)の比率は、12/12=1.0 となるの
で、図10(B)の第2のテーブルから上記規則r2が
適用され、d2=1.0 となり、最終報酬額d3は、 d3= (f3+f4+f5) * d2 = (5000+8000+8000) * 1.0
= 21000 となる。続いて、登録済みユーザx1は、第4の期間t
1内に、自分の左側の枝に対しb1=7人の新規ユーザ
を紹介/登録し、また、自分の右側の枝に対しc1=6
人の新規ユーザを紹介/登録した。従って、b1=7,
c1=6 となり、b3=b1=7, c3=c1=6
とすると、前回の40人から累積した合計がm2を上
回り、 m2+m1 >(b3+c3)+403rd >= m2 58 > 7+ 6 +40 >= 50 となるので、 b34th=5、c34th=5 となり、b
2=b1−b3=7−5=2人、c2=c1−c3=6
−5=1人は、次回に繰り越しとなり、 m2+m1 >(b3+c3)+403rd >= m2 58 > 5+ 5 +40 >= 50 から、図10(A)の第1のテーブルより支払額f6=
16000円を受け取ることができ、このとき、(b
3:c3)の比率は、5/5=1.0 となるので、図
10(B)の第2のテーブルから、上記規則r2が適用
され、d2=1.0 となり、最終報酬額d3は、 d3= f6 * d2 = 16000 * 1.0 = 16000 となる。以上の報酬額演算処理が、期間t1毎に、全登
録ユーザに対して実施される。尚、一度登録したユーザ
が、登録メニュ−と同様な解約メニュ−により、解約手
続きを実行して、有料サービス提供システム4を離れる
と、この解約されたノードは、ダミーノードに変更し
て、以後、システム運営会社が、このノードを管理する
ようになっている。
【0018】次に、この発明の2Xマトリックス・シス
テム運営会社の利益率を、様々な条件で、シミュレーシ
ョンして、システム運営会社が破産することのないこと
を確認する。このシミュレーションの条件として、登録
料(入会金)p1=10千円とし、m2人紹介した時点
で、紹介者に還元する報酬額の総額が、収入金額の10
%とする規則を、基本とし、図10(A)の第1のテー
ブルに対して、以下のA)〜D)の条件で行い、その結
果を図14の曲線A)〜D)に示す。 条件A)テーブルの要素数nを 3〜5 の範囲
で変化させ、支払最小単位の人数m1を 6〜10 の
範囲で変化させ、支払サイクル人数m2を 30
とし、、支払額は、 f1+f2+f3+・・・+f
n=30千円に設定した。また、支払限度額に関して
は、期間t1毎の支払限度額u1を 300万円と
し、期間t2毎の支払限度額u2を 1350万円とし
た。 条件B)テーブルの要素数nを 4〜7 の範囲
で変化させ、支払最小単位の人数m1を 6〜10 の
範囲で変化させ、支払サイクル人数m2を 40
とし、、支払額は、 f1+f2+f3+・・・+f
n=40千円に設定した。また、支払限度額に関して
は、期間t1毎の支払限度額u1を 300万円と
し、期間t2毎の支払限度額u2を 1350万円とし
た。 条件C)テーブルの要素数nを 5〜8 の範囲
で変化させ、支払最小単位の人数m1を 6〜10 の
範囲で変化させ、支払サイクル人数m2を 50
とし、、支払額は、 f1+f2+f3+・・・+f
n=50千円に設定した。また、支払限度額に関して
は、期間t1毎の支払限度額u1を 300万円と
し、期間t2毎の支払限度額u2を 1350万円とし
た。 条件D)テーブルの要素数nを 6〜10 の範
囲で変化させ、支払最小単位の人数m1を 6〜10
の範囲で変化させ、支払サイクル人数m2を 6
0 とし、、支払額は、 f1+f2+f3+・・・+
fn=60千円に設定した。また、支払限度額に関して
は、期間t1毎の支払限度額u1を 300万円と
し、期間t2毎の支払限度額u2を 1350万円とし
た。かかるシミュレーションの結果、図14から、この
発明の2Xマトリックス・システム運営会社の利益率
は、テーブルの要素数n、支払最小単位の人数m1、支
払サイクル人数m2、支払最小単位の人数m1等には、
余り影響されないことが分かった。
【0019】そこで、次に、シミュレーションの条件と
して、登録料(入会金)p1=10千円とし、m2人紹
介した時点で、紹介者に還元する報酬額の総額が、収入
金額の10%(図14と同一)、12.5%,15%と
増加させ、他の条件は、図14の条件と同一でシミュレ
ーションしたところ、図15の曲線群A1〜D1(10
%)、曲線群A2〜D2(12.5%)、曲線群A3〜
D3(15%)が得られた。この結果、支払サイクル人
数m2を達成した時点での紹介者に還元する報酬額の総
額は、収入金額の15%以内が、好ましいことが、分か
った。
【0020】さらに、シミュレーションの条件として、
登録料(入会金)p1=10千円とし、支払サイクル人
数m2を達成した時点での紹介者に還元する報酬額の総
額が、収入金額の10%とし、また、支払限度額を期間
t1毎の支払限度額u1を 300万円〜500万円
の範囲に設定し、他の条件は、図14の条件と同一でシ
ミュレーションしたところ、図16の曲線群A1〜D1
(350万円)、曲線群A2〜D2(400万円)、曲
線群A3〜D3(450万円)、曲線群A4〜D4(5
00万円)が得られた。この結果、期間t1毎の支払限
度額u1は、300万円〜500万円の範囲以内である
ことが、好ましいことが、分かった。
【0021】さらにまた、シミュレーションの条件とし
て、登録料(入会金)p1=10千円とし、支払サイク
ル人数m2を達成した時点での紹介者に還元する報酬額
の総額が、収入金額の10%とし、また、支払限度額を
期間t2毎の支払限度額u2を 1000万円〜100
00万円の範囲に設定し、他の条件は、図14の条件と
同一でシミュレーションしたところ、図17の曲線群A
1〜D1(1350万円)、曲線群A2〜D2(155
0万円)、曲線群A3〜D3(1700万円)が得られ
た。この結果、期間t2毎の支払限度額u2は、135
0万円〜1700万円の範囲以内であることが、好まし
いことが、分かった。尚、上記説明では、支払報酬とし
て、現金の場合を説明したが、このほか、支払報酬対象
として、電子マネー、商品、商品券、クーポン、ディビ
ットカード、プリペイドカード、小切手、サービス提供
券、有価証券等を支払いの対象とすることができる。ま
た、本システムの提供するサービス、例えば、インター
ネット上での有料サービス提供システムとしての、ホー
ムページのホスティング(ウェブレンタル)、電子メー
ルサービス、CGIサービス、グループコミュニケーシ
ョン、オプトインウェブ、メーリングリスト、ボイスメ
ール、アフェリエイトサービス、インターネットサービ
スプロバイダー(ISP)、オリジナルブラウザー、有
料会員サービス等では、料金を支払って利用する登録ユ
ーザは、これらのソフトウェアに関して、そのソフトウ
ェアに関する仕様変更に伴うレヴィジョンアップサービ
スや、最新の仕様によるバージョンアップサービス、ソ
フトウェアの動作環境情報サービス、ソフトウェアのヘ
ルプデスクサービス、ウイルスチェックサービスなどの
提供システムに対するサービスを、ユーザ(クライアン
ト)のリクエスト(要求)に応じて有償で自動的にリカ
バリィ・コンバート(修復変更)するようになってい
る。すなわち、このリカバリ・コンバートシステムは、
管理制御するマスターサーバー11またはリモート(遠
隔)操作で制御する有料サービス提供会社が提供する有
料サービスシステム4に内蔵され、その統括として、サ
ービスに対する情報を、システム管理サーバー14a
が、クライアントのユーザーと提供サービスとを結ぶ管
理履歴を、順次記憶し、適宜ユーザーリクエストに応じ
て、自動的に制御管理及び課金システムとして登録ユー
ザーデータベース25を通じて、入出金処理部24cで
有償課金処理するようになっている。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、この発明のインタ
ーネット上での有料サービス提供システムを利用した報
酬支払い方法によれば、従来の2Xマトリックスシステ
ムに、新規に獲得したユーザ数に応じた修正処理を追加
し、新規登録ユーザの数が増大しても、システムの運営
会社が破産することのない、安定した報酬支払いシステ
ムを構築することができる。また、初期に加入したユー
ザと、後から加入したユーザとの間で、報酬支払期間t
1毎に、左右の枝の増加登録人数のバランス比率に基づ
いた修正を導入でき、報酬支払額に、努力度に応じた修
正ができるので、より平等で公平感のある報酬支払いシ
ステム実現できる。さらに、インターネット上での有料
サービス提供システムにおいて、有料会員登録ユーザ
に、現金、電子マネー、デビッドカード、プリペイドカ
ード、有価証券、小切手、プライベート通貨、役務提供
券、商品、商品券、クーポン等の報酬を支払い、より多
くの人に、経済的なサービスを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のシステム全体の1構成例を示す図で
ある。
【図2】この発明の報酬額演算システムのより詳細な構
成の1例を示す図である。
【図3】この発明の報酬額演算システムのブロック構成
の1例を示す図である。
【図4】この発明の登録手続きの1例を示すフローチャ
ートである。
【図5】その入力項目の1例を示す図である。
【図6】この発明の登録手続き終了ユーザのホームペー
ジの1例を示す図である。
【図7】この発明の登録ユーザの2分木構造の一例を示
す図である。
【図8】この発明の登録ユーザの2分木構造に、クロス
オーバ・チェック部を設けた一例を示す図である。
【図9】この発明の登録ユーザの2分木構造に、スピル
オーバ処理部を設けた一例を示す図である。
【図10】この発明の支払報酬規則を示すテーブルの一
例を示す図である。
【図11】この発明の支払報酬規則のバランス・シフト
の原理を示す図である。
【図12】この発明の支払報酬規則の1例を示す登録ユ
ーザの2分木構造例である。
【図13】その支払過程を説明する1例を示す図であ
る。
【図14】この発明のシステム運営会社の利益率をシミ
ュレーションした結果を示す図である。
【図15】この発明のシステム運営会社の利益率を、別
の条件でシミュレーションした結果を示す図である。
【図16】この発明のシステム運営会社の利益率を、ま
た別の条件でシミュレーションした結果を示す図であ
る。
【図17】この発明のシステム運営会社の利益率を、さ
らにまた別の条件でシミュレーションした結果を示す図
である。
【符号の説明】
1 情報伝送径路、インターネット 3a,3b,3c 決済手段 4,11a,14j マスターデータベース 8 報酬額演算システム 11 サーバ 24a 入会受付/登録部 24c 入出金処理部 25 データベース 25a 登録方向処理部 25b インターロック制御部 25c クロスオーバ・チェック部 25d スピルオーバ処理部 26 報酬額演算部26 26a 週末決済処理部 26b オービット・サイクル処理部 26c バランス・シフト処理部 26d ボーナス・リミッタ処理部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 神戸 斉 神奈川県横浜市保土ケ谷区上菅田町418丁 目102番 (72)発明者 金 豊 神奈川県藤沢市鵠沼松が岡3丁目7番9号 (72)発明者 古澤 秀明 神奈川県横浜市神奈川区栄町8丁目1番 806号 (72)発明者 小林 一郎 神奈川県相模原市御薗1丁目12番10号 (72)発明者 林 雅樹 神奈川県横浜市港北区新羽町1617 アミス ター201 (72)発明者 宇田川 務 東京都新宿区新宿1丁目32番11−805号 (72)発明者 山本 美子 神奈川県横浜市戸塚区平戸町484丁目11番 (72)発明者 加藤 裕司 東京都品川区小山6丁目21番3−202号 (72)発明者 林 博子 東京都目黒区青葉台3丁目9番2号 Fターム(参考) 5B049 AA01 BB00 CC36 EE01 EE02 GG10

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インターネット上での有料サービス提供
    システムにおいて、 前記有料サービス提供システムでは、ユーザ登録を、各
    ユーザが登録される時刻をベースとした2分木構造で登
    録するように構成され、 前記ユーザ登録時点で、該ユーザに紹介者がある場合
    は、該紹介者の下の枝に該ユーザを登録するステップ
    と、 前記ユーザ登録時点で、該ユーザに紹介者がない場合
    は、予め設定した規則に従って該ユーザを所定の枝に登
    録するステップと、 前記登録済みユーザが、当該有料サービスに対し、対価
    p1を支払うステップと、 前記登録済みユーザが、新しいユーザに当該有料サービ
    ス提供システムへの登録を紹介した場合、該登録済みユ
    ーザの下の枝に前記新しいユーザを登録するステップ
    と、 予め設定した所定の期間t1毎に、各登録済みユーザに
    対し、各ユーザの下に登録されている新しいユーザ数
    (b1,c1)をカウントし、このユーザ数(b1,c
    1)に対応して予め定めた報酬分配規則に従って、所定
    の報酬額を演算し、支払うステップと、 を含むことを特徴とするインターネット上での有料サー
    ビス提供システムにおける報酬支払い方法。
  2. 【請求項2】 前記有料サービス提供システムが、ホー
    ムページのホスティング(ウェブレンタル)、電子メー
    ルサービス、CGIサービス、グループコミュニケーシ
    ョン、オプトインウェブ、メーリングリスト、ボイスメ
    ール、アフェリエイトサービス、インターネットサービ
    スプロバイダー(ISP)、オリジナルブラウザー、の
    いずれか1つを少なくとも含む請求項1に記載のインタ
    ーネット上での有料サービス提供システムにおける報酬
    支払い方法。
  3. 【請求項3】 前記報酬が、現金、電子マネー、デビッ
    ドカード、プリペイドカード、有価証券、小切手、プラ
    イベート通貨、役務提供券、商品、商品券、クーポン、
    のいずれか1つを含む請求項1または2に記載のインタ
    ーネット上での有料サービス提供システムにおける報酬
    支払い方法。
  4. 【請求項4】 前記予め設定した所定の期間t1が、
    7、14、21、28、35、10、15、20、3
    0、29、31日、または、1ヶ月のいずれか1つを含
    む請求項1乃至3いずれか1項に記載のインターネット
    上での有料サービス提供システムにおける報酬支払い方
    法。
  5. 【請求項5】 前記予め設定した所定の期間t1内に支
    払われる報酬額にリミット額を設けた請求項4に記載の
    インターネット上での有料サービス提供システムにおけ
    る報酬支払い方法。
  6. 【請求項6】 前記予め設定した所定の期間t1より長
    い第2の所定の期間t2に対し、累積支払報酬額を求
    め、この累積支払報酬額に対し第2のリミット額を設け
    た請求項4または5に記載のインターネット上での有料
    サービス提供システムにおける報酬支払い方法。
  7. 【請求項7】 前記予め設定した所定の期間t1毎に、
    各登録済みユーザに対し演算する予め設定した前記報酬
    分配規則が、 各登録済みユーザをルートとした2分木構造の左の枝の
    中で、当該期間t1内に、新規に登録されたユーザ数b
    1をカウントするステップと、 各登録済みユーザをルートとした2分木構造の右の枝の
    中で、当該期間t1内に、新規に登録されたユーザ数c
    1をカウントするステップと、 各登録済みユーザをルートとした2分木構造の左の枝の
    中で、当該期間t1の1単位前の期間で報酬カウントさ
    れなかった繰り越しユーザ数b2を、上記b1に加算
    し、当該期間t1の左枝総ユーザ数b3を求めるステッ
    プと、 各登録済みユーザをルートとした2分木構造の右の枝の
    中で、当該期間t1の1単位前の期間で報酬カウントさ
    れなかった繰り越しユーザ数c2を、上記c1に加算
    し、当該期間t1の右枝総ユーザ数c3を求めるステッ
    プと、 前記(b3+c3)の値から、第1のテーブルを引い
    て、前記報酬額の絶対値d1を求めるステップと、 前記(b3+c3)の値及び左右のバランス比率(b
    3:c3)または(c3:b3)の値から、第2のテー
    ブルを引いて、前記報酬額の比率d2を求めるステップ
    と、 前記報酬額の絶対値d1及び前記報酬額の比率d2か
    ら、最終報酬支払額d3=d1*d2を演算するステッ
    プと、を含む請求項1乃至6のいずれか1項に記載のイ
    ンターネット上での有料サービス提供システムにおける
    報酬支払い方法。
  8. 【請求項8】 前記予め設定した所定の期間t1毎に、
    各登録済みユーザに対し演算する予め設定めた前記報酬
    分配規則において、 前記第2のテーブルから左右のバランス比率(b3:c
    3)または(c3:b3)を演算した結果、 このバランス比率(b3:c3)または(c3:b3)
    が、1:3以上の比率となった場合には、前記報酬額の
    比率d2を、1.0以下の値に設定すると共に、 支払対象となる左枝総ユーザ数b3と、右枝総ユーザ数
    c3を、1:3以内の範囲に限定するようにし、カウン
    トされなかったユーザ数は、次回の演算に繰り越すよう
    にした請求項7に記載のインターネット上での有料サー
    ビス提供システムにおける報酬支払い方法。
  9. 【請求項9】 前記第1のテーブルにおいて、 テーブルの要素数nを 6〜11 の範囲で変化さ
    せ、 支払最小単位の人数m1を 5〜10 の範囲で変化さ
    せ、 支払サイクル人数m2を 30〜60 の範囲で変化さ
    せ、 支払最小単位の人数m1を5〜10の範囲で変化させた
    請求項7または8に記載のインターネット上での有料サ
    ービス提供システムにおける報酬支払い方法。
  10. 【請求項10】 前記第1のテーブルにおいて、 支払額f1=8000円、支払額f2=5000円、支
    払額f3=5000円、支払額f4=8000円、支払
    額f5=16000円に設定した請求項7乃至9のいず
    れか1項に記載のインターネット上での有料サービス提
    供システムにおける報酬支払い方法。
  11. 【請求項11】 前記予め設定した所定の期間t1内に
    支払われる報酬額にリミット額u1が、300万円〜1
    000万円の範囲である請求項5乃至10のいずれか1
    項に記載のインターネット上での有料サービス提供シス
    テムにおける報酬支払い方法。
  12. 【請求項12】 前記予め設定した所定の期間t2内に
    支払われる報酬額にリミット額u2が、1000万円〜
    10000万円の範囲である請求項6乃至11のいずれ
    か1項に記載のインターネット上での有料サービス提供
    システムにおける報酬支払い方法。
  13. 【請求項13】 前記ユーザ登録時点で、当該ユーザに
    紹介者がある場合、この紹介者の下の枝に該ユーザを登
    録する登録方向を制御するためのインターロック・フラ
    グを設け、前記紹介者が登録方向を制御できるようにし
    た請求項1乃至12のいずれか1項に記載のインターネ
    ット上での有料サービス提供システムにおける報酬支払
    い方法。
  14. 【請求項14】 前記インターロック・フラグが、左
    側、右側、および、新規ユーザの選択する方向からなる
    請求項13に記載のインターネット上での有料サービス
    提供システムにおける報酬支払い方法。
  15. 【請求項15】 前記新規ユーザ登録時点で、当該ユー
    ザの入力項目に当該ユーザが指定する暗号情報を設け、
    当該ユーザに紹介者があり、かつ、2重登録が検出され
    た場合、当該ユーザに対し、親ユーザの確認ステップを
    設け、前記暗号情報により前記新規ユーザを特定し、こ
    の特定された親ユーザの下の枝に当該ユーザを登録する
    ようにした請求項13または14に記載のインターネッ
    ト上での有料サービス提供システムにおける報酬支払い
    方法。
  16. 【請求項16】 前記有料サービスを実行するソフトウ
    エアでは、当該ソフトウェアに関して、そのソフトウェ
    アに関する仕様変更に伴うレヴィジョンアップサービス
    や、最新の仕様によるバージョンアップサービス、ソフ
    トウェアの動作環境情報サービス、ソフトウェアのヘル
    プデスクサービス、ウイルスチェックサービスなどの提
    供システムに対するサービスを、ユーザ(クライアン
    ト)のリクエスト(要求)に応じて有償で自動的にリカ
    バリィ・コンバート(修復変更)するようにし、このリ
    カバリ・コンバートシステムは、管理制御するマスター
    サーバーまたはリモート(遠隔)操作で制御する有料サ
    ービス提供会社が提供する有料サービスシステムに内蔵
    され、その統括として、サービスに対する情報を、シス
    テム管理サーバーが、クライアントのユーザーと提供サ
    ービスとを結ぶ管理履歴を、順次記憶し、適宜ユーザー
    リクエストに応じて、自動的に制御管理及び課金システ
    ムとして登録ユーザーデータベースを通じて、入出金処
    理部で有償課金処理するようになっている請求項1乃至
    15のいずれか1項に記載のインターネット上での有料
    サービス提供システムにおける報酬支払い方法。
JP2000072067A 2000-03-15 2000-03-15 インターネット上での有料サービス提供システムにおける報酬支払い方法 Pending JP2001265912A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000072067A JP2001265912A (ja) 2000-03-15 2000-03-15 インターネット上での有料サービス提供システムにおける報酬支払い方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000072067A JP2001265912A (ja) 2000-03-15 2000-03-15 インターネット上での有料サービス提供システムにおける報酬支払い方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001265912A true JP2001265912A (ja) 2001-09-28

Family

ID=18590539

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000072067A Pending JP2001265912A (ja) 2000-03-15 2000-03-15 インターネット上での有料サービス提供システムにおける報酬支払い方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001265912A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104408548A (zh) * 2014-10-31 2015-03-11 北京思特奇信息技术股份有限公司 一种图形化引导展示方法及系统
JP2020184760A (ja) * 2019-05-02 2020-11-12 アバイア インコーポレーテッド 分散デジタル台帳を用いるコンタクトセンターのトランザクションシステム
JP7224075B1 (ja) 2022-05-24 2023-02-17 parpar株式会社 不用品サイクル管理装置、不用品サイクル管理方法、及びプログラム

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104408548A (zh) * 2014-10-31 2015-03-11 北京思特奇信息技术股份有限公司 一种图形化引导展示方法及系统
JP2020184760A (ja) * 2019-05-02 2020-11-12 アバイア インコーポレーテッド 分散デジタル台帳を用いるコンタクトセンターのトランザクションシステム
JP7224075B1 (ja) 2022-05-24 2023-02-17 parpar株式会社 不用品サイクル管理装置、不用品サイクル管理方法、及びプログラム
JP2023172711A (ja) * 2022-05-24 2023-12-06 parpar株式会社 不用品サイクル管理装置、不用品サイクル管理方法、及びプログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7933810B2 (en) Collectively giving gifts in a social network environment
RU2337401C2 (ru) Способ выполнения банковских трансакций со связыванием счетов посредством общих счетов
EP3574464B1 (en) Computer implemented method and system
US20140236814A1 (en) Charitable Giving
US20110238570A1 (en) System of Online Trading Through Intermediary Platform and Methods Thereof
JP5149892B2 (ja) 贈心システム及び贈心方法
JP7157798B6 (ja) ブロックチェーンネットワークを介してデータを通信し、格納し、及び処理するためのブロックチェーンベースのシステム及び方法
CN105960654A (zh) 用于对网页内容、虚拟商品和小额物品付费的方法和装置
CN1742287A (zh) 在线商务的系统和方法
WO2001050305A2 (en) Method and system for supervising on-line purchasing
Madden et al. Internet economics and policy: an Australian perspective
KR20100044768A (ko) 고객의 신용카드 결제정보와 온라인상의 고객 간의 개인교류관계를 통한 입소문 마케팅 시스템 및 그 방법
JP2001265912A (ja) インターネット上での有料サービス提供システムにおける報酬支払い方法
JP2002099852A (ja) 決済方法および決済システム
CN114723442A (zh) 资源转移数据处理方法、装置、计算机设备和存储介质
US20120022895A1 (en) Annuity Maintenance Messaging Protocol
JP2002092374A (ja) 情報使用の仲介システム
US20240135414A1 (en) Method for monetizing data for a religious organization
KR20040013264A (ko) 인터넷 정보처리 시스템 및 그 처리방법
RU2699059C1 (ru) Способ для привлечения покупателей в офисы продаж товаров и услуг
AU2007202567B2 (en) Charitable giving
JP2001338222A (ja) ポイントを使った自動抽選方法および広告情報の自動処理登録並びにその決定方法
KR20070113704A (ko) 다단계 판매를 통한 전자화폐 운용방법
JP2002197297A (ja) 商取引システム
KR100404074B1 (ko) 전자상거래 업체간의 전자화폐를 환전/송금하는 방법