JP2001253404A - 溶融体分割体を製造し包装するための装置 - Google Patents

溶融体分割体を製造し包装するための装置

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JP2001253404A
JP2001253404A JP2001012904A JP2001012904A JP2001253404A JP 2001253404 A JP2001253404 A JP 2001253404A JP 2001012904 A JP2001012904 A JP 2001012904A JP 2001012904 A JP2001012904 A JP 2001012904A JP 2001253404 A JP2001253404 A JP 2001253404A
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melt
belt
conveyor belt
film
film web
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JP2001012904A
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Juergen Winter
ユルゲン・ヴィンター
Konrad Schermutzki
コンラッド・シェルムツキ
Stephand Gierke
ステファン・ギエルケ
Matthias Kleinhans
マティアス・クラインハンス
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Santrade Ltd
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    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65BMACHINES, APPARATUS OR DEVICES FOR, OR METHODS OF, PACKAGING ARTICLES OR MATERIALS; UNPACKING
    • B65B63/00Auxiliary devices, not otherwise provided for, for operating on articles or materials to be packaged
    • B65B63/08Auxiliary devices, not otherwise provided for, for operating on articles or materials to be packaged for heating or cooling articles or materials to facilitate packaging
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65BMACHINES, APPARATUS OR DEVICES FOR, OR METHODS OF, PACKAGING ARTICLES OR MATERIALS; UNPACKING
    • B65B57/00Automatic control, checking, warning, or safety devices
    • B65B57/10Automatic control, checking, warning, or safety devices responsive to absence, presence, abnormal feed, or misplacement of articles or materials to be packaged
    • B65B57/12Automatic control, checking, warning, or safety devices responsive to absence, presence, abnormal feed, or misplacement of articles or materials to be packaged and operating to control, or stop, the feed of wrapping materials, containers, or packages

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 溶融体分割体のより容易で改善された製造と
包装のための装置を提供する。 【解決手段】 この課題は、ベルト駆動体により動かさ
れる少なくとも一つの無端コンベヤーベルト、並びにこ
のコンベヤーベルトの一走行部上に沿って運ばれる少な
くとも一つのフィルムウェブ、及びその走行部と組み合
わされた少なくとも一つの溶融体供給装置を持つ装置に
おいて、コンベヤーベルトが瞬間ベルト位置を検出する
ためのセンサ装置をそれに割り当てられており、このセ
ンサ装置がベルト駆動体及び/または溶融体供給装置を
センサ装置からの測定信号の評価の結果に応答して作動
させる電子制御装置に連結されることにより解決され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明はベルト駆動体により動かされるこ
とのできる少なくとも一つの無端コンベヤーベルト、並
びにコンベヤーベルトの一走行部上に沿って運ばれる少
なくとも一つのフィルムウェブ、及びその走行部と組み
合わされた少なくとも一つの溶融体供給装置を持つ、溶
融体分割体、特にホットメルト接着剤分割体を作って包
装するための装置に関する。
【0002】この種の装置はDE 196 32 78
7 A1から知られている。この既知の装置は二重ベル
ト冷却器を含み、そこでは二重ベルト冷却器の下方コン
ベヤーベルトは格子状マトリックスを備えており、これ
は−ベルトの移動方向に見て−溶融体分割体を受けるの
に適合した少なくとも一つの凹所列を含む。ベルトの供
給領域の前方部内で、下方フィルムウェブがベルトによ
り運ばれたマトリックス上に供給される。マトリックス
の凹所中に押圧されているこのフィルムウェブは凹所中
に供給される溶融体分割体のための支持体としての役目
をする。更に溶融体分割体のためのカバーとして意図さ
れている上方フィルムウェブは溶融体の堆積後のマトリ
ックス上に適用される。二重ベルト冷却器を通過した
後、溶融体分割体を覆うフィルムウェブは長手及び交差
切断装置の助けにより切断され、従って各溶融体分割体
のための単一のフィルムカットが得られる。
【0003】未公開特許出願DE 199 41 25
2.9は更に溶融体を連続的に単一ベルト上に供給し、
溶融体ストランドを装置の終点領域内でのみ種々の溶融
体分割体に分離することを開示している。
【0004】両方の場合において装置は特にホットメル
ト接着剤分割体を作るために使用され、フィルムカット
の材料は溶融体分割体がホットメルト接着剤浴内で加熱
されるとき、フィルムカットが如何なる残留物も残すこ
となく溶融するような方式で選ばれる。
【0005】本発明の目的は溶融体分割体のより容易で
改善された製造と包装を確実とする前述の種類の装置を
提供することにある。
【0006】この目的はコンベヤーベルトが瞬間ベルト
位置を検出するためのセンサ装置をそれに割り当てられ
ており、このセンサ装置がセンサ装置からの測定信号の
評価結果に応答してベルト駆動体及び/または溶融体供
給装置を作動させる電子制御装置に連結されているとい
う事実により達成される。これはベルトの運動、並びに
溶融体供給装置のマスフローが制御された方式で駆動さ
れることを可能とする。従って溶融体供給装置の助けに
より対応する溶融体分割体を作ることがもはや可能であ
り、そうでないとしても連続溶融体ストランドを適用す
ることが可能である。溶融体供給装置が駆動される方式
により、連続的に適用された溶融体ストランドはまたマ
スフローを周期的に変えることにより種々の厚さを与え
られることができる。かつベルトの運動それ自体はまた
連続的かつ円滑であり、または間欠的、サイクル制御的
であることができ、または加速されまたはブレーキされ
または同様な方式で影響を受けることができる。従っ
て、ベルトは代替的に格子状マトリックスを持つまた
は、好ましくは横境界によってのみ境界を定められた連
続溶融体受け表面を持つ形状であることができる。この
発明による解決は装置の全自動的な、電子制御されたま
たはループ制御された操作を可能とする。
【0007】この発明の一実施例によれば、コンベヤー
ベルト、またはコンベヤーベルトの走行部と一緒に移動
するマトリックス、は位置符号化ポイントを備えてい
る。これらは切り欠き、溝、または他の形の符号の形を
取ることができる。
【0008】この発明の更なる展開によれば、センサ装
置は符号化ポイントの非接触走査を備える。これに代え
て、センサ装置は符号化ポイントの接触走査を備えるこ
とができる。
【0009】溶融体分割体または溶融体ストランドをコ
ンベヤーベルト上に配置する工程を改善するために、フ
ィルムウェブを溶融体供給領域に先行する領域内のベル
ト走行部の少なくとも一つの受け表面中に押圧するため
の手段が設けられる。それによりベルト走行部の対応す
る受け表面内の少なくとも一つのフィルムウェブの完全
な埋設を達成できる。受け表面はこの目的のためにベル
トの移動方向に連続しており、かつ好ましくは横境界に
よってのみ境界づけられている、ベルト表面、またはベ
ルト走行部と一緒に運ばれる格子状マトリックスの凹
所、のいずれかからなることができる。
【0010】一実施例によれば、ベルト走行部の受け表
面に適合した、少なくとも一つの形状付きロールまたは
少なくとも一つの形状付きシューが押圧手段として設け
られる。形状付きロールまたは形状付きシューはフィル
ム供給手段により送出されるときに、フィルムウェブを
偏向し、それをベルト走行部の対応する受け表面中に方
向づける。形状付きロールまたは形状付きシューは垂直
変位を可能とするように設計されることができ、これに
よりそれらはフィルムウェブとベルト表面との間の適正
な接触を確実とするためにベルト表面に対して押圧され
ることができる。
【0011】この発明の更なる展開によれば、押圧手段
は少なくとも一つの形状付きダイからなり、その寸法は
ベルト走行部と共に運ばれるマトリックス内の凹所に適
合されている。好ましくは、コンベヤーベルトの運動は
この場合にはサイクル制御される。形状付きダイは垂直
に可動であり、サイクル制御コンベヤーベルト運動が提
供されない場合には、追加的にベルトと共に水平に動く
ように設計されることができる。
【0012】この発明の更なる展開によれば、押圧手段
はフィルムウェブが押圧手段に粘着するのを防ぐ解放補
助具を含む。これはフィルムウェブのコンベヤーベルト
の対応する受け表面内の完全かつ正確な埋設を確実とす
る。
【0013】解放補助具を実現するために、形状付きダ
イが形状付きダイの前方及び/または後側に設けられる
ことのできるフィルムウェブのための少なくとも一つの
押さえ手段により補われることが特に提案されることが
できる。少なくとも一つの押さえ手段は一方では形状付
きダイの押圧操作時のフィルムウェブの応力の残留しな
いまたは低応力保持を確実とする。加えて、それは形状
付きダイが上昇されるときにフィルムをマトリックスと
接触して押さえることにより解放補助具として役立つ。
加えて、形状付きダイは形状付きダイが上昇されるとき
フィルムウェブが形状付きダイに粘着する傾向を更に減
らすように作用するダイ領域内の排気開口を備えること
ができる。
【0014】有利には、コンベヤーベルトの表面のため
の湿潤化手段がまた設けられ、これは充填領域の上流に
位置する。充填領域、つまり少なくとも一つのフィルム
ウェブの供給領域、の上流でベルト表面を湿潤すること
は簡単な方法でフィルムウェブの下面がコンベヤーベル
トの受け表面、すなわちベルト表面に粘着することを保
証し、それによりフィルムウェブの受け表面内の正確な
埋設が達成される。ベルト表面上に向けられる噴霧装置
が設けられるか、または発汗水がベルト表面の上部に上
昇するような方法でフィルムウェブの供給の上流でその
上に溶融体が供給されるベルト走行部がベルト移動方向
に見てベルトの後側から水分を与えられるかのいずれか
である。これは意図したようにベルト表面の湿潤をもた
らす。
【0015】特に有利な解決によれば、ベルト走行部は
ベルトと共に移動する横境界を備えており、溶融体供給
装置は、均一に間隔を置いた溶融体分割体がベルトの移
動方向に少なくとも一列で前後にベルト表面に存在する
フィルムウェブ上に適用されることができるような方法
で制御されることができる。従って、コンベヤーベルト
は連続受け表面、つまり均一に循環するベルト表面、を
与える。コンベヤーベルトはまた連続的に駆動されるこ
とができる。溶融体の分割は溶融体がコンベヤーベルト
の縁を越えて横に流れるのを防ぐ横境界を持つ溶融体供
給装置により実現される。溶融体はもちろん堆積した溶
融体分割体の過剰な流動を起こさないであろう適当な粘
度を得るように条件づけられねばならない。
【0016】この発明の更なる展開によれば、各溶融体
分割体のベルトの移動方向に見て前方及び後方領域が規
定された領域内で冷却されるような方式でベルト表面と
組み合わされている冷却手段が設けられる。この実施例
はそれらが冷却される前にそれらの粘度のために溶融体
分割体が示すかもしれないそれぞれの前方及び後方に隣
り合う溶融体分割体に向けて流れる傾向を減少する限り
において有利である。冷却手段は冷空気を各溶融体分割
体の前方及び後方領域上に上部から吹き付けるブロー装
置からなることができ、それによりそれらの領域の粘度
を増やす。そのような実施例により、溶融体分割体を受
ける格子状マトリックスに対する要求がなくなる。
【0017】この発明の更なる展開によれば、ベルト表
面に関して長手方向に各溶融体分割体を変位するための
手段が設けられ、この手段はフィルムウェブ、溶融体分
割体及びベルト表面間の相対的変位を溶融体分割体が一
緒に押されるような態様で実現する。ベルト長の改善さ
れた利用を提供することに加えて、隣り合う溶融体分割
体を一緒に押す作用はそれぞれの隣り合う溶融体分割体
間のフィルム部分を上に折り返す効果を持ち、これによ
りそれは前後に配置された溶融体分割体間のいわば“分
離壁”を形成する。それぞれのフィルム部分は波状の様
式で上に折り返されるので、この場合にフィルム部分の
波状突出部の頂点領域に位置した交差切断装置によりフ
ィルムを切断することが更に容易に可能となる。
【0018】この発明の更なる展開によれば、溶融体分
割体間に存在するそれぞれのフィルム部分を引っ張り上
げるための把み手段が設けられる。これは更にフィルム
部分による“分離壁”の形成を改善する。
【0019】この発明の更なる展開によれば、溶融体分
割体を覆う少なくとも一つの上方フィルムウェブのため
の更なるフィルム供給手段が設けられる。この解決は単
一ベルト及び二重ベルトシステムの両者のために適して
いる。サンドイッチ状の様式で溶融体分割体を覆うこと
により、引き続いての折りたたみはもはや必要ではな
い。
【0020】この発明の更なる展開によれば、隣り合う
溶融体分割体間の上方及び下方フィルムウェブのフィル
ム部分を挟むピンチ手段が設けられる。上方及び下方フ
ィルム部分を一緒に押圧することにより、上方及び下方
フィルムウェブの対応するフィルム部分が既に一緒に粘
着した状態でそれらの領域内でのフィルムウェブの切断
が実現されることができる。ホットメルト接着剤を分割
するために用いられたとき、フィルムカットの縁領域の
一緒の粘着はホットメルト接着剤の有する追加的接着効
果により更に改善される。
【0021】この発明の更なる展開によれば、長手及び
交差方向切断装置が溶融体製品のためのフィルムカット
を作るために設けられ、空気ジェットがベルトの移動方
向に延びるフィルムカットの縁と組み合わされ、かつそ
れらがブロー操作中に溶融体分割体の上にその縁を折り
返しまたは折りたたむ効果を作り出すような方式で整合
されている。それによりコンベヤーベルトの移動中に、
ベルトの移動方向に整合しているフィルムカットの縁の
自動折り返しまたは折りたたみを達成することが可能で
ある。従って空気ジェットはベルト及び、従って溶融体
分割体が空気ジェットを過ぎて移動するとき静止してい
ることができる。好ましくは、空気ジェットは横境界の
水準に配置される。更に、もし送出装置が溶融体製品を
貯蔵し収集するためのコンベヤーベルトの排出端に設け
られるなら特に有利である。本発明の文脈において溶融
体製品は互いに間隔を置かれている溶融体分割体、及び
連続溶融体ストランドの両者を意味する。更に、溶融体
製品は互いに分離されたまたはなお連結されている分割
体であることができる。加えて、溶融体製品の一つまた
はそれ以上の列が一つまたはそれ以上の溶融体製品のラ
インが同時にコンベヤーベルト上に作られるかどうかに
依存して作られることができる。
【0022】この発明の一展開によれば、送出装置がベ
ルトの移動方向に作用する溶融体製品のための巻き上げ
装置として設計される。この発明のこの展開は連続溶融
体ストランドの形の溶融体製品に関して特に有利であ
る。巻き上げ操作、すなわち外側からまたは内側からの
巻き上げ、は巻き上げブラケットの助けにより実現され
ることができる。巻き上げられた溶融体ストランドの芯
を形成する巻き上げブラケットが一旦取り除かれたな
ら、溶融体ストランドはそのとき包装密度を改善するた
めに平坦形状に一緒に押圧されることができる。
【0023】この発明の更なる展開によれば、送出装置
は溶融体製品を積み重ねることを意図した垂直に変位可
能なはさみ形式のテーブルを含む。もし溶融体分割体が
板状形状に積み重ねられるなら、そのときは追加的にカ
バーフィルムの形のカバー層により最上方板状溶融体分
割体を覆う可能性がある。これはホットメルト接着剤分
割体を作って包むときに特に有利である。
【0024】この発明の更なる展開によれば、送出装置
は受け容器を含み、その中に溶融体製品は扇子のように
折りたたまれた形状に堆積されることができる。この実
施例は再び連続溶融体ストランドのため、またはなお連
結しているが互いに間隔を置かれた溶融体分割体のため
のいずれでも使用されることができる。
【0025】この発明の更なる展開によれば、水ジェッ
ト切断装置として設計された少なくとも一つの交差切断
装置がコンベヤーベルトの排出端に設けられる。これは
溶融体製品及び/または少なくとも一つのフィルムウェ
ブの特に正確な切断を可能とする。
【0026】この発明の更なる展開によれば、溶融体分
割体をそれらの幅の半分に折りたたむことを意図した折
りたたみ手段が移動方向に見て交差切断装置の後に設け
られる。これはもし溶融体分割体の輸送がそれらが横断
方向に折りたたまれた後も続けられるなら、それらはそ
のとき長手方向に見て初期幅の半分のみを占めるであろ
うから特に有利であり、従って改善された包装密度がそ
のコンベヤーベルト上で達成されることができる。
【0027】この発明の更なる利点及び特徴は請求の範
囲から及び図面に関して以下に与えられるであろうこの
発明の幾つかの好適実施例の説明から明らかである。図
1は溶融体分割体を作って包むためのこの発明による装
置の一実施例の概略的側面図を示し;図2は図1による
装置の詳細の拡大図を示し;図3は図1と図2による装
置の形状付きロールのレベルの、図2の描写の断面を示
し;図4はこの発明による別の装置の詳細の拡大概略描
写を示し、そこでは形状付きダイがフィルムウェブを埋
設するために設けられており;図5はこの発明による装
置の更なる実施例のピンチダイの領域の詳細の拡大概略
描写を示し;図6は溶融体ストランドの挟みつけがピン
チロールの助けにより実現されている装置の拡大詳細を
示し;図7は図6による装置の縮小寸法での概略描写を
示し;図8は溶融体分割体を作って包むためのこの発明
による装置の別の実施例を示し;図9はベルト表面のた
めの湿潤化手段を持つ、図1による装置の供給領域の詳
細を示し;図10は図9と同様の装置を示し、そこでは
ベルト表面の湿潤化が凝縮水の生成により実現されてお
り;図11は溶融体分割体を作って包むためのこの発明
による装置の更なる実施例の概略描写を示し;図12は
図11による装置の断面を示し、そこでは溶融体分割体
の二つのラインが横に並んで移動するのが見え;図13
は溶融体分割体を作って包むためのこの発明による装置
の更なる実施例の概略描写を示し;図14は図13によ
る装置の末端領域の詳細を示し;図15はベルトの長手
方向に延びるフィルムカットの縁領域のための折り返し
及び折りたたみ装置の、図14の線XV−XVに沿って取っ
た断面を示し;図16は図1による装置のコンベヤーベ
ルトの符号化及びベルト駆動及び/または溶融体供給装
置の電子制御を概略形状で示し;図17は先に示した装
置の排出領域の概略描写を示し;図18は先に示した装
置の変更された排出領域を示し;図19は先に示した装
置の変更された排出領域を示し;図20は巻き上げられ
た溶融体ストランドを一緒に押圧する操作の拡大概略断
面描写を示し;図21は先に示した装置の排出領域の更
なる実施例を示し;そして図22は先に記載された装置
の排出領域の別の描写の透視図を示す。
【0028】図1によれば、溶融体分割体(この場合は
ホットメルト接着剤分割体)を作って包むための装置は
入口ドラム2と排出ドラム3の周りを走行する単一循環
コンベヤーベルト1を含む。排出ドラム3は一般に知ら
れているように駆動モータ4を備えている。コンベヤー
ベルト1は示された実施例においては滑らかなベルト表
面を持つスチールベルトとして設計されている。同様
に、他の適当な材料、特にテフロン(登録商標)がスチ
ールの代わりにコンベヤーベルトを作るために用いられ
ることができる。コンベヤーベルト1のベルト表面上
に、ベルトの移動方向に、コンベヤーベルトの全長に渡
って延びる横境界5が配置されている。横境界5は図3
に示される如く、溶融体製造ラインを規定する。しか
し、コンベヤーベルト1上に二つまたはそれ以上の溶融
体製造ラインを流すことも可能であろう。かかるコンベ
ヤーベルト1はそのとき、例として二つの溶融体製造ラ
インのために図12に、または同様に二つの溶融体製造
ラインのために図15に示されたように、対応してより
多くの数の平行横境界5を含むであろう。図22に示さ
れた実施例では、三つの平行な溶融体製造ラインが設け
られており、その排出領域は図22に関して更に以下に
より詳細に説明されるであろう。
【0029】図1による装置は単一ベルトシステムとし
て示されている。しかし、その装置の本質的機能的要素
は、二重ベルトシステムにおいて同様に使用されること
ができる。同じことが図4から図22に関して、更に以
下に説明されるであろう種々の装置の要素に適用され
る。
【0030】溶融体供給装置8のベルトの移動方向に見
て下流でコンベヤーベルト1のベルト表面と組み合わさ
れているのは、溶融体製品を冷却する役目をする温度制
御室6である。溶融体を上部と底部の両方から均一に冷
却するためにコンベヤーベルト1それ自体が追加の冷却
装置7により下方ベルト表面から冷却される。
【0031】ベルト駆動体4と溶融体供給装置8の両方
が種々のパラメーター及び対応するセンサと測定装置に
よる対応する設定値/実際値比較に依存して、電子制御
装置Stを介して駆動されることができる。かかる制御
の一例が更に以下に説明されるであろう。溶融体供給装
置8の助けにより、小間隔で予め規定された、均一溶融
体分割体を受け表面として作用するベルト表面上に適用
することができ、その場合には適正に予め条件付けられ
ねばならない溶融体の粘度は溶融体の過剰の流れを防ぐ
ようなものでなければならない。反対に、横境界5は溶
融体分割体のための保持手段として役立つ。溶融体供給
装置8の下流に冷却手段として作用するブロー手段12
が設けられており、それは溶融体分割体の流れる傾向を
更に減らすために溶融体分割体がベルト上に適用された
後直ちにベルトの移動方向に見て、個々の溶融体分割体
の前端及び後端部が凝固するのを助ける。
【0032】コンベヤーベルト1のベルト表面上に適用
された溶融体分割体がその表面に粘着するのを防ぐため
に−これは特にホットメルト接着剤分割体を作って包む
ときに重要である−かつ溶融体分割体の更なる取り扱い
を容易とするために、フィルム供給装置9が溶融体供給
装置8の上流に設けられる。フィルム供給装置9はフィ
ルムウェブ10を運ぶロールを含み、このフィルムウェ
ブ10は溶融体分割体のための支持体として役立つよう
に横境界5間のベルト表面上に適用される。もし一つ以
上の製造ラインが存在するなら、対応するより多くの数
のフィルムウェブが供給され、それはそのとき平行かつ
別個に独立して引っ張られることができる。フィルムウ
ェブ10のベルト表面及び上向きに突出する横境界5の
領域内の両者並びにまた以下に更に詳細に説明されるで
あろうヒンジ帯15の領域内の正確かつ平坦な適用を達
成するために、溶融体送出装置8の上流に位置した形状
付きロール11がフィルムウェブ10及びコンベヤーベ
ルト1と図2と図3に見られるように組み合わされる。
図3に最も良く見られるように、形状付きロール11は
横境界5とジョイント帯15を含むベルト表面の輪郭に
適合されており、これによりフィルムウェブ10は横境
界5、ベルト表面及びジョイント帯15の上に主として
平坦状態に押圧される。形状付きロール11は単一ベル
トシステムの対応するフレーム内に回転可能に座ってい
る。フィルム供給装置9の特別の構成に依存して、それ
もまた駆動されることができる。
【0033】図4による実施例において、格子状凹所を
持つマトリックス16はコンベヤーベルト1のベルト表
面と組み合わされており、凹所は一つまたはそれ以上の
溶融体製造ラインを提供するように均一に前後に配置さ
れている。またかかるマトリックス16の対応する凹所
内のフィルムウェブ10の可能な最良平坦適用と埋設を
達成するために、形状付きダイ18が設けられており、
それはベルトの移動方向に見て溶融体供給装置8の上流
に位置している。二方向矢印により示された方向に垂直
及び水平に可動な形状付きダイ18はそれに後方押圧パ
ッド19及び前方押圧パッド17が割り当てられてお
り、前方押圧パッド17は形状付きダイ18とは独立し
て垂直及び水平に可動である。
【0034】形状付きダイ18を押し下げることによ
り、フィルムウェブ10による殆どぴったりしたライニ
ングが達成され、フィルムウェブは各凹所の縁及び底に
密接に適合する。既にフィルムウェブ10によりライニ
ングされた、ポケットとして作用する凹所は溶融体供給
装置8を適当に作動することにより対応する溶融体分割
体で満たされる。その後で、形状付きダイ18及び後方
押圧パッド19はそれらの下方位置に動かされ、後方押
圧パッド19は形状付きダイ18が起動される前にその
位置にフィルムウェブ10を固定する。要求される運動
に依存して、形状付きダイ18と後方押圧パッド19は
コンベヤーベルト1の動きと同調して動かされる。かか
る動きはマトリックス16に係合して受動的に、または
対応する駆動手段、好ましくは空気圧システムを介して
能動的にのいずれかで実現されることができる。
【0035】形状付きダイ18がその上方位置に戻され
る前に、前方押圧パッド17はフィルム上に現れる引っ
張り力がポケットライニングをそこなわないことを確実
とするためにその押さえつけ位置に動く。別個のフィル
ムウェブ10が凹所の各縦方向列のために、すなわち各
ポケット列のために供給される。ポケットが満たされる
前に凹所がフィルムウェブ10で安全にライニングされ
ることを保証するためにフィルム供給中に比較的小さな
引っ張り力が発生されることが重要である。ここで再
び、前方押圧パッド17が要求される運動に従って、コ
ンベヤーベルト1と同調して動かされる。これは再び押
圧パッドをマトリックス16と共に動かすことにより受
動的に、または対応する駆動手段を介して能動的にのい
ずれかで達成されることができる。対応する溶融体分割
体を満たす次の操作に先立ち、形状付きダイ18及び押
圧パッド17,19はポケットの適正なライニングを達
成するためにそれらの最初の位置に戻される。
【0036】しかし図1に示されたのと同様な装置にお
いて、それは単一ベルトまたは二重ベルトシステムのた
めにのいずれかで設計されることができるが、溶融体製
品はベルト表面上に連続的に堆積された無端溶融体スト
ランドSとして適用され、下方フィルムウェブ10によ
ってのみならず、加えて更に上方フィルムウェブ21に
よって覆われる。別個の溶融体分割体Sを作るために、
溶融体物質は上下に動くピンチダイ22の領域内で離れ
るように押圧される。詳細に示されていない横境界は物
質の側方への逃亡を防ぎ、従ってそれは前方または後方
方向に変位させられる。ピンチダイ22による挟みつけ
は上方フィルムウェブ21がピンチダイ22のレベルで
下方フィルムウェブ10と直接接触するまで続けられ
る。各場合に加えられるピンチ圧力を減らすために、ま
た交互に作用する複数のピンチダイを配置する可能性も
ある。コンベヤーベルト1の上部走行部の下方表面上の
ロール20はバックアップロールとして役立つ。スタン
プまたはピンチ工程の結果として、溶融体物質はそれぞ
れのフィルム部分の領域内で完全に変位させられる。そ
のときこの領域内でウェブを交差切断装置、特に図22
に示されたような水ジェット切断装置を用いて別個のウ
ェブ分割体に切断することができる。
【0037】方式に依存して溶融体供給装置は制御さ
れ、とにかくピンチダイまたはスタンプダイ22により
作用されるであろう領域内の溶融体ストランドに減少し
た厚さ、すなわち減少したマスフローを適用することが
できる。そのときはピンチ圧力またはスタンプ圧力は殆
ど物質の全厚が変位されねばならない図5による実施例
の場合より実質的に低いであろう。図6と図7に示され
た実施例において、空気圧システム24により作動され
るスイング腕により静止フレーム上に静止的に保持され
ているピンチロール23が上方及び下方フィルムウェブ
を一緒に押圧するためにピンチダイの代わりに設けられ
ている。ピンチロール23は駆動体Mにより駆動され、
温度制御、すなわち例示の実施例では冷却される。駆動
システムはコンベヤーベルト1の移動速度と同調して制
御される。好ましくは、ピンチダイ及びピンチロール2
3の両者は物質の変位が比較的容易に達成されることが
できるように溶融体分割体Sがまだ比較的液状である領
域内で作動される。かくして、ピンチまたはスタンプは
冷却領域の上流、つまり溶融体供給装置8の直ぐ下流で
実現される。コンベヤーベルト1それ自体がまたその底
面から作用する手段により、溶融体供給温度以下の温度
に保たれることができる。ピンチロール23はコンベヤ
ーベルト1の底面とのローリング接触により受動的に動
かされるバックアップロール25を割り当てられる。
【0038】これに代え、下方ピンチ圧力が二つのフィ
ルムウェブを隣り合う溶融体分割体S間の領域内で一緒
に粘着させるに既に十分であるように全連続溶融体スト
ランドを比較的薄くすることもまた可能である。
【0039】図8に示された実施例は本質的に図1によ
る実施例に対応する。溶融体供給装置8によりコンベヤ
ーベルト1の上方走行部上に適用された種々の溶融体分
割体Sの前方及び後方端を冷却するために、ブロー装置
26が設けられ、上から上方走行部のベルト表面に向け
られる。種々の溶融体分割体Sの前方及び後方端部をよ
り急速に冷却することにより、かかる端部が冷却室6に
入る前にかかる端部のある程度の凝固が既に達成され、
これにより図には示されていない横境界によりとにかく
側方が制限されている溶融体分割体Sのどのような流れ
もまた前方及び後方に向けて妨げられる。
【0040】少なくとも一つのフィルムウェブ10を埋
設する工程及びそのベルト表面への粘着を改善するため
に、図9による一実施例はベルト表面を湿潤する噴霧装
置の形の湿潤化装置14が入口ドラム2のベルト表面の
偏向領域内に設けられることを提供する。図10による
実施例は同じ機能を持つ。しかしこの場合にはベルト表
面の湿潤化はフィルムウェブが適用される前に、ベルト
表面上に凝縮水が形成されるような方式で、ベルトの底
面の温度を制御することにより間接的に達成される。凝
縮水生成システム27は加熱及び/または冷却システム
として形成されることができる。好ましくは、水は温度
制御を実現するために使用される。図11と図12によ
る装置は共通コンベヤーベルト1上に互いに平行に配置
されている対応する溶融体製品Sの製造と包装のための
二つのラインを含む。対応して、コンベヤーベルト1は
二つだけでなく、平行にかつ均一間隔でベルトの移動方
向に延びる三つの横境界5をそのベルト表面に備えてい
る。横境界5間の間隔は同一である。コンベヤーベルト
1の上方走行部上の溶融体分割体Sの改善された包装密
度を達成するために、溶融体分割体Sはその上にフィル
ムウェブ10がガイドされている静止シートスチール板
34上に溶融体供給装置8により適用される。シートス
チール板34上に設けられたスライド30がフィルムウ
ェブ10のガイドの下に配置されており、矢印により示
された方向に水平に往復させられることができる。ベル
トの移動方向に見てシートスチール板34の直後に、引
き上げ装置28がフィルムウェブ10のための把み手段
として設けられ、それにより対応運動シーケンスにより
折りたたみがフィルムウェブ10内に形成されることが
できる。図11に示されるように、溶融体分割体Sの密
接連続を達成するために、対応する溶融体分割体Sが溶
融体供給装置8によりシートスチール板34上にかつそ
の上にガイドされたフィルムウェブ10上に適用され
る。コンベヤーベルト1の移動方向はそのときベルト駆
動体4を切り換えることにより逆転され、同時にフィル
ムウェブ10は引き上げ装置28によりその中間領域で
上向き方向に引っ張られる。今や、ベルトは再び前進方
向に駆動され、一方同時に溶融体分割体Sはシートスチ
ール板34からコンベヤーベルト1上にスライド30に
より押される。この操作中、フィルムウェブは隣り合う
溶融体分割体S間のフィルム部分Fの領域内でいわばル
ープ状に膨らむ。これらのフィルム部分Fのために設け
られた交差切断装置29が少なくとも第二フィルム部分
F毎に切り離す。従って、一つのフィルム部分Fは常に
二つの隣り合う溶融体分割体S間のジョイントとして作
用し、これにより二つの連続溶融体分割体S毎に図11
に最も良く見ることができるように、対として一緒に折
りたたまれることができる。コンベヤーベルトの排出端
に続いて分割体は排出の下に配置されたコンベヤーベル
トTにより運び出される。好ましくは、コンベヤーベル
トTは溶融体分割体Sがベルト上に落下するとき一緒に
強制的に折りたたまれるような方式でコンベヤーベルト
1の排出領域の下に配置される。
【0041】本説明中に記載された全ての実施例は組み
合わされることができ、単一ベルト及び二重ベルトシス
テムの両方で採用されることができる。
【0042】図13から図15による実施例において、
マトリックス16が各コンベヤーベルト1と組み合わさ
れる。この点で詳細に記載されていない機能要素は前述
の機能要素に対応し、前述の実施例に関して上述された
機能要素と同じ参照番号により識別される。冷却室6の
下流の排出端に、フィルム縁のための追加の折り返しま
たは折りたたみ装置13がコンベヤーベルトの格子マト
リックス16に割り当てられる。折り返しまたは折りた
たみ装置13は横境界5のそれぞれの上に静止的に配置
されており、扇子状様式に上部及び側部に開口するオリ
フィスを含む空気ジェットを含む。加えて、それらはま
た図14の破線により示されるように、ベルトの移動方
向に対して、後方に向いたジェット部分を含む。それぞ
れの空気ジェットはベルトの移動方向に延びるフィルム
カットの縁領域を上昇させ折りたたませる。好ましく
は、折り返し及び折りたたみ装置13は詳細には示され
ていない態様で、フィルムカットをそれぞれの溶融体分
割体に分離するための少なくとも一つの長手及び交差切
断装置により先行される。
【0043】電子制御装置Stによるベルト駆動体4、
排出ドラム3及び溶融体供給装置8の制御を改善するた
めに、コンベヤーベルトの横縁は互いに均一距離に配置
された切り欠きまたは溝の形の位置符号化ポイント33
を備えている。これらの符号化ポイントは接触または非
接触様式で符号化ポイント33を走査し、対応するカウ
ンター及び評価装置によりベルト位置を検出する静止セ
ンサ装置32と共働し、対応する制御命令をベルト駆動
体4及び/または溶融体供給装置8に供給する(図1
6)。
【0044】制御装置Stによる制御または調節を更に
改善する観点から、更なる図示されていないセンサ装置
を設けることができる。
【0045】コンベヤーベルト1からの排出後の連続溶
融体ストランドSを、ストランドが切断されまたは別個
の溶融体分割体に分離されることなく、取り上げる可能
性を提供するために、図17に示されるように、保護フ
ィルムでライニングされた受け容器を設けることができ
る。溶融体ストランドSはそのとき扇子状折りたたみ様
式で受け容器35内に埋設されることができ、その場合
には溶融体ストランドSの底面上の単一フィルムウェブ
の使用がフィルムウェブが常に一方側の外側にあるよう
な方式で溶融体ストランドが折りたたまれることを満足
させるであろう。他方において、保護フィルムがストラ
ンドが受け容器35の内壁に粘着しないように設けられ
る。図18に示された実施例において、溶融体ストラン
ドSの巻き上げが図19による巻き上げ装置37で用い
られる種類の中心巻き芯または巻きブラケットなしに達
成される。溶融体ストランドSを巻き上げるために、巻
き上げ装置36が対応するロールにより、外側からスト
ランドと係合する。巻き上げ装置36はカップ状形状を
示し、その上方カップは巻き上げ溶融体ストランドSの
寸法の連続的増大の処理のために、空気圧装置の作用下
に、矢印により示された方向の揺動運動を実行すること
ができる。
【0046】図19による巻き上げ装置は−図でハッチ
ングされた−中心巻き上げブラケットを含み、その上に
溶融体ストランドSが巻き上げられる。溶融体ストラン
ドSの巻きが完成した後、中心芯、すなわち巻き上げブ
ラケットが除去される。もし必要なら、図20に示され
るように、巻き上げ溶融体ストランドSはそのとき、芯
の除去からもたらされる中空空間を減らすために、プレ
ス38,39内で緻密形状に圧縮されることができる。
【0047】図21による実施例において、溶融体スト
ランドは交差切断装置40により均一寸法の板形状溶融
体分割体Sに再分割される。
【0048】前述の実施例の折り返し及び折りたたみ装
置13に対応する折り返し及び折りたたみ装置13を用
いて、フィルム縁はそのときそれぞれの溶融体分割体S
の表面上に折りたたまれる。その後で、溶融体分割体S
はコンベヤー手段41により垂直に調整可能なはさみ形
式のテーブル42上に積み重ねられ、積み重ねの完成に
より積み重ね体は詳細に示されていないコンベヤー手段
により運び出される。最上層は希望の長さに切断される
ことのできる保護フィルム43により覆われることがで
きる。
【0049】図22に示されたところの排出領域は横に
並んで配置された三つの溶融体製造ラインのためを意図
しており、複数のコンベヤーベルトを含む。水ジェット
切断装置として形成された交差切断装置45が前後に配
置された二つのコンベヤーベルト間に位置される。二つ
のコンベヤーベルトがそれぞれ折りたたみ装置46に割
り当てられており、それが各溶融体分割体Sがヒンジ帯
15の弱化領域で一緒に折りたたまれること及び次いで
把み装置47により把まれることを可能とする。把み装
置47は折りたたまれた溶融体分割体Sを横断コンベヤ
ーベルト上に置く。両操作、すなわち折りたたみ操作と
横断コンベヤーベルトへの移送は機械的に実行される。
【図面の簡単な説明】
【図1】溶融体分割体を作って包むためのこの発明によ
る装置の一実施例の概略的側面図を示す。
【図2】図1による装置の詳細の拡大図を示す。
【図3】図1と図2による装置の形状付きロールのレベ
ルの、図2の描写の断面を示す。
【図4】本発明による別の装置の詳細の拡大概略描写を
示す。
【図5】本発明による装置の更なる実施例のピンチダイ
の領域の詳細の拡大概略描写を示す。
【図6】溶融体ストランドの挟みつけがピンチロールの
助けにより実現されている装置の拡大詳細を示す。
【図7】図6による装置の縮小寸法での概略描写を示
す。
【図8】溶融体分割体を作って包むためのこの発明によ
る装置の別の実施例を示す。
【図9】ベルト表面のための湿潤化手段を持つ、図1に
よる装置の供給領域の詳細を示す。
【図10】図9と同様の装置を示す。
【図11】溶融体分割体を作って包むためのこの発明に
よる装置の更なる実施例の概略描写を示す。
【図12】図11による装置の断面を示す。
【図13】溶融体分割体を作って包むためのこの発明に
よる装置の更なる実施例の概略描写を示す。
【図14】図13による装置の末端領域の詳細を示す。
【図15】ベルトの長手方向に延びるフィルムカットの
縁領域のための折り返し及び折りたたみ装置の、図14
の線XV−XVに沿って取った断面を示す。
【図16】図1による装置のコンベヤーベルトの符号化
及びベルト駆動及び/または溶融体供給装置の電子制御
を概略形状で示す。
【図17】先に示した装置の排出領域の概略描写を示
す。
【図18】先に示した装置の変更された排出領域を示
す。
【図19】先に示した装置の変更された排出領域を示
す。
【図20】巻き上げられた溶融体ストランドを一緒に押
圧する操作の拡大概略断面描写を示す。
【図21】先に示した装置の排出領域の更なる実施例を
示す。
【図22】先に記載された装置の排出領域の別の描写の
透視図を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ステファン・ギエルケ ドイツ国70736 フェルバッハ、リムブル クシュトラーセ 1 (72)発明者 マティアス・クラインハンス ドイツ国71336 ワイブリンゲン、ライテ ルフーベルシュトラーセ 46

Claims (26)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 溶融体分割体、特にホットメルト接着剤
    分割体を製造し包装するための装置であって、ベルト駆
    動体により動かされることのできる少なくとも一つの無
    端コンベヤーベルト、並びにコンベヤーベルトの一つの
    走行部上に沿って運ばれる少なくとも一つのフィルムウ
    ェブ、及びその走行部と組み合わされた少なくとも一つ
    の溶融体供給装置を持つものにおいて、 更にコンベヤーベルト(1)が瞬間ベルト位置を検出す
    るためのセンサ装置(32)をそれに割り当てられてお
    り、このセンサ装置がセンサ装置(32)からの測定信
    号の評価の結果に応答してベルト駆動体(4)及び/ま
    たは溶融体供給装置(8)を作動する電子制御装置(S
    t)に連結されていることを特徴とする装置。
  2. 【請求項2】 コンベヤーベルト(1)、またはコンベ
    ヤーベルトの走行部と一緒に移動するマトリックス(1
    6)が位置符号化ポイント(33)を備えていることを
    特徴とする請求項1に記載の装置。
  3. 【請求項3】 センサ装置(32)が符号化ポイント
    (33)の非接触走査を提供することを特徴とする請求
    項2に記載の装置。
  4. 【請求項4】 センサ装置が符号化ポイントの接触走査
    のために設けられていることを特徴とする請求項2に記
    載の装置。
  5. 【請求項5】 ベルト駆動体(4)が電子制御装置(S
    t)により連続的にまたはサイクル制御方式のいずれか
    で駆動されることができることを特徴とする請求項1に
    記載の装置。
  6. 【請求項6】 請求項1の前文(preamble)または請求項
    1〜5の一つに記載された装置において、 更に溶融体供給領域に先行する領域内のベルト走行部の
    少なくとも一つの受け表面中にフィルムウェブ(10)
    を押圧するための手段(11,18)が設けられている
    ことを特徴とする装置。
  7. 【請求項7】 ベルト走行部の受け表面に適合した、少
    なくとも一つの形状付きロール(11)または少なくと
    も一つの形状付きシューが押圧手段として設けられてい
    ることを特徴とする請求項6に記載の装置。
  8. 【請求項8】 押圧手段がベルト走行部上に沿って運ば
    れるマトリックス(16)内の凹所に適合されている寸
    法の少なくとも一つの形状付きダイ(18)からなるこ
    とを特徴とする請求項6に記載の装置。
  9. 【請求項9】 押圧手段がフィルムウェブが押圧手段に
    粘着するのを防ぐ開放補助具を含むことを特徴とする請
    求項6に記載の装置。
  10. 【請求項10】 形状付きダイ(18)が形状付きダイ
    (18)の前方及び/または後側に位置させられること
    のできる、フィルムウェブ(10)のための少なくとも
    一つの押さえ手段(17,19)により補われているこ
    とを特徴とする請求項9に記載の装置。
  11. 【請求項11】 請求項1の前文または請求項1〜10
    の一つに記載された装置において、 更にコンベヤーベルト(1)の表面のための湿潤化手段
    (14,27)が設けられており、これらが溶融体送出
    領域の上流に位置していることを特徴とする装置。
  12. 【請求項12】 湿潤化手段がコンベヤーベルト(1)
    の入口ドラム(2)によるベルト表面の偏向領域内に配
    置された噴霧装置(14)からなることを特徴とする請
    求項11に記載の装置。
  13. 【請求項13】 請求項1の前文または請求項1〜12
    の一つに記載された装置において、 更にベルト走行部がベルトと移動する横境界(5)を備
    えており、溶融体供給装置(8)が均一に間隔を置いた
    溶融体分割体(S)がベルトの移動方向に前後に少なく
    とも一列でフィルムウェブ上にかつベルト表面上に適用
    されることができるような方式で制御されることができ
    ることを特徴とする装置。
  14. 【請求項14】 各溶融体分割体のベルトの移動方向に
    見て前方及び後方領域が規定領域内で冷却されるような
    方式でベルト表面と組み合わされている冷却手段(1
    2,26)が設けられていることを特徴とする請求項1
    3に記載の装置。
  15. 【請求項15】 各溶融体分割体(S)をベルト表面に
    関して長手方向に変位するための手段(30,34)が
    設けられており、これらの手段が溶融体分割体(S)が
    一緒に押されることができるような態様でフィルムウェ
    ブ(10)、溶融体分割体(S)及びベルト表面間の相
    対的変位を実現することを特徴とする請求項13に記載
    の装置。
  16. 【請求項16】 把み手段(28)が溶融体分割体
    (S)間に存在するそれぞれのフィルム部分(F)を引
    き上げるために設けられていることを特徴とする請求項
    15に記載の装置。
  17. 【請求項17】 請求項1の前文または請求項1〜16
    の一つに記載された装置において、 更なるフィルム供給手段が溶融体分割体を覆うための少
    なくとも一つの上方フィルムウェブ(21)のために設
    けられていることを特徴とする装置。
  18. 【請求項18】 隣り合う溶融体分割体(S)間の上方
    及び下方フィルムウェブ(10,21)を挟むピンチ手
    段(22,23)が設けられていることを特徴とする請
    求項17に記載の装置。
  19. 【請求項19】 ピンチ手段がそれが下向き方向に強制
    される挟み位置、またはそれが上向き方向に動かされる
    ことのできる休止位置に制御手段(24)により移動さ
    れることのできる少なくとも一つのピンチロール(2
    3)を含むことを特徴とする請求項18に記載の装置。
  20. 【請求項20】 請求項1の前文または請求項1〜19
    の一つに記載の装置において、 更に長手及び交差切断装置が溶融体製品のためのフィル
    ムカットを作るために設けられ、ベルトの移動方向に延
    びるフィルムカットの縁と組み合わされる折り返し及び
    折りたたみ装置(13)の空気ジェットが設けられ、か
    つそれらがその縁をブロー操作中に溶融体分割体(S)
    の上に折り返しまたは折りたたむ効果を作るような方式
    で整列されていることを特徴とする装置。
  21. 【請求項21】 請求項1の前文または請求項1〜20
    の一つに記載された装置において、 更に溶融体製品(S)を緻密形状に貯蔵し収集するため
    に送出装置(35,36,37,41,42)がコンベ
    ヤーベルトの排出端に設けられていることを特徴とする
    装置。
  22. 【請求項22】 送出装置がベルトの移動方向に作用す
    る溶融体製品のための巻き上げ装置(36,37)とし
    て設計されていることを特徴とする請求項21に記載の
    装置。
  23. 【請求項23】 送出装置が溶融体製品(S)を積み重
    ねるためを意図した垂直に変位可能なはさみ形式のテー
    ブル(42)を含むことを特徴とする請求項21に記載
    の装置。
  24. 【請求項24】 送出装置が溶融体製品が扇子状に折り
    たたまれた形状で堆積されることができる受け容器(3
    5)を含むことを特徴とする請求項21に記載の装置。
  25. 【請求項25】 水ジェット切断装置として設計され
    た、少なくとも一つの交差切断装置(45)がコンベヤ
    ーベルト(1)の排出端に設けられていることを特徴と
    する請求項21に記載の装置。
  26. 【請求項26】 溶融体分割体(S)をそれらの幅の半
    分に折りたたむことを意図した折りたたみ手段(46)
    が移動方向に見て交差切断装置(45)の後に設けられ
    ていることを特徴とする請求項25に記載の装置。
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