JP2001257514A - 携帯無線機 - Google Patents

携帯無線機

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JP2001257514A
JP2001257514A JP2000065472A JP2000065472A JP2001257514A JP 2001257514 A JP2001257514 A JP 2001257514A JP 2000065472 A JP2000065472 A JP 2000065472A JP 2000065472 A JP2000065472 A JP 2000065472A JP 2001257514 A JP2001257514 A JP 2001257514A
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housing
antenna
wireless device
portable wireless
casing
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JP2000065472A
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Masayoshi Tsuchihata
正良 土畑
Tomoaki Nakamura
智明 中村
Akihiko Uchino
晃彦 内野
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Kyocera Corp
Original Assignee
Kyocera Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 引き出したアンテナを使用者の頭部や筐体か
ら十分に離して、良好な感度にて通話を行うことを可能
とする。 【解決手段】 第1の筐体12に第2の筐体14をヒン
ジ13によって回動可能に連結し、第1の筐体12に対
して第2の筐体14を開閉可能とする。第1の筐体12
に対して第2の筐体14を回動させて開いた状態にて、
第2の筐体14に設けられたスピーカを耳に宛い、第1
の筐体12に設けられたマイクを口に近づけて使用す
る。第1の筐体12に、第2の筐体14側にてアンテナ
26を挿抜可能に収納するアンテナガイド30を設け
る。アンテナガイド30に、引き出したアンテナ26を
第1の筐体12の後方側へ傾斜させた状態に、その嵌合
部35を保持するホルダー部32を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、各種通信手段を
用いた携帯無線機に係り、特に、折り畳み式の携帯無線
機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、データの高速伝送が可能なPDC
(Personal Digital Cellular)、CDMA(Code Divi
sion Multiple Access)、GSM(Global System for
Mobile Communication)やPHS(Personal Handy-ph
one System)等の通信手段を用いた携帯無線機が広く用
いられ、さらに、次世代の技術として開発されているW
CDMA(Wide band CDMA)、CDMA2000等の通
信手段を用いたものが開発されつつある。この種の携帯
無線機として、携帯性を高めるために、折り畳み構造の
ものが知られている。
【0003】図7(a)、(b)に示すように、この折
り畳み構造を有する携帯無線機1は、第1の筐体2と、
この第1の筐体2の上端部にヒンジ3によって回動可能
に連結された第2の筐体4とを有した構造とされてお
り、ヒンジ3にて回動させることにより、第2の筐体4
が第1の筐体2に対して開閉されるようになっている。
第1の筐体2には、情報入力手段である各種入力キー5
及び音声入力手段であるマイク6が設けられており、入
力キー5から各種情報が入力され、マイク6によって音
声入力が行われるようになっている。
【0004】また、第2の筐体4には、開くことにより
露出される液晶ディスプレイからなる表示手段である表
示部7及び音声出力手段であるスピーカ8が設けられて
おり、表示部7に、各種の文字情報や画像情報が表示さ
れ、スピーカ8から通信相手からの音声等の音が出力さ
れるようになっている。この携帯無線機1の第2の筐体
4の上端部には、線材からなるアンテナ9が第2の筐体
4の長手方向に沿って挿抜可能に設けられている。そし
て、この携帯無線機1を使用する場合は、第1の筐体2
に対して第2の筐体4を回動させて開くとともに、アン
テナ9を、第2の筐体4から引き出した状態にて、通信
相手と通話するようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記構造の
携帯無線機にあっては、アンテナ9を引き出して、第2
の筐体4のスピーカ8を耳にあてがい、第1の筐体2の
マイク6を口に近づけて通話した際に、アンテナ9が使
用者の頭部に近接してしまい、通信感度が低下してしま
うという問題があった。特に、近年では、この種の携帯
無線機は、従来の業務用などを中心とした無線機や自動
車電話といった比較的大きなものから、携帯電話やパー
ソナルハンディフォンといった小型・薄型・軽量型のも
のへと急速に移行しており、使用者の利便性の向上が図
られているため、通話時における使用者の頭部へのアン
テナ9の近接による感度の低下がさらに大きくなってい
る。
【0006】ここで、図8に示すように、第1の筐体2
の第2の筐体4との連結側である上端部からアンテナ9
を挿抜するタイプや、図9に示すように、第1の筐体2
の背面から第2の筐体2に沿ってその上方へ向かってア
ンテナ9を挿抜するタイプのものがあり、これらの携帯
無線機1にあっては、使用者の頭部からアンテナ9を多
少遠ざけることができるが、第2の筐体4から十分に離
すことができず、やはり、感度の低下は免れなかった。
そして、このような問題は、第1の筐体2と第2の筐体
4とをヒンジ結合して互いに回動可能とした携帯無線機
1にあっては、薄型化の要求からさらに大きな問題とな
っていた。
【0007】この発明は、上記事情に鑑みてなされたも
ので、引き出したアンテナを使用者の頭部や筐体から十
分に離して、良好な感度にて通話を行うことが可能な携
帯無線機を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の携帯無線機は、第1の筐体に第2の
筐体が回動可能に連結されて、第1の筐体に対して第2
の筐体が開閉可能とされ、第1の筐体に対して第2の筐
体を回動させて開いた状態にて、第2の筐体に設けられ
た音声出力手段を耳に宛い、第1の筐体に設けられた音
声入力手段を口に近づけて使用される折り畳み式の携帯
無線機であって、前記第1の筐体には、前記第2の筐体
との連結側にてアンテナを挿抜可能に収納するアンテナ
ガイドが設けられ、該アンテナガイドは、前記アンテナ
を引き出した際に、このアンテナを第1の筐体の後方側
へ傾斜させた状態に、その根元を保持するホルダー部を
有することを特徴としている。
【0009】このように、アンテナを引き出した際に、
アンテナを第1の筐体の後方側へ傾斜させた状態に根元
を保持するホルダー部を有するアンテナガイドが設けら
れているので、引き出されたアンテナが使用者の頭部や
第2の筐体から十分離され、これにより、アンテナが使
用者の頭部や第2の筐体に近接してしまうことによる感
度の低下等の不具合を無くして、良好な通話を行うこと
ができる。
【0010】請求項2記載の携帯無線機は、請求項1記
載の携帯無線機において、前記アンテナガイドから引き
出されるアンテナの引き出し口が前記第1の筐体の背面
に設けられていることを特徴としている。
【0011】つまり、アンテナの引き出し口が第1の筐
体の背面に設けられているので、アンテナの引き出し口
を第1の筐体の端面に設けた場合と比較して、アンテナ
の挿抜方向を第1の筐体の後方側にすることができ、こ
れにより、引き出したアンテナを使用者の頭部や第2の
筐体からさらに離すことができる。
【0012】請求項3記載の携帯無線機は、請求項2記
載の携帯無線機において、前記ホルダー部に、前記アン
テナを引き出した際に、このアンテナの根元における前
記第1の筐体の前方側が当接される壁部を有するホール
ド孔が形成され、該ホールド孔の前記アンテナの根元が
当接される壁部は、第2の筐体との連結側へ向かうにし
たがって第1の筐体の後方側へ傾斜されたテーパ形状と
されていることを特徴としている。
【0013】すなわち、アンテナの根元における第1の
筐体の前方側が当接されるホールド孔の壁部を、第2の
筐体との連結側へ向かうにしたがって第1の筐体の後方
側へ傾斜されたテーパ形状としたので、アンテナを引き
出すことにより、極めて容易に、このアンテナの根元に
おける第1の筐体の前方側をホールド孔の壁部に当接さ
せて、アンテナを第1の筐体の後方側へ傾斜させること
ができる。つまり、複雑な部品を用いてコストアップを
招くようなことなく、極めて容易に、引き出したアンテ
ナを第1の筐体の後方側へ傾斜させることができる。
【0014】請求項4記載の携帯無線機は、請求項1〜
3のいずれか1項記載の携帯無線機において、前記アン
テナガイドが、前記アンテナを前記第1の筐体に沿って
案内するガイド部を有することを特徴としている。
【0015】このように、アンテナを第1の筐体に沿っ
て案内するガイド部が設けられているので、アンテナの
挿抜を円滑に行うことができる。
【0016】請求項5記載の携帯無線機は、請求項4記
載の携帯無線機において、前記ガイド部が、前記第1の
筐体に対して前記第2の筐体との連結側へ向かって第1
の筐体の後方側へ傾けられていることを特徴としてい
る。
【0017】すなわち、ガイド部が第1の筐体に対して
第2の筐体との連結側へ向かって第1の筐体の後方側へ
傾けられているので、アンテナの引き出し方向を、使用
者の頭部や第2の筐体から離れる方向とすることがで
き、さらなる良好な感度での通話を可能とすることがで
きる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態の携帯
無線機を図面を参照して説明する。図1及び図2におい
て、符号11は、携帯無線機である。この携帯無線機
は、第1の筐体12と、この第1の筐体12の上端部
に、ヒンジ13によって回動可能に連結された第2の筐
体14とを有しており、ヒンジ13による連結箇所にて
第2の筐体14を回動させることにより、第2の筐体1
4が第1の筐体12に対して開閉されるようになってい
る。
【0019】つまり、第2の筐体14が閉じた状態(図
2の状態)から第2の筐体14を回動させることによ
り、第2の筐体14が開いた状態(図1の状態)とさ
れ、これとは逆に、第2の筐体14が開いた状態から第
2の筐体14を逆方向へ回動させることにより、第2の
筐体14が閉じた状態とされるようになっている。
【0020】第2の筐体14には、閉じることにより第
1の筐体12と合わされる側である正面側に、表示部2
1が設けられている。この表示部21は、第2の筐体1
4に形成された表示部用窓21aを臨む位置に設けられ
た液晶ディスプレイからなるもので、この表示部21に
は、各種内容が表示されるようになっている。また、第
2の筐体14には、その正面側における上端部に、スピ
ーカ(音声出力手段)23が設けられている。
【0021】第1の筐体12には、第2の筐体14によ
って閉ざされる正面側に、操作用の複数の操作キー24
が配設されており、これら操作キー24から各種の入力
を行うことができるようになっている。また、第1の筐
体12には、その正面側における下端部にマイク(音声
入力手段)25が設けられており、さらに、上端には、
その背面側に、挿抜可能なアンテナ26が設けられ、こ
のアンテナ26を介して音声データ、文字データ、画像
データ等の各種通信データの通信が行われるようになっ
ている。
【0022】そして、この携帯無線機11によれば、第
2の筐体14を開いた状態にて、そのマイク25にて音
声入力が行われ、スピーカ23から相手方の音声、着信
音、アラーム等が発せられるようになっている。
【0023】次に、上記携帯無線機11のアンテナ26
を挿抜可能に保持している機構について説明する。図3
に示すように、第1の筐体12には、アンテナ26を挿
抜可能に収納するアンテナガイド30が設けられてい
る。このアンテナガイド30は、第1の筐体12の長手
方向に配設された筒状のガイド部31を有しており、こ
のガイド部31内に、アンテナ26が収納されている。
【0024】ガイド部31は、第1の筐体12の第2の
筐体14との連結側の端部である上端側における背面
と、第1の筐体12の下端近傍との間に配設されて第2
の筐体14との連結側である上端側へ向かって第1の筐
体12の後方側へ傾斜されている。このガイド部31に
は、その上端側にホルダー部32が設けられている。こ
のホルダー部32には、ホールド孔33が形成されてお
り、このホールド孔33に、アンテナ26が挿通され、
第1の筐体12の背面にホルダー部32の上端面の引き
出し口32aが設けられ、この引き出し口32aからア
ンテナ26が挿抜されるようになっている。
【0025】また、アンテナ26は、その上端部に、ヘ
ッド34が取り付けられた線材からなり、その根元は、
ホルダー部32のホールド孔33に嵌合可能な嵌合部3
5とされている。この嵌合部35は、第1の筐体12の
後方側が下端部へ向かうに従って次第に広がった形状に
形成されている。また、この嵌合部35には、その下端
部に係止片部35aが形成されており、嵌合部35をホ
ールド孔33へ嵌合させた際に、係止片部35aがホル
ダー部32に係止して、アンテナ26が抜け出さないよ
うになっている。
【0026】また、ホルダー部32に形成されたホール
ド孔33は、第1の筐体12の前方側の壁部33aが、
第2の筐体14との連結側へ向かうにしたがって次第に
第1の筐体12の後方側へ傾斜されている。
【0027】そして、この携帯無線機11を使用する場
合は、第1の筐体12に対して第2の筐体14を回動さ
せて開くとともに、アンテナ26を、そのヘッド部34
を把持して、第1の筐体12から引き出す。このように
すると、アンテナ26は、図4に示すように、アンテナ
ガイド30のガイド部31に沿って第1の筐体12の上
方側、つまり、第2の筐体14との連結側へ引き出され
る。
【0028】さらに、このアンテナ26を引き出すと、
図5に示すように、アンテナ26の根元の嵌合部35が
ホルダー部32のホールド孔33に嵌合し、係止片部3
5aがホルダー部32に係止して、それ以上引き出され
なくなる。このように、嵌合部35がホールド孔33に
嵌合すると、アンテナ26は、図6にも示すように、ホ
ールド孔33の第1の筐体12の前方側における壁部3
3aに沿って第1の筐体12の後方側へ倒された状態に
保持される。
【0029】そして、使用者は、このようにアンテナ2
6を引き出した状態にて、第2の筐体4のスピーカ8を
耳にあてがい、第1の筐体2のマイク6を口に近づけて
通話を行う。
【0030】このように、アンテナ26は、第1の筐体
12の背面から上方へ引き出されると、その下端部の嵌
合部35がホルダー部32のホールド孔33へ嵌合さ
れ、これにより、ホールド孔33の第1の筐体12の前
方側の壁部33aによって後方へ倒された状態に保持さ
れるので、アンテナ26が使用者の頭部や第2の筐体1
4から十分に離され、これにより、アンテナ26を介し
た通信が良好な感度にて行われる。
【0031】通話後、使用者は、第2の筐体14を第1
の筐体12側へ回動させて閉じ、アンテナ26を押し込
む。このようにすると、アンテナ26の根元の嵌合部3
5がホルダー部32のホールド孔33から抜け出す。こ
れにより、その後は、アンテナ26の嵌合部35がガイ
ド部31に案内されながら、下方へ押し込まれてアンテ
ナ26全体がアンテナガイド30に収納される。
【0032】以上、説明したように、この携帯無線機1
1によれば、アンテナ26を引き出した際に、アンテナ
26を第1の筐体12の後方側へ傾斜させた状態に根元
の嵌合部35を保持するホルダー部32を有するアンテ
ナガイド30が設けられているので、引き出されたアン
テナ26が使用者の頭部や第2の筐体14から十分離さ
れ、これにより、アンテナ26が使用者の頭部や第2の
筐体14に近接してしまうことによる感度の低下等の不
具合を無くして、良好な通話を行うことができる。
【0033】また、アンテナ26の引き出し口32aが
第1の筐体12の背面に設けられているので、アンテナ
26の引き出し口32aを第1の筐体12の端面に設け
た場合と比較して、アンテナ26の挿抜方向を第1の筐
体12の後方側にすることができ、これにより、引き出
したアンテナ26を使用者の頭部や第2の筐体14から
さらに離すことができる。
【0034】しかも、アンテナ26の根元の嵌合部35
における第1の筐体12の前方側が当接されるホールド
孔33の壁部33aを、第2の筐体14の連結側へ向か
うにしたがって第1の筐体12の後方側へ傾斜されたテ
ーパ形状としたので、アンテナ26を引き出すことによ
り、極めて容易に、このアンテナ26の嵌合部35にお
ける第1の筐体12の前方側をホールド孔33の壁部3
3aに当接させて、アンテナ26を第1の筐体12の後
方側へ傾斜させることができる。つまり、複雑な部品を
用いてコストアップを招くようなことなく、極めて容易
に、引き出したアンテナ26を第1の筐体12の後方側
へ傾斜させることができる。
【0035】さらには、アンテナ26を第1の筐体12
に沿って案内するガイド部31が設けられているので、
アンテナ26の挿抜を円滑に行うことができる。また、
ガイド部31が第1の筐体12に対して第2の筐体14
との連結側へ向かって第1の筐体12の後方側へ傾けら
れているので、アンテナ26の引き出し方向を、使用者
の頭部や第2の筐体14から離れる方向とすることがで
き、さらなる良好な感度での通話を可能とすることがで
きる。
【0036】なお、上記の例では、引き出したアンテナ
26の根元の嵌合部35がホルダー部32のホールド孔
33へ嵌合することにより、アンテナ26が引き出した
状態に維持される構造としたが、例えば、ホールド孔3
3と嵌合部35とに、アンテナ26を引き出した際に互
いに係合する凹凸を形成しておき、これら凹凸の係合に
よってアンテナ26の引き出し状態を維持するようにし
ても良い。
【0037】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明の携帯無
線機によれば、下記の効果を得ることができる。請求項
1記載の携帯無線機によれば、アンテナを引き出した際
に、アンテナを第1の筐体の後方側へ傾斜させた状態に
根元を保持するホルダー部を有するアンテナガイドが設
けられているので、引き出されたアンテナが使用者の頭
部や第2の筐体から十分離され、これにより、アンテナ
が使用者の頭部や第第2の筐体に近接してしまうことに
よる感度の低下等の不具合を無くして、良好な通話を行
うことができる。
【0038】請求項2記載の携帯無線機によれば、アン
テナの引き出し口が第1の筐体の背面に設けられている
ので、アンテナの引き出し口を第1の筐体の端面に設け
た場合と比較して、アンテナの挿抜方向を第1の筐体の
後方側にすることができ、これにより、引き出したアン
テナを使用者の頭部や第2の筐体からさらに離すことが
できる。
【0039】請求項3記載の携帯無線機によれば、アン
テナの根元における第1の筐体の前方側が当接されるホ
ールド孔の壁部を、第2の筐体との連結側へ向かうにし
たがって第1の筐体の後方側へ傾斜されたテーパ形状と
したので、アンテナを引き出すことにより、極めて容易
に、このアンテナの根元における第1の筐体の前方側を
ホールド孔の壁部に当接させて、アンテナを第1の筐体
の後方側へ傾斜させることができる。つまり、複雑な部
品を用いてコストアップを招くようなことなく、極めて
容易に、引き出したアンテナを第1の筐体の後方側へ傾
斜させることができる。
【0040】請求項4記載の携帯無線機によれば、アン
テナを第1の筐体に沿って案内するガイド部が設けられ
ているので、アンテナの挿抜を円滑に行うことができ
る。
【0041】請求項5記載の携帯無線機によれば、ガイ
ド部が第1の筐体に対して第2の筐体との連結側へ向か
って第1の筐体の後方側へ傾けられているので、アンテ
ナの引き出し方向を、使用者の頭部や第2の筐体から離
れる方向とすることができ、さらなる良好な感度での通
話を可能とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態の携帯無線機の構成及び
構造を説明する携帯無線機の斜視図である。
【図2】 本発明の実施の形態の携帯無線機の構成及び
構造を説明する折り畳んだ状態の携帯無線機の斜視図で
ある。
【図3】 本発明の実施の形態の携帯無線機のアンテナ
ガイドの構造を説明する携帯無線機の概略側面図であ
る。
【図4】 本発明の実施の形態の携帯無線機のアンテナ
ガイドにおけるアンテナの挿抜を説明する携帯無線機の
概略側面図である。
【図5】 本発明の実施の形態の携帯無線機のアンテナ
ガイドにおけるアンテナを引き出した状態を説明する携
帯無線機の一部の断面図である。
【図6】 本発明の実施の形態の携帯無線機のアンテナ
ガイドにおけるアンテナの挿抜を説明する携帯無線機の
概略側面図である。
【図7】 従来の折り畳み式携帯無線機の構成及び構造
を説明する携帯無線機の側面図及び正面図である。
【図8】 従来の折り畳み式携帯無線機の他の例を説明
する携帯無線機の側面図である。
【図9】 従来の折り畳み式携帯無線機の他の例を説明
する携帯無線機の側面図である。
【符号の説明】
11 携帯無線機 12 第1の筐体 14 第2の筐体 23 スピーカ(音声出力手段) 25 マイク(音声入力手段) 26 アンテナ 30 アンテナガイド 31 ガイド部 32 ホルダー部 32a 引き出し口 33 ホールド孔 33a 壁部 35 嵌合部(根元)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 内野 晃彦 神奈川県横浜市都筑区加賀原2丁目1番1 号 京セラ株式会社横浜事業所内 Fターム(参考) 5J047 AA04 AA10 AB06 FA01 FD01 5K011 AA01 AA06 JA01 JA03 KA12 5K023 AA07 BB06 DD08 LL05

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の筐体に第2の筐体が回動可能に連
    結されて、第1の筐体に対して第2の筐体が開閉可能と
    され、第1の筐体に対して第2の筐体を回動させて開い
    た状態にて、第2の筐体に設けられた音声出力手段を耳
    に宛い、第1の筐体に設けられた音声入力手段を口に近
    づけて使用される折り畳み式の携帯無線機であって、 前記第1の筐体には、前記第2の筐体との連結側にてア
    ンテナを挿抜可能に収納するアンテナガイドが設けら
    れ、該アンテナガイドは、前記アンテナを引き出した際
    に、このアンテナを第1の筐体の後方側へ傾斜させた状
    態に、その根元を保持するホルダー部を有することを特
    徴とする携帯無線機。
  2. 【請求項2】 前記アンテナガイドから引き出されるア
    ンテナの引き出し口が前記第1の筐体の背面に設けられ
    ていることを特徴とする請求項1記載の携帯無線機。
  3. 【請求項3】 前記ホルダー部には、前記アンテナを引
    き出した際に、このアンテナの根元における前記第1の
    筐体の前方側が当接される壁部を有するホールド孔が形
    成され、該ホールド孔の前記アンテナの根元が当接され
    る壁部は、第2の筐体との連結側へ向かうにしたがって
    第1の筐体の後方側へ傾斜されたテーパ形状とされてい
    ることを特徴とする請求項2記載の携帯無線機。
  4. 【請求項4】 前記アンテナガイドは、前記アンテナを
    前記第1の筐体に沿って案内するガイド部を有すること
    を特徴とする請求項1〜3のいずれか1項記載の携帯無
    線機。
  5. 【請求項5】 前記ガイド部は、前記第1の筐体に対し
    て前記第2の筐体との連結側へ向かって第1の筐体の後
    方側へ傾けられていることを特徴とする請求項4記載の
    携帯無線機。
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