JP2001257194A - 積層間検出方法及びその装置並びに半導体製造方法 - Google Patents

積層間検出方法及びその装置並びに半導体製造方法

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JP2001257194A
JP2001257194A JP2000065133A JP2000065133A JP2001257194A JP 2001257194 A JP2001257194 A JP 2001257194A JP 2000065133 A JP2000065133 A JP 2000065133A JP 2000065133 A JP2000065133 A JP 2000065133A JP 2001257194 A JP2001257194 A JP 2001257194A
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Akira Soga
朗 曽我
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Abstract

(57)【要約】 【課題】リアルタイムに正確に膜厚エンドポイントを検
出する。 【解決手段】チャンバ1内のエッチング中のサンプルウ
エハ3からの放射光を分光器6で受光して波長毎に分光
強度を測定し、この測定された放射分光強度データに基
づいてエンドポイント検出部8により膜厚エンドポイン
トを検出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば半導体の製
造工程において基板上に積層された膜をエッチングした
ときの膜厚エンドポイントの検出やチャンバをクリーニ
ングしたときの堆積物の除去状態を検出するに適用され
る積層間検出方法及びその装置並びに半導体製造方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】半導体製造の工程は、大きく分けてシリ
コンウエハの基板上にIC回路を形成する前工程と、完
成した基板上のIC回路を検査した後に基板を切り分
け、良品チップだけを例えばリードフレーム上に載せて
チップ上とリードフレーム上の電極同士をボンディング
し、モールド樹脂で封入して製品として完成させる後工
程とからなる。このうち前工程では、基板上に少なくと
も成膜、レジスト塗布、パターン露光、エッチング、レ
ジスト塗布を繰り返し行って複数層のIC構造を形成し
ている。
【0003】このような半導体製造工程におけるエッチ
ングのプロセスでは、エッチングにより除去される膜の
エンドポイント(以下、膜厚エンドポイントと称する)
の検出が行われている。この膜厚エンドポイントの検出
は、エッチングにより減少すね膜厚が時間にほぼ対応す
ることから時間管理により行っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、エッチ
ングなどにより膜厚が減少するプロセスでは、基板の全
面において均一にエッチングされず、膜厚の面内ばらつ
きが生じる。このため、膜厚エンドポイントに合わせて
時間設定することは困難であり、実用上は、実際に膜厚
エンドポイントに達する時間よりも余裕を見込んだ時間
設定、すなわち実際に膜厚エンドポイントに達する時間
よりも長めに時間設定を行わざるを得ない状況となって
おり、プロセス時間短縮の妨げとなっている。
【0005】そこで本発明は、リアルタイムに正確に膜
厚エンドポイントを検出できる積層間検出方法及びその
装置を提供することを目的とする。
【0006】又、本発明は、リアルタイムに正確にエッ
チング時の膜厚エンドポイントを検出して半導体製造の
プロセス時間を短縮できる半導体製造方法を提供するこ
とを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載による本発
明は、一層毎に順次減少する積層体からの放射光を受光
して波長毎に分光強度を測定し、この放射分光強度デー
タに基づいて積層体の層間を検出する積層間検出方法で
ある。
【0008】請求項2記載による本発明は、一層毎に順
次減少する積層体からの放射光を受光して波長毎に分光
強度を測定する分光手段と、この分光手段により測定さ
れた放射分光強度データに基づいて積層体の層間を検出
する層間検出手段とを具備した積層間検出装置である。
【0009】請求項3記載による本発明は、請求項2記
載の積層間検出装置において、分光手段は、分光器、赤
外センサ又はCCDカメラを用いるものである。
【0010】請求項4記載による本発明は、請求項2記
載の積層間検出装置において、層間検出手段は、放射分
光強度データに基づいて一層毎に順次減少する積層体に
おける膜厚のエンドポイントを検出する機能を有するも
のである。
【0011】請求項5記載による本発明は、請求項2記
載の積層間検出装置において、層間検出手段は、放射分
光強度データに基づいて積層体における堆積物の除去状
態を検出する機能を有するものである。
【0012】請求項6記載による本発明は、基板上に少
なくとも成膜、レジスト塗布、パターン露光、エッチン
グ、レジスト塗布を行って半導体を製造する半導体製造
方法において、エッチングにより基板上に積層された膜
の膜厚が減少しているときに、膜からの放射光を受光し
て波長毎に分光強度を測定し、この放射分光強度データ
に基づいて膜厚のエンドポイントを検出する半導体製造
方法である。
【0013】
【発明の実施の形態】(1)以下、本発明の第1の実施の
形態について図面を参照して説明する。
【0014】図1は半導体製造工程におけるエッチング
での膜厚エンドポイントを検出するに適用する積層間検
出装置の構成図である。エッチング用のチャンバ1に
は、その底部にヒータ2が設けられている。このチャン
バ1内には、半導体基板(以下、サンプルウエハと称す
る)3が配置され、エッチングガスの注入等によりサン
プルウエハ3上に積層された膜のエッチングが行われる
ものとなっている。
【0015】このチャンバ1の上方には、レンズ4が配
置され、このレンズ4の集光位置に光ファイバー5が配
置されている。この光ファイバー5は、レンズ4によっ
て集光されたサンプルウエハ3からの放射光を分光器6
に導くものである。
【0016】この分光器6は、その内部にアレイセンサ
を備え、サンプルウエハ3からの放射光を入射して波長
毎に分解し、これら波長毎の分光強度を測定する機能を
有している。なお、これらレンズ4、光ファイバー5及
び分光器6により分光手段が構成されている。
【0017】分光器6の出力端子には、データ取込回路
7を介してエンドポイント検出部8が接続されている。
このうちデータ取込回路7は、分光器6の出力信号をA
/D変換し、その放射分光強度データをエンドポイント
検出部8に送出する機能を有している。
【0018】エンドポイント検出部8は、データ取込回
路7からの放射分光強度データを受け取り、この放射分
光強度データに基づいて膜厚エンドポイントを検出する
機能を有している。
【0019】すなわち、図2はエッチング中におけるサ
ンプルウエハ3の放射分光強度の経時変化を示す図であ
る。サンプルウエハ3には、複数の層が積層されてい
る。説明を分かり易くするために例えば第1層と第2層
とを示す。第1層は固有の放射率εを有し、第2層は
固有の放射率εを有し、これら放射率ε、εはそ
れぞれ異なった値を示す。
【0020】このようなサンプルウエハ3において第1
層から第2層へのエッチング中に、第1層から第2層に
変わるとき、これら第1層と第2層との各放射率がε
からεに変わるので、これら放射率がε、εに依
存する放射分光強度IがIからIに変化する。
【0021】従って、エンドポイント検出部8は、リア
ルタイムに取り込まれる放射分光強度データを逐次取り
込み、放射分光強度の変化点を検出して例えば第1層の
膜厚エンドポイントを検出する機能を有している。
【0022】次に、上記の如く構成された装置の作用に
ついて説明する。
【0023】半導体製造の前工程では、シリコンウエハ
のサンプルウエハ3上にIC回路を形成され、後工程で
は、完成したサンプルウエハ3上のIC回路を検査した
後にサンプルウエハ3を切り分け、良品チップだけを例
えばリードフレーム上に載せてチップ上とリードフレー
ム上の電極同士をボンディングし、モールド樹脂で封入
して製品として完成させる。
【0024】このような半導体製造の前工程では、サン
プルウエハ3上に少なくとも成膜、レジスト塗布、パタ
ーン露光、エッチング、レジスト塗布を繰り返し行って
複数層のIC構造が形成される。そして、このうちエッ
チングのプロセスでは、エッチングにより除去される膜
の膜厚エンドポイントの検出が行われる。
【0025】エッチング用のチャンバ1内には、サンプ
ルウエハ3が配置され、ヒータ2により加熱されるとと
もに、エッチングガスの注入等によりサンプルウエハ3
上に積層された膜のエッチングが行われる。
【0026】加熱されたサンプルウエハ3からの放射光
は、レンズ4により集光されて光ファイバー5に入射
し、この光ファイバー5により分光器6に導かれる。
【0027】この分光器6は、サンプルウエハ3からの
放射光を入射して波長毎に分解し、アレイセンサによっ
て波長毎の分光強度を測定し、その測定信号を出力す
る。
【0028】データ取込回路7は、分光器6の出力信号
をA/D変換し、その放射分光強度データをエンドポイ
ント検出部8に送出する。
【0029】このエンドポイント検出部8は、データ取
込回路7からの放射分光強度データを逐次受け取って放
射分光強度の変化点、すなわち図2に示すようにサンプ
ルウエハ3において第1層から第2層へのエッチング中
に、第1層から第2層に変わるとき、これら第1層と第
2層との各放射率がε、εに依存する放射分光強度
IがIからIに変化することを検出して例えば第1
層の膜厚エンドポイントを検出する。
【0030】ところで、図2に示すサンプルウエハ3の
放射分光強度の経時変化は、サンプルウエハ3における
エッチングの面内ばらつきのない理想的な場合の放射分
光強度の経時変化である。
【0031】実際には、サンプルウエハ3におけるエッ
チングの面内ばらつきがあるために早くエッチングが進
むところと、進まないところとが発生する。例えば、図
3に示すような検出器 9、すなわち図1に示
すレンズ4から光ファイバー5を通して集光される放射
光の測定面積Sが小さい場合、この測定面積Sの限
定された領域内では、面内ばらつきが殆どなく、放射分
光強度の変化は図4に示すように急峻となる。従って、
放射光の測定面積Sが小さい場合には、膜厚エンドポ
イントを精度高く検出できる。
【0032】一方、図5に示すような検出器10、すな
わち図1に示すレンズ4から光ファイバー5を通して集
光される放射光の測定面積Sが大きい場合、この測定
面積Sの領域内では、面内ばらつきが発生するのが普
通である。このときの放射分光強度の変化は図6に示す
ように傾斜が緩くなる。
【0033】このように大きな放射光の測定面積S
の膜厚エンドポイントの測定では、どの時点で膜厚エン
ドポイントとして検出するかは、プロセスにおいてどの
程度までの剥離状態を許容するかで決まる。例えば、完
全に剥離された状態を望む場合には、図6に示すように
膜厚エンドポイントを放射分光強度IがIからI
完全に変化したときに定めるものとなる。このような膜
厚エンドポイントの測定でも、従来のように時間管理で
オーバーエッチングする場合と比較して、短時間で膜厚
エンドポイントを検出でき、プロセス時間を短縮でき
る。
【0034】又、エッチング開始直後は、図4及び図6
に示すようにエッチングによる表面荒れのために放射率
が若干変化する場合がある。このような場合、エッチン
グを開始して所定の短い時間が経過した時点の放射分光
強度をIとして検出する。この放射分光強度Iの検
出であれば、エッチングによる表面荒れのために放射率
が若干変化しても膜厚エンドポイントの検出精度は高く
できる。
【0035】さらに、図7に示すように測定波長によっ
ては、薄膜干渉の影響を受けて放射分光強度が正弦波状
の変化を伴う場合がある。このような場合には、例えば
図7に示すように正弦波状の変化の中心点を追跡(図7
中の破線)することにより膜厚エンドポイントを精度高
く検出できる。
【0036】このように上記第1の実施の形態において
は、チャンバ1内のエッチング中のサンプルウエハ3か
らの放射光を分光器6で受光して波長毎に分光強度を測
定し、この測定された放射分光強度データに基づいてエ
ンドポイント検出部8により膜厚エンドポイントを検出
するので、リアルタイムに正確にエッチング中のサンプ
ルウエハ3の膜厚エンドポイントを検出でき、半導体製
造のプロセス時間を短縮(最適化)できる。又、サンプ
ルウエハ3の下地膜の膜構造(膜数、膜種、膜付け順
序)に依存することなく簡単に膜厚エンドポイントが検
出できる。
【0037】さらに、放射光の測定面積Sが小さい場
合でも膜厚エンドポイントを精度高く検出でき、反対に
大きな放射光の測定面積Sでの膜厚エンドポイントの
測定でも、膜厚エンドポイントを放射分光強度IがI
からIに完全に変化したときに定めることにより、従
来の時間管理でオーバーエッチングする場合と比較し
て、短時間で膜厚エンドポイントを検出でき、プロセス
時間を短縮できる。
【0038】又、エッチング開始直後においてエッチン
グによる表面荒れのために放射率が若干変化する場合で
あっても、エッチングを開始して所定の短い時間が経過
した時点の放射分光強度をIとして検出することによ
り、膜厚エンドポイントを精度高く検出できる。
【0039】さらに、測定波長によって薄膜干渉の影響
を受けて放射分光強度が正弦波状の変化を伴う場合で
も、正弦波状の変化の中心点を追跡することにより膜厚
エンドポイントを精度高く検出できる。
【0040】又、サンプルウエハ3は、ヒータ2により
加熱されているので、放射光が放射されやすく、放射分
光強度の測定が容易である。
【0041】(2)次に、本発明の第2の実施の形態に
ついて図面を参照して説明する。なお、図1と同一部分
には同一符号を付してその詳しい説明は省略する。
【0042】図8はチャンバのクリーニングに適用する
積層間検出装置の構成図である。チャンバ1におけるサ
ンプルウエハ3のホルダーとなるリアクター内面の上方
には、レンズ4が配置され、このレンズ4の集光位置に
光ファイバー5が配置されている。この光ファイバー5
は、レンズ4によって集光されたリアクター内面からの
放射光を分光器6に導くものである。
【0043】この分光器6は、その内部にアレイセンサ
を備え、チャンバ1のリアクター内面からの放射光を入
射して波長毎に分解し、これら波長毎の分光強度を測定
する機能を有している。
【0044】エンドポイント検出部8は、データ取込回
路7からの放射分光強度データを受け取り、この放射分
光強度データに基づいてチャンバ1のリアクター内面の
クリーニングの終了時点を検出する機能を有している。
【0045】すなわち、チャンバ1のリアクター内面に
は、堆積物が付着している。クリーニングによりこの堆
積物が除去される。このとき堆積物が除去されてチャン
バ1のリアクター内面が現れると、堆積物とリアクター
内面との各放射率が変わるので、これら放射率に依存す
る放射分光強度Iが変化する。
【0046】従って、エンドポイント検出部8は、リア
ルタイムに取り込まれる放射分光強度データを逐次取り
込み、放射分光強度の変化点を検出してリアクター内面
が現れた時点を検出する機能を有している。
【0047】次に、上記の如く構成された装置の作用に
ついて説明する。
【0048】チャンバ1のクリーニング中に、このチャ
ンバ1のリアクター内面からの放射光は、レンズ4によ
り集光されて光ファイバー5に入射し、この光ファイバ
ー5により分光器6に導かれる。
【0049】この分光器6は、チャンバ1のリアクター
内面からの放射光を入射して波長毎に分解し、アレイセ
ンサによって波長毎の分光強度を測定し、その測定信号
を出力する。
【0050】データ取込回路7は、分光器6の出力信号
をA/D変換し、その放射分光強度データをエンドポイ
ント検出部8に送出する。
【0051】このエンドポイント検出部8は、データ取
込回路7からの放射分光強度データを逐次受け取って放
射分光強度の変化点、すなわちチャンバ1のリアクター
内面に付着している堆積物がクリーニングにより除去さ
れ、チャンバ1のリアクター内面が現れると、堆積物と
リアクター内面との各放射率が変わることにより放射率
に依存する放射分光強度Iが変化し、この時点をリアク
ター内面が現れた時点として検出する。
【0052】従って、このリアクター内面が現れた時点
においてチャンバ1のクリーニングの終了とする。
【0053】このように上記第2の実施の形態において
は、クリーニング中のチャンバ1のリアクター内面から
の放射光を分光器6で受光して波長毎に分光強度を測定
し、この測定された放射分光強度データに基づいてチャ
ンバ1のクリーニングの終了時点を検出するので、チャ
ンバ1のリアクター内面に付着している堆積物が完全に
除去された時点を精度高く検出できる。
【0054】このようなクリーニングの終了時点の検出
でも、上記第1の実施の形態と同様に、チャンバ1のリ
アクター内面の面積が小さい場合でもクリーニングの終
了時点を精度高く検出でき、かつ反対にリアクター内面
の面積が大きい場合でも放射分光強度Iが完全にリアク
ター内面の放射率に応じた放射分光強度に変化したとき
に定めることにより、短時間でクリーニングの終了時点
を検出できる。
【0055】さらに、測定波長によって薄膜干渉の影響
を受けて放射分光強度が正弦波状の変化を伴う場合で
も、正弦波状の変化の中心点を追跡することにより膜厚
エンドポイントを精度高く検出できる。
【0056】なお、本発明は、上記第1及び第2の実施
の形態に限定されるものでなく次の通りに変形してもよ
い。
【0057】例えば、図9に示すようにレンズ4、光フ
ァイバー5及び分光器6に代わって赤外線センサ11を
用いたものである。この赤外線センサ11は、サンプル
ウエハ3から放射される赤外線領域の光を測定し、その
測定信号を出力する。エンドポイント検出部12は、デ
ータ取込回路7からの赤外線領域の光強度データを取り
込み、この光強度データに基づいて膜厚エンドポイント
を検出する。
【0058】又、図10に示すようにレンズ4、光ファ
イバー5及び分光器6に代わってCCDカメラ13を用
いたものである。このCCDカメラ13は、サンプルウ
エハ3の像を撮像し、その画像信号を出力する。エンド
ポイント検出部14は、データ取込回路7からの画像デ
ータを取り込み、この画像データにおける濃淡強度に基
づいて膜厚エンドポイントを検出する。
【0059】さらに、エッチング中の膜厚エンドポイン
トの検出やクリーニングの終了時点の検出に限らず、例
えばエッチング中の積層された各層間を検出するのにも
適用できる。
【0060】
【発明の効果】以上詳記したように本発明によれば、リ
アルタイムに正確に膜厚エンドポイントを検出できる積
層間検出方法及びその装置を提供できる。
【0061】又、本発明によれば、リアルタイムに正確
にエッチング時の膜厚エンドポイントを検出して半導体
製造のプロセス時間を短縮できる半導体製造方法を提供
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる積層間検出装置を半導体製造工
程におけるエッチングでの膜厚エンドポイントの検出に
適用した第1の実施の形態を示す構成図。
【図2】本発明に係わる積層間検出装置の第1の実施の
形態におけるエッチング中の放射分光強度の経時変化を
示す図。
【図3】本発明に係わる積層間検出装置の第1の実施の
形態における放射光の測定面積が小さい検出器を示す
図。
【図4】本発明に係わる積層間検出装置の第1の実施の
形態における放射光の測定面積が小さい場合の放射分光
強度変化を示す図。
【図5】本発明に係わる積層間検出装置の第1の実施の
形態における放射光の測定面積が大きい検出器を示す
図。
【図6】本発明に係わる積層間検出装置の第1の実施の
形態における放射光の測定面積が大きい場合の放射分光
強度変化を示す図。
【図7】本発明に係わる積層間検出装置の第1の実施の
形態における薄膜干渉の影響を受けて放射分光強度が正
弦波状の変化を伴う場合の膜厚エンドポイントの検出を
示す図。
【図8】本発明に係わる積層間検出装置をチャンバのク
リーニングに適用した第2の実施の形態を示す構成図。
【図9】本発明に係わる積層間検出装置において赤外線
センサを用いた変形例を示す構成図。
【図10】本発明に係わる積層間検出装置においてCC
Dカメラを用いた変形例を示す構成図。
【符号の説明】
1:チャンバ 2:ヒータ 3:半導体基板(サンプルウエハ) 4:レンズ 5:光ファイバー 6:分光器 7:データ取込回路 8,12,14:エンドポイント検出部 11:赤外線センサ 13:CCDカメラ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一層毎に順次減少する積層体からの放射
    光を受光して波長毎に分光強度を測定し、この放射分光
    強度データに基づいて前記積層体の層間を検出すること
    を特徴とする積層間検出方法。
  2. 【請求項2】 一層毎に順次減少する積層体からの放射
    光を受光して波長毎に分光強度を測定する分光手段と、 この分光手段により測定された放射分光強度データに基
    づいて前記積層体の層間を検出する層間検出手段と、を
    具備したことを特徴とする積層間検出装置。
  3. 【請求項3】 前記分光手段は、分光器、赤外センサ又
    はCCDカメラを用いることを特徴とする請求項2記載
    の積層間検出装置。
  4. 【請求項4】 前記層間検出手段は、前記放射分光強度
    データに基づいて一層毎に順次減少する前記積層体にお
    ける膜厚のエンドポイントを検出する機能を有すること
    を特徴とする請求項2記載の積層間検出装置。
  5. 【請求項5】 前記層間検出手段は、前記放射分光強度
    データに基づいて前記積層体における堆積物の除去状態
    を検出する機能を有することを特徴とする請求項2記載
    の積層間検出装置。
  6. 【請求項6】 基板上に少なくとも成膜、レジスト塗
    布、パターン露光、エッチング、レジスト塗布を行って
    半導体を製造する半導体製造方法において、 前記エッチングにより前記基板上に積層された膜の膜厚
    が減少しているときに、前記膜からの放射光を受光して
    波長毎に分光強度を測定し、この放射分光強度データに
    基づいて前記膜厚のエンドポイントを検出することを特
    徴とする半導体製造方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101241755B1 (ko) 2012-07-23 2013-03-15 호서대학교 산학협력단 전기화학등온용량과도분광법
KR101241756B1 (ko) 2012-07-23 2013-03-15 호서대학교 산학협력단 전기화학등온용량과도분광기
US10150859B2 (en) 2014-12-05 2018-12-11 Arlanxeo Netherlands B.V. Vulcanizable rubber composition

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KR101241755B1 (ko) 2012-07-23 2013-03-15 호서대학교 산학협력단 전기화학등온용량과도분광법
KR101241756B1 (ko) 2012-07-23 2013-03-15 호서대학교 산학협력단 전기화학등온용량과도분광기
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