JP2001261024A - トレー - Google Patents

トレー

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JP2001261024A
JP2001261024A JP2000079688A JP2000079688A JP2001261024A JP 2001261024 A JP2001261024 A JP 2001261024A JP 2000079688 A JP2000079688 A JP 2000079688A JP 2000079688 A JP2000079688 A JP 2000079688A JP 2001261024 A JP2001261024 A JP 2001261024A
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JP
Japan
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side wall
tray
bottom wall
wall surface
respect
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JP2000079688A
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English (en)
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Hironori Teraoka
宏徳 寺岡
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TERAOKA KK
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TERAOKA KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 折り畳むと嵩高にならず、袋に入れやすく、
更にはゴミ等の夾雑物を簡単に取り除くことのできるト
レーを提供する。 【解決手段】 底壁面(11)、2つの第1、第2の側壁構
成面(12,13) 及び4つの第3の側壁構成面(14)からなる
全体としてほぼ変形八角形状となす。第1の側壁構成面
で起立したトレー側壁面を、第2側壁構成面で斜め外方
に傾斜して立ち上がったトレー側壁面を、第3の側壁構
成面で内方に傾斜したトレー側壁面を各々構成する。第
1の側壁構成面を底壁面上に折り重ねた時に第3の側壁
構成面によって第2の側壁構成面を外方に展伸させて実
質的に面一の状態にさせる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はトレーに関し、特に
折り畳むと嵩高にならず、しかも袋に入れやすく、更に
はゴミ等の夾雑物を簡単に取り除くことのできるように
したトレーに関する。
【0002】
【従来の技術】食品、例えば菓子や冷凍食品等を包装す
る場合、菓子や冷凍食品等をトレーに入れ、これを合成
樹脂袋等の袋に封入し、食する際には袋を破り、トレー
を袋から引き出し、あるいは取り出すようにしている。
【0003】従来、この種の紙製トレーでは原紙から図
5に示される形状の素形材50を打ち抜き、これを図6
に示されるように、四角形状の底壁面51の四周辺に側
壁面52・・・を起立させた構造に組立てたものが一般
的であった。
【0004】また、紙製トレーを食品工場等に輸送する
場合には図7及び図8に示されるように、側壁面52、
52に入れた折り線53・・・で側壁面52、52を折
り畳み、複数の紙製トレーを重ねて段ボール箱等に入れ
て輸送することが行われいてた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の紙
製トレーでは折り畳んでも嵩高く、段ボール箱等に収容
できる数に限界があり、輸送コストが高くなっていた。
また、食品を入れた紙製トレーを袋に封入する際に、紙
製トレーが袋の開口縁に引っ掛かりやすく、封入作業を
自動化することが難しく、手作業で行う必要があった。
【0006】さらに、上記従来の紙製トレーでは袋への
封入時等にトレー内にゴミ等の夾雑物が入るとこれを取
り出し難く、トレーに入れた食品を一旦取り出してゴミ
等の夾雑物を取り除く必要があって、非常に煩雑であっ
た。
【0007】本発明はかかる問題点に鑑み、折り畳むと
嵩高にならず、しかも袋に入れやすく、更にはゴミ等の
夾雑物を簡単に取り除くことのできるようにしたトレー
を提供することを課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明に係るト
レーは、ほぼ四角形状をなす底壁面、該底壁面の対向辺
に連続しかつ上記底壁面に対して起立折重ね可能に設け
られた2つの第1の側壁構成面、上記底壁面の他の対向
辺に連続しかつ上記底壁面に対して起立展伸可能に設け
られた2つの第2の側壁構成面及び上記第1と第2の側
壁構成面の隣接する端縁の間に連続して設けられた4つ
の第3の側壁構成面を含み、全体としてほぼ変形八角形
状をなし、上記第1の側壁構成面は上記底壁面に対して
起立したトレー側壁面を、上記第2側壁構成面は上記底
壁面に対して斜め外方に傾斜して立ち上がったトレー側
壁面を、上記第3の側壁構成面は上記底壁面に対して内
方に傾斜したトレー側壁面を各々構成する一方、上記第
1の側壁構成面を上記底壁面上に折り重ねた時に上記第
3の側壁構成面が上記第2の側壁構成面を上記底壁面に
対して外方に展伸させて実質的に面一の状態にさせるよ
うになしたことを特徴とする。
【0009】本発明の特徴の1つはトレーを全体として
ほぼ変形八角形状となし、対向する2つのトレー側壁面
を起立させ、対向する他の2つのトレー側壁面を斜め外
方に傾斜させ、4つのトレー側壁面を内方に傾斜させる
ようにした点にある。これにより、斜め外方に傾斜した
トレー側壁面の先端縁は他の部分に比して狭くなってい
るので、トレーを袋に差し込む際にトレーが袋の開口縁
に引っ掛かり難く、簡単かつ確実に差し込むことがで
き、従って作業の自動化も容易である。
【0010】また、対向する2つのトレー側壁面が斜め
外方に傾斜しているので、トレー内にゴミ等の夾雑物が
入った場合にもトレーを傾けて斜め外方に傾斜したトレ
ー側壁面から簡単に取り除くことができる。
【0011】さらに、本発明の他の特徴は起立したトレ
ー側壁面を底壁面に折り重ねた時に内方に傾斜した4つ
のトレー側壁面が斜め外方に傾斜した2つのトレー側壁
面を底壁面と実質的に面一とさせるようした点にある。
これにより、トレーを折り畳んでも嵩高になることはな
く、非常に多数のトレーを段ボール箱等に収容して運搬
でき、輸送コストを大幅に低減できる。
【0012】本発明のトレーは具体的には下記のような
構成を採用することができる。即ち、本発明に係るトレ
ーは、全体としてほぼ変形八角形状をなすトレーであっ
て、ほぼ四角形状をなす底壁面と、ほぼ台形状をなし、
該台形状の底辺を上記底壁面の相互に対向する2つの第
1の側辺に連続しかつ上記底壁面に対して起立折重ね可
能に設けられ、上記底壁面に対して起立したトレー側壁
面を構成する2つの第1の側壁構成面と、ほぼ台形状を
なし、該台形状の底辺を上記底壁面の第1の側辺と直交
する相互に対向する2つの第2の側辺に連続しかつ上記
底壁面に対して起立展伸可能に設けられ、上記底壁面に
対して斜め外方に傾斜して立ち上がったトレー側壁面を
構成し得る2つの第2の側壁構成面と、ほぼ逆三角形状
をなし、該三角形の2つの辺を上記第1の側壁構成面及
び第2の側壁構成面の隣接する端縁の間に連続させて設
けられ、上記第1の側壁構成面を上記底壁面に対して起
立させた時に上記底壁面に対して内方に傾斜したトレー
側壁面を構成するとともに、上記第2の側壁構成面を上
記底壁面に対して斜め外方に傾斜して立ち上がった状態
に保持する一方、上記第1の側壁構成面を上記底壁面上
に折り重ねた時に上記第2の側壁構成面を上記底壁面に
対して外方に展伸させて実質的に面一の状態にさせる4
つの第3の側壁構成面と、を備えたことを特徴とする。
【0013】トレーの材料は特に限定されず、発泡スチ
ロール、その他の合成樹脂材料、紙材等を用いることが
できる。特に、紙材を用いる場合には耐水性の紙材を用
いると、電子レンジで食品を加熱調理する場合にもトレ
ーに入れたまま電子レンジにセットすることができ、便
利である。即ち、底壁面及び第1ないし第3の側壁構成
面は耐水性の紙材によって製作されるのがよい。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に示す具体例
に基づいて詳細に説明する。図1ないし図4は本発明に
係るトレーの好ましい実施形態を示す。図において、ト
レー10は耐水性の紙材によって製作され、長方形状の
底壁面11、2つの第1の側壁構成面12、12、2つ
の第2の側壁構成面13、13及び4つの第3の側壁構
成面14・・・から構成されている。
【0015】第1の側壁構成面12はほぼ台形状をな
し、該台形の底辺が折り線17を介して底壁面11の長
辺に連続され、底壁面11に対して起立したトレー側壁
面を構成し得るようになっている。
【0016】また、第2の側壁構成面13もほぼ台形状
をなし、該台形の底辺が折り線15を介して底壁面11
の短辺に連続され、底壁面11に対して斜め外方に傾斜
して立ち上がったトレー側壁面を構成し得るようになっ
ている。
【0017】さらに、第3の側壁構成面14はほぼ三角
形状をなし、該三角形の二辺が第1、第2の側壁構成面
12、13の隣接する端縁の間に折り線16、18を介
して連続されている。この第3の側壁構成面14は第1
の側壁構成面12を底壁面11に対して起立させた時に
底壁面11に対して内方に傾斜したトレー側壁面を構成
するとともに、第2の側壁構成面13を底壁面11に対
して斜め外方に傾斜して立ち上がった状態に保持するよ
うになっている。
【0018】また、第3の側壁構成面14は第1の側壁
構成面12を底壁面11上に折り重ねた時に底壁面11
上に折り重なって第2の側壁構成面13を底壁面11に
対して外方に展伸させて実質的に面一の状態にさせるよ
うになっている。
【0019】本例のトレー10を製造する場合、原紙か
ら図4に示される形状の素形材20を打ち抜く。素形材
20はトレー10の底壁面11、第1の側壁構成面1
2、12、第2の側壁構成面13、13及び第1の側壁
構成面12と連続する第3の側壁構成面14・・・及び
第3の側壁構成面14を第2の側壁構成面12に接続す
る接続片19・・・から構成され、又折り線15〜19
が入れられている。
【0020】次に、素形材20における第1の側壁構成
面12、12を起立させ、第2の側壁構成面13、13
を斜め外方に傾斜させ、その状態で接続片19と第3の
側壁構成面14とを接着剤等で接着すると、図1に示さ
れるトレー10が得られる。
【0021】本例のトレー10に例えば食品を入れて袋
に封入する場合、斜め外方に傾斜したトレー側壁面13
の先端側は他の部分に比して狭くなっているので、トレ
ー10が袋の開口縁に引っ掛かることはなく、簡単かつ
確実に差し込むことができることとなる。
【0022】また、対向する2つのトレー側壁面13、
13が斜め外方に傾斜しているので、トレー10内にゴ
ミ等の夾雑物が入った場合にもトレー10を傾けて斜め
外方に傾斜したトレー側壁面13側に夾雑物を寄せてト
レー側壁面13から簡単に取り除くことができる。
【0023】さらに、起立したトレー側壁面12を底壁
面11に折り重ねると、内方に傾斜した4つのトレー側
壁面14・・・が斜め外方に傾斜した2つのトレー側壁
面13、13を外方に展伸させて底壁面11と実質的に
面一とさせるので、トレー10を折り畳んでも嵩高にな
ることはなく、非常に多数のトレー10・・・を段ボー
ル箱等に収容して運搬でき、輸送コストを大幅に低減で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るトレーの好ましい実施形態にお
ける使用の際の形状を示す概略斜視図である。
【図2】 図1の側面図である。
【図3】 上記実施形態における折り畳んだ際の形状を
示す概略斜視図である。
【図4】 上記実施形態のトレーを製造するための素形
材を示す図である。
【図5】 従来のトレーの製造に用いる素形材を示す図
である。
【図6】 従来のトレーにおける使用の際の形状を示す
概略斜視図である。
【図7】 従来のトレーにおける折り畳んだ際の形態を
示す概略斜視図である。
【図8】 図7におけるA矢視図である。
【符号の説明】
10 トレー 11 底壁面 12 第1の側壁構成面 13 第2の側壁構成面 14 第3の側壁構成面

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ほぼ四角形状をなす底壁面、該底壁面の
    対向辺に連続しかつ上記底壁面に対して起立折重ね可能
    に設けられた2つの第1の側壁構成面、上記底壁面の他
    の対向辺に連続しかつ上記底壁面に対して起立展伸可能
    に設けられた2つの第2の側壁構成面及び上記第1と第
    2の側壁構成面の隣接する端縁の間に連続して設けられ
    た4つの第3の側壁構成面を含み、全体としてほぼ変形
    八角形状をなし、 上記第1の側壁構成面は上記底壁面に対して起立したト
    レー側壁面を、上記第2側壁構成面は上記底壁面に対し
    て斜め外方に傾斜して立ち上がったトレー側壁面を、上
    記第3の側壁構成面は上記底壁面に対して内方に傾斜し
    たトレー側壁面を各々構成する一方、 上記第1の側壁構成面を上記底壁面上に折り重ねた時に
    上記第3の側壁構成面が上記第2の側壁構成面を上記底
    壁面に対して外方に展伸させて実質的に面一の状態にさ
    せるようになしたことを特徴とするトレー。
  2. 【請求項2】 全体としてほぼ変形八角形状をなすトレ
    ーであって、 ほぼ四角形状をなす底壁面と、 ほぼ台形状をなし、該台形状の底辺を上記底壁面の相互
    に対向する2つの第1の側辺に連続しかつ上記底壁面に
    対して起立折重ね可能に設けられ、上記底壁面に対して
    起立したトレー側壁面を構成する2つの第1の側壁構成
    面と、 ほぼ台形状をなし、該台形状の底辺を上記底壁面の第1
    の側辺と直交する相互に対向する2つの第2の側辺に連
    続しかつ上記底壁面に対して起立展伸可能に設けられ、
    上記底壁面に対して斜め外方に傾斜して立ち上がったト
    レー側壁面を構成し得る2つの第2の側壁構成面と、 ほぼ逆三角形状をなし、該三角形の2つの辺を上記第1
    の側壁構成面及び第2の側壁構成面の隣接する端縁の間
    に連続させて設けられ、上記第1の側壁構成面を上記底
    壁面に対して起立させた時に上記底壁面に対して内方に
    傾斜したトレー側壁面を構成するとともに、上記第2の
    側壁構成面を上記底壁面に対して斜め外方に傾斜して立
    ち上がった状態に保持する一方、上記第1の側壁構成面
    を上記底壁面上に折り重ねた時に上記第2の側壁構成面
    を上記底壁面に対して外方に展伸させて実質的に面一の
    状態にさせる4つの第3の側壁構成面と、を備えたこと
    を特徴とするトレー。
  3. 【請求項3】 上記底壁面及び第1ないし第3の側壁構
    成面が耐水性の紙材によって製作されている請求項1又
    は2記載のトレー。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100773034B1 (ko) 2006-11-11 2007-11-02 새한포장산업주식회사 원터치식 조립상자
KR100869672B1 (ko) 2007-04-18 2008-11-21 (주)대영피앤씨 종이용기

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100773034B1 (ko) 2006-11-11 2007-11-02 새한포장산업주식회사 원터치식 조립상자
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