JP2001256510A - 3次元オブジェクト提示装置及び提示方法、並びに、プログラム記憶媒体 - Google Patents

3次元オブジェクト提示装置及び提示方法、並びに、プログラム記憶媒体

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JP2001256510A
JP2001256510A JP2000069553A JP2000069553A JP2001256510A JP 2001256510 A JP2001256510 A JP 2001256510A JP 2000069553 A JP2000069553 A JP 2000069553A JP 2000069553 A JP2000069553 A JP 2000069553A JP 2001256510 A JP2001256510 A JP 2001256510A
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Takayuki Ashigahara
隆之 芦ヶ原
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Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 3次元モデル・データが表現する元の物理オ
ブジェクトの質感をユーザに対して提示する。 【解決手段】 3次元ビューワ画面上で、物理オブジェ
クトに関するリアリスティックな3次元モデルを単に表
示するだけでなく、物理オブジェクトの質感に関する情
報を提示することができる。ユーザは、3次元ビューワ
を介したインタラクティブなコマンド入力によって、物
理オブジェクトを引っ掻いたときや叩いたときなどに発
生する音や、光源の照らし方による見え方の相違、重み
に関する情報のフィードバックなど、視覚以外の肉感的
な情報を得ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば無数のポリ
ゴンで構成される3次元モデル・データをユーザに提示
することができる3次元オブジェクト提示装置及び提示
方法に係り、特に、3次元モデル・データが表現する元
の物理オブジェクトの質感をユーザに対して提示するこ
とができる3次元オブジェクト提示装置及び提示方法に
関する。
【0002】更に詳しくは、本発明は、3次元モデル・
データが表現する元の物理オブジェクトの質感をユーザ
に直感的に理解し易く提示する3次元オブジェクト提示
装置及び提示方法に係り、特に、3次元モデル・データ
が表現する元の物理オブジェクトの質感を視覚以外の感
覚によって(若しくは、3次元モデルの表示以外の方法
によって)ユーザに提示する3次元オブジェクト提示装
置及び提示方法に関する。
【0003】
【従来の技術】昨今、情報処理や情報通信などのコンピ
ューティング技術が飛躍的に向上し、コンピュータ・シ
ステムが広汎に普及してきている。さらに、コンピュー
タ同士を相互接続するネットワーク・コンピューティン
グ技術に対する要望も高まってきている。ネットワーク
上では、各コンピュータのユーザ同士で、コンピュータ
資源の共有や、情報の共有・流通・配布・交換などの協働
的作業を円滑に行うことができる。
【0004】コンピュータ同士を相互接続するネットワ
ークの形態は様々である。例えば、Ethernetや
Bluetoothのような局所に敷設されたLAN
(Local Area Network)や、LAN同士を専用線などで
相互接続して構成されるWAN(Wide Area Networ
k)、さらには、ネットワーク同士の相互接続を繰り返
し行った結果として文字通り世界規模のネットワークへ
成長を遂げた「インターネット」(The Internet)など
様々である。
【0005】「インターネット」は、各大学や研究機関
等に設置されたサーバ(主にUNIXワークステーショ
ン)が自主的に相互接続を繰り返した結果、巨大ネット
ワークへと成長するに至った、字義とおり、ネットワー
クのネットワークである。現在、インターネット上には
無数のサーバが接続されており、各サーバは、各種の資
源オブジェクトを無数のクライアントに公開している。
インターネット上のサーバ同士は、通常、TCP/IP
(Transmission Control Protocol/Internet Protoco
l)ベースで相互接続されている。
【0006】インターネット上では、WWW(World Wi
de Web)、News、TELNET(TELetypewriter N
ETwork)、FTP(File Transfer Protocol)、Gop
herなど、多数のサービスが公開されている。
【0007】このうち、WWWは、ハイパーリンク構造
の情報空間を提供する広域情報検索システムであり、イ
ンターネットの爆発的な成長や急速な普及を遂げる最大
の要因ともなっている。WWWは、テキスト、画像、音
声などの各種メディアをハイテキスト形式で閲覧するこ
とができる広域情報検索システムである。WWW上で扱
われるハイパーテキスト情報は、HTML(Hyper Text
Markup Language)と呼ばれるハイパーテキスト形式の
記述言語で記述される。現在、インターネット上には無
数のHTMLドキュメントすなわち情報資源が、有償又
は無償で公開されている。TCP/IPに従えば、これ
らHTMLドキュメントを始めとする各種の情報資源
は、URL(Uniform Resource Locator)という形式の
識別子によって特定され、HTTP(Hyper Text Trans
fer Protocol)プロトコルに従って転送することができ
る(周知)。
【0008】インターネットの普及率は既に高く、大学
など各種研究機関、企業のオフィス、一般家庭などに深
く浸透している。最近、インターネットは、単なる情報
配信の手段としてのみならず、さまざまな商品売買の手
段として利用されている。いわゆる「ネット販売」又は
「オンライン・ショッピング」と呼ばれる商取引であ
る。
【0009】例えば、コンピュータ・ソフトウェアや音
楽、映像コンテンツなどのデジタル情報に対してネット
販売を適用した場合、CD(Compact Disc)やDVD
(Digital Versatile Disc)などの記録メディアの製造
コストや、消費者の手元まで商品(すなわちメディア)
を届けるための流通経路や販売路などといった物理的な
手段の多くを削減することができる。
【0010】また、デジタル情報ではなく、通常の物品
売買に対してネット販売を適用した場合であっても、売
主は、Webページの形式で商品情報を掲示して消費者
からの反応(購入行為など)を待機すればよく、店舗の
ショー・ケースなどの物理的な手段を省略して低コスト
化を図ることができる。
【0011】旧来の通信販売とネット販売とを比較した
場合、前者はカタログなどを固定又は任意の消費者に配
布する手間とコストが生じるのに対して、後者の場合に
は、1ヶ所のWebサイト上にカタログに相当するデー
タ・コンテンツをアップロードしておくだけで、世界中
に瞬間的に商品情報を配信することができる。すなわ
ち、ネット販売によれば、商品情報の即時性があり、商
品の売買契約を円滑且つ迅速に成立させることができ
る。また、ネットワーク配信によれば、商品販売に要す
るイニシャル・コストが低いので、取引単位を細分化し
て、一般消費者毎に区々な要望に対し逐次的に対応した
取引を成立させることができる。
【0012】ところで、ネット販売においては、商品販
売者はWebページ上で商品カタログを提供するのが一
般的であり、このようなページ上には商品に関する実写
映像が掲載される。購入者は、このような映像を手がか
りにして商品が自己の需要に合致するか否かを判断する
ことができる。
【0013】また、ページ上で提供する映像が平面的な
2次元画像の場合には、購入者は商品の実体・実像を把
握するのが困難である。このような課題を解決するため
には、2次元画像の代わりに、3次元コンピュータ・グ
ラフィックス画像を用いればよいということは当業者に
は想到されよう。
【0014】3次元グラフィックスでは、各々の表示オ
ブジェクトは、無数のポリゴン(多角形)の集合体すな
わち近似的な3次元数式モデルとしてコンピュータ処理
される。3次元オブジェクトが光源によって照らされた
ときなどの光学的現象を数式モデルで表現し、該モデル
に基づいてオブジェクト表面に陰影や濃淡を付与した
り、さらには材質感を表現する模様(テクスチャ)を貼
り付けたりして、よりリアルで3次元的な高精彩画像を
生成する。
【0015】このような3次元グラフィックス技術は、
ネット販売上のカタログ表示以外にも、科学、工学、製
造、医療、建設、その他の各種の応用分野におけるCA
D/CAM、各種ソフトウェア開発分野などに既に取り
入れられている。最近では、コンピュータの表示能力の
強化に伴って、ワークステーション又はパーソナル・コ
ンピュータと呼ばれる比較的低価格帯の計算機製品にお
いても、充分満足し得る程度の3次元グラフィックス処
理が可能となってきている。
【0016】無数のポリゴンによって表現される3次元
モデルは、例えば3次元ビューワを用いてインタラクテ
ィブに表示することができる。3次元ビューワ上では、
3次元モデルに対してXYZ各軸方向の並進及び回転自
由度が与えられている。したがって、ユーザは、カーソ
ル・キー、あるいはマウスやジョイスティックなどの座
標指示装置を介して、3次元モデルをビューワ画面上で
自在に移動・回転させることができる。
【0017】例えば、オンライン・ショッピングにおけ
るカタログ表示に3次元グラフィックスを利用した場合
には、ユーザは、3次元空間上で見たい姿勢に変換させ
て(又は、任意の視点からの)商品を表示させることが
できる。したがって、3次元ビューワを用いることによ
り、2次元的な実写画像しか提供しないカタログの場合
に比し、はるかに多くの視覚情報をユーザに与えること
ができる。ユーザ側から見れば、実際に手に取ることが
できない商品に関しさらに詳細な情報が得られるので、
安心して商品を取捨選択することができる。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】前述したように、3次
元グラフィックスによれば、光源の種類や光源との位置
関係に基づいてオブジェクト表面に陰影や濃淡を付与し
たり、表面の粗さに応じた反射係数を設定したり、さら
に材質感を表現する模様(テクスチャ)を貼り付けた
り、よりリアルで3次元的な高精彩画像を生成する。す
なわち、ユーザは、3次元ビューワを介したインタラク
ティブな操作により、商品などの物理オブジェクトの内
容を、映像すなわち視覚的な観点からかなり正確に把握
することができる。
【0019】しかしながら、現状の3次元ビューワを介
してユーザにフィードバックできる情報は、ほとんどの
場合は視覚的なデータに限定され、他の5感に訴えるも
のではない。言い換えれば、現実のオブジェクトが、
「どのような材質でできるているのか?」、「硬いのか
軟らかいのか?」、「表面の粗さは?」などといった肉
感的な情報をユーザに与えることができない。
【0020】例えば一般の商取引においては、消費者
は、商品を一旦自分の手にとって手触りや重さなどを確
認してから購入を行うことができる。すなわち、多くの
場合、視覚以外の感覚から情報を得ることで、自己資金
を安心して商品に投入することができる。
【0021】これに対し、ネット販売による場合には、
ユーザは3次元ビューワを介した商品情報しか得ること
ができない。3次元ビューワが視覚的なフィードバック
しか与えなければ、消費者に与える安心感には限界があ
り、購入行為に対し消極的にならざるを得ない。この結
果、ネット販売事業自体が沈滞化しかねない。
【0022】本発明は、上述したような課題を勘案した
ものであり、その主な目的は、3次元モデル・データが
表現する元の物理オブジェクトの質感をユーザに対して
提示することができる、優れた3次元オブジェクト提示
装置及び提示方法を提供することにある。
【0023】本発明の更なる目的は、3次元モデル・デ
ータが表現する元の物理オブジェクトの質感をユーザに
直感的に理解し易く提示することができる、優れた3次
元オブジェクト提示装置及び提示方法を提供することに
ある。
【0024】本発明の更なる目的は、3次元モデル・デ
ータが表現する元の物理オブジェクトの質感を視覚以外
の感覚によって(若しくは、3次元モデルの表示以外の
方法によって)ユーザに提示することができる、優れた
3次元オブジェクト提示装置及び提示方法を提供するこ
とにある。
【0025】本発明の更なる目的は、オンライン・ショ
ッピングにおけるカタログ表示に利用しても、消費者に
対して購入行為を積極的ならしめることができる、優れ
た3次元オブジェクト提示装置及び提示方法を提供する
ことにある。
【0026】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を参
酌してなされたものであり、その第1の側面は、表示画
面を介してオブジェクトに関する情報を提示する3次元
オブジェクト提示装置又は方法であって、オブジェクト
に関する視覚情報を前記表示画面上に3次元的に提示す
る第1の提示手段又はステップと、前記表示画面を介し
たユーザの対話的操作を受容する対話入力手段又はステ
ップと、前記表示画面上で提示されたオブジェクトの所
定の場所にユーザ操作が印加されたことに応答して、該
ユーザ操作された場所に対応付けられたオブジェクトに
関する情報を提示する第2の提示手段又はステップと、
を具備することを特徴とする3次元オブジェクト提示装
置又は方法である。
【0027】本発明の第1の側面に係る3次元オブジェ
クト提示装置又は方法において、前記第2の提示手段又
はステップが提示する情報は、オブジェクトに関する視
覚以外の情報であってもよい。
【0028】また、前記第2の提示手段又はステップは
提示すべき情報の種類を定める1以上の動作モードを有
するとともに、前記対話入力手段又はステップを介して
該動作モードを設定可能であってもよい。このような場
合、前記第2の提示手段又はステップは、前記表示画面
上で提示されたオブジェクトの所定の場所にユーザ操作
が印加されたことに応答して、設定中の動作モードに対
応付けられた情報を提示するようにしてもよい。
【0029】また、前記第2の提示手段又はステップ
は、オブジェクトに外力を印加したときに発生する音を
提示する動作モードと、オブジェクトを各種光源で照射
したときの画像を提示する動作モードと、オブジェクト
の重量を表出する動作モードとのうち少なくとも1つを
有してもよい。このような場合、前記対話入力手段又は
ステップを介して該動作モードを設定することができ
る。また、前記第2の提示手段又はステップは、前記表
示画面上で提示されたオブジェクトの所定の場所にユー
ザ操作が印加されたことに応答して、設定中の動作モー
ドに対応付けられた情報を提示するようにしてもよい。
【0030】また、前記第2の提示手段又はステップ
は、オブジェクトに外力を印加したときに発生する音を
提示する動作モードを含んでもよい。このような場合、
前記対話入力手段又はステップは、該動作モードにおい
て外力の種類に関するユーザ選択を受容するようにして
もよい。また、前記第2の提示手段又はステップは、該
動作モード下では、前記表示画面上で提示されたオブジ
ェクトの所定の場所に対して選択された外力が印加され
たときに発生する音を提示するようにしてもよい。
【0031】また、前記第2の提示手段又はステップ
は、オブジェクトを各種光源で照射したときの画像を提
示する動作モードを含んでもよい。このような場合、前
記対話入力手段又はステップは、該動作モードにおいて
光源の種類及び/又は強度、設置場所に関するユーザ選
択を受容するようにしてもよい。また、前記第2の提示
手段又はステップは、該動作モード下では、前記表示画
面上で選択された光源によってオブジェクトを照射した
ときの画像を提示するようにしてもよい。
【0032】また、前記第2の提示手段又はステップ
は、オブジェクトの重量を表出する動作モードを含んで
もよい。このような場合、該動作モード下では、前記対
話入力手段又はステップにおけるユーザ操作に対する前
記表示画面上での応答をオブジェクトの重量に応じて変
更するようにして、ユーザへのフィードバックを与える
ことができる。
【0033】また、本発明の第2の側面は、表示画面を
介してオブジェクトに関する情報を提示する処理をコン
ピュータ・システム上で実行せしめるように記述された
ソフトウェア・プログラムをコンピュータ可読形式で記
憶するプログラム記憶媒体であって、前記ソフトウェア
・プログラムは、オブジェクトに関する視覚情報を前記
表示画面上に3次元的に提示する第1の提示ステップ
と、前記表示画面を介したユーザの対話的操作を受容す
る対話入力ステップと、前記表示画面上で提示されたオ
ブジェクトの所定の場所にユーザ操作が印加されたこと
に応答して、該ユーザ操作された場所に対応付けられた
オブジェクトに関する情報を提示する第2の提示ステッ
プと、を具備することを特徴とするプログラム記憶媒体
である。
【0034】
【作用】本発明によれば、3次元ビューワ画面上で、物
理オブジェクトに関するリアリスティックな3次元モデ
ルを単に表示するだけでなく、物理オブジェクトの質感
に関する情報を提示することができる。すなわち、ユー
ザは、3次元ビューワを介したインタラクティブなコマ
ンド入力によって、物理オブジェクトを引っ掻いたとき
や叩いたときなどに発生する音や、光源の照らし方によ
る見え方の相違、重みに関する情報のフィードバックな
ど、視覚以外の肉感的な情報を得ることができる。
【0035】本発明に係る3次元ビューワをオンライン
・ショッピングにおけるカタログ表示に利用した場合に
は、消費者は、商品に関するリアルな3次元コンピュー
タ・グラフィックス画像を見ることができるだけでな
く、視覚以外で質感を表現した情報を併せて入手するこ
とができる。すなわち、消費者は、商品に関するさらに
詳細で感覚的な情報が提供され、商品の品質などをより
正確に判別することができるので、安心して商品購入を
決定することができる。さらに、消費者がネットワーク
を経由した購入活動に対して積極的になれることから、
ネット取引事業全体を活性化させることも可能である。
【0036】本発明の第2の側面に係るプログラム記憶
媒体は、例えば、様々なプログラム・コードを実行可能
な汎用コンピュータ・システムに対して、ソフトウェア
・プログラムをコンピュータ可読な形式で提供する媒体
である。このような媒体は、例えば、CD(Compact Di
sc)やFD(Floppy Disc)、MO(Magneto-Optical d
isc)などの着脱自在で可搬性の記憶媒体である。ある
いは、ネットワーク(ネットワークは無線、有線の区別
を問わない)などの伝送媒体などを経由してソフトウェ
ア・プログラムを特定のコンピュータ・システムに提供
することも技術的に可能である。
【0037】このようなプログラム記憶媒体は、コンピ
ュータ・システム上で所定のコンピュータ・プログラム
の機能を実現するための、ソフトウェア・プログラムと
記憶媒体との構造上又は機能上の協働的関係を定義した
ものである。換言すれば、本発明の第2の側面に係るプ
ログラム記憶媒体を介して所定のソフトウェア・プログ
ラムをコンピュータ・システムにインストールすること
によって、コンピュータ・システム上では協働的作用が
発揮され、本発明の第1の側面に係る3次元オブジェク
ト提示装置又は方法と同様の作用効果を得ることができ
る。
【0038】本発明のさらに他の目的、特徴や利点は、
後述する本発明の実施例や添付する図面に基づくより詳
細な説明によって明らかになるであろう。
【0039】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
の実施例を詳解する。
【0040】図1には、本発明の実施に供される3次元
オブジェクト提示システム1のハードウェア構成を模式
的に示している。以下、各部について説明する。
【0041】システム10のメイン・コントローラであ
るCPU(Central Processing Unit)11は、オペレ
ーティング・システム(OS)の制御下で、各種のアプ
リケーションを実行するようになっている。OSは、例
えばUNIX(登録商標)、あるいは米マイクロソフト
社のWindows(登録商標)98/NTでよいが、
ビットマップ描画方式のウィンドウ・システムを備える
ことがより好ましい。
【0042】図示の通り、CPU11は、バス19によ
って他の機器類と相互接続されている。バス19上の各
機器にはそれぞれ固有のメモリ・アドレス又はI/Oア
ドレスが付与されており、CPU11はこれらアドレス
によって機器アクセスが可能となっている。バス17の
一例はPCI(Peripheral Component Interconnect)
バスである。
【0043】RAM(Random Access Memory)12は、
CPU11において実行されるプログラム・コードをロ
ードしたり、実行中の作業データを一時保管するために
使用される揮発性の記憶装置であり、通常は、複数個の
DRAM(dynamic RAM)チップで構成される。また、
ROM(Read Only Memory)13は、所定のプログラム
・コードやデータが恒久的に書き込まれた不揮発性の記
憶装置である。ROM13上には、例えば、電源投入時
に実行する自己診断プログラム(POST)や、ハード
ウェア入出力操作用のコード群(BIOS:基本入出力
システム)などが格納されている。
【0044】ディスプレイ・インターフェース14は、
CPU11が発行する描画命令を実際に処理するための
専用コントローラであり、より好ましくはSVGA(Su
perVideo Graphic Array)又はXGA(eXtended Graph
ic Array)相当のビットマップ描画機能をサポートして
いる。ディスプレイ・インターフェース14において処
理された描画データは、例えばフレーム・バッファ(図
示しない)に一旦書き込まれた後、表示装置21に画面
出力される。表示装置21は、例えば、CRT(Cathod
e Ray Tube)ディスプレイや、液晶表示ディスプレイ
(Liquid Crystal Display)などである。
【0045】本実施例では、表示装置21の表示画面上
に、本実施例に係る「3次元ビューワ」が表示出力され
る。但し、3次元ビューワの構成や動作特性については
後に詳解する。
【0046】入力機器インターフェース15は、キーボ
ード22やマウス23などのユーザ入力機器をシステム
1に接続するための装置である。入力機器インターフェ
ース15は、キーボード22によるキー入力又はマウス
23を介した座標指示入力に応答して、CPU11に対
して割り込みを発生する。
【0047】ネットワーク・インターフェース16は、
Ethernetなどの所定の通信プロトコルに従っ
て、システム1をLAN(Local Area Network)などの
ネットワークに接続することができる。ネットワーク・
インターフェース16は、一般に、LANアダプタ・カ
ードの形態で提供され、マザーボード(図示しない)上
のPCIバス・スロットの装着して用いられる。但し、
ネットワーク・インターフェースではなく、モデム(図
示しない)経由で外部ネットワークに接続することもで
きる。
【0048】ネットワーク上では、複数のホスト(図示
しない)がトランスペアレントな状態で接続され、分散
コンピューティング環境が構築されている。また、ネッ
トワーク上のホストの一部はルータとして稼動し、さら
に他のLANやインターネットなどの広域ネットワーク
に接続されている。
【0049】ネットワーク上では、ソフトウェア・プロ
グラムやデータ・コンテンツなどのディストリビューシ
ョンが行われる(周知)。例えば、本実施例に係る3次
元オブジェクト提示処理アプリケーションや、その提示
処理の対象となる3次元モデル・データなどの各種デジ
タル情報をネットワーク経由で配信することが可能であ
る。
【0050】また、ネットワーク上の所定のサーバは、
ネット販売を行う「ネット取引サーバ」として稼動して
おり(図示しない)、システム1は、ネットワーク・イ
ンターフェース18経由で該ネット取引サーバにアクセ
スすることで、オンライン・ショッピングに関連するサ
ービスを享受することができる。また、ネット取引サー
バは、商品カタログとして、商品の外観構造などを記述
した3次元モデル・データを配信してもよい。
【0051】外部機器インターフェース17は、ハード
・ディスク・ドライブ(HDD)24やメディア・ドライ
ブ25などの外部装置をシステム1に接続するための装
置である。外部機器インターフェース17は、例えば、
IDE(Integrated Drive Electronics)やSCSI
(Small Computer System Interface)などのインター
フェース規格に準拠する。
【0052】HDD24は、記憶担体としての磁気ディ
スクを固定的に搭載した外部記憶装置であり(周知)、
記憶容量やデータ転送速度などの点で他の外部記憶装置
よりも優れている。ソフトウェア・プログラムを実行可
能な状態でHDD24上に置くことをプログラムのシス
テムへの「インストール」と呼ぶ。通常、HDD24に
は、オペレーティング・システムや、アプリケーション・
プログラム、デバイス・ドライバなどのCPU11の実
行プログラム・コードが不揮発的に格納されている。H
DD24のインストールされるアプリケーションの一例
は、本実施例に係る3次元オブジェクト提示処理アプリ
ケーションである。また、3次元オブジェクト提示処理
の対象となる3次元モデル・データを、HDD24上に
保管することもできる。
【0053】また、メディア・ドライブ25は、CD(C
ompact Disc)やMO(Magneto-Optical disc)、DV
D(Digital Versatile Disc)などの可搬型メディアを
装填して、データ記録面にアクセスするための装置であ
る。可搬型メディアは、主として、ソフトウェア・プロ
グラムやデータ・ファイルなどをコンピュータ可読形式
のデータとしてバックアップすることや、これらをシス
テム間で移動(販売・流通・配布を含む)する目的で使用
される。例えば、このような可搬型メディアを媒介にし
て、本実施例に係る3次元オブジェクト提示処理アプリ
ケーションを多数のユーザに配布することが可能であ
る。また、3次元オブジェクト提示処理の対象となる3
次元モデル・データをCDやDVDに格納して、複数の
コンピュータ間で移動させることもできる。
【0054】サウンド・インターフェース18は、CP
U11が発行する音声出力命令を実際に処理して、スピ
ーカ28を介してシステム1外に音声出力せしめるため
の専用コントローラである。
【0055】なお、3次元オブジェクト提示システム1
は、専用のハードウェア装置であってもよいが、ワーク
ステーション(WS)又はパーソナル・コンピュータ
(PC)と呼ばれる一般的な計算機システム上で所定の
コミュニケーション・データ作成アプリケーションを実
行するという形態で構成することができる。このような
計算機システムの一例は、米IBM社のPC/AT(Pe
rsonal Computer/Advanced Technology)互換機又はそ
の後継機である。
【0056】次いで、3次元オブジェクト提示システム
1上で処理される3次元モデル・データの構成について
説明する。
【0057】[従来の技術]の欄でも述べたように、3
次元モデル・データは、無数のポリゴン(多角形)の集
合体で構成され、各ポリゴンには光源の種類や位置関係
に従った光学効果が付与されていたり、素材の質感を表
現した模様(テクスチャ)が貼り付けられている。
【0058】さらに、本実施例では、オブジェクトの質
感を視覚以外の要素を用いて表現するべく、3次元モデ
ル・データに対して各種の音声データが添付されてい
る。ここで言う音声データとは、例えば、3次元モデル
・データとして記述される元のオブジェクトを叩いたり
擦ったりしたときに発生する音で構成される。
【0059】このような音声データは、元のオブジェク
トを叩いたり擦ったりする結果として発生した実際の音
声をコンピュータ処理して生成してもよいし、音声合成
処理によって生成してもよい。音声データは、例えば、
WAVE形式又はAIFF(Audio Interchange File F
ormat)形式で記述されたデータ・ファイルでもよい。
【0060】単一のオブジェクトすなわち3次元モデル
・データに対して、1種類又は数種類の音声データを割
り当ててもよい。例えば、オブジェクトが取っ手付きの
コーヒー・カップである場合、叩いた部位(又は擦った
部位)に応じて発生する音が相違するので、カップ上の
表面位置と各音声データとを対応付けた形態で3次元モ
デル・データを構成してもよい。
【0061】3次元モデル・データは、例えば、VRM
L(Virtual Reality Modeling Language)形式のファ
イルで構成することができる。VRMLによれば、3次
元オブジェクトの見た目(appearance:例えば照明の具
合など)と形(geometry)をデータとして扱うことがで
きる。さらに、オブジェクトに名前を付与し、名前の動
作をJavaプログラミング言語で記述することが可能
である。
【0062】VRML1.0では、主に、ユーザのマウ
ス操作に応答して3次元オブジェクトが変化する、静的
なオブジェクトの表現が可能である。また、VRML
2.0では、"Moving World"をベースとした仕様が公開
され、VRML1.0の機能に加えて、3次オブジェク
トの自律的なBehavior(動作)やアニメーションのマッ
ピング、音声データの取り扱い、インタラクティブな表
現などが可能である。
【0063】本実施例に係る3次元モデル・データを、
VRML2.0を用いて記述する場合、以下の事柄を含
んだVRMLファイルを作成すればよい。 (1)3次元モデルの形や動き、位置などを示す図形デ
ータを作成する(モデル作成)。 (2)画面表示された3次元モデルをマウスでクリック
するなどのユーザ操作に対してイベントを発生させるス
イッチ(センサ)を付加する(センサ付加)。 (3)センサへのユーザ操作に応答してイベントを実現
するスクリプトをプログラミングする(スクリプト作
成)。 (4)センサへの操作とスクリプトの起動、及び、図形
データとスクリプトの間の対応付けを行う(ルーティン
グ)。
【0064】3次元モデル・データのファイルと、これ
に関連付けられたファイルとは、同じ場所(例えば同じ
ハード・ディスク上又は同じCD−ROM上)に存在し
ていてもよいし、あるいは、全く別の場所(例えば、他
のサーバのリモート・ディスク上)に蓄積されていても
よい。
【0065】図2には、本実施例で取り扱われる3次元
モデル・データの構造を模式的に示している。同図に示
す例では、3次元モデル・データが表現している元の物
理オブジェクトは、取っ手付きのコーヒー・カップであ
る。
【0066】このような形状の物体に対して何らかの外
力を印加した場合、外力の種類に応じて発生する音が相
違することは容易に理解できるであろう。例えば、爪で
引っ掻いたとき、金属の棒で叩いたとき、割り箸(木
材)で叩いたときのなどでは、音の響きはまったく異な
る。
【0067】さらに、金属の棒など、同じ道具で叩いた
場合であっても、コーヒー・カップのどの部位を叩いた
かで発生音は相違する。例えば、底面を叩いたとき、口
付近を叩いたとき、取っ手を叩いたときで、音の響きは
まったく異なる。また、発生音は、元のコーヒー・カッ
プの素材(陶器であるか紙製であるか)に応じて相違す
る。
【0068】したがって、本実施例では、図2に示すよ
うに、3次元モデル表面上の各場所毎に、使用する道具
と関連付けて、発生する音(WAVE形式の音声ファイ
ルなど)を保管するようになっている。
【0069】なお、発生音を記述するWAVE形式その
他の音声ファイルをあらかじめ蓄積するのではなく、ビ
ューワ上でイベントが発生したときに逐次的に音声合成
処理により生成するようにしてもよい。
【0070】図3には、本実施例に係る3次元ビューワ
画面の構成を模式的に示している。該ビューワ・ウィン
ドウ100は、汎用的なコンピュータ・システム上で構
成された3次元オブジェクト表示システム1上で、3次
元オブジェクト提示処理アプリケーションを起動するこ
とによって、ディスプレイ21の画面上に出現すること
ができる。
【0071】図示の通り、3次元ビューワ・ウィンドウ
100は、3次元モデルを表示するためのモデル表示フ
レーム101と、各種メニュー/コマンド・ボタンを配
設したボタン表示領域103とで構成される。
【0072】ビューワ・ウィンドウ100上で、3次元
モデルを記述するファイル(例えばVRML形式のファ
イル)を開くことによって、該当するポリゴン情報がロ
ードされて、3次元モデル105がモデル表示フレーム
101内に出現する。図3に示す例では、3次元モデル
はコーヒー・カップに相当するものである。ユーザは、
マウス23などの座標指示装置を介して画面上のマウス
・カーソル107を操作することで、3次元モデルを移
動させたり回転させたりして、コーヒー・カップを任意
の姿勢に変換することができる。
【0073】3次元ビューワ100のボタン表示領域1
03には、音や光、重さなど、3次元モデルの質感を確
かめるための各コマンド・ボタンが配設されている。例
えば、ユーザが音によってコーヒー・カップの質感を確
認したい場合には、図4に示すように、ボタン「音」を
クリックして選択すればよい。
【0074】ユーザが「音」を選択した場合、ボタン表
示領域103は、図5に示すように、音のサブメニュー
に相当するコマンド・ボタン群に切り替わる。同図に示
す例では、爪で引っ掻いたときの発生音を指示する「人
の爪」、金属の棒で叩いたときの発生音を指示する「金
属棒」、割箸のような木材で叩いたときの発生音を指示
する「割箸」などのコマンド・ボタンが用意されてい
る。
【0075】ここで、ユーザが、爪で引っ掻いたときの
音で質感を確認したい場合には、図5に示すように、ボ
タン「人の爪」をクリックして選択すればよい。この場
合、3次元ビューワは、「人の爪」モードに切り替わ
る。3次元ビューワの現在の動作モードを直感的に理解
することができるように、マウス・カーソルの表示を、
通常の矢印マークから、図6に示すように「人の爪」の
形をしたカーソル107Aに切り替えるようにしてもよ
い。
【0076】例えば、3次元モデルをVRML形式で記
述した場合、画面表示された3次元モデルをマウスでク
リックするなどのユーザ操作に対してイベントを発生さ
せるスイッチ(センサ)を付加することができる。本実
施例では、図2を参照しながら既に説明したように、3
次元モデル表面上の各場所毎に、使用する道具と関連付
けて、発生する音(WAVE形式の音声ファイルなど)
が保管されている。
【0077】したがって、ユーザが、コーヒー・カップ
の口のあたりを爪で引っ掻いた音によってその質感を確
認したいような場合には、図7に示すように、ユーザ
は、コーヒー・カップの口付近にマウス・カーソル10
7Aを移動させて、クリックすればよい。このユーザ操
作に応答して、口付近の場所に関連付けられたWAVE
ファイル(この場合、WAVEファイルは人の爪で引っ
掻いた音を記述している)が起動する。この結果、スピ
ーカ28からは、コーヒー・カップを爪で引っ掻く音が
発生して、ユーザはその発生音に基づいてコーヒー・カ
ップの質感を判断することができる。
【0078】また、ユーザが、音ではなく光によってコ
ーヒー・カップの質感を確認したい場合には、図3に示
すような初期画面に戻るとともに、図8に示すようにボ
タン「光」をクリックすればよい。この結果、ボタン表
示領域103は、図9に示すように、光のサブメニュー
に相当するコマンド・ボタン群に切り替わる。同図に示
す例では、太陽光による照射を指示する「太陽」、蛍光
灯による照射を指示する「蛍光灯」、光源の数や強度を
指示する「明るさ」などのコマンド・ボタンが用意され
ている。
【0079】また、3次元ビューワの現在の動作モード
を直感的に理解することができるように、マウス・カー
ソルの表示を、通常の矢印マークから、図9に示すよう
に電球の形をしたカーソル107Bに切り替えるように
してもよい。このような場合、ビューワ・ウィンドウ内
でカーソル107Bを設置した場所(又は、クリックし
た場所)を光源の位置として設定するようにしてもよ
い。また、図10に示すように、同一ウィンドウ内に2
以上の光源を設置することを許容するようにしてもよ
い。
【0080】また、ユーザが、音や光ではなく、重さに
よってコーヒー・カップの質感を確認したい場合には、
図3に示すような初期画面に戻るとともに、図11に示
すようにボタン「重さ」をクリックすればよい。この結
果、3次元ビューワは、コーー・カップの重さを示すた
めの動作モードに切り替わる。3次元ビューワの現在の
動作モードを直感的に理解することができるように、マ
ウス・カーソルの表示を、通常の矢印マークから、図1
2に示すようにはかり(又は天秤)の形をしたカーソル
107Cに切り替えるようにしてもよい。この動作モー
ドでは、マウス・カーソル107Cのトラック・ボール
1回転あたりの3次元モデルの移動量で重さのパラメー
タを表現することができる。例えば、比較的軽量のオブ
ジェクトであればスムースに移動・回転し、重量のある
オブジェクトであればカーソル操作しても表示オブジェ
クトはなかなか動かない。
【0081】図13には、本実施例に係る3次元オブジ
ェクト表示システム1において、「音」モードが選択さ
れた場合の処理手順を、フローチャートの形式で示して
いる。以下、このフローチャートの各ステップについて
説明する。
【0082】まず、ユーザが、カーソルを3次元ビュー
ワ画面内の3次元モデル上に移動させて、所望の位置で
クリックする(ステップS1)。
【0083】システム1は、3次元モデル上でカーソル
がクリックされた場所を検出する(ステップS2)。
【0084】次いで、現在「人の爪で引っ掻く」動作モ
ードに設定されているか否かを判別する(ステップS
3)。「人の爪で引っ掻く」モードに設定されている場
合には、対応付けられたWAVEファイルが存在するか
(あるいは、他のホストなどから取り出し可能か)否か
を判別する(ステップS4)。該当するWAVEファイ
ルを取得できた場合は、これを再生して(ステップS
5)、本処理ルーチン全体を終了する。また、該当する
WAVEファイルを取得できなかった場合には、音の再
生を諦めて、本処理ルーチン全体を終了する。
【0085】他方、判断ブロックS3において判断結果
が否定的な場合には、ステップS6に進んで、現在「金
属棒で叩く」動作モードに設定されているか否かを判別
する。「金属棒で叩く」モードに設定されている場合に
は、対応付けられたWAVEファイルが存在するか(あ
るいは、他のホストなどから取り出し可能か)を判別す
る(ステップS7)。該当するWAVEファイルを取得
できた場合は、これを再生して(ステップS8)、本処
理ルーチン全体を終了する。また、該当するWAVEフ
ァイルを取得できなかった場合には、音の再生を諦め
て、本処理ルーチン全体を終了する。
【0086】また、判断ブロックS6において判断結果
が否定的な場合には、ステップS9に進んで、現在「割
箸で叩く」動作モードに設定されているか否かを判別す
る。「割箸で叩く」モードに設定されている場合には、
対応付けられたWAVEファイルが存在するか(あるい
は、他のホストなどから取り出し可能か)を判別する
(ステップS9)。該当するWAVEファイルを取得で
きた場合は、これを再生して(ステップS10)、本処
理ルーチン全体を終了する。また、該当するWAVEフ
ァイルを取得できなかった場合には、音の再生を諦め
て、本処理ルーチン全体を終了する。
【0087】また、図14には、本実施例に係る3次元
オブジェクト表示システム1において、「音」モードが
選択された場合における処理手順の他の例を、フローチ
ャートの形式で示している。この図に示す例では、コマ
ンド・ボタンで該当する音を選択するのではなく、マウ
スのクリックに対してオブジェクトをその場所で「叩
く」操作を、マウスのドラッグに対してその場所でオブ
ジェクトを「擦る」操作を、それぞれ割り当てている。
以下、このフローチャートの各ステップについて説明す
る。
【0088】まず、ユーザが、カーソルを3次元ビュー
ワ画面内の3次元モデル上に移動させて、所望の位置で
クリックする(ステップS21)。システム1は、3次
元モデル上でカーソルがクリックされた場所を検出する
(ステップS22)。
【0089】次いで、該当する場所に叩き音が対応付け
られているか否かを判別する(ステップS23)。対応
付けられた叩き音が存在する場合には、これを再生して
から、次ステップS25に進む(ステップS24)。ま
た、対応付けられた叩き音がない場合には、ステップS
24をスキップする。
【0090】ステップS25では、マウス・ボタン(左
ボタン)が押されたままかどうかを判別する。マウス・
ボタンが既に解放されていれば、ユーザ操作は完結した
ものとして、本処理ルーチン全体を終了する。
【0091】また、マウス・ボタンが未だ押され続けて
いれば、さらにカーソルが移動したか、すなわちドラッ
グ操作されたか否かを判別する(ステップS26)。ド
ラッグ操作が検出されなければ、ステップS25に戻っ
て上述と同様の判別処理を繰り返し実行する。
【0092】ステップS26においてドラッグ操作が検
出された場合には、3次元モデル上でドラッグされた場
所を検出する(ステップS27)。
【0093】次いで、ドラッグされた場所に擦る音が対
応付けられているか否かを判別する(ステップS2
8)。対応付けられた擦る音が存在する場合には、これ
を再生するとともに(ステップS29)、ステップS2
5に戻って、上述と同様の処理を繰り返す。また、対応
付けられた叩き音がない場合には、そのままステップS
25に戻って上述と同様の処理を繰り返す。
【0094】[追補]以上、特定の実施例を参照しなが
ら、本発明について詳解してきた。しかしながら、本発
明の要旨を逸脱しない範囲で当業者が該実施例の修正や
代用を成し得ることは自明である。すなわち、例示とい
う形態で本発明を開示してきたのであり、限定的に解釈
されるべきではない。本発明の要旨を判断するために
は、冒頭に記載した特許請求の範囲の欄を参酌すべきで
ある。
【0095】
【発明の効果】以上詳記したように、本発明によれば、
3次元モデル・データが表現する元の物理オブジェクト
の質感をユーザに対して提示することができる、3次元
オブジェクト提示装置及び提示方法を提供することがで
きる。
【0096】また、本発明によれば、3次元モデル・デ
ータが表現する元の物理オブジェクトの質感をユーザに
直感的に理解し易く提示することができる、優れた3次
元オブジェクト提示装置及び提示方法を提供することが
できる。
【0097】また、本発明によれば、3次元モデル・デ
ータが表現する元の物理オブジェクトの質感を視覚以外
の感覚によって(若しくは、3次元モデルの表示以外の
方法によって)ユーザに提示することができる、優れた
3次元オブジェクト提示装置及び提示方法を提供するこ
とができる。
【0098】本発明によれば、3次元ビューワ画面上
で、物理オブジェクトに関するリアリスティックな3次
元モデルを単に表示するだけでなく、物理オブジェクト
の質感に関する情報を提示することができる。すなわ
ち、ユーザは、3次元ビューワを介したインタラクティ
ブなコマンド入力によって、物理オブジェクトを引っ掻
いたときや叩いたときなどに発生する音や、光源の照ら
し方による見え方の相違、重みに関する情報のフィード
バックなど、視覚以外の肉感的な情報を得ることができ
る。
【0099】本発明に係る3次元ビューワをオンライン
・ショッピングにおけるカタログ表示に利用した場合に
は、消費者は、商品に関するリアルな3次元コンピュー
タ・グラフィックス画像を見るだけでなく、視覚以外で
質感を表現した情報を併せて入手することができる。す
なわち、消費者は、商品に関するさらに詳細で感覚的な
情報が提供され、商品の品質をより正確に判別すること
ができるので、安心して商品購入を決定することができ
る。さらに、消費者がネットワークを経由した購入活動
に対して積極的になれることから、ネット取引事業全体
を活性化させることも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施に供される3次元オブジェクト表
示システム1のハードウェア構成を模式的に示した図で
ある。
【図2】本実施例で取り扱われる3次元モデル・データ
の構造を模式的に示した図である。
【図3】本実施例に係る3次元ビューワ画面の構成を模
式的に示した図である。
【図4】本実施例に係る3次元ビューワ画面の構成を模
式的に示した図である。
【図5】本実施例に係る3次元ビューワ画面の構成を模
式的に示した図である。
【図6】本実施例に係る3次元ビューワ画面の構成を模
式的に示した図である。
【図7】本実施例に係る3次元ビューワ画面の構成を模
式的に示した図である。
【図8】本実施例に係る3次元ビューワ画面の構成を模
式的に示した図である。
【図9】本実施例に係る3次元ビューワ画面の構成を模
式的に示した図である。
【図10】本実施例に係る3次元ビューワ画面の構成を
模式的に示した図である。
【図11】本実施例に係る3次元ビューワ画面の構成を
模式的に示した図である。
【図12】本実施例に係る3次元ビューワ画面の構成を
模式的に示した図である。
【図13】本実施例に係る3次元オブジェクト表示シス
テム1において、「音」モードが選択された場合の処理
手順を示したフローチャートである。
【図14】本実施例に係る3次元オブジェクト表示シス
テム1において、「音」モードが選択された場合の処理
手順の他の例を示したフローチャートである。
【符号の説明】
1…3次元オブジェクト提示システム 11…CPU 12…RAM 13…ROM 14…ディスプレイ・インターフェース 15…入力機器インターフェース 16…ネットワーク・インターフェース 17…外部機器インターフェース 18…サウンド・インターフェース 19…バス 21…ディスプレイ 22…キーボード 23…マウス 24…ハード・ディスク装置 25…メディア・ドライブ 28…スピーカ

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】表示画面を介してオブジェクトに関する情
    報を提示する3次元オブジェクト提示装置であって、 オブジェクトに関する視覚情報を前記表示画面上に3次
    元的に提示する第1の提示手段と、 前記表示画面を介したユーザの対話的操作を受容する対
    話入力手段と、 前記表示画面上で提示されたオブジェクトの所定の場所
    にユーザ操作が印加されたことに応答して、該ユーザ操
    作された場所に対応付けられたオブジェクトに関する情
    報を提示する第2の提示手段と、を具備することを特徴
    とする3次元オブジェクト提示装置。
  2. 【請求項2】前記第2の提示手段が提示する情報は、オ
    ブジェクトに関する視覚以外の情報であることを特徴と
    する請求項1に記載の3次元オブジェクト提示装置。
  3. 【請求項3】前記第2の提示手段は提示すべき情報の種
    類を定める1以上の動作モードを有するとともに、前記
    対話入力手段を介して該動作モードを設定可能であり、 前記第2の提示手段は、前記表示画面上で提示されたオ
    ブジェクトの所定の場所にユーザ操作が印加されたこと
    に応答して、設定中の動作モードに対応付けられた情報
    を提示する、ことを特徴とする請求項1に記載の3次元
    オブジェクト提示装置。
  4. 【請求項4】前記第2の提示手段は、オブジェクトに外
    力を印加したときに発生する音を提示する動作モード
    と、オブジェクトを各種光源で照射したときの画像を提
    示する動作モードと、オブジェクトの重量を表出する動
    作モードのうち少なくとも1つを有するとともに、前記
    対話入力手段を介して該動作モードを設定可能であり、 前記第2の提示手段は、前記表示画面上で提示されたオ
    ブジェクトの所定の場所にユーザ操作が印加されたこと
    に応答して、設定中の動作モードに対応付けられた情報
    を提示する、ことを特徴とする請求項1に記載の3次元
    オブジェクト提示装置。
  5. 【請求項5】前記第2の提示手段は、オブジェクトに外
    力を印加したときに発生する音を提示する動作モードを
    含み、 前記対話入力手段は、該動作モードにおいて外力の種類
    に関するユーザ選択を受容可能であり、 前記第2の提示手段は、該動作モード下では、前記表示
    画面上で提示されたオブジェクトの所定の場所に対して
    選択された外力が印加されたときに発生する音を提示す
    る、ことを特徴とする請求項1に記載の3次元オブジェ
    クト提示装置。
  6. 【請求項6】前記第2の提示手段は、オブジェクトを各
    種光源で照射したときの画像を提示する動作モードを含
    み、 前記対話入力手段は、該動作モードにおいて光源の種類
    及び/又は強度、設置場所に関するユーザ選択を受容可
    能であり、 前記第2の提示手段は、該動作モード下では、前記表示
    画面上で選択された光源によってオブジェクトを照射し
    たときの画像を提示する、ことを特徴とする請求項1に
    記載の3次元オブジェクト提示装置。
  7. 【請求項7】前記第2の提示手段は、オブジェクトの重
    量を表出する動作モードを含み、 該動作モード下では、前記対話入力手段へのユーザ操作
    に対する前記表示画面上での応答をオブジェクトの重量
    に応じて変更する、ことを特徴とする請求項1に記載の
    3次元オブジェクト提示装置。
  8. 【請求項8】表示画面を介してオブジェクトに関する情
    報を提示する3次元オブジェクト提示方法であって、 オブジェクトに関する視覚情報を前記表示画面上に3次
    元的に提示する第1の提示ステップと、 前記表示画面を介したユーザの対話的操作を受容する対
    話入力ステップと、 前記表示画面上で提示されたオブジェクトの所定の場所
    にユーザ操作が印加されたことに応答して、該ユーザ操
    作された場所に対応付けられたオブジェクトに関する情
    報を提示する第2の提示ステップと、を具備することを
    特徴とする3次元オブジェクト提示方法。
  9. 【請求項9】前記第2の提示ステップにおいて提示する
    情報は、オブジェクトに関する視覚以外の情報であるこ
    とを特徴とする請求項8に記載の3次元オブジェクト提
    示方法。
  10. 【請求項10】前記第2の提示ステップは提示すべき情
    報の種類を定める1以上の動作モードを有するととも
    に、前記対話入力ステップを介して該動作モードを設定
    可能であり、 前記第2の提示ステップでは、前記表示画面上で提示さ
    れたオブジェクトの所定の場所にユーザ操作が印加され
    たことに応答して、設定中の動作モードに対応付けられ
    た情報を提示する、ことを特徴とする請求項8に記載の
    3次元オブジェクト提示方法。
  11. 【請求項11】前記第2の提示ステップは、オブジェク
    トに外力を印加したときに発生する音を提示する動作モ
    ードと、オブジェクトを各種光源で照射したときの画像
    を提示する動作モードと、オブジェクトの重量を表出す
    る動作モードのうち少なくとも1つを有するとともに、
    前記対話入力ステップを介して該動作モードを設定可能
    であり、 前記第2の提示ステップでは、前記表示画面上で提示さ
    れたオブジェクトの所定の場所にユーザ操作が印加され
    たことに応答して、設定中の動作モードに対応付けられ
    た情報を提示する、ことを特徴とする請求項8に記載の
    3次元オブジェクト提示方法。
  12. 【請求項12】前記第2の提示ステップは、オブジェク
    トに外力を印加したときに発生する音を提示する動作モ
    ードを含み、 前記対話入力ステップでは、該動作モードにおいて外力
    の種類に関するユーザ選択を受容可能であり、 前記第2の提示ステップでは、該動作モード下では、前
    記表示画面上で提示されたオブジェクトの所定の場所に
    対して選択された外力が印加されたときに発生する音を
    提示する、ことを特徴とする請求項8に記載の3次元オ
    ブジェクト提示方法。
  13. 【請求項13】前記第2の提示ステップは、オブジェク
    トを各種光源で照射したときの画像を提示する動作モー
    ドを含み、 前記対話入力ステップでは、該動作モードにおいて光源
    の種類及び/又は強度、設置場所に関するユーザ選択を
    受容可能であり、 前記第2の提示ステップでは、該動作モード下では、前
    記表示画面上で選択された光源によってオブジェクトを
    照射したときの画像を提示する、ことを特徴とする請求
    項8に記載の3次元オブジェクト提示方法。
  14. 【請求項14】前記第2の提示ステップは、オブジェク
    トの重量を表出する動作モードを含み、 該動作モード下では、前記対話入力ステップにおけるユ
    ーザ操作に対する前記表示画面上での応答をオブジェク
    トの重量に応じて変更する、ことを特徴とする請求項8
    に記載の3次元オブジェクト提示方法。
  15. 【請求項15】表示画面を介してオブジェクトに関する
    情報を提示する処理をコンピュータ・システム上で実行
    せしめるように記述されたソフトウェア・プログラムを
    コンピュータ可読形式で記憶するプログラム記憶媒体で
    あって、前記ソフトウェア・プログラムは、 オブジェクトに関する視覚情報を前記表示画面上に3次
    元的に提示する第1の提示ステップと、 前記表示画面を介したユーザの対話的操作を受容する対
    話入力ステップと、 前記表示画面上で提示されたオブジェクトの所定の場所
    にユーザ操作が印加されたことに応答して、該ユーザ操
    作された場所に対応付けられたオブジェクトに関する情
    報を提示する第2の提示ステップと、を具備することを
    特徴とするプログラム記憶媒体。
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