JP2001261529A - 毛髪化粧料 - Google Patents
毛髪化粧料Info
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- JP2001261529A JP2001261529A JP2000080574A JP2000080574A JP2001261529A JP 2001261529 A JP2001261529 A JP 2001261529A JP 2000080574 A JP2000080574 A JP 2000080574A JP 2000080574 A JP2000080574 A JP 2000080574A JP 2001261529 A JP2001261529 A JP 2001261529A
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Abstract
(57)【要約】
【解決手段】 硫黄、ピロクトンオラミン、アクリル酸
系ポリマー、ポリビニルアルコール、セルロース系高分
子及びキサンタンガムを含有する毛髪化粧料。 【効果】 本発明の毛髪化粧料は、フケ防止効果に優
れ、かつ長期保存安定性が良好である。
系ポリマー、ポリビニルアルコール、セルロース系高分
子及びキサンタンガムを含有する毛髪化粧料。 【効果】 本発明の毛髪化粧料は、フケ防止効果に優
れ、かつ長期保存安定性が良好である。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明はフケ防止効果が高
く、長期保存安定性の良好な毛髪化粧料に関する。
く、長期保存安定性の良好な毛髪化粧料に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来より、シャンプーやヘアリンス等の
毛髪化粧料にフケ防止を目的として角質溶解剥離剤、殺
菌剤、皮脂分泌調節剤等が配合されている。このうち、
特にジンクピリチオン、ピロクトンオラミン、硫黄等は
フケ防止効果が高く、広く用いられている。
毛髪化粧料にフケ防止を目的として角質溶解剥離剤、殺
菌剤、皮脂分泌調節剤等が配合されている。このうち、
特にジンクピリチオン、ピロクトンオラミン、硫黄等は
フケ防止効果が高く、広く用いられている。
【０００３】このうち、硫黄は優れたフケ防止効果を有
することから、シャンプー等に配合されているが、水不
溶性であることから、製造中あるいは保存中に凝集、沈
降又は分離するため品質が劣化するという問題があっ
た。かかる硫黄の凝集、沈降又は分離を防止する方法と
して、硬化ヒマシ油及びセルロース系増粘剤（特開昭５
６−６２８９９号）、グリコール類及びカルボキシビニ
ルポリマー（特開平３−２１２４号）、水不溶性懸濁剤
及びカルボキシル基含有樹脂（特開昭６３−６６１１２
号）等の添加が報告されている。
することから、シャンプー等に配合されているが、水不
溶性であることから、製造中あるいは保存中に凝集、沈
降又は分離するため品質が劣化するという問題があっ
た。かかる硫黄の凝集、沈降又は分離を防止する方法と
して、硬化ヒマシ油及びセルロース系増粘剤（特開昭５
６−６２８９９号）、グリコール類及びカルボキシビニ
ルポリマー（特開平３−２１２４号）、水不溶性懸濁剤
及びカルボキシル基含有樹脂（特開昭６３−６６１１２
号）等の添加が報告されている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかし、硫黄の配合だ
けではフケ防止効果は充分でなく、更に効果の高い毛髪
化粧料が望まれており、硫黄とピロクトンオラミンとを
組み合せるとフケ防止効果がより高まることが知られて
いる（特開昭５８−１９８４１２号、特開昭６３−１６
５３０８号）。
けではフケ防止効果は充分でなく、更に効果の高い毛髪
化粧料が望まれており、硫黄とピロクトンオラミンとを
組み合せるとフケ防止効果がより高まることが知られて
いる（特開昭５８−１９８４１２号、特開昭６３−１６
５３０８号）。
【０００５】ところが、硫黄とピロクトンオラミンとを
併用すると硫黄の分散性は更に悪化し、従来既知の分散
安定化技術では経時的に凝集、沈降又は分離が生じてし
まうことが判明した。従って、本発明の目的は、硫黄と
ピロクトンオラミンを含有し、フケ防止効果が高く、か
つ保存安定性の良好な毛髪化粧料を提供することにあ
る。
併用すると硫黄の分散性は更に悪化し、従来既知の分散
安定化技術では経時的に凝集、沈降又は分離が生じてし
まうことが判明した。従って、本発明の目的は、硫黄と
ピロクトンオラミンを含有し、フケ防止効果が高く、か
つ保存安定性の良好な毛髪化粧料を提供することにあ
る。
【０００６】
【課題を解決するための手段】そこで本発明者は、硫黄
とピロクトンオラミン共存系の長期保存安定性について
種々検討したところ、この系はアクリル酸系ポリマー、
ポリビニルアルコール、セルロース系高分子及びキサン
タンガムの４種を配合したときにはじめて長期安定性が
得られることを見出し、本発明を完成するに至った。
とピロクトンオラミン共存系の長期保存安定性について
種々検討したところ、この系はアクリル酸系ポリマー、
ポリビニルアルコール、セルロース系高分子及びキサン
タンガムの４種を配合したときにはじめて長期安定性が
得られることを見出し、本発明を完成するに至った。
【０００７】すなわち、本発明は、硫黄、ピロクトンオ
ラミン、アクリル酸系ポリマー、ポリビニルアルコー
ル、セルロース系高分子及びキサンタンガムを含有する
毛髪化粧料を提供するものである。
ラミン、アクリル酸系ポリマー、ポリビニルアルコー
ル、セルロース系高分子及びキサンタンガムを含有する
毛髪化粧料を提供するものである。
【０００８】
【発明の実施の形態】本発明毛髪化粧料に配合される硫
黄としては、粉末状硫黄を用いるのがフケ防止効果の点
で好ましく、特に平均粒径０．１〜３０μｍの粉末状硫
黄が好ましい。硫黄は、フケ防止効果の点から、本発明
毛髪化粧料中に０．１〜５重量％、特に０．５〜２重量
％含有せしめるのが好ましい。
黄としては、粉末状硫黄を用いるのがフケ防止効果の点
で好ましく、特に平均粒径０．１〜３０μｍの粉末状硫
黄が好ましい。硫黄は、フケ防止効果の点から、本発明
毛髪化粧料中に０．１〜５重量％、特に０．５〜２重量
％含有せしめるのが好ましい。
【０００９】また、ピロクトンオラミンは、化学名１−
ヒドロキシ−４−メチル−６−（２，４，４−トリメチ
ルペンチル）−２（１Ｈ）−ピリジノン・エタノールア
ミン塩である。ピロクトンオラミンは、フケ防止効果の
点から、本発明毛髪化粧料中に０．１〜３重量％、特に
０．２〜２重量％含有せしめるのが好ましい。
ヒドロキシ−４−メチル−６−（２，４，４−トリメチ
ルペンチル）−２（１Ｈ）−ピリジノン・エタノールア
ミン塩である。ピロクトンオラミンは、フケ防止効果の
点から、本発明毛髪化粧料中に０．１〜３重量％、特に
０．２〜２重量％含有せしめるのが好ましい。
【００１０】また、硫黄とピロクトンオラミンの配合重
量比は、併用によりフケ防止効果を高める観点から１：
９〜８：２が好ましい。
量比は、併用によりフケ防止効果を高める観点から１：
９〜８：２が好ましい。
【００１１】本発明毛髪化粧料においては、硫黄及びピ
ロクトンオラミンの長期保存安定性を確保するため、ア
クリル酸系ポリマー、ポリビニルアルコール、セルロー
ス系高分子及びキサンタンガムの４種が必要である。こ
こで、アクリル酸系ポリマーとしては、ポリアクリル
酸、ポリアクリル酸塩、アクリル酸−メタクリル酸コポ
リマー、アクリル酸−アクリル酸エステルコポリマー、
アクリル酸−メタクリル酸エステルコポリマー等が挙げ
られるが、一般にカルボキシビニルポリマーと称される
ポリアクリル酸が好ましい。市販品としては、カーボポ
ール（グッドリッチ社）、ジュンロン（日本純薬）、ハ
イビスワコー（和光純薬）等が挙げられる。かかるアク
リル酸系ポリマーは、長期保存安定性の点から、本発明
毛髪化粧料中に０．１〜５．０重量％、特に０．５〜
２．０重量％含有せしめるのが好ましい。
ロクトンオラミンの長期保存安定性を確保するため、ア
クリル酸系ポリマー、ポリビニルアルコール、セルロー
ス系高分子及びキサンタンガムの４種が必要である。こ
こで、アクリル酸系ポリマーとしては、ポリアクリル
酸、ポリアクリル酸塩、アクリル酸−メタクリル酸コポ
リマー、アクリル酸−アクリル酸エステルコポリマー、
アクリル酸−メタクリル酸エステルコポリマー等が挙げ
られるが、一般にカルボキシビニルポリマーと称される
ポリアクリル酸が好ましい。市販品としては、カーボポ
ール（グッドリッチ社）、ジュンロン（日本純薬）、ハ
イビスワコー（和光純薬）等が挙げられる。かかるアク
リル酸系ポリマーは、長期保存安定性の点から、本発明
毛髪化粧料中に０．１〜５．０重量％、特に０．５〜
２．０重量％含有せしめるのが好ましい。
【００１２】ポリビニルアルコールとしては、完全ケン
化物及び部分ケン化物が挙げられるが、部分ケン化物、
すなわち部分ケン化ポリ酢酸ビニルが好ましい。ここで
ケン化度は７０〜９６モル％、特に７８〜９６モル％が
好ましい。市販品としては、ゴーセノール（日本合成化
学工業）、信越ポバール（信越化学工業）、電化ＰＶＡ
（電気化学工業）、クラレＰＶＡ（クラレ）、ユニチカ
ポバール（ユニチカ）等が挙げられる。かかるポリビニ
ルアルコールは、長期保存安定性の点から、本発明毛髪
化粧料中に０．０１〜３．０重量％、特に０．０５〜
１．０重量％含有せしめるのが好ましい。
化物及び部分ケン化物が挙げられるが、部分ケン化物、
すなわち部分ケン化ポリ酢酸ビニルが好ましい。ここで
ケン化度は７０〜９６モル％、特に７８〜９６モル％が
好ましい。市販品としては、ゴーセノール（日本合成化
学工業）、信越ポバール（信越化学工業）、電化ＰＶＡ
（電気化学工業）、クラレＰＶＡ（クラレ）、ユニチカ
ポバール（ユニチカ）等が挙げられる。かかるポリビニ
ルアルコールは、長期保存安定性の点から、本発明毛髪
化粧料中に０．０１〜３．０重量％、特に０．０５〜
１．０重量％含有せしめるのが好ましい。
【００１３】セルロース系高分子としては、水溶性セル
ロース誘導体、例えばヒドロキシプロピルセルロース、
ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルメチ
ルセルロース、カルボキシメチルセルロース、メチルセ
ルロース、エチルセルロース、ヒドロキシエチルメチル
セルロース等が挙げられ、このうちヒドロキシエチルセ
ルロース、ヒドロキシプロピルセルロース等のヒドロキ
シアルキルセルロースがより好ましい。かかるセルロー
ス系高分子は、長期保存安定性の点から、本発明毛髪化
粧料中に０．０１〜３．０重量％、特に０．０５〜１．
０重量％含有せしめるのが好ましい。
ロース誘導体、例えばヒドロキシプロピルセルロース、
ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルメチ
ルセルロース、カルボキシメチルセルロース、メチルセ
ルロース、エチルセルロース、ヒドロキシエチルメチル
セルロース等が挙げられ、このうちヒドロキシエチルセ
ルロース、ヒドロキシプロピルセルロース等のヒドロキ
シアルキルセルロースがより好ましい。かかるセルロー
ス系高分子は、長期保存安定性の点から、本発明毛髪化
粧料中に０．０１〜３．０重量％、特に０．０５〜１．
０重量％含有せしめるのが好ましい。
【００１４】キサンタンガムは、長期保存安定性の点か
ら、本発明毛髪化粧料中に０．０１〜１．０重量％、特
に０．０５〜０．５重量％含有せしめるのが好ましい。
ら、本発明毛髪化粧料中に０．０１〜１．０重量％、特
に０．０５〜０．５重量％含有せしめるのが好ましい。
【００１５】本発明毛髪化粧料は、シャンプー、ヘアリ
ンス、リンスインシャンプー等の形態とすることがで
き、その用途に応じて前記必須成分以外の成分、例えば
界面活性剤、コンディショニング成分等を配合すること
ができる。ここで界面活性剤としては、アニオン界面活
性剤、両性界面活性剤、非イオン界面活性剤及びカチオ
ン界面活性剤のいずれも用いることができる。アニオン
界面活性剤としては、アルキル硫酸塩、ポリオキシエチ
レンアルキルエーテル硫酸塩、アルキルベンゼンスルホ
ン酸塩、オレフィンスルホン酸塩、パラフィンスルホン
酸塩、アシル−Ｎ−メチルタウリン塩、アルキルリン酸
エステル塩、Ｎ−アシルアミノ酸塩等が挙げられる。ま
た、両性界面活性剤としてはアルキルジメチルアミノ酢
酸ベタイン、アルキルアミドジメチルアミノ酢酸ベタイ
ン、イミダゾリニウム型ベタイン、スルホベタイン等が
挙げられる。非イオン界面活性剤としては、ポリオキシ
アルキレンアルキルエーテル、ポリオキシアルキレン脂
肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステル、グリセリン
脂肪酸エステル、脂肪酸アルカノールアミド等が挙げら
れる。カチオン界面活性剤としては、アルキルトリメチ
ルアンモニウム塩、ジアルキルジメチルアンモニウム
塩、アルキルジメチルベンジルアンモニウム塩等が挙げ
られる。これらの界面活性剤は、本発明化粧料中に通常
０．０１〜５０重量％、特に０．１〜４０重量％含有せ
しめるのが好ましい。
ンス、リンスインシャンプー等の形態とすることがで
き、その用途に応じて前記必須成分以外の成分、例えば
界面活性剤、コンディショニング成分等を配合すること
ができる。ここで界面活性剤としては、アニオン界面活
性剤、両性界面活性剤、非イオン界面活性剤及びカチオ
ン界面活性剤のいずれも用いることができる。アニオン
界面活性剤としては、アルキル硫酸塩、ポリオキシエチ
レンアルキルエーテル硫酸塩、アルキルベンゼンスルホ
ン酸塩、オレフィンスルホン酸塩、パラフィンスルホン
酸塩、アシル−Ｎ−メチルタウリン塩、アルキルリン酸
エステル塩、Ｎ−アシルアミノ酸塩等が挙げられる。ま
た、両性界面活性剤としてはアルキルジメチルアミノ酢
酸ベタイン、アルキルアミドジメチルアミノ酢酸ベタイ
ン、イミダゾリニウム型ベタイン、スルホベタイン等が
挙げられる。非イオン界面活性剤としては、ポリオキシ
アルキレンアルキルエーテル、ポリオキシアルキレン脂
肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステル、グリセリン
脂肪酸エステル、脂肪酸アルカノールアミド等が挙げら
れる。カチオン界面活性剤としては、アルキルトリメチ
ルアンモニウム塩、ジアルキルジメチルアンモニウム
塩、アルキルジメチルベンジルアンモニウム塩等が挙げ
られる。これらの界面活性剤は、本発明化粧料中に通常
０．０１〜５０重量％、特に０．１〜４０重量％含有せ
しめるのが好ましい。
【００１６】コンディショニング成分としては、炭化水
素系油剤、高級アルコール、エステル類、ポリオキシア
ルキレン変性シリコーン等のシリコーン系ポリマー、カ
チオン化セルロース、カチオン化ポリビニルピロリド
ン、ポリアクリル酸４級アンモニウム塩、ポリイミド４
級アンモニウム塩、ジステアリルジメチルアンモニウム
塩ポリマー等のカチオン性ポリマー、グリセリン、プロ
ピレングリコール、１，３−ブチレングリコール等の多
価アルコール類等が用いられる。これらのコンディショ
ニング成分は、本発明毛髪化粧料中に０．０１〜２０重
量％、特に０．１〜１０重量％含有せしめるのが好まし
い。
素系油剤、高級アルコール、エステル類、ポリオキシア
ルキレン変性シリコーン等のシリコーン系ポリマー、カ
チオン化セルロース、カチオン化ポリビニルピロリド
ン、ポリアクリル酸４級アンモニウム塩、ポリイミド４
級アンモニウム塩、ジステアリルジメチルアンモニウム
塩ポリマー等のカチオン性ポリマー、グリセリン、プロ
ピレングリコール、１，３−ブチレングリコール等の多
価アルコール類等が用いられる。これらのコンディショ
ニング成分は、本発明毛髪化粧料中に０．０１〜２０重
量％、特に０．１〜１０重量％含有せしめるのが好まし
い。
【００１７】更に本発明毛髪化粧料には、他の常用成
分、例えば可溶化剤、酸化防止剤、キレート剤、防腐
剤、パール化剤（懸濁化剤）、紫外線吸収剤、乳化剤、
他の殺菌剤、色素、香料、pH調整剤、水等を配合でき
る。本発明毛髪化粧料は、前記成分を配合して常法によ
り製造することがでる。
分、例えば可溶化剤、酸化防止剤、キレート剤、防腐
剤、パール化剤（懸濁化剤）、紫外線吸収剤、乳化剤、
他の殺菌剤、色素、香料、pH調整剤、水等を配合でき
る。本発明毛髪化粧料は、前記成分を配合して常法によ
り製造することがでる。
【００１８】
【実施例】次に実施例を挙げて本発明を更に詳細に説明
するが、本発明は何らこれに限定されるものではない。
するが、本発明は何らこれに限定されるものではない。
【００１９】実施例１ 表１に示す処方のシャンプーを調製し、６０℃の条件で
２週間保存し、保存安定性を目視により判定した。
２週間保存し、保存安定性を目視により判定した。
【００２０】（実施例１及び比較例１〜６のシャンプー
の製法）乳化セルに（Ａ）を加え約７５℃に加温し、ホ
モミキサー（特殊機化工業（株））とマイルダー
（（株）荏原製作所）を用いてイオウを分散させる。こ
の液を調製液（）とする。別の乳化セルに（Ｂ）を混
合し、アジホモミキサー（特殊機化工業（株））で攪拌
し、（Ｃ）を添加し混合攪拌、更に（Ｄ）を添加し中和
させる。この液を調製液（）とする。調製液（）に
調製液（）及び（Ｅ）を加え、攪拌混合し製造する。
の製法）乳化セルに（Ａ）を加え約７５℃に加温し、ホ
モミキサー（特殊機化工業（株））とマイルダー
（（株）荏原製作所）を用いてイオウを分散させる。こ
の液を調製液（）とする。別の乳化セルに（Ｂ）を混
合し、アジホモミキサー（特殊機化工業（株））で攪拌
し、（Ｃ）を添加し混合攪拌、更に（Ｄ）を添加し中和
させる。この液を調製液（）とする。調製液（）に
調製液（）及び（Ｅ）を加え、攪拌混合し製造する。
【００２１】
【表１】
【００２２】その結果、硫黄とピロクトンオラミンとを
併用した系では、アクリル酸系ポリマー、ポリビニルア
ルコール、セルロース系高分子及びキサンタンガムの４
種を配合した場合にのみ長期間保存安定性が良好であっ
た。
併用した系では、アクリル酸系ポリマー、ポリビニルア
ルコール、セルロース系高分子及びキサンタンガムの４
種を配合した場合にのみ長期間保存安定性が良好であっ
た。
【００２３】実施例２〜４ 表２に示す処方のシャンプーを実施例１と同様にして調
製した。得られたシャンプーは、６０℃で１ケ月保存し
ても全く凝集、沈降又は分離が生じず、安定であった。
また、このシャンプーをフケで悩む男性に１週間使用し
てもらったところ、明らかにフケの発生が防止できた。
製した。得られたシャンプーは、６０℃で１ケ月保存し
ても全く凝集、沈降又は分離が生じず、安定であった。
また、このシャンプーをフケで悩む男性に１週間使用し
てもらったところ、明らかにフケの発生が防止できた。
【００２４】
【表２】
【００２５】
【発明の効果】本発明の毛髪化粧料は、フケ防止効果に
優れ、かつ長期保存安定性が良好である。
優れ、かつ長期保存安定性が良好である。
フロントページの続き (72)発明者 山本 慎也 静岡県富士市横割２−１−16 ＰＡＴＩＯ 富士101 (72)発明者 末廣 才備 静岡県沼津市大塚1170−２ 住都公団原団 地４−301号 (72)発明者 稲木 敏男 静岡県三島市西若町６−10−203 (72)発明者 篠田 泰雄 静岡県静岡市馬場町74 Ｆターム(参考） 4C083 AB032 AB111 AB112 AB242 AC122 AC182 AC242 AC302 AC532 AC642 AC712 AC851 AC852 AD091 AD092 AD111 AD112 AD261 AD282 AD351 AD352 CC31 CC38 CC39 EE01 EE23
Claims (2)
- 【請求項１】 硫黄、ピロクトンオラミン、アクリル酸
系ポリマー、ポリビニルアルコール、セルロース系高分
子及びキサンタンガムを含有する毛髪化粧料。 - 【請求項２】 シャンプー、ヘアリンス又はリンスイン
シャンプーである請求項１記載の毛髪化粧料。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000080574A JP2001261529A (ja) | 2000-03-22 | 2000-03-22 | 毛髪化粧料 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000080574A JP2001261529A (ja) | 2000-03-22 | 2000-03-22 | 毛髪化粧料 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001261529A true JP2001261529A (ja) | 2001-09-26 |
Family
ID=18597661
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000080574A Pending JP2001261529A (ja) | 2000-03-22 | 2000-03-22 | 毛髪化粧料 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001261529A (ja) |
Cited By (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| JP4528357B1 (ja) * | 2009-05-25 | 2010-08-18 | 力 川田 | 酸化染毛剤用色調変化防止剤 |
| JP2012500210A (ja) * | 2008-08-15 | 2012-01-05 | セキスイ・スペシャルティ・ケミカルズ・アメリカ・エルエルシー | 個人用ケア製品 |
| JP2014097950A (ja) * | 2012-11-14 | 2014-05-29 | Milbon Co Ltd | シャンプー組成物 |
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| CN113425624A (zh) * | 2021-07-07 | 2021-09-24 | 广州博氏化妆品有限公司 | 去屑控油组合物及其制备方法和应用 |
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-
2000
- 2000-03-22 JP JP2000080574A patent/JP2001261529A/ja active Pending
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