JP2001263011A - 電磁駆動弁を有する内燃機関 - Google Patents

電磁駆動弁を有する内燃機関

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JP2001263011A
JP2001263011A JP2000077307A JP2000077307A JP2001263011A JP 2001263011 A JP2001263011 A JP 2001263011A JP 2000077307 A JP2000077307 A JP 2000077307A JP 2000077307 A JP2000077307 A JP 2000077307A JP 2001263011 A JP2001263011 A JP 2001263011A
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valve
intake
hydraulic
hydraulic pressure
internal combustion
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JP2000077307A
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English (en)
Inventor
Masato Ogiso
誠人 小木曽
Masaji Katsumata
正司 勝間田
Kazuhiko Shiratani
和彦 白谷
Keiji Yotsueda
啓二 四重田
Hideyuki Nishida
秀之 西田
Tomoumi Yamada
智海 山田
Yoshihiro Iwashita
義博 岩下
Kiyoshi Nakanishi
清 中西
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Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 休止状態にある電磁駆動弁の初期駆動をより
円滑にする。 【解決手段】非駆動時に弁体が全閉と全開の間の中立位
置で停止する電磁駆動弁において、駆動開始時の駆動電
流を印加するにあたり、油圧源からの油圧による補助的
な初期駆動力を弁体に付与する油圧付与手段、例えば、
オイル噴射ノズル601を設け、始動時にオイル噴射ノ
ズル601からアマーチャ311に作動油を噴出して押
す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電磁駆動弁を備え
た内燃機関に関する。
【0002】
【従来の技術】電磁駆動弁は、2つの電磁石を備え、一
方の電磁石で弁体を開方向に吸引し、他方の電磁石で弁
体を閉方向に吸引することで、弁を開閉駆動する。より
具体的な例として、特公平4−67005号公報に記載
された電磁駆動弁では、図に示したように、所定間隔で
配置された一対の電磁石と、この電磁石間に配置され、
電磁石によって吸引される吸引鉄片(アマーチャ)と、
この吸引鉄片に連結された弁体と、吸引鉄片を電磁石間
の中立位置に付勢保持する二つのバネとを備えている。
【0003】そして、一方の電磁石が励磁されると、吸
引鉄片がその電磁石に吸引されて弁体を開方向に動か
し、他方の電磁石を励磁すると、吸引鉄片がその電磁石
に吸引されて弁体を開方向に動かし、これにより、弁を
開閉駆動する。
【0004】各電磁石への励磁電流の印加が停止する
と、二つのバネにより吸引鉄片が電磁石間の中立位置に
付勢保持されて停止する。この停止位置から弁の開閉駆
動をスタートさせるときには、かなり大きなエネルギー
を必要とするため、弁体の初期駆動が容易ではない。
【0005】そこで、前記特公平4−67005号記載
の発明では、二つのバネと吸引鉄片からなる、バネ−質
量系に、この系の固有振動数に近い振動数で周期的に変
化する力の作用により、振幅が次第に増大する振動運動
を励起し、ついには電磁石の一方が吸引鉄片を作動位置
の一方に保持できる程度まで振幅を増大させ、弁体の初
期駆動を容易にしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の電磁
駆動弁では、振動運動を徐々に大きくしていく手法であ
るため、初期駆動に時間がかかる。
【0007】本発明は、このような点に鑑みなされたも
ので、電磁駆動弁の初期駆動をより容易に行うことを課
題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するため
に本発明の内燃機関は、次の手段を採用した。すなわ
ち、本発明は、非駆動時に弁体が全閉と全開の間の中立
位置で停止する電磁駆動弁において、駆動開始時の駆動
電流を印加するにあたり、油圧源からの油圧による補助
的な初期駆動力を弁体に付与する油圧付与手段を設けた
ことを特徴とする。
【0009】ここで、前記油圧付与手段は、油圧源から
供給される油圧を弁体もしくは弁体と一体的に動く部材
に印加する手段である。弁体と一体的に動く部材とは、
電磁石によって吸引されるアマーチャ(吸引鉄片)や、
このアマーチャとこのアマーチャの駆動力を弁体に伝達
するアマーチャシャフトなどであり、要は弁体に補助的
な初期駆動力を伝達できればよい。
【0010】すなわち、オイル噴射ノズルをアマーチャ
あるいはアマーチャシャフトの基端に臨んで設け、油圧
源から供給される作動油をオイル噴射ノズルから噴射し
てアマーチャあるいはアマーチャシャフトの基端に向け
て噴射することで、油圧による補助的な初期駆動力をア
マーチャあるいはアマーチャシャフトに伝達する。
【0011】油圧源とオイル噴射ノズルとの間には、制
御弁を設け、電磁石に初期駆動電流を印加するのに同期
して制御弁を開き、オイル噴射ノズルから作動油を噴射
する。
【0012】なお、オイル噴射ノズルから噴射される作
動油で補助的な初期駆動力をアマーチャあるいはアマー
チャシャフトに加えるのに代えて、油圧で駆動されるア
クチュエータによりこれらアマーチャあるいはアマーチ
ャシャフトに油圧を印加してもよい。
【0013】油圧源として、自動車に搭載させているブ
レーキ装置やステアリング装置用の既設の油圧ポンプに
よる油圧を利用できる。最後に、以上説明した各構成
は、可能な限り互いに組み合わせることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る電磁駆動弁を
有する内燃機関の具体的な実施態様について図面に基づ
いて説明する。
【0015】図1は、本発明に係る電磁駆動弁を有する
内燃機関の概略構成を示す図である。図1に示す内燃機
関1は、複数の気筒21を備えるとともに、各気筒21
内に直接燃料を噴射する燃料噴射弁32を具備した4サ
イクルのガソリンエンジンである。
【0016】前記内燃機関1は、複数の気筒21及び冷
却水路1cが形成されたシリンダブロック1bと、この
シリンダブロック1bの上部に固定されたシリンダヘッ
ド1aとを備えている。
【0017】前記シリンダブロック1bには、機関出力
軸であるクランクシャフト23が回転自在に支持され、
このクランクシャフト23は、各気筒21内に摺動自在
に装填されたピストン22と連結されている。
【0018】前記ピストン22の上方には、ピストン2
2の頂面とシリンダヘッド1aの壁面とに囲まれた燃焼
室24が形成されている。前記シリンダヘッド1aに
は、燃焼室24に臨むよう点火栓25が取り付けられ、
この点火栓25には、該点火栓25に駆動電流を印加す
るためのイグナイタ25aが接続されている。
【0019】前記シリンダヘッド1aには、2つの吸気
ポート26の開口端と2つの排気ポート27の開口端と
が燃焼室24に臨むよう形成されるとともに、その噴孔
が燃焼室24に臨むよう燃料噴射弁32が取り付けられ
ている。
【0020】前記吸気ポート26の各開口端は、シリン
ダヘッド1aに進退自在に支持された吸気弁28によっ
て開閉されるようになっており、これら吸気弁28は、
シリンダヘッド1aに設けられた電磁駆動機構30(以
下、吸気側電磁駆動機構30と記す)によって開閉駆動
されるようになっている。
【0021】前記排気ポート27の各開口端は、シリン
ダヘッド1aに進退自在に支持された排気弁29により
開閉されるようになっており、これら排気弁29は、シ
リンダヘッド1aに設けられた電磁駆動機構31(以
下、排気側電磁駆動機構31と記す)によって開閉駆動
されるようになっている。
【0022】ここで、吸気側電磁駆動機構30と排気側
電磁駆動機構31の具体的な構成について述べる。尚、
吸気側電磁駆動機構30と排気側電磁駆動機構31とは
同様の構成であるため、吸気側電磁駆動機構30のみを
例に挙げて説明する。
【0023】図2は吸気側電磁駆動弁30の構成を示す
断面図である。図2において内燃機関1のシリンダヘッ
ド1aは、シリンダブロック1bの上面に固定されるロ
アヘッド10と、このロアヘッド10の上部に設けたア
ッパヘッド11とを備えている。
【0024】前記ロアヘッド10には、各気筒21に対
応した吸気ポート26が形成され、各吸気ポート26の
燃焼室24側の開口端には、吸気弁28の弁体28aが
着座する弁座12が設けられている。
【0025】ロアヘッド10には、各吸気ポート26の
内壁面からこのロアヘッド10の上面にかけて断面円形
の貫通孔が形成され、この貫通孔には、この貫通孔に挿
通される吸気弁28の弁軸28bを進退自在に保持する
筒状のバルブガイド13が挿入されている。
【0026】アッパヘッド11には、第1コア301及
び第2コア302が嵌入される断面円形のコア取付孔1
4が設けられ、このコア取付孔14は前記バルブガイド
13と軸心が同一となる位置にある。コア取付孔14は
下部が径大に形成され、その上部の径小部14aと下部
の径大部14bを備えている。
【0027】前記径小部14aには、軟磁性体からなる
環状の第1コア301と第2コア302とが所定の間隙
303をおいて軸方向に直列に嵌挿されている。これら
の第1コア301の上端と第2コア302の下端には、
それぞれフランジ301aとフランジ302aが形成さ
れており、第1コア301は上方から、また第2コア3
02は下方からそれぞれコア取付孔14に嵌挿され、フ
ランジ301aとフランジ302aがコア取付孔14の
縁部に当接することにより第1コア301と第2コア3
02の位置決めがされて、前記間隙303が所定の距離
に保持されるようになっている。
【0028】第1コア301の上方には、筒状のアッパ
キャップ305が設けられている。このアッパキャップ
305は、その下端に形成されたフランジ部305aに
ボルト304を貫通させてアッパヘッド11上面に固定
されている。この場合、フランジ部305aを含むアッ
パキャップ305の下端が第1コア301の上面周縁部
に当接した状態で固定されることになり、その結果、第
1コア301がアッパヘッド11に固定されることにな
る。
【0029】一方、第2コア302の下部には、コア取
付孔14の径大部14bと略同径の外径を有する環状体
からなるロアキャップ307が設けられている。このロ
アキャップ307にはボルト307が貫通し、そのボル
ト307により前記径小部14aと径大部14bの段部
における下向きの段差面に固定されている。この場合、
ロアキャップ307が第1コア302の下面周縁部に当
接した状態で固定されることになり、その結果、第2コ
ア302がアッパヘッド11に固定されることになる。
【0030】前記第1コア301の前記間隙303側の
面に形成された溝部には、第1の電磁コイル308が把
持されており、前記第2コア302の間隙303側の面
に形成された溝部には第2の電磁コイル309が把持さ
れている。その際、第1の電磁コイル308と第2の電
磁コイル309とは、前記間隙303を介して向き合う
位置に配置されるものとする。
【0031】前記間隙303には、該間隙303の内径
より径小な外径を有する環状の軟磁性体からなるアーマ
チャ311が配置されている。このアーマチャ311の
中空部には、該アーマチャ311の軸心に沿って上下方
向に延出した円柱状のアーマチャシャフト310が固定
されている。このアーマチャシャフト311は、その上
端が前記第1コア301の中空部を通ってその上方のア
ッパキャップ305内まで至るとともに、その下端が第
2コア302の中空部を通ってその下方の径大部14b
内に至るよう形成され、前記第1コア301及び前記第
2コア302によって軸方向へ進退自在に保持されてい
る。
【0032】前記アッパキャップ305内に延出したア
ーマチャシャフト310の上端部には、円板状のアッパ
リテーナ312が接合されるとともに、前記アッパキャ
ップ305の上部開口部にはアジャストボルト313が
螺着され、これらアッパリテーナ312とアジャストボ
ルト313との間には、アッパスプリング314が介在
している。尚、前記アジャストボルト313と前記アッ
パスプリング314との当接面には、前記アッパキャッ
プ305の内径と略同径の外径を有するスプリングシー
ト315が介装されている。
【0033】一方、前記大径部12b内に延出したアー
マチャシャフト310の下端部には、吸気弁28の弁軸
28bの上端部が当接している。前記弁軸28bの上端
部の外周には、円盤状のロアリテーナ28cが接合され
ており、そのロアリテーナ28cの下面とロアヘッド1
0の上面との間には、ロアスプリング316が介在して
いる。
【0034】このように構成された吸気側電磁駆動機構
30では、第1の電磁コイル308及び第2の電磁コイ
ル309に励磁電流が印加されていないときは、アッパ
スプリング314からアーマチャシャフト310に対し
て下方向(すなわち、吸気弁28を開弁させる方向)へ
の付勢力が作用するとともに、ロアスプリング316か
ら吸気弁28に対して上方向(すなわち、吸気弁28を
閉弁させる方向)への付勢力が作用し、その結果、アー
マチャシャフト310及び吸気弁28が互いに当接して
所定の位置に弾性支持された状態、いわゆる中立状態に
保持されることになる。
【0035】尚、アッパスプリング314とロアスプリ
ング316の付勢力は、前記アーマチャ311の中立位
置が前記間隙303において前記第1コア301と前記
第2コア302との中間の位置に一致するよう設定され
ており、構成部品の初期公差や経年変化等によってアー
マチャ311の中立位置が前記した中間位置からずれた
場合には、アーマチャ311の中立位置が前記した中間
位置と一致するようアジャストボルト313によって調
整することが可能になっている。
【0036】また、前記アーマチャシャフト310及び
前記弁軸28bの軸方向の長さは、前記アーマチャ31
1が前記間隙303の中間位置に位置するときに、前記
弁体28aが全開側変位端と全閉側変位端との中間の位
置(以下、中開位置と称する)となるように設定されて
いる。
【0037】前記した吸気側電磁駆動機構30では、第
1の電磁コイル308に励磁電流が印加されると、第1
コア301と第1の電磁コイル308とアーマチャ31
1との間に、アーマチャ311を第1コア301側へ変
位させる方向の電磁力が発生し、第2の電磁コイル30
9に励磁電流が印加されると、第2コア302と第2の
電磁コイル309とアーマチャ311との間にアーマチ
ャ311を前記第2コア302側へ変位させる方向の電
磁力が発生する。
【0038】従って、上記した吸気側電磁駆動機構30
では、第1の電磁コイル308と第2の電磁コイル30
9とに交互に励磁電流が印加されることにより、アーマ
チャ311が進退し、以て弁体28aが開閉駆動される
ことになる。その際、第1の電磁コイル308及び第2
の電磁コイル309に対する励磁電流の印加タイミング
と励磁電流の大きさを変更することにより、吸気弁28
の開閉タイミングを制御することが可能となる。
【0039】ここで、図1に戻り、前記内燃機関1の各
吸気ポート26は、該内燃機関1のシリンダヘッド1a
に取り付けられた吸気枝管33の各枝管と連通してい
る。前記吸気枝管33は、吸気の脈動を抑制するための
サージタンク34に接続されている。前記サージタンク
34には、吸気管35が接続され、吸気管35は、吸気
中の塵や埃等を取り除くためのエアクリーナボックス3
6と接続されている。
【0040】前記吸気管35には、該吸気管35内を流
れる空気の質量(吸入空気質量)に対応した電気信号を
出力するエアフローメータ44が取り付けられている。
前記吸気管35において前記エアフローメータ44より
下流の部位には、該吸気管35内を流れる吸気の流量を
調整するスロットル弁39が設けられている。
【0041】前記スロットル弁39には、ステッパモー
タ等からなり印加電力の大きさに応じて前記スロットル
弁39を開閉駆動するスロットル用アクチュエータ40
と、前記スロットル弁39の開度に対応した電気信号を
出力するスロットルポジションセンサ41と、アクセル
ペダル42に機械的に接続され該アクセルペダル42の
操作量に対応した電気信号を出力するアクセルポジショ
ンセンサ43とが取り付けられている。
【0042】前記サージタンク34には、該サージタン
ク34の圧力に対応した電気信号を出力するバキューム
センサ50が取り付けられている。一方、前記内燃機関
1の各排気ポート27は、前記シリンダヘッド1aに取
り付けられた排気枝管45の各枝管と連通している。前
記排気枝管45は、排気浄化触媒46を介して排気管4
7に接続され、排気管47は、下流にて図示しないマフ
ラーと接続されている。
【0043】前記排気枝管45には、該排気枝管45内
を流れる排気の空燃比、言い換えれば排気浄化触媒46
に流入する排気の空燃比に対応した電気信号を出力する
空燃比センサ48が取り付けられている。
【0044】前記排気浄化触媒46は、例えば、該排気
浄化触媒46に流入する排気の空燃比が理論空燃比近傍
の所定の空燃比であるときに排気中に含まれる炭化水素
(HC)、一酸化炭素(CO)、窒素酸化物(NOx)
を浄化する三元触媒、該排気浄化触媒46に流入する排
気の空燃比がリーン空燃比であるときは排気中に含まれ
る窒素酸化物(NOx)を吸蔵し、流入排気の空燃比が
理論空燃比もしくはリッチ空燃比であるときは吸蔵して
いた窒素酸化物(NOx)を放出しつつ還元・浄化する
吸蔵還元型NOx触媒、該排気浄化触媒46に流入する
排気の空燃比が酸素過剰状態にあり且つ所定の還元剤が
存在するときに排気中の窒素酸化物(NOx)を還元・
浄化する選択還元型NOx触媒、もしくは上記した各種
の触媒を適宜組み合わせてなる触媒である。
【0045】前記した排気浄化触媒46には、該排気浄
化触媒46の床温に対応した電気信号を出力する触媒温
度センサ49が取り付けられている。また、内燃機関1
は、クランクシャフト23の端部に取り付けられたタイ
ミングロータ51aとタイミングロータ51a近傍のシ
リンダブロック1bに取り付けられた電磁ピックアップ
51bとからなるクランクポジションセンサ51と、内
燃機関1の内部に形成された冷却水路1cを流れる冷却
水の温度を検出すべくシリンダブロック1bに取り付け
られた水温センサ52とを備えている。
【0046】このように構成された内燃機関1には、該
内燃機関1の運転状態を制御するための電子制御ユニッ
ト(Electronic Control Unit:ECU、以下ECUと
称する)20が併設されている。
【0047】前記ECU20には、スロットルポジショ
ンセンサ41、アクセルポジションセンサ43、エアフ
ローメータ44、空燃比センサ48、触媒温度センサ4
9、バキュームセンサ50、クランクポジションセンサ
51、水温センサ52等の各種センサが電気配線を介し
て接続され、各センサの出力信号がECU20に入力さ
れるようになっている。
【0048】前記ECU20には、イグナイタ25a、
吸気側電磁駆動機構30、排気側電磁駆動機構31、燃
料噴射弁32等が電気配線を介して接続され、ECU2
0が各種センサの出力信号値をパラメータとしてイグナ
イタ25a、吸気側電磁駆動機構30、排気側電磁駆動
機構31、燃料噴射弁32を制御することが可能になっ
ている。
【0049】ここで、ECU20は、図3に示すよう
に、双方向性バス400によって相互に接続されたCP
U401とROM402とRAM403とバックアップ
RAM404と入力ポート405と出力ポート406と
を備えるとともに、前記入力ポート405に接続された
A/Dコンバータ(A/D)407を備えている。
【0050】前記入力ポート405は、クランクポジシ
ョンセンサ51のようにデジタル信号形式の信号を出力
するセンサの出力信号を入力し、それらの出力信号をC
PU401あるいはRAM403へ送信する。
【0051】前記入力ポート405は、スロットルポジ
ションセンサ41、アクセルポジションセンサ43、エ
アフローメータ44、空燃比センサ48、触媒温度セン
サ49、バキュームセンサ50、水温センサ52のよう
にアナログ信号形式の信号を出力するセンサの出力信号
をA/D407を介して入力し、それらの出力信号をC
PU401やRAM403へ送信する。
【0052】前記出力ポート406は、前記CPU40
1から出力される制御信号をイグナイタ25a、吸気側
電磁駆動機構30、排気側電磁駆動機構31、燃料噴射
弁32へ送信する。
【0053】前記ROM402は、燃料噴射量を決定す
るための燃料噴射量制御ルーチン、燃料噴射時期を決定
するための燃料噴射時期制御ルーチン、吸気弁28の開
弁時期を決定するための吸気弁開弁時期制御ルーチン、
排気弁29の開弁時期を決定するための排気弁開弁時期
制御ルーチン、各気筒21の点火栓25の点火時期を決
定するための点火時期制御ルーチン、スロットル弁39
の開度を決定するためのスロットル開度制御ルーチン等
のアプリケーションプログラムに加え、吸気側電磁駆動
機構30及び排気側電磁駆動機構31に励磁電流を印加
する弁制御手段としての吸排気弁制御ルーチンプログラ
ムを記憶している。
【0054】前記ROM402は、前記したアプリケー
ションプログラムに加え、各種の制御マップを記憶して
いる。前記した制御マップは、例えば、内燃機関1の運
転状態と燃料噴射量との関係を示す燃料噴射量制御マッ
プ、内燃機関1の運転状態と燃料噴射時期との関係を示
す燃料噴射時期制御マップ、内燃機関1の運転状態と吸
気弁28の開閉時期との関係を示す吸気弁開閉時期制御
マップ、内燃機関1の運転状態と排気弁29の開閉時期
との関係を示す排気弁開閉時期制御マップ、内燃機関1
の運転状態と吸気側電磁駆動機構30及び排気側電磁駆
動機構31に印加すべき励磁電流量との関係を示す励磁
電流量制御マップ、内燃機関1の運転状態と各点火栓2
5の点火時期との関係を示す点火時期制御マップ、内燃
機関1の運転状態とスロットル弁39の開度との関係を
示すスロットル開度制御マップ等である。
【0055】前記RAM403は、各センサの出力信号
やCPU401の演算結果等を記憶する。前記演算結果
は、例えば、クランクポジションセンサ51の出力信号
に基づいて算出される機関回転数等である。前記RAM
403に記憶される各種のデータは、クランクポジショ
ンセンサ51が信号を出力する度に最新のデータに書き
換えられる。
【0056】前記バックアップRAM45は、内燃機関
1の運転停止後もデータを保持する不揮発性のメモリで
あり、各種制御に係る学習値等を記憶する。前記CPU
401は、前記ROM402に記憶されたアプリケーシ
ョンプログラムに従って動作して、燃料噴射制御、吸気
弁開閉制御、排気弁開閉制御、点火制御等を実行する。
【0057】<本発明の特徴部分に係る実施形態部分の
説明> (実施例1)図2に示したように、上記した電磁駆動弁
の構造において、前記アッパキャップ305内に延出し
たアーマチャシャフト310の上端部に対向して、油圧
アクチュエータ501が配置されている。
【0058】油圧アクチュエータ501は、油圧源とし
ての油圧ポンプ502からの油圧を制御弁503を介し
て受ける受圧部504と、この受圧部504の中心部に
連結されたロッド505と、受圧部504で受ける油圧
に抗して受圧部504を付勢するスプリング507とを
有している。油圧ポンプ502は、内燃機関のクランク
シャフトの回転力を受けて駆動される。油圧ポンプ50
2はリザーバタンク508から作動油を汲み上げ、逆止
弁509を介して油圧タンク600に油圧を蓄圧する。
制御弁503を開くと油圧タンク600の作動油が前記
受圧部504に供給される。なお、この油圧ポンプ50
2は、油圧ブレーキやステアリング駆動用の油圧源とし
て既設されているもので、油圧アクチュエータ501へ
の油圧の供給は、既設の油圧配管から分岐した配管によ
る。
【0059】そして、前記アッパキャップ305内に延
出したアーマチャシャフト310の上端部に前記ロッド
505が対向し、かつ、前記ロッド505は、アマーチ
ャシャフト310と同軸に配置されている。
【0060】従って、受圧部504が油圧を受けると、
スプリング507に抗してロッド505が進出し、アマ
ーチャシャフト310を押すので、さらにこのアマーチ
ャシャフト310が弁軸28bを押して、弁体28aを
開方向に付勢する補助的な初期駆動力を弁体28aに付
与する。弁体28aの駆動が開始された後は、その慣性
により円滑に開閉するので、制御弁503を閉じ油圧の
印加を停止する。なお、電磁駆動弁潤滑用油以外の油を
使用する場合は、受圧部504からの油が下へと漏れる
のを防止する必要がある。
【0061】(実施例2)図4に示したように、ここで
は、上記した電磁駆動弁の構造において、電磁石を構成
する第1コア301の周囲に、アーマチャ311に対向
して、このアマーチャ311に向けて作動油を噴射する
オイル噴射ノズル601が設けられている。このオイル
噴射ノズルは、第1コア301の周囲に嵌合する筒状体
をなし、第1コア301と同様の磁性体で形成され、電
磁石のコアとして機能する。
【0062】オイル噴射ノズル601は、油圧源として
の油圧ポンプ502から制御弁503を介して供給され
る作動油をアマーチャ311に向けて噴射する。このオ
イル噴射ノズル601から噴射された作動油は、弁体2
8aを開く方向にアマーチャ311を押す。弁体28a
の駆動が開始された後は、その慣性により円滑に開閉す
るので、制御弁503を閉じ油圧の印加を停止する。
【0063】オイル噴射ノズル601から噴射された作
動油は、アマーチャ311に作用した後、第1コア30
1と第2コア302とが所定の間隙303から各部材間
の隙間を通り電磁制御弁の外部へとしみ出すので、間隙
303内に貯留してアマーチャ311の動作に影響を与
えることはない。なお、油圧ポンプ502からの油圧経
路は実施例1と同様であるため、同一の符号を付して説
明を省略する。
【0064】(実施例3)図5に示したように、ここで
は、上記した電磁駆動弁の構造において、電磁石を構成
する第2コア302の周囲に、アーマチャ311に対向
して、このアマーチャ311に向けて作動油を噴射する
オイル噴射ノズル601が設けられている。このオイル
噴射ノズルは、第2コア302の周囲に嵌合する筒状体
をなし、第2コア302と同様の磁性体で形成され、電
磁石のコアとして機能する。
【0065】オイル噴射ノズル601は、油圧源として
の油圧ポンプ502から制御弁503を介して供給され
る作動油をアマーチャ311に向けて噴射する。このオ
イル噴射ノズル601から噴射された作動油は、弁体2
8aを閉じる方向にアマーチャ311を押す。弁体28
aの駆動が開始された後は、その慣性により円滑に開閉
するので、制御弁503を閉じ油圧の印加を停止する。
【0066】なお、油圧ポンプ502からの油圧経路は
実施例1と同様であるため、同一の符号を付して説明を
省略する。アマーチャ311に向けて噴射する作動油
は、アマーチャ潤滑油としての作用を兼ねることができ
る。
【0067】(実施例4)実施例1において、油圧アク
チュエータ501に代えてオイル噴射ノズルを設け、ア
マーチャシャフト310の基端に作動油を噴射して初期
駆動力を付与してもよい。
【0068】なお、以上の各実施例において、制御弁5
03は、前記CPU401上に実現される制御手段によ
り、燃料噴射制御、吸気弁開閉制御による始動制御に同
期して開閉制御される。
【0069】また、オイル噴射ノズル401によるアマ
ーチャ311への作動油噴射形態は、アマーチャの全周
にわたって円形状に噴射する形態、アマーチャ311の
中心軸を中心として点対称の位置に噴射する形態、実施
例4のように中心軸上に噴射する形態を好的なものとし
て例示できる。
【0070】<制御例>以下、本実施の形態に係る吸排
気弁の制御について図6を参照して説明する。本発明
は、内燃機関の始動時における電磁駆動弁の始動、ある
いは、内燃機関の駆動中に休止した電磁駆動弁を再駆動
する場合に有効な手段である。
【0071】ここでは、吸排気弁の休止制御後の始動に
ついて説明する。そこでまず、吸排気弁の休止制御の例
を説明する。 <吸排気弁の休止制御例>この吸排気弁の一部休止制御
は、内燃機関の始動時に、吸排気弁の一部を休止して、
スワール流を発生させることで、燃料の霧化を促進して
始動性を良好にするものである。休止後の電磁駆動弁の
始動に本発明を適用している。
【0072】図6に示した吸排気弁制御ルーチンは、所
定の時間間隔で実行されており、このルーチンがが開始
されると、まず、ステップ100で機関回転数neやス
ロットル開度thあるいはアクセル開度などが読み込ま
れ、次いで、ステップ101で、読みこんだ機関回転数
が400rpm以下であるか否かが判定される。
【0073】400rpm以下である場合には、クラン
キング時であるとみなし、ステップ102で、吸排気弁
の開閉時期(バルブタイミングVT)の演算を行う。ここ
では、ステップ100で読み込んだ機関回転数ne、ス
ロットル開度thあるいはアクセル開度からトルクを演
算し、その演算結果に対応するバルブタイミングを予め
定めたマップから算出する。次いで、ステップ103
で、演算した結果に基づいて吸気弁及び排気弁の一部休
止制御を行う。
【0074】ここでは、図7及び表1に示したように、
並列した2つの吸気弁の内、一方の吸気弁を全開にする
とき、他方の吸気弁を休止して半開状態にし、また、2
つの排気弁の内、前記全開の吸気弁に対して線対称で対
向する排気弁を全開とし、他方の排気弁を休止して半開
状態する。
【0075】この結果、内燃機関の吸気行程において、
一方の吸気弁が開いたとき、他方の吸気弁は半開状態で
あり、また、排気行程で一方の排気弁が開いたとき、他
方の排気弁は半開状態である。したがって、内燃機関が
排気行程から吸気行程に移行するにあたり、吸排気がス
ワール流を形成する。
【0076】このようなスワール流が形成されると、吸
気中に噴射された燃料はスワール流によってまんべんな
く霧化される。その後は、点火制御に従って、所定の点
火タイミングで燃料に点火されるが、燃料がまんべんな
く霧化されているので、たとえ冷間であっても燃料点火
が容易となり、機関始動性が良好となる。また、燃料が
スワール流によりまんべんなく霧化されるので、燃焼が
良好となり、排気エミッションが減少する。
【0077】表1において、●は全閉、○は全開、△は
半開(弁の休止によりアマーチャが中立位置にある場
合)を示す。なお、表1に示したように、並列した2つ
の吸気弁の内、一方の吸気弁を休止して半開にし、他方
の吸気弁を全閉状態にし、また、2つの排気弁の内、前
記一方の休止した吸気弁に対して線対称で対向する排気
弁を休止状態として半開状態とし、他方の排気弁を全閉
状態としてもよい。
【0078】
【表1】
【0079】<休止した吸排気弁の始動制御>次に、図
6のステップ101で、読みこんだ機関回転数が400
rpm以下ではない場合、ステップ104で電磁駆動弁
が休止中であるか否かを判定する。休止中であれば、ス
テップ105で、電磁駆動弁の電磁コイルに電流を印加
するに同期して、制御弁503を開いて補助的な初期駆
動力を弁体に付与する。これにより休止していた吸排気
弁もまたその開閉駆動を再開するが、駆動再開のための
油圧印加は、一瞬であれば足りるので、制御弁503は
直ちに閉ざされる。
【0080】なお、ステップ104で、吸排気弁の一部
が休止中でないときは、吸排気弁の通常制御となる(ス
テップ106)。上記した実施例1では、第2の電磁コ
イル309に励磁電流が印加されるに同期して、制御弁
503を一瞬開く。すると、受圧部504が油圧を受
け、スプリング507に抗してロッド505が進出し、
アマーチャシャフト310を押すので、このアマーチャ
シャフト310が弁軸28bを押して、弁体28aを開
方向に付勢する補助的な初期駆動力を弁体28aに付与
する。
【0081】実施例2でも、始動のために、第2の電磁
コイル309に励磁電流が印加されるに同期して、制御
弁503を一瞬開く。すると、オイル噴射ノズル601
は、油圧源としての油圧ポンプ502から制御弁503
を介して供給される作動油をアマーチャ311に向けて
噴射する。このオイル噴射ノズル601から噴射された
作動油は、弁体28aを開く方向にアマーチャ311を
押す。よって、弁体28aを開方向に付勢する補助的な
初期駆動力を弁体28aに付与する。
【0082】実施例3では、第1の電磁コイル308に
励磁電流が印加されるに同期して、制御弁503を一瞬
開く。すると、オイル噴射ノズル601は、油圧源とし
ての油圧ポンプ502から制御弁503を介して供給さ
れる作動油をアマーチャ311に向けて噴射する。この
オイル噴射ノズル601から噴射された作動油は、弁体
28aを開く方向にアマーチャ311を押す。よって、
弁体28aを閉方向に付勢する補助的な初期駆動力を弁
体28aに付与する。
【0083】実施例1のように、前記油圧付与手段とし
て、油圧源から供給される油圧で駆動される油圧アクチ
ュエータを用い、この油圧アクチュエータでアマーチャ
シャフト310を押すようにした場合、電磁駆動弁の背
後に油圧アクチュエータを配置できるので、内部に油圧
付与手段を組み込む場合に比較して電磁駆動弁への設置
が容易である。
【0084】実施例2,3のように、油圧付与手段とし
て、油圧源から供給される作動油を弁体もしくは弁体と
一体的に動く部材に噴射するオイル噴射ノズルを用いた
場合、機械的な結合なしに、弁体に初期駆動力を付与す
ることができるので、たとえ故障しても、弁体への影響
はない。
【0085】また、作動油を供給するので、この作動油
が電磁駆動弁用の潤滑油としても機能し、電磁駆動弁の
より円滑な作動を確保できるという副次的な効果も奏す
る。油圧源として自動車の車両に既設した油圧ポンプを
利用しているので、安価に構成できる。
【0086】
【発明の効果】本発明は、駆動開始時の駆動電流を印加
するにあたり、油圧源からの油圧による補助的な初期駆
動力を弁体に付与する油圧付与手段を設けので、弁体の
駆動開始を円滑に行うことができる。とりわけ、油圧を
利用したので、弁体の駆動をよりスムーズに行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る内燃機関の概要を示す図
【図2】吸気弁・排気弁としての電磁駆動弁(実施例
1)を示す図
【図3】ECUを示すブロック図
【図4】吸気弁・排気弁としての電磁駆動弁(実施例
2)を示す図
【図5】吸気弁・排気弁としての電磁駆動弁(実施例
3)を示す図
【図6】吸排気弁制御ルーチンを示すフローチャート図
【図7】吸排気弁の休止制御を示す図
【符号の説明】
1 …内燃機関 20…ECU 21…気筒 28…吸気弁 29…排気弁 30、31…電磁駆動機構 401…CPU 501…油圧アクチュエータ(油圧付与手段) 502…油圧ポンプ 503…制御弁 504…受圧部 505…ロッド 507…スプリング 508…リザーバタンク 600…油圧タンク 601…オイル噴射ノズル(油圧付与手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 白谷 和彦 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 (72)発明者 四重田 啓二 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 (72)発明者 西田 秀之 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 (72)発明者 山田 智海 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 (72)発明者 岩下 義博 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 (72)発明者 中西 清 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 Fターム(参考) 3G018 AB09 AB16 BA38 CA12 DA34 DA75 DA83 EA11 EA21 FA01 FA07 FA16 GA38

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 非駆動時に弁体が全閉と全開の間の中立
    位置で停止する電磁駆動弁において、 駆動開始時の駆動電流を印加するにあたり、油圧源から
    の油圧による補助的な初期駆動力を弁体に付与する油圧
    付与手段を設けたことを特徴とする電磁駆動弁を有する
    内燃機関。
  2. 【請求項2】 前記油圧付与手段は、油圧源から供給さ
    れる油圧を弁体もしくは弁体と一体的に動く部材に印加
    する手段であることを特徴とする請求項1記載の内燃機
    関。
  3. 【請求項3】 前記油圧付与手段は、油圧源から供給さ
    れる作動油を弁体もしくは弁体と一体的に動く部材に噴
    射するオイル噴射ノズルを含むことを特徴とする請求項
    2記載の内燃機関。
  4. 【請求項4】 前記油圧付与手段は、油圧源から供給さ
    れる油圧で駆動される油圧アクチュエータであり、この
    油圧アクチュエータで弁体もしくは弁体と一体的に動く
    部材に補助的な初期駆動力を印加することを特徴とする
    請求項2記載の内燃機関。
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