JP2001260387A - インク残量の検知方法 - Google Patents

インク残量の検知方法

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JP2001260387A
JP2001260387A JP2000071735A JP2000071735A JP2001260387A JP 2001260387 A JP2001260387 A JP 2001260387A JP 2000071735 A JP2000071735 A JP 2000071735A JP 2000071735 A JP2000071735 A JP 2000071735A JP 2001260387 A JP2001260387 A JP 2001260387A
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JP
Japan
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ink
cartridge
liquid agent
detecting
elastic member
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JP2000071735A
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English (en)
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Nobuya Yamamoto
展也 山本
Hironari Kimoto
裕也 木本
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Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 インク残量を確実に確認できる簡便な方法を
提供する。 【解決手段】 液剤収容部及び弾性部材により出口側が
密封された液剤供給部を少なくとも有し、該弾性部材が
液剤導出部材により穿孔開口されて液剤が使用され、か
つ箱形で外装されるインクカートリッジにより画像形成
手段にインクを供給しつつ、該カートリッジのインク質
量が規定の値となったことを液剤収容部側にある検知手
段により検知するインク残量の検知方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、特に大型インクジ
ェットプリンター用のインクカートリッジのインク残量
を検知する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、捺染用にインクジェットプリン
ターを使用する場合、大サイズの画像を形成することか
ら、各色のインクカートリッジは夜間の無人作業にも耐
えうる容量のインクを収容するものになる。そのため医
療用の点滴に用いられるような可撓性プラスチックフィ
ルムからなるインク収容部からインクがゴム栓で密封さ
れたインク供給部に導かれ、該ゴム栓を穿孔している空
洞を有する針を通してインクがインクジェットプリンタ
ーに供給されるような形態で、更に流通や取扱の便から
外箱に収納されたものが採用されている。
【0003】大型インクジェットプリンター用のインク
カートリッジ本体の具体例を図1に斜視図で示す。図中
1はインク収容部を示し、2はインクを供給部に導く導
出部を示す。3はインク収容部1を作っているフィルム
の上面を示し、4はインク収容部1を作っているフィル
ムの下面を示し、5、6はインク収容部1を作るための
シール部を示す。該シール部はインク収容部1の両側に
有っても良い。7はインク導出部2の基材を示す。8は
基材7に設けられたインク収容部1との接合部を示す。
接合部8をインク収容部1に挿入した後、熱溶着、接着
剤等で密封接着することで接合する事ができる。9は接
合部8にインク収容部1を接合したシール部を示す。1
0はインクジェットプリンター(インクジェット記録装
置とも言う)のインク供給部(図示せず)への装着部を
示す。11は装着部10に設けられたインクカートリッ
ジの筒状のインク供給部を示す。12aは該インク供給
部11の弾性部材の脱落防止部材を嵌合固定する穴を示
し、本図では示されていないが反対側にもう1つ12b
として設けてある。13は流量調整部を密閉する部材を
示す。
【0004】図2にインクカートリッジ外箱の、(a)
は上面を見た斜視図を示し、(b)は下面を見た斜視図
を示す。図中26は外箱本体を示す。26aは上面を示
し、26bは下面を示す。27は上面26aに設けられ
た、インク残量及びインク色確認用の窓部を示し、使用
の際は窓部を押すことで周囲に付けられたミシン目28
に沿って抜くことが可能である。29はインクジェット
記録装置のインク供給部と本発明のインクカートリッジ
を接合するためにインクカートリッジの下面26bに設
けられた切り欠け部を示す。使用の際、押すことで周囲
に付けられたミシン目28に沿って抜くことが可能であ
る。
【0005】前述の様な大サイズの画像を作製するのに
は時間が掛かるため夜間無人で作製しているのが一般的
である。この際、途中でインク切れが生じるのを避ける
ため、新しいインクカートリッジに換えて対応をとって
いる。途中で取り外したインクカートリッジは作業者が
いる時、別の画像を作製するのに使用される。この様な
状態でインクカートリッジが使用されるため実際の作業
現場ではインク残量が異なる各種のインクカートリッジ
が多く保持されており、インクを間違えた場合は当然製
品にはならなくなるためインクカートリッジの交換に際
しては細心の注意を払って行っているのが現状である。
【0006】又、インクは色により消費量が異なるた
め、インクが無くなったのに気が付かず使用した場合、
インクジェットプリンターヘッドにつながるインク流路
のインクが無くなって空洞になり、次のインク容器に切
り換えた場合でも、空洞部はインクで埋めることが出来
ず空気がそのままヘッドに行きインク切れの状態になっ
てしまう。これに対して手で持ち重さの感触での確認を
行っているのが現状である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記の事情に
鑑みてなされたものであり、その目的はインク残量を確
実に確認できる簡便な方法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の上記目的は、 液剤収容部及び弾性部材により出口側が密封された
液剤供給部を少なくとも有し、該弾性部材が液剤導出部
材により穿孔開口されて液剤が使用され、かつ箱形で外
装されるインクカートリッジにより画像形成手段にイン
クを供給しつつ、該カートリッジのインク質量が規定の
値となったことを液剤収容部側にある検知手段により検
知するインク残量の検知方法、該検知手段がバネの押し
上げ力を利用し、インク質量の変化に伴う検知対象部材
の位置を検知するものであること、該検知手段がバネの
押し上げ力を利用し、インク質量の変化に伴うインクカ
ートリッジ自体の傾斜を光学的に検知するものであるこ
と 液剤収容部及び弾性部材により出口側が密封された
液剤供給部を少なくとも有し、該弾性部材が液剤導出部
材により穿孔開口されて液剤が使用され、かつ箱形で外
装されるインクカートリッジにより画像形成手段にイン
クを供給しつつ、該カートリッジのインク質量が規定の
値となったことを液剤収容部の外部天井側に配置された
磁石と、カートリッジ保持部材を挟んで対向する位置に
配置された磁気センサーにより検知するインク残量の検
知方法、 液剤収容部及び弾性部材により出口側が密封された
液剤供給部を少なくとも有し、該弾性部材が液剤導出部
材により穿孔開口されて液剤が使用され、かつ箱形で外
装されるインクカートリッジにより画像形成手段にイン
クを供給しつつ、該カートリッジのインク量を液剤収容
部の内部天井側に貼附された検知対象部材の位置により
検知するインク残量の検知方法、により達成される。
【0009】即ち本発明者は、長箱形態のインクカート
リッジでは液剤収容部側は多少位置変動があっても許容
されるとの知見を得て、インク質量変化に対応して位置
が変化する検知対象部材を設定することにより、インク
残量を検知しようと考えて本発明に至った。
【0010】なお特開昭57−34968号には、イン
ク残量の検出を正確に行い得るものとして、インクカー
トリッジの液剤容器側を片持ちバネで支え、片持ちバネ
の支点側に歪みゲージ検出手段を設けて、インクの質量
変化に伴うバネの変形を歪みゲージにより検出してイン
ク残量を検知することが記載されるが、インク質量変化
に対応して位置が変化する検知対象部材を設定すること
により、インク残量を検知するものとは異なる。
【0011】実用的には、夜間無人連続運転での使用量
に対応するインク残量を目安としてそこで検知する態様
が好ましい。また目測用の目盛りをインクカートリッジ
にも付与して本発明の検知方法と併用して作業者が判断
できる様にすることも好ましい。
【0012】以下、実施形態を挙げて本発明を説明する
が、本発明はこれらに限定されるものではない。
【0013】
【発明の実施の形態】図3はバネの押し上げ力を利用
し、インク質量の変化に伴う検知対象部材(センサアク
チュエータとも言う)の位置を検知する実施形態の1例
のモデル図である。図3(a)において30はインクジ
ェットプリンター或いはインク供給ユニットに固定され
たカートリッジの台座(カートリッジ保持部材)で、カ
ートリッジの位置を固定するために周縁は壁状のカバー
31としてある。32はインクカートリッジ切り欠け部
29に対応して位置するインクジェット記録装置のイン
ク供給部とのインクカートリッジを接合するユニット
で、ここを支点としてインクの減少に伴って液剤収容部
側が上昇する。33はカートリッジ台座30に設けられ
た検知手段で、台座30に固定された支軸331a及び
331b(図示せず)に掛け渡された支点軸332によ
って上方向に回動可能に罫合されている支持板333を
有し、支持板333に固定されて台座30の貫通口を突
き抜けてカートリッジ押圧板335を支えるインクカー
トリッジ支持軸334を有する。支持板333と台座3
0の間にカートリッジの質量が減少するのに対応して押
圧板335を上昇可能なバネ機構336を有する。支点
軸332側に検知対象部材(アクチュエータ)337を
設け、支持板333のインクカートリッジ支持軸334
側先端に設けたフォトインタラプタなどのセンサ338
にてアクチュエータ337の位置を検知することにより
インク残量を検知する。即ち、カートリッジのインク量
の減少に伴い、バネ機構336により支持板333が台
座30方向に回動し、センサ338が上昇してアクチュ
エータ337との相対位置を検知する。アクチュエータ
337を夜間無人連続運転での使用量に対応するインク
残量に対応する位置に設定してもよい。
【0014】このとき図3(b)に示す様に、カートリ
ッジ外箱の液剤収容部側の後部にカートリッジの上昇に
伴ってカバー31に隠れている部分が徐々に露呈する様
な目盛りを付して作業者が判断できる様にするのも好ま
しい。
【0015】図4はカートリッジ26の台座30そのも
のがインクの減少に伴って緩やかに傾斜することを利用
して、台座に設けられたアクチュエータ337の位置を
フォトインタラプタ、マイクロスイッチなどのセンサ3
38が検知する実施形態をモデル的に示す。インクジェ
ット記録装置のインク供給部とインクカートリッジとの
接合ユニット側の、インクジェット記録装置等に固定さ
れた支軸331a及び331b(図示せず)に掛け渡さ
れた支点軸332によって台座30は回動可能に支持さ
れる。カートリッジの液剤収容部側にバネ機構336が
例えば新規カートリッジを載置した時点で水平になる様
に設けられる。インクの減量に伴って液剤収容部側が上
昇しアクチュエータ337の位置が変化する。
【0016】アクチュエータの位置を検知する代わり
に、液剤収容部側と接合ユニット側に渡って透過型セン
サの様な光学センサを配置し、インクの減量に伴って液
剤収容部側が上昇してカートリッジが光を遮る時点を検
知し、所定残量になったことを表示するようにしてもよ
い。
【0017】請求項4に係る発明は、カートリッジのイ
ンク量を液剤収容部の外部天井側に配置された磁石と、
カートリッジ保持部材を挟んで対向する位置に配置され
たリードスイッチにより検知するもので、インクが消費
されるとインク収容部(袋)の膨らみが縮小して磁石と
リードスイッチの距離が減少することを利用する。
【0018】請求項5に係る発明も同様に、インク収容
部の膨らみの縮小によりアクチュエータとセンサの距離
が減少することを利用するものである。
【0019】
【発明の効果】本発明によれば、大型インクジェットプ
リンター用のインクカートリッジのインク残量を簡便な
方法で検知することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】大型インクジェットプリンター用のインクカー
トリッジ本体の具体例を示す図。
【図2】インクカートリッジ外箱の外観を示す斜視図。
【図3】本発明に係るインク残量検知方法の1例を示す
図。
【図4】本発明に係るインク残量検知方法の他の例を示
す図。
【符号の説明】
1 インク収容部 2 インクを供給部に導く導出部 5、6、9 シール部 7 インク導出部2の基材 8 基材7のインク収容部1との接合部 10 インクジェット記録装置への装着部 11 インク供給部 13 流量調整部を密閉する部材 26 カートリッジ 30 カートリッジ保持部材 32 接合ユニット 33 検知手段

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液剤収容部及び弾性部材により出口側が
    密封された液剤供給部を少なくとも有し、該弾性部材が
    液剤導出部材により穿孔開口されて液剤が使用され、か
    つ箱形で外装されるインクカートリッジにより画像形成
    手段にインクを供給しつつ、該カートリッジのインク質
    量が規定の値となったことを液剤収容部側にある検知手
    段により検知することを特徴とするインク残量の検知方
    法。
  2. 【請求項2】 検知手段がバネの押し上げ力を利用し、
    インク質量の変化に伴う検知対象部材の位置を検知する
    ものであることを特徴とする請求項1に記載のインク残
    量の検知方法。
  3. 【請求項3】 検知手段がバネの押し上げ力を利用し、
    インク質量の変化に伴うインクカートリッジ自体の傾斜
    を光学的に検知するものであることを特徴とする請求項
    1に記載のインク残量の検知方法。
  4. 【請求項4】 液剤収容部及び弾性部材により出口側が
    密封された液剤供給部を少なくとも有し、該弾性部材が
    液剤導出部材により穿孔開口されて液剤が使用され、か
    つ箱形で外装されるインクカートリッジにより画像形成
    手段にインクを供給しつつ、該カートリッジのインク質
    量が規定の値となったことを液剤収容部の外部天井側に
    配置された磁石と、カートリッジ保持部材を挟んで対向
    する位置に配置された磁気センサーにより検知すること
    を特徴とするインク残量の検知方法。
  5. 【請求項5】 液剤収容部及び弾性部材により出口側が
    密封された液剤供給部を少なくとも有し、該弾性部材が
    液剤導出部材により穿孔開口されて液剤が使用され、か
    つ箱形で外装されるインクカートリッジにより画像形成
    手段にインクを供給しつつ、該カートリッジのインク量
    を液剤収容部の内部天井側に貼附された検知対象部材の
    位置により検知することを特徴とするインク残量の検知
    方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1279511A2 (en) 2001-07-27 2003-01-29 Canon Kabushiki Kaisha Ink container

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP1279511A2 (en) 2001-07-27 2003-01-29 Canon Kabushiki Kaisha Ink container

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