JP2001255455A - 測距装置 - Google Patents

測距装置

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JP2001255455A
JP2001255455A JP2000065083A JP2000065083A JP2001255455A JP 2001255455 A JP2001255455 A JP 2001255455A JP 2000065083 A JP2000065083 A JP 2000065083A JP 2000065083 A JP2000065083 A JP 2000065083A JP 2001255455 A JP2001255455 A JP 2001255455A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 主要被写体判定の確度が更に向上された測距
装置を提供すること。 【解決手段】 この測距装置は、被写体像信号を検出す
るセンサと、この被写体像信号の中から例えば人物の頭
部を認識し主要被写体を判定してこの主要被写体に測距
を行なうように制御する制御部(CPU)とを備える。こ
の制御部は、判定結果に基づいて頭部に対応する合焦ポ
イントを決定するステップ(S2)と、被写体の向いてい
る方向を判定し後向き又は横向きの人物に対しては測距
対象候補から削除するか優先度を低くするステップ(S
3)と、前向きと判定した候補に対してはこれ以外の人
物より優先度を上げて測距を行なわせるステップ(S
4)とから成るプログラムを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カメラのオートフ
ォーカス(AF)の技術に関し、被写体パターンより主
要被写体を検知する機能を有する測距装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、被写体が画面内のどこにいて
もピント合せ可能なカメラについての提案は知られてお
り、本出願人も、登録特許2871734号等によっ
て、この種の技術の性能向上を図ってきた。また、画面
内の主要被写体検出に関する技術は、例えば特開平05
−041830号公報等によって知られていた。これは
オートフォーカスに係わる技術ではないが、色の情報な
どを利用して主要被写体を判定し検出するものであっ
た。このような従来技術では、画面内の円形のものを顔
として重視し、そのような形状を人物など主要被写体と
認識するものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述の被写体検出機能
は、例えばポートレート撮影時や人物を主体としたスナ
ップ撮影などの限られたシーンに利用すれば、正しく機
能することが多い。しかしながら、例えば結婚式等で人
が沢山いる場合などでは主要被写体が特定できず、どこ
にピント合せ(合焦)していいか分らなくなる場面が多
く発生する。
【0004】前述の特開平05−041830号公報が
教示した技術では、画面内の色の情報を利用するので、
色情報入力/処理等のための複雑な構成を必要としてい
た。また、色判定では同じ色のものが画面内に多く存在
する場合には、誤測距することも起こり得る。また、従
来、主要被写体検出の技術では、人物を優先するとか、
近い被写体を優先するといった方法は知られていたが、
正しくカメラの方向を向いている人物を最優先にすると
いう考え方はなかった。
【0005】以上の従来技術の欠点に鑑み、本発明の測
距装置は、撮影画面内のどの部分に主要被写体が存在す
るかを判定し、その部分に正しくピント合せすることに
よって美しい写真を撮ることが可能な、より進んだAF
カメラの実現を目指すものである。本発明の目的は、主
要被写体判定の確度が更に向上された測距装置を提供す
ることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】被写体に正しくピントの
合った写真が撮れるオートフォーカス主要被写体は人物
である場合が多いので、画面内の像のパターン(像形状)
から人物の頭部を判別し、ピント合せ(合焦)を行う技
術によって、背景や、雑被写体に対してピント合せがな
されることを防止すると共に、よけいな距離測定の処理
ステップをなくして高速化を図るが、このとき、画面内
に複数の頭部が散在している場合でも、それらのうちの
どの人物(頭)にピントを合せていいのかを適切に判定
する機能を備える測距装置を提案する。
【0007】本発明はこのような特徴をもつ判定技術に
よって、画面内人物のピント合せの優先順位を決定する
ものである。優先順位が決まれば、低いものは測距しな
いようにした場合は、上述の如く高速化を図ることがで
きる。また、優先順位が高いものはまず測距して、得ら
れた距離結果に従って距離データも加味した更なる被写
体選択を行ない、より確度の高い主要被写体選択、及び
そのポイントに対するピント合せを可能とするものであ
る。
【0008】上記課題を解決し目的を達成するため、本
発明では次のような手段を講じている。被写体像信号を
検出する検出手段と、この被写体像信号のうち、人物の
頭部を判定し検出する頭部判定手段と、この頭部判定手
段の判定結果に基づいてカメラのピント合せポイントを
決定する決定手段と、を備え、上記頭部判定手段が、被
写体の向いている方向を判定する向き判定部を有するこ
とを特徴とする測距装置を提案する。そして、上記向き
判定部が、被写体としての人物の向いている方向を判定
した結果、後ろ向き又は横向きと判定された人物に対し
ては、ピント合せポイントを決定するときの優先度を低
くすることを特徴とする上記の測距装置を提案する。ま
た、上記向き判定部が、被写体としての人物の向いてい
る方向を判定した結果、前向きと判定された人物は、こ
れ以外の人物より優先度を上げてピント合せを行なうこ
とを特徴とするような測距装置を提案する。
【0009】
【発明の実施の形態】以下に、複数の実施形態を挙げて
本発明の要旨について詳しく説明する。 (第1実施形態)図1(a)〜(c)には、一実施形態
となる測距装置の構成とその測距原理を説明する。カメ
ラを被写体に向けて撮影しようとすると、図1(a)が
示すパッシブ方式の測距においては、被写体9の像イメ
ージは、基線長Bだけ隔てて配置された一対の受光レン
ズ3a,3bを介して、この後方にそれぞれのレンズ光
軸に対して直行して並設されたセンサアレイ4a,4b
に入射する。センサアレイ4a,4bを構成する各セン
サは光電変換により像の明暗に応じた電気信号を出力す
るので、センサアレイ4a,4bそれぞれからは一対の
像信号が得られる。しかし、基線長Bの効果によって、
これらのレンズ光軸を原点とする相対像位置は差Xを有
することとなる。この差Xは、被写体距離Lとレンズ焦
点距離fに従って次式で示す関係で変化する。 x = (B・f)/L …(式1)。
【0010】図1(b)に示すように、センサアレイ4
a,4bの出力をA/D変換部4でディジタル値に変換
した後、ワンチップマイコン等から成る演算制御手段
(制御部)としてのCPU1によって、式1に基づき相
対位置差Xが計算される。ここで、上記(B・f)はカ
メラの測距装置2により既知の値なので、被写体距離L
が求められる。
【0011】CPU1はカメラ全体の撮影シーケンスを
司り、レリーズスイッチ7の手動操作を検出して測距装
置2を適宜制御し、その結果より合焦機構5を介して撮
影レンズ6を動かして、当該被写体9へのピント合せと
撮影制御等を行なう。また、露出の必要に応じてフラッ
シュ発光部8の発光制御等も適宜に行なう。
【0012】センサアレイ4a,4bは、図1(b)の
ように二次元的に配列されてエリアセンサとして働き、
一次元的な像信号だけでなく、当該被写体9の二次元的
な画像信号が得られるように構成しておく。
【0013】本実施形態の測距装置2を内蔵するカメラ
本体の外観図を示すと、図1(c)の如く、カメラ本体
10の前面には、撮影レンズ6やAF用の受光レンズ3
a,3b、フラッシュ発光部8等が配置されている。カ
メラ本体10上面のレリーズスイッチ7を押下すると撮
影シーケンスが始動する。この撮影シーケンスは、内蔵
されたROMに書き込まれた所定のプログラム(これを
「カメラシーケンス・プログラム」と称する)に従った
CPU1の指令により適宜制御される。このプログラム
には、検知した像信号のうちから人物の頭部を判定する
頭部判定手段、およびこの判定結果に基づき合焦ポイン
トを決定する決定手段を有し、さらに、その人物が向い
ている方向を判定する向き判定部もソフトウエア的に有
している。
【0014】図2には、この撮影シーケンス(サブルー
チン)の一例をフローチャートで示す。レリーズスイッ
チが操作されると、まずステップS1にて、エリアセン
サ4a又は4bによって撮影画面内の被写体の像を検出
する(S1)。その結果から人物の頭部を検出する。こ
の頭部検出には幾つかの方法があるが、図3(a)〜
(c)に示す撮影シーンのイメージのような順序で検出
していく(詳細後述)。
【0015】ステップS2では、人物の頭部の検出およ
び、測距する候補ポイントの決定を行ない(S2)、続
いてステップS3にて後ろ頭の検出を行ない、これに該
当するものを候補ポイント群から削除する(S3)。ス
テップS4では、決定された候補ポイントに関してのみ
測距を行ない(S4)、ステップS5にてその候補ポイ
ントの主要被写体にピントを合せる(S5)。そしてス
テップS6では、所定の撮影動作を行なって(S6)、
カメラシーケンス・プログラムのメインルーチンに戻
る。
【0016】ここで、図3(a)〜(c)の各説明図を
参照しながら上述の手順を更に詳しく説明すると、図3
(a)中の撮影画面11では、二人の人物9a,9bが
被写体となっている。この場合、図3(b)の如くこれ
ら被写体の部分9a1および部分9b1がそれぞれの人
物の頭部として検出され、主要被写体としての候補とさ
れる。
【0017】しかし、図2中のステップS3における後
ろ頭検出によって、部分9a1が測距対象候補群から削
除されると、図3(c)に示す如く被写体の部分9b1
のみが選択され、ピント合せのポイントが複数から一つ
に絞り込まれる。
【0018】上記ステップS4でこのポイントだけを測
距し、得られた距離値に基づいて撮影光学系を駆動させ
てその主要被写体に合焦させると、高速で正しくピント
合せされた写真の撮影が可能となる。このようにここで
は、画面に複数の人物が存在する場合、後ろ向きよりも
前向きの人物を優先するという考え方が前提となってい
る。
【0019】図4(a),(b)および図5(a),
(b)を用いて、本実施形態例の前提となる頭部検出の
方法を詳しく説明する。図4(a),(b)を参照して
その方法を示すと、頭部検出とその判断の手順は、ま
ず、像データ変化を複数ポイント(,,)を求
め、頭部変化(図4(b)中の)を上から、頭上パタ
ーン(図4(b)中の)〜肩幅パターン(図4(b)
中の)の像信号の形状の違いで判断する。この方法に
より、図4(b)中ののような(波形が上部に突出し
始める)パターンが得られた範囲が被写体の頭部が存在
する領域であると判断することができる。
【0020】また図5(a)に例示するように、画面内
の像信号の変化を微分信号によって検出した後、この結
果を二値化すれば人物像の輪郭が得られるので、この輪
郭パターンから、円形に近いものを判定し選択する。こ
れにより、図5(b)の如く人物の頭部領域9b2を認
識して頭部を特定することができる。
【0021】(作用効果1)以上説明したように、この
第1実施形態によれば、画面内の人物の頭部を検出して
識別し、さらにその頭部の向き(前向き/後向き)によ
って主要被写体となるであろう順位を判定するため、画
面内人物へのピント合せの優先順位を決定する。測距す
べき優先度が決まれば、その度合いが低いものは測距し
ないように測距対象から排除する。特に後ろ向きの人物
は通常、主要被写体とはなりえず、ピント合せの候補か
ら排除できるので、その分、主要被写体に対する測距ま
でに要する処理時間を短縮できる。なお、後ろ頭の検出
は、髪の毛(黒色、茶色、等)のコントラスト等で判断
すればよい。このような測距機能をAFカメラに利用す
れば、総体として測距動作を含むAF撮影の高速化と正
確なピント合せが可能となる。
【0022】(第2実施形態)本発明の第2実施形態例
としての測距装置は、機構的には前述の第1実施形態の
ものと同等な装置で実施できるが、主要被写体の判定方
法にその特徴がある。図6のフローチャートには、この
第2実施形態例の測距装置が行なう主要被写体の検出と
判定の一例(候補ポイント取捨の手順)を示す。この例
では第1実施形態とは異なり、後ろ向きの頭部だけでな
く、横顔をピント合せ候補から除外したり、前向きの頭
部は優先してピント合せの候補に組み入れるようにし
て、ピント合せの確度をいっそうの向上させるようにし
ている。
【0023】ステップS11は、図4(a),(b)、
図5(a),(b)等で説明した方法で頭部検出した
後、n個の複数の頭部が検出されたときに、各頭部(ポ
イント)に対して、顔の向きを判別するためにまずこの
変数nを初期化するステップである(S11)。
【0024】ステップS12にて、この選択された第n
ポイントの像信号を判定し(S12)、ステップS13
ではこの信号がローコントラスト(髪の毛:黒色、茶色
等)であり、後ろ向きと判定されればステップS23に
分岐して、優先度を示す係数P(n)を低い値(即ちP
(n)=1)に設定する。なお、後ろ向きか否かは、図
7(a)に示す如く円で囲んだ顔領域のコントラストが
低い(即ちローコントラスト)か、高いかによって判定
される。
【0025】また、顔が正面向きである場合はステップ
S14及びS15にて判定される。すなわち、図7
(b)の如く顔領域の中央部に鼻のライン(即ち垂直ラ
イン)が認められるか否か(S14)、又は、図7
(c)の如く髪の毛や眼鏡、あるいはマユ毛のライン
(即ち水平ライン)が認められるか否か(S15)によ
ってそれぞれ判定される。この判定結果がYESのとき
正面を向いた顔とみなし、ステップS20に分岐して、
優先度がP(n)=10という高い値に設定される。
【0026】一方、図7(d)に示すような被写体頭部
である場合、ステップS16で顔領域の像が左右非対称
であると判定されれば、顔は横向きであると判定される
(S16)。この場合、ステップS22にて、正面向き
と後ろ向きの中間の優先度係数P(n)=5として測距
の優先度が設定される(S22)。それ以外はステップ
S16でNOに分岐し、ステップS21で顔の向きがよ
くわからないと判断して、P(n)=2と設定する(S
21)。このようにして、ステップS26で変数nを一
つづつインクリメントしながら全てのポイント(1〜
n)について処理する。
【0027】各ポイントの顔部について、その向きを判
断すると、続くステップS27にて優先度P(n)の大
きな三点を選択し、測距を行なう(S27)。この結
果、ステップS28にて測距結果が近いものを選び、候
補ポイントを一つに絞り込む、即ち選別する(S2
8)。このようなフローチャートの処理を、撮影シーケ
ンスのうち図2中のステップS3等で行なえば、正確に
測距ポイントが決定でき、画面のどこに主要被写体がい
ても正しいピント合せが可能となる。
【0028】ローコントラスト判定は例えば図8(a)
に示す手順に従って行なう。また図8(b),(c)に
示すグラフパターンは、上述の図7(a),(b)に示
した如くの顔領域の像パターンに対応するセンサデータ
を示す。つまり、後ろ頭の被写体では図8(b)の如く
センサデータにコントラストがなく、逆に前向きの被写
体であれば、図8(c)の如く鼻のライン等によりコン
トラストが生じる。この原理に従って、図8(a)のフ
ローチャートに沿って後ろ向き判定する。
【0029】この例では、顔領域の像信号の平均値(S
AV)を算出し(S30)、このSAVからの差を各デ
ータから求めて、偏差σを計算する(S31)。この偏
差σと所定値σを比較して(S32)、この偏差σが
所定値σより大きければ「コントラスト有り」と判定
し、一方、この偏差σのほうが小さければ「コントラス
ト無し(即ちローコントラスト)」と判定して(S3
3)、CPU1はこのローコントラストの領域が後ろ頭
であると認識する。
【0030】また、図9に示すもう一つのフローチャー
トに従ったローコントラスト判定のように、顔領域のセ
ンサデータのMAX値とMIN値をそれぞれ求め(S3
5,S36)、その差(MAX値−MIN値)を所定値
ΔDと比較し(S37)、ローコントラストか否かを判
定してもよい(S38)。
【0031】これらの所定値、σ、ΔDは固定的な値
ではなく、顔領域のセンサデータ平均値(SAV)によ
って切り換え可能にすれば、逆光、順光等の環境の影響
を受け難くなり、いっそう効果的である。これらのフロ
ーチャートが図6中のステップS13に相当する。
【0032】次に、図10(a)〜(e)を用いて顔領
域垂直ライン判定の方法について説明する。この方法は
図10(a)の手順で実行される。図10(e)のよう
に顔領域はほぼ円形として検出されているものとし、そ
のX,Y方向の開始座標をx,yとし、顔領域の終
了座標をx,yとする(S40,S41)。これよ
り顔の中心座標x,yが求められる(S42)。
【0033】鼻のラインを検出するために、中心から円
の直径の1/6上と下に、参照ラインy,yを設け
る(S43,S44)。また、鼻のラインを検知したセ
ンサのデータ変化判定の基準となる鼻ラインx の両側
のラインに対応する座標を、x,xとするとき(S
45,S46,S47)、続くステップS48,S49
でこれを算出する。具体的には、顔の横方向の幅の1/
4の位置だけ中心ラインから左右に離した所を、x
とする(S48,S49)。
【0034】ステップS50以降の判定ステップ群は、
上記y,y,y,x,x,xを用い、その
座標における各センサデータS(X,Y)を用いて、図
10(b),(c),(d)のように、Y=yのライ
ン、Y=yのライン、Y=yのラインに沿ってのデ
ータ変化が中央部(x)で「凹んでいる」か否かを判
断する。それには、同じY座標のxとxのデータ比
較時にS(x,y)≫S(x ,y)となり、x
のデータ比較時S(x,y)≪S(x,y)と
なることを利用して、ステップS50とS51、ステッ
プS52とS53、ステップS54とS55のYESに
おける分岐でラインが黒く通っていることが判断される
(S56)。
【0035】なお、第2実施形態の図10に示すフロー
チャートは、前述の図6中のステップS14(顔領域中
央部垂直ライン判定)に相当する。また、図6中のステ
ップS15(顔領域中央部水平ライン判定)は、図11
(a)のようなフローチャートで実現できる。次に,図
10のステップS60,S61で求められたx
,x,y,y,y及び顔領域のセンサデー
タ平均値(SAV)を用いて水平ラインを判定する。す
なわち、ステップS71,S72,S73と、ステップ
S74,S75,S76、及びステップS77,S7
8,S79は各々一組となっており、Y座標を変えて、
,y,yのポイントで線(ライン)ができている
か否かを判断するステップである。この判定は、ライン
(Y=y,y,y)上のデータが顔部の全センサ
データの平均値SAVと比較して、低いレベルか否かで
判断する。
【0036】ステップS71,S72,S73において
それぞれYES,YES、YESと分岐するとき、y
座標で横方向に横切る場合、x,x,xのすべて
のポイントで影ができていることを示し、この影をつな
ぐと、横方向の線(ライン)になることから判断される。
この顔部を横切るラインは、図11(b)のようにセン
サy,yの所にできる場合のみならず、センサ
,y,yのいずれかにでる場合もあり、ステッ
プS71〜S73,S74〜S76,S77〜S79そ
れぞれから分岐し、ステップS80の水平ライン判定ス
テップに移行する。これによって、マユ毛や眼鏡等の影
が判断できる。なお、このような状態は、顔が後ろ向き
である場合や、横向きである場合には起こり得ない状況
である。
【0037】また図12には、図7(d)で示したよう
に顔が横向きであることを判定する非対称判定のフロー
チャートを示す。これは、前述した図6のステップS1
6に相当する。顔が横向きだと、図12(b)のよう
に、X方向に沿ってセンサデータが対称型ではなくな
り、順次変化する形状となる。この判定は顔部縦方向中
央のyの座標で判定する。
【0038】まず、ステップS90,S91で、x
所とxの所のデータを比較し、どちらかが大きけれ
ば、その変化方向をステップS92,S93にて判定
し、同じように変化している場合には、対称形ではあり
得ないと考えて、続くステップS94で非対称判定を行
なう。ここで顔領域のパターンが非対称である場合、少
なくとも後ろ向きではないと判断して、図6中のステッ
プS22にて優先度係数をP(n)=5に設定する。
【0039】(作用効果2)このように第2実施形態に
よれば、主要被写体の検出技術で「人物優先」という方
法のほかに、正しくカメラの方向を向いている人物を最
優先するという考え方に基づき、前向きの人物を最優先
し、横向きの人物を次に優先し、後ろ向きの人物はでき
るだけ測距対象からは排除するようにしたので、ユーザ
がピント合せを意識しなくとも、高速で主要被写体を判
定し、正確に前向きの人物を優先してその人物にピント
を合せることが可能となる。
【0040】また、図6中のステップS28で「近いも
の」を選択する考え方も加味し、図13に例示したよう
な正面を向く複数の人物(9a2,9a3)が存在する
シーンでも、わずかな距離の差を考慮したことで正しく
主要被写体に「近い被写体優先」でピント合せを行なう
ことが可能となる。特にこの機能は、ファインダを見な
いで撮影するセルフタイマによる撮影時やリモコン撮影
時にも、正しくピント合せができ、極めて有効な技術で
あると言える。つまり、優先順位が高いもの(例えば人
物9a2,9a3)に対してはまず測距して、得られた
距離結果に従って距離データも加味した更なる被写体選
択を行ない、より確度の高い主要被写体(例えば人物9
a2)を選択した後、そのポイントに対する正しいピン
ト合せ(合焦動作)が可能となる。
【0041】したがって、この測距装置はさらにAFカ
メラにふさわしい単純な構成で主要被写体を判断し、そ
の被写体の測距時の優先度を上げて各被写体の距離を判
定し、瞬時に正しいピント制御を行なえる装置なので、
これを内蔵すればより廉価かつ高性能のAFカメラを提
供できる。
【0042】(変形例)上述した複数の実施形態は次の
ように変形実施してもよい。例えば、本発明は測距方式
に限定されず、パッシブ方式のほかにアクティブ方式で
あってもよく、センサアレイで像イメージを取り込み画
像解析できるものであれば,本発明が同様に適用可能で
ある。したがって、エリアセンサなどの電子撮像系を既
に有するカメラにも本発明は容易に適用可能である。こ
れにより、前述と同等またはそれ以上の効果が期待でき
る。このほかにも、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種
々の変形実施が可能である。
【0043】以上、複数例に基づき説明したが本明細書
中には次の発明が含まれる。 (1) 測距装置を内蔵し、人物の頭部を検出してピン
ト合せするカメラにおいて、この人物の頭部が前向きか
後ろ向きかを判別する判別手段を具備することを特徴と
するカメラを提供できる。
【0044】(2) 上記判別手段は、人物の頭部検出
しても後ろ向きの人物の後頭部(ローコントラストの頭
部)は測距対象から排除することを特徴とする(1)に
記載のカメラである。(3) 上記判別手段は、人物の
頭部検出後、めがね状のパターン、鼻状のパターン、お
よびマユ毛状のパターンを優先して判別することを特徴
とする(1)に記載のカメラである。
【0045】(4) 被写体像信号を検出するセンサア
レイと、この被写体像信号に基づいて主要被写体を判定
および認識し、この主要被写体に対する測距を行なうよ
うに制御する制御部と、この制御部の制御に従って当該
主要被写体に対する合焦動作を行なう撮影光学系とを具
備するカメラにおいて、上記制御部は、検出された被写
体像の中から人物の頭部を判定し、測距する対象候補に
決定するステップと、上記頭部のうち、後ろ向きの頭を
選択してこの後ろ頭を上記候補から削除するステップ
と、残る候補としての被写体に対して測距動作および合
焦動作を行なうように指示するステップと、を有するこ
とを特徴とするカメラを提供できる。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、主
要被写体判定の確度が更に向上された測距装置を提供す
ることできる。よって、主要被写体の位置を正しく判定
し、そこにピント合せを行なうので、誰にでも構図を気
にせず写真撮影が楽しめるカメラを単純な構成で実現す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1(a)〜(c)は本発明の測距装置の概
要を示し、図1(a)は、この測距装置の測距原理を説
明する原理図、図1(b)は、この測距装置の概略構成
図、図1(c)は、この測距装置を内蔵するカメラの斜
視図。
【図2】図2は、本発明の第1実施形態の測距装置に係
わる撮影シーケンスを示すフローチャート。
【図3】 図3(a)〜(c)は撮影シーンにおける頭
部検出を示し、図3(a)は、複数被写体がいる画面を
示す説明図、図3(b)は、頭部検出のイメージを示す
説明図、図3(c)は、決定された候補ポイントのイメ
ージを示す説明図。
【図4】 図4(a),(b)は頭部検出の方法を示
し、図4(a)は、水平方向の像データ検出ポイントを
示す説明図、図4(b)は、各検出ポイント毎の変化パ
ターンを示すグラフ。
【図5】 図5(a),(b)は頭部検出の方法を示
し、図5(a)は、像信号の変化を処理して得られる輪
郭パターンを示す説明図、図5(b)は、得られた輪郭
パターンから選択された頭部領域を示す説明図。
【図6】図6は、本発明の第2実施形態例の測距装置が
行なう主要被写体の検出と判定の手順を示すフローチャ
ート。
【図7】 図7(a)〜(d)は顔領域における顔の向
きを示し、図7(a)は、後ろ向きの被写体画面例、図
7(b)は、正面向きの被写体画面例、図7(c)は、
眼鏡をかけた正面向きの被写体画面例、図7(d)は、
横向きの被写体画面例。
【図8】 図8(a)〜(c)は後ろ向き及び前向きを
判別する方法を示し、図8(a)は、後ろ向き判定する
フローチャート、図8(b)は、コントラストがないセ
ンサデータのグラフ、図8(c)は、コントラストがあ
るセンサデータのグラフ。
【図9】図9は、ローコントラスト判定の手順を示すフ
ローチャート。
【図10】 図10(a)〜(e)は顔領域垂直ライン
判定方法を示し、図10(a)は、顔領域垂直ライン判
定の手順を示すフローチャート、図10(b)〜(d)
は、y〜yのセンサデータを示すグラフ、図10
(e)は、顔領域の位置を示す説明図。
【図11】図11は、顔領域中央部水平ライン判定の手
順を示すフローチャート。
【図12】図12は、顔の横向きを判定する非対称判定
のフローチャート。
【図13】図13は、近くの被写体を選び主要被写体と
する一例を示すシーン。
【符号の説明】
1…CPU(制御部:演算制御手段)、 2…測距装置(測距光学系)、 3a,3b…受光レンズ、 4…A/D変換部、 4a,4b…センサアレイ(検知手段)、 5…合焦機構(ピント合せ部)、 6…撮影レンズ、 7…レリーズスイッチ、 8…フラッシュ発光部、 9…被写体(人物)、 10…カメラ本体、 11…撮影画面(ファインダ視野)。 S1〜S2…撮影シーケンス、 S11〜S28…候補ポイント取捨シーケンス(頭部判
定手段)、 S30〜S38…ローコントラスト判定シーケンス(向
き判定部)、 S40〜S56…顔領域垂直ライン判定シーケンス(向
き判定部)、 S70〜S80…顔領域水平ライン判定シーケンス(向
き判定部)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G03B 13/36 G03B 3/00 A Fターム(参考) 2F065 AA02 AA06 AA38 AA51 CC16 FF05 FF09 FF42 HH13 JJ03 JJ05 JJ26 QQ04 QQ13 QQ21 QQ23 QQ25 QQ29 QQ36 QQ38 QQ42 2F112 AC03 AC06 BA01 BA20 CA02 CA12 FA03 FA08 FA21 FA36 FA38 FA39 FA45 2H011 BA01 2H051 BB01 DA23

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被写体像信号を検出する検出手段と、 上記被写体像信号のうち、人物の頭部を判定し検出する
    頭部判定手段と、 上記頭部判定手段の判定結果に基づいてカメラの合焦ポ
    イントを決定する決定手段と、 を具備し、 上記頭部判定手段が、上記被写体の向いている方向を判
    定する向き判定部を有することを特徴とする測距装置。
  2. 【請求項2】 上記向き判定部が、被写体としての人物
    の向いている方向を判定した結果、後ろ向きまたは横向
    きであると判定された人物に対しては、合焦ポイントを
    決定するときの優先度を低くすることを特徴とする、請
    求項1に記載の測距装置。
  3. 【請求項3】 上記向き判定部が、被写体としての人物
    の向いている方向を判定した結果、前向きと判定された
    人物は、これ以外の人物より優先度を上げて合焦を行な
    うことを特徴とする、請求項1に記載の測距装置。
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