JP2001264400A - Mi素子の制御装置 - Google Patents

Mi素子の制御装置

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JP2001264400A JP2000069808A JP2000069808A JP2001264400A JP 2001264400 A JP2001264400 A JP 2001264400A JP 2000069808 A JP2000069808 A JP 2000069808A JP 2000069808 A JP2000069808 A JP 2000069808A JP 2001264400 A JP2001264400 A JP 2001264400A
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寛幸 佐野
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】どのような特性をもつMI素子であってもその
出力が飽和することがなく高感度で且つ広範囲(無限)
に渡って磁界が検出できるMI素子の制御装置を提供す
る。 【解決手段】MI素子の制御装置において、MI素子1
に磁束キャンセル用のDCバイアスコイル2と負帰還バ
イアスコイル3を巻線し、該MI素子1の両端から検波
回路7を介して、該負帰還バイアスコイル3に接続し、
その終端を出力検出用素子5の一端に接続し、その終端
を出力検出用素子5の一端に接続し、その出力検出用素
子5の両端で出力を検出する。またDCバイアスコイル
2を巻線しないときは、イニシャルオフセット回路にて
あらかじめ負帰還バイアスコイル3に電流を流しておき
バイアス磁界HΔを印加する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、MI素子の制御装
置に関するものであり、特に高感度で広範囲に渡って検
出磁界を得られる磁気インピーダンス素子の制御装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】近年小型・低コストで高感度・高速応答
の磁気センサの要求がますます大きくなっている。それ
にともない、微弱な外部磁界を感度良く検出できるMI
素子が必要となってきている。また、非破壊検査や紙幣
検査に用いることができる高感度センサの需要も大きく
なっている。更に、自動車用の電流センサ等として高感
度でかつ広範囲の検出磁界に渡って感知できる電流セン
サの需要が多くなっている。
【0003】ここで、簡単にMI効果について説明す
る。MI効果とは、高透磁性磁性体に表皮効果を生じさ
せるような数MHz以上の高周波電流または、パルス電
流を通電すると、そのインピ−ダンスの大きさが外部磁
界によって大きく変化する電磁気現象である。この現象
を利用した高感度のMI素子は、1993年に名古屋大
学の毛利教授により提案されている。このMI効果を利
用したMI素子は、下記に示すアモルファス磁性ワイヤ
型であり、FeCoSiBのアモルファス磁性ワイヤ
に、MHzオ−ダ−の高周波電流を通電した場合、誘起
電圧の振幅だけでなくワイヤ両端間の振幅がワイヤ長さ
方向の外部磁界Hexによって著しい変化を示す。これ
は、Hexによってワイヤ内部のインダクタンスの他に
表皮効果によるオ−ミック抵抗も同時に変化するためで
ある。このMI効果も零磁歪または負磁歪のアモルファ
スワイヤを用いると数十μm径、1〜2mm長の微少寸
法の試料でも顕著に現われ、しかも励磁用や検出用のコ
イルは、全く不要である。また、MI効果ではオ−ミッ
ク電圧を相殺するための回路を必要としない為センサ構
成が簡素化でき、励磁周波数も数百MHzまで可能であ
るため高周波デバイスが構成できる。
【0004】その特徴として 通電により円周方向(閉磁路)磁束変化を用いるの
で励磁による反磁界がなく、ヘッドがマイクロ寸法とな
るばかりでなく、励磁による磁束を外部に発生させるこ
とがない。 励磁および検出のためのコイルが不要であり、高周
波励磁における浮遊容量の問題がない。 磁性線の温度変化による特性変化を抑制することが
できる。などの利点があり、検出感度が高いので、磁気
ヘッドあるいはHDDやFDDのスピンドルモ−タ−の
ロ−タリエンコ−ダ−用高精度磁気ヘッドへの応用が期
待されている。
【0005】また、MI素子の小型化、軽量化のために
薄膜化の磁性体薄膜によるMI素子及びそれを更に改良
したCoFeB膜等の軟磁性体薄膜を二層積層した積層
タイプの交差磁気異方性膜MI素子も提案されている。
MI素子で磁界センサを構成するためには、MI効果が
外部磁界の正負に対して対称であるため、コイルや永久
磁石による直流バイアス磁界を使って特性を非対称にす
る必要があった。特に磁性体薄膜MI素子は、一般的に
アモルファスワイヤに比べて磁界検出感度が1/3〜1
/4と低いため直流バイアス磁界をコイル電流で発生さ
せる場合は消費電力が増大してしまう。更にコイルを巻
いたり、永久磁石を配置することで素子が大きくなる問
題があった。
【0006】後者の交差型磁性体薄膜MI素子は、軟磁
性体薄膜の磁化容易軸を利用して、交差するような磁気
異方性をもたせた交差型磁気異方性膜MI素子であり、
外部磁界の正負に対して非対称なMI効果を得ることが
出来た。これにより直流バイアス磁界を全く使わないで
磁界センサを構成できるようになった。直流バイアス磁
界を発生させるコイルが必要ないことで低消費電力化、
超小型化が可能となった。また、インピ−ダンスの大き
さが最大となる磁界の大きさが磁性体薄膜MI素子に比
べて1/5になった為、より高感度なセンサを作製する
ことが期待できる。
【0007】しかしながら、前述したMI素子は高感度
であるが広範囲の検出磁界に渡って、リニアリティを得
ることが出来ずその制御装置を改良する必要があった。
図17に従来のMI素子31の制御装置30をブロック
図で示す。DCバイアスコイル32によりバイアス磁界
を印加し、検波回路34を介して増幅器35により増幅
し負帰還抵抗37、巻線した負帰還バイアスコイル33
を介して負帰還をかけて出力36を得ている。その外部
磁界Hex[Oe]−出力電圧EOUT[V]は、図18に示す
ようなリニアリティを得ている。
【0008】このように従来のMI素子31の制御装置
30では、 MI素子31のMI特性が対称であり高感
度ではあるがMI特性が対称でそれぞれのインピ−ダン
スの変化率のピ−クが±数[Oe]であり、バイアス磁界
を印加してシフトさせることで非対称としており、非対
称とした特性のピークの一方が+3[Oe]付近であるため
線形領域が±3[Oe]と狭く従来のMI素子31の制御
装置30をもってしても図18に示すような±3[Oe]の
範囲でしかリニアリティを得ることが出来なかった。ま
た±4[Oe]、±5[Oe]と出力が飽和する領域では、出力検
出が不可能であった。
【0009】本出願人は、新たなMI素子の制御装置を
用いることでどのようなMI特性をもつMI素子であっ
てもその出力が飽和することがなく高感度で且つ広範囲
(無限)の検出磁界に渡って磁界が検出できるMI素子
の制御装置を提供することを可能とした。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、MI素子の
制御装置として上記問題点を解決する為に、磁性線MI
素子及び薄膜型MI素子及び積層型の薄膜交差型MI素
子の制御装置として、高感度で広範囲の検出磁界に渡っ
てリニアリティが得られるMI素子の制御装置を提供す
るものである。また、バイアスコイルを必要としないで
も同様な効果を得る制御装置を提供するものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1では、磁気イン
ピ−ダンス素子(MI素子)の制御装置において、該M
I素子に磁束キャンセル用のDCバイアスコイルと負帰
還バイアスコイルを巻線し、該MI素子の両端から検波
回路を介して、該該負帰還バイアスコイルに接続し、そ
の終端を出力検出用素子の一端に接続し、該出力検出用
素子の両端で出力を検出することを特徴とするMI素子
の制御装置であり請求項2では、磁気インピ−ダンス素
子(MI素子)の制御装置において、該MI素子の両端
から検波回路、イニシャルオフセット回路を介し、該M
I素子に巻かれた負帰還バイアスコイルに接続し、該負
帰還バイアスコイルの終端を出力検出用素子の一端に接
続し、該出力検出用素子の両端で出力を検出することを
特徴とするMI素子の制御装置である。請求項3では、
磁気インピ−ダンス素子(MI素子)の制御装置におい
て、該MI素子の両端から検波回路を介し、該MI素子
に巻線した負帰還バイアスコイルに接続し、該負帰還バ
イアスコイルの終端を出力検出用素子の一端に接続し、
出力検出用素子の両端で出力を検出することを特徴とす
るMI素子の制御装置を提供することで上記課題を解決
している。
【0012】また、請求項4では、前記MI素子は、外
部磁界によって変化するMI素子両端の電圧を前記検波
回路で読み取り電流を発生させ前記負帰還バイアスコイ
ルに供給し、ト−タル磁界がゼロとなる磁界を発生させ
該電流を平衡させることを特徴とする請求項1〜3記載
のMI素子の制御装置を提供することで課題を解決して
いる。請求項5では、前記MI素子は、MI特性が対称
であることを特徴とする請求項1、2記載のMI素子の
制御装置であり、請求項6では、前記MI素子は、MI
特性が非対称であることを特徴とする請求項3記載のM
I素子の制御装置を提供することで課題を解決するもの
としている。
【0013】
【発明の実施の形態】ここでは、磁性体薄膜を使用した
MI素子で実施形態を説明を説明するが、どのようなM
I素子においても同様な効果がえられる。本発明の各実
施形態を図面にて説明する。第一の実施形態として図1
は、本発明に係る磁気インピーダンス(以下MI)効果を
用いた薄膜MI素子の構成を示した図である。図2a
は、プラス側から外部磁界Hex[Oe]を印加したとき及び
マイナス側から外部磁界Hex[Oe]を印加したときのMI
素子のMI特性を示す図である。図2bは、それぞれ異
なるMI特性をもつMI素子のMI特性を示す図であ
る。図2bでは、説明を簡単にするためにプラス側から
外部磁界Hex[Oe]を印加したときのインピ−ダンス変化
率だけでMI特性を表している。図3は、バイアス磁界
bを印加したときの磁性体薄膜MI素子の構成図を示
す。図4aは、バイアス磁界Hbを印加したときの薄膜
MI素子の特性図である。図4bは、それぞれ異なるM
I特性をもつMI素子にバイアス磁界Hbを印加したと
きの薄膜MI素子の特性図である。図5は、本発明に係
わるMI素子を用いた薄膜MI素子の制御装置を模式的
に示した図である。図6は、本発明に係わるMI素子の
制御装置の電子回路をブロックで模式化した図である。
図7は、MI素子の制御装置の外部磁界Hex[Oe]−出力
電圧EOUT[V]の関係を示す。
【0014】図1において薄膜MI素子1が記されてお
り、図では、基板を省略している。薄膜MI素子1は、
Al23 セラミックウェハ、Siウェーハ、ガラスウェ
ーハ等の表面平滑性を高めた非磁性基板上に軟磁性体薄
膜であるCoFeNi,NiFe等のめっき膜、あるい
はFeCoSiB、CoZrNb、FeSiB、CoSi
B等のアモルファススパッタ膜、NiFeスパッタ膜な
どの軟磁性体薄膜を成膜し、その後、回転磁場中、およ
び静止磁場中で熱処理を行うと磁気特性の向上がはかれ
る。また、表面平滑性を高めていなくとも非磁性基板で
あればよい。
【0015】時間的に変化する電流を印加し表皮効果を
得る薄膜MI素子1の両端にアルミのワイヤボンディン
グ、Auワイヤ等からなる電極又は直接半田によりリ−
ド線に接続し、数十[MHz](10〜40[MH
z])の高周波電流を両端に通電している。この時の、
外部磁界Hex[Oe]とインピ−ダンス変化率(%)の関
係(MI特性)を図2aに示している。図3では、DC
バイアスコイル2をN回巻き最大感度となる動作点をシ
フトさせるためにバイアス磁界Hb[Oe]を印加してい
る。このときのMI特性を図4aに示す。図5にそって
説明するとこのとき、薄膜MI素子1に巻いたDCバイ
アスコイル2の上に絶縁被覆するか、コイルの外周部を
絶縁被覆し、負帰還バイアスコイル3をDCバイアスコ
イルと同じだけN回巻いている。次に、外部磁界をHex
[Oe]とすると、Hex[Oe]によって薄膜MI素子1の電圧
が変化する。前記したMI素子1の両端から検波回路4
により変化した電圧Vを読み取り、Iとなる電流を発
生させ、薄膜MI素子1に巻いた負帰還バイアスコイル
3に供給し、ト−タル磁界がゼロとなるHを発生さ
せ、Iを常に平衡させる。このHを検出用素子5
(抵抗R1)を介して出力を測定する。DCバイアスコ
イル2、負帰還バイアスコイル3は、この図のMI素子
1の要部で開示している。また、このときの電子回路の
一例を図6にブロックで模式化して示している。
【0016】外部磁界HexとHのト−タル磁界がゼ
ロとなることで薄膜MI素子1の外部磁界Hexに対す
る電圧変化が飽和する領域の磁界でもリニアに検出でき
る。従って、図4aに示すような±数[Oe]の狭い磁界の
範囲でしか磁界検出が出来なかったが、図7に示すよう
に広範囲(物理的には無限大)の外部磁界Hexに渡っ
てリニアな出力電圧を得る磁界平衡型の制御装置10を
得ることができる。次に、図2bに示される異なるMI
特性a、MI特性bをもつMI素子で制御装置を検証し
てみた。MI素子のMI特性は素子によってバラついて
いるためあえてこのように異なる特性をもつMI素子を
使用し実験した。図4bは、図2bのそれぞれのMI特
性a、bにバイアス磁界Hb[Oe]を印加し、シフトさせ
た図である。詳細な説明は前述したので述べないが、実
線で示すMI特性a、点線で示すMI特性bともに図7
に示すように全く同様な広範囲(物理的には無限大)の
外部磁界Hexに渡ってリニアな出力電圧を得る磁界平
衡型の制御装置10であることが検証された。
【0017】次に本発明に係わる第二の実施形態とし
て、薄膜MI素子の制御装置を図にて説明する。図8
は、本発明に係るMI効果を用いた薄膜MI素子の構成
を示した図である。図9aは、プラス側から外部磁界H
ex[Oe]を印加したとき及びマイナス側から外部磁界Hex
[Oe]を印加したときのMI素子のMI特性を示す図であ
る。図9bは、それぞれ異なるMI特性をもつMI素子
のMI特性c、dを示す図である。図9bでは、説明を
簡単にするためにプラス側から外部磁界Hex[Oe]を印加
したときのインピ−ダンス変化率だけでMI特性をあら
わしている。図10aは、イニシャルオフセット回路7
にてあらかじめ負帰還バイアスコイル3に電流を流して
ΔH[Oe]シフトさせMI特性を非対称にした特性図を示
す。図10bは、それぞれ異なるMI特性c、dをもつ
MI素子にイニシャルオフセット回路7にてあらかじめ
負帰還バイアスコイル3に電流を流してMI特性を非対
称にした特性図を示す。図11は、本発明に係わるMI
素子を用いた薄膜MI素子の制御装置を模式的に示した
図である。図12は、本発明に係わるMI素子の制御装
置の電子回路の一例をブロックで模式化した図である。
また、MI素子1の制御装置10の外部磁界Hex[Oe]−
出力電圧EOUT[V]の関係を示す図は第一の実施形態
同様となったので図7を使って説明する。
【0018】図11は、本発明に係る時間的に変化する
電流を印加し表皮効果を得るMI素子1を用いた薄膜M
I素子1の制御装置10の構造を模式的に示した図であ
り詳細にはMI素子による外部磁界検出の原理図であ
る。図9aに示すように磁界の向きに対して対称的に電
圧が変化するMI素子1を利用する場合はイニシャルオ
フセット回路7にて発生させた電流をあらかじめ負帰還
バイアスコイルに流して図10aのようにMI特性をΔ
H[Oe]だけシフトさせ非対称にしておく。発生する外
部磁界をHex[Oe]とすると、Hex[Oe]によってMI
素子1の電圧が変化する。前記したMI素子1の両端か
ら検波回路4により変化した電圧Vを読み取り、I1
なる電流を発生させ、MI素子1に巻いた負帰還バイア
スコイル3に供給し、ト−タル磁界がゼロとなるH1
発生させ、I1を常に平衡とさせる。このH1を出力検出
用素子5(抵抗R1)を介して出力として測定する。ま
た、このときの電子回路の一例をブロックで模式化して
示したのが図12である。
【0019】従って、従来は図9aに示すような±数[O
e]の狭い磁界の範囲でしか磁界検出が出来なかったが、
図7に示すように広範囲の外部磁界Hex[Oe]に渡って
リニアな出力電圧を得る磁界平衡型の制御装置10を得
ることができた。また、DCバイアスコイルを必要とし
ないで図10aに示すような非対称な特性を得ることが
でき、負帰還バイアスコイル3のみで薄膜MI素子1の
両端から検波回路7により変化した電圧Vを読み取り、
1となる電流を発生させ、薄膜MI素子1に巻いた負
帰還バイアスコイル3に供給し、ト−タル磁界がゼロと
なるH1を発生させ、I1を常に平衡とさせているのでコ
ストを低減させ、工程の煩雑化を招くこともない。次
に、図9bに示される異なるMI特性a、bをもつMI
素子で制御装置10を検証してみた。詳細な説明は前述
したので述べないが、実線で示すMI特性c、点線で示
すMI特性dともにあらかじめイニシャルオフセット回
路7にて電流を流し図10bに示すようにΔH[Oe]だけ
シフトさせ非対称な特性としている。このように、異な
るMI特性c、dにおいても図7に示すように全く同様
な広範囲(物理的には無限大)の外部磁界Hex[Oe]に
渡ってリニアな出力電圧EOUT[V]を得る磁界平衡型の制
御装置10であることが検証できた。
【0020】次に本発明に係わる第三の実施形態を図に
て説明する。図13は、本発明に係る軟磁性体薄膜の磁
気異方性の方向を交差するよう積層した交差型磁性体薄
膜MI素子21の構成を示した図である。図14aは、
プラス側から外部磁界Hex[Oe]を印加したとき及びマイ
ナス側から外部磁界Hex[Oe]を印加したときの交差型磁
気異方性薄膜MI素子21のMI特性を示す図である。
図14bは、あえてばらつきの異なる交差型磁気異方性
薄膜MI素子のMI特性e、fとしている。図14b
は、説明を簡単にするためプラス側から外部磁界Hex
[Oe]を印加したときのMI特性を示す図である。図1
5は、交差型磁気異方性薄膜MI素子21の制御装置の
構造を模式的に示した図である。図16は、交差型磁気
異方性薄膜MI素子21の制御装置の電子回路をブロッ
クで模式化して示した図である。また、交差型磁気異方
性薄膜MI素子21の制御装置の外部磁界Hex[Oe]−出
力電圧EOUT[V]を示した図は、第一の実施形態及び
第二の実施形態同様となったので図7で説明する。
【0021】図13に示すように軟磁性体薄膜の磁気異
方性の方向を交差させる構造の薄膜MI素子21は、特
に図示しないがAl23 セラミックウェハ、Siウェー
ハ、ガラスウェーハ等の基板上に軟磁性体薄膜であるC
oFeNi,NiFe等のめっき膜、あるいはFeCoS
iB、CoZrNb、FeSiB、CoSiB等のアモ
ルファススパッタ膜、NiFeスパッタ膜などの軟磁性
体薄膜の磁気異方性の方向を交差させるように積層して
いる。
【0022】時間的に変化する電流を印加し表皮効果を
得る交差型の薄膜MI素子21では、図14aに示すよ
うにそのMI特性が非対称となっているためDCバイア
スやイニシャルオフセット回路を使用する必要がないと
言う利点があるばかりでなくその検出感度が非常によ
い。図15は、本発明に係る交差型磁気異方性薄膜MI
素子21を用いた制御装置の構造を模式的に示した図で
あり詳細には交差型磁気異方性薄膜MI素子21による
外部磁界を検出する原理図である。
【0023】FeCoSiB、CoZrNb、FeSi
B、CoSiB等のアモルファススパッタ膜、NiFe
スパッタ膜等からなる軟磁性体からなるアモルファス薄
膜を利用した積層型の軟磁性体薄膜の磁化容易軸を利用
した交差型MI素子21は、特に図示しないが、両端に
アルミのワイヤボンディング、Auワイヤ等からなる電
極又は直接半田によりリ−ド線に接続し、数十[MH
z]以上で好ましくは、10〜40[MHz]の高周波
電流を両端に通電している。このときの外部磁界Hex[O
e]とインピ−ダンス変化率[%]の関係を図11に示し
ている。図14aに示すように磁界の向きに対して非対
称的に電圧が変化する磁交差型磁気異方性薄膜MI素子
21を利用する場合は、DCバイアスやイニシャルオフ
セット回路にてMI特性を非対称にしておく必要がな
い。
【0024】図15に沿って説明すると発生する外部磁
界をHex[Oe]とすると、Hex[Oe]によって交差型磁
気異方性薄膜MI素子21の電圧が変化する。前記した
MI素子1の両端から検波回路24により変化した電圧
Vを読み取り、I1となる電流を発生させ、交差型磁気
異方性薄膜MI素子21に巻いた負帰還バイアスコイル
23に供給し、ト−タル磁界がゼロとなるH1を発生さ
せ、I1を常に平衡とさせる。このH1を出力検出用素子
25(抵抗R1)を介して出力として測定する。外部磁
界HexとH1のト−タル磁界がゼロとなることで交差
型のMI素子21の磁界に対する電圧変化が飽和する領
域の磁界でもリニアに検出できる。また、このときの電
子回路の一例をブロックで模式化して示したのが図16
である。
【0025】従って、図14aに示すような±数[Oe]の
狭い磁界の範囲でしか磁界検出が出来なかったが、図7
に示すように発生する広範囲の外部磁界Hexに渡って
リニアな出力電圧を得る磁界平衡型の制御装置20を得
ることができた。また、DCバイアスコイル、イニシャ
ルオフセット回路を必要としないで図14aに示すよう
な非対称な特性を得ることができ、負帰還バイアスコイ
ル23のみで交差型MI素子21の両端から検波回路2
4により変化した電圧Vを読み取り、I1となる電流を
発生させ、MI素子21に巻いた負帰還バイアスコイル
23に供給し、ト−タル磁界がゼロとなるH1を発生さ
せ、I1を常に平衡とさせているのでコストの低減を可
能とし、工程の煩雑化を招くこともない。次に、図14
bに示されるそれぞれ異なるMI特性e、fをもつ交差
型磁気異方性薄膜MI素子でMI素子の制御装置20を
検証してみた。詳細な説明は前述したので述べないが、
実線で示すMI特性e、点線で示すMI特性fとも非対
称な特性となっている。このようなMI特性e、fにお
いても図7に示すように全く同様な広範囲(物理的には
無限大)の外部磁界Hexに渡ってリニアな出力電圧を
得る磁界平衡型の制御装置20であることが検証でき
た。また、コイルは絶縁被覆されているものを使うか、
素子を絶縁被覆してコイルを巻いていることは自明の理
である。さらに、特に図示しないが、交差型磁気異方性
薄膜MI素子21にイニシャルオフセット回路を用いて
特性を安定させることも本出願に含まれる。この場合、
イニシャルオフセットによって予め電流を流し最大感度
の位置までシフトさせておくのが好ましい。
【0026】従って、以上のMI素子とそのMI特性に
ついて、検証してきたが本発明におけるMI素子の制御
装置は常にト−タル磁界をゼロとなる磁界を発生させる
ことで、外部磁界Hexに対する電圧変化が飽和する領
域の磁界でもリニアに検出できる。それによって超高感
度で且つ広範囲の検出磁界(物理的に無限大)に渡って
リニアリティをえることができる装置であり、またバイ
アス磁界を印加しなくても達成できる。更に、MI素子
のMI特性のばらつきに左右されないで出力検出が可能
である。
【0028】
【発明の効果】このように本発明では、どのようなMI
特性をもったMI素子でも制御装置によって常にト−タ
ル磁界がゼロとなる磁界を発生させており、常に平衡状
態を保つことで超高感度で且つ広範囲の検出磁界(物理
的に無限大)に渡ってリニアリティをえることができ
る。更に、バイアス磁界を印加しなくても同様な効果を
達成できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るMI効果を用いた磁性体薄膜MI
素子の構成を示した図である。
【図2a】本発明に係わる磁性体薄膜MI素子にプラス
側から外部磁界印加したとき及びマイナス側から外部磁
界を印加したときのMI特性を示す図である。
【図2b】本発明に係わる夫々異なる特性をもつ磁性体
薄膜MI素子のMI特性を示す図である。
【図3】本発明に係わるバイアス磁界Hを印加したと
きの磁性体薄膜MI素子の構成図を示す。
【図4a】本発明に係わる磁性体薄膜MI素子にバイア
ス磁界Hを印加したときの薄膜MI素子の特性図であ
る。
【図4b】本発明に係わる夫々異なるMI特性をもつ磁
性体薄膜MI素子にバイアス磁界Hを印加したときの
薄膜MI素子の特性図である。
【図5】本発明に係わる第一の実施形態の軟磁性体薄膜
を利用した磁性体薄膜MI素子の制御装置を模式化して
示した図である。
【図6】本発明に係わる第一の実施形態の軟磁性体薄膜
を利用した磁性体薄膜MI素子の制御装置の電子回路の
一例を示した図である。
【図7】本発明のMI素子の制御装置の外部磁界Hex[O
e]−出力電圧EOUT[V]の関係を示すグラフである。
【図8】本発明に係る第二の実施形態のMI効果を用い
た磁性体薄膜MI素子の構成を示した図である。
【図9a】本発明に係わる第二の実施形態の磁性体薄膜
MI素子にプラス側から外部磁界印加したとき及びマイ
ナス側から外部磁界を印加したときのMI特性を示す図
である。
【図9b】本発明にに係わる第二の実施形態の夫々異な
る特性をもつ磁性体薄膜MI素子のMI特性を示す図で
ある。
【図10a】本発明に係わる第二の実施形態の磁性体薄
膜MI素子にイニシャルオフセット回路にてバイアス磁
界HΔを印加したときの薄膜MI素子の特性図である。
【図10b】本発明に係わる第二の実施形態の夫々異な
るMI特性をもつ磁性体薄膜MI素子にイニシャルオフ
セットにてバイアス磁界HΔを印加したときの薄膜MI
素子の特性図である。
【図11】本発明に係わる第二の実施形態の軟磁性体薄
膜を利用した磁性体薄膜MI素子の制御装置を模式化し
て示した図である。
【図12】本発明に係わる第二の実施形態の軟磁性体薄
膜を利用した磁性体薄膜MI素子の制御装置の電子回路
の一例を示した図である。
【図13】本発明に係わる第三の実施形態の軟磁性体薄
膜の磁気異方性の方向を交差するように積層した交差型
磁性体薄膜MI素子の構成を示す図である。
【図14a】本発明に係わる第三の実施形態の軟磁性体
薄膜の磁気異方性の方向を交差するように積層した交差
型磁性体薄膜MI素子にプラス側から外部磁界を印加し
たとき及びマイナス側から外部磁界を印加したときのM
I特性を示す図である。
【図14b】本発明に係わる第三の実施形態の夫々異な
るMI特性を持つ交差型磁性体薄膜MI素子のMI特性
を示す図である。
【図15】本発明に係わる第三の実施形態の軟磁性体薄
膜の磁気異方性を交差して積層した交差型磁性体薄膜M
I素子の制御装置を模式化して示した図である。
【図16】本発明に係わる第三の実施形態の軟磁性体薄
膜の磁気異方性の方向を交差するように積層した交差型
磁性体薄膜MI素子の制御装置の電子回路の一例を示し
た図である
【図17】従来のMI素子の制御装置の電子回路をブロ
ックで示した図である。
【図18】従来のMI素子の制御装置による外部磁界H
ex−出力(電圧)EOUT特性を示す図である。
【符号の説明】
1、21、31…MI素子 2、32…DCバイアスコイル 3、23、33…負帰還バイアスコイル 4、24、34…検波回路 5、25…出力検出用素子(抵抗R1) 6、26、36…出力 7、…イニシャルオフセット回路 35…増幅器 37…負帰還抵抗 10、20、30…MI素子の制御装置 Hb…バイアス磁界 Hex…外部磁界 I1…負帰還電流(平衡電流) H1…外部磁界とのト−タル磁界がゼロとなる平衡磁界
(負帰還磁界)
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成13年3月14日(2001.3.1
4)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】発明の詳細な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【発明の詳細な説明】
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1では、磁気イン
ピ−ダンス素子(MI素子)の制御装置において、該M
I素子に磁束キャンセル用の負帰還バイアスコイルとD
Cバイアスコイルを巻線し、該MI素子の両端から検波
回路を介して、該該負帰還バイアスコイルに接続し、そ
の終端を出力検出用素子の一端に接続し、該出力検出用
素子の両端で出力を検出することを特徴とするMI素子
の制御装置であり請求項2では、磁気インピ−ダンス素
子(MI素子)の制御装置において、該MI素子の両端
から検波回路、イニシャルオフセット回路を介し、該M
I素子に巻かれた負帰還バイアスコイルに接続し、該負
帰還バイアスコイルの終端を出力検出用素子の一端に接
続し、該出力検出用素子の両端で出力を検出することを
特徴とするMI素子の制御装置である。請求項3では、
磁気インピ−ダンス素子(MI素子)の制御装置におい
て、該MI素子の両端から検波回路を介し、該MI素子
に巻線した負帰還バイアスコイルに接続し、該負帰還バ
イアスコイルの終端を出力検出用素子の一端に接続し、
出力検出用素子の両端で出力を検出することを特徴とす
るMI素子の制御装置を提供することで上記課題を解決
している。
【0012】また、請求項4では、前記MI素子は、外
部磁界によって変化するMI素子両端の電圧を前記検波
回路で読み取り電流を発生させ前記負帰還バイアスコイ
ルに供給し、ト−タル磁界がゼロとなる磁界を発生させ
該電流を平衡させることを特徴とする請求項1〜3記載
のMI素子の制御装置を提供することで課題を解決して
いる。請求項5では、前記MI素子は、MI特性が対称
であることを特徴とする請求項1、2記載のMI素子の
制御装置であり、請求項6では、前記MI素子は、MI
特性が非対称であることを特徴とする請求項3記載のM
I素子の制御装置を提供することで課題を解決するもの
としている。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 初見 正明 神奈川県横浜市青葉区荏田西1−3−1 スタンレー電気株式会社横浜技術センタ− 内 (72)発明者 船岡 千洋 神奈川県横浜市青葉区荏田西1−3−1 スタンレー電気株式会社技術研究所内 (72)発明者 塚田 桂 神奈川県横浜市青葉区荏田西1−3−1 スタンレー電気株式会社技術研究所内 (72)発明者 佐野 寛幸 神奈川県横浜市青葉区荏田西1−3−1 スタンレー電気株式会社技術研究所内 (72)発明者 横山 博夫 東京都目黒区中目黒2丁目9番地13号 ス タンレー電気株式会社内 (72)発明者 入戸野 公浩 神奈川県横浜市青葉区荏田西1−3−1 スタンレー電気株式会社技術研究所内 Fターム(参考) 2G017 AA01 AB07 AC09 AD51 BA02 BA03 BA11

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】磁気インピ−ダンス素子(MI素子)の制
    御装置において、該MI素子に磁束キャンセル用のDC
    バイアスコイルと負帰還バイアスコイルを巻線し、該M
    I素子の両端から検波回路を介して、該該負帰還バイア
    スコイルに接続し、該負帰還バイアスコイルの終端を出
    力検出用素子の一端に接続し、該出力検出用素子の両端
    で出力を検出することを特徴とするMI素子の制御装
    置。
  2. 【請求項2】磁気インピ−ダンス素子(MI素子)の制
    御装置において、該MI素子の両端から検波回路、イニ
    シャルオフセット回路を介し、該MI素子に巻かれた負
    帰還バイアスコイルに接続し、該負帰還バイアスコイル
    の終端を出力検出用素子の一端に接続し、該出力検出用
    素子の両端で出力を検出することを特徴とするMI素子
    の制御装置。
  3. 【請求項3】磁気インピ−ダンス素子(MI素子)の制
    御装置において、該MI素子の両端から検波回路を介
    し、該MI素子に巻線した負帰還バイアスコイルに接続
    し、該負帰還バイアスコイルの終端を出力検出用素子の
    一端に接続し、出力検出用素子の両端で出力を検出する
    ことを特徴とするMI素子の制御装置。
  4. 【請求項4】前記MI素子は、外部磁界によって変化す
    るMI素子両端の電圧を前記検波回路で読み取り電流を
    発生させ前記負帰還バイアスコイルに供給し、ト−タル
    磁界がゼロとなる磁界を発生させ該電流を平衡させるこ
    とを特徴とする請求項1〜3記載のMI素子の制御装
    置。
  5. 【請求項5】前記MI素子は、MI特性が対称であるこ
    とを特徴とする請求項1、2記載のMI素子の制御装
    置。
  6. 【請求項6】前記MI素子は、MI特性が非対称である
    ことを特徴とする請求項3記載のMI素子の制御装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US9739849B2 (en) 2014-01-31 2017-08-22 Aichi Steel Corporation Magnetic field detecting device

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