JP2001265316A - ビットマップデータ生成装置、および指示装置 - Google Patents

ビットマップデータ生成装置、および指示装置

Info

Publication number
JP2001265316A
JP2001265316A JP2000197156A JP2000197156A JP2001265316A JP 2001265316 A JP2001265316 A JP 2001265316A JP 2000197156 A JP2000197156 A JP 2000197156A JP 2000197156 A JP2000197156 A JP 2000197156A JP 2001265316 A JP2001265316 A JP 2001265316A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
color
character
border
bitmap data
background
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2000197156A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3589620B2 (ja
Inventor
Miyoshi Fukumoto
美佳 福本
Katsuyuki Morita
克之 森田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP2000197156A priority Critical patent/JP3589620B2/ja
Publication of JP2001265316A publication Critical patent/JP2001265316A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3589620B2 publication Critical patent/JP3589620B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Controls And Circuits For Display Device (AREA)
  • Studio Circuits (AREA)
  • Television Systems (AREA)
  • Processing Of Color Television Signals (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 処理時間及びフォントデータの記憶量の双方
の増加を抑制し、少ない記憶容量で高速に、縁取り付き
の文字、図形、及び縁取りのない文字、図形のビットマ
ップデータを生成する装置及びその方法を提供する。 【解決手段】 文字又は図形の本体部分と縁取部分と背
景部分とを表すフォントデータを記憶しているフォント
データ記憶部110と、縁取付き文字の生成を指示され
た場合、フォントデータ記憶部110からフォントデー
タを読出し、本体部分と縁取部分と背景部分とからなる
ビットマップデータを生成する縁取付彩色部130と、
縁取のない文字の生成を指示された場合、フォントデー
タ記憶部110からフォントデータを読出し、縁取部分
を当該文字又は図形が置かれる背景領域の色と同一色に
して、本体部分と背景部分とからなるビットマップデー
タを生成する縁取なし彩色部131とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、縁取り付きのフォ
ントデータから、縁取り付きの文字、図形、および、縁
取りのない文字、図形のビットマップデータを生成する
ビットマップデータ生成装置、および、ビットマップデ
ータ生成装置に対して生成指示を行う指示装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、パーソナルコンピュータ、携帯
型情報端末、デジタル衛星放送受信端末等は、文字や図
形を装飾せずに表示するだけでなく、しばしば見易さや
強調等のために周りを縁取って表示する。縁取りのある
文字および図形の表示用ビットマップデータを生成する
従来の装置は、縁取りのないフォントデータを予め記憶
しておき、当該フォントデータから縁取り付きのフォン
トデータを逐次算出し、当該算出したフォントデータを
用いて縁取りのある文字および図形の表示用ビットマッ
プデータを生成する。この算出方法は、特開平9-212640
号公報「多階調縁取りデータ生成装置およびその方法」
に記載され、既に知られている。
【0003】また、他の従来装置は、縁取りのないフォ
ントデータと縁取り付きのフォントデータとを予め記憶
しておき、縁取りを付けない場合には、縁取りのないフ
ォントデータを用いて表示用ビットマップデータを生成
し、縁取りを付ける場合には縁取り付きのフォントデー
タを用いて表示用ビットマップデータを生成する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前者
の、縁取りのないフォントデータから縁取り付きのフォ
ントデータを逐次算出する装置は、文字および図形の縁
を求めるための演算処理を逐次行うため、縁取り付きの
フォントデータを予め記憶しておいて用いる装置に比べ
て、処理時間が増加するという問題点がある。他方、後
者の装置は、本体部分と背景部分とを表す縁取りのない
フォントデータと、本体部分と縁取部分と背景部分とを
表す縁取り付きのフォントデータを予め記憶しておくた
め、本体部分と背景部分とを重複して保持することにな
り、フォントデータの記憶量が倍増するという問題点が
ある。
【0005】上記の問題に鑑み、本発明は、処理時間及
びフォントデータの記憶量の双方の増加を抑制し、少な
い記憶容量で高速に、縁取り付きの文字、図形、及び縁
取りのない文字、図形のビットマップデータを生成する
装置及びその方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、(1)本発明のビットマップデータ生成装置は、文
字又は図形の本体部分と縁取部分と背景部分とを表わす
フォントデータを記憶している記憶手段と、縁取付き文
字の生成を指示された場合には、記憶手段からフォント
データを読出し、本体部分と縁取部分と背景部分とから
なるビットマップデータを生成し、縁取のない文字の生
成を指示された場合には、記憶手段からフォントデータ
を読出し、縁取部分を当該文字又は図形が置かれる背景
領域の色と同一の色にして、本体部分と背景部分とから
なるビットマップデータを生成する生成手段とを備え
る。
【0007】(2)また、前記フォントデータにおける
本体部分は、第1本体部分と第1本体部分の外縁に設け
られた第2本体部分とで表され、前記生成手段は、縁取
り付き文字の生成を指示された場合には、第1本体部分
に本体色を、第2本体部分に本体色と縁取色との中間色
を、縁取部分に縁取色を、背景部分に背景色を、各々彩
色し、縁取りのない文字の生成を指示された場合には、
第1本体部分に本体色を、第2本体部分に本体色と背景
色との中間色を、縁取部分に背景色を、背景部分に背景
色を、各々彩色してもよい。
【0008】(3)また、前記ビットマップデータ生成
装置は、さらに、文字と縁取りの要否と本体色、縁取
色、背景色の指示とからなる生成指示を外部から受付け
る受付手段を備え、前記生成手段は、受付手段に受付け
られた生成指示に従って、指示された文字を表わすビッ
トマップデータを生成してもよい。 (4)本発明のビットマップデータ生成装置は、文字又
は図形の本体部分と縁取部分と背景部分とを表わすフォ
ントデータを取得する取得手段と、縁取付き文字の生成
を指示された場合には、前記取得したフォントデータか
ら、本体部分と縁取部分と背景部分とからなるビットマ
ップデータを生成し、縁取のない文字の生成を指示され
た場合には、前記取得したフォントデータから、縁取部
分を当該文字が置かれる背景領域の色と同一の色とし
て、本体部分と背景部分とからなるビットマップデータ
を生成する生成手段とを備える。
【0009】(5)本発明のビットマップデータ生成方
法は、文字と縁取りの要否と本体色、縁取色、背景色の
指示とからなる生成指示を受付けるステップと、文字又
は図形の本体部分と縁取部分と背景部分とを表わすフォ
ントデータを記憶している記憶手段から指示された文字
を表すフォントデータを読み出すステップと、縁取り要
と指示された場合には、前記記憶手段から読み出したフ
ォントデータについて、本体部分と縁取部分と背景部分
とからなるビットマップデータを生成するステップと、
縁取り不要と指示された場合には、前記記憶手段から読
み出したフォントデータについて、縁取部分を当該文字
が置かれる背景領域の色と同一の色として、本体部分と
背景部分とからなるビットマップデータを生成するステ
ップとを含む。
【0010】(6)本発明の記録媒体は、ビットマップ
データ生成装置において用いられるプログラムを記憶し
ているコンピュータ読取り可能な記録媒体であって、前
記プログラムは、文字と縁取りの要否と本体色、縁取
色、背景色の指定とからなる生成指示を受付けるステッ
プと、文字又は図形の本体部分と縁取部分と背景部分と
を表わすフォントデータを記憶している記憶手段から指
示された文字を表すフォントデータを読み出すステップ
と、縁取り要と指示された場合には、前記記憶手段から
読み出したフォントデータについて、本体部分と縁取部
分と背景部分とからなるビットマップデータを生成する
ステップと、縁取り不要と指示された場合には、前記記
憶手段から読み出したフォントデータについて、縁取部
分を当該文字が置かれる背景領域の色と同一の色とし
て、本体部分と背景部分とからなるビットマップデータ
を生成するステップとを有する。
【0011】(7)本発明の指示装置は、文字と縁取り
の要否と本体色、縁取色、背景色の指定とを、ビットマ
ップデータ生成装置に指示する指示手段を備える。 (8)本発明のデジタル放送受信装置は、画像情報、音
声情報の他に文字情報を受信して表示するデジタル放送
受信装置であって、文字と縁取りの要否と本体色、縁取
色、背景色の指示とからなる生成指示を含む文字情報を
受信する受信手段と、文字又は図形の本体部分と縁取部
分と背景部分とを表わすフォントデータを記憶する記憶
手段と、前記受信手段に受信された生成指示において、
縁取り要と指示された場合には、記憶手段からフォント
データを読出し、本体部分と縁取部分と背景部分とから
なるビットマップデータを生成し、縁取り不要と指示さ
れた場合には、記憶手段からフォントデータを読出し、
縁取部分を当該文字が置かれる背景領域の色と同一の色
として、本体部分と背景部分とからなるビットマップデ
ータを生成する生成手段とを備える。
【0012】(9)本発明のデジタル放送送信装置は、
画像情報、音声情報の他に文字情報を送信するデジタル
放送送信装置であって、文字と縁取りの要否と本体色、
縁取色、背景色の指定とからなる生成指示を含む文字情
報を送信する送信手段を備える。 (10)本発明のデジタル放送システムは、前記(9)
に記載のデジタル放送送信装置、及び前記(8)に記載
のデジタル放送受信装置からなる。
【0013】(11)本発明のデジタル放送コンテンツ
制作装置は、デジタル放送される文字情報を含むコンテ
ンツを制作し試写するデジタル放送コンテンツ制作装置
であって、文字と縁取りの要否と本体色、縁取色、背景
色の指定とからなる生成指示を含む文字情報を作成する
作成手段と、作成された文字情報を含むデジタル放送信
号を生成する生成手段と、前記(1)乃至(4)の何れ
かに記載のビットマップデータ生成装置を有し、前記生
成された信号を受信し、当該信号に含まれる生成指示に
従って、ビットマップデータ生成装置によりビットマッ
プデータを生成し、当該データを表示する試写手段とを
備える。
【0014】(12)本発明のデジタル放送コンテンツ
制作装置は、デジタル放送される文字情報及び文字形状
定義情報を制作するデジタル放送コンテンツ制作装置で
あって、文字と縁取りの要否と本体色、縁取色、背景色
の指定とからなる生成指示を含む文字情報を作成する作
成手段と、前記(1)乃至(4)の何れかに記載のビッ
トマップデータ生成装置を有し、前記作成された生成指
示に従って、ビットマップデータ生成装置によりビット
マップデータを生成し、当該データを含む文字形状定義
情報を生成する生成手段とを備える。
【0015】(13)本発明のデジタル放送システム
は、前記(12)に記載のデジタル放送コンテンツ制作
装置を有し、当該装置が制作した生成指示を含む文字情
報と文字形状定義情報とを含むデジタル放送信号を送信
するデジタル放送送信装置と、前記(1)乃至(4)の
何れかに記載のビットマップデータ生成装置を有し、前
記送信された信号を受信し、当該信号に含まれる生成指
示についてビットマップデータ生成装置によりビットマ
ップデータを生成し当該データを表示し、当該信号に含
まれる文字形状定義情報について当該情報に含まれるビ
ットマップデータを表示するデジタル放送受信装置とか
らなる。
【0016】
【発明の実施の形態】<第1の実施の形態>本発明の、
第1の実施の形態における、指示装置、およびビットマ
ップデータ生成装置について説明する。 <指示装置の構成>図1に示すように、指示装置300
は、入力部6、指示生成部304、送信部5から構成さ
れる。指示生成部304は、具体的には、プロセッサ、
プログラムを記憶しているROM(Read Only
Memory)、作業用のRAM(Random A
ccess Memory)等のハードウェアにより実
現される。
【0017】入力部6は、ユーザから、キーボード等を
介して、表示すべき文字、縁取りの要否、背景色、第1
本体色、第2本体色、および縁取色の指定を受け取り、
指示生成部304へ通知する。指示生成部304は、入
力部6から、表示すべき文字、縁取りの要否、背景色、
第1本体色、第2本体色、および縁取色の指定を受け取
り、当該指定から生成指示を生成し、送信部5へ通知す
る。
【0018】送信部5は、指示生成部304から生成指
示を受け取り、人工衛星または通信回線等を介して、ビ
ットマップデータ生成装置100(図3参照)へ送信す
る。図2は、指示装置300が生成し、ビットマップデ
ータ生成装置100へ送信する生成指示501の例を示
している。生成指示501は、縁取要否フラグ、背景
色、第1本体色、第2本体色、縁取色、文字コードから
なる。縁取要否フラグは、要が1、不要が0で表わされ
る。背景色、第1本体色、第2本体色、縁取色は色番号
で表わされる。文字コードはJIS規格コードで表わさ
れる。同図は、縁取りあり(縁取りフラグ1)で、背景
色を白色(色番号0)、第1本体色を黒色(色番号25
5)、第2本体色を茶色(色番号160)、縁取色を赤
色(色番号64)として、漢数字「十」(文字コード0
x3d3d)のビットマップデータを生成させる生成指
示の例である。 <ビットマップデータ生成装置の構成>図3に示すよう
に、ビットマップデータ生成装置100は、受信部7、
生成指示受付部101、生成指示バッファ102、縁取
要否判定部103、表示色取得部104、文字コード取
得部105、フォントデータ記憶部110、フォントデ
ータ読出部111、階調色テーブル記憶部121、ビッ
トマップデータ記憶部122、縁取付彩色部130、縁
取なし彩色部131から構成される。
【0019】具体的には、フォントデータ記憶部110
はハードディスク等の記憶装置で実現され、生成指示バ
ッファ102、階調色テーブル記憶部121、ビットマ
ップデータ記憶部122は、RAM等で実現され、生成
指示受付部101、縁取要否判定部103、表示色取得
部104、文字コード取得部105、フォントデータ読
出部111、縁取付彩色部130、縁取なし彩色部13
1は、プロセッサ、プログラムを記憶しているROM、
作業用のRAM等のハードウェアにより実現される。
【0020】受信部7は、指示装置300が送信した生
成指示を、人工衛星または通信回線等を介して受信す
る。生成指示受付部101は、受信部7が受信した生成
指示を受け取り、生成指示バッファ102に格納する。
生成指示バッファ102は、生成指示を保持する。
【0021】縁取要否判定部103は、生成指示バッフ
ァ102から縁取要否フラグを取り出し、縁取り有りの
場合は縁取付彩色部130に対し、縁取りなしの場合は
縁取なし彩色部131に対し、処理を行うよう指示す
る。表示色取得部104は、生成指示バッファ102か
ら背景色、第1本体色、第2本体色、縁取色を取り出
し、取り出した背景色、第1本体色、第2本体色、縁取
色を縁取付彩色部130と縁取なし彩色部131とに通
知する。
【0022】文字コード取得部105は、生成指示バッ
ファ102から文字コードを取り出し、取り出した文字
コードをフォントデータ読出部111に通知する。フォ
ントデータ記憶部110は、複数の縁取り付きの文字お
よび図形のフォントデータを記憶している。本実施の形
態では、すべての文字および図形のフォントデータは、
縦16ピクセル、横16ピクセルで構成され、第1本体
部分、第1本体部分の外縁に設けられた第2本体部分、
縁取部分、および、背景部分とで表される。この第2本
体部分は、階調化を行うために用いられる。
【0023】階調化とは、次のような技術である。即
ち、現行のCRT、LCD等の表示装置において実用的
な大きさの文字または図形を表示する場合、表示装置の
解像度の不足のために輪郭部分のギザギザや細部のツブ
レが生じて、文字および図形の認知性を損なうという問
題がある。当該ギザギザおよびツブレが生じる部分に、
文字および図形の本体部分と当該本体部分に隣接する背
景部分または縁取部分との中間色を表示することによ
り、ギザギザやツブレが見かけ上緩和されて文字の認知
性が向上するという人間の視覚特性を利用して、この問
題を解決するものである。
【0024】本実施の形態において、前記第2本体部分
は、階調化の効果を得ることができるように設けられ、
縁取りを付ける場合には第1本体部分と縁取部分との中
間色で、縁取りを付けない場合には第1本体部分と背景
部分との中間色で表わされる。図4は、フォントデータ
記憶部110が記憶しているフォントデータのうち一文
字分のフォントデータ502を表した模式図であり、漢
数字「十」の例である。各々のピクセルが背景部分、第
1本体部分、第2本体部分、縁取部分の何れの部分であ
るかは、ピクセル値によって識別される。同図の例にお
いて、背景部分、第1本体部分、第2本体部分、縁取部
分が、各々0、1、2、3のピクセル値で表わされてい
る。
【0025】このフォントデータは、例えば、特開平9-
212640号公報「多階調縁取りデータ生成装置およびその
方法」に記載されている方法を用いて、縁取りのないフ
ォントデータから算出できる。本実施の形態では、当該
方法、またはその他の方法で当該フォントデータを算出
し、フォントデータ記憶部110に予め記憶しているも
のとする。
【0026】フォントデータ読出部111は、文字コー
ド取得部105から通知された文字コードに対応するフ
ォントデータをフォントデータ記憶部110から読み出
し、縁取付彩色部130と縁取なし彩色部131とに通
知する。階調色テーブル記憶部121は、フォントデー
タのピクセル値と表示装置に出力する色番号との対応付
けを保持する階調色テーブルを有している。
【0027】図5は、本実施の形態の例における、階調
色テーブル503を示している。階調色テーブル503
は、背景部分、第1本体部分、第2本体部分、および縁
取部分について、ピクセル値と色番号とを保持する欄を
有している。縁取付彩色部130および縁取なし彩色部
131が、階調色テーブル503に、ピクセル値と色番
号とを記録し、かつ参照する。
【0028】ビットマップデータ記憶部122は、フォ
ントデータのピクセルに対応付けて色番号を保持するビ
ットマップデータテーブル504を有している。ビット
マップデータテーブル504は、生成された一文字分の
文字または図形のビットマップデータを保持する。図6
に示すように、ビットマップデータテーブル504は、
縦16ピクセル、横16ピクセルで構成され、フォント
データのピクセルに対応付けて色番号を保持する欄を有
している。
【0029】縁取付彩色部130は、生成指示バッファ
102の縁取要否フラグが1(縁取り有り)の場合に、
縁取要否判定部103から処理を行うよう指示され、縁
取り付きのビットマップデータを生成し、ビットマップ
データテーブル504に記録する。縁取なし彩色部13
1は、生成指示バッファ102の縁取要否フラグが0
(縁取りなし)の場合に、縁取要否判定部103から処
理を行うよう指示され、縁取りなしのビットマップデー
タを生成し、ビットマップデータテーブル504に記録
する。 <ビットマップデータ生成処理>以下、フローチャート
を参照しながら、本実施例における、ビットマップデー
タ生成装置の動作を説明する。
【0030】図7は、本実施の形態におけるビットマッ
プデータ生成装置の動作を表したフローチャートであ
る。受信部7は、指示装置300が送信した生成指示
を、人工衛星または通信回線等を介して受信する。生成
指示受付部101は、入力部6が受信した生成指示を受
け取り、生成指示バッファ102に格納する(ステップ
81)。
【0031】表示色取得部104は、生成指示バッファ
102から背景部分、第1本体部分、第2本体部分、縁
取部分の色番号を取り出し、取り出した各々の色番号を
縁取付彩色部130と縁取なし彩色部131とに通知す
る(ステップ82)。文字コード取得部105は、生成
指示バッファ102から文字コードを取り出し、取り出
した文字コードをフォントデータ読出部111に通知す
る。フォントデータ読出部111は、文字コード取得部
105から通知された文字コードに対応する一文字分の
フォントデータをフォントデータ記憶部110から読み
出し、縁取付彩色部130と縁取なし彩色部131とに
通知する(ステップ83)。
【0032】縁取要否判定部103は、生成指示バッフ
ァ102から縁取要否フラグを取り出し、縁取り有りの
場合は縁取付彩色部130に対し、縁取りなしの場合は
縁取なし彩色部131に対し、処理を行うよう指示する
(ステップ84)。縁取付彩色部130は、縁取り付き
のビットマップデータを生成しビットマップデータテー
ブルに記録する(ステップ85)。
【0033】縁取なし彩色部131は、縁取りなしのビ
ットマップデータを生成しビットマップデータテーブル
に記録する(ステップ86)。図8は、縁取付彩色部1
30が行う、前記ステップ85の詳細な処理内容を表し
たフローチャートである。縁取付彩色部130は、階調
色テーブル503の背景部分、第1本体部分、第2本体
部分、縁取部分のピクセル値欄に、それぞれ、0、1、
2、3を記録し、色番号欄に、それぞれ、表示色取得部
104から通知された背景色、第1本体色、第2本体
色、縁取色の色番号を記録する(ステップ11)。
【0034】縁取付彩色部130は、フォントデータ読
出部111から通知されたフォントデータの1つのピク
セルについて、ピクセル値に対応する色番号を階調色テ
ーブル503を参照して求め(ステップ12)、当該色
番号をビットマップデータテーブル504の対応する欄
に記録する(ステップ13)。この処理を、当該フォン
トデータの全てのピクセルについて行う(ステップ1
4)。
【0035】前記図5は、背景色が0(白色)、第1本
体色が255(黒色)、第2本体色が160(茶色)、
縁取色が64(赤色)である場合に、ステップ11を実
行した結果得られる、階調色テーブル503の内容を示
している。前記図6は、図4のフォントデータ502に
ついて、図5の階調色テーブル503の内容に従って、
ステップ12からステップ14までを実行した結果得ら
れる、ビットマップデータテーブル504の内容を示し
ている。縁取部分のピクセルには縁取色の色番号である
64(赤色)が記録され、縁取りが施される。
【0036】図9は、縁取なし彩色部131が行う、前
記ステップ86の詳細な処理内容を表したフローチャー
トである。縁取なし彩色部131は、階調色テーブル5
03の背景部分、第1本体部分、第2本体部分のピクセ
ル値欄に、それぞれ、0、1、2を、色番号欄に、それ
ぞれ、表示色取得部104から通知された背景色、第1
本体色、第2本体色の色番号を記録し(ステップ2
1)、同縁取部分のピクセル値欄に3を、色番号欄に、
表示色取得部104から通知された背景色の色番号を記
録する(ステップ22)。
【0037】縁取なし彩色部131は、フォントデータ
読出部111から通知されたフォントデータの一のピク
セルについて、ピクセル値に対応する色番号を階調色テ
ーブル503を参照して求め(ステップ23)、当該色
番号をビットマップデータテーブル504の対応する欄
に記録する(ステップ24)。この処理を、当該フォン
トデータの全てのピクセルについて行う(ステップ2
5)。
【0038】図10は、背景色が0(白色)、第1本体
色が255(黒色)、第2本体色が128(灰色)、縁
取色が64(赤色)である場合に、ステップ21および
ステップ22を実行した結果得られる、階調色テーブル
503の内容を示している。縁取部分の色番号欄に、背
景色の色番号である0(白色)が記録されている。図1
1は、図4のフォントデータについて、図10の階調色
テーブル503の内容に従って、ステップ23からステ
ップ25までを実行した結果得られる、ビットマップデ
ータテーブル504の内容を示している。縁取部分のピ
クセルには背景色の色番号である0(白色)が記録さ
れ、縁取りは施されない。
【0039】以上のように、第1の実施の形態では、縁
取り付きの文字および図形のフォントデータを予め記憶
しておいて、縁取りを付ける場合には本体部分と縁取部
分と背景部分のフォントデータを記憶手段から読出して
文字および図形のビットマップデータを生成するので、
文字および図形の縁を算出するための演算処理を逐次行
う必要がなく、処理時間の増加を抑制できる。また、縁
取りを付けない場合には前記記憶手段が記憶しているフ
ォントデータの縁取部分を背景部分に置き換えて本体部
分と背景部分とからなる文字および図形のビットマップ
データを生成するので、縁取りのないフォントデータを
記憶しておく必要がなく、フォントデータの記憶容量の
増加を抑制できる。
【0040】これにより、高速かつ少ない記憶容量で、
縁取り付きの文字、図形、および縁取りのない文字、図
形のビットマップデータを生成する装置を提供すること
が可能となる。なお、前記実施の形態では、縁取部分を
背景部分に置き換えることにより、縁取りのないビット
マップデータを生成したが、同様に本体部分を背景部分
に置き換えることにより、縁取部分のみからなる、いわ
ゆる中抜き文字のビットマップデータを生成することが
できる。
【0041】なお、生成指示を他の形式で表わしても構
わない。例えば、縁取要否フラグを他の値との対応付け
で、色の指定をRGB値で、文字コードを他のコード規
格で表わしてもよい。生成指示における色の指定をRG
B値で行った場合は、生成指示バッファ102、階調色
テーブル503、ビットマップデータテーブル504に
おける色の記録を全てRGB値で行う。
【0042】なお、縁取りの要否、背景色、第1本体
色、第2本体色、縁取色が共通する複数の文字のビット
マップデータを生成させるための生成指示を、1つの共
通の指定内容と複数の文字コードとから構成してもよ
い。この場合、ビットマップデータ生成装置は、当該1
つの共通の指定内容に対して、前記ビットマップデータ
生成処理を文字の個数回繰り返して行う。
【0043】なお、フォントデータを本装置外から供給
しても構わない。図16は、この場合のビットマップデ
ータ生成装置150の構成例を示している。ビットマッ
プデータ生成装置150は、図3のビットマップデータ
生成装置100に対し、フォントデータ読出部111及
びフォントデータ記憶部110に代えて、フォントデー
タ取得部151を有している。フォントデータ取得部1
51は、文字コード取得部105から通知された文字コ
ードに対応するフォントデータを本装置外に設置された
フォントデータ記憶部から取得し、縁取付彩色部130
と縁取なし彩色部131とに通知する。
【0044】本装置外のフォントデータ記憶部は、アウ
トライン形式で表されたフォントデータを保持しても構
わない。アウトライン形式で表されたフォントデータを
展開してビットマップ形式で表されたフォントデータを
生成する技術は広く知られており、本装置外のフォント
データ記憶部は当該公知技術を用いて、アウトライン形
式で記憶されたフォントデータからビットマップ形式で
表されたフォントデータを生成し、ビットマップデータ
生成装置150に供給することができる。
【0045】なお、縁取付彩色部130及び縁取なし彩
色部131は、フォントデータ読出部111から通知さ
れたフォントデータについて1ピクセルずつ順次、各ピ
クセル値に対応する色番号またはRGB値を階調色テー
ブル503から取得し、当該取得した色番号またはRG
B値を表示装置へ出力してもよい。なお、本発明のプロ
グラムは、フロッピー(登録商標)ディスクまたはCD
−ROM等のコンピュータ読取り可能な記録媒体に記録
され、若しくは、衛星放送または通信回線等の伝送媒体
を経由して、遠隔地のコンピュータへ配布され、実行さ
れる。 <第2の実施の形態>本発明の、第2の実施の形態にお
ける、指示装置300、およびビットマップデータ生成
装置200について説明する。
【0046】以下、第1の実施の形態と同じ点は説明を
省略して、異なる点を主に説明する。本実施の形態にお
いて、生成指示は、縁取要否フラグ、背景色、第1本体
色、縁取色、文字コードからなり、図2の生成指示50
1に対し、第2本体色を有さない(図示省略)。本実施
の形態では、ユーザは第2本体色を指定せず、ビットマ
ップデータ生成装置が当該第2本体色を算出する。
【0047】図12に示すように、本実施の形態におけ
るビットマップデータ生成装置200は、図3に対し
て、さらに色テーブル記憶部220を有している。色テ
ーブル記憶部220は、具体的には、RAM等のハード
ウェアにより実現される。色テーブル記憶部220は、
色番号と表示装置に出力する色のRGB値とを対応付け
る色テーブル505を有している。
【0048】図13に示すように、色テーブル505
は、色番号が0から255までの256種類の色につい
て、色番号と色のRGB値との対応付けを保持する欄を
有している。同図は、色番号0が白色、32が桃色、6
4が赤色、128が灰色、144が暗赤色、160が茶
色、192が濃茶色、255が黒色を表すRGB値に対
応することを表している。本実施の形態では、色テーブ
ル505の内容は予め決められているものとする。
【0049】以下、フローチャートを参照しながら、ビ
ットマップデータ生成装置の動作を説明する。本実施の
形態におけるビットマップデータ生成装置の動作は、図
7に示した第1の実施の形態におけるフローチャートに
ついては同じであるが、縁取付彩色部130および縁取
なし彩色部131が行う詳細な処理内容が異なる。
【0050】図14は、本実施の形態において縁取付彩
色部130が行う詳細な処理内容を表したフローチャー
トである。縁取付彩色部130は、階調色テーブル50
3の背景部分、第1本体部分、縁取部分のピクセル値欄
に、それぞれ、0、1、3を記録し、色番号欄に、それ
ぞれ、表示色取得部104から通知された背景色、第1
本体色、縁取色の色番号を記録する(ステップ31)。
【0051】縁取付彩色部130は、色テーブル505
を参照し、本体色と縁取色のRGB値を得て(ステップ
32)、両者の間を2等分して第2本体色のRGB値を
求め(ステップ33)、求めた値、またはその値にもっ
とも近いRGB値に対応する色番号を、再び色テーブル
505を参照して求め、階調色テーブル503の第2本
体部分の色番号欄に当該求めた色番号を、ピクセル値欄
に2を記録する(ステップ34)。本実施の形態の例で
は、本体色の色番号が255(黒色)、縁取色の色番号
が64(赤色)であり、縁取付彩色部130は、両者の
RGB値(0,0,0)、(255,0,0)の間を2
等分して(128,0,0)を求め、このRGB値に対
応する色番号160(茶色)を階調色テーブル503の
第2本体色の欄に記録する。
【0052】縁取付彩色部130は、フォントデータ読
出部111から通知されたフォントデータの1つのピク
セルについて、ピクセル値に対応する色番号を階調色テ
ーブル503を参照して求め(ステップ35)、当該色
番号をビットマップデータテーブル504の対応する欄
に記録する(ステップ36)。この処理を、当該フォン
トデータの全てのピクセルについて行う(ステップ3
7)。
【0053】ステップ31からステップ34を実行した
結果得られる、階調色テーブル503の具体的な内容
は、図5に示した第1の実施の形態における階調色テー
ブル503の内容と同一である。ステップ35からステ
ップ37を実行した結果得られる、ビットマップデータ
テーブル504の具体的な内容は、図6に示した第1の
実施の形態におけるビットマップデータテーブル504
の内容と同一である。縁取部分のピクセルには縁取色の
色番号である64(赤色)が記録され、縁取りが施され
る。
【0054】図15は、本実施の形態において縁取なし
彩色部131が行う詳細な処理内容を表したフローチャ
ートである。縁取なし彩色部131は、階調色テーブル
503の背景部分、第1本体部分のピクセル値欄に、
0、1をそれぞれ記録し、色番号欄に、表示色取得部1
04から通知された背景色、第1本体色の色番号をそれ
ぞれ記録し(ステップ41)、同縁取部分のピクセル値
欄に3を、色番号欄に表示色取得部104から通知され
た背景色の色番号を記録する(ステップ42)。
【0055】縁取なし彩色部131は、色テーブル50
5を参照し、本体色と背景色のRGB値を得て(ステッ
プ43)、両者の間を2等分して第2本体色のRGB値
を求め(ステップ44)、求めた値、またはその値にも
っとも近いRGB値に対応する色番号を、再び色テーブ
ル505を参照して求め、階調色テーブル503の第2
本体部分の色番号欄に当該求めた色番号を、ピクセル値
欄に2を記録する(ステップ45)。本実施の形態の例
では、本体色の色番号が255(黒色)、背景色の色番
号が0(白色)であり、縁取なし彩色部131は、両者
のRGB値(0,0,0)、(255,255,25
5)の間を2等分して(128,128,128)を求
め、このRGB値に対応する色番号128(灰色)を、
階調色テーブル503の第2本体色の欄に記録する。
【0056】縁取なし彩色部131は、フォントデータ
読出部111から通知されたフォントデータの一のピク
セルについて、ピクセル値に対応する色番号を階調色テ
ーブル503を参照して求め(ステップ46)、当該色
番号をビットマップデータテーブル504の対応する欄
に記録する(ステップ47)。この処理を、当該フォン
トデータの全てのピクセルについて行う(ステップ4
8)。
【0057】ステップ41からステップ45を実行した
結果得られる、階調色テーブル503の内容は、図10
に示した第1の実施の形態における階調色テーブル50
3と同一である。ステップ46からステップ48を実行
した結果得られる、ビットマップデータテーブル504
の内容は、図11に示した第1の実施の形態におけるビ
ットマップデータテーブル504の内容と同一である。
縁取部分のピクセルには縁取色の色番号である0(白
色)が記録され、縁取りは施されない。
【0058】以上のように、第2の実施の形態におい
て、生成指示は、縁取要否フラグ、背景色、第1本体
色、縁取色、表示すべき文字および図形の文字コードか
らなる。本実施の形態では、ユーザは第2本体色を指定
せず、ビットマップデータ生成装置が当該第2本体色を
算出してビットマップデータを生成するこれにより、第
1の実施の形態の効果に加えて、前記階調化の効果を生
じせしめるための適切な第2本体色の色番号を算出する
ため、指示装置において、当該第2本体色の色番号を算
出し指定する負担を軽減できる。
【0059】なお、生成指示における色の指定をRGB
値で行っても構わない。この場合、生成指示バッファ1
02、階調色テーブル503、ビットマップデータテー
ブル504における色の記録を全てRGB値で行う。従
って、前記第2本体色、第3本体色、第2縁取色の算出
において、色番号からRGB値を照会する必要がないた
め、色テーブル505が不要となる。
【0060】なお、本体部分を背景部分に置き換えて、
前記と同様の処理をすることにより、縁取部分のみから
なる、いわゆる中抜き文字のビットマップデータを生成
することができる。なお、縁取付彩色部130、およ
び、縁取なし彩色部131は、フォントデータ読出部1
11から通知されたフォントデータについて、1ピクセ
ルずつ順次、ピクセル値に対応する色番号またはRGB
値をして階調色テーブル506から取得し、当該取得し
た色番号またはRGB値を表示装置へ出力してもよい。
【0061】なお、フォントデータを本装置外から供給
しても構わない。図17は、この場合のビットマップデ
ータ生成装置250の構成例を示している。ビットマッ
プデータ生成装置250は、図12のビットマップデー
タ生成装置200に対して、フォントデータ読出部11
1及びフォントデータ記憶部110に代えて、フォント
データ取得部151を有している。フォントデータ取得
部151は、文字コード取得部105から通知された文
字コードに対応するフォントデータを本装置外部に設置
されたフォントデータ記憶部から取得し、縁取付彩色部
130と縁取なし彩色部131とに通知する。
【0062】なお、本装置外のフォントデータ記憶部
は、第1の実施の形態と同様、アウトライン形式で表さ
れたフォントデータを保持しても構わない。なお、本発
明のプログラムは、フロッピーディスクまたはCD−R
OM等のコンピュータ読取り可能な記録媒体に記録さ
れ、若しくは、衛星放送または通信回線等の伝送媒体を
経由して、遠隔地のコンピュータへ配布され、実行され
る。 <第3の実施の形態>指示装置300及びビットマップ
データ生成装置100を、デジタル放送システムにおい
て用いた実施形態について説明する。
【0063】以下、指示装置300及びビットマップデ
ータ生成装置100に関して第1の実施の形態と同じ点
は説明を省略して、異なる点を主に説明する。図18
は、指示装置300、及びビットマップデータ生成装置
100を用いたデジタル放送システム400の構成例を
示している。本構成例において、デジタル放送システム
400は、放送施設401、人工衛星402、テレビジ
ョン装置403、セットトップボックス(以下STBと
略す)404を含んでいる。放送施設401は指示装置
300を有している。STB404は、ビットマップデ
ータ生成装置100を有している。
【0064】放送施設401は映像情報、音声情報、及
び文字情報を人工衛星402を介してSTB404へ送
信する。文字情報とは、文字および図形をもって提示さ
れる情報を言い、番組表、番組案内等が含まれる。放送
施設401は、当該文字情報について、指示装置300
を用いて縁取要否フラグ、第1本体色、第2本体色、第
3本体色、縁取色、背景色、表示すべき文字および図形
の文字コードを含む生成指示を生成し、STB404へ
送信する。
【0065】図19(a)、(b)は、放送施設401
が送信する生成指示の一例を示している。当該生成指示
は、「デジタル放送におけるデータ放送符号化方式と伝
送方式 標準規格 ARIB STD−B24」(以
降、標準規格と称する)により規定される8単位制御符
号を用いて、前記縁取要否フラグ(標準規格における文
字飾り指定に相当する)、縁取色(同、縁取色)、第1
本体色(同、前景色)、第2本体色(同、前中間色)、
第3本体色(同、背中間色)、背景色(同、背景色)、
並びに、表示すべき文字及び図形の文字コードを指定す
る情報を構成したものである。当該情報は定数で表され
る制御コードを含む27バイトのデータであり、第1乃
至第6の部分から構成される。
【0066】同図(a)に示した生成指示410は、各
部分において(1)文字飾りを縁取りありとして縁取色
を赤色とし(2)前景色を黒色とし(3)前中間色を濃
茶色とし(4)背中間色を暗赤色とし(5)背景色を白
色とすべき指示、及び(6)表示すべき文字(本例では
漢数字「十」)の文字コードを指示している。同図
(b)に示した生成指示411は、各部分において
(1)文字飾りをなしとして(2)前景色を黒色とし
(3)前中間色を濃灰色とし(4)背中間色を薄灰色と
し(5)背景色を白色とすべき指示、及び(6)表示す
べき文字(本例では漢数字「十」)の文字コードを指示
している。
【0067】同図において各バイトを16進数で表記し
ている。また、文字は標準規格に従いEUCコードによ
り表されるため、本実施形態における漢数字「十」は、
文字コード0xbdbdにより表される。なお、生成指
示411と同等の指示情報を、前記標準規格により規定
されるBML形式を用いて表すこともできる。この場合
の生成指示を図29に示す。同図は、BML文書の全体
を示す一例であり、部分901が生成指示411と同等
の指示内容を表している。
【0068】STB404は、受信した映像情報、音声
情報、文字情報を分離し、映像情報、音声情報について
テレビジョン装置403において再生する。STB40
4は、文字情報について、受信した生成指示から、ビッ
トマップデータ生成装置100を用いて縁取り付きの文
字、図形、および縁取りのない文字、図形を生成し、テ
レビジョン装置403に表示する。
【0069】本実施の形態のビットマップデータ生成装
置100は、図3に示した第1の実施の形態におけるビ
ットマップデータ生成装置100に対して、フォントデ
ータ記憶部110が記憶しているフォントデータの内
容、色テーブルの内容、階調色テーブルの構成、縁取付
彩色部130の処理、縁取なし彩色部131の処理が異
なる。
【0070】図20に、フォントデータ記憶部110が
記憶しているフォントデータ507の1文字分の例を示
す。フォントデータ507は、第1本体部分、第1本体
部分の外縁に設けられた第2本体部分、第1及び第2本
体部分のさらに外縁に設けられた第3本体部分、縁取部
分、及び背景部分で表される。ここで、第2本体部分、
第3本体部分が階調化を行うために用いられる部分であ
る。フォントデータ507の各ピクセルは0から5のピ
クセル値で識別され、ピクセル値0が背景部分、1が第
1本体部分、2が第2本体部分、3が第3本体部分、4
が縁取部分を表す。
【0071】図21は、色テーブル508の一例を示し
ている。図22は、階調色テーブル506の構成を示し
ている。階調色テーブル506は図5に対して、さらに
第3本体部分について、ピクセル値と色番号とを保持す
る欄を有している。以下、フローチャートを参照しなが
ら、ビットマップデータ生成装置の動作を説明する。
【0072】本実施の形態におけるビットマップデータ
生成装置100の動作は、図7に示した第1の実施の形
態におけるフローチャートについて同じであるが、縁取
付彩色部130および縁取なし彩色部131が行う詳細
な処理内容が異なる。図23は、縁取付彩色部130の
詳細な処理内容を表したフローチャートである。縁取付
彩色部130は、階調色テーブル506の背景部分、第
1本体部分、第2本体部分、縁取部分のピクセル値欄
に、それぞれ、0、1、2、4を記録し、色番号欄に、
それぞれ、表示色取得部104から通知された背景色、
第1本体色、第2本体色、縁取色の色番号を記録する
(ステップ11)。縁取付彩色部130は、さらに、第
3本体色について、ピクセル値欄に3、色番号欄に表示
色取得部104から通知された第3本体色の色番号を記
録する(ステップ51)。
【0073】縁取付彩色部130が実行するステップ1
2乃至14の処理は、図8と同様である。前記図22に
示した階調色テーブル506は、背景色が7(白色)、
第1本体色が0(黒色)、第2本体色が25(濃茶
色)、第3本体色が9(暗赤色)、縁取色が1(赤色)
である場合に、図23のフローチャートに示す処理を行
った結果得られる内容を示している。
【0074】図24は、縁取なし彩色部131の処理内
容を表した詳細なフローチャートである。縁取なし彩色
部131は、階調色テーブル506の背景部分、第1本
体部分、第2本体部分のピクセル値欄にそれぞれ、0、
1、2を、色番号欄にそれぞれ、表示色取得部104か
ら通知された背景色、第1本体色、第2本体色の色番号
を記録し(ステップ21)、同縁取部分のピクセル値欄
に4を、色番号欄に、表示色取得部104から通知され
た背景色の色番号を記録する(ステップ22)。縁取な
し彩色部131は、さらに、第3本体色について、ピク
セル値欄に3、色番号欄に表示色取得部104から通知
された第3本体色の色番号を記録する(ステップ6
1)。
【0075】縁取付彩色部130が実行するステップ2
3乃至25の処理は、図9と同様である。この構成によ
り、STB404は、文字情報について放送施設401
から送信された生成指示に従って、高速かつ少ない記憶
容量で、縁取り付文字と縁取りなし文字とのビットマッ
プデータを生成し、テレビジョン装置403において表
示することが可能となる。 <第4の実施の形態>指示装置300及びビットマップ
データ生成装置100を、試写機能を有するコンテンツ
制作システム(以下、制作システムと称する)において
用いた実施形態について説明する。当該制作システム
は、デジタル放送において文字情報により表されるコン
テンツを制作し、当該コンテンツを含むデジタル放送信
号を生成し、当該信号をSTBに供給し、テレビジョン
装置にて表示、試写する。ここで、文字情報とは、文字
および図形をもって提示される情報を言い、番組表、番
組案内等が含まれる。
【0076】図25は、指示装置300、及びビットマ
ップデータ生成装置100を用いた制作システム800
の構成例を示している。制作システム800は、コンテ
ンツ作成部801、映像音声情報記憶部802、試写信
号生成部803、STB804、及びテレビジョン装置
805を有している。コンテンツ作成部801は指示装
置300を、STB804はビットマップデータ生成装
置100を有している。
【0077】コンテンツ作成部801は、文字情報につ
いて、指示装置300を用いて縁取要否フラグ、第1本
体色、第2本体色、第3本体色、縁取色、背景色、表示
すべき文字および図形の文字コードを含む生成指示を生
成し、試写信号生成部803に出力する。ここで、コン
テンツ作成部801が生成する生成指示は、第3の実施
の形態において図19に示した生成指示と同様である。
【0078】映像音声情報記憶部802は、映像情報及
び音声情報を表すストリームパケットデータを記憶して
いる。当該情報は、試写対象である文字情報と仮に多重
化することにより本放送と同一形式の信号を得るための
ものであり、本放送と同じ内容である必要はない。試写
信号生成部803は、コンテンツ作成部801から試写
対象となる生成指示を入力され、当該情報をパケット化
し、映像音声情報記憶部802に記憶されている映像情
報及び音声情報を表すストリームパケットデータと多重
化することにより、本放送において送信される信号と同
形式のデジタル放送信号を試写用として生成し、生成し
た信号をSTB804に出力する。
【0079】STB804は、試写信号生成部803か
ら受信したデジタル放送信号から映像情報、音声情報、
文字情報を分離し、文字情報について、受信した生成指
示から、ビットマップデータ生成装置100を用いて縁
取り付きの文字、図形、および縁取りのない文字、図形
を生成し、テレビジョン装置805に表示、試写する。
【0080】本実施の形態のビットマップデータ生成装
置100は、第3の実施の形態において説明したビット
マップデータ生成装置100と同様である。この構成に
より、制作システム800において、文字情報につい
て、高速かつ少ない記憶容量で、縁取り付文字と縁取り
なし文字とのビットマップデータを生成し、テレビジョ
ン装置805において試写することが可能となる。 <第5の実施の形態>指示装置300及びビットマップ
データ生成装置100を、文字形状定義情報を生成する
機能を有するデータ放送コンテンツ制作システム(以
下、制作システムと称する)において用いた実施形態に
ついて説明する。当該制作システムは、デジタル放送に
おいて文字情報により表されるコンテンツを制作し、さ
らにコンテンツ制作者が独自に形状を定義すべき文字及
び図形(以下、外字と称する)について、当該外字の文
字形状定義情報を生成し、前記コンテンツ及び当該文字
形状定義情報を送出システムに対して出力する。ここ
で、文字情報とは、文字および図形をもって提示される
情報を言い、番組表、番組案内等が含まれる。
【0081】前記標準規格において、外字はDRCS
(Dynamically Re−definable
Character Set)と称され、その形状を
定義する情報はDRCSパターンデータと称される。D
RCSは、例えば、放送事業者を表すロゴマークなどを
表示するために用いられる。前記標準規格に従うデジタ
ル放送において、受信機に対して外字を表示させる場合
には、放送局は、まずDRCSを識別する文字コード
(以下、DRCSコードと称する)に対応付けてDRC
Sパターンデータを送信し、その後表示すべきDRCS
コードを送信する。標準規格は、DRCSに関して縁取
りについて規定しておらず、縁取りがある外字と縁取り
がない同じ外字とは、異なる形状を有する別の文字とし
て異なるDRCSコードにより識別され、異なるDRC
Sパターンデータにより定義される。
【0082】図26は、指示装置300、及びビットマ
ップデータ生成装置100を用いた制作システム600
の構成例を示している。制作システム600は、コンテ
ンツ作成部601、及びDRCS生成部602を有して
いる。コンテンツ作成部601は外字コード記憶部60
3、及び指示装置300を有している。DRCS生成部
602は、ビットマップデータ生成装置100を有して
いる。
【0083】外字コード記憶部603は、各外字につい
て、制作システム内部において外字を識別するために用
いられるコード(以下、内部コードと称する)と、当該
外字に縁取りがある文字とない文字とのそれぞれについ
て前記標準規格に則して定めたDRCSコードとを対応
付けて記憶している。図27に、外字コード記憶部60
3が記憶している外字コード情報610の一例を示す。
【0084】コンテンツ作成部601は、外字以外の文
字について、指示装置300を用いて縁取要否フラグ、
第1本体色、第2本体色、第3本体色、縁取色、背景
色、表示すべき文字および図形の文字コードを含む生成
指示を作成し、当該生成指示を図外の送出システムに対
して出力する。コンテンツ作成部601は、外字につい
て、指示装置300を用いて縁取要否フラグ、第1本体
色、第2本体色、第3本体色、縁取色、背景色、及び外
字の内部コードを含む生成指示を作成し、当該生成指示
をDRCS生成部602に対して出力するとともに、当
該外字について外字コード記憶部603に記憶されてい
るDRCSコードを縁取りの有無に応じて取得し、当該
DRCSコードを送出システムに対して出力する。
【0085】DRCS生成部602が有するビットマッ
プデータ生成装置100は、各外字について、縁取り付
きのフォントデータを、前記内部コードと対応付けて記
憶している。当該フォントデータの構成は、第3の実施
の形態におけるフォントデータ507の構成(図20参
照)と同一である。DRCS生成部602は、ビットマ
ップデータ生成装置100を用いて、コンテンツ作成部
601から与えられた生成指示に従って、縁取りの有無
に応じたビットマップデータを生成し、当該ビットマッ
プデータを含むDRCSパターンデータを作成し、当該
DRCSパターンデータを当該外字のDRCSコードと
共に送出システムに対して出力する。
【0086】この構成によれば、制作システム600
は、DRCSパターンデータを作成する際に、縁取りが
ある外字フォントデータのみを記憶し、ビットマップデ
ータ生成装置100を用いて縁取りがあるDRCSパタ
ーンデータと縁取りがないDRCSパターンデータとを
作成するため、制作システム600において、外字フォ
ントデータの記憶容量を削減できる。 <第6の実施の形態>指示装置300及びビットマップ
データ生成装置100を有する制作システム600を、
デジタル放送システムにおいて用いた実施形態について
説明する。
【0087】以下、第3の実施の形態で詳述したデジタ
ル放送システムと同じ点は説明を省略して、異なる点を
主に説明する。図28は、制作システム600を用いた
デジタル放送システム700の構成例を示している。本
構成例において、デジタル放送システム700は、放送
施設701、人工衛星702、テレビジョン装置70
4、セットトップボックス(以下STBと略す)703
を含んでいる。放送施設701は制作システム600、
及び送出システム710を有している。STB703
は、ビットマップデータ生成装置100を有している。
【0088】放送施設701は、映像情報、音声情報、
及び文字情報を人工衛星702を介してSTB703へ
送信する。放送施設701は、文字情報に関して、制作
システム600を用いて生成指示及びDRCSパターン
データを作成する。制作システム600は、外字以外の
文字について指示装置300を用いて生成指示を作成
し、当該生成指示を送出システム710に対して出力す
る。また、制作システム600は、外字についてビット
マップデータ生成装置100を用いてDRCSパターン
データを作成し、当該データを当該外字のDRCSコー
ドと共に送出システム710に対して出力する。なお、
制作システム600の詳細は、第5の実施の形態におい
て説明したとおりである。
【0089】送出システム710は、制作システム60
0から取得した生成指示、並びにDRCSパターンデー
タ及びDRCSコードをパケット化し、前記映像情報及
び音声情報を表すストリームパケットデータと多重化す
ることにより、デジタル放送信号を生成し、当該生成し
た信号を人工衛星702を介してSTB703に向けて
送信する。
【0090】STB703は、人工衛星702から受信
した映像情報、音声情報、文字情報を分離し、映像情
報、音声情報についてテレビジョン装置704において
再生する。STB703は、文字情報に関して、外字以
外の文字について、受信した生成指示から、ビットマッ
プデータ生成装置100を用いて縁取り付きの文字、図
形、および縁取りのない文字、図形を生成し、テレビジ
ョン装置704に表示する。また、外字について、受信
したDRCSパターンデータ及びDRCSコードに従っ
て、当該パターンデータで定義される形状の外字をテレ
ビジョン装置704に表示する。
【0091】この構成によれば、STB及びテレビジョ
ン装置にて外字以外の文字を表示するにあたり、前記第
3の実施の形態で説明したデジタル放送システムが有す
る効果と同様の効果を有し、さらに、放送施設におい
て、外字についてDRCSパターンデータを作成するに
あたり、前記第5の実施の形態で説明した制作システム
600が有する効果と同様の効果を有する。
【0092】
【発明の効果】(1)本発明のビットマップデータ生成
装置は、文字又は図形の本体部分と縁取部分と背景部分
とを表わすフォントデータを記憶している記憶手段と、
縁取付き文字の生成を指示された場合には、記憶手段か
らフォントデータを読出し、本体部分と縁取部分と背景
部分とからなるビットマップデータを生成し、縁取のな
い文字の生成を指示された場合には、記憶手段からフォ
ントデータを読出し、縁取部分を当該文字又は図形が置
かれる背景領域の色と同一の色にして、本体部分と背景
部分とからなるビットマップデータを生成する生成手段
とを備える。
【0093】この構成によれば、予め記憶しておいた縁
取り付きのフォントデータから縁取り付きのビットマッ
プデータを生成するため、文字および図形の縁取りを算
出するための演算処理を逐次行う必要がなく、処理時間
の増加を抑制できる。また、当該縁取り付きのフォント
データを、縁取りのないビットマップデータを生成する
場合にも用いるため、縁取りのないフォントデータを記
憶しておく必要がない。これにより、処理時間およびフ
ォントデータを保持するために必要な記憶量の双方の増
加を抑制でき、高速かつ少ない記憶容量で、縁取り付き
の文字、図形、および縁取りのない文字、図形のビット
マップデータを生成する装置の提供が可能となる。
【0094】(2)前記フォントデータにおける本体部
分は、第1本体部分と第1本体部分の外縁に設けられた
第2本体部分とで表され、前記生成手段は、縁取り付き
文字の生成を指示された場合には、第1本体部分に本体
色を、第2本体部分に本体色と縁取色との中間色を、縁
取部分に縁取色を、背景部分に背景色を、各々彩色し、
縁取りのない文字の生成を指示された場合には、第1本
体部分に本体色を、第2本体部分に本体色と背景色との
中間色を、縁取部分に背景色を、背景部分に背景色を、
各々彩色してもよい。
【0095】この構成によれば、前記効果に加えて、生
成されたビットマップデータを現行のCRT、LCD等
の表示装置で表示した場合に、解像度不足により生じる
文字および図形の輪郭部分のギザギザや細部のツブレ
を、階調化技術を用いて見かけ上緩和して、文字および
図形の認知性を改善できる。 (3)前記ビットマップデータ生成装置は、さらに、文
字と縁取りの要否と本体色、縁取色、背景色の指示とか
らなる生成指示を外部から受付ける受付手段を備え、前
記生成手段は、受付手段に受付けられた生成指示に従っ
て、指示された文字を表わすビットマップデータを生成
してもよい。
【0096】この構成によれば、前記効果に加えて、受
付手段が受付けた生成指示に従ってビットマップデータ
を生成することができるため、例えば、デジタル放送信
号に重畳して送信された生成指示に従って、セットトッ
プボックスに内蔵されたビットマップデータ生成装置で
ビットマップデータを生成し、テレビジョン装置で表示
するといった応用が可能となる。
【0097】(4)本発明のビットマップデータ生成装
置は、文字又は図形の本体部分と縁取部分と背景部分と
を表わすフォントデータを取得する取得手段と、縁取付
き文字の生成を指示された場合には、前記取得したフォ
ントデータから、本体部分と縁取部分と背景部分とから
なるビットマップデータを生成し、縁取のない文字の生
成を指示された場合には、前記取得したフォントデータ
から、縁取部分を当該文字が置かれる背景領域の色と同
一の色として、本体部分と背景部分とからなるビットマ
ップデータを生成する生成手段とを備える。
【0098】この構成によれば、フォントデータを、例
えば本装置の外部において記憶し、本装置へ供給するこ
とができるため、装置の実装の自由度が向上する。例え
ば、フォントデータをアウトライン形式で記憶し、当該
フォントデータを本装置外部においてビットマップ形式
に変換して本装置へ供給することができる。アウトライ
ン形式のフォントデータは、一般にビットマップ形式の
ものよりも小さな容量で表されるため、この場合、フォ
ントデータの記憶容量をさらに削減できる。
【0099】(5)本発明のビットマップデータ生成方
法は、文字と縁取りの要否と本体色、縁取色、背景色の
指示とからなる生成指示を受付けるステップと、文字又
は図形の本体部分と縁取部分と背景部分とを表わすフォ
ントデータを記憶している記憶手段から指示された文字
を表すフォントデータを読み出すステップと、縁取り要
と指示された場合には、前記記憶手段から読み出したフ
ォントデータについて、本体部分と縁取部分と背景部分
とからなるビットマップデータを生成するステップと、
縁取り不要と指示された場合には、前記記憶手段から読
み出したフォントデータについて、縁取部分を当該文字
が置かれる背景領域の色と同一の色として、本体部分と
背景部分とからなるビットマップデータを生成するステ
ップとを含む。
【0100】この構成によれば、生成指示を受付け、受
付けた生成指示に従って、高速かつ少ない記憶容量で、
縁取り付きの文字、図形、および縁取りのない文字、図
形のビットマップデータを生成することができる。 (6)本発明の記録媒体は、ビットマップデータ生成装
置において用いられるプログラムを記憶しているコンピ
ュータ読取り可能な記録媒体であって、前記プログラム
は、文字と縁取りの要否と本体色、縁取色、背景色の指
定とからなる生成指示を受付けるステップと、文字又は
図形の本体部分と縁取部分と背景部分とを表わすフォン
トデータを記憶している記憶手段から指示された文字を
表すフォントデータを読み出すステップと、縁取り要と
指示された場合には、前記記憶手段から読み出したフォ
ントデータについて、本体部分と縁取部分と背景部分と
からなるビットマップデータを生成するステップと、縁
取り不要と指示された場合には、前記記憶手段から読み
出したフォントデータについて、縁取部分を当該文字が
置かれる背景領域の色と同一の色として、本体部分と背
景部分とからなるビットマップデータを生成するステッ
プとを有する。
【0101】この構成によれば、処理時間およびフォン
トデータを保持するために必要な記憶量の双方の増加を
抑制でき、高速かつ少ない記憶容量で、縁取り付きの文
字、図形、および縁取りのない文字、図形のビットマッ
プデータを生成する装置を実現するプログラムを、フロ
ッピーディスクまたはCD−ROM等のコンピュータ読
取り可能な記録媒体に記録して、遠隔地のコンピュータ
へ配布し、実行することができる。
【0102】(7)本発明の指示装置は、文字と縁取り
の要否と本体色、縁取色、背景色の指定とを、ビットマ
ップデータ生成装置に指示する指示手段を備える。この
構成によれば、ビットマップデータ生成装置に対して生
成指示を発してビットマップデータを生成させることが
できるため、例えば、デジタル放送信号に重畳して生成
指示を送信し、デジタル放送受信装置に内蔵されたビッ
トマップデータ生成装置でビットマップデータを生成さ
せ、テレビジョンで表示させるといった応用が可能とな
る。
【0103】(8)本発明のデジタル放送受信装置は、
画像情報、音声情報の他に文字情報を受信して表示する
デジタル放送受信装置であって、文字と縁取りの要否と
本体色、縁取色、背景色の指示とからなる生成指示を含
む文字情報を受信する受信手段と、文字又は図形の本体
部分と縁取部分と背景部分とを表わすフォントデータを
記憶する記憶手段と、前記受信手段に受信された生成指
示において、縁取り要と指示された場合には、記憶手段
からフォントデータを読出し、本体部分と縁取部分と背
景部分とからなるビットマップデータを生成し、縁取り
不要と指示された場合には、記憶手段からフォントデー
タを読出し、縁取部分を当該文字が置かれる背景領域の
色と同一の色として、本体部分と背景部分とからなるビ
ットマップデータを生成する生成手段とを備える。
【0104】この構成によれば、デジタル放送受信装置
において、文字情報として提供される番組表や番組案内
等のサービスを受ける際に、デジタル放送信号に重畳し
て送信された生成指示に従って、高速かつ少ない記憶容
量で、縁取り付きの文字、図形、および縁取りのない文
字、図形のビットマップデータを生成し、表示すること
ができる。
【0105】(9)本発明のデジタル放送送信装置は、
画像情報、音声情報の他に文字情報を送信するデジタル
放送送信装置であって、文字と縁取りの要否と本体色、
縁取色、背景色の指定とからなる生成指示を含む文字情
報を送信する送信手段を備える。この構成によれば、デ
ジタル放送送信装置において、番組表や番組案内等のサ
ービスを文字情報により提供する際に、デジタル放送信
号に重畳して当該文字情報についての生成指示を送信す
ることにより、デジタル放送受信装置に対して、内蔵さ
れたビットマップデータ生成装置でビットマップデータ
を生成し、表示するよう指示することができる。
【0106】(10)本発明のデジタル放送システム
は、前記(9)に記載のデジタル放送送信装置、及び前
記(8)に記載のデジタル放送受信装置からなる。この
構成によれば、デジタル放送システムにおいて、番組表
や番組案内等のサービスを文字情報により提供する際
に、デジタル放送送信装置は、デジタル放送信号に重畳
して当該文字情報についての生成指示を送信することに
より、デジタル放送受信装置に対して内蔵されたビット
マップデータ生成装置でビットマップデータを生成し表
示するよう指示し、デジタル放送受信装置は受信した生
成指示に従って、高速かつ少ない記憶容量で、縁取り付
きの文字、図形、および縁取りのない文字、図形のビッ
トマップデータを生成し、表示することができる。
【0107】(11)本発明のデジタル放送コンテンツ
制作装置は、デジタル放送される文字情報を含むコンテ
ンツを制作し試写するデジタル放送コンテンツ制作装置
であって、文字と縁取りの要否と本体色、縁取色、背景
色の指定とからなる生成指示を含む文字情報を作成する
作成手段と、作成された文字情報を含むデジタル放送信
号を生成する生成手段と、前記(1)乃至(4)の何れ
かに記載のビットマップデータ生成装置を有し、前記生
成された信号を受信し、当該信号に含まれる生成指示に
従って、ビットマップデータ生成装置によりビットマッ
プデータを生成し、当該データを表示する試写手段とを
備える。
【0108】この構成によれば、デジタル放送される文
字情報を含むコンテンツを制作し試写するデジタル放送
コンテンツ制作装置において、制作された文字情報を試
写する際に、前記ビットマップデータ生成装置が有する
効果と同一の効果を有する。 (12)本発明のデジタル放送コンテンツ制作装置は、
デジタル放送される文字情報及び文字形状定義情報を制
作するデジタル放送コンテンツ制作装置であって、文字
と縁取りの要否と本体色、縁取色、背景色の指定とから
なる生成指示を含む文字情報を作成する作成手段と、前
記(1)乃至(4)の何れかに記載のビットマップデー
タ生成装置を有し、前記作成された生成指示に従って、
ビットマップデータ生成装置によりビットマップデータ
を生成し、当該データを含む文字形状定義情報を生成す
る生成手段とを備える。
【0109】この構成によれば、デジタル放送される文
字情報及び文字形状定義情報を制作するデジタル放送コ
ンテンツ制作装置において、文字形状定義情報を作成す
る際に、前記ビットマップデータ生成装置が有する効果
と同一の効果を有する。 (13)本発明のデジタル放送システムは、前記(1
2)に記載のデジタル放送コンテンツ制作装置を有し、
当該装置が制作した生成指示を含む文字情報と文字形状
定義情報とを含むデジタル放送信号を送信するデジタル
放送送信装置と、前記(1)乃至(4)の何れかに記載
のビットマップデータ生成装置を有し、前記送信された
信号を受信し、当該信号に含まれる生成指示についてビ
ットマップデータ生成装置によりビットマップデータを
生成し当該データを表示し、当該信号に含まれる文字形
状定義情報について当該情報に含まれるビットマップデ
ータを表示するデジタル放送受信装置とからなる。
【0110】この構成によれば、デジタル放送システム
において、文字形状定義情報を作成する際、及び文字情
報を表示する際に、前記ビットマップデータ生成装置が
有する効果と同一の効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】指示装置の機能ブロック図である。
【図2】生成指示の例である。
【図3】ビットマップデータ生成装置の機能ブロック図
である。
【図4】フォントデータ記憶部に記録されているフォン
トデータの模式図である。
【図5】階調色テーブルの具体例を示している。
【図6】ビットマップデータテーブルの具体例を示して
いる。
【図7】ビットマップデータ生成装置の動作を表したフ
ローチャートである。
【図8】縁取付彩色部の詳細な処理内容を表したフロー
チャートである。
【図9】縁取なし彩色部の詳細な処理内容を表したフロ
ーチャートである。
【図10】階調色テーブルの具体例を示している。
【図11】ビットマップデータテーブルの具体例を示し
ている。
【図12】ビットマップデータ生成装置の機能ブロック
図である。
【図13】色テーブル505の具体例を示している。
【図14】縁取付彩色部の詳細な処理内容を表したフロ
ーチャートである。
【図15】縁取なし彩色部の詳細な処理内容を表したフ
ローチャートである。
【図16】ビットマップデータ生成装置の機能ブロック
図である。
【図17】ビットマップデータ生成装置の機能ブロック
図である。
【図18】デジタル放送システムの機能ブロック図であ
る。
【図19】標準規格で規定される8単位制御符号を用い
て表した生成指示の一例である。
【図20】フォントデータ記憶部に記録されているフォ
ントデータの模式図である。
【図21】色テーブル505の具体例を示している。
【図22】階調色テーブルの具体例を示している。
【図23】縁取付彩色部の詳細な処理内容を表したフロ
ーチャートである。
【図24】縁取なし彩色部の詳細な処理内容を表したフ
ローチャートである。
【図25】制作システムの機能ブロック図である。
【図26】制作システムの機能ブロック図である。
【図27】外字コード情報の一例である。
【図28】デジタル放送システムの機能ブロック図であ
る。
【図29】標準規格で規定されるBML形式を用いて表
した生成指示の一例である。
【符号の説明】
5 送信部 6 入力部 7 受信部 100 ビットマップデータ生成装置 101 生成指示受付部 102 生成指示バッファ 103 縁取要否判定部 104 表示色取得部 105 文字コード取得部 110 フォントデータ記憶部 111 フォントデータ読出部 121 階調色テーブル記憶部 122 ビットマップデータ記憶部 130 縁取付彩色部 131 縁取なし彩色部 150 ビットマップデータ生成装置 151 フォントデータ取得部 200 ビットマップデータ生成装置 220 色テーブル記憶部 250 ビットマップデータ生成装置 300 指示装置 304 指示生成部 400 デジタル放送システム 401 放送施設 402 人工衛星 403 テレビジョン装置 404 STB 410 生成指示 411 生成指示 501 生成指示 502 フォントデータ 503 階調色テーブル 504 ビットマップデータテーブル 505 色テーブル 506 階調色テーブル 507 フォントデータ 508 色テーブル 600 制作システム 601 コンテンツ作成部 602 DRCS生成部 603 外字コード記憶部 610 外字コード情報 700 デジタル放送システム 701 放送施設 702 人工衛星 703 STB 704 テレビジョン装置 710 送出システム 800 制作システム 801 コンテンツ作成部 802 映像音声情報記憶部 803 試写信号生成部 804 STB 805 テレビジョン装置
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 7/03 H04N 7/08 A 7/035 9/64 Fターム(参考) 5C023 AA11 AA18 BA13 CA05 DA01 5C025 BA25 BA27 BA28 CA09 DA01 DA05 5C063 AA20 AB05 AC01 AC05 AC10 EB33 5C066 AA03 CA01 ED04 GA22 KE07 5C082 AA01 AA02 BA02 BA12 BA34 BB12 BB15 CA12 CA82 CB05 DA15 DA54 DA87 EA15 MM02

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 文字又は図形の本体部分と縁取部分と背
    景部分とを表わすフォントデータを記憶している記憶手
    段と、 縁取付き文字の生成を指示された場合には、記憶手段か
    らフォントデータを読出し、本体部分と縁取部分と背景
    部分とからなるビットマップデータを生成し、縁取のな
    い文字の生成を指示された場合には、記憶手段からフォ
    ントデータを読出し、縁取部分を当該文字又は図形が置
    かれる背景領域の色と同一の色にして、本体部分と背景
    部分とからなるビットマップデータを生成する生成手段
    とを備えることを特徴とするビットマップデータ生成装
    置。
  2. 【請求項2】 前記フォントデータにおける本体部分
    は、第1本体部分と第1本体部分の外縁に設けられた第
    2本体部分とで表され、 前記生成手段は、縁取り付き文字の生成を指示された場
    合には、第1本体部分に本体色を、第2本体部分に本体
    色と縁取色との中間色を、縁取部分に縁取色を、背景部
    分に背景色を、各々彩色し、縁取りのない文字の生成を
    指示された場合には、第1本体部分に本体色を、第2本
    体部分に本体色と背景色との中間色を、縁取部分に背景
    色を、背景部分に背景色を、各々彩色することを特徴と
    する請求項1記載のビットマップデータ生成装置。
  3. 【請求項3】 前記ビットマップデータ生成装置は、さ
    らに、 文字と縁取りの要否と本体色、縁取色、背景色の指示と
    からなる生成指示を外部から受付ける受付手段を備え、 前記生成手段は、受付手段に受付けられた生成指示に従
    って、指示された文字を表わすビットマップデータを生
    成することを特徴とする請求項2記載のビットマップデ
    ータ生成装置。
  4. 【請求項4】 文字又は図形の本体部分と縁取部分と背
    景部分とを表わすフォントデータを取得する取得手段
    と、 縁取付き文字の生成を指示された場合には、前記取得し
    たフォントデータから、本体部分と縁取部分と背景部分
    とからなるビットマップデータを生成し、縁取のない文
    字の生成を指示された場合には、前記取得したフォント
    データから、縁取部分を当該文字が置かれる背景領域の
    色と同一の色として、本体部分と背景部分とからなるビ
    ットマップデータを生成する生成手段とを備えることを
    特徴とするビットマップデータ生成装置。
  5. 【請求項5】 文字と縁取りの要否と本体色、縁取色、
    背景色の指示とからなる生成指示を受付けるステップ
    と、 文字又は図形の本体部分と縁取部分と背景部分とを表わ
    すフォントデータを記憶している記憶手段から指示され
    た文字を表すフォントデータを読み出すステップと、 縁取り要と指示された場合には、前記記憶手段から読み
    出したフォントデータについて、本体部分と縁取部分と
    背景部分とからなるビットマップデータを生成するステ
    ップと、 縁取り不要と指示された場合には、前記記憶手段から読
    み出したフォントデータについて、縁取部分を当該文字
    が置かれる背景領域の色と同一の色として、本体部分と
    背景部分とからなるビットマップデータを生成するステ
    ップとを含むことを特徴とするビットマップデータ生成
    方法。
  6. 【請求項6】 ビットマップデータ生成装置において用
    いられるプログラムを記憶しているコンピュータ読取り
    可能な記録媒体であって、 前記プログラムは、 文字と縁取りの要否と本体色、縁取色、背景色の指定と
    からなる生成指示を受付けるステップと、 文字又は図形の本体部分と縁取部分と背景部分とを表わ
    すフォントデータを記憶している記憶手段から指示され
    た文字を表すフォントデータを読み出すステップと、 縁取り要と指示された場合には、前記記憶手段から読み
    出したフォントデータについて、本体部分と縁取部分と
    背景部分とからなるビットマップデータを生成するステ
    ップと、 縁取り不要と指示された場合には、前記記憶手段から読
    み出したフォントデータについて、縁取部分を当該文字
    が置かれる背景領域の色と同一の色として、本体部分と
    背景部分とからなるビットマップデータを生成するステ
    ップとを有するプログラムを記憶しているコンピュータ
    読取り可能な記憶媒体。
  7. 【請求項7】 文字と縁取りの要否と本体色、縁取色、
    背景色の指定とを、ビットマップデータ生成装置に指示
    する指示手段を備えることを特徴とする指示装置。
  8. 【請求項8】 画像情報、音声情報の他に文字情報を受
    信して表示するデジタル放送受信装置であって、 文字と縁取りの要否と本体色、縁取色、背景色の指示と
    からなる生成指示を含む文字情報を受信する受信手段
    と、 文字又は図形の本体部分と縁取部分と背景部分とを表わ
    すフォントデータを記憶する記憶手段と、 前記受信手段に受信された生成指示において、縁取り要
    と指示された場合には、記憶手段からフォントデータを
    読出し、本体部分と縁取部分と背景部分とからなるビッ
    トマップデータを生成し、縁取り不要と指示された場合
    には、記憶手段からフォントデータを読出し、縁取部分
    を当該文字が置かれる背景領域の色と同一の色として、
    本体部分と背景部分とからなるビットマップデータを生
    成する生成手段とを備えることを特徴とするデジタル放
    送受信装置。
  9. 【請求項9】 画像情報、音声情報の他に文字情報を送
    信するデジタル放送送信装置であって、 文字と縁取りの要否と本体色、縁取色、背景色の指定と
    からなる生成指示を含む文字情報を送信する送信手段を
    備えることを特徴とするデジタル放送送信装置。
  10. 【請求項10】 請求項9記載のデジタル放送送信装
    置、及び請求項8記載のデジタル放送受信装置からなる
    デジタル放送システム。
  11. 【請求項11】 デジタル放送される文字情報を含むコ
    ンテンツを制作し試写するデジタル放送コンテンツ制作
    装置であって、 文字と縁取りの要否と本体色、縁取色、背景色の指定と
    からなる生成指示を含む文字情報を作成する作成手段
    と、 作成された文字情報を含むデジタル放送信号を生成する
    生成手段と、 請求項1乃至4の何れかに記載のビットマップデータ生
    成装置を有し、前記生成された信号を受信し、当該信号
    に含まれる生成指示に従って、ビットマップデータ生成
    装置によりビットマップデータを生成し、当該データを
    表示する試写手段とを備えることを特徴とするデータ放
    送コンテンツ制作装置。
  12. 【請求項12】 デジタル放送される文字情報及び文字
    形状定義情報を制作するデジタル放送コンテンツ制作装
    置であって、 文字と縁取りの要否と本体色、縁取色、背景色の指定と
    からなる生成指示を含む文字情報を作成する作成手段
    と、 請求項1乃至4の何れかに記載のビットマップデータ生
    成装置を有し、前記作成された生成指示に従って、ビッ
    トマップデータ生成装置によりビットマップデータを生
    成し、当該データを含む文字形状定義情報を生成する生
    成手段とを備えることを特徴とするデータ放送コンテン
    ツ制作装置。
  13. 【請求項13】 請求項12記載のデジタル放送コンテ
    ンツ制作装置を有し、当該装置が制作した生成指示を含
    む文字情報と文字形状定義情報とを含むデジタル放送信
    号を送信するデジタル放送送信装置と、 請求項1乃至4の何れかに記載のビットマップデータ生
    成装置を有し、前記送信された信号を受信し、当該信号
    に含まれる生成指示についてビットマップデータ生成装
    置によりビットマップデータを生成し当該データを表示
    し、当該信号に含まれる文字形状定義情報について当該
    情報に含まれるビットマップデータを表示するデジタル
    放送受信装置とからなるデジタル放送システム。
JP2000197156A 1999-06-29 2000-06-29 ビットマップデータ生成装置、および指示装置 Expired - Fee Related JP3589620B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000197156A JP3589620B2 (ja) 1999-06-29 2000-06-29 ビットマップデータ生成装置、および指示装置

Applications Claiming Priority (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18285199 1999-06-29
JP2000-4620 2000-01-13
JP11-182851 2000-01-13
JP2000004620 2000-01-13
JP2000197156A JP3589620B2 (ja) 1999-06-29 2000-06-29 ビットマップデータ生成装置、および指示装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001265316A true JP2001265316A (ja) 2001-09-28
JP3589620B2 JP3589620B2 (ja) 2004-11-17

Family

ID=27325207

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000197156A Expired - Fee Related JP3589620B2 (ja) 1999-06-29 2000-06-29 ビットマップデータ生成装置、および指示装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3589620B2 (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100845833B1 (ko) * 2002-04-04 2008-07-14 엘지전자 주식회사 디지털 티브이의 캡션데이터 처리장치
JP2011078119A (ja) * 2010-11-19 2011-04-14 Sony Corp 情報処理装置および情報処理方法
JP2013211888A (ja) * 2013-05-20 2013-10-10 Sony Corp 情報処理装置、再生方法、および記録媒体
CN103531177A (zh) * 2013-10-08 2014-01-22 康佳集团股份有限公司 一种点阵字库抗锯齿显示的方法及系统
JP2015076784A (ja) * 2013-10-10 2015-04-20 キヤノン株式会社 撮像装置、外部装置、撮像システム、撮像装置の制御方法、外部装置の制御方法、撮像システムの制御方法、及びプログラム
US10075668B2 (en) 2005-04-11 2018-09-11 Sony Corporation Information processing device and information processing method, program storage medium, program, data structure, and manufacturing method for storage medium

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100845833B1 (ko) * 2002-04-04 2008-07-14 엘지전자 주식회사 디지털 티브이의 캡션데이터 처리장치
US10075668B2 (en) 2005-04-11 2018-09-11 Sony Corporation Information processing device and information processing method, program storage medium, program, data structure, and manufacturing method for storage medium
JP2011078119A (ja) * 2010-11-19 2011-04-14 Sony Corp 情報処理装置および情報処理方法
JP2013211888A (ja) * 2013-05-20 2013-10-10 Sony Corp 情報処理装置、再生方法、および記録媒体
CN103531177A (zh) * 2013-10-08 2014-01-22 康佳集团股份有限公司 一种点阵字库抗锯齿显示的方法及系统
JP2015076784A (ja) * 2013-10-10 2015-04-20 キヤノン株式会社 撮像装置、外部装置、撮像システム、撮像装置の制御方法、外部装置の制御方法、撮像システムの制御方法、及びプログラム
US20170111597A1 (en) * 2013-10-10 2017-04-20 Canon Kabushiki Kaisha Apparatus, method for controlling apparatus, and program

Also Published As

Publication number Publication date
JP3589620B2 (ja) 2004-11-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4541482B2 (ja) 画像処理装置及び画像処理方法
JPS61131990A (ja) ビデオテツクス画像作成装置
JP4192476B2 (ja) 映像変換装置及び映像変換方法
JP3083652B2 (ja) 文字放送送信及び受信装置
JPH01296879A (ja) 文字多重放送受信装置
US20050219617A1 (en) Image processing device, image processing method, and computer program product for image processing
JP2005033741A (ja) テレビジョン用文字情報表示装置およびテレビジョン用文字情報表示方法
US20030218694A1 (en) Anti-aliasing characters for improved display on an interlaced television monitor
JP3589620B2 (ja) ビットマップデータ生成装置、および指示装置
JP6386933B2 (ja) 番組出力装置、番組と補助情報の出力方法、およびプログラム
JPH11146275A (ja) 画像処理表示装置
JP3872295B2 (ja) データ表示方法、記録媒体、及びプロセッサ・ベース・システム
WO2006098038A1 (ja) 画像処理装置
JP4631258B2 (ja) 携帯機器
KR100760088B1 (ko) 비트맵데이터 생성장치 및 지시장치
JP2002335539A (ja) デジタル放送受信装置
US20060114352A1 (en) Picture output apparatus and picture output method
JP2894232B2 (ja) 文字情報重畳装置
JP3000855B2 (ja) 文字図形処理装置及び情報処理装置
US20050162446A1 (en) Common on screen display size for multiple display formats
US20050128348A1 (en) Display apparatus and method for enabling artifact-free rapid image format changes
JPH0666956B2 (ja) ハ−ドコピ−出力機能付静止画像表示装置
JPH1155687A (ja) 文字表示装置及び方法並びに文字表示プログラムを記録した記録媒体
JPH09102965A (ja) 文字多重放送用テレビジョン受像機
JPH07134769A (ja) 画像合成におけるアンチエリアシング処理方法

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040203

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040402

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20040810

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20040817

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070827

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080827

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080827

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090827

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090827

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100827

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110827

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110827

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120827

Year of fee payment: 8

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees