JP2001260030A - アブレシブ回収装置及び該装置に用いる水エジェクター - Google Patents

アブレシブ回収装置及び該装置に用いる水エジェクター

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 使用ポンプを長期にわたって使用することが
でき、比較的大きな切断片でもアブレシブと共に移送さ
せることができ、アブレシブの排出に係るランニングコ
ストの低減を可能とするアブレシブ回収装置を得る。 【解決手段】 ウォータジェット加工装置のノズルから
のアブレシブ混合廃液を受けるキャッチャタンクと、該
キャッチャタンクから移送されるアブレシブ混合廃液の
アブレシブを該混合廃液から沈降分離させる沈殿タンク
と、前記キャッチャタンクから沈殿タンクに連通する水
管路とを備え、前記水管路に、圧力流体を該水管路内に
向けて噴射することにより、キャッチャタンクから沈殿
タンクへ移送する流れを発生させる移送用エジェクター
手段を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は例えばウォータジェ
ット加工装置で用いられた研磨粒子(アブレシブ)を廃
液から回収する回収装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】高圧を利用した切削・切断加工は、水だ
けをノズルから噴射して行うウォータジェット加工と、
水とアブレシブの混合物をノズルから噴射して行うアブ
レシブジェット加工とに大別される。このうち、アブレ
シブジェット加工については、水とアブレシブジェット
とを混合する方法として、加圧水と乾燥アブレシブとを
別々に混合室に供給して混合室内で混合して噴射する方
法、アブレシブをスラリー状にしてこれと高圧水とを別
々に混合室に供給してアブレシブノズルから噴射する方
法、アブレシブと水とをスラリー状にしてこれを直接加
圧してノズルから噴射する方法等がある。
【0003】このアブレシブウォータジェット加工装置
で対象物の切断等の加工を行なうと、アブレシブと廃液
が加工装置下部に配されるキャッチャタンク内に溜る。
この廃液には、加工対象物の切断片以外に、使用済のア
ブレシブが混在している。また、この廃液の濁度は高
く、また、アブレシブも高価なため、廃液中のアブレシ
ブを回収する必要があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この廃
液中のアブレシブは、比重が大きく、キャッチャタンク
内で堆積し易い。このため、キャッチャタンクから直接
回収するには、作業者が人力で排出するか、スラッジコ
ンベアをキャッチャタンクに設置する大がかりな装置が
必要となっていた。また、コンベア本体のアブレシブに
よる摩耗、コンベアチェーンの摩耗の問題も生じてい
た。
【0005】更に、キャッチャタンク内の廃液を排水ポ
ンプ等で移送することも考慮されるが、アブレシブが廃
液中で沈降し易いため、キャッチャタンク内の廃液が特
定の量以上でないと充分にアブレシブを移送できない問
題があった。また、アブレシブや比較的大きな切断片等
が排水ポンプの羽根車やシール部分を摩耗させ、短期間
で損傷してしまう問題も生じていた。
【0006】本発明は、使用ポンプを長期にわたって使
用することができ、比較的大きな切断片でもアブレシブ
と共に移送させることができ、アブレシブの排出に係る
ランニングコストの低減を可能とするアブレシブ回収装
置を得ることを目的とする。また、アブレシブや切断片
を良好に移送することのできるエジェクタ手段を得るこ
とを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載された発
明に係るアブレシブ回収装置は、アブレシブを分散させ
た液体を高圧下でノズルから噴射して対象物を加工する
ウォータジェット加工装置のアブレシブ混合廃液からア
ブレシブを回収する装置であって、ウォータジェット加
工装置のノズルからのアブレシブ混合廃液を受けるキャ
ッチャタンクと、該キャッチャタンクから移送されるア
ブレシブ混合廃液のアブレシブを該混合廃液から沈降分
離させる沈殿タンクと、前記キャッチャタンクから沈殿
タンクに連通する水管路とを備え、前記水管路に、圧力
流体を該水管路内に向けて噴射することにより、キャッ
チャタンクから沈殿タンクへ移送する流れを発生させる
移送用エジェクター手段を備えたものである。
【0008】請求項2に記載された発明に係るアブレシ
ブ回収装置は、請求項1に記載された沈殿タンクとし
て、前記水管路から流入するアブレシブ混合廃液を層流
とする容積と、アブレシブの沈降に充分な長さの流路と
を備えたものを用いるものである。
【0009】請求項3に記載された発明に係るアブレシ
ブ回収装置は、請求項1又は2に記載されたキャッチャ
タンクに、内部に貯留したアブレシブ混合廃液中のアブ
レシブの沈降を阻害する攪拌流を発生させる攪拌用エジ
ェクター手段を備えたものである。
【0010】請求項4に記載された発明に係るアブレシ
ブ回収装置は、請求項1〜3の何れかに記載された移送
用エジェクター手段及び攪拌用エジェクター手段で用い
る圧力流体として、前記沈殿タンクでアブレシブを沈殿
させた上澄み液を用いるものである。
【0011】請求項5に記載された発明に係る水エジェ
クターは、請求項1〜4の何れかに記載されたアブレシ
ブ回収装置に用いるエジェクターであって、アブレシブ
混合廃液を流す主水管路と、該主水管路の側壁に1つ以
上設置され、外部から供給される圧力水を主水管路内に
向けて流れ方向へ傾斜させて噴射するエジェクターノズ
ルとを備えたものである。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明においては、アブレシブを
分散させた液体を高圧下でノズルから噴射して対象物を
加工するウォータジェット加工装置のアブレシブ混合廃
液からアブレシブを回収する装置であって、ウォータジ
ェット加工装置のノズルからのアブレシブ混合廃液を受
けるキャッチャタンクと、該キャッチャタンクから移送
されるアブレシブ混合廃液のアブレシブを該混合廃液か
ら沈降分離させる沈殿タンクと、前記キャッチャタンク
から沈殿タンクに連通する水管路とを備え、前記水管路
に、圧力流体を該水管路内に向けて噴射することによ
り、キャッチャタンクから沈殿タンクへ移送する流れを
発生させる移送用エジェクター手段を備えたものであ
る。
【0013】このため、圧力流体を発生させるポンプの
み使用するため、使用ポンプを長期にわたって使用する
ことができ、比較的大きな切断片でもアブレシブと共に
移送させることができ、アブレシブの排出に係るランニ
ングコストの低減を可能とするアブレシブ回収装置を得
ることができる。
【0014】本発明における沈殿タンクとしては、水管
路から流入するアブレシブ混合廃液のアブレシブを沈降
分離するものであればよい。アブレシブ自身は、比重も
水に対して大きいため、自然沈降で充分に沈降する。従
って、緩やかな流れ中に導き、アブレシブの沈降時間に
見合う流路中を穏やかに流せばよい。従って、好ましく
は、本発明の水管路から流入するアブレシブ混合廃液を
層流とする容積と、アブレシブの沈降に充分な長さの流
路とを備えたものであればよい。
【0015】本発明での移送用エジェクター手段で用い
る圧力流体としては、一般的には圧力空気が考慮される
が、キャッチャタンク内又は沈殿タンク内での気泡の発
生が問題となる。具体的には、移送先の沈殿タンク内で
気泡が発生するとアブレシブの沈降速度が著しく阻害さ
れる問題が生じる。又、圧力空気の場合、主水管路にに
対して比較的大きなエジェクターノズルで噴射する必要
があるため、消費エネルギーが大きくなってしまう。こ
のため、好ましくは圧力水をエジェクターノズルから噴
射する水エジェクターを用いる。
【0016】用いる圧力水に関しては、何ら制限はな
く、別の水系からの供給水であっても良い。しかしなが
ら、好ましくは、キャッチャタンク内に噴射する圧力水
として、沈殿タンクでアブレシブを沈殿させた廃液を用
いる、また、好ましくは、エジェクター手段で用いる圧
力水として、沈殿タンクでアブレシブを沈殿させた上澄
み液を用いることにより、外部からの水の供給なしに、
アブレシブや切断片を移送することができる。
【0017】即ち、本発明では、アブレシブウォータジ
ェット加工装置で排出された混合廃液を上澄み液とした
上で循環させる構成とすることができ、アブレシブウォ
ータジェット加工装置の駆動中、休止中等にキャッチャ
タンク内のアブレシブ混合廃液中のアブレシブを沈殿タ
ンクに移送し、沈殿タンク内で回収することができる。
尚、切断片についても、アブレシブ混合廃液と共に移送
されたものは、沈殿タンク内で保持される。尚、水の比
重と比べて同等若しくは小さい切断片は、沈殿タンクで
アブレシブを沈殿させた廃液をキャッチャタンクやエジ
ェクター手段に移送する際に、水管を網等で覆うことに
より、移送を阻止する等の措置を講じればよい。
【0018】本発明におけるキャッチャタンクとして
は、キャッチャタンク内でアブレシブ混合廃液のアブレ
シブが沈降・堆積しない措置を講じる必要がある。従っ
て、本発明のキャッチャタンクに、内部に貯留したアブ
レシブ混合廃液中のアブレシブの沈降を阻害する攪拌流
を発生させる攪拌用エジェクター手段を備える。
【0019】攪拌流を発生させるものとしては、攪拌羽
根による攪拌が考慮されるが、アブレシブや切断片等に
より、攪拌羽根の摩耗が生じる問題がある。このため、
本発明では、圧力流体をキャッチャタンク内に噴射する
攪拌用エジェクター手段を備える。
【0020】本発明での攪拌用エジェクター手段で用い
る圧力流体としては、圧力空気を用いても良いが、より
好ましくは、移相用エジェクター手段で用いる圧力流体
を流用することが、省システム・省エネルギーの点から
有効である。従って、好ましくは、キャッチャタンク内
に噴射する圧力水として、沈殿タンクでアブレシブを沈
殿させた上澄み液を用いることにより、外部からの水の
供給なしに、キャッチャタンク内のアブレシブの沈降を
阻害することができるし、たとえ沈殿したとしてもその
アブレシブを排出口へ移送することも可能である。
【0021】更に、本発明のアブレシブ回収装置に水エ
ジェクターを採用した理由としては、圧力水を利用した
水エジェクターノズルでは、比較的小さな径のノズルか
らの噴射で大量のアブレシブ混合廃液を送水できるため
である。何故ならば、高圧空気エジェクターを用いて同
じ量のアブレシブ混合廃液を送水するためには、水エジ
ェクターノズル径と比較してかなり大きな径のエアエジ
ェクターノズルが必要となり、膨大な量のエアが消費さ
れるため、ランニングコストがかなりかかることにな
る。また、圧力水を主管とし、アブレシブ混合廃液をエ
ジェクターノズルから噴射させるものでは、エジェクタ
ーノズルの閉塞が生じやすい。
【0022】このため、本発明では、アブレシブ混合廃
液を流す主水管路と、該主水管路の側壁に1つ以上設置
され、外部から供給される圧力水を主水管路内に向けて
流れ方向へ傾斜させて噴射するエジェクターノズルとを
備えた水エジェクターを用いる。
【0023】尚、この水エジェクターはキャッチャタン
クから沈殿タンクにアブレシブ混合廃液を移送するだけ
でなく、圧力水をキャッチャタンク内に噴射して攪拌す
る際に、主管を同じキャッチャタンクから分岐させて用
いることにより、少ない圧力水によって大きな攪拌力を
得ることができる。
【0024】
【実施例】図1はアブレシブウォータジェット加工装置
の構成を示す説明図である。図2は本発明のアブレシブ
回収装置のフロー構成を示す説明図である。図3は図2
の具体的な構成を示す説明図であり、a図は沈殿タンク
の平面図、b図は沈殿タンクの正面図、c図はキャッチ
ャタンクの平面図、d図はキャッチャタンクの正面図、
e図は循環ポンプを備えた循環補助タンクの平面図、f
図は循環補助タンクの断面図である。図4は図2で用い
る水エジェクターの構成を示す説明図である。
【0025】図1に示す通り、アブレシブウォータジェ
ット加工装置(10)は、図示しない圧力水発生源から供給
される圧力水が、図示しないアブレシブ供給源から供給
されるアブレシブを伴って、これら混入物をノズル(11)
から噴射させることにより、対象物の加工を行う。アブ
レシブを混入した廃液は、加工装置(10)のノズル(11)の
下方に配されるキャッチャタンク内に溜る。
【0026】図2に示す通り、本実施例のアブレシブ回
収装置の主要な構成は、加工装置のノズルの下方に配さ
れるキャッチャタンク(20)と、沈殿タンク(21)と、循環
補助タンク(22)とからなる。尚、各々の具体的な構成は
図3に示す。
【0027】図2及び図3に示す通り、キャッチャタン
ク(20)には、キャッチャタンク内のアブレシブ混合廃液
を沈殿タンク(21)に移送する移送配管(23)を備え、この
移送配管(23)のキャッチャタンク側及び沈殿タンク側に
は、各々水エジェクター(24)を配している。キャッチャ
タンク(20)には、タンク内攪拌用に3つの攪拌用配管(2
5)を備える。各々の攪拌用配管(25)は出口側入口側何れ
もキャッチャタンク(20)内に連通し、出口側には各々攪
拌用の水エジェクター(26)が配された構成となってい
る。尚、本実施例では、アブレシブ混合廃液の移送用の
水エジェクター(24)とキャッチャタンク攪拌用の水エジ
ェクター(26)とは同一の構成のものを使用している。
【0028】図2及び図3に示す通り、沈殿タンク(21)
は、一端縁部が開口した仕切壁(27)によって内部を一次
沈殿槽(28)及び二次沈殿槽(29)の2つに区切られ、矢印
に示すように平面略「コ」字状の流路を形成する。この
流路に沿って移送されたアブレシブ混合廃液が流れる間
に、水の比重より大きいアブレシブや切断片が沈降堆積
する。
【0029】流路の周縁には、2つのオーバフロー開口
(30)(31)が設置され、一方のオーバーフロー開口(30)
は、循環補助タンク(22)に連通する配管(33)を通って移
送され、他方のオーバーフロー開口(31)は排水路へ連通
する。尚、これら2つのオーバフロー開口(30)(31)に流
出する上澄み液にはアブレシブが殆ど含まれない。ま
た、沈殿タンク(21)には、2つのオーバフロー開口(30)
(31)の上位位置に開口を有する強制排水口(32)も備えて
いる。
【0030】沈殿タンク(21)のオーバーフロー開口(30)
に連通する配管(33)により、循環補助タンク(22)にアブ
レシブを沈殿させた上澄み液が移送される。上澄み液は
細かいメッシュの網状フィルター(34)を通って、循環ポ
ンプ(35)に至る。循環ポンプ(35)では、アブレシブ混合
廃液の移送用の水エジェクター(24)とキャッチャタンク
攪拌用の水エジェクター(26)とに供給する圧力水を発生
させる。発生された圧力水は圧力水配管(36)を介して各
々の水エジェクター(24)(26)に供給される。各水エジェ
クター(24)(26)に供給される圧力水としてアブレシブを
沈殿させた上澄み液を用いるため、外部からの供給水が
殆ど必要のないシステムが構築される。
【0031】図4に示す通り、本実施例で用いる水エジ
ェクター(24)(26)は、アブレシブ混合廃液が流れる主水
管路(41)と、この主水管路の側壁に複数設置され、圧力
水を移送方向へ噴射するエジェクターノズル(42)とを備
える。この水エジェクター(24)(26)は、アブレシブ混合
廃液を径の変化のない主水管路(41)で流すことにより、
アブレシブや切断片による閉塞がない。
【0032】
【発明の効果】本発明は以上説明した通り、使用ポンプ
を長期にわたって使用することができ、比較的大きな切
断片でもアブレシブと共に移送させることができ、アブ
レシブの排出に係るランニングコストの低減を可能とす
るアブレシブ回収装置を得ることができる。また、アブ
レシブや切断片を良好に移送することのできるエジェク
タ手段を得ることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】アブレシブウォータジェット加工装置の構成を
示す説明図である。
【図2】本発明のアブレシブ回収装置のフロー構成を示
す説明図である。
【図3】図2の具体的な構成を示す説明図である。a図
は沈殿タンクの平面図、b図は沈殿タンクの正面図、c
図はキャッチャタンクの平面図、d図はキャッチャタン
クの正面図、e図は循環ポンプを備えた循環補助タンク
の平面図、f図は循環補助タンクの断面図である。
【図4】図2で用いる水エジェクターの構成を示す説明
図である。
【符号の説明】
(10)…アブレシブウォータジェット加工装置、 (11)…ウォータジェット加工ノズル、 (20)…キャッチャタンク、 (21)…沈殿タンク、 (22)…循環補助タンク、 (23)…移送配管、 (24)…アブレシブ混合廃液移送用水エジェクター、 (25)…攪拌用配管、 (26)…攪拌用水エジェクター、 (27)…仕切壁、 (28)…一次沈殿槽、 (29)…二次沈殿槽、 (30)…オーバフロー開口、 (31)…オーバフロー開口、 (32)…強制排水口、 (33)…配管、 (34)…網状フィルター、 (35)…循環ポンプ、 (36)…圧力水配管、 (41)…主水管路、 (42)…エジェクターノズル、
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成12年3月15日(2000.3.1
5)
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図4
【補正方法】変更
【補正内容】
【図4】

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アブレシブを分散させた液体を高圧下で
    ノズルから噴射して対象物を加工するウォータジェット
    加工装置のアブレシブ混合廃液からアブレシブを回収す
    る装置であって、 ウォータジェット加工装置のノズルからのアブレシブ混
    合廃液を受けるキャッチャタンクと、 該キャッチャタンクから移送されるアブレシブ混合廃液
    のアブレシブを該混合廃液から沈降分離させる沈殿タン
    クと、 前記キャッチャタンクから沈殿タンクに連通する水管路
    とを備え、 前記水管路に、圧力流体を該水管路内に向けて噴射する
    ことにより、キャッチャタンクから沈殿タンクへ移送す
    る流れを発生させる移送用エジェクター手段を備えたこ
    とを特徴とするアブレシブ回収装置。
  2. 【請求項2】 前記沈殿タンクとして、前記水管路から
    流入するアブレシブ混合廃液を層流とする容積と、アブ
    レシブの沈降に充分な長さの流路とを備えたものを用い
    ることを特徴とする請求項1に記載されたアブレシブ回
    収装置。
  3. 【請求項3】 前記キャッチャタンクに、内部に貯留し
    たアブレシブ混合廃液中のアブレシブの沈降を阻害する
    攪拌流を発生させる攪拌用エジェクター手段を備えたこ
    とを特徴とする請求項1又は2に記載されたアブレシブ
    回収装置。
  4. 【請求項4】 前記移送用エジェクター手段及び前記攪
    拌用エジェクター手段で用いる圧力流体として、前記沈
    殿タンクでアブレシブを沈殿させた上澄み液を用いるこ
    とを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載されたアブ
    レシブ回収装置。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4の何れかに記載されたアブ
    レシブ回収装置に用いるエジェクターであって、 アブレシブ混合廃液を流す主水管路と、 該主水管路の側壁に1つ以上設置され、外部から供給さ
    れる圧力水を主水管路内に向けて流れ方向へ傾斜させて
    噴射するエジェクターノズルとを備えたことを特徴とす
    る水エジェクター。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR101682609B1 (ko) * 2016-03-11 2017-01-09 (주) 티오피에스 연마재 워터젯의 폐수 리사이클링 시스템
CN107322490A (zh) * 2017-08-31 2017-11-07 侯亚康 一种趋零终端磨料输送系统

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