JP2001257417A - 半導体レーザ素子 - Google Patents

半導体レーザ素子

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JP2001257417A
JP2001257417A JP2000064250A JP2000064250A JP2001257417A JP 2001257417 A JP2001257417 A JP 2001257417A JP 2000064250 A JP2000064250 A JP 2000064250A JP 2000064250 A JP2000064250 A JP 2000064250A JP 2001257417 A JP2001257417 A JP 2001257417A
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gain
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Mamoru Hisamitsu
守 久光
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Shimadzu Corp
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Shimadzu Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ストライプ幅の広い利得導波路タイプの半導
体レーザ素子において注入電流を増加させても、安定し
て発振する半導体レーザ素子を提供する。 【解決手段】 半導体レーザチップ19を半田材2を介
してヒートシンク1に接合させ、素子の側端面はTMモ
ードのブリュースタ角近傍の角度だけ傾斜している。チ
ップ19は、P側電極3とN‐キャップ層4、P+‐キ
ャップ層5で電流狭窄し、歪量子井戸9の活性層がガイ
ド層8、10を介してP‐クラッド層7とN‐クラッド
層11とで挟さまれ、さらにP‐キャップ層6とN‐G
aAs基板13とで挟まれた量子井戸形レーザを形成
し、TMモードの利得が大きく、TEモードの利得が小
さくされ、側端面でのTMモードの光の反射率を略零に
している。そのため、横方向の誘導放出が抑制され、安
定したレーザ発振をする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光通信、光計測、
光情報処理システム等に用いられる高出力のストライプ
幅の広い利得導波路タイプの半導体レーザ素子に関す
る。
【0002】
【従来の技術】半導体レーザ素子は種々の分野で利用さ
れているが、光通信、光計測、光情報システムなどに用
いられる半導体レーザ素子は、高出力のレーザ発振でき
るものが要求されている。また、波長変換、溶接加工な
どの分野では、さらに超高出力のレーザ発振できるもの
が要求される。このような分野で用いられる半導体レー
ザ素子としては、ストライプ幅の広い利得導波路タイプ
の半導体レーザ素子が使われることが多い。レーザは、
原子の中の電子がエネルギーの高い準位から低い準位に
遷移したときに発生する光の放出であり、その電子の遷
移過程には自然放出、誘導放出、被放射遷移が有る。電
子の遷移過程における発光は、直接遷移形半導体(Ga
AsやInP)の特徴であり、レーザダイオードは直接
遷移形の半導体を用いて作られる。熱平衡状態では、高
いエネルギー準位にある電子数よりも低いエネルギー準
位にある電子数のほうがはるかに多く、その比はexp
(−hν/kT)である。ここで、hはプランク定数、
νはエネルギー準位差に対応した光の波長である。誘導
放出させるためには、この比を1より大きくしなければ
ならない。このような状態は負温度状態、または反転分
布と呼ばれ、反転分布を起こさせるためにエネルギーの
低い準位から高い準位へ電子を移動させるポンピングを
行なう。その手段として、レーザダイオードではpn接
合を形成して、そこに外部より電流注入することによっ
て反転分布を得ている。注入型半導体レーザGaAsに
おいては、GaAsのpn接合に順方向に電流を流すと
反転分布の状態になり、pn接合の付近で電子と正孔の
再結合によって発光する。この光は自然発光と呼ばれ、
レーザダイオードはこの光を内部に閉じ込めこれによっ
て誘導放出させるために、pn接合の両端に、平行な2
枚の反射鏡を設けておくとレーザ発振する。反射鏡とし
てGaAsの壁開面をそのまま用いるか、またはその面
に鏡面メッキして反射鏡とする場合がある。通常は前者
を用いる。
【0003】図3に、GaAs/AlGaAs量子井戸
構造17の半導体レーザ素子の断面を示す。チップ19
は、放熱器のヒートシンク1を備えた半田材2の上に設
けられ、チップ19の上部にN側電極14、下部にP側
電極3を設け、P側電極3の上部にN‐キャップ層4と
P+‐キャップ層5を設けて、この電流狭窄層18で電
流狭窄を行なう。その上部に歪量子井戸9を中心として
上下にガイド層8、10、さらに、P‐クラッド層7、
N‐クラッド層11が設けられ、サンドイッチ構造を形
成している。そして、P‐キャップ層6を介して電流狭
窄層18に接合されている。これらの層は、N‐GaA
s基板13上に、N‐バッファ層12を介して、エピタ
キシャル成長させて形成される。上部のN側電極14に
は電流供給端子のワイヤ15が接続され、そして、上部
のN側電極14と下部のP側電極3から電力が供給され
る。
【0004】サンドイッチされた半導体層は、電子が注
入され、再結合による発光を生じる領域で活性層と呼ば
れる。また、屈折率の小さい半導体層をクラッド層と呼
ぶ。クラッド層は、p型とn型の半導体で形成して活性
層を挟み、このpn接合に電流注入して活性層にキャリ
アを閉じ込めるとともに、屈折率差によって光も閉じ込
めレーザ発振する。ここでは活性層として、歪量子井戸
9を用いている。量子井戸構造は、バンドギャップの小
さい材料(AlGaAs/GaAs系でGaAs)とバ
ンドギャップの大きい材料(AlGaAs/GaAs系
でAlGaAs)による非常に薄い層(100Åくら
い)を交互に積層したものである。
【0005】GaAsダイオードレーザは、一種の集積
光素子であり、異なる不純物組成をもつ領域の屈折率の
差によって光を閉じ込め、レーザの効率を上げている。
屈折率の小さいP‐クラッド層7とN‐クラッド層12
により、屈折率の高い活性層の歪量子井戸9をサンドイ
ッチにして、導波路を形成している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の半導体レーザ素
子は以上のように構成されているが、P側電極3に正、
N側電極14に負の電圧を加えると(順方向バイア
ス)、N形領域からP形領域へ電子が、P形領域からN
型領域へ正孔が注入される(キャリア注入)。注入され
た電子と正孔が再結合する時にエネルギーを放出して発
光する。さらに多くの電流が注入されると、熱平衡の分
布以上に多くの電子が伝導帯に、多くの正孔が価電子帯
にできて、負温度の状態が生じる。この状態からさらに
注入電流を増加させていくと、共振器を備えたレーザ素
子では、自由キャリアの吸収、内部の散乱、回折などに
よる内部での光損失に打ち勝ってレーザ発振が行なわれ
る。しかし、注入電流を増加させていくと、本来発振さ
せたい方向と直角方向にエネルギーが漏洩して、急に発
振しなくなることがある。この傾向はストライプ幅の広
い利得導波路タイプの半導体レーザ素子において特によ
く発生するという問題がある。
【0007】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たものであって、ストライプ幅の広い利得導波路タイプ
の半導体レーザ素子において、注入電流を増加させて
も、安定して発振する半導体レーザ素子を提供すること
を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明の半導体レーザ素子は、P‐N接合の順方向
に電流を流し、接合付近へ電子、正孔を注入し再結合さ
せて発光させ、P‐N接合の両端にレーザ発振用の反射
面を設けてレーザ発振させる半導体レーザ素子におい
て、TMモードの利得がTEモードよりも大きくなる構
造の活性層を用いるとともに、横方向の誘導放出を抑制
するために側端面の傾斜角をTMモードのブリュースタ
角近傍にし、TMモードで発振するものである。
【0009】本発明の半導体レーザ素子は上記のように
構成されており、電流注入ストライプ幅に相当するガイ
ド層‐活性層である歪量子井戸‐ガイド層の側端面を、
TMモードのブリュースタ角近傍に傾斜させて、活性層
からのTMモード発振の横方向の誘導放出を抑制するた
め、TMモードで高出力まで安定したレーザ発振が可能
である。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の半導体レーザ素子の一実
施例を図1を参照しながら説明する。図1は本発明の半
導体レーザ素子のPN接合を電流狭窄に用いたストライ
プレーザのストライプに垂直な断面を示す図である。本
半導体レーザ素子は、電流注入ストライプ幅に相当する
ガイド層8‐活性層である歪量子井戸9‐ガイド層10
の側端面が、TMモードのブリュースタ角θ近傍に傾斜
している。図1ではチップ19全体が傾斜して示されて
いる。活性層の構造として、歪量子井戸9を用い、TM
モード利得がTEモード利得よりも大きくなるように構
成されている。そして、半導体レーザチップ19を半田
材2を介してヒートシンク1に接合させている。半導体
レーザチップ19は、P側電極3と、N‐キャップ層
4、P+‐キャップ層5により電流狭窄するようにした
量子井戸構造のストライプレーザを用いている。すなわ
ち、歪量子井戸9の活性層がガイド層8、10を介して
P‐クラッド層7とN‐クラッド層11とで挟さまれ、
さらに、P‐キャップ層6とN‐GaAs基板13とで
挟まれた構造により、量子井戸形レーザを形成してい
る。そして、N‐GaAs基板13にN側電極14が形
成され、ワイヤ15がボンディングされる。一方、P側
電極3としてP+‐キャップ層5に対してN‐キャップ
層4を設け、電流狭窄層18としここで電流狭窄が行な
われる。ヒートシンク1は熱伝導性、放熱性のよい銅板
などにNi、Ptなどがコーティングされたものが使わ
れ、この上にInの半田材2が形成される。このIn半
田材2に上記のP側電極3が接触するようにして、ヒー
トシンク1の上にチップ19を載置し加熱して溶着し固
定される。
【0011】上記の各半導体層は、N‐GaAs基板1
3上にエピタキシャル成長で製作される。N‐GaAs
基板13自体がすでに傾斜させてスライスされ、ウエハ
の加工において、側端面の反射率を下げるための工程を
わざわざ含めることがなく、通常の壁開をするのみでよ
い。図2にGaAs基板の立方晶体の各面を示す、
(a)は結晶の上面図、(b)は結晶の斜視側面図、
(c)は面(100)に対するスライス面の状態を示
す。(a)図から分かるように、OFとIFで決まる結
晶の円ウエハミラー面(100)に対する法線は、
(c)図から分かるように、面(100)に対する垂直
ベクトルで示され、これに対して、傾斜する方向α=0
とし、スライス面に対する垂直ベクトルが示され、両者
の開き角度が、ブリュースタ角θになるようにスライス
面が決められる。このスライス面で切り出されたGaA
s基板は、TMモードのブリュースタ角近傍の角度の傾
斜を持つので、その基板に成長する素子の左右の端面は
壁開によって形成される。
【0012】上記のように本半導体レーザは、電流注入
ストライプ幅に相当するガイド層8‐活性層である歪量
子井戸9‐ガイド層10の各両端面または片端面が、T
Mモードのブリュースタ角近傍に傾斜している。光が境
界面に当たると、その表面で一部分の光が反射し、他の
大部分の光は屈折して入る。その反射光のうち一部の光
は偏光し、その振動方向は入射面に垂直である。このと
き屈折光も偏光を含み、その振動方向は入射面に平行で
ある。反射光に含まれる偏光の割合は、入射角に関係す
る。反射光が完全に偏光しているときの入射角を偏光角
θという。偏光角θの正接(tangent)はその物
質の屈折率nに等しい(ブリュースターの法則)。すな
わち、tanθ=nの関係が存在する。したがって、電
流注入ストライプ幅に相当する側端面をブリュースター
角θに傾斜しておけば、側端面でのTMモードの光の反
射率は略零になる。したがって、反射されたTMモード
の光は導波路内に戻りにくい。その結果、横方向の誘導
放出が抑制され、横方向の光学的モードへ分配されるエ
ネルギーが減り、本来の方向のレーザ発振が妨げられる
ことがない。
【0013】歪量子井戸9は、バンドギャップの小さい
(屈折率が大きい)材料(AlGaAs/GaAs系で
はGaAs、GaInAsP/InP系ではGaInA
sP)とバンドギャップの大きい(屈折率が小さい)材
料(AlGaAs/GaAs系ではAlGaAs、Ga
InAsP/InP系ではInP)による非常に薄い層
(100Åくらい)を交互に積層したもので、通常は結
晶に欠陥を導入しないように両者は同じ格子定数のもの
が使われるが、一方を非常に薄くすると、両者の格子定
数が違ったものであっても、欠陥が導入されない状態に
なり、薄い層には歪みがかかりながらも欠陥がなく、こ
の歪みによってバンド構造が変わり、電気的光学特性が
変化する。この歪量子井戸9の構造を活性層に用いたも
のである。この種の材料系では、上記の薄い層に引っ張
り歪みがかかっていると、TMモードで発振しやすくな
る。屈折率の高い活性層の歪量子井戸9は、屈折率の小
さいP‐クラッド層7と、N‐クラッド層12によっ
て、サンドイッチにされ導波路を形成している。導波路
内を伝播し得る単純な波はモードと呼ばれ、導波路内の
電磁波として無数の伝送モードが存在する。一般に、こ
れらのモードには2つの種類がある。TEモード(tr
ansverse electric mode)で
は、電場ベクトルはいつも伝播方向に直角である。TM
モード(transverse magnetic m
ode)では、磁場ベクトルが伝播方向に対して直角で
ある。物理的な制約、及び電磁波の周波数によってふつ
うモードの数が制限される。それぞれのモードに対して
カットオフ周波数があり、これらの導波路の大きさと形
状によって決まる。ここでは歪量子井戸9を用いて、T
Mモードの利得を大きくし、TEモードの利得を小さく
した活性層とした。P‐クラッド層7、及びN‐クラッ
ド層11は、屈折率の小さいp形、及びn形半導体層で
あり、このp形半導体クラッド層7とn形半導体クラッ
ド層11で活性層、ここでは歪量子井戸9を、サンドイ
ッチにし、この層に電流注入して量子井戸9の活性層に
キャリアを閉じ込めると共に、屈折率の差によって光も
閉じ込めレーザ発振を行なわせる。活性層の厚みと幅
は、レーザダイオードの発振横モードに深く関係してい
る。
【0014】本半導体レーザ素子は、屈折率の小さいP
‐クラッド層7と、N‐クラッド層11に、屈折率の高
い活性層の歪量子井戸9をサンドイッチにして、導波路
を形成している。導波路内を伝播し得る単純な波はモー
ドと呼ばれ、モードは固有の速さで導波路内を伝播して
いく。導波路内には共振により一種の定在波が存在す
る。導波路内の波を作るには、この定在波に、導波路に
沿った方向の一様な速度を付ければよい。そのためにサ
ンドイッチの中間層がその他の層より高い屈折率を持つ
ことが、波を閉じ込めるために必要である。そして電流
注入によって常に反転分布が形成されているならば、反
射してきた光によって誘導放出が起きる。誘導放出した
光は、結晶中の原子に吸収されたり、反射鏡を通して外
部に光の出力として取り出される。放出した光の量が、
吸収されたり外部に取り出されて消失する光の量より大
きくないと、連続的に光を放出できない。さらに、鏡で
反射されて結晶中の原子に戻ってきた光は誘導放出を助
長させるように働かねばならないので、2枚の鏡で囲ま
れた結晶中に定在波が立っている。上記の動作で、電流
注入ストライプ両側または片側端面を、TMモードのブ
リュースタ角近傍に傾斜させて、側端面でのTMモード
の光の反射率を略零にすることにより、TMモードの光
は導波路内に戻りにくくなり、横方向の光学的モードに
分配されるエネルギーが減るので、活性層からのTMモ
ード発振の横方向の誘導放出を抑制することができる。
【0015】上記の実施例では、活性層に歪量子井戸9
を用いた構造で説明したが、TMモードの利得がTEモ
ードの利得よりも大きくなれば、歪量子井戸以外の構造
の活性層でもよい。また、GaAs/AlGaAs系で
ない材料、例えば、GaInAsP/InP系の材料で
も同様に適用することができる。また、電流狭窄の方法
は図1に示す方法でなくてもよい。例えば、P+キャッ
プ層にSiNxの絶縁層を形成し、その後Ti層を設け
る方法でもよい。また、N形とP形を反転しても同様の
効果を得ることができる。また、基板の方位が図1に示
した方位とは別の方位であってもよい。また、半導体チ
ップ19のP側電極がヒートシンク1に半田材2を介し
て接続されているが、図1に示す以外の実装形態でもよ
い。また、端面が壁開でなく、ドライエッチング等の技
術を用いて、側端面を製作することにより、側端面をT
Mモードのブリュースタ角度近傍の角度だけ傾斜させて
もよい。この場合は必ずしも基板の傾斜を配慮しなくて
もよい。また、図1では半導体チップ19全体が傾斜し
た構造を示しているが、左右いずれかの端面のみTMモ
ードのブリュースタ角度近傍の角度だけ傾斜していれば
よい。
【0016】
【発明の効果】本発明の半導体レーザ素子は上記のよう
に構成されており、素子の光が主に導波される領域であ
る層、すなわち、ガイド層‐活性層‐ガイド層の両端面
または片端面を、TMモードのブリュースタ角近傍に傾
斜させて、側端面でのTMモードの光の反射率を略零に
することにより、TMモードの光は導波路内に戻りにく
くなる。そのため横方向の光学的モードに分配されるエ
ネルギーが減るので、活性層からのTMモード発振の横
方向の誘導放出を抑制することができる。したがって、
本来の発振方向である縦方向のレーザ発振が妨げられる
ことはなく、TMモードで高出力まで安定したレーザ発
振が可能である。さらに、特有の効果として、基板を既
に傾斜させてスライスしているので、ウエハの加工にお
いて、素子の側端面の反射率を下げるための工程を、わ
ざわざ含める必要がなく、通常の壁開をするのみでよい
という利点が有る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の半導体レーザ素子の一実施例を示す
図である。
【図2】 本発明の半導体レーザ素子の立方晶体の面表
示を説明するための図である。
【図3】 従来の半導体レーザ素子の断面構造を示す図
である。
【符号の説明】
1…ヒートシンク 2…半田材 3…P側電極 4…Nキャップ層 5…P+キャップ層 6…P‐キャップ層 7…P‐クラッド層 8…ガイド層 9…歪量子井戸 10…ガイド層 11…N‐クラッド層 12…Nバッファ層 13…N‐GaAs基板 14…N側電極 15…ワイヤ 17…GaAs/AlGaAs量子井戸構造 18…電流狭窄層 19チップ OF…オリエンテーションフラット α…傾斜する方向 θ…傾斜角

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】P‐N接合の順方向に電流を流し、接合付
    近へ電子、正孔を注入し再結合させて発光させ、P‐N
    接合の両端にレーザ発振用の反射面を設けてレーザ発振
    させる半導体レーザ素子において、TMモードの利得が
    TEモードよりも大きくなる構造の活性層を用いるとと
    もに、横方向の誘導放出を抑制するために側端面の傾斜
    角をTMモードのブリュースタ角近傍にし、TMモード
    で発振することを特徴とする半導体レーザ素子。
JP2000064250A 2000-03-09 2000-03-09 半導体レーザ素子 Pending JP2001257417A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107706738A (zh) * 2016-08-09 2018-02-16 清华大学 分布反馈半导体激光器及其制备方法
CN108493765A (zh) * 2018-03-13 2018-09-04 福建中科光芯光电科技有限公司 一种端面刻蚀半导体激光器的制备方法
CN111244758A (zh) * 2020-01-22 2020-06-05 上海交通大学 基于横磁模的硅基窄线宽高功率外腔激光器

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