JP2001255563A - 光伝送システム - Google Patents

光伝送システム

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JP2001255563A
JP2001255563A JP2000063737A JP2000063737A JP2001255563A JP 2001255563 A JP2001255563 A JP 2001255563A JP 2000063737 A JP2000063737 A JP 2000063737A JP 2000063737 A JP2000063737 A JP 2000063737A JP 2001255563 A JP2001255563 A JP 2001255563A
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optical
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band
raman amplification
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JP2000063737A
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Yuji Kubo
祐二 久保
Masashi Onishi
正志 大西
Takatoshi Kato
考利 加藤
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Sumitomo Electric Industries Ltd
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Sumitomo Electric Industries Ltd
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    • H04B10/00Transmission systems employing electromagnetic waves other than radio-waves, e.g. infrared, visible or ultraviolet light, or employing corpuscular radiation, e.g. quantum communication
    • H04B10/29Repeaters
    • H04B10/291Repeaters in which processing or amplification is carried out without conversion of the main signal from optical form
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    • H04B10/2916Repeaters in which processing or amplification is carried out without conversion of the main signal from optical form characterised by the medium used for amplification or processing using Raman or Brillouin amplifiers
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    • G02OPTICS
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    • G02B6/00Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
    • G02B6/02Optical fibres with cladding with or without a coating
    • G02B6/02214Optical fibres with cladding with or without a coating tailored to obtain the desired dispersion, e.g. dispersion shifted, dispersion flattened
    • G02B6/02219Characterised by the wavelength dispersion properties in the silica low loss window around 1550 nm, i.e. S, C, L and U bands from 1460-1675 nm
    • G02B6/02228Dispersion flattened fibres, i.e. having a low dispersion variation over an extended wavelength range
    • G02B6/02238Low dispersion slope fibres
    • G02B6/02242Low dispersion slope fibres having a dispersion slope <0.06 ps/km/nm2
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B6/00Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
    • G02B6/02Optical fibres with cladding with or without a coating
    • G02B6/02214Optical fibres with cladding with or without a coating tailored to obtain the desired dispersion, e.g. dispersion shifted, dispersion flattened
    • G02B6/02219Characterised by the wavelength dispersion properties in the silica low loss window around 1550 nm, i.e. S, C, L and U bands from 1460-1675 nm
    • G02B6/02266Positive dispersion fibres at 1550 nm
    • G02B6/02271Non-zero dispersion shifted fibres, i.e. having a small positive dispersion at 1550 nm, e.g. ITU-T G.655 dispersion between 1.0 to 10 ps/nm.km for avoiding nonlinear effects

Abstract

(57)【要約】 【課題】 広い信号光波長帯域の多波長の信号光を用い
て低損失・長距離の光伝送を行うことができる光伝送シ
ステムを提供する。 【解決手段】 光伝送システム1は、送信局10と受信
局20との間に光ファイバ伝送路31〜33が敷設され
たものである。光ファイバ伝送路31〜33上に光カプ
ラ41aおよび光カプラ42aが設けられ、光カプラ4
1aにはラマン増幅用励起光源51aが接続され、光カ
プラ42aにはラマン増幅用励起光源52aが接続され
ている。光ファイバ伝送路31〜33は、Sバンドの信
号光を伝送する際に、ラマン増幅用励起光が供給される
ことにより信号光をラマン増幅する。光ファイバ伝送路
31〜33は、零分散波長が1350nm〜1440n
mであり、ケーブルカットオフ波長が1368nm未満
である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、多波長の信号光を
波長多重して伝送する光伝送システムに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】光伝送システムにおける光伝送路として
石英系光ファイバが用いられる。この石英系光ファイバ
のうちでも最もよく用いられている標準的なシングルモ
ード光ファイバは、波長1.3μm付近で波長分散が零
となる。したがって、累積波長分散に因る信号光の波形
劣化を抑制することができるので、波長1.3μm帯の
信号光が用いられる。
【0003】また、石英系光ファイバの伝送損失が波長
1.55μm付近で最小となり、Cバンド(波長帯域1
530nm〜1565nm)およびLバンド(波長帯域
1565nm〜1625nm)の信号光を光増幅するこ
とができる光ファイバ増幅器が実用化されていることか
ら、CバンドおよびLバンドの信号光も用いられる。こ
の場合、この波長帯域での累積波長分散に因る信号光の
波形劣化を抑制する為に、波長1.55μm付近で波長
分散が零となる分散シフト光ファイバが好適に用いられ
る。
【0004】ところで、波長多重(WDM: Wavelength
Division Multiplexing)光伝送システムは、多波長の
信号光を波長多重して伝送するものであり、高速・大容
量の通信を行うことができる。そして、更なる大容量化
が要求されており、信号光波長帯域の拡大が望まれてい
る。しかし、上記の標準的なシングルモード光ファイバ
は、波長1.55μm帯での波長分散の絶対値が大きい
ことから、波長1.55μm帯の信号光を伝送するには
適切でない。また、上記の分散シフト光ファイバは、波
長1.3μm帯での波長分散の絶対値が大きいことか
ら、波長1.3μm帯の信号光を伝送するには適切でな
い。
【0005】そこで、波長1.3μm帯の信号光および
波長1.55μm帯の信号光の双方を伝搬させることを
意図した光ファイバが提案されている(特開平11−2
81840号公報を参照)。この光ファイバは、OH基
に因る吸収ピークの付近に零分散波長を有しており、波
長1.3μm帯および波長1.55μm帯それぞれでは
波長分散の絶対値が比較的小さい。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記公
報で提案されている光ファイバは、波長1.55μm帯
に加えて波長1.3μm帯の信号光を伝搬させることを
意図したものであるが、波長1.55μm帯と比べて波
長1.3μm帯では伝送損失が大きい。それにも拘わら
ず、波長1.3μm帯の信号光を光増幅することができ
る光増幅器として好適かつ実用的なものは無い。したが
って、上記公報で提案されている光ファイバを光伝送路
として用いた光伝送システムは、長距離通信を行うには
適切でない。
【0007】本発明は、上記問題点を解消する為になさ
れたものであり、広い信号光波長帯域の多波長の信号光
を用いて低損失・長距離の光伝送を行うことができる光
伝送システムを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係る光伝送シス
テムは、零分散波長が1350nm〜1440nmであ
り、ケーブルカットオフ波長が1368nm未満であ
り、少なくとも波長帯域1450nm〜1530nm
(Sバンド)の信号光を伝送するとともに、ラマン増幅
用励起光が供給されることによりSバンドの信号光をラ
マン増幅する光ファイバ伝送路と、光ファイバ伝送路に
ラマン増幅用励起光を供給するラマン増幅用励起光供給
手段とを備えることを特徴とする。
【0009】この光伝送システムによれば、ラマン増幅
用励起光は、ラマン増幅用励起光供給手段により光ファ
イバ伝送路に供給される。Sバンド(波長帯域1450
nm〜1530nm)の信号光は、光ファイバ伝送路を
伝送するとともに、その伝送の際にラマン増幅される。
この光伝送システムは、光ファイバ伝送路のケーブルカ
ットオフ波長が1368nm未満であるので、Sバンド
の信号光およびラマン増幅用励起光(波長1368nm
〜1439nm)の何れも光ファイバ伝送路を伝搬させ
ることができる。また、この光伝送システムは、光ファ
イバ伝送路の零分散波長が1350nm〜1440nm
であることから、光ファイバ伝送路のSバンドでの波長
分散が0.1ps/nm/km以上となり、四光波混合
の発生が抑制されるので、Sバンドの多波長の信号光を
伝搬させる上で好適である。
【0010】したがって、この光伝送システムでは、S
バンドの多波長の信号光は光ファイバ伝送路を伝搬する
際にラマン増幅されて実効的損失が小さいので、中継区
間を長距離にすることができる。また、四光波混合に因
る信号光の波形劣化が抑制されることから、信号光のパ
ワーを大きくすることができるので、この点でも中継区
間を長距離にすることができる。
【0011】また、本発明に係る光伝送システムは、光
ファイバ伝送路の波長1550nmでの実効コア断面積
が45μm2以上であることを特徴とする。この場合に
は、四光波混合を含む非線形光学現象の発生が抑制さ
れ、信号光の波形劣化が更に抑制されるので、信号光の
パワーを更に大きくすることができる。したがって、中
継区間を更に長距離にすることができる。
【0012】また、本発明に係る光伝送システムは、光
ファイバ伝送路の波長1550nmでの波長分散スロー
プの絶対値が0.065ps/nm2/km以下である
ことを特徴とする。この場合には、光ファイバ伝送路を
伝搬する際に生じた信号光の累積波長分散は、例えば受
信局に設けた分散補償器により補償することができる。
【0013】また、本発明に係る光伝送システムは、光
ファイバ伝送路の波長1380nmでの伝送損失が0.
5dB/km以下であることを特徴とする。この場合に
は、OH基に因る吸収ピークの波長1380nm付近で
損失が小さいので、この波長付近のラマン増幅用励起光
は光ファイバ伝送路を低損失で伝搬することができ、ラ
マン増幅利得が充分に確保される。したがって、中継区
間を更に長距離にすることができる。
【0014】また、本発明に係る光伝送システムは、光
ファイバ伝送路が波長帯域1530nm〜1565nm
(Cバンド)または波長帯域1565nm〜1625n
m(Lバンド)の信号光をも伝送し、励起光が供給され
ることによりCバンドまたはLバンドの信号光を光増幅
するEr元素添加光ファイバ増幅器を更に備えることを
特徴とする。この場合には、Sバンドの信号光は光ファ
イバ伝送路においてラマン増幅される一方で、Cまたは
Lバンドの信号光はEr元素添加光ファイバ増幅器によ
り光増幅される。したがって、この光伝送システムは、
S,CおよびLバンドを含む広い信号光波長帯域の多波
長の信号光を用いて低損失・長距離の光伝送を行うこと
ができる。
【0015】また、本発明に係る光伝送システムは、E
r元素添加光ファイバに供給される励起光の波長が98
0nmであることを特徴とする。この場合には、Sバン
ドより短波長の励起光を用いることで、Sバンドの信号
光を伝送する上で好適である。
【0016】また、本発明に係る光伝送システムでは、
ラマン増幅用励起光供給手段は、光ファイバ伝送路への
ラマン増幅用励起光の導入位置から、光ファイバ伝送路
に沿った導入位置からの距離が最も短い位置にあるEr
元素添加光ファイバ増幅器へ向かう方向とは反対の方向
へ、ラマン増幅用励起光を光ファイバ伝送路に伝搬させ
ることを特徴とする。この場合には、ラマン増幅用励起
光を長距離に亘って伝搬させることができるので、Sバ
ンドの信号光をラマン増幅する上で好適である。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して本発明
の実施の形態を詳細に説明する。なお、図面の説明にお
いて同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明を
省略する。
【0018】(第1の実施形態)先ず、本発明に係る光
伝送システムの第1の実施形態について説明する。図1
は、第1の実施形態に係る光伝送システム1の構成図で
ある。この光伝送システム1は、送信局10と受信局2
0との間に光ファイバ伝送路31〜33が敷設されたも
のである。また、この光ファイバ伝送路31〜33上に
光カプラ41aおよび光カプラ42aが設けられ、光カ
プラ41aにはラマン増幅用励起光源51aが接続さ
れ、光カプラ42aにはラマン増幅用励起光源52aが
接続されている。
【0019】送信局10は、少なくともSバンド(波長
帯域1450nm〜1530nm)の多波長の信号光を
多重化して光ファイバ伝送路31へ送出する。光ファイ
バ伝送路31〜33それぞれは、送信局10から送出さ
れた信号光を受信局20へ伝送する。受信局20は、光
ファイバ伝送路33を経て入力した多波長の信号光を分
波して、各波の信号光を受信する。
【0020】光カプラ41aおよびラマン増幅用励起光
源51aは、光ファイバ伝送路32にラマン増幅用励起
光(波長1368nm〜1439nm)を供給するラマ
ン増幅用励起光供給手段として作用する。すなわち、ラ
マン増幅用励起光源51aは、ラマン増幅用励起光を出
力し、光カプラ41aは、そのラマン増幅用励起光を光
ファイバ伝送路32に供給する。同様に、光カプラ42
aおよびラマン増幅用励起光源52aは、光ファイバ伝
送路33にラマン増幅用励起光を供給するラマン増幅用
励起光供給手段として作用する。すなわち、ラマン増幅
用励起光源52aは、ラマン増幅用励起光を出力し、光
カプラ42aは、そのラマン増幅用励起光を光ファイバ
伝送路33に供給する。
【0021】そして、光ファイバ伝送路31〜33それ
ぞれは、信号光を伝送する際に、ラマン増幅用励起光が
供給されることにより信号光をラマン増幅する。また、
光ファイバ伝送路31〜33それぞれは、零分散波長が
1350nm〜1440nmであり、ITU-TのG.6
50で定義されているケーブルカットオフ波長が136
8nm未満である。また、光ファイバ伝送路31〜33
それぞれは、例えば、波長1550nmにおいて、伝送
損失が0.20dB/kmであり、波長分散が7.9p
s/nm/kmであり、零分散波長が1410nmであ
り、カットオフ波長が1350nmである。
【0022】このように構成される光伝送システム1で
は、ラマン増幅用励起光源51aから出力されたラマン
増幅用励起光は光カプラ41aを介して光ファイバ伝送
路32に供給され、ラマン増幅用励起光源52aから出
力されたラマン増幅用励起光は光カプラ42aを介して
光ファイバ伝送路33に供給される。そして、送信局1
0から波長多重されて送出されたSバンドの多波長の信
号光は、光ファイバ伝送路31〜33を順に伝送すると
ともに、その伝送の際にラマン増幅されて、受信局20
に到達する。受信局20に到達した多波長の信号光は、
受信局20において分波され、各波の信号光が受信され
る。
【0023】この光伝送システム1は、光ファイバ伝送
路31〜33それぞれのケーブルカットオフ波長が13
68nm未満であるので、信号光(Sバンド(波長帯域
1450nm〜1530nm))およびラマン増幅用励
起光(波長1368nm〜1439nm)の何れも光フ
ァイバ伝送路31〜33を伝搬させることができる。ま
た、この光伝送システム1は、光ファイバ伝送路31〜
33それぞれの零分散波長が1350nm〜1440n
mであることから、光ファイバ伝送路31〜33それぞ
れのSバンドでの波長分散が0.1ps/nm/km以
上となり、四光波混合の発生が抑制されるので、Sバン
ドの多波長の信号光を伝搬させる上で好適である。さら
に、ラマン増幅用励起光の波長をSバンドより13.2
THzだけ短い1368nm〜1439nmとすること
により、Sバンド(波長帯域1450nm〜1530n
m)の信号光をラマン増幅することができる。
【0024】したがって、この光伝送システム1では、
送信局10から送出されたSバンドの多波長の信号光
は、光ファイバ伝送路31〜33を伝搬する際にラマン
増幅されて実効的損失が小さいので、中継区間を長距離
にすることができる。また、四光波混合に因る信号光の
波形劣化が抑制されることから、信号光のパワーを大き
くすることができるので、この点でも中継区間を長距離
にすることができる。
【0025】なお、光ファイバ伝送路31〜33それぞ
れの波長1550nmでの実効コア断面積が45μm2
以上であるのが好適である。このようにすることによ
り、四光波混合を含む非線形光学現象の発生が抑制さ
れ、信号光の波形劣化が更に抑制されるので、信号光の
パワーを更に大きくすることができる。したがって、中
継区間を更に長距離にすることができる。
【0026】また、光ファイバ伝送路31〜33それぞ
れの波長1550nmでの波長分散スロープの絶対値が
0.065ps/nm2/km以下であるのが好適であ
る。このようにすることにより、光ファイバ伝送路31
〜33を伝搬する際に生じた信号光の累積波長分散は、
例えば受信局20に設けた分散補償器により補償するこ
とができる。
【0027】また、光ファイバ伝送路31〜33それぞ
れの波長1380nmでの伝送損失が0.5dB/km
以下であるのが好適である。この場合、OH基に因る吸
収ピークの波長1380nm付近で損失が小さいので、
この波長付近のラマン増幅用励起光は光ファイバ伝送路
31〜33それぞれを低損失で伝搬することができ、ラ
マン増幅利得が充分に確保される。したがって、中継区
間を更に長距離にすることができる。
【0028】(第2の実施形態)次に、本発明に係る光
伝送システムの第2の実施形態について説明する。図2
は、第2の実施形態に係る光伝送システム2の構成図で
ある。第2の実施形態に係る光伝送システム2は、第1
の実施形態に係る光伝送システム1にEr元素添加光フ
ァイバ増幅器61,62を加えたものである。
【0029】Er元素添加光ファイバ増幅器61,62
それぞれは、光導波領域にEr元素が添加されたEr元
素添加光ファイバを光増幅媒体として用い、このEr元
素添加光ファイバに励起光を入力してEr元素を励起
し、このEr元素添加光ファイバを伝搬する信号光を光
増幅するものである。Er元素添加光ファイバ増幅器6
1,62それぞれが光増幅し得る信号光の波長は、Cバ
ンド(波長帯域1530nm〜1565nm)およびL
バンド(波長帯域1565nm〜1625nm)であ
る。励起光の波長は一般には980nmまたは1480
nmである。しかし、本実施形態ではSバンド(波長帯
域1450nm〜1530nm)の信号光をも伝搬させ
るので、Er元素添加光ファイバ増幅器61,62それ
ぞれは、Sバンド内の波長1480nmの励起光を用い
ることなく、波長980nmの励起光を用いる。
【0030】光カプラ41a、ラマン増幅用励起光源5
1aおよびEr元素添加光ファイバ増幅器61は、1つ
の中継器に設けられている。また、光カプラ41aは、
Er元素添加光ファイバ増幅器61の後段に配置されて
いる。そして、光カプラ41aより供給されるラマン増
幅用励起光は、導入位置(すなわち、光カプラ41aが
設けられた位置)から光ファイバ伝送路に沿った距離が
最も短い位置にあるEr元素添加光ファイバ増幅器61
へ向かう方向とは反対の方向(すなわち、下流の方向)
へ光ファイバ伝送路32を伝搬する。このようにするこ
とで、ラマン増幅用励起光を長距離に亘って伝搬させる
ことができるので、Sバンドの信号光をラマン増幅する
上で好適である。
【0031】同様に、光カプラ42a、ラマン増幅用励
起光源52aおよびEr元素添加光ファイバ増幅器62
は、1つの中継器に設けられている。また、光カプラ4
2aは、Er元素添加光ファイバ増幅器62の後段に配
置されている。そして、光カプラ42aより供給される
ラマン増幅用励起光は、導入位置(すなわち、光カプラ
42aが設けられた位置)から光ファイバ伝送路に沿っ
た距離が最も短い位置にあるEr元素添加光ファイバ増
幅器62へ向かう方向とは反対の方向(すなわち、下流
の方向)へ光ファイバ伝送路33を伝搬する。このよう
にすることで、ラマン増幅用励起光を長距離に亘って伝
搬させることができるので、Sバンドの信号光をラマン
増幅する上で好適である。
【0032】このように構成される光伝送システム2で
は、ラマン増幅用励起光源51aから出力されたラマン
増幅用励起光は光カプラ41aを介して光ファイバ伝送
路32に供給され、ラマン増幅用励起光源52aから出
力されたラマン増幅用励起光は光カプラ42aを介して
光ファイバ伝送路33に供給される。そして、送信局1
0から波長多重されて送出されたS,CまたはLバンド
の多波長の信号光は、光ファイバ伝送路31〜33を順
に伝送して、受信局20に到達する。この伝送の際に、
Sバンドの信号光はラマン増幅される。また、Cまたは
Lバンドの信号光はEr元素添加光ファイバ増幅器6
1,62それぞれにより光増幅される。そして、受信局
20に到達した多波長の信号光は、受信局20において
分波され、各波の信号光が受信される。
【0033】この光伝送システム2は、光ファイバ伝送
路31〜33それぞれのケーブルカットオフ波長が13
68nm未満であるので、信号光(S,Cまたはバン
ド)およびラマン増幅用励起光(波長1368nm〜1
439nm)の何れも光ファイバ伝送路31〜33を伝
搬させることができる。また、この光伝送システム1
は、光ファイバ伝送路31〜33それぞれの零分散波長
が1350nm〜1440nmであることから、光ファ
イバ伝送路31〜33それぞれのS,CおよびLバンド
での波長分散が0.1ps/nm/km以上となり、四
光波混合の発生が抑制されるので、S,CまたはLバン
ドの多波長の信号光を伝搬させる上で好適である。
【0034】さらに、ラマン増幅用励起光の波長をSバ
ンドより13.2THzだけ短い1368nm〜143
9nmとすることにより、Sバンド(波長帯域1450
nm〜1530nm)の信号光をラマン増幅することが
できる。一方、CまたはLバンドの信号光はEr元素添
加光ファイバ増幅器61,62それぞれにより光増幅さ
れる。
【0035】したがって、この光伝送システム2では、
送信局10から送出されたS,CまたはLバンドの多波
長の信号光は、光ファイバ伝送路31〜33を伝搬する
際に、ラマン増幅またはEr元素添加光ファイバ増幅器
61,62により光増幅されて実効的損失が小さいの
で、中継区間を長距離にすることができる。また、四光
波混合に因る信号光の波形劣化が抑制されることから、
信号光のパワーを大きくすることができるので、この点
でも中継区間を長距離にすることができる。すなわち、
この光伝送システム2は、S,CおよびLバンドを含む
広い信号光波長帯域の多波長の信号光を用いて低損失・
長距離の光伝送を行うことができる。
【0036】(第3の実施形態)次に、本発明に係る光
伝送システムの第3の実施形態について説明する。図3
は、第3の実施形態に係る光伝送システム3の構成図で
ある。第3の実施形態に係る光伝送システム3は、第2
の実施形態に係る光伝送システム2と比較すると、Er
元素添加光ファイバ増幅器61の後段の光カプラ41a
に替えて前段に光カプラ41bを設けた点、および、E
r元素添加光ファイバ増幅器62の後段の光カプラ42
aに替えて前段に光カプラ42bを設けた点で異なる。
【0037】光カプラ41b、ラマン増幅用励起光源5
1bおよびEr元素添加光ファイバ増幅器61は、1つ
の中継器に設けられている。また、光カプラ41bは、
Er元素添加光ファイバ増幅器61の前段に配置されて
いる。そして、光カプラ41bより供給されるラマン増
幅用励起光は、導入位置(すなわち、光カプラ41bが
設けられた位置)から光ファイバ伝送路に沿った距離が
最も短い位置にあるEr元素添加光ファイバ増幅器61
へ向かう方向とは反対の方向(すなわち、上流の方向)
へ光ファイバ伝送路31を伝搬する。このようにするこ
とで、ラマン増幅用励起光を長距離に亘って伝搬させる
ことができるので、Sバンドの信号光をラマン増幅する
上で好適である。
【0038】同様に、光カプラ42b、ラマン増幅用励
起光源52bおよびEr元素添加光ファイバ増幅器62
は、1つの中継器に設けられている。また、光カプラ4
2bは、Er元素添加光ファイバ増幅器62の前段に配
置されている。そして、光カプラ42bより供給される
ラマン増幅用励起光は、導入位置(すなわち、光カプラ
42bが設けられた位置)から光ファイバ伝送路に沿っ
た距離が最も短い位置にあるEr元素添加光ファイバ増
幅器62へ向かう方向とは反対の方向(すなわち、上流
の方向)へ光ファイバ伝送路32を伝搬する。このよう
にすることで、ラマン増幅用励起光を長距離に亘って伝
搬させることができるので、Sバンドの信号光をラマン
増幅する上で好適である。
【0039】このように構成される光伝送システム3
は、第2の実施形態の場合と略同様に動作し、同様の効
果を奏する。
【0040】(第4の実施形態)次に、本発明に係る光
伝送システムの第4の実施形態について説明する。図4
は、第4の実施形態に係る光伝送システム4の構成図で
ある。第4の実施形態に係る光伝送システム4は、第2
の実施形態に係る光伝送システム2に加えて、Er元素
添加光ファイバ増幅器61の前段に光カプラ41bおよ
びラマン増幅用励起光源51bを設け、また、Er元素
添加光ファイバ増幅器62の前段に光カプラ42bおよ
びラマン増幅用励起光源52bを設けたものである。
【0041】光カプラ41a,41b、ラマン増幅用励
起光源51a,51bおよびEr元素添加光ファイバ増
幅器61は、1つの中継器に設けられている。光カプラ
41aは、Er元素添加光ファイバ増幅器61の後段に
配置されており、光カプラ41aより供給されるラマン
増幅用励起光は、導入位置(すなわち、光カプラ41a
が設けられた位置)から光ファイバ伝送路に沿った距離
が最も短い位置にあるEr元素添加光ファイバ増幅器6
1へ向かう方向とは反対の方向(すなわち、下流の方
向)へ光ファイバ伝送路32を伝搬する。また、光カプ
ラ41bは、Er元素添加光ファイバ増幅器61の前段
に配置されており、光カプラ41bより供給されるラマ
ン増幅用励起光は、導入位置(すなわち、光カプラ41
bが設けられた位置)から光ファイバ伝送路に沿った距
離が最も短い位置にあるEr元素添加光ファイバ増幅器
61へ向かう方向とは反対の方向(すなわち、上流の方
向)へ光ファイバ伝送路31を伝搬する。このようにす
ることで、ラマン増幅用励起光を長距離に亘って伝搬さ
せることができるので、Sバンドの信号光をラマン増幅
する上で好適である。
【0042】同様に、光カプラ42b、ラマン増幅用励
起光源52bおよびEr元素添加光ファイバ増幅器62
は、1つの中継器に設けられている。光カプラ42a
は、Er元素添加光ファイバ増幅器62の後段に配置さ
れており、光カプラ42aより供給されるラマン増幅用
励起光は、導入位置(すなわち、光カプラ42aが設け
られた位置)から光ファイバ伝送路に沿った距離が最も
短い位置にあるEr元素添加光ファイバ増幅器62へ向
かう方向とは反対の方向(すなわち、下流の方向)へ光
ファイバ伝送路33を伝搬する。また、光カプラ42b
は、Er元素添加光ファイバ増幅器62の前段に配置さ
れており、光カプラ42bより供給されるラマン増幅用
励起光は、導入位置(すなわち、光カプラ42bが設け
られた位置)から光ファイバ伝送路に沿った距離が最も
短い位置にあるEr元素添加光ファイバ増幅器62へ向
かう方向とは反対の方向(すなわち、上流の方向)へ光
ファイバ伝送路32を伝搬する。このようにすること
で、ラマン増幅用励起光を長距離に亘って伝搬させるこ
とができるので、Sバンドの信号光をラマン増幅する上
で好適である。
【0043】このように構成される光伝送システム4
は、第2または第3の実施形態の場合と略同様に動作
し、略同様の効果を奏する。特に本実施形態では、光フ
ァイバ伝送路に対してラマン増幅用励起光を双方向に供
給することから、Sバンドの信号光を高効率にラマン増
幅することができる。
【0044】(第5の実施形態)次に、本発明に係る光
伝送システムの第5の実施形態について説明する。図5
は、第5の実施形態に係る光伝送システム5の構成図で
ある。第5の実施形態に係る光伝送システム5は、第4
の実施形態に係る光伝送システム2に加えて、光カプラ
71,72を設けたものである。
【0045】光カプラ71は、ラマン増幅用励起光源5
1aから出力されたラマン増幅用励起光を2分岐して、
分岐した一方を光カプラ41aへ向けて出力し、他方を
光カプラ41bへ向けて出力する。同時に、光カプラ7
1は、ラマン増幅用励起光源51bから出力されたラマ
ン増幅用励起光をも2分岐して、分岐した一方を光カプ
ラ41aへ向けて出力し、他方を光カプラ41bへ向け
て出力する。
【0046】同様に、光カプラ72は、ラマン増幅用励
起光源52aから出力されたラマン増幅用励起光を2分
岐して、分岐した一方を光カプラ42aへ向けて出力
し、他方を光カプラ42bへ向けて出力する。同時に、
光カプラ72は、ラマン増幅用励起光源52bから出力
されたラマン増幅用励起光をも2分岐して、分岐した一
方を光カプラ42aへ向けて出力し、他方を光カプラ4
2bへ向けて出力する。
【0047】このように構成される光伝送システム5
は、第4の実施形態の場合と略同様に動作し、略同様の
効果を奏する。特に本実施形態では、ラマン増幅用励起
光源51aおよび51bそれぞれから出力されたラマン
増幅用励起光を2分岐して光カプラ41aおよび41b
それぞれより光ファイバ伝送路へ供給するので、ラマン
増幅用励起光源51aおよび51bそれぞれは相互にバ
ックアップとなり得る。同様に、ラマン増幅用励起光源
52aおよび52bそれぞれから出力されたラマン増幅
用励起光を2分岐して光カプラ42aおよび42bそれ
ぞれより光ファイバ伝送路へ供給するので、ラマン増幅
用励起光源52aおよび52bそれぞれは相互にバック
アップとなり得る。
【0048】
【発明の効果】以上、詳細に説明したとおり、本発明に
よれば、ラマン増幅用励起光は、ラマン増幅用励起光供
給手段により光ファイバ伝送路に供給される。Sバンド
(波長帯域1450nm〜1530nm)の信号光は、
光ファイバ伝送路を伝送するとともに、その伝送の際に
ラマン増幅される。この光伝送システムは、光ファイバ
伝送路のケーブルカットオフ波長が1368nm未満で
あるので、Sバンドの信号光およびラマン増幅用励起光
(波長1368nm〜1439nm)の何れも光ファイ
バ伝送路を伝搬させることができる。また、この光伝送
システムは、光ファイバ伝送路の零分散波長が1350
nm〜1440nmであることから、光ファイバ伝送路
のSバンドでの波長分散が0.1ps/nm/km以上
となり、四光波混合の発生が抑制されるので、Sバンド
の多波長の信号光を伝搬させる上で好適である。
【0049】したがって、この光伝送システムでは、S
バンドの多波長の信号光は光ファイバ伝送路を伝搬する
際にラマン増幅されて実効的損失が小さいので、中継区
間を長距離にすることができる。また、四光波混合に因
る信号光の波形劣化が抑制されることから、信号光のパ
ワーを大きくすることができるので、この点でも中継区
間を長距離にすることができる。
【0050】また、光ファイバ伝送路の波長1550n
mでの実効コア断面積が45μm2以上である場合に
は、四光波混合を含む非線形光学現象の発生が抑制さ
れ、信号光の波形劣化が更に抑制されるので、信号光の
パワーを更に大きくすることができる。したがって、中
継区間を更に長距離にすることができる。
【0051】また、光ファイバ伝送路の波長1550n
mでの波長分散スロープの絶対値が0.065ps/n
2/km以下である場合には、光ファイバ伝送路を伝
搬する際に生じた信号光の累積波長分散は、例えば受信
局に設けた分散補償器により補償することができる。
【0052】また、光ファイバ伝送路の波長1380n
mでの伝送損失が0.5dB/km以下である場合に
は、OH基に因る吸収ピークの波長1380nm付近で
損失が小さいので、この波長付近のラマン増幅用励起光
は光ファイバ伝送路を低損失で伝搬することができ、ラ
マン増幅利得が充分に確保される。したがって、中継区
間を更に長距離にすることができる。
【0053】また、光ファイバ伝送路がCバンドまたは
Lバンドの信号光をも伝送し、励起光が供給されること
によりCバンドまたはLバンドの信号光を光増幅するE
r元素添加光ファイバ増幅器を更に備える場合には、S
バンドの信号光は光ファイバ伝送路においてラマン増幅
される一方で、CまたはLバンドの信号光はEr元素添
加光ファイバ増幅器により光増幅される。したがって、
この光伝送システムは、S,CおよびLバンドを含む広
い信号光波長帯域の多波長の信号光を用いて低損失・長
距離の光伝送を行うことができる。
【0054】また、Er元素添加光ファイバに供給され
る励起光の波長が980nmである場合には、Sバンド
より短波長の励起光を用いることで、Sバンドの信号光
を伝送する上で好適である。
【0055】また、ラマン増幅用励起光供給手段は、光
ファイバ伝送路へのラマン増幅用励起光の導入位置か
ら、光ファイバ伝送路に沿った導入位置からの距離が最
も短い位置にあるEr元素添加光ファイバ増幅器へ向か
う方向とは反対の方向へ、ラマン増幅用励起光を光ファ
イバ伝送路に伝搬させるのが好適である。この場合に
は、ラマン増幅用励起光を長距離に亘って伝搬させるこ
とができるので、Sバンドの信号光をラマン増幅する上
で好適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態に係る光伝送システムの構成図
である。
【図2】第2の実施形態に係る光伝送システムの構成図
である。
【図3】第3の実施形態に係る光伝送システムの構成図
である。
【図4】第4の実施形態に係る光伝送システムの構成図
である。
【図5】第5の実施形態に係る光伝送システムの構成図
である。
【符号の説明】
1〜5…光伝送システム、10…送信局、20…受信
局、31〜33…光ファイバ伝送路、41,42…光カ
プラ、51,52…ラマン増幅用励起光源、61,62
…Er元素添加光ファイバ増幅器、71,72…光カプ
ラ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04B 10/02 H04B 9/00 E 10/18 H04J 14/00 14/02 (72)発明者 加藤 考利 神奈川県横浜市栄区田谷町1番地 住友電 気工業株式会社横浜製作所内 Fターム(参考) 2K002 AA02 AB30 BA01 CA15 DA10 EA04 GA10 HA23 5F072 AB07 AB09 AK06 JJ20 KK30 PP07 QQ07 5K002 AA06 CA01 CA13 DA02

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 零分散波長が1350nm〜1440n
    mであり、ケーブルカットオフ波長が1368nm未満
    であり、少なくとも波長帯域1450nm〜1530n
    m(Sバンド)の信号光を伝送するとともに、ラマン増
    幅用励起光が供給されることによりSバンドの信号光を
    ラマン増幅する光ファイバ伝送路と、前記光ファイバ伝
    送路に前記ラマン増幅用励起光を供給するラマン増幅用
    励起光供給手段とを備えることを特徴とする光伝送シス
    テム。
  2. 【請求項2】 前記光ファイバ伝送路の波長1550n
    mでの実効コア断面積が45μm2以上であることを特
    徴とする請求項1記載の光伝送システム。
  3. 【請求項3】 前記光ファイバ伝送路の波長1550n
    mでの波長分散スロープの絶対値が0.065ps/n
    2/km以下であることを特徴とする請求項1記載の
    光伝送システム。
  4. 【請求項4】 前記光ファイバ伝送路の波長1380n
    mでの伝送損失が0.5dB/km以下であることを特
    徴とする請求項1記載の光伝送システム。
  5. 【請求項5】 前記光ファイバ伝送路が波長帯域153
    0nm〜1565nm(Cバンド)または波長帯域15
    65nm〜1625nm(Lバンド)の信号光をも伝送
    し、 励起光が供給されることによりCバンドまたはLバンド
    の信号光を光増幅するEr元素添加光ファイバ増幅器を
    更に備えることを特徴とする請求項1記載の光伝送シス
    テム。
  6. 【請求項6】 前記Er元素添加光ファイバに供給され
    る前記励起光の波長が980nmであることを特徴とす
    る請求項5記載の光伝送システム。
  7. 【請求項7】 前記ラマン増幅用励起光供給手段は、前
    記光ファイバ伝送路への前記ラマン増幅用励起光の導入
    位置から、前記光ファイバ伝送路に沿った前記導入位置
    からの距離が最も短い位置にあるEr元素添加光ファイ
    バ増幅器へ向かう方向とは反対の方向へ、前記ラマン増
    幅用励起光を前記光ファイバ伝送路に伝搬させることを
    特徴とする請求項5記載の光伝送システム。
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