JP2001259058A - 回転照射装置 - Google Patents

回転照射装置

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JP2001259058A
JP2001259058A JP2000071757A JP2000071757A JP2001259058A JP 2001259058 A JP2001259058 A JP 2001259058A JP 2000071757 A JP2000071757 A JP 2000071757A JP 2000071757 A JP2000071757 A JP 2000071757A JP 2001259058 A JP2001259058 A JP 2001259058A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な構造で、最大限のアクセスフロアを確
保するとともにゴミなどの落下防止や騒音低減を図るこ
とが可能な回転照射装置を得る。 【解決手段】 回転照射装置(回転ガントリ)の照射装
置の通過する床を開閉式床とし、この開閉式床の開動作
時に占有するスペースを含めて開閉機構を回転照射装置
のフレーム内部側に設けた構造とし、簡単な構造で最大
限のアクセスフロアを確保する。また、床面は回転しな
いスライド式の構成とし、また回転部となるフレーム内
面および回転壁内面にはスクレーパを設けることでゴミ
などの異物が落下しないように改良した。さらに、床を
開閉式の単純な構造としたことで、動作時に生じる騒音
を低減している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、がん治療で使用さ
れる放射線治療用の回転照射装置(以下、回転ガントリ
とする。)に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、がん治療を目的とした放射線治療
装置では陽子や重イオンを用いたがん治療装置の開発や
建設が進められており、患者に対して任意の方向から照
射するために回転照射装置(回転ガントリ)が設けられ
る場合が多い。回転ガントリは照射装置を360度回転
し、患者に対して任意の回転角度から荷電粒子ビームを
照射するように構成され、照射装置が患者より下方に来
た場合でも照射室内部の床面を確保するために工夫がさ
れている。
【0003】例えば図7は特開平11−47287号公
報に示された従来の技術を示す構成図である。図は回転
ガントリの構造を示し、図において40は回転ガント
リ、122は放射線照射部、126は後面パネル、42
はガントリフレーム、44はフロントリング、46はリ
アリング、48は架台、50はサポートロール、52は
ガントリ駆動モータ、62は固定側リングレール、64
はサポートリング、72は移動側リングレール、80は
移動床通路、82は移動床、90はマグネットサポート
を示す。
【0004】次に動作について説明する。フロントリン
グ44とリアリング46はガントリフレーム42及びマ
グネットサポート90によって連結されており、その内
部にサポートリング64が設けられている。回転ガント
リ40はガントリ駆動モータ52によって駆動され、回
転する。この際にサポートリング64の内側に設けられ
た移動側リングレール72はサポートリング64の内面
を回転できるように構成されており、回転ガントリ40
の回転に同期して逆方向に回転する。これにより移動側
リングレール72の位置は常に一定に保たれ、固定側リ
ングレール62の案内と伴ってリンクで屈曲自在に連結
された移動床82はかまぼこ型の形状を維持し、治療用
ベッドの下側に水平なアクセスフロアを形成している。
【0005】しかし、移動床82を案内するための固定
側リングレール62や移動側リングレール72を精度よ
く加工する必要があるほか、移動側リングレール72を
回転ガントリ40の回転に同期して回転させる必要があ
るため、構造が複雑となり製作コストが高くなるという
問題がある。また、移動床82においては回転ガントリ
40の回転に応じてフロア面を形成する部分が変化し、
結果フロア面であった部分が天井に達するケースも発生
するためゴミなどの異物が患者の上に落下するという問
題がある。これは移動床82がリンクで連結された多数
の板であることから、ゴミなどの異物が引っかかりやす
いということも影響している。さらに、移動床82に設
けられた車輪が固定側リングレール62や移動側リング
レール72の中を転動する際に騒音を発生し好ましくな
い。これはリングレールの水平と円弧との境目で大きく
発生する傾向にある。
【0006】また、前述の特開平11−47287号公
報の従来技術として建屋側からデッキを必要に応じて張
り出す方法についても記載されているが、治療台との干
渉を避けるために構造が複雑となって製作コストが高く
なるため問題である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術における回
転ガントリの場合には前述の通り、移動床82を案内す
るための固定側リングレール62や移動側リングレール
72を精度よく加工する必要があるほか、移動側リング
レール72を回転ガントリ40の回転に同期して回転さ
せる必要があるなど、構造が複雑となり製作コストが高
くなるという問題があった。
【0008】また、移動床82においては回転ガントリ
40の回転に応じてフロア面を形成する部分が変化し、
結果フロア面であった部分が天井に達するケースも発生
するためゴミなどの異物が患者の上に落下するという問
題があった。これは移動床82がリンクで連結された多
数の板であることから、ゴミなどの異物が引っかかりや
すいということも影響している。
【0009】また移動床82に設けられた車輪が固定側
リングレール62や移動側リングレール72の中を転動
する際に騒音を発生し好ましくない。これはリングレー
ルの水平と円弧との境目で大きく発生する傾向にある。
【0010】また、前述の特開平11−47287号公
報の従来技術として建屋側からデッキを必要に応じて張
り出す方法についても記載されているが、治療台及びそ
の駆動装置との干渉を避けるために構造が複雑となり、
結果、製作コストが高くなるため問題であった。
【0011】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたものであり、簡単な構造で最大限のアクセ
スフロアを確保すると共にゴミなどの落下防止や騒音低
減も図ることで好適な回転ガントリを得ることを目的と
する。
【0012】
【課題を解決するための手段】この発明による回転照射
装置は、患者に対して回転自在に荷電粒子ビームを照射
する照射装置を有する回転照射装置において、上記照射
装置が通過する部分が開閉される開閉式床および上記開
閉式床を駆動する駆動機構を有する開閉機構を備え、上
記開閉機構および上記開閉式床が開動作時に占有するス
ペースを上記回転照射装置のフレーム内部側に設けるも
のである。
【0013】また、この発明による回転照射装置の開閉
機構は、上記のような構成において、開閉式床のラジア
ル方向とスラスト方向の位置を規制する位置規制機能を
有し、照射装置の回転に同期して回転照射装置内部を転
動するように構成され、上記照射装置の回転に関係なく
回転照射装置内部の最下部に配置されるものである。
【0014】さらに、この発明による回転照射装置の開
閉式床は、複数に細分化されてなり、照射装置の移動時
に上記照射装置の通過経路および停止位置となる位置に
存在する上記開閉式床は開動作し、他の開閉式床は閉動
作し、上記照射装置の通過後に上記通過経路に位置する
上記開閉式床は閉動作するものである。
【0015】また、この発明による回転照射装置の開閉
式床は、閉動作した際に先端に設けられた位置決めピン
により固定の床と接続されるものである。
【0016】さらに、この発明による回転照射装置は、
上記のような構成において、細分化された開閉式床のう
ち、照射装置の移動時に通過経路または停止位置となら
ない位置に存在する開閉式床の少なくとも一つが、固定
の床と接続されるものである。
【0017】また、この発明による回転照射装置の開閉
機構は、上記のような構成において、複数の開閉式床を
ばねを介して一つの駆動機構で動作させるものである。
【0018】さらに、この発明による回転照射装置は、
上記のような構成において、開閉式床がスライド式に構
成され、開動作時に開閉式床の上面であるフロア面に沿
って平行移動するものである。
【0019】また、この発明による回転照射装置は、上
記のような構成に加え、開閉機構はスクレーパを有し、
上記スクレーパは回転部となる回転照射装置のフレーム
およびフレーム内部に配置される治療室の回転壁に沿う
ように配置されるものである。
【0020】さらに、この発明による回転照射装置は、
患者に対して回転自在に荷電粒子ビームを照射する照射
装置を有する回転照射装置において、上記照射装置が通
過する部分が開閉される開閉式床、上記開閉式床を駆動
する駆動機構を有する開閉機構、および荷電粒子ビーム
を輸送し先端に上記照射装置が配置されるビーム輸送機
器を備え、上記回転照射装置のフレームを、上記ビーム
輸送機器の外側に設けると共に、上記照射装置を上記フ
レームに対してオーバーハングするように取り付けるも
のである。
【0021】また、この発明による回転照射装置は、上
記のような構成において、開閉式床の中央部が扉式に構
成され、開動作時に上記開閉式床の一端を軸として折り
込まれる構造であり、開閉式床の両端部はスライド式に
構成され、開動作時に開閉式床の上面であるフロア面に
沿って平行移動する構造とするものである。
【0022】
【発明の実施の形態】実施の形態1.以下、この発明の
実施の形態1を図に基づいて説明する。図1〜4は実施
の形態1における構造を示す図であり、図1(a)は、
回転ガントリ全体を示す回転ガントリの回転軸に沿う側
面図、図1(b)は図1(a)とは別の回転ガントリ全
体を示す図であり、回転軸に垂直な方向から回転ガント
リを観察した側面図である。図2は開閉機構の側面図、
図3は開閉機構のスライド式の開閉式床を示す上面図、
図4が複数に細分化された開閉式床の端部を示す断面図
である。
【0023】図1において、符号1は回転ガントリのフ
レーム、2はフレームに設けられた回転リング、3は回
転リング2を受けるローラーと回転駆動するモータや減
速機が設けられた回転駆動装置、5は回転リング2を受
けるリングとブレーキや減速機が設けられたブレーキ装
置、6は360度回転する回転ガントリ内へ配線、配管
を供給するケーブルスプール、7は回転ガントリに導入
された荷電粒子ビームを照射装置8にまで輸送するビー
ム輸送機器であり、照射装置8は輸送された荷電粒子ビ
ームを患者の照射患部にあわせて整形して照射するもの
である。
【0024】さらに、符号9は患者を乗せる治療台、1
0はX線画像を得るII管装置、11は照射機器8が通
過する部分の床を開閉する開閉機構、12は回転ガント
リとII管装置10とともに回転する回転パネル、13
は開閉機構11に固定された固定壁、14は回転ガント
リと共に回転する回転壁、15は治療台9を設置する治
療台ベース、16は建屋を示す。なお、治療台ベース1
5は固定式の床である。
【0025】また図2において、符号17は開閉機構1
1における開閉式床、18は開閉式床17の先端に設け
られた位置決めピン、19は開閉式床17に取り付けら
れたスライドレール、20はベース、21は開閉式床1
7をスライドさせる駆動機構であるエアーシリンダ、2
2はベース20に設けられフレーム1の内部を転動する
ローラー、23はベース20に設けられ開閉機構11の
スラスト方向(回転軸方向)の動きと傾きを規制、案内
するガイドローラー、24はガイドローラー23を案内
するガイドレール、25は開閉式床17に設けられた移
動スクレーパ、26は治療台側固定スクレーパを示す。
その他の構成要素については図1と同様である。なお、
回転ガントリの内面とローラー22によって開閉機構1
1のラジアル方向(円周方向)の位置規制がなされる。
【0026】また図3において、符号17a〜17pは
16台設けられた開閉式床17を個別に示す。その他の
構成要素については図1及び図2と同様である。また図
4において、符号27は開閉機構側固定スクレーパを示
す。その他の構成要素については図1、図2、図3と同
様である。
【0027】次に動作について説明する。図1で回転ガ
ントリに導入された荷電粒子ビームは偏向電磁石や四極
電磁石などによりなるビーム輸送機器7によって照射機
器8まで輸送され、照射機器8で患者の照射患部の形状
にあわせて整形された後に照射される。患者は治療台9
の上に固定されて位置決めが行われており、所定の照射
患部に荷電粒子ビームが照射される。治療台9は患者の
照射患部が照射位置であるアイソセンターに一致するよ
うに動作させる必要があるため、通常は上下左右、前
後、回転など多軸の位置決め動作が可能である。回転ガ
ントリはこれに加えてビーム輸送機器7及び照射機器8
を回転させることにより患者に対して360度自在な方
向からビームを照射することを可能とするものであり、
患者が仰向けの状態のまま様々な方向からビームを照射
することができる。このことについては従来技術と同様
である。
【0028】この発明による回転ガントリの特徴は照射
機器8が患者より下部に来た際に通過する床の部分を開
閉させる開閉機構11を建屋側ではなく回転ガントリの
フレーム1の内部に設け、開閉式床17の開動作時に占
有するスペースなどの必要なスペースを確保したことに
より、開閉機構11の構造を簡素化している点である。
詳細について図2〜図4を用いて説明する。開閉式床1
7はエアーシリンダ21によって水平方向にスライドす
る構造となっており、床を閉じた状態では開閉式床17
の先端に設けられた位置決めピン18が治療台ベース1
5に設けられた位置決め穴に挿入されて接続される。
【0029】開閉式床17やエアーシリンダ21などが
取り付けられたベース20はローラー22によって回転
ガントリ内面に荷重が支えられており、回転ガントリが
回転してもローラー22の転動と開閉機構11の自重に
より開閉機構11全体は常にフレーム1の内面中心と一
致するように回転ガントリ内部の最下部に位置するよう
に動作する。これには開閉機構11全体の重心が精度良
く中心にある必要があり、また回転ガントリの回転中心
とフレーム1内面との偏心が少なく、ローラー22によ
る転がり摩擦が少ない方が好ましいため、フレーム1内
面の転動する部分は機械加工するなどの処置を施した方
が良い。
【0030】また、フレーム1内部に設けられたガイド
レール24を挟み込むようにしてガイドローラ23が設
けられており、これが開閉式床17の両端に設けられて
いるため、開閉式床17のスラスト方向の位置と傾きを
規制している。
【0031】次に照射装置8と開閉式床17の動作につ
いて図3を用いて説明する。照射装置8は患者に対して
垂直上方の位置から±180度回転する。図3では照射
装置8は図の上側から移動して最大の回転ストロークつ
まり真下の状態になる場合を示している。照射装置8が
通過する部分にあたる開閉式床17a〜17lは開状態
として照射装置8の通路を確保しているが、照射装置8
の位置決めが完了し、停止すると通路となっていた17
a〜17dについては閉じることが可能であるため、ア
クセスフロアを最大限に確保するためにこの部分につい
ては閉動作を行う。このように回転ガントリを回転させ
る際(移動時)には照射装置8の通過経路および停止位
置となる位置に存在する開閉式床17を開き、回転(移
動)が終了した後に閉じることが可能な部分については
閉状態とすることでアクセスフロアを最大限に確保する
ことが可能である。
【0032】図3では開閉式床17を16個としている
が、より細分化することにより照射装置8との隙間を小
さくすることが可能である。この様に照射装置8の移動
する位置に応じて開閉する床を判断していることになる
が、通常回転ガントリは0.1度などの細かな精度で位
置決めする必要があり、シーケンサーやコンピューター
などのコントローラーによって制御されるため、この様
な判断は容易に行うことが可能である。また、開閉式床
17の開閉について、回転させる前に開閉式床17を開
動作させ、回転終了後に閉動作可能な部分を閉動作させ
るように記述したが、照射装置8の位置に同期させて開
閉させても同様の効果を奏する。
【0033】また、回転停止後に閉動作可能な開閉式床
17を判断して閉動作させるように記述したが、エアー
シリンダ21の推力で照射装置8を壊さない様に考慮し
て構成すれば、通路として開動作させた全ての開閉式床
17を閉動作させ、照射装置8が停止し存在する位置に
ある開閉式床17は照射装置8に当たって停止させると
いう簡単な動作とすることが可能である。
【0034】上記のように動作させることにより開閉式
床17a〜17pのうち少なくとも4個は常に閉状態と
することができるため、開閉式床17の先端にある位置
決めピン18によって固定の床となる治療台ベース15
と接続固定され、開閉機構11全体の回り止めとしても
作用する。これは回転ガントリの回転ストロークを下方
での位置決め及び微調整を考慮して±190度程度に延
長した場合においても照射装置8の通路または停止位置
とならない位置に存在する最低一つの開閉式床17が固
定の床である治療台ベース15側と接続できていれば回
り止めとしては同様の効果を得ることが可能である。
【0035】また、最悪の場合、開閉式床17pの位置
まで照射装置8が移動するようなケースが発生しても一
度真下の状態で停止し、回転の上流側に位置する開閉式
床17a〜17dを閉じてから再度回転させるなどの方
法で必ず最低一ヶ所を閉じた状態とすることが可能であ
るので回り止めとしては同様の効果を得ることが可能で
ある。
【0036】次にゴミなどの異物に関する対策について
説明する。まず回転ガントリ内部の治療室の内装につい
ては治療台9から見て最も奥にあたる開閉機構11のロ
ーラーが転動する部分については固定壁13が内装とし
て設けられており、ベース20に固定されるため回転し
ない。固定壁13より治療台9側についてはフレーム1
に固定されフレーム1と共に回転する回転壁14が設け
られている。固定壁13を設けることによりローラー2
2がフレーム1の内面を転動した際に生じる擦り傷を隠
すことが可能である。また、前述の通り、ローラー22
が転動する面については精度が要求されるため、治療室
の内装をローラー22が摺るように構成すると内装の材
質などの選択自由度が低下するため好ましくない。
【0037】次に開閉式床17の構造についてさらに詳
細に説明する。図4は開閉機構11を構成する開閉式床
17の端部の断面図を示す図であり、図に示す通り開閉
式床17は隣接する開閉式床17と一部がオーバーラッ
プするような形状とされており、フロア面に落下したゴ
ミが直接落下しない様にしている。また、万一ゴミが回
転壁14あるいはフレーム1の内面に落下した場合でも
回転ガントリの回転によってゴミなどの異物がフロア面
より上に行かない様、移動スクレーパ25、治療装置側
固定スクレーパ26、開閉機構側スクレーパ27が作用
する。
【0038】結果、回転ガントリを回転させてもゴミな
どの異物が上から落下するという問題を防止することで
きる。また、フロア面だけを清掃すれば良いことになる
のでメンテナンスが容易となる。それぞれのスクレーパ
はフレーム1、回転壁14の内面を削ぐように内面に沿
わせて設けることで埃などの微細な異物もフロア下面に
封じ込めることが可能であるが、回転壁14の内装面を
保護する意味から微細なギャップを設けて設置しても良
い。また、スクレーパの接触面をゴムなどの柔らかい材
質で構成するか、ばねを用いて弱い力で押しつけて保護
するなどしても良い。
【0039】上記のように、照射装置8の通過する部分
を細分化した開閉式床17とし、開閉式床17およびそ
の駆動機構を有する開閉機構11を回転ガントリのフレ
ーム1内に納められるように構成したので、治療台9お
よびその駆動装置との干渉を防止することができ、簡単
な構成で最大限のアクセスフロアを確保することが可能
である。また、ゴミなど異物の落下を防止することが可
能であるとともにメンテナンスも容易とすることが可能
である。
【0040】さらに、リニアガイドでスライドするよう
に構成された開閉式床17をエアーシリンダ21によっ
て開閉するだけであるので、不要な騒音の発生が無く、
患者にとって不快感を与えない快適な環境を実現するこ
とが可能である。また、上記の例ではエアーシリンダ2
1を用いて開閉式床17を駆動する場合を示したが、油
圧シリンダやモータシリンダ、モータとボールネジ、モ
ータとチェーンなどの機構や駆動方法としても良い。
【0041】実施の形態2.上記実施の形態1では、開
閉式床17はエアーシリンダ21を用いて個別に動作さ
せていたが、ばねを介することによって複数個の開閉式
床17をまとめて動作させてもよい。図5は実施の形態
2における構成を示す図である。図において、符号28
は開閉式床17に取り付けられたばね、29は駆動機構
であるエアーシリンダ21によってスライドするスライ
ドベース、30はスライドベース29に取り付けられた
スライドベース用スライドレール、31はベースを示
す。その他の構成要素については実施の形態1における
図1〜図4に示すものと同様である。
【0042】次に動作について説明する。図5において
ローラー22、ガイドローラー23、ガイドレール2
4、位置決めピン18などによって開閉機構全体の位置
が規制されており、開閉式床17は照射装置8が通過す
る際に開動作させることについては実施の形態1と同様
である。実施の形態1と異なるのは開閉式床17がばね
28を介してスライドベース29に取り付けられ、エア
ーシリンダ21はスライドベース29をスライド動作さ
せる点である。またスライドベース29にばねを介して
取り付けられる開閉式床17はひとつではなく、複数個
取り付けられている。ここで複数個とは例えば4個の開
閉式床17をひとつのスライドベース29で動作させる
ことをいう。
【0043】このばね28を開閉式床17とスライドベ
ース29との間に介在させることによって、複数の開閉
式床17をひとつのエアーシリンダ21で動作させた場
合でも照射装置8に当たった開閉式床17については、
ばね28を圧縮させることでスライドベース29の動作
を妨げること無く停止させることができる。照射装置8
に当たらなかった開閉式床17については完全に閉動作
が行われる。
【0044】上記のような構成とすることにより、ひと
つのエアーシリンダ21で複数の開閉式床17を動作さ
せることが可能であり、構造を簡素化することができ、
開閉式床17の分割数を増やす場合においても実施の形
態1と比較してより容易に対応することが可能である。
これにより照射装置8と開閉式床17との隙間を小さく
してアクセスフロアを最大限に確保することが可能であ
る。また、照射装置8の回転停止後に通路に位置した開
閉式床17を閉動作させる際に、開動作したスライドベ
ース29全てを閉動作させるだけで良いため、制御ロジ
ックを簡素化することが可能である。
【0045】なお、照射装置8の回転停止後における開
閉式床17の閉動作は、開動作した全てのスライドベー
ス29について行うように記述したが全ての開閉式床1
7が照射装置8に当たって停止する場合には閉動作を行
わないという判断をさせても良い。また、この実施の形
態2ではエアーシリンダ21を用いて開閉式床17を駆
動する例を示したが、油圧シリンダやモータシリンダ、
モータとボールネジ、モータとチェーンなどの機構や駆
動方法としても良いことは言うまでもない。
【0046】実施の形態3.上述の実施の形態1では、
開閉機構11を回転ガントリのフレーム内部に組み込む
ことにより装置として必要なスペースを確保するように
構成したが、照射装置8をフレーム1に対してオーバー
ハングして取付けることでフロア部分のスペースを確保
し、そのスペースに開閉機構11を設けても良い。図6
は実施の形態3における構成を示す図である。図におい
て、符号32は扉式開閉床(開閉式床の一種)を示す。
その他の構成要素については実施の形態1における図1
〜図4に示すものと同様である。
【0047】実施の形態1の場合と異なり、フレーム1
はビーム輸送機器7の外側に設けられ、ビーム輸送機器
7の先端に位置する照射装置8がフレーム1に対してオ
ーバーハングして取り付けられている。また、回転リン
グ2はフレーム1の両端に設けられておりそれぞれ回転
駆動装置3、ブレーキ装置5が設けられている。また、
照射装置8をオーバーハングして取り付けるように構成
したことにより回転壁14を任意の大きさとすることが
可能となり実施の形態1と比較して大径化している。さ
らに、治療台9を回転ガントリ内部に入れる必要がな
く、空間的な制約から回避でき、作業性が向上する。こ
れによりフロア面より下部のスペースを確保することが
可能となり、この実施の形態3ではこのスペースを利用
して建屋側に開閉機構11を設けている。
【0048】扉式開閉床32は治療台ベース15にピン
などによって回転可能な構成として取り付けられており
エアーシリンダ21によってフロア面を構成したり格納
したりして動作する。この様な方式は治療台9及びその
駆動装置と干渉する中央部分のみであり、干渉の問題が
無い両端については実施の形態1にあるようなスライド
式の開閉式床とし、回転壁14との干渉を防いでいる。
【0049】上記のような構成とすることにより、開閉
機構11を建屋側に設けることが可能となり、より簡素
化することが可能である。また、回転壁14の内径を大
きくすることが可能であり、治療の際に医療スタッフの
作業性を改善することが可能となる。
【0050】
【発明の効果】以上のように、この発明の回転照射装置
によれば、照射装置の通過する床を開閉式とし、その開
閉機構を回転照射装置のフレーム内部に設けることで、
治療台の多軸の調整に必要なスペースを確保することが
でき、その結果簡単な構造で最大限のアクセスフロアを
確保できるものである。その開閉機構を開閉式床の開動
作時に占有するスペースを含めて回転照射装置のフレー
ム内部に収容するように構成したので、治療台側との干
渉の問題が生じないため開閉機構の構造を簡素化するこ
とが可能である。
【0051】また、従来技術にある移動床方式に比べて
騒音の低減が図れると共に、常に回転照射装置内部の最
下部に開閉機構が位置する構造としたため、ゴミの落下
も防止できるため、好適な治療環境を得ることが可能で
ある。
【0052】さらに、この発明の回転照射装置によれ
ば、開閉式床を複数に細分化した構造とすることで、最
大限のアクセスフロアの確保が可能となる。
【0053】また、この発明による回転照射装置によれ
ば、閉動作した際に開閉式床の先端に設けられた位置決
めピンにより固定の床と接続される構造としたことによ
って、開閉式床の固定安定性を向上させることが可能で
ある。
【0054】さらに、この発明による回転照射装置によ
れば、開閉式床のうちの少なくとも一つが固定の床と接
続されるようにしたことで、照射装置の回り止めとして
の効果を得ることができる。
【0055】また、この発明による回転照射装置によれ
ば、複数の開閉式床をばねを介して接続し、一つの駆動
機構によって駆動させるため、開閉式床の細分化によっ
て駆動対象となる床数が増大したとしても、駆動機構の
数を少なく抑えることができ、装置の簡素化が可能とな
る。
【0056】さらに、この発明による回転照射装置の開
閉式床をスライド式とし、水平面内のみを移動するよう
に構成したため、従来の移動式床方式のものよりも、開
閉式床の移動によって生じる騒音の低減を図ることが可
能である。
【0057】また、この発明による回転照射装置によれ
ば、スクレーパを設けてフレーム内面および回転壁の内
面に落ちた異物を集めることができるため、清掃などの
メンテナンスが簡単となる。
【0058】さらに、この発明による回転照射装置によ
れば、フレームをビーム輸送機器の外側に設け、照射装
置をオーバーハングして取り付けることにより、フレー
ムのスラスト方向の長さを短くすることができ、治療台
を回転ガントリの内部に収納する必要がないことから、
空間的な制約から回避でき、作業性が向上する。また、
フレーム径が大きくなるために、結果、床より下面にス
ペースを確保でき、扉式開閉床という簡素化した構造を
採用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1における回転ガント
リ全体を示す側面図である。
【図2】 この発明の実施の形態1における開閉機構を
示す側面図である。
【図3】 この発明の実施の形態1における開閉式床を
示す上面図である。
【図4】 この発明の実施の形態1における開閉式床を
示す断面図である。
【図5】 この発明の実施の形態2における開閉機構を
示す側面図である。
【図6】 この発明の実施の形態3における回転ガント
リ全体を示す側面図である。
【図7】 従来の技術を示す図である。
【符号の説明】
1 フレーム、2 回転リング、3 回転駆動装置、5
ブレーキ装置、6 ケーブルスプール、7 ビーム輸
送機器、8 照射装置、9 治療台、10 II管装
置、11 開閉機構、12 回転パネル、13 固定
壁、14 回転壁、15 治療台ベース、16 建屋、
17(a〜p) 開閉式床、18 位置決めピン、19
スライドレール、20 ベース、21 エアーシリン
ダ、22 ローラー、23 ガイドローラー、24 ガ
イドレール、25 移動スクレーパ、26 治療台側固
定スクレーパ、27 開閉機構側固定スクレーパ、28
ばね、29 スライドベース、30 スライドベース
用スライドレール、31 ベース、32 扉式開閉床。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 患者に対して回転自在に荷電粒子ビーム
    を照射する照射装置を有する回転照射装置において、上
    記照射装置が通過する部分の床が開閉される開閉式床お
    よび上記開閉式床を駆動する駆動機構を有する開閉機構
    を備え、上記開閉機構および上記開閉式床が開動作時に
    占有するスペースを上記回転照射装置のフレーム内部側
    に設けることを特徴とする回転照射装置。
  2. 【請求項2】 開閉機構は、開閉式床のラジアル方向と
    スラスト方向の位置を規制する位置規制機能を有し、照
    射装置の回転に同期して回転照射装置内部を転動するよ
    うに構成され、上記照射装置の回転に関係なく上記回転
    照射装置内部の最下部に配置されることを特徴とする請
    求項1に記載の回転照射装置。
  3. 【請求項3】 開閉式床は複数に細分化されてなり、照
    射装置の移動時に上記照射装置の通過経路および停止位
    置となる位置に存在する上記開閉式床は開動作して他の
    上記開閉式床は閉動作し、上記照射装置の通過後に上記
    通過経路に位置する上記開閉式床は閉動作することを特
    徴とする請求項1に記載の回転照射装置。
  4. 【請求項4】 開閉式床は、閉動作した際に先端に設け
    られた位置決めピンにより固定の床と接続されることを
    特徴とする請求項3に記載の回転照射装置。
  5. 【請求項5】 細分化された開閉式床のうち、照射装置
    の移動時に通過経路または停止位置とならない位置に存
    在する開閉式床の少なくとも一つが固定の床と接続され
    ることを特徴とする請求項3に記載の回転照射装置。
  6. 【請求項6】 開閉機構は、複数の開閉式床をばねを介
    して一つの駆動機構で動作させる構成であることを特徴
    とする請求項3に記載の回転照射装置。
  7. 【請求項7】 開閉式床は、スライド式に構成され、開
    動作時に上記開閉式床の上面であるフロア面に沿って平
    行移動する構造であることを特徴とする請求項1または
    請求項6に記載の回転照射装置。
  8. 【請求項8】 開閉機構はスクレーパを有し、上記スク
    レーパは回転部となる回転照射装置のフレームおよび上
    記フレーム内部に配置される治療室の回転壁に沿うよう
    に配置されることを特徴とする請求項1、請求項2、請
    求項6のいずれか一項記載の回転照射装置。
  9. 【請求項9】 患者に対して回転自在に荷電粒子ビーム
    を照射する照射装置を有する回転照射装置において、上
    記照射装置が通過する部分が開閉される開閉式床、上記
    開閉式床を駆動する駆動機構を有する開閉機構、および
    荷電粒子ビームを輸送し先端に上記照射装置が配置され
    るビーム輸送機器を備え、上記回転照射装置のフレーム
    を、上記ビーム輸送機器の外側に設けると共に、上記照
    射装置を上記フレームに対してオーバーハングするよう
    に取り付けることを特徴とする回転照射装置。
  10. 【請求項10】 開閉式床は、中央部が扉式に構成さ
    れ、開動作時に上記開閉式床の一端を軸として折り込ま
    れる構造であり、両端部はスライド式に構成され、開動
    作時に上記開閉式床の上面であるフロア面に沿って平行
    移動する構造であることを特徴とする請求項9記載の回
    転照射装置。
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