JP2001254202A - トランクス型の使い捨てパンツの製造方法 - Google Patents

トランクス型の使い捨てパンツの製造方法

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JP2001254202A
JP2001254202A JP2000061641A JP2000061641A JP2001254202A JP 2001254202 A JP2001254202 A JP 2001254202A JP 2000061641 A JP2000061641 A JP 2000061641A JP 2000061641 A JP2000061641 A JP 2000061641A JP 2001254202 A JP2001254202 A JP 2001254202A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 使用後はそのまま廃棄することができるトラ
ンクス型の使い捨てパンツを単位時間内に量産すること
が可能な製造方法を提供する。 【解決手段】 パンツ1を製造する方法が、(a)イン
ナーシート2A,2Bを長手方向前方へ供給し、パネル
5A,5Bをシート2A,2Bの内面に取り付ける工
程、(b)インナーシート2A,2Bを重ね合わせ、シ
ート2A,2Bの内面を第1接合線B1で固着する工
程、(c)インナーシート2A,2Bを第1〜3裁断線
C1,C2,C3で裁断し、シート2A,2Bに開口領
域Oを形成する工程、(d)弾性部材8を取り付けたア
ウターシート3A,3Bを長手方向前方へ供給し、イン
ナーシート2A,2Bの外面にアウターシート3A,3
Bの内面を重ね合わせる工程、(e)インナーシート2
A,2Bの外面とアウターシート3A,3Bの内面とを
第2接合線B2で固着する工程、(f)インナーシート
2A,2Bとアウターシート3A,3Bとを、第4〜6
裁断線C4,C5,C6とで裁断し、個々のパンツ1を
得る工程、を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、トランクス型の使
い捨てパンツの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】特開平6−114084号公報は、トラ
ンクス型の使い捨てパンツの製造方法を開示している。
同号公報に開示の方法は、長手方向へ連続して移動する
前身頃用第1連続シートの上面の一側縁近傍に、その移
動方向と平行に第1連続弾性部材を伸長下に接合する工
程(a)、第1連続シートの上面の他側縁近傍に、その
移動方向へ起伏する第2連続弾性部材を伸長下に接合す
る工程(b)、第1連続シートの上面に長手方向へ連続
して移動する後身頃用第2連続シートを供給し、長手方
向へ所要の寸法離間してそれらシートの一側縁から第2
弾性部材へ至る第1シール線でそれらシートを接合する
工程(c)、それらシートの他側縁の側において、第1
シール線の間のパンツの股下に対応する部位に第1連続
弾性部材の方向へ凸曲する第2シール線でそれらシート
を接合する工程(d)、それらシートを第1,2シール
線と第2連続弾性部材との外側において切り抜き、個別
のパンツ本体を形成する工程(e)、パンツ本体の前後
身頃いずれかの側縁に、それら両身頃を着脱可能に連結
するための連結手段を取り付ける工程(f)から構成さ
れている。この方法によれば、股下域を着用者の股間幅
に合わせることにより着用感を損なわないパンツを連続
的に製造することができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】同号公報に開示の方法
で製造されたパンツは、互いに重なり合う第1連続シー
トと第2連続シートとから構成された扁平のものなの
で、着用時にパンツの内部を広げて着用者の身体を包被
する空間を作らなければならず、パンツが着用者の身体
形状に適合し難い。また、同号公報に開示の方法では、
第1連続シートに第2連続弾性部材を取り付けるため、
パンツの製造工程にトラバース手段を導入する必要があ
り、弾性部材を直状に取り付ける場合と比較して、単位
時間当たりの生産性が低下する。
【0004】本発明の課題は、着用者の身体形状に適合
し易く、使用後はそのまま廃棄することができるトラン
クス型の使い捨てパンツを単位時間内に量産することが
可能な製造方法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
のトランクス型の使い捨てパンツを製造する方法におけ
る本発明の特徴は、(a)互いに並行して長手方向へ延
びる両側縁を有し、前記両側縁の間の寸法を二分して前
記長手方向へ延びる第1中心線が仮想された連続する一
対のインナーシートを長手方向前方へ供給し、吸液性の
パネル各々を、前記長手方向へ所要寸法離間し、かつ、
前記第1中心線近傍における前記インナーシート各々の
互いに対向する内面に仮想された接合領域に取り付ける
工程、(b)前記インナーシート各々を、前記パネル各
々が互いに対向するように該インナーシートの前記第1
中心線を一致させて重ね合わせ、前記インナーシート各
々の内面を、前記長手方向へ所要寸法離間して前記イン
ナーシートの両側縁の間を該長手方向へ凸となり、か
つ、前記接合領域各々おける前記パネルの周縁近傍を曲
折して延びる第1接合線で固着する工程、(c)前記イ
ンナーシート各々を、前記第1接合線の内側で該第1接
合線に沿って前記長手方向へ延びていて該第1接合線の
両端から前記接合領域へ至る二条の第1裁断線と、前記
第1接合線の両端の間を前記幅方向へ延びていて前記第
1裁断線へつながる第2裁断線と、前記接合領域と前記
第2裁断線との間を前記幅方向へ延びていて前記第1裁
断線へつながる第3裁断線とで裁断し、前記インナーシ
ート各々にそれら裁断線に囲繞された開口領域を形成す
る工程、(d)互いに並行して長手方向へ延びる両側縁
を有し、前記両側縁の間の寸法を二分して前記長手方向
へ延びる第2中心線が仮想された連続する一対のアウタ
ーシートを前記長手方向前方へ供給し、前記長手方向へ
所要の寸法離間して前記幅方向へ延びる第1弾性部材を
前記アウターシート各々に伸長状態で取り付け、前記第
1弾性部材の伸長状態を維持しつつ、該第1弾性部材が
前記第2裁断線近傍における前記インナーシートの開口
領域に位置するように、前記インナーシートの第1中心
線と前記アウターシートの第2中心線とを一致させて該
インナーシート各々の外面に該アウターシート各々の内
面を重ね合わせる工程、(e)前記インナーシートの外
面と前記アウターシートの内面とを、前記第1接合線と
それらシートの両側縁との間を該第1接合線と並行して
前記長手方向へ延び、かつ、前記第1接合線の前記長手
方向の寸法よりも長い二条の第2接合線で固着する工
程、(f)前記インナーシート各々と前記アウターシー
ト各々とを、前記第2接合線とそれらシートの両側縁と
の間を該第2接合線と並行して前記長手方向へ延び、か
つ、前記第2接合線とほぼ同寸法を有する二条の第4裁
断線と、前記第2裁断線と前記第1弾性部材との間を前
記幅方向へ延びていて前記第4裁断線につながる第5裁
断線と、前記接合領域をとおる第1接合線の外側を前記
幅方向へ延びていて前記第4裁断線につながる第6裁断
線とで裁断し、個々の前記使い捨てパンツを得る工程、
を有することにある。
【0006】本発明の実施の形態の一例として、工程
(c)と工程(d)とのいずれかには、前記幅方向へ互
いに並行して延びる固定端部および自由端部と、前記長
手方向へ互いに並行して延びる固定両側部とを有し、前
記自由端部に前記幅方向ヘ延びる第2弾性部材が伸長状
態で取り付けられた一対の液抵抗性の側部シートを、前
記第3裁断線近傍における前記開口領域に配置し、前記
側部シートの固定端部の一部を、前記側部シートの内面
の側へ折曲し、前記側部シートの固定端部の外面を、前
記インナーシート各々の外面であって前記第3裁断線近
傍における前記接合領域に固着し、かつ、前記側部シー
トの固定両側部を、前記第2弾性部材の伸長状態を維持
しつつ、前記第1裁断線近傍における前記インナーシー
ト各々の両側縁の側に固着する工程が含まれる。
【0007】本発明の実施の形態の他の一例として、工
程(c)と工程(d)とのいずれかには、所要の長さ寸
法を有して幅方向へ延びる一対の第3弾性部材を、前記
第3裁断線近傍における前記接合領域に伸長状態で取り
付ける工程が含まれる。
【0008】本発明の実施の形態の他の一例として、工
程(b)と工程(c)とのいずれかには、前記インナー
シート各々の内面を、前記第1接合線の両端近傍で該第
1接合線とインナーシートの両側縁との間を前記長手方
向へわずかに延びる第3接合線で固着する工程が含まれ
る。
【0009】
【発明の実施の形態】添付の図面を参照して、本発明に
係るトランクス型の使い捨てパンツの製造方法の詳細を
説明すると、以下のとおりである。
【0010】図1,2は、本発明にかかる製造方法によ
り製造された一例として示すパンツ1の部分破断斜視図
と、図1のパンツ1の分解斜視図とであり、図3は、図
1のA−A線矢視断面を示すパンツ1の斜視図である。
図2では、インナーシート2A,2B各々が互いに面対
称に対向配置され、アウターシート3A,3B各々がイ
ンナーシート2A,2Bの外側において互いに面対称に
配置されている。インナーシート2A,2Bとアウター
シート3A,3Bとの間には、側部シート4A,4B各
々が配置されている。
【0011】パンツ1は、対称な一対のインナーシート
2A,2Bと、対称な一対のアウターシート3A,3B
と、幅方向へ長い対称な一対の液抵抗性の側部シート4
A,4Bと、一対のマット状の吸液性パネル5A,5B
とから構成されている。パンツ1は、その上部に胴周り
開口6と、その下部に左右一対の脚周り開口7とを有す
る。
【0012】インナーシート2A,2Bは、互いに並行
して幅方向へ延びる上下端部2a,2bと、互いに並行
して長手方向へ延びる前後側部2c,2dとを有する。
シート2A,2Bの前後側部2c,2dの間には、シー
ト2A,2Bの上端部2aから下端部2bへ向って凹む
凹部9が形成されている。凹部9は、互いに対向して縦
方向へ延びるシート2A,2Bの対辺9aと、対辺9a
の下方を横方向へ延びるシート2A,2Bの底辺9bと
によって画成されている。
【0013】インナーシート2A,2B各々の内面は、
シート2A,2Bの凹部9と並行して延びていてシート
2A,2Bの上端部2aから下端部2bへ向って凸とな
るように弧を画く接合線B1で連続的または間欠的に固
着されている。
【0014】パネル5A,5Bは、インナーシート2
A,2B各々の内面における凹部9と接合線B1との間
に形成された接合領域2eに配置、接合されている。
【0015】側部シート4A,4Bは、幅方向へ延びる
固定端部4aと、固定端部4aの上方で幅方向へ延びる
自由端部4bと、インナーシート2A,2Bの前後側部
2c,2dに位置して長手方向へ延びる固定両側部4c
とを有する。自由端部4bには、幅方向へ延びる弾性部
材10が自由端部4bの一部に被覆された状態で伸長下
に取り付けられている。
【0016】側部シート4A,4Bは、その固定端部4
aの一部がシート4A,4Bの内面の側へ折曲されてイ
ンナーシート2A,2B各々の外面における底辺9b近
傍に固着され、シート4A,4Bの固定両側部4cがイ
ンナーシート2A,2Bの対辺9a近傍に固着されてい
る。
【0017】アウターシート3A,3Bは、互いに並行
して幅方向へ延びる上下端部3a,3bと、互いに並行
して長手方向へ延びる前後側部3c,3dとを有する。
アウターシート3A,3B各々の内面には、シート3
A,3Bの上端部3aに沿って幅方向へ延びるフィルム
状の胴周り用弾性部材8が伸長状態で取り付けられてい
る。
【0018】インナーシート2A,2Bとアウターシー
ト3A,3Bとは、シート2A,2Bの外面とシート3
A,3Bの内面とが、それらシート2A,2B,3A,
3Bの前後側部2c,3c,2d,3dに沿って長手方
向へ延びる接合線B2で連続的または間欠的に固着され
ている。
【0019】パンツ1は、二枚のシートを重ね合わせた
だけの扁平のパンツ1とは異なり、筒状を呈するので、
着用時にパンツ1の内部を広げて着用者の身体を包被す
る空間を作る必要はなく、着用者の身体形状に適合し易
い。
【0020】パンツ1では、側部シート4A,4Bの自
由端部4bに取り付けられた弾性部材10が収縮する
と、側部シート4A,4B各々とインナーシート2A,
2B各々の接合領域2eとがパンツ1の横方向外方へ拡
開してパンツ1の上方へ向って開口するポケットPを形
成する。
【0021】パンツ1では、側部シート4A,4Bの固
定端部4aがシート4A,4Bの内面の側へ折曲されて
インナーシート2A,2Bの外面に固着されており、側
部シート4A,4Bの自由端部4bがインナーシート2
A,2Bの外面の側へ傾倒しようとするので、ポケット
Pが大きく口を開けることができる。
【0022】ポケットPでは、側部シート4A,4B各
々とインナーシート2A,2B各々の接合領域2eとが
障壁を形成する。ポケットPに排泄された排泄物は、ポ
ケットPに位置するパネル5A,5Bに吸収される。股
下からの排泄物の漏出は障壁によって阻止される。
【0023】パネル5A,5Bは、インナーシート2
A,2Bと並行して略垂直に延びているので、着用者の
股間において嵩張ることはなく、着用者に違和感を与え
ることはない。
【0024】図4は、図1のパンツ1の製造工程図であ
り、(1)は工程の側面図を示し、(2)は工程の平面
図を示す。パンツ1は、連続した一対のインナーシート
2A,2Bと、連続した一対のアウターシート3A,3
Bと、液抵抗性の側部シート4A,4Bと、マット状の
吸液性パネル5A,5Bとを使用し、第1工程(a)〜
第6工程(f)を備えたラインによって製造される。
【0025】インナーシート2A,2Bは、互いに並行
して長手方向へ延びる両側縁E1を有する。インナーシ
ート2A,2Bには、両側縁E1の間の寸法を二分して
長手方向へ延びる第1中心線X1と、長手方向へ等間隔
で離間して幅方向へ延びる複数の分割線Zとが仮想され
ている。インナーシート2A,2Bは、分割線Zによっ
て複数のユニットYに分割されている。
【0026】アウターシート3A,3Bは、互いに並行
して長手方向へ延びる両側縁E2を有する。アウターシ
ート3A,3Bには、両側縁E2の間の寸法を二分して
長手方向へ延びる第2中心線X2が仮想されている。イ
ンナーシート2A,2Bとアウターシート3A,3Bと
は、幅寸法が同一のものである。
【0027】側部シート4A,4Bは、互いに並行して
幅方向へ延びる固定端部4aおよび自由端部4bと、互
いに並行して長手方向へ延びる固定両側部4cとを有
し、幅方向ヘ延びる第2弾性部材10が自由端部4bに
被覆された状態で伸長下に取り付けられている。
【0028】各工程(a)〜(f)へのそれらシート2
A,2B,3A,3B,4A,4Bの供給と移動とは、
駆動装置により回動するニップロール、サクションドラ
ム等によって行われる。それらシート2A,2B,3
A,3B,4A,4Bは、同一の速度で各工程へ供給さ
れるとともに、同一の速度で各工程を移動する。
【0029】第1工程(a)は、インナーシート2A,
2B各々を長手方向前方へ供給し、シート2A,2Bに
パネル5A,5Bを取り付ける工程である。
【0030】第1工程(a)では、一対の巻回ロール1
00に巻き取られているインナーシート2A,2B各々
が、それら巻回ロール100の下流側に配置されたニッ
プロール101,102によって引き出される。
【0031】第1工程(a)では、一対のサクションド
ラム(図示せず)の周面に複数のパネル5A,5Bがサ
クション手段によって保持されており、巻回ロール10
0とニップロール101,102各々との間において、
サクションドラムからシート2A,2BのユニットY毎
に一対のパネル5A,5Bが順次供給される。
【0032】パネル5A,5Bのシート2A,2Bとの
対向面には、サクションドラムの下流側に設置された図
示しない接着剤塗布機構によってあらかじめ接着剤が塗
布される。パネル5A,5Bは、シート2A,2B各々
の互いに対向する内面における第1中心線X1と分割線
Zとの交点近傍に仮想された接合領域2eに接着剤を介
して接合される。
【0033】第2工程(b)は、インナーシート2A,
2B各々を重ね合わせ、重なり合うシート2A,2B各
々の内面を固着する工程である。
【0034】パネル5A,5Bが接合されたインナーシ
ート2A,2Bは、互いに対向して回動するニップロー
ル102の間に進入する。ニップロール102の周面で
は、パネル5A,5B各々が対向するように、シート2
A,2Bの第1中心線X1を一致させた状態でシート2
A,2Bの内面どうしが重なり合う。
【0035】重なり合うシート2A,2B各々は、第2
工程(b)に設置された接合機構103に進入する。接
合機構103では、第1接合線B1でシート2A,2B
各々の内面を連続的または間欠的に固着する。
【0036】第1接合線B1は、インナーシート2A,
2BのユニットY毎にシート2A,2Bの両側縁E1の
間を長手方向後方へ凸となるように弧を画き、シート2
A,2Bの接合領域2eにおいてパネル5A,5Bとパ
ネル5A,5Bに近接する分割線Zとの間を曲折して延
びている。
【0037】第3工程(c)は、インナーシート2A,
2Bを切り取ってシート2A,2Bに開口領域Oを形成
する工程である。
【0038】互いに固着されたインナーシート2A,2
Bは、第3工程(c)に設置された裁断機構104に進
入する。裁断機構104では、第1接合線B1の内側に
延びる裁断線C1,C2,C3でシート2A,2Bの部
分を切り取る。
【0039】裁断線C1,C2,C3は、第1接合線B
1の内側を第1接合線B1に沿って長手方向へ延び、第
1接合線B1の両端からシート2A,2Bの接合領域2
eへ至る二条の第1裁断線C1と、第1接合線B1の両
端の間を幅方向へ延び、第1裁断線C1へつながる第2
裁断線C2と、接合領域2eと第2裁断線C2との間を
幅方向へ延び、第1裁断線C1へつながる第3裁断線C
3とから形成されている。シート2A,2Bには、それ
ら裁断線C1,C2,C3で囲繞された開口領域Oが形
成される。
【0040】第4工程(d)は、インナーシート2A,
2B各々に側部シート4A,4Bを固着し、アウターシ
ート3A,3B各々を長手方向前方へ供給してインナー
シート2A,2Bとアウターシート3A,3Bとを重ね
合わせる工程である。
【0041】側部シート4A,4Bは、固定端部4aと
自由端部4bとがインナーシートA,2Bの両側縁E1
と平行するように一対のサクションドラム105に保持
されている。第4工程(d)では、複数の側部シート4
A,4Bがサクションドラム105から長手方向へ供給
されて転写機構106に進入する。
【0042】転写機構106では、転向手段によって側
部シート4A,4Bの固定端部4aと自由端部4bとを
長手方向と直交する幅方向へ延びるように90°転向
し、折曲手段によってシート4A,4Bの固定端部4a
の一部をシート4A,4Bの内面の側に折曲する。
【0043】転写機構106は、一対の側部シート4
A,4Bをインナーシート2A,2BのユニットY毎に
供給し、転写機構106に進入したインナーシート2
A,2Bの第3裁断線C3近傍における開口領域Oに側
部シート4A,4Bを配置する。
【0044】転写機構106は、側部シート4A,4B
各々の固定端部4aの外面をインナーシート2A,2B
各々の外面であって第3裁断線C3近傍における接合領
域2eに固着し、第2弾性部材10の伸長状態を維持し
つつ、側部シート4A,4B各々の固定両側部4cを第
1裁断線C1近傍におけるインナーシート2A,2B各
々に固着する。
【0045】転写機構106において側部シート4A,
4Bをインナーシート2A,2Bに固着するには、以下
の処理を例示することができる。転向手段と折曲手段と
を経た側部シート4A,4Bの固定端部4aの外面に接
着剤塗布手段によって接着剤を連続的または間欠的に塗
布し、側部シート4A,4Bを互いに対向して回動する
図示しない一対のサクションドラム各々の周面に供給す
る。
【0046】側部シート4A,4B各々は、サクション
ドラムの周面において第2弾性部材10の伸長状態が維
持されるとともに、インナーシート2A,2Bのユニッ
トY毎に一対の側部シート4A,4Bが供給されるよう
にサクションドラムに保持される。
【0047】サクションドラムに進入したインナーシー
ト2A,2Bとドラムの周面を移動する側部シート4
A,4Bとは、側部シート4A,4Bがインナーシート
2A,2Bの第3裁断線C3近傍におけるシートの開口
領域Oに位置するように、ドラムの接触面において重な
り合う。このとき、側部シート4A,4B各々の固定端
部4aが、第3裁断線C3近傍におけるインナーシート
2A,2B各々の接合領域2eに固着され、側部シート
4A,4B各々の固定両側部4cが、第1裁断線C1近
傍におけるインナーシート2A,2B各々に固着され
る。
【0048】第4工程では、接着剤の他に、熱融着の技
術を利用して側部シート4A,4B各々をインナーシー
ト2A,2B各々に固着することもできる。
【0049】インナーシート2A,2Bに側部シート4
A,4Bを固着した後、第4工程(d)では、一対の巻
回ロール107に巻き取られているアウターシート3
A,3Bが、それら巻回ロール107の下流側に配置さ
れた一対のサクションドラム110によって引き出され
る。同時に一対の巻回ロール108に巻き取られている
第1弾性部材8が、それら巻回ロール108の下流側に
配置された一対の拡幅転写機構109によって引き出さ
れ、拡幅転写機構109に進入する。
【0050】拡幅転写機構109では、接着剤塗布手段
によって第1弾性部材8に接着剤を連続的または間欠的
に塗布し、延伸手段によって第1弾性部材8を所要倍率
に延伸した後、切断手段によって所要の長さに細分化す
る。
【0051】拡幅転写機構109は、転向手段によって
細分化された第1弾性部材8各々を幅方向へ延びるよう
に約90°転向し、伸長状態でサクションドラム111
のサクション面に供給する。第1弾性部材8各々は、ド
ラム111のサクション手段によって伸長状態が維持さ
れる。
【0052】サクションドラム110の周面を移動する
アウターシート3A,3Bとサクションドラム111の
周面を移動する第1弾性部材8とは、ドラム110,1
11どうしの接触面において重なり合い、第1弾性部材
8が、シート3A,3Bの互いに対向する内面に伸長状
態で取り付けられる。
【0053】サクションドラム110に進入したインナ
ーシート2A,2Bとドラム110の周面を移動するア
ウターシート3A,3Bとは、ドラム110の接触面に
おいてインナーシート2A,2Bの外面がアウターシー
ト3A,3B各々の内面に挟まれた状態で重なり合う。
【0054】重なり合うそれらシート2A,2B,3
A,3Bは、シート3A,3Bに取り付けられた第1弾
性部材8が、シート2A,2BのユニットY毎において
第2裁断線C2近傍における開口領域Oに位置し、シー
ト2A,2Bの第1中心線X1とシート3A,3Bの第
2中心線X2とが互いに一致した状態にある。
【0055】第5工程(e)は、インナーシート2A,
2Bの外面とアウターシート3A,3Bの内面とを固着
する工程である。
【0056】重なり合うインナーシート2A,2Bとア
ウターシート3A,3Bとは、第5工程(e)に設置さ
れた接合機構112に進入する。接合機構112では、
インナーシート2A,2Bの外面とアウターシート3
A,3Bの内面とを、第1弾性部材8の伸長状態を維持
しつつ、それらシート2A,2B,3A,3Bの両側縁
E1,E2と第1接合線B1との間を長手方向へ互いに
並行して延びる一対の第2接合線B2で固着する。
【0057】第2接合線B2は、第1接合線B1を長手
方向前方と長手方向後方とへ越える寸法を有する。第2
接合線B2のうちの一方は、長手方向後方へ向って第2
中心線X2へ次第に近づくように弧を画いて延びてい
る。第5工程(e)の接合機構112には、第1弾性部
材8の伸長状態を維持するためのサクション手段(図示
せず)が設けられている。
【0058】第6工程(f)は、インナーシート2A,
2Bとアウターシート3A,3Bとを裁断し、個々のパ
ンツ1を得る工程である。
【0059】互いに固着されたインナーシート2A,2
Bとアウターシート3A,3Bとは、第6工程(f)に
設置された裁断機構113に進入する。裁断機構113
では、裁断線C4,C5,C6でインナーシート2A,
2Bとアウターシート3A,3Bとをトランクスの輪郭
形状に裁断する。
【0060】裁断線C4,C5,C6は、第2接合線B
2とそれらシート2A,2B,3A,3Bの両側縁E
1,E2との間を前記長手方向へ延びる二条の第4裁断
線C4と、第2裁断線C2と弾性部材8との間を幅方向
へ延びる第5裁断線C5と、インナーシート2A,2B
の接合領域2eをとおる第1接合線B1とパネル5A,
5Bに近接する分割線Zとの間を幅方向へ延びる第6裁
断線C6とから形成されている。
【0061】第4裁断線C4は、第2接合線B2とほぼ
同寸法を有し、第2接合線B2の外側近傍において第2
接合線B2と並行して延びている。第5裁断線C5と第
6裁断線C6とは、第4裁断線C4各々につながってい
る。第6工程(f)の裁断機構113には、第1弾性部
材8の伸長状態を維持するためのサクション手段(図示
せず)が設けられている。
【0062】図5,6は、本発明にかかる製造方法によ
り製造された他の一例として示すパンツ1の部分破断斜
視図と、図5のパンツ1の分解斜視図とであり、図7
は、図5のB−B線矢視断面を示すパンツ1の斜視図で
ある。図6では、インナーシート2A,2B各々が互い
に面対称に対向配置され、アウターシート3A,3B各
々がインナーシート2A,2Bの外側において互いに面
対称に配置されている。
【0063】パンツ1は、対称な一対のインナーシート
2A,2Bと、対称な一対のアウターシート3A,3B
と、一対のマット状の吸液性パネル5A,5Bとから構
成され、上部に胴周り開口6と、下部に左右一対の脚周
り開口7とを有する。
【0064】インナーシート2A,2Bは、互いに並行
して幅方向へ延びる上下端部2a,2bと、互いに並行
して長手方向へ延びる前後側部2c,2dとを有する。
インナーシート2A,2Bの前後側部2c,2dの間に
は、シート2A,2Bの上端部2aから下端部2bへ向
って凹む凹部9が形成されている。
【0065】インナーシート2A,2B各々の凹部9の
底辺9b近傍には、パネル5A,5Bの上方において幅
方向へ延びる弾性部材11が伸長状態で取り付けられて
いる。インナーシート各々2A,2Bの内面は、シート
2A,2Bの凹部9と並行して延びていてシート2A,
2Bの上端部2aから下端部2bへ向って弧を画く接合
線B1と、シート2A,2Bの上端部2a近傍における
前後側部2c,2dの部分に沿って延びる接合線B3と
で連続的または間欠的に固着されている。
【0066】パネル5A,5Bは、インナーシート2
A,2B各々の内面における凹部9と接合線B1との間
に形成された接合領域2eに配置、接合されている。
【0067】アウターシート3A,3Bは、互いに並行
して幅方向へ延びる上下端部3a,3bと、互いに並行
して長手方向へ延びる前後側部3c,3dとを有する。
アウターシート3A,3B各々の内面には、シート3
A,3Bの上端部3aに沿って幅方向へ延びるフィルム
状の胴周り用弾性部材8が伸長状態で取り付けられてい
る。
【0068】インナーシート2A,2Bとアウターシー
ト3A,3Bとは、シート2A,2Bの外面とシート3
A,3Bの内面とが、それらシート2A,2B,3A,
3Bの前後側部2c,3c,2d,3dに沿って長手方
向へ延びる接合線B2で連続的または間欠的に固着され
ている。
【0069】パンツ1は、筒状を呈するので、着用時に
パンツ1の内部を広げて着用者の身体を包被する空間を
作る必要はなく、着用者の身体形状に適合し易い。
【0070】パンツ1では、インナーシート2A,2B
各々の接合領域2eがパンツ1の上方へ向って開口する
ポケットPを形成する。ポケットPでは、インナーシー
ト2A,2B各々の接合領域2eが障壁を形成する。ポ
ケットPに排泄された排泄物は、ポケットPに位置する
パネル5A,5Bに吸収される。股下からの排泄物の漏
出は障壁によって阻止される。
【0071】パンツ1は、インナーシート2A,2Bの
上端部2a近傍における前後側部2c,2dの部分が固
着されているので、部分が接合されていない場合と比較
してパンツ1の周り方向における接合強度を向上させる
ことができる。
【0072】パネル5A,5Bは、インナーシート2
A,2Bと並行して略垂直に延びているので、着用者の
股間において嵩張ることはなく、着用者に違和感を与え
ることはない。
【0073】図8は、図5のパンツ1の製造工程図であ
り、(1)は工程の側面図を示し、(2)は工程の平面
図を示す。パンツ1は、連続した一対のインナーシート
2A,2Bと、連続した一対のアウターシート3A,3
Bと、複数の吸液性パネル5A,5Bとを使用し、第1
工程(a)〜第6工程(f)を備えたラインによって製
造される。
【0074】インナーシート2A,2Bは、互いに並行
して長手方向へ延びる両側縁E1を有する。インナーシ
ート2A,2Bには、長手方向へ延びる第1中心線X1
と幅方向へ延びる複数の分割線Zとが仮想され、分割線
Zによって複数のユニットYに分割されている。
【0075】アウターシート3A,3Bは、互いに並行
して長手方向へ延びる両側縁E2を有する。アウターシ
ート3A,3Bには、長手方向へ延びる第2中心線X2
が仮想されている。インナーシート2A,2Bとアウタ
ーシート3A,3Bとは、幅寸法が同一のものである。
【0076】第1工程(a)は、インナーシート2A,
2B各々を長手方向前方へ供給し、シート2A,2Bに
パネル5A,5Bを取り付ける工程である。
【0077】第1工程(a)では、一対の巻回ロール2
00に巻き取られているインナーシート2A,2B各々
が、それら巻回ロール200の下流側に配置された一対
のニップロール201,202によって引き出される。
【0078】第1工程(a)では、一対のサクションド
ラム(図示せず)に複数のパネル5A,5Bが保持され
ており、シート2A,2BのユニットY毎に一対のパネ
ル5A,5Bが順次供給される。
【0079】パネル5A,5Bのシート2A,2Bとの
対向面には、サクションドラムの下流側に設置された図
示しない接着剤塗布機構によってあらかじめ接着剤が塗
布される。パネル5A,5Bは、シート2A,2B各々
の互いに対向する内面における第1中心線X1と分割線
Zとの交点近傍に形成された接合領域2eに接着剤を介
して接合される。
【0080】第2工程(b)は、インナーシート2A,
2B各々を重ね合わせ、重なり合うシート2A,2B各
々の内面を固着する工程である。
【0081】パネル5A,5Bが接合されたインナーシ
ート2A,2Bは、互いに対向して回動するニップロー
ル202の間に進入する。ニップロール202の周面で
は、パネル5A,5B各々が互いに対向するように、シ
ート2A,2Bの第1中心線X1を一致させた状態でシ
ート2A,2Bの内面が重なり合う。
【0082】重なり合うシート2A,2B各々は、第2
工程(b)に設置された接合機構203に進入する。接
合機構203では、接合線B1,B3でシート2A,2
B各々の内面を連続的または間欠的に固着する。
【0083】接合線B1,B3は、シート2A,2Bの
ユニットY毎にシート2A,2Bの両側縁E1の内側を
長手方向後方へ凸となるように弧を画いて延びる第1接
合線B1と、第1接合線B1の両端近傍において第1接
合線B1とインナーシート2A,2Bの両側縁E1との
間を長手方向へわずかに延びる二条の第3接合線B3と
から形成されている。第1接合線B1は、インナーシー
ト2A,2Bの接合領域2eにおいてパネル5A,5B
とパネル5A,5Bに近接する分割線Zの間を曲折して
延びている。
【0084】第3工程は、インナーシート2A,2Bを
切り取ってシート2A,2Bに開口領域Oを形成し、イ
ンナーシート2A,2Bに第3弾性部材11を取り付け
る工程である。
【0085】互いに固着されたインナーシート2A,2
Bは、第3工程(c)に設置された裁断機構204に進
入する。裁断機構204では、第1接合線の内側に延び
る裁断線C1,C2,C3でシート2A,2Bの部分を
切り取る。
【0086】裁断線C1,C2,C3は、第1接合線B
1の内側を第1接合線B1に沿って長手方向へ延び、第
1接合線B1の両端からシート2A,2Bの接合領域2
eへ至る二条の第1裁断線C1と、第1接合線B1の両
端の間を幅方向へ延び、第1裁断線C1へつながる第2
裁断線C2と、接合領域2eと第2裁断線C2との間を
幅方向へ延び、第1裁断線C1へつながる第3裁断線C
3とから形成されている。シート2A,2Bには、それ
ら裁断線C1,C2,C3で囲繞された開口領域Oが形
成される。
【0087】インナーシート2A,2Bに開口領域Oを
形成した後、第3工程(c)では、一対の巻回ロール2
05に巻き取られている第3弾性部材11が、それら巻
回ロール205の下流側に配置された一対の拡幅転写機
構206によって引き出され、拡幅転写機構206に進
入する。
【0088】拡幅転写機構206では、接着剤塗布手段
によって第3弾性部材11に接着剤を連続的または間欠
的に塗布し、延伸手段によって第3弾性部材11を所要
倍率に延伸した後、切断手段によって所要の長さに細分
化する。拡幅転写機構206は、転向手段によって細分
化された第3弾性部材11各々を幅方向へ延びるように
約90°転向し、図示しないサクションドラム各々のサ
クション面に供給する。第3弾性部材11各々は、ドラ
ムのサクション手段によって伸長状態が維持される。
【0089】拡幅転写機構206においてサクションド
ラムに進入したインナーシート2A,2Bとドラムの周
面を移動する第3弾性部材11とは、ドラムの接触面に
おいて重なり合い、第3弾性部材11が第3裁断線C3
近傍におけるインナーシート2A,2B各々の接合領域
2eに伸長状態で取り付けられる。
【0090】第4工程(d)は、アウターシート3A,
3B各々を長手方向前方へ供給してインナーシート2
A,2Bとアウターシート3A,3Bとを重ね合わせる
工程である。
【0091】第4工程(d)では、一対の巻回ロールに
207巻き取られているアウターシート3A,3Bが、
それら巻回ロール207の下流側に配置された一対のサ
クションドラム210によって引き出される。同時に一
対の巻回ロール208に巻き取られている第1弾性部材
8が、それら巻回ロール208の下流側に配置された一
対の拡幅転写機構209によって引き出され、拡幅転写
機構209に進入する。
【0092】拡幅転写機構209では、接着剤塗布手段
によって第1弾性部材8に接着剤を連続的または間欠的
に塗布し、延伸手段によって第1弾性部材8を所要倍率
に延伸した後、切断手段によって所要の長さに細分化す
る。拡幅転写機構209は、転向手段によって細分化さ
れた第1弾性部材8各々を幅方向へ延びるように約90
°転向し、伸長状態でサクションドラム211のサクシ
ョン面に供給する。第1弾性部材8各々は、ドラムの2
11サクション手段によって伸長状態が維持される。
【0093】サクションドラム210の周面を移動する
アウターシート3A,3Bとサクションドラム211の
周面を移動する第1弾性部材8とは、ドラム210,2
11どうしの接触面において重なり合い、第1弾性部材
8が、アウターシート3A,3Bの互いに対向する内面
に伸長状態で取り付けられる。
【0094】サクションドラム211に進入したインナ
ーシート2A,2Bとドラム211の周面を移動するア
ウターシート3A,3Bとは、ドラム211どうしの接
触面において、インナーシート2A,2Bの外面がアウ
ターシート3A,3B各々の内面に挟まれた状態で重な
り合う。
【0095】重なり合うそれらシート2A,2B,3
A,3Bは、シート3A,3Bに取り付けられた第1弾
性部材8がシート2A,2Bの第2裁断線C2近傍にお
ける開口領域Oに位置し、シート2A,2Bの第1中心
線X1とシート3A,3Bの第2中心線X2とが互いに
一致した状態にある。
【0096】第5工程(e)は、インナーシート2A,
2Bの外面とアウターシート3A,3Bの内面とを固着
する工程である。
【0097】重なり合うインナーシート2A,2Bとア
ウターシート3A,3Bとは、第5工程(e)に設置さ
れた接合機構213に進入する。接合機構213では、
インナーシート2A,2Bの外面とアウターシート3
A,3Bの内面とを、第1弾性部材8と第3弾性部材1
1との伸長状態を維持しつつ、インナーシート2A,2
Bの第1接合線B1とそれらシート2A,2B,3A,
3Bの両側縁E1,E2との間を長手方向へ互いに並行
して延びる一対の第2接合線B2で固着する。
【0098】第2接合線B2は、第3接合線B3上を延
び、第1接合線B1を長手方向前方と長手方向後方とへ
越える寸法を有する。第2接合線B2のうちの一方は、
長手方向後方へ向って第2中心線X2へ次第に近づくよ
うに弧を画いて延びている。第5工程(e)の接合機構
213には、第1弾性部材8の伸長状態を維持するため
のサクション手段(図示せず)が設けられている。
【0099】第6工程(f)は、インナーシート2A,
2Bとアウターシート3A,3Bとを裁断し、個々のパ
ンツ1を得る工程である。
【0100】互いに固着されたインナーシート2A,2
Bとアウターシート3A,3Bとは、第6工程(f)に
設置された裁断機構214に進入する。裁断機構214
では、裁断線C4,C5,C6でインナーシート2A,
2Bとアウターシート3A,3Bとをトランクスの輪郭
形状に裁断する。
【0101】裁断線C4,C5,C6は、第2接合線B
2とそれらシート2A,2B,3A,3Bの両側縁E
1,E2との間を前記長手方向へ延びる二条の第4裁断
線C4と、第2裁断線C2と弾性部材8との間を幅方向
へ延びる第5裁断線C5と、インナーシート2A,2B
の接合領域2eをとおる第1接合線B1とパネル5A,
5Bに近接する分割線Zとの間を幅方向へ延びる第6裁
断線C6とから形成されている。
【0102】第4裁断線C4は、第2接合線B2とほぼ
同寸法を有し、第2接合線B2の外側近傍において第2
接合線B2と並行して延びている。第5裁断線C5と第
6裁断線C6とは、第4裁断線C4各々につながってい
る。第6工程(f)の裁断機構214には、第1弾性部
材8の伸長状態を維持するためのサクション手段(図示
せず)が設けられている。
【0103】第2工程(b)と第5工程(e)とに設置
された接合機構は、ホットメルト接着剤、または、ヒー
トシールやソニックシール等の熱融着のいずれかでイン
ナーシート2A,2Bどうし、または、インナーシート
2A,2Bとアウターシート3A,3Bとを固着するこ
とができる。第3工程(c)と第6工程(f)とに設置
された裁断機構には、カッティングダイ、または、レー
ザ光線や超音波等の裁断技術を利用してそれらシート2
A,2B,3A,3Bを裁断することができる。
【0104】このラインでは、投光部と受光部とで形成
された光センサと、ロールの回転速度を計測する回転速
度センサと、これらセンサに接続された制御装置と、制
御装置に接続された駆動装置とを用いて、第1工程
(a)〜第6工程(f)におけるシート2A,2B,3
A,3Bどうしを重ね合わせる際の位置決め、シート2
A,2B,3A,3Bやパネル5A,5B、第1,3弾
性部材8,11の供給速度を制御している。制御装置の
メモリには、ラインの最適な運転環境を実現するプログ
ラムが格納されている。
【0105】インナーシート2A,2Bとアウターシー
ト3A,3Bと側部シート4A,4Bとには、熱可塑性
繊維で形成した不織布を使用することが好ましい。不織
布としては、開口を形成して透湿性を向上させたものや
不織布のシート面に凹凸を形成してクッション性を向上
させたものを使用することができる。着用者の股下に接
するインナーシート2A,2Bと側部シート4A,4B
とには、吸液性、透湿性、柔軟性に優れた素材、たとえ
ば、レーヨンやコットン等の繊維を含む不織布を使用す
ることが好ましい。
【0106】また、高い耐水性を有するメルトブローン
不織布の両面を、高い強度を有しかつ柔軟性に富んだス
パンボンド不織布で挟んだ複合不織布(SMS不織布)
を使用することもできる。SMS不織布は、メルトブロ
ーン不織布をスパンボンド不織布で挟んだ後、プレス加
工の技術を利用してメルトブローン不織布とスパンボン
ド不織布とを互いに固着して製造される。SMS不織布
を使用することで、高い強度と高い耐水性とを有し、か
つ、肌触りが良いパンツ1を製造することができる。
【0107】第1〜3弾性部材8,10,11として
は、合成ゴム、天然ゴム、合成ゴムを配合した伸縮性フ
ィルム、合成ゴムを主成分としたスパンボンド不織布や
メルトブローン不織布等を使用することができる。それ
ら弾性部材8,10,11が不織布に包被された状態で
不織布に伸長下に固着された複合材料を使用することも
できる。
【0108】吸液性パネル5A,5Bは、フラッフパル
プと高吸収性ポリマー粒子との混合物であり、所要の厚
みに圧縮され、全体がティシュペーパ等の透水性シート
(図示せず)によって被覆されている。
【0109】この発明では、インナーシート2A,2B
各々に側部シート4A,4Bを取り付ける工程とインナ
ーシート2A,2B各々に第3弾性部材11を取り付け
る工程とを省略することができる。
【0110】
【発明の効果】本発明に係るトランクス型の使い捨てパ
ンツの製造方法によれば、連続する一対のインナーシー
トと連続する一対のアウターシートとを互いに重ね合わ
せて固着し、裁断するだけなので、パンツを安価かつ容
易に製造することができ、再使用することがない使い捨
てパンツとして最適である。また、トラバース手段を必
要とせず、自動化かつ連続化した工程で単位時間当たり
にパンツを量産することが可能である。
【0111】パンツは、二枚のシートを重ね合わせただ
けの扁平のパンツとは異なり、筒状を呈するので、着用
時にパンツの内部を広げて着用者の身体を包被する空間
を作る必要はなく、着用者の身体形状に適合し易い。
【0112】パンツは、側部シート各々およびインナー
シート各々の接合領域、または、インナーシート各々の
接合領域がパンツの横方向外方へ拡開してパンツの上方
へ向って開口するポケットを形成する。
【0113】ポケットでは、側部シート各々およびイン
ナーシート各々の接合領域、または、インナーシート各
々の接合領域が障壁を形成する。ポケットに排泄された
排泄物は、ポケットに位置するパネルに吸収される。股
下からの排泄物の漏出は障壁によって阻止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】一例として示すトランクス型の使い捨てパンツ
の斜視図。
【図2】図1のパンツの分解斜視図。
【図3】図1のA−A線矢視断面を示すパンツの斜視図
【図4】図1のパンツの製造工程図。
【図5】他の一例として示すトランクス型の使い捨てパ
ンツの斜視図。
【図6】図5のパンツの分解斜視図。
【図7】図5のA−A線矢視断面を示すパンツの斜視図
【図8】図5のパンツの製造工程図。
【符号の説明】
1 トランクス型の使い捨てパンツ 2A,2B インナーシート 2e 接合領域 3A,3B アウターシート 4A,4B 側部シート 4a 固定端部 4b 自由端部 4c 固定両側部 5A,5B 吸液性パネル 8 第1弾性部材 10 第2弾性部材 11 第3弾性部材 B1 第1接合線 B2 第2接合線 B3 第3接合線 C1 第1裁断線 C2 第2裁断線 C3 第3裁断線 C4 第4裁断線 C5 第5裁断線 C6 第6裁断線 E1 両側縁 E2 両側縁 O 開口領域 X1 第1中心線 X2 第2中心線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3B028 EA01 EB13 EB18 EB23 EC15 EC16

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トランクス型の使い捨てパンツを製造す
    る方法において、 (a)互いに並行して長手方向へ延びる両側縁を有し、
    前記両側縁の間の寸法を二分して前記長手方向へ延びる
    第1中心線が仮想された連続する一対のインナーシート
    を長手方向前方へ供給し、吸液性のパネル各々を、前記
    長手方向へ所要寸法離間し、かつ、前記第1中心線近傍
    における前記インナーシート各々の互いに対向する内面
    に仮想された接合領域に取り付ける工程、 (b)前記インナーシート各々を、前記パネル各々が互
    いに対向するように該インナーシートの前記第1中心線
    を一致させて重ね合わせ、前記インナーシート各々の内
    面を、前記長手方向へ所要寸法離間して前記インナーシ
    ートの両側縁の間を該長手方向へ凸となり、かつ、前記
    接合領域各々おける前記パネルの周縁近傍を曲折して延
    びる第1接合線で固着する工程、 (c)前記インナーシート各々を、前記第1接合線の内
    側で該第1接合線に沿って前記長手方向へ延びていて該
    第1接合線の両端から前記接合領域へ至る二条の第1裁
    断線と、前記第1接合線の両端の間を前記幅方向へ延び
    ていて前記第1裁断線へつながる第2裁断線と、前記接
    合領域と前記第2裁断線との間を前記幅方向へ延びてい
    て前記第1裁断線へつながる第3裁断線とで裁断し、前
    記インナーシート各々にそれら裁断線に囲繞された開口
    領域を形成する工程、 (d)互いに並行して長手方向へ延びる両側縁を有し、
    前記両側縁の間の寸法を二分して前記長手方向へ延びる
    第2中心線が仮想された連続する一対のアウターシート
    を前記長手方向前方へ供給し、前記長手方向へ所要の寸
    法離間して前記幅方向へ延びる第1弾性部材を前記アウ
    ターシート各々に伸長状態で取り付け、前記第1弾性部
    材の伸長状態を維持しつつ、該第1弾性部材が前記第2
    裁断線近傍における前記インナーシートの開口領域に位
    置するように、前記インナーシートの第1中心線と前記
    アウターシートの第2中心線とを一致させて該インナー
    シート各々の外面に該アウターシート各々の内面を重ね
    合わせる工程、 (e)前記インナーシートの外面と前記アウターシート
    の内面とを、前記第1接合線とそれらシートの両側縁と
    の間を該第1接合線と並行して前記長手方向へ延び、か
    つ、前記第1接合線の前記長手方向の寸法よりも長い二
    条の第2接合線で固着する工程、 (f)前記インナーシート各々と前記アウターシート各
    々とを、前記第2接合線とそれらシートの両側縁との間
    を該第2接合線と並行して前記長手方向へ延び、かつ、
    前記第2接合線とほぼ同寸法を有する二条の第4裁断線
    と、前記第2裁断線と前記第1弾性部材との間を前記幅
    方向へ延びていて前記第4裁断線につながる第5裁断線
    と、前記接合領域をとおる第1接合線の外側を前記幅方
    向へ延びていて前記第4裁断線につながる第6裁断線と
    で裁断し、個々の前記使い捨てパンツを得る工程、 を有することを特徴とする前記方法。
  2. 【請求項2】 工程(c)と工程(d)とのいずれかに
    は、前記幅方向へ互いに並行して延びる固定端部および
    自由端部と、前記長手方向へ互いに並行して延びる固定
    両側部とを有し、前記自由端部に前記幅方向ヘ延びる第
    2弾性部材が伸長状態で取り付けられた一対の液抵抗性
    の側部シートを、前記第3裁断線近傍における前記開口
    領域に配置し、前記側部シートの固定端部の一部を、前
    記側部シートの内面の側へ折曲し、前記側部シートの固
    定端部の外面を、前記インナーシート各々の外面であっ
    て前記第3裁断線近傍における前記接合領域に固着し、
    かつ、前記側部シートの固定両側部を、前記第2弾性部
    材の伸長状態を維持しつつ、前記第1裁断線近傍におけ
    る前記インナーシート各々の両側縁の側に固着する工程
    が含まれる請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 工程(c)と工程(d)とのいずれかに
    は、所要の長さ寸法を有して幅方向へ延びる一対の第3
    弾性部材を、前記第3裁断線近傍における前記接合領域
    に伸長状態で取り付ける工程が含まれる請求項1記載の
    方法。
  4. 【請求項4】 工程(b)と工程(c)とのいずれかに
    は、前記インナーシート各々の内面を、前記第1接合線
    の両端近傍で該第1接合線とインナーシートの両側縁と
    の間を前記長手方向へわずかに延びる第3接合線で固着
    する工程が含まれる請求項1ないし請求項3いずれかに
    記載の方法。
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