JP2001264236A - パーティクル測定装置およびパーティクル測定方法 - Google Patents

パーティクル測定装置およびパーティクル測定方法

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JP2001264236A
JP2001264236A JP2000078505A JP2000078505A JP2001264236A JP 2001264236 A JP2001264236 A JP 2001264236A JP 2000078505 A JP2000078505 A JP 2000078505A JP 2000078505 A JP2000078505 A JP 2000078505A JP 2001264236 A JP2001264236 A JP 2001264236A
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particle
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particles
suction
continuously
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JP2000078505A
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Mitsuhiro Fukunaga
光洋 福永
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NEC Kyushu Ltd
Original Assignee
NEC Kyushu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】同時刻でのクリーンルーム内の一定平面領域で
のパーティクル数分布を連続して得られるようにする。 【解決手段】クリーンルーム内等の浮遊パーティクル数
を計測するパーティクルカウンタ3,4として、複数の
吸引チューブ2の吸引口5が一定の面領域内に連続的に
配置され、かつ、各吸引チューブ2それぞれにパーティ
クルを計数できるパーティクルカウンタの検知部4が接
続されていることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は浮遊パーティクルな
どを計測するパーティクル測定方法およびパーティクル
測定装置に関し、特に連続して所定領域内のパーティク
ル数分布が得られるパーティクル測定方法およびパーテ
ィクル測定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】クリーンルーム内の浮遊パーティクル数
計測においては、2つの異なった方法が一般的に採用さ
れている。ひとつは、1本の吸引チューブで導入された
単位流量エアーの中のパーティクルを光散乱方式パーテ
ィクルカウンタで計測する方式である。この場合、平面
的なパーティクル数の分布を同時に得ることはできな
い。もうひとつは、シリコンウェハーを所与の場所に一
定時間設置しウェハーに付着したパーティクルをウェハ
ー付着パーティクル検査装置で計測する方式である。こ
の方式はウェハー内のパーティクル数の分布を知ること
ができるが、高価なシリコンウェハーを使用するという
コスト上の問題や、ウェハーに各パーティクルが付着す
る時刻が詳細にわからないという解析上の問題がある。
【0003】第1の従来例として、特開平2−0711
34号公報に示されたものを、図2の構成図に示す。こ
の従来例では、磁気ディスク装置の筐体10に吸引チュ
ーブ14を複数(14―1〜4)取り付けて切換コック
16で各チューブ14に吸引されたエアーの中のパーテ
ィクル数を塵埃計(パーティクルカウンタ)13で計測
している。なお、この場合は、塵埃計13からの空気は
戻しパイプ15から筐体10に戻され、また制御回路1
1から発塵ユニット12から筐体10に塵埃が供給さ
れ、その塵埃分布を測定している。しかし、この場合、
計数すべき塵埃計13が1台であり、また、各吸引口が
離れた位置にあるため、同時刻での一定連続平面でのパ
ーティクル数分布は得られないという欠点がある。
【0004】また、第2の従来例として、特開平7−2
09146号公報に示されたものを、図3の構成図に示
す。この従来例は、クリーンルーム内におけるサンプリ
ングチューブ29およびパーティクルカウンタ23の配
置を示したもので、このクリーンルーム内のパーティク
ル数をパーティクルカウンタ23で計数している。この
図には,パーティクルカウンタ23が接続されるLAN
26およびこれに関連するパソコン21,サーバ22等
の一般に室外に設置される機器も示シている。
【0005】床板28は、通常フリーアクセス型のもの
が用いられ、床板28には、例えば間隔60cmごとに画定
された60cm×60cmの領域に, 開口面積が1cm
2 程度の貫通穴(パンチ穴)が多数設けられている。ク
リーンルームの天井から送出された清浄空気は, この貫
通穴を通じて床板28の下に排出される。
【0006】床板28の下には、床面に沿ってX方向お
よびY方向に延伸するサンプリングチューブ29aおよ
び29bが設置されている。これらサンプリングチュー
ブ29aおよび29bは、貫通穴が設けられている領域
の下を通るように配置されている。したがって, サンプ
リングチューブはこれらの領域で交差している。各々の
交差位置では、図2に示すように、サンプリングチュー
ブ9aおよび9bに開口(サンプリング口)30aおよ
び30bがそれぞれ設けられている。
【0007】複数のサンプリングチューブ9aおよび9
bの一端は, パーティクルカウンタ23と後述する切り
換え器24から成るX軸センサユニット25aおよびY
軸センサユニット25bにそれぞれ接続されている。こ
の図の部分拡大図は、一つのサンプリングチューブ9a
または9bに平行な面で床板28を切断した図であり、
床板8に貫通穴(パンチ穴)が設けられている。
【0008】床板28上には塵埃粒子の発生源となる前
述のような装置が設置され、塵埃粒子は、天井に設けら
れたフィルタを通過することによって清浄にされた空気
の流れによって、貫通穴を通って床板8の下に排出さ
れ, サンプリングチューブ9a(または9b)に設けら
れている開口30a( または30b)から吸引される。
このようにして、クリーンルーム内における各々の領域
で採取された塵埃粒子がセンサユニット5a(または5
b)に送られ、単位立方フィート当たりの個数が計測さ
れる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上述した第1の従来例
の場合も、計数すべき塵埃計13が1台であり、また各
吸引口が離れた位置にあるため、同時刻での一定連続平
面でのパーティクル数分布は得られないという欠点があ
る。
【0010】また第2の従来例においても、サンプリン
グチューブ(吸引チューブ)29a,bを複数取り付け
て切り替え器24で切り替えてパーティクル数を計測し
ているため、同時刻での一定連続平面でのパーティクル
数分布は得られないという欠点がある。
【0011】特に、クリーンルーム内で発塵した場合
に、その発塵した状態、分布なとを詳細に分析して発塵
源を調べるような時に、連続して発塵状態をモニターす
る必要があるが、前述の従来例では十分に対応できなか
った。
【0012】本発明の目的は、これらの問題を解決し、
同時刻での一定連続平面領域でのパーティクル数分布を
連続して得られるようにしたパーティクル測定装置およ
びパーティクル測定方法を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の構成は、所定領
域内の浮遊パーティクル数を複数のパーティクルカウン
タにより計測するパーティクル測定装置において、前記
所定領域内に複数の吸引チューブの吸引口が一定の面積
内に連続的に配置され、かつ、前記複数の各吸引チュー
ブそれぞれに前記複数の各パーティクルカウンタの検知
部が接続されていることを特徴とする。
【0014】また本発明の他の構成は、所定領域内の浮
遊パーティクル数を複数のパーティクルカウンタにより
計測するパーティクル測定方法において、前記所定領域
内に複数の吸引チューブの吸引口を連続して配置し、こ
れら複数の吸引チューブからの吸気をそれぞれ前記各パ
ーティクルカウンタの検知部に供給し、これら複数のパ
ーティクルカウンタにより前記所定領域内の各浮遊塵数
をそれぞれ計数することにより、前記所定領域内の各浮
遊パーティクル数分布を連続して測定することを特徴と
する。
【0015】本発明において、連続的に配置された複数
の吸引チューブの吸引口が、所定領域内で格子状または
網目状に規則的に配置されるようにでき、また複数のパ
ーティクルカウンタを、浮遊パーティクルをその粒径ご
とに計数して出力するものとすることができる。
【0016】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の一実施形態を示
すブロック図である。このパーティクルカウンタは、ク
リーンルーム内に設置した場合を示している。この場
合、エアーを吸引する吸引口部1は、その表面が、10
0個の吸引口6を格子状に連続的に固定したもので、一
定断面積のエアーを同時に吸引することができる。各吸
引口6はそれぞれ吸引チューブ2に接続され、各吸引口
6の大きさは吸引チューブ2の断面と同程度の大きさで
ある。
【0017】この吸引口部1は、例えば、直径30cm
程度のウェーハ上の領域であり、このような領域におけ
る浮遊パーティクル数分布を連続して測定する必要のあ
るような場合に用いられる。
【0018】各吸引口6から吸引チューブ2を介してそ
れぞれHe―Neレーザ3に接続される。100箇所の
吸引口6から導入されたエアーは、100本の吸引チュ
ーブ2を経て、それぞれ100個のHe―Neレーザ3
に導入される。これらレーザ部3に導入されたエアー
は、それぞれの検知部4において、光散乱方式により、
粒径毎のパーティクル数が計測される。各検知部4の光
電素子により計測データが電気信号に変換され、信号処
理部5に入力される。
【0019】この信号処理部5では、100個のチュー
ブ2それぞれでの粒径毎のパーティクル数、1個1個の
パーティクル捕捉時刻、捕捉したチューブの位置を示す
X−Y配列座標などを算出し、CRT表示またはプリン
タに紙で打ち出す。尚、図におけるチューブ、レーザ、
検知部の数はそれぞれ100個であるが、説明を簡便に
するために、3個のみを図示している。
【0020】本実施形態によれば、複数の吸引チューブ
2の吸引口を連続して一定面領域内に配置させること、
及び複数の検知部(1本の吸引口に1つの検知部)3を
もつことにより、一定面積内でのパーティクル数の分布
が同時に得られ、かつ時間経過による分布の変化も把握
することができる。
【0021】なお、このパーティクルカウンタ(3)4
としては、吸引される各パーティクルに交差してHe―
Neレーザ3が照射される場合に、その散乱光の検出信
号波高値により各パーティクルの粒径が求められる。そ
のためパーティクルの粒径ごとの分布の時間変化を調べ
ることができ、所定領域内の発塵状態の解析に極めて有
効な手段となることができる。
【0022】また、本実施形態の測定領域は、例えば直
径30cmの領域を示したが、その測定領域としては、
各吸引チューブ2の吸引口6から徐々に拡大してゆくよ
うな形状の漏斗状の導入口を設ければ、これら漏斗状導
入口を連続して配置することにより、より大きな領域の
測定ができることも明らかであり、例えばクリーンルー
ム全体の測定も可能となる。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の構成によ
れば、複数の吸引口を連続して一定面積内に配置させる
こと、及び複数の検知部(1本の吸引口に1つの検知
部)をもつことにより、一定面領域内でのパーティクル
数の分布が同時に得られ、また、時間経過による分布の
変化を把握でき、これによりクリーンルーム内の生産設
備等における発塵箇所の早期発見に極めて有効であると
いう効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態を説明するブロック図
である。
【図2】従来例の第1の構成を示す概略斜視図である。
【図3】従来例の第2の構成を示す概略斜視図である。
【符号の説明】
1 吸引口部 2 チューブ 3 He―Neレーザ 4 検知部 5 信号処理部 6 吸引口 10 筐体 11 制御回路 12 発塵ユニット 13 塵埃計 14―1〜4 吸引チューブ 15 戻しパイプ 16 切換コック 21 パソコン 22 サーバ 23 パーティクルカウンタ 24 切り換え器 25a X軸センサユニット 25b Y軸センサユニット 26 LAN 27 他の回線 28 床板 29a,b サンプリングチューブ 30a,b 開口部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定領域内の浮遊パーティクル数を複数
    のパーティクルカウンタにより計測するパーティクル測
    定装置において、前記所定領域内に複数の吸引チューブ
    の吸引口が一定の面積内に連続的に配置され、かつ、前
    記複数の各吸引チューブそれぞれに前記複数の各パーテ
    ィクルカウンタの検知部が接続されていることを特徴と
    するパーティクル測定装置。
  2. 【請求項2】 連続的に配置された複数の吸引チューブ
    の吸引口が、所定領域内で格子状または網目状に規則的
    に配置された請求項1記載のパーティクル測定装置。
  3. 【請求項3】 複数のパーティクルカウンタが、浮遊パ
    ーティクルをその粒径ごとに計数して出力するものであ
    る請求項1または2記載のパーティクル測定装置。
  4. 【請求項4】 所定領域内の浮遊パーティクル数を複数
    のパーティクルカウンタにより計測するパーティクル測
    定方法において、前記所定領域内に複数の吸引チューブ
    の吸引口を連続して配置し、これら複数の吸引チューブ
    からの吸気をそれぞれ前記各パーティクルカウンタの検
    知部に供給し、これら複数のパーティクルカウンタによ
    り前記所定領域内の各浮遊塵数をそれぞれ計数すること
    により、前記所定領域内の各浮遊パーティクル数分布を
    連続して測定することを特徴とするパーティクル測定方
    法。
  5. 【請求項5】 連続的に配置された複数の吸引チューブ
    の吸引口が、所定領域内で格子状または網目状に規則的
    に配置されものにより、各パーティクルカウンタで測定
    する請求項4記載のパーティクル測定方法。
  6. 【請求項6】 複数のパーティクルカウンタの出力から
    浮遊塵の粒径ごとに所定領域内の浮遊塵数分布を連続し
    て測定する請求項4または5記載のパーティクル測定方
    法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013079867A (ja) * 2011-10-04 2013-05-02 Azbil Corp 微粒子検出装置の評価システム及び微粒子検出装置の評価方法
CN105466827A (zh) * 2016-01-22 2016-04-06 武汉华星光电技术有限公司 一种实时检测洁净设备内颗粒含量的系统

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Legal Events

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A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20031216