JP2001265394A - 窓処理装置および窓処理方法 - Google Patents

窓処理装置および窓処理方法

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JP2001265394A JP2000076083A JP2000076083A JP2001265394A JP 2001265394 A JP2001265394 A JP 2001265394A JP 2000076083 A JP2000076083 A JP 2000076083A JP 2000076083 A JP2000076083 A JP 2000076083A JP 2001265394 A JP2001265394 A JP 2001265394A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 MPEG2オーディオ等のフレーム単位に符
号化されたデータを相隣接するフレームを一部重複させ
て再生する窓処理装置において、フレームの順序が乱れ
た際に、重複させた部分の音圧レベルが一定でなくなり
音質が劣化する場合がある。 【解決手段】 窓関数情報を含むデータ群を供給する入
力装置101と、データ群を2等分に分割し窓関数情報
を分離する分離分割装置102と、窓関数情報に対応す
る窓関数を選択する窓選択装置103と、窓関数とデー
タ群を積算する窓処理装置104と、窓関数の値を保持
する窓関数テーブル105と、データ群を記憶する記憶
装置106と、2つのデータ群を加算する重ね合わせ装
置107とからなる装置において、窓選択装置103に
て音圧レベルが一定になる窓関数を選択して窓処理を行
い、音質劣化を防ぐ事ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、国際標準化機構の
規格ISO13818のMPEG2オーディオ符号化方
式AAC(アドバンスド・オーディオ・コーデック)
(以下MPEG2−AAC)の復号装置において用いら
れる逆モディファイド・離散コサイン変換(以下iMD
CT)処理に伴なう窓処理を行う窓処理装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】近年、オーディオ符号化方式では、符号
化時にモディファイド・離散コサイン変換(以下MDC
T)処理、復号化時にiMDCT処理が用いられ、iM
DCT処理に伴なう窓処理はフレーム毎に実施されてい
る。
【0003】窓処理に使用される窓関数は、前記ISO
規格によりフレーム単位に規定された(1)LONG
WINDOW、(2)LONG START WIND
OW、(3)8SHORT WINDOW 、(4)L
ONG STOP WINDOWの4種類であるが、8
SHORT WINDOWの8つSHORT窓関数を
加算し合成すると、フレームの前半はLONG STO
P WINDOWの前半と同じ関数となり、フレームの
後半はLONG START WINDOWの後半と同
じ関数となる。フレーム単位の窓関数(8 SHORT
WINDOWは合成後の窓関数)のリストを図6
(a)に示す。
【0004】窓処理においては、フレームの前半の窓関
数と前半のデジタルデータと積算処理を行い、後半の窓
関数と後半のデジタルデータとの積算処理を行う。前記
フレーム単位の4種類の窓関数の前半と後半の半フレー
ム単位の窓関数は図6(b)に示すように4種類とな
る。
【0005】窓関数テーブルには図6(b)に示す4種
類の窓関数が保持されており、窓関数テーブルにおい
て、窓関数情報により指示された窓関数が読み出され
る。
【0006】以下従来技術の実施形態について、図面を
参照しながら説明する。
【0007】図4は、従来の窓処理装置の実施例のブロ
ック図を示すものである。図4において、401は入力
装置、402は窓処理装置、403は窓関数テーブル、
404は分割装置、405は記憶装置、406は重ね合
わせ装置である。
【0008】図5は、横軸を時間軸とし、縦軸を規格化
した窓関数値とした窓関数の概略と重ね合わせ後(加算
後)の音圧レベルの概略を示すものである。図5におい
て、501は窓関数WB[T−1]、502は窓関数W
F[T]、503は窓関数WB[T]、504は窓関数
WF[T+1]、505は窓関数WF[T+1]、51
0は窓関数501と502および503と504を重ね
合わせた後(加算後)の音圧レベルを示すものである。
【0009】以下、従来のMPEG2−AACの復号装
置での窓処理装置について図4、図5(a)を用いて説
明する。従来の窓処理装置は、フレーム(T)におい
て、 ステップ1:入力装置401が、前半後半用2つの窓関
数情報IF[T](前半用)、IB[T](後半用)と
デジタルデータ[T][i](0≦i<N)を含むデー
ダ群を供給する。
【0010】ステップ2:窓処理装置402が、入力装
置401から供給されたデータ群を入力し、IF[T]
の指示する窓関数WF[T]502とIB[T]の指示
する窓関数WB[T]503を窓関数テーブル403か
ら読み出し、前半の窓関数WF[T][i]と前半のデ
ジタルデータD[T][i](0≦i<N/2)の積算
および後半の窓関数WB[T][i]と後半のデジタル
データD[T][i+N/2](0≦i<N/2)の積
算を順次行い窓処理を行う。窓処理の結果の式を次に示
す。
【0011】Dw[T][i]=WF[T][i]*D
[T][i](0≦i<N/2) Dw[T][i+N/2]=WB[T][i]*D
[T][i+N/2](0≦i<N/2) 窓処理が行われた前半データDw[T]を分割装置40
4へ出力する。
【0012】ステップ3:分割装置404が、Dw
[T]を2等分に分割し窓処理が行われた前半データD
f[T][i]=Dw[T][i](0≦i<N/2)
を重ね合わせ装置406へ、窓処理が行われた後半デー
タDb[T][i]=Dw[T][i+N/2](0≦
i<N/2)を記憶装置405へ出力する。
【0013】ステップ4:記憶装置405が、1つ前フ
レーム(T−1)に記憶していた窓処理が行われた後半
データDb[T−1]を重ね合わせ装置406へ順次出
力し、その後Db[T−1][i]を順次破棄し、次フ
レーム(T+1)のためにDb[T][i]を順次記憶
する。
【0014】ステップ5:重ね合わせ装置406が、現
フレーム(T)の前半の窓処理が行われたデータDf
[T][i]と1つ前フレーム(T-1)の後半の窓処理
が行われたデータDb[T−1][i](0≦i<N/
2)とを加算することにより、重ね合わせが行われる。
すなわちDf[T][i]+Db[T−1][i](0
≦i<N/2)を行う。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】通常の再生において
は、隣接する窓関数の順序は、前記ISO規格に規定さ
れており、通常の順序では隣接するフレームを半フレー
ム毎重複させた場合、重複した窓関数の重ね合わせ後
(加算後)の音圧レベルは一定になる。
【0016】しかしながら、例えばフレームを間引いて
再生する早送り再生時あるいは、スロー再生および何ら
かの原因によりフレーム間にギャップが生じた場合、例
えば特開平09−274772号公報に示されるように
適当なフレームによりギャップを穴埋めしたときには、
隣接するフレームが通常の順序と異なる。
【0017】この場合の一例を図5で説明する。図5
(a)のフレーム(T)の窓関数502と503が間引
かれ、フレーム(T+1)にあった窓関数504と50
5が穴埋めする。穴埋め後の窓関数を図5(b)に示
す。この場合にはフレーム(T)の窓関数は507と5
08(504と505が移動)となる。このように、窓
関数の順序の異常が発生した場合には、フレーム(T−
1)の後半の窓関数501と重複しているフレーム
(T)の前半の窓関数507とを重ね合わせ(加算)た
後の音圧レベル511は一定でなくなり音質が劣化する
という課題を有していた。
【0018】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、フレーム間の相互関係を考慮して窓関数を選択する
事で、重ね合わせ後(加算後)の音圧レベルを一定に保
ち音質劣化を防ぐ事を目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】本発明は相隣接するフレ
ームを一部重複させ再生する窓処理装置において、重複
部分の窓関数を重ね合わせ後の音圧レベルが一定になる
窓関数を選択する手段を備えた窓処理装置である。
【0020】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1記載の発明は、
フレーム単位に符号化された窓関数情報とデジタルデー
タを含むデータ群を相隣接するフレームと一部重複させ
再生する窓処理装置において、現フレーム(T)と前記
現フレーム(T)の1つ前フレーム(T-1)との重複部
分の前記1つ前フレーム(T-1)側の窓関数情報を現フ
レーム(T)側の重複部分の窓関数情報に対応する窓関
数情報に置き換える窓関数情報を選択する手段または前
記現フレーム(T)と1つ前フレーム(T-1)との重複
部分の前記現フレーム(T)側の窓関数情報を前記1つ
前フレーム(T-1)側の重複部分の窓関数情報に対応す
る窓関数情報に置き換える窓関数情報を選択する手段、
の少なくとも一方を備えたもので、歪みの少ないデジタ
ルデータを再生する窓処理装置である。
【0021】本発明の請求項2記載の発明は、現フレー
ム(T)のデータ群を前半と後半に2分割する手段およ
び前半データ群から前半の窓関数情報を分離する手段を
備えた分離分割手段と1つ前フレーム(T-1)の後半の
デジタルデータの窓処理を行う窓関数情報を現フレーム
(T)の前半の窓関数情報に対応する窓関数情報から選
択する窓関数選択手段を備えた請求項1に記載の窓処理
装置であって歪みの少ないデジタルデータを再生する。
【0022】本発明の請求項3記載の発明は、現フレー
ム(T)のデータ群から前半の窓処理情報を分離する手
段と1つ前フレーム(T-1)の後半の窓処理情報を保持
する手段と現フレーム(T)の前半の窓処理情報を1つ
前フレーム(T-1)の後半の窓処理情報に対応する窓関
数情報に置き換える手段を備えることを特徴とする請求
項1に記載の窓処理装置であって歪みの少ないデジタル
データを再生する。
【0023】本発明の請求項4記載の発明は、フレーム
単位に符号化された窓関数情報とデジタルデータを含む
データ群を相隣接するフレームと一部重複させ再生する
窓処理する方法において、現フレーム(T)と前記現フ
レーム(T)の1つ前フレーム(T-1)との重複部分の
前記1つ前フレーム(T-1)側の窓関数情報を現フレー
ム(T)の重複部分の窓関数情報に対応する窓関数情報
に置き換える窓関数情報を選択する、または前記現フレ
ーム(T)と1つ前フレーム(T-1)との重複部分の前
記現フレーム(T)側の窓関数情報を前記1つ前フレー
ム(T-1)側の重複部分の窓関数情報に対応する窓関数
情報に置き換える窓関数情報を選択することにより、歪
みの少ないデジタルデータを再生する窓処理方法であ
る。
【0024】本発明の請求項5記載の発明は、現フレー
ム(T)の窓関数情報とデジタルデータを含むデータ群
からデジタルデータD[T][i](0≦i<N:iは
フレームをN分割した1つの番号、Nは正の遇数)と窓
関数情報を2分割し前半デジタルデータDF[T]
[i]=D[T][i](0≦i<N/2)と後半デジ
タルデータDB[T][i]=D[T][i+N/2]
(0≦i<N/2)と前半窓関数情報IF[T]と後半
窓関数情報IB[T]とする、および現フレーム(T)
の前半データ群から前半の窓関数情報IF[T]を分離
し、前記前半側の窓関数情報IF[T]から1つ前フレ
ーム(T-1)の後半のデジタルデータの窓処理を行う窓
関数情報IB[T−1]を現フレーム(T)前半の窓関
数情報IF[T]に対応する窓関数情報IBNEW[T
−1]に置き換える窓関数情報を選択する請求項4に記
載の窓処理方法であって、歪みの少ないデジタルデータ
を再生する。
【0025】本発明の請求項6記載の発明は、前記現フ
レーム(T)のデータ群から前半の窓処理情報IF
[T](前半用)と後半の窓関数情報 IB[T](後
半用)を分離し、1つ前フレーム(T-1)の後半側の窓
処理情報IB[Tー1]に対応する窓処理情報IFNE
W[T]を保持し、現フレーム(T)の前半の窓処理情
報IF[T]を1つ前フレーム(T-1)の窓処理情報I
B[Tー1]に対応する窓関数情報IFNEW[T]に
置き換える請求項4に記載の窓処理方法であって、歪み
の少ないデジタルデータを再生する。
【0026】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基ずき詳細な
説明を行う。
【0027】(第1の実施例)本発明の第1の実施例に
ついて、図面を参照しながら説明する。
【0028】図1は本発明の第1の実施例における窓処
理装置の一例実施の構成図を示すものである。図1にお
いて、101は入力装置、102は分離分割装置、10
3は窓選択装置、104は第1の窓処理装置、105は
窓関数テーブル、106は記憶装置、107は重ね合わ
せ装置、108は第2の窓処理装置である。
【0029】図3は、横軸を時間軸とした窓関数の概略
と重ね合わせ後の音圧レベルの概略を示すものである。
【0030】図3(a)において、301は窓関数WB
NEW[T−1]、302は窓関数WF[T]、304
はフレーム(T)の後半の窓関数WB[T−1]、30
5はフレーム(T+1)の前半の窓関数WF[T+
1]、310は301と302および304と305の
重ね合わせ後(加算後)の音圧レベルを示す。また、窓
関数WF[T]302は図5(b)の窓関数WF[T]
507と同様のものである。303はフレーム(T−
1)の置き換え前の後半の窓関数を示している。
【0031】図4に示した従来技術の構成と異なるの
は、分離分割装置102と窓選択装置103を持たせた
点である。
【0032】以上のように構成された窓処理装置を現フ
レーム(T)における処理を例にとり、以下その動作を
図1、図3(a)を用いて説明する。現フレーム(T)
において、 ステップ1:入力装置101が、前半後半用2つの窓関
数情報IF[T](前半用)、IB[T](後半用)と
デジタルデータD[T][i](0≦i<N)を分離分
割装置102へ供給する。
【0033】ステップ2:窓関数情報とデジタルデータ
を含むデータ群を前半と後半に2分割し、前半データ群
から前半窓関数情報を分離する分離分割装置102が、
デジタルデータD[T][i](0≦i<N)の前半D
F[T][i]=D[T][i](0≦i<N/2)と
IF[T]を第1の窓処理装置104へ、後半DB
[T][i]=D[T][i+N/2](0≦i<N/
2)を記憶装置106へ、IF[T]を窓選択装置10
3へ供給する。
【0034】ステップ3:第1の窓処理装置104が、
IF[T]の指示する窓関数WF[T]302を窓関数
テーブル105から読み出しDF[T]と積算を行い、
積データOUT1[i]=WF[T][i]*DF
[T][i](0≦i<N/2)となるOUT1を重ね
合わせ装置107へ出力する。
【0035】ステップ4:窓選択装置103(窓選択装
置の詳細は後述)が、IF[T]に対応する窓関数情報
IBNEW[T−1]を選択し第2の窓処理装置108
へ出力する。
【0036】Sステップ5:1つ前フレーム(T-1)の
後半のデータ群を記憶し、現フレーム(T)時には現フ
レーム(T)の後半データ群を順次記憶すると共に、1
つ前フレーム(T-1)の後半のデータ群を順次出力する
記憶装置106が、1つ前フレーム(T−1)に記憶し
ていたDB[T−1]を第2の窓処理装置108へ順次
出力し、その後DB[T−1]を順次破棄し次フレーム
(T+1)のためにDB[T]を順次記憶する。
【0037】ステップ6:第2の窓処理装置108が、
記憶装置から入力した窓関数情報IB[T−1]を窓選
択装置103から入力した窓関数情報IBNEW[T−
1]に置き換え、窓関数テーブルへ出力し、IBNEW
[T−1]の指示する窓関数WBNEW[T−1]30
1を窓関数テーブル105から読み出し1つ前フレーム
(T-1)のデジタルデータDB[T−1][i]と積算
を行い、積データOUT2[i]=WBNEW[T−
1][i]*DB[T−1][i](0≦i<N/2)
となるOUT2を重ね合わせ装置107へ出力する。
【0038】ステップ7:重ね合わせ装置107がOU
T1[i]とOUT2[i]を重ね合わせ(加算) OUT1[i]+OUT2[i](0≦i<N/2)を
行う。
【0039】以上のように、本発明の第1の実施例によ
れば、窓関数情報を現フレーム(T)の前半の窓関数情
報を基準に対応する1つ前フレーム(T-1)の後半の窓
関数情報を選択する事で、重ね合わせ後の音圧レベル3
10を一定にでき音質の劣化を防ぐ事ができる。
【0040】窓選択装置の機能について、窓選択装置に
入力された窓関数情報に対応した窓関数情報を出力する
が、この場合の対応した窓関数情報とは、例えば、現フ
レーム(T)の前半の窓関数情報IF[T]が図6
(b)のNo.1(LONG WINDOW前半)の窓
関数を指示する窓関数情報である場合、対応した窓関数
情報IBNEW[Tー1]は図6(b)のNo.2(L
ONG WINDOW後半あるいはLONG STOP
後半)の窓関数を指示する窓関数情報である。すなわ
ち、入力された窓関数情報の指示する窓関数と対応する
窓関数情報の指示する窓関数を加算すると一定のレベル
になるように窓関数情報が選択される。
【0041】本発明の動作はステップ毎に説明したが、
このステップは時間的流れを示すものではなく、動作の
単位をステップに分けて説明している。
【0042】第1の実施例では、2つの窓処理装置を備
え、OUT1とOUT2を並列に出力する形態を示した
が、窓処理装置に入力する記憶装置からのデジタルデー
タと分離分割装置からのデジタルデータおよび、窓関数
テーブルからの窓関数とDB[T−1][i]とDF[T]
[i]のデータを時分割し窓処理装置に入力することによ
り、窓処理装置を1つにすることは可能である。
【0043】(第2の実施例)本発明の第2の実施例に
ついて、図面を参照しながら説明する。
【0044】図2は本発明の第2の実施例における窓処
理装置の一例実施の構成図を示すものである。図2にお
いて、200は入力装置、201は分離置換装置、20
2は窓保持選択装置、203は窓処理装置、204は窓
関数テーブル、205は分割装置、206は記憶装置、
207は重ね合わせ装置である。
【0045】第1の実施例とは、窓選択装置と分離分割
装置が窓保持選択装置と分離置換装置になっているとこ
ろが異なっている。
【0046】図3(b)において、305は窓関数WB
[T−1]、306は窓関数WFNEW[T]、304
はフレーム(T)の後半の窓関数WB[T−1]、30
5はフレーム(T+1)の前半の窓関数WF[T+
1]、311は305と306および304と305の
重ね合わせ後(加算後)の音圧レベルを示す。また、窓
関数WB[T−1]305は図5(b)の窓関数WB
[T−1]506と同様のものである。307はフレー
ム(T)の置き換え前の前半の窓関数を示している。
【0047】図4に示した従来技術の構成と異なるの
は、分離置換装置201と窓保持選択装置202を持た
せた点である。
【0048】以上のように構成された窓処理装置をフレ
ーム(T)における処理を例にとり、以下その動作を図
2、図3(b)を用いて説明する。
【0049】フレーム(T)において、 ステップ1:窓関数情報を含むデータ群からフレーム後
半の窓関数情報を分離する手段と前半の窓関数情報を置
換する手段とを備えた分離置換装置201が、入力装置
200から入力された前半後半用2つの窓関数情報IF
[T](前半用)、IB[T](後半用)とデジタルデ
ータD[T][i](0≦i<N)を含むデータ群から
IB[T]を分離し窓保持選択装置202へ出力する。
【0050】ステップ2:詳細は後述する窓保持選択装
置202が、1つ前フレーム(T−1)にて保持してい
た後半窓関数情報IB[T−1]に対応する窓関数情報
IFNEW[T]を選択し分離置換装置201へ通知
し、その後IB[T−1]を破棄しIB[T]を保持す
る。
【0051】ステップ3:分離置換装置201は、 I
F[T]を IFNEW[T]に置き換える。
【0052】以降、従来技術のステップ1〜ステップ5
と同様の動作をするので説明を省略する。おもな相違点
は、窓処理装置203への供給するデータ群のIF
[T]をIFNEW[T]に置き換えて窓処理を行う点
である。
【0053】ここで窓保持選択装置について説明する。
窓保持選択装置に入力された窓関数情報に対応した窓関
数情報を出力するが、この場合の対応した窓関数情報と
は、現フレーム(T)の後半の窓関数情報IB[T]が
入力されるIB[T]は一時保持され、1つ前フレーム
(T-1)時に保持された後半の窓関数情報IB[Tー
1]に対応した窓関数情報が選択される。1つ前フレー
ム(T-1)の後半の窓関数情報が図6(b)のNo.1
(LONG WINDOW 前半)の窓関数を指示する
窓関数情報である場合、対応した窓関数情報IFNEW
[T]は図6(b)のNo.2(LONG WINDO
W後半あるいはLONG STOP後半)の窓関数を指
示する窓関数情報である。すなはち、対応するとは、1
つ前フレーム(T-1)時に入力された窓関数情報IB
[Tー1]の指示する窓関数と対応する窓関数情報IF
NEW[T]の指示する窓関数を加算すると一定のレベ
ルになるように窓関数情報は選択される。
【0054】以上のように、本発明の実施例によれば、
窓関数を1つ前フレーム(T-1)の後半の窓関数を基準
に対応する現フレーム(T)の前半の窓関数を選択する
事で、重ね合わせ後の音圧レベル311を一定にでき音
質の劣化を防ぐ事ができる。
【0055】なお、第1の実施例、第2の実施例ともに
MPEG2−AACの窓処理を一例として説明したがこ
れ限らずたとえば、デジタルオーディオ信号を含むデジ
タルデータ等の任意の窓処理に適用可能である。
【0056】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、窓処理を行う際にフレーム間の相互間系を
考慮して窓関数を選択するので、重ね合わせ後の音圧レ
ベルが一定にでき音質の劣化を防ぐ事ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態における窓処理装置の
一実施例の構成図
【図2】本発明の第2の実施形態における窓処理装置の
一実施例の構成図
【図3】(a)第1の実施形態における窓関数の概略と
重ね合わせ後の音圧レベルの概略を示す図 (b)第2の実施形態における窓関数の概略と重ね合わ
せ後の音圧レベルの概略を示す図
【図4】従来技術の構成図
【図5】(a)従来技術の窓関数の概略と重ね合わせ後
の音圧レベルの概略を示す図 (b)音質が劣化する場合の従来技術の窓関数の概略と
重ね合わせ後の音圧レベルの概略を示す図
【図6】(a)フレーム単位の窓関数リストを示す図 (b)半フレーム単位の窓関数リストを示す図
【符号の説明】
101,401,200 入力装置 102 分離分割装置 103 窓選択装置 104,203,402 窓処理装置 105,204,403 窓関数テーブル 106,206,405 記憶装置 107,207,406 重ね合わせ装置 201 分離置換装置 202 窓保持選択装置 205,404 分割装置 301,302,304,305,306,307,5
01,502,503,504,505,506,50
7,508,509 窓関数概略 310,311,510,511 音圧レベル概略

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】フレーム単位に符号化された窓関数情報と
    デジタルデータを含むデータ群を相隣接するフレームと
    一部重複させ再生する窓処理装置において、現フレーム
    (T)と前記現フレーム(T)の1つ前フレーム(T-
    1)との重複部分の前記1つ前フレーム(T-1)側の窓
    関数情報を現フレーム(T)側の重複部分の窓関数情報
    に対応する窓関数情報に置き換える窓関数情報を選択す
    る手段または前記現フレーム(T)と1つ前フレーム
    (T-1)との重複部分の前記現フレーム(T)側の窓関
    数情報を前記1つ前フレーム(T-1)側の重複部分の窓
    関数情報に対応する窓関数情報に置き換える窓関数情報
    を選択する手段、の少なくとも一方を備えてなる窓処理
    装置。
  2. 【請求項2】現フレーム(T)のデータ群を前半と後半
    に2分割する手段および前半データ群から前半の窓関数
    情報を分離する手段を備えた分離分割手段と1つ前フレ
    ーム(T-1)の後半のデジタルデータの窓処理を行う窓
    関数情報を現フレーム(T)の前半の窓関数情報に対応
    する窓関数情報から選択する窓関数選択手段を備えた請
    求項1に記載の窓処理装置。
  3. 【請求項3】現フレーム(T)のデータ群から前半の窓
    処理情報を分離する手段と1つ前フレーム(T-1)の後
    半の窓処理情報を保持する手段と現フレーム(T)の前
    半の窓処理情報を1つ前フレーム(T-1)の後半の窓処
    理情報に対応する窓関数情報に置き換える手段を備える
    請求項1に記載の窓処理装置。
  4. 【請求項4】フレーム単位に符号化された窓関数情報と
    デジタルデータを含むデータ群を相隣接するフレームと
    一部重複させ再生する窓処理する方法において、現フレ
    ーム(T)と前記現フレーム(T)の1つ前フレーム
    (T-1)との重複部分の前記1つ前フレーム(T-1)側
    の窓関数情報を現フレーム(T)の重複部分の窓関数情
    報に対応する窓関数情報に置き換える窓関数情報を選択
    する、または前記現フレーム(T)と1つ前フレーム
    (T-1)との重複部分の前記現フレーム(T)側の窓関
    数情報を前記1つ前フレーム(T-1)側の重複部分の窓
    関数情報に対応する窓関数情報に置き換える窓関数情報
    を選択する窓処理方法。
  5. 【請求項5】現フレーム(T)の窓関数情報とデジタル
    データを含むデータ群からデジタルデータD[T]
    [i](0≦i<N:iはフレームをN分割した1つの
    番号、Nは正の偶数)と窓関数情報を2分割し前半デジ
    タルデータDF[T][i]=D[T][i](0≦i
    <N/2)と後半デジタルデータDB[T][i]=D
    [T][i+N/2](0≦i<N/2)と前半窓関数
    情報IF[T]と後半窓関数情報IB[T]、および現
    フレーム(T)の前半データ群から前半の窓関数情報I
    F[T]を分離し、前記前半側の窓関数情報IF[T]
    から1つ前フレーム(T-1)の後半のデジタルデータの
    窓処理を行う窓関数情報IB[T−1]を現フレーム
    (T)前半の窓関数情報IF[T]に対応する窓関数情
    報IBNEW[T−1]に置き換える窓関数情報を選択
    する請求項4に記載の窓処理方法。
  6. 【請求項6】前記現フレーム(T)のデータ群から前半
    の窓処理情報IF[T](前半用)と後半の窓関数情報
    IB[T](後半用)を分離し、1つ前フレーム(T-
    1)の後半側の窓処理情報IB[Tー1]に対応する窓
    処理情報IFNEW[T]を保持し、現フレーム(T)
    の前半の窓処理情報IF[T]を1つ前フレーム(T-
    1)の窓処理情報IB[Tー1]に対応する窓関数情報
    IFNEW[T]に置き換える請求項4に記載の窓処理
    方法。
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