JP2001263231A - 密閉型圧縮機およびそれを用いた冷凍装置 - Google Patents

密閉型圧縮機およびそれを用いた冷凍装置

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Hideyuki Inoue
英之 井上
Yasuaki Seyama
康昭 瀬山
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 HFC系冷媒を使用した場合でも、ピストン
が摩擦・摩耗することがなく、スラッジが発生せず、冷
凍機油が劣化せず、長期に亘り安定して運転できる密閉
型往復圧縮機およびそれを用いた冷凍装置を提供するこ
と。 【解決手段】 密閉容器内に回転軸を有する電動機部
と、この電動機部の回転軸によって駆動される往復圧縮
部とを収納し、吸入したHFC系冷媒あるいはHFC系
冷媒を主体とする冷媒をこの往復圧縮部により圧縮して
前記密閉容器外に吐出するようにした密閉型圧縮機であ
って、冷凍機油としてエーテル系潤滑油を使用するとと
もに前記往復圧縮部にアルマイト表面処理を施したピス
トンを用いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は密閉型圧縮機およ
びそれを用いた冷凍装置に関し、さらに詳しくは冷媒と
してHFC系冷媒およびこの冷媒と相溶性のある冷凍機
油を使用した密閉電動型圧縮機およびそれを用いた冷凍
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】冷蔵庫、自動販売機及びショーケース用
の圧縮機は従来冷媒としてジクロロジフルオロメタン
(以下R12という)を多く使用していた。このR12
は、その高いオゾン破壊の潜在性により、大気中に放出
されて地球上空のオゾン層に到達すると、このオゾン層
を破壊する問題からフロン規制の対象となっている。こ
のオゾン層の破壊は冷媒中の塩素基(Cl)により引き
起こされる。そこで、この塩素基を含有しない冷媒、例
えばR32、R125やR134a、あるいはこれらの
混合物が代替冷媒として考えられており、前記R12の
代替冷媒としてR134aなどが冷凍機用として検討さ
れている(例えば、特開平1−271491号公報を参
照)。
【0003】また、空気調和機等は従来冷媒としてクロ
ロジフルオロメンタ(R22)が使用されていたが、や
はり、オゾン層の破壊の環境問題の観点からHFC系冷
媒が着目されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たR134a等のHFC系冷媒は現在使われている鉱物
油やアルキルベンゼン油等の冷凍機油との相溶性が悪
く、圧縮機への油の戻りの悪化や寝込み起動時の分離冷
媒の吸い上げなどから圧縮機の潤滑不良に至る問題があ
った。
【0005】このため、本発明者らはR134a等のH
FC系冷媒と相溶性のある冷凍機油としてエステル系油
を検討した。しかし、このエステル系油は圧縮機に使用
する場合に、圧縮機内部の摺動部材の摩擦・摩耗で温度
が上昇しやすく、その熱により加水分解したり、酸化鉄
などの作用で分解したりして、脂肪酸や金属石鹸などが
生じ、この脂肪酸などにより摺動部材に腐食を起こさせ
たり、摩耗によってスラッヂ成分が発生して膨張弁やキ
ャピラリチューブなどを詰まらせたりして、圧縮機の耐
久性を損なう問題があった。そして、圧縮機が往復圧縮
部を備えた密閉型圧縮機の場合、前記スラッジ成分を分
析した結果、アルミニウムが多く含まれるとともに、工
程油や錆止め油なども含まれることが判った。
【0006】本発明の第1の目的は、冷媒としてR13
4a等のHFC系冷媒を使用しても摺動部材の摩擦熱に
よる冷凍機油の熱分解や加水分解によるカルボン酸の発
生、及びこれに伴うスラッジの発生を抑え、摺動部材の
腐食の発生やスラッヂによる膨張弁やキャピラリチュー
ブなどの詰りがなく、長期に亘り安定して運転すること
ができる耐久性、信頼性に優れた高性能な密閉型圧縮機
を提供すること、および本発明の第2の目的はこの密閉
型圧縮機を用いた冷凍装置を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、前記問題
を解決するために鋭意研究を重ねた結果、冷媒としてH
FC系冷媒を用い、HFC系冷媒と相溶性のある冷凍機
油としてエステル系油より耐加水分解性の優れたエーテ
ル系油を組み合わせて用いるとともに、圧縮機が往復圧
縮部を備えた密閉型圧縮機の場合は、ピストンを構成す
る材質として通常、AC8Aなどのアルミニウム合金が
用いられ、そしてシリンダを構成する材質としてFC2
50などのねずみ鋳物が用いられるので、その結果ピス
トンとシリンダの摺動によりピストンが摩擦・摩耗して
前記スラッジ成分中にアルミニウムが多く含まれること
が判ったので、シリンダを構成するFC250などのね
ずみ鋳物の硬さに近ずけるためにアルマイト表面処理を
施したピストンを用いることにより課題を解決できるこ
とを見出し、また、前記密閉型圧縮機の電動機部の回転
子(ロータ)に付着・同伴した工程油、錆止め油などが
前記スラッジ成分中に含まれることが判ったので、好ま
しくは付着・同伴した工程油、錆止め油などを除去した
清浄度の高い回転子(ロータ)を用いることにより、課
題を解決できることを見出し、この発明を完成するに至
った。
【0008】すなわち、前記課題を解決するための本発
明の請求項1は、密閉容器内に回転軸を有する電動機部
と、この電動機部の回転軸によって駆動される往復圧縮
部とを収納し、吸入したHFC系冷媒あるいはHFC系
冷媒を主体とする冷媒をこの往復圧縮部により圧縮して
前記密閉容器外に吐出するようにした密閉型圧縮機であ
って、冷凍機油としてエーテル系潤滑油を使用するとと
もに前記往復圧縮部にアルマイト表面処理を施したピス
トンを用いたことを特徴とする密閉型圧縮機である。
【0009】本発明の請求項2は、請求項1記載の密閉
型圧縮機において、前記電動機部の回転子として、付着
した工程油、錆止め油などを洗浄、加熱処理などにより
除去した回転子を用いたことを特徴とする。
【0010】本発明の請求項3は、請求項1あるいは請
求項2記載の密閉型圧縮機において、極圧剤、酸化防止
剤などの安定剤を添加した冷凍機油を用いたことを特徴
とする。
【0011】本発明の請求項4は、冷媒を凝縮液化する
凝縮器、同冷媒の圧力を調整するキャピラリーチュー
ブ、液化冷媒を蒸発させる蒸発器、アキュムレータおよ
び蒸発気化した同冷媒を圧縮して凝縮器に吐出する密閉
型圧縮機などを備えた冷凍装置であって、前記密閉型圧
縮機として請求項1記載の密閉型圧縮機を用いることを
特徴とする冷凍装置である。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を詳細
に説明する。本発明で基油として用いるエーテル系潤滑
油は特に限定されない。具体的には例えば、下記の一般
式(1)で表されるポリビニルエーテル系油は好ましく
使用できる。式中、R1 〜R3 は各々水素原子または炭
素数1〜8の炭化水素基を示し、それらは同一でもよ
く、異なっていてもよい。R4 は炭素数1〜4の炭化水
素基を示す。nは1以上の整数である。
【0013】
【化1】
【0014】このエーテル系油はそのまま使用すること
もできるが、極圧剤、酸化防止剤などの安定剤を添加す
ることが好ましい。本発明で用いる極圧添加剤は公知の
極圧添加剤を用いることができる。具体的には例えば、
硫黄系極圧添加剤、ハロゲン系極圧添加剤、りん系極圧
添加剤、有機金属化合物系極圧添加剤、およびこれらの
組み合わせからなる極圧添加剤を挙げることができる。
【0015】硫黄系極圧添加剤としては、具体的には例
えば、硫化油脂類、ジベンジルサファイド、有機ポリサ
ルファイド、ポリフェニレンサルファイド、アルデヒド
ヒドロカーボンサルファイド、ジエタノールジサルファ
イド脂肪酸エステルなどを挙げることができる。
【0016】ハロゲン系極圧添加剤としては、具体的に
は例えば、塩素化パラフィンワックス、塩素化ナフタレ
ン、塩素化ポリフェニル、塩素化アルキルベンゼンなど
の塩素化炭化水素類、メチルトリクロロステアレート、
ペンタクロロペンタジエノイック酸などの塩素化カルボ
ン酸誘導体、ベンジルアイオダイトなどのヨウ素化合
物、ポリフッ化脂肪族カルボン酸、フロロアルキルポリ
シロキサンなどのフッ素化合物などを挙げることができ
る。
【0017】りん系極圧添加剤としては、具体的には例
えば、トリクレジルホスフェートなどのホスフェート
類、トリブチルホスファイトなどのホスファイト類など
を挙げることができる。これらの中でもトリクレジルホ
スフェートは本発明において好ましく使用できる。
【0018】有機金属化合物系極圧添加剤としては、具
体的には例えば、ナフテン酸鉛やオレイン酸鉛などのナ
フテン酸塩や脂肪酸塩、ジアルキルジチオりん酸亜鉛な
どのチオりん酸塩、チオカルバミン酸塩、アミンヘキサ
フルオロチタネートなどのチタン化合物、ジブチル錫サ
ルファイドなどの錫化合物やジメチルジエチルゲルマニ
ウムなどのゲルマニウム化合物、ジベンジルボレートな
どのほう素化合物、ビス(トリオルガノシリル)ホスフ
ェートなどのシリコン化合物などを挙げることができ
る。本発明においては上記の硫黄系極圧添加剤、ハロゲ
ン系極圧添加剤、りん系極圧添加剤、有機金属化合物系
極圧添加剤などの同種あるいは他種のものを2つ以上組
み合わせて使用できる。
【0019】本発明において極圧添加剤が有効である理
由は明確でないが、金属表面が高い負荷とすべりを受け
摩擦されるとき、微視的な凝着部分は高圧、高温になる
が、冷凍機油中に金属と反応するような極圧添加剤があ
ると無機金属化合物被膜が生じ、金属間の接触をさまた
げ、一種の固体潤滑剤あるいは多孔質な含油膜として働
くので応力の集中が緩和され、焼き付きが防止され、摩
耗量も減少するものと考えられる。もちろんこの考えに
限定されるものではない。極圧添加剤の選定に当たって
は、化学的に活性過ぎると、過度の化学摩耗を生じた
り、分解して腐食性の酸を生じ、さびや腐食の原因とな
って、安定性を損なうことがあるので、使用条件に適応
したものを選択して、適宜の添加量範囲内で使用する必
要がある。
【0020】基油に対してさらに本発明の主旨を逸脱し
ない範囲において他の公知の添加剤を配合しても差し支
えない。他の添加剤としては熱化学的安定性を向上させ
るためのグリシジルエーテルからなるエポキシ、カルボ
ジイミド、酸化劣化を防止する目的の酸化防止剤(2,
6−ジ−t−ブチル−パラクレゾール、2,6−ジ−t
−ブチル−フェノール、2,4,6−トリ−t−ブチル
−フェノール等)、ベンゾトリアゾール系の銅不活性化
剤などを挙げることができる。
【0021】以下本発明を図1〜3に基づいて説明す
る。図1に、蒸発気化したHFC系冷媒を圧縮して管路
bを経て凝縮器cに吐出する本発明の密閉型圧縮機(あ
るいは下記の半密閉型圧縮機)a、同冷媒を凝縮液化す
る凝縮器c、同冷媒の圧力を減じる膨張弁d、液化冷媒
を蒸発させる蒸発器e、蒸発させた冷媒を密閉型圧縮機
aに戻す管路fなどで形成した本発明の冷凍装置の冷凍
サイクルの例を示す。gは電磁弁hを備えたバイパス管
路である。jはアキュムレータである。
【0022】図2は、溶接により密閉型とした本発明の
密閉型圧縮機の一例の縦断面図である。図3は、溶接に
よらずボルト、ナットなどを用いて密閉型とした他の本
発明の密閉型圧縮機(以下、半密閉型圧縮機と称す)の
一例の縦断面図である。図2に示した溶接により密閉型
とした密閉型圧縮機の場合も、図3に示したような溶接
によらずボルト、ナットなどを用いて密閉型とした他の
本発明の半密閉型圧縮機の場合においても、1は密閉容
器、この容器内には電動機部2と、往復圧縮部3とが収
納されている。往復圧縮部3と電動機部2とは密閉容器
1の内壁に取り付けられている。電動機部2は内部に固
定子4と、この固定子4の内側に配置された回転子5
と、この回転子5の中央に挿着された回転軸6とで構成
されている。往復圧縮部3はシリンダ7と、このシリン
ダ内を回転軸5のクランクピン8に嵌合されて往復運動
するピストン9とで構成されている。
【0023】密閉容器1内にはHFC系冷媒、例えば、
R134aとR32とR125との3種混合冷媒(R4
07C)あるいはR32とR125との2種混合冷媒
(R410A)などが吸入され、この冷媒と相溶性のあ
る冷凍機油であるポリビニルエーテル系油を基油とし、
この基油に対して0.1〜2.0重量%のトリクレジル
フォスフェート(TCP)からなるリン酸トリエステル
や0.01〜10重量%のグリシジルエーテルからなる
エポキシあるいは0.01〜10重量%のカルボジイミ
ドが添加含有された冷凍機油10が封入されている。
【0024】前記冷凍機油10を使用した図2に示した
本発明の密閉型圧縮機(レシプロ式圧縮機)あるいは図
3に示した本発明の半密閉型圧縮機(レシプロ式圧縮
機)において、ピストン9の往復摺動によってシリンダ
7内に流入したHFC系冷媒はこのシリンダ7内で圧縮
され、吐出弁を開放して外部冷凍サイクルに吐出され
る。
【0025】そして、密閉容器1の底部に入れられた冷
凍機油10は吸い上げられ、ピストン9/シリンダ7、
回転軸6/軸受などの各摺動部に循環して潤滑させるよ
うに自己潤滑を行っている。
【0026】本発明で使用するピストン9は、シリンダ
を構成するFC250などのねずみ鋳物の硬さに近ずけ
るために硬質アルマイト表面処理を施したピストンが用
いられている。硬質アルマイト表面処理方法は特に限定
されず、公知の方法を用いることができる。
【0027】また、回転子5は、通常、工程油、錆止め
油などが付着・同伴されているので、そのまま使用する
と使用中にHFC系冷媒により洗い出されて前記のよう
にスラッジ中に混入するなどしてトラブルの原因とな
る。そこで本発明においては工程油、錆止め油などが付
着・同伴されている回転子5を溶媒などで洗浄したり、
あるいは例えば約250℃程度あるいはそれ以上に加熱
処理して揮発させたり、あるいは前記のように洗浄後、
前記のように加熱処理するなどして工程油、錆止め油な
どを除去した清浄度の高い回転子5を使用する。
【0028】本発明は、上記実施の形態に限定されるも
のではなく、特許請求の範囲に記載の主旨から逸脱しな
い範囲で各種の変形形態が可能である。
【0029】
【発明の効果】本発明の請求項1記載の密閉型圧縮機
は、冷媒としてR134a等のHFC系冷媒を使用して
も摺動部材の摩擦熱による冷凍機油の熱分解や加水分解
によるカルボン酸の発生、及びこれに伴うスラッジの発
生を抑え、摺動部材の腐食の発生やスラッヂによる膨張
弁やキャピラリチューブなどの詰りがなく、またピスト
ンとシリンダの摺動によりピストンが摩擦・摩耗してス
ラッジを発生することがなく、長期に亘り安定して運転
することができ、耐久性、信頼性に優れるという顕著な
効果を奏する。
【0030】本発明の請求項2記載の密閉型圧縮機は、
電動機部の回転子として、付着した工程油、錆止め油な
どを洗浄、加熱処理などにより除去した回転子を用いた
ので工程油や錆止め油などがスラッジ中に混入するなど
のトラブルを起こさず、より信頼性に優れるという顕著
な効果を奏する。
【0031】本発明の請求項3記載の密閉型圧縮機は、
冷凍機油に極圧剤、酸化防止剤などの安定剤を添加した
ので冷凍機油の安定性が向上し劣化しないので、さらに
信頼性に優れるという顕著な効果を奏する。
【0032】本発明の請求項4記載の冷凍装置は、請求
項1記載の密閉型圧縮機を用いたので、冷凍機油として
エーテル系冷凍機油を用い、HFC系冷媒を使用した場
合でも、摺動部の摩耗が抑制され、スラッジが冷凍回路
中の膨張弁やキャピラリーチューブに堆積して閉塞する
問題もなく、長期に亘り安定して運転できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の冷凍装置の一例の冷凍回路図である。
【図2】本発明の密閉型圧縮機の一例の縦断面図であ
る。
【図3】本発明の他の密閉型圧縮機(半密閉型圧縮機)
の一例の縦断面図である。
【符号の説明】
a 密閉型圧縮機(半密閉型圧縮機) b、f、g 管路 d 膨張弁 e 蒸発器 h 電磁弁 j アキュムレータ 1 密閉容器 2 電動機部 3 往復圧縮部 4 固定子 5 回転子 6 回転軸 7 シリンダ 8 クランクピン 9 ピストン 10 冷凍機油
フロントページの続き Fターム(参考) 3H003 AA02 AB03 AB06 AC03 AD01 BD02 CA01 CA02 CB02 CB03 CB05 CD01 CD03 CD04 CE02 CE03 CE04 CE05 CF05 CF06

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 密閉容器内に回転軸を有する電動機部
    と、この電動機部の回転軸によって駆動される往復圧縮
    部とを収納し、吸入したHFC系冷媒あるいはHFC系
    冷媒を主体とする冷媒をこの往復圧縮部により圧縮して
    前記密閉容器外に吐出するようにした密閉型圧縮機であ
    って、冷凍機油としてエーテル系潤滑油を使用するとと
    もに前記往復圧縮部にアルマイト表面処理を施したピス
    トンを用いたことを特徴とする密閉型圧縮機。
  2. 【請求項2】 前記電動機部の回転子として、付着した
    工程油、錆止め油などを洗浄、加熱処理などにより除去
    した回転子を用いたことを特徴とする請求項1記載の密
    閉型圧縮機。
  3. 【請求項3】 極圧剤、酸化防止剤などの安定剤を添加
    した冷凍機油を用いたことを特徴とする請求項1あるい
    は請求項2記載の密閉型圧縮機。
  4. 【請求項4】 冷媒を凝縮液化する凝縮器、同冷媒の圧
    力を調整する膨張弁、液化冷媒を蒸発させる蒸発器、ア
    キュムレータおよび蒸発気化した同冷媒を圧縮して凝縮
    器に吐出する密閉型圧縮機などを備えた冷凍装置であっ
    て、前記密閉型圧縮機として請求項1記載の密閉型圧縮
    機を用いることを特徴とする冷凍装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006093132A1 (ja) * 2005-03-01 2006-09-08 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha 無線タグ回路素子及びタグラベル作成装置

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