JP2001255788A - 電子機器および画像形成装置 - Google Patents

電子機器および画像形成装置

Info

Publication number
JP2001255788A
JP2001255788A JP2000067928A JP2000067928A JP2001255788A JP 2001255788 A JP2001255788 A JP 2001255788A JP 2000067928 A JP2000067928 A JP 2000067928A JP 2000067928 A JP2000067928 A JP 2000067928A JP 2001255788 A JP2001255788 A JP 2001255788A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
key
power saving
predetermined
saving mode
function
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000067928A
Other languages
English (en)
Inventor
Masayuki Otani
雅之 大谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP2000067928A priority Critical patent/JP2001255788A/ja
Publication of JP2001255788A publication Critical patent/JP2001255788A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Facsimiles In General (AREA)
  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 移行時間が短い頻繁な省電力モードへの移行
がなされる場合の操作性を高める。 【解決手段】 コピー動作を指令するために押下された
のがコピースタートキー44であるときは(ステップS
5のY)、コピー動作の実行が可能な状態で各回路への
通電を維持したまま、デジタル複写機は待機状態となる
(ステップS6)。そして、所定時間が経過するまで待
って(ステップS7のN)、所定時間が経過したときは
(ステップS7のY)、省電力モードに移行する(ステ
ップS8)。コピー動作を指令するために、ディスプレ
イのコピースタートキーまたはこのコピースタートキー
の機能を設定された選択キーのいずれかを押下したとき
は(ステップS5のN)、通常の待機状態を維持して
(ステップS1)、省電力モードへの移行(ステップS
8)を行わない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、各種の電子機
器、および、用紙上に画像を形成する画像形成装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、国際エネルギースタープログラム
等の省電力動作の規格を満たしている複写機や複合機で
は、待機状態または予熱状態からあらかじめ設定されて
いる時間が経過すると省電力モードへ自動的に移行する
制御を行っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、近年、省電力
への規格がより厳しい方向に向かいつつあり、単に省電
力モードに移行させるだけではなく、省電力モードへの
移行時間の短縮や省電力モードからの復帰時間の短縮等
も要求されてきている。
【0004】これに対し、待機状態から省電力モードへ
の移行時間を短くすると、頻繁に省電力モードに移行し
てしまい、省電力モードからの復帰時間が余分に必要と
なってしまうという不具合がある。
【0005】また、消費電力の低減を目的に省電力モー
ドで最低限の電子部品に対してのみ通電するような構成
をとっている場合には、省電力モードに移行する前のコ
ピーモードを記憶できない場合も生じるため、頻繁な運
転モードの移行は、操作性の低下が懸念される不具合が
あった。
【0006】この発明の目的は、移行時間が短い頻繁な
省電力モードへの移行がなされる場合の操作性を高める
ことである。
【0007】この発明の別の目的は、この場合に選択の
視認性を向上させることである。
【0008】この発明の別の目的は、前記の場合に操作
パネルの煩雑化を防止することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、所定の機能を実行する電子機器において、本機器の
操作を行うキーが設けられた操作装置と、前記機能の実
行後に、本機器を構成する回路の少なくとも一部への通
電を維持したまま前記機能の実行が可能な状態で待機す
る待機手段と、前記待機の状態に移行後に所定の時間が
経過したときは、前記回路への通電を当該回路の一部に
限定して本機器の電力消費量を前記待機の状態にあると
きより低減させる省電力モードに移行する省電力手段
と、この省電力モードにあるときに所定の条件が満たさ
れたときは、前記機能の再度の実行または前記待機の状
態への移行を行う再開手段と、前記操作装置で所定の操
作を行ったときは、前記省電力手段による前記省電力モ
ードへの移行を禁止する禁止手段と、を備えていること
を特徴とする電子機器である。
【0010】したがって、移行時間が短い頻繁な省電力
モードへの移行がなされる場合であっても、所定の操作
を操作装置で行うことにより省電力モードへの移行を禁
止することができるので、意図せずに運転モードの移行
がなされることを禁止可能であり、操作性が向上する。
【0011】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の電子機器において、前記禁止手段は、前記操作装置に
よる前記所定の機能の実行を指示するキー操作とは別の
キー操作を前記所定の操作としていることを特徴とす
る。
【0012】したがって、所定の機能の実行を指示する
キー操作とは別のキー操作で省電力モードへの移行の禁
止ができるので、選択の視認性が向上する。
【0013】請求項3に記載の発明は、請求項2に記載
の電子機器において、前記操作装置は、タッチパネルを
備え、前記別のキー操作は前記タッチパネルのキー操作
であることを特徴とする。
【0014】したがって、所定の機能の実行を指示する
キー操作とは別のタッチパネルのキー操作で省電力モー
ドへの移行の禁止ができるので、選択の視認性が向上す
る。
【0015】請求項4に記載の発明は、請求項2に記載
の電子機器において、前記操作装置は、本機器に対する
特定の指示を選択的に設定できるハードキーを備え、前
記設定により前記別のキー操作を前記ハードキーの操作
で実現可能としていることを特徴とする。
【0016】したがって、所定の機能の実行を指示する
キー操作とは別のハードキーに省電力モードへの移行の
禁止を行う操作を割り振ることができるので、選択の視
認性が向上する。
【0017】請求項5に記載の発明は、請求項1に記載
の電子機器において、前記禁止手段は、前記操作装置に
よる前記所定の機能の実行を指示するキー操作がなされ
た後、予め設定された所定の時間内になされた前記所定
の機能の実行を指示するキー操作と同様のキー操作を前
記所定の操作としていることを特徴とする。
【0018】したがって、所定の機能の実行も省電力モ
ードへの移行の禁止も同じキーを操作することにより可
能となるので、キーが増えることによる操作パネルの煩
雑化を防止することができる。
【0019】請求項6に記載の発明は、前記所定の機能
を用紙上での画像形成としている請求項1〜5のいずれ
かの一の電子機器である画像形成装置である。
【0020】したがって、電子機器としての画像形成装
置において、請求項1〜5のいずれかの一に記載の発明
と同様の作用、効果を奏することができる。
【0021】
【発明の実施の形態】[発明の実施の形態1]この発明
の一実施の形態を発明の実施の形態1として説明する。
【0022】図1は、この発明の実施の形態1であるデ
ジタル複写機の概略構成を示す正面図である。このデジ
タル複写機1は、この発明の電子機器、および、画像形
成装置を実施するものである。図1に示すように、この
デジタル複写機1は、原稿の画像を読み取るイメージス
キャナと、読み取った画像の形成を電子写真方式で用紙
上に行うプリンタエンジンとを備えた複写機本体2と、
自動原稿送り装置(ADF)3と、ステープラおよびシ
フトトレイ付きのフィニッシャ4と、両面反転ユニット
5と、拡張給紙トレイ6と、大容量給紙トレイLCIT
7と、1ビン排紙トレイ8との7つのユニットから構成
されている。これらの各ユニットの構成や動作について
は周知であるため、詳細な説明は省略する。
【0023】図2は、デジタル複写機1の電気的な接続
を示すブロック図である。図2において、このデジタル
複写機1は、1つのMPU11と、1つのCPU12と
によって集中的に制御される構成である。MPU11
は、複写機本体2における前記プリンタエンジンにおけ
る作像シーケンス、定着作業の制御、システム関係の制
御などを行っている。CPU12は前記イメージスキャ
ナの制御を行っている。MPU11とCPU12とはシ
リアルインターフェイスによって接続されている。
【0024】また、図2において、メイン制御板13に
はMPU11が実装されており、スキャナ制御板14に
はCPU12が実装されている。操作装置である操作部
15は、スキャナ制御板14に接続されていて、各種メ
ッセージを表示するディスプレイと各種操作を受付ける
キーボードを備えている。I/O制御板16は、各種セ
ンサ、アクチュエータをメイン制御板13に接続するI
/Oである。LD制御板17は、前記プリンタエンジン
で感光体に静電潜像を光書込する光源となるLD(レー
ザダイオード)を制御する。給紙制御板18は、拡張給
紙トレイ6および大容量給紙トレイLCIT7を制御す
る。読み取り制御板19は、原稿を読み取る光電変換素
子であるCCDを実装している。符号20はマザーボー
ドである。FCU21およびプリンタコントローラボー
ド22は、デジタル複写機1で複合機能を実現するため
のアプリケーション拡張ユニットで、FCU21はFA
X機能を搭載しており、プリンタコントローラボード2
2はプリンタ機能およびコピー、FAX、プリンタの複
合動作モードを制御する。また、周辺機器として、両面
反転ユニット5を制御する両面ドライブ板23、給紙バ
ンク24、LCT25なども接続されている。DC電源
/AC制御板26は、各回路に対する電力の供給を行
う。
【0025】図3は、プリンタコントローラ22および
メイン制御板13の詳細な電気的な接続を説明するブロ
ック図である。図3に示すように、メイン制御板13に
は、MPU11のほか、CPU周辺ASIC31、プロ
グラム格納用のフラッシュROM32、状態記憶用およ
びワーク用のSRAM33、画像処理ASIC34、な
らびに、プリンタコントローラ22とのインターフェイ
スおよび画像データの圧縮伸張機能を備えたPCI・多
値圧縮ASIC35が実装されている。
【0026】プリンタコントローラ22には、複合機能
を実現するためのMPU38と、画像データを一次記憶
するためのページメモリ36と、メイン制御板13との
インターフェイスとなり、操作部15との通信機能およ
びページメモリ36の制御機能も備えたPCI・メモリ
制御ASIC37とが搭載されている。
【0027】操作部15からのキーデータの解析や表示
の制御は、コントローラ22に搭載されているMPU3
8が制御を行い、インターフェイスはPCI・メモリ制
御ASIC37が受け持っている。PCI・メモリ制御
ASIC37から操作部15へは、マザーボード20と
メイン制御板13を経由して接続されている。
【0028】図4は、操作部15のパネル41のレイア
ウトを示す平面図である。このパネル41には、コピー
枚数等の数値を入力するための10キー42と、置数の
クリアやコピーの中断を行うためのクリア/ストップキ
ー43と、コピー動作終了後、所定の時間後に省電力モ
ードに移行することを指示するコピースタートキー44
と、コピーの仕上がり具合を1部だけ試しに印刷出力す
ることを指示する試しキー45と、ジョブの途中に割り
込んでコピーすることを指示する割り込みキー46と、
定着ヒータの温度を下げて、省電力モードよりも多少電
力は大きいが即時復帰が可能な予熱モードへの移行の指
示およびモードのクリアを行うためのリセット/予熱キ
ー47と、あらかじめ使用頻度の高いコピーモードを記
憶して読み出すことを指示するプログラムキー48と、
コピーカウンタの確認や各種モードの初期設定を行うた
めの初期設定/カウンタキー49と、ユーザが自由に機
能を設定可能な選択キー50〜52と、各種情報のLC
D表示とキー入力の為のタッチパネルとを組み合わせた
ディスプレイ53とで構成されている。
【0029】図5は、LCD表示とタッチパネルからな
るディスプレイ53の拡大平面図である。ディスプレイ
53は、タッチパネルの表示とデジタル複写機1の各種
状態表示を行う。図5の例では、ディスプレイ53の右
の方にタッチパネルで構成されるコピースタートキー6
1が表示されている。また、選択キー50〜52のどれ
かにユーザがコピースタートキー61の機能を設定する
こともできる。
【0030】次に、このデジタル複写機1がコピー動作
を行う際の処理について説明する。図6は、かかる処理
を説明するフローチャートである。この処理は、MPU
38により実行される。
【0031】すなわち、図6に示すように、まず、コピ
ー動作の実行が可能な状態で図3、図4に示す各回路へ
の通電を維持したまま、デジタル複写機1は待機状態に
ある(ステップS1)。その後、コピースタートキー4
4、コピースタートキー61、または、コピースタート
キー61の機能を設定された選択キー50〜52のうち
のいずれかのプリントキーが押下されるまではステップ
S1の待機状態を維持し(ステップS2のN)、押下さ
れたときは(ステップS2のY)、押下されたプリント
キーが、コピースタートキー44なのか、コピースター
トキー61またはコピースタートキー61の機能を設定
された選択キー50〜52のいずれかなのかを判断する
(ステップS3)。そして、選択されたモードに応じて
コピー動作を実行し(ステップS4)、これが終了する
と、ステップS3の判断で押下されたのがコピースター
トキー61またはコピースタートキー61の機能を設定
された選択キー50〜52のいずれかであるときは(ス
テップS5のN)、通常の待機状態に戻り(ステップS
1)、押下されたのがコピースタートキー44であると
きは(ステップS5のY)、ステップS1と同様に、コ
ピー動作の実行が可能な状態で図3、図4に示す各回路
への通電を維持したまま、デジタル複写機1は待機状態
となる(ステップS6)。これにより待機手段を実現し
ている。そして、所定時間が経過するまで待って(ステ
ップS7のN)、所定時間が経過したときは(ステップ
S7のY)、省電力モードに移行する(ステップS
8)。すなわち、PCI・メモリ制御ASIC37を介
して、メイン制御板13のMPU11に制御信号(省エ
ネ信号)を送り、DC電源/AC制御板26の制御によ
り、プリンタコントローラ22、PCI・メモリ制御A
SIC37、SRAM33、操作部15以外の回路の通
電を切って、通常の待機状態(ステップS1,S6)の
場合よりデジタル複写機1の電力消費量を低減させる。
これにより省電力手段を実現している。
【0032】省電力モードに移行後は、省電力モードの
まま待機状態を継続し(ステップS1)、所定の条件と
して、コピースタートキー44、コピースタートキー6
1、または、コピースタートキー61の機能を設定され
た選択キー50〜52のうちのいずれかが押下されたと
きは(ステップS2のY)、各回路への通電が再開され
てコピー動作がなされる(ステップS4)。これにより
再開手段を実現している。
【0033】このように、ステップS3の判断で押下さ
れたのがコピースタートキー61またはコピースタート
キー61の機能を設定された選択キー50〜52のいず
れかであるときは(ステップS5のN)、通常の待機状
態に戻り(ステップS1)、省電力モードへの移行(ス
テップS8)を行わないようにして、禁止手段を実現し
ている。これによって、移行時間が短い頻繁な省電力モ
ードへの移行(ステップS8)がなされる場合であって
も、コピースタートキー61またはコピースタートキー
61の機能を設定された選択キー50〜52のいずれか
を押下してコピー動作(ステップS4)を開始したとき
は、省電力モードへの移行を禁止することができるので
(ステップS5のN)、意図せずに運転モードの移行が
なされることを禁止可能であり、操作性が向上する。
【0034】また、コピー動作の開始を指示するコピー
スタートキー44のキー操作とは別の、タッチパネルの
コピースタートキー61、または、コピースタートキー
61の機能を設定された選択キー50〜52のうちのい
ずれかで、コピー動作の開始を指示するときは、省電力
モードへの移行の禁止ができるので、選択の視認性が向
上する。
【0035】[発明の実施の形態2]この発明の別の実
施の形態を発明の実施の形態2として説明する。
【0036】この発明の実施の形態2のデジタル複写機
1が発明の実施の形態1と相違する点は、コピースター
トキー61が設けられておらず、コピースタートキー6
1の機能を選択キー50〜52に設定することもでき
ず、また、図6の処理に代えて後述する図7の処理を行
う点にある。その他については、この発明の実施の形態
2は発明の実施の形態1と同様であり、発明の実施の形
態1における説明と同一の符号を用い、詳細な説明は省
略する。
【0037】次に、図7の処理について説明する。この
処理もMPU38により行われる、デジタル複写機1が
コピー動作を行う際の処理である。すなわち、図7に示
すように、まず、コピー動作の実行が可能な状態で図
3、図4に示す各回路への通電を維持したまま、デジタ
ル複写機1は待機状態にある(ステップS11)。その
後、プリントキーであるコピースタートキー44が押下
されるまでは、ステップS1の待機状態を維持し(ステ
ップS12のN)、押下されたときは(ステップS12
のY)、選択されたモードに応じてコピー動作を開始す
る(ステップS13)。このコピー動作中にコピースタ
ートキー44が再度押下されたときは(ステップS14
のY)、所定のフラグを1に設定し(ステップS1
5)、コピースタートキー44が再度押下されなかった
ときは(ステップS14のN)、そのままで、コピー動
作が終了したときは(ステップS16のY)、ステップ
S1と同様に、コピー動作の実行が可能な状態で図3、
図4に示す各回路への通電を維持したまま、デジタル複
写機1は待機状態となる(ステップS17)。これによ
り待機手段を実現している。そして、所定時間が経過す
るまで待って(ステップS18のN)、所定時間が経過
したときは(ステップS18のY)、前記のフラグを1
にセットしているか否かを判断する(ステップS1
9)。フラグを1にセットしているときは(ステップS
19のY)、ステップS11の待機状態に戻り、フラグ
を1にセットしていなかったときは(ステップS19の
N)、前記ステップS8の場合と同様に省電力モードに
移行する(ステップS20)。ステップS20により省
電力移行手段を実現している。
【0038】省電力モードに移行後は、省電力モードの
まま待機状態を継続し(ステップS11)、所定の条件
として、コピースタートキー44が押下されたときは
(ステップS12のY)、各回路への通電が再開されて
コピー動作がなされる(ステップS13)。これにより
再開手段を実現している。
【0039】このように、コピースタートキー61によ
りコピー動作がなされているときに、コピースタートキ
ー61の再度の押下があったときは(ステップS14の
Y)、通常の待機状態に戻り(ステップS11)、省電
力モードへの移行(ステップS20)を行わないように
して、禁止手段を実現している。これによって、移行時
間が短い頻繁な省電力モードへの移行(ステップS2
0)がなされる場合であっても、コピースタートキー6
1を押下してコピー動作(ステップS4)を開始したと
きは、省電力モードへの移行を禁止することができるの
で(ステップS19のY)、意図せずに運転モードの移
行がなされることを禁止可能であり、操作性が向上す
る。
【0040】しかも、所定の機能の実行であるコピー動
作も、省電力モードへの移行の禁止も、同じコピースタ
ートキー61を操作することにより可能となるので、キ
ーが増えることによる操作部15の操作パネル41の煩
雑化を防止することができる。
【0041】なお、発明の実施の形態1,2では、この
発明の電子機器、画像形成装置としてデジタル複写機1
の例で説明したが、いうまでもなく、この発明はかかる
点に限定するものではない。デジタル複写機以外にも各
種の電子機器に対して、この発明の電子機器を適用する
ことができる。
【0042】
【発明の効果】請求項1に記載の発明は、移行時間が短
い頻繁な省電力モードへの移行がなされる場合であって
も、所定の操作を操作装置で行うことにより省電力モー
ドへの移行を禁止することができるので、意図せずに運
転モードの移行がなされることを禁止可能であり、操作
性が向上する。
【0043】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の電子機器において、所定の機能の実行を指示するキー
操作とは別のキー操作で省電力モードへの移行の禁止が
できるので、選択の視認性が向上する。
【0044】請求項3に記載の発明は、請求項2に記載
の電子機器において、所定の機能の実行を指示するキー
操作とは別のタッチパネルのキー操作で省電力モードへ
の移行の禁止ができるので、選択の視認性が向上する。
【0045】請求項4に記載の発明は、請求項2に記載
の電子機器において、所定の機能の実行を指示するキー
操作とは別のハードキーに省電力モードへの移行の禁止
を行う操作を割り振ることができるので、選択の視認性
が向上する。
【0046】請求項5に記載の発明は、請求項1に記載
の電子機器において、所定の機能の実行も省電力モード
への移行の禁止も同じキーを操作することにより可能と
なるので、キーが増えることによる操作パネルの煩雑化
を防止することができる。
【0047】請求項6に記載の発明は、電子機器として
の画像形成装置において、請求項1〜5のいずれかの一
に記載の発明と同様の作用、効果を奏することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態1であるデジタル複写機
の概略構成を示す正面図である。
【図2】前記デジタル複写機の電気的な接続を示すブロ
ック図である。
【図3】前記デジタル複写機のプリンタコントローラお
よびメイン制御板の詳細な電気的な接続を説明するブロ
ック図である。
【図4】前記デジタル複写機の操作部におけるパネルの
レイアウトを示す平面図である。
【図5】前記パネルのディスプレイの拡大平面図であ
る。
【図6】前記デジタル複写機がコピー動作を行う際の処
理について説明するフローチャートである。
【図7】この発明の実施の形態2であるデジタル複写機
がコピー動作を行う際の処理について説明するフローチ
ャートである。
【符号の説明】
1 電子機器、画像形成装置 15 操作装置 44 キー 50 キー、ハードキー 51 キー、ハードキー 52 キー、ハードキー 61 キー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 1/00 B41J 29/00 T

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の機能を実行する電子機器におい
    て、 本機器の操作を行うキーが設けられた操作装置と、 前記機能の実行後に、本機器を構成する回路の少なくと
    も一部への通電を維持したまま前記機能の実行が可能な
    状態で待機する待機手段と、 前記待機の状態に移行後に所定の時間が経過したとき
    は、前記回路への通電を当該回路の一部に限定して本機
    器の電力消費量を前記待機の状態にあるときより低減さ
    せる省電力モードに移行する省電力手段と、 この省電力モードにあるときに所定の条件が満たされた
    ときは、前記機能の再度の実行または前記待機の状態へ
    の移行を行う再開手段と、 前記操作装置で所定の操作を行ったときは、前記省電力
    手段による前記省電力モードへの移行を禁止する禁止手
    段と、を備えていることを特徴とする電子機器。
  2. 【請求項2】 前記禁止手段は、前記操作装置による前
    記所定の機能の実行を指示するキー操作とは別のキー操
    作を前記所定の操作としていることを特徴とする請求項
    1に記載の電子機器。
  3. 【請求項3】 前記操作装置は、タッチパネルを備え、
    前記別のキー操作は前記タッチパネルのキー操作である
    ことを特徴とする請求項2に記載の電子機器。
  4. 【請求項4】 前記操作装置は、本機器に対する特定の
    指示を選択的に設定できるハードキーを備え、前記設定
    により前記別のキー操作を前記ハードキーの操作で実現
    可能としていることを特徴とする請求項2に記載の電子
    機器。
  5. 【請求項5】 前記禁止手段は、前記操作装置による前
    記所定の機能の実行を指示するキー操作がなされた後、
    予め設定された所定の時間内になされた前記所定の機能
    の実行を指示するキー操作と同様のキー操作を前記所定
    の操作としていることを特徴とする請求項1に記載の電
    子機器。
  6. 【請求項6】 前記所定の機能を用紙上での画像形成と
    している請求項1〜5のいずれかの一の電子機器である
    画像形成装置。
JP2000067928A 2000-03-13 2000-03-13 電子機器および画像形成装置 Pending JP2001255788A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000067928A JP2001255788A (ja) 2000-03-13 2000-03-13 電子機器および画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000067928A JP2001255788A (ja) 2000-03-13 2000-03-13 電子機器および画像形成装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001255788A true JP2001255788A (ja) 2001-09-21

Family

ID=18587049

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000067928A Pending JP2001255788A (ja) 2000-03-13 2000-03-13 電子機器および画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001255788A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009198730A (ja) * 2008-02-20 2009-09-03 Kyocera Mita Corp 画像形成装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009198730A (ja) * 2008-02-20 2009-09-03 Kyocera Mita Corp 画像形成装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5736120B2 (ja) 電気機器、画像形成装置、電気機器制御方法及びプログラム
JP2006072972A (ja) 画像処理装置、画像処理方法
JP4333717B2 (ja) 画像形成装置
JP6418006B2 (ja) ファクシミリ装置およびファクシミリ装置の印刷方法
JP2003087560A (ja) 画像形成装置
US8305598B2 (en) Image-forming apparatus
JP2009081815A (ja) 画像処理装置
JP5232665B2 (ja) 印刷装置
JP4261778B2 (ja) 画像形成装置
JP2005156624A (ja) 複合機、複合機の制御方法、プログラムおよび記憶媒体
JP4053225B2 (ja) 画像形成装置およびその制御方法ならびに記録媒体
JP5279643B2 (ja) 省電力モード復帰制御装置、画像形成装置および省電力モード復帰制御方法
JP2007334094A (ja) 画像形成装置
JP3749421B2 (ja) 画像形成装置
JP2011053374A (ja) 画像形成装置、画像形成装置の制御方法、及びプログラム
JP2001255788A (ja) 電子機器および画像形成装置
JP5029065B2 (ja) 画像形成装置、画像形成方法および画像形成プログラム
JP2011029744A (ja) 省電力モード復帰制御装置、画像形成装置および省電力モード復帰制御方法
JP5203287B2 (ja) 画像形成装置
JP2006184541A (ja) 画像形成装置、プログラム、及び記録媒体
US20070279669A1 (en) Image forming apparatus and image forming method
JP4940043B2 (ja) 画像形成装置および画像形成プログラム
JP4003787B2 (ja) 画像形成装置
JP2009159569A (ja) 画像形成装置
JPH11249504A (ja) 複写装置