JP2001252475A - ネットワークゲーム仲介装置およびその方法、記録媒体、ネットワークゲーム運営方法、ネットワークゲーム創作支援装置およびその方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 我が国の電子ゲームの遊技者が既に所持して
いるゲーム専用機を用いて、ネットワークゲームで遊ぶ
ことのできるネットワークゲーム仲介装置を提供する。 【解決手段】 本発明のネットワークゲーム仲介装置
は、端末機種に対応して設けられた端末インターフェイ
ス部２２と、遊技者の選択したネットワークゲーム執行
装置３０を該遊技者と共に認識する手段２４と、該ネッ
トワークゲームの静的データを該遊技者の使用する端末
機器に送る手段２６と、該遊技者が該ネットワークゲー
ムに対して行なう操作情報を受信する手段２８と、該ネ
ットワークゲームの前記操作情報に対応する動的データ
を該遊技者の使用する端末機器に送る手段３２とを具備
することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、インターネットを
利用したブラウザ端末やゲーム機に対して、ネットワー
クゲームをＡＳＰ(Application Service Provider)のコ
ンテンツとして提供するネットワークゲーム仲介装置に
関する。また本発明は、ネットワークゲームを開発する
創作者を支援するネットワークゲーム創作支援装置に関
する。

【０００２】

【従来の技術】テレビモニターを利用した電子ゲームに
は次の３類型がある。テレビゲームはゲーム専用機とテ
レビ受像機とを組合せて遊ぶ形式で、ゲーム専用機とし
てはソニーのプレイステーション、任天堂のドルフィン
等が知られている。ＰＣゲームはパソコンとパソコン用
モニターを組合せて遊ぶ形式である。業務用ゲームはゲ
ームセンター用ゲーム機で遊ぶ形式である。そして、最
近米国や韓国では第４類型としてネットワークゲームが
登場してきている。ネットワークゲームは、コンピュー
タ同士を電話回線でつないで遊ぶタイプのゲームのこと
で、遠隔地にいるプレーヤー同士が一対一で戦うピア・
トゥ・ピア(pier to pier)方式の他、多人数が一斉に同
時参加するマルチプレー(multi play)方式がある。

【０００３】他方、ゲームソフトを開発したいと思うク
リエーターは世界各地にいる。我が国では、ゲーム専用
機や業務用ゲームが電子ゲームの大部分を占めており、
我が国のクリエーターはゲーム専用機や業務用ゲーム用
の専用ゲームソフトを開発している。欧米やアジアでは
ＰＣゲームやネットワークゲームが電子ゲームの大部分
を占めており、欧米やアジアのクリエーターはＰＣゲー
ムやネットワークゲーム用の汎用ゲームソフトを開発し
ている。ゲームソフトには、アクションゲーム、アドベ
ンチャーゲーム、シミュレーションゲーム、コミュニケ
ーションゲーム等の類型がある。

【０００４】

【発明が解決しようとする課題】このように我が国と欧
米やアジアとは、電子ゲームにおいて異なる発展過程を
辿っている。しかし、現在の汎用パソコンの劇的価格低
下と通信料金の価格低下は、従来のゲーム専用機や業務
用ゲームの優位性をかなり侵蝕している。そこで、我が
国においてもＰＣゲームやネットワークゲームの開発環
境を整備すれば、欧米やアジアの世界市場も考慮に入れ
たゲームソフトの開発が行なえ、クリエーターの利益と
なる。

【０００５】他方、我が国の電子ゲームの遊技者は既に
ゲーム専用機を所持しているし、ゲームセンターでは専
用のゲーム機を設置している。そこで、これら既存設備
を有効に利用できれば、我が国の電子ゲームの遊技者は
新規端末を購入することなく世界標準になりつつあるＰ
Ｃゲームやネットワークゲームで遊べることになる。

【０００６】本発明は上述する課題を解決するもので、
第１の目的は我が国の電子ゲームの遊技者が既に所持し
ているゲーム専用機を用いてネットワークゲームで遊ぶ
ことのできるネットワークゲーム仲介装置を提供するに
ある。第２の目的は、ゲーム専用機や汎用パソコンのよ
うな異なる機器を用いていても、機器や通信速度に依存
する優劣を除去して、各遊技者が均等な条件でマルチプ
レー方式のネットワークゲームで遊ぶことのできるネッ
トワークゲーム仲介装置を提供するにある。第３の目的
は、我が国の電子ゲームのクリエーターが世界標準であ
るＰＣゲームやネットワークゲーム用のゲームソフトを
容易に開発できるネットワークゲーム創作支援装置を提
供するにある。

【０００７】

【課題を解決するための手段】第１の目的を達成する本
発明のネットワークゲーム仲介装置は、図１に示すよう
に、端末機種に対応して設けられた端末インターフェイ
ス部２２と、遊技者の選択したネットワークゲームを該
遊技者又は／及び遊技者端末装置と共に認識する手段２
４と、該ネットワークゲームの静的データを該遊技者の
使用する端末機器に送る手段２６と、該遊技者が該ネッ
トワークゲームに対して行なう操作情報を受信する手段
２８と、該ネットワークゲームの前記操作情報に対応す
る動的データを該遊技者の使用する端末機器に送る手段
３２とを具備することを特徴とするものである。

【０００８】このように構成された装置において、遊技
者は汎用パソコン、ゲーム専用機、携帯電話機等の各種
の端末機種でネットワークゲームを楽しもうとするの
で、端末インターフェイス部によりネットワークゲーム
仲介装置に接続される端末機種に応じた端末インターフ
ェイスを提供している。遊技者認識手段２４は、遊技者
の操作する端末機器の電話番号やＩＰアドレスを識別し
て、ネットワークゲーム仲介装置に接続して遊ぶ正当権
限の遊技者や遊技者端末装置であることを認証すると共
に、遊技者の遊戯するネットワークゲームを認識してい
る。静的データ送信手段２６は、ネットワークゲームで
遊戯するのに必要な静的データをゲーム開始の前処理と
して送る。静的データには、キャラクター、アイテム、
背景等のゲームの遂行に必要な初期データが含まれてい
る。静的データ送信手段２６は、通信回線を用いてオン
ラインでダウンロードするものでもよく、またＣＤ−Ｒ
ＯＭのような記録媒体に記録しておいて、この記録媒体
を端末機器で読み取ってロードしても良い。操作情報受
信手段２８は、遊技者が端末機器を操作した情報を受取
るものである。

【０００９】ネットワークゲーム執行装置３０では、遊
技者が端末機器を操作した情報に従いネットワークゲー
ムを進行させる。動的データ送信手段３２は、ネットワ
ークゲームの遂行により生じた動的データをリアルタイ
ムで端末機器に送る。動的データは、例えばキャラクタ
ーの移動量や姿勢の変化であって、通信回線などを通じ
て動的データ送信手段３２から端末機器に送信して、端
末機器ではゲームの進行がリアルタイムに再生できる程
度のデータ量とデータ送信速度となっている。

【００１０】第２の目的を達成する本発明のネットワー
クゲーム仲介装置は、図１に示すように、ネットワーク
ゲームがフットボールのような多人数同時参加型ゲーム
の場合には、端末機能均等化手段３４により操作情報受
信手段２８で受信した各遊技者の操作情報について、該
各遊技者の使用する端末機種と通信速度を勘案して均等
化すると、各遊技者の遊ぶ条件が平等となってゲームの
進行が楽しくなる。動的データ送信手段３２は、各遊技
者の操作情報を含む動的データを該各遊技者の使用する
端末機種に配信して、各遊技者の端末機器でのゲーム進
行を均等に行なうことで、各遊技者の操作の機会を均等
にしている。

【００１１】好ましくは、端末機種は汎用パソコン、ゲ
ーム専用機、携帯電話機、ページャー、セットトップボ
ックス、業務用アーケードボードゲームの少なくとも１
種類として、端末インターフェイス部で対応すると良
い。また、ネットワークゲーム仲介装置と端末機器との
通信は電話回線、移動体通信回線、無線ＬＡＮ、低軌道
周回衛星通信、静止衛星通信、地上波テレビ放送、ケー
ブルテレビ放送、衛星テレビ放送の少なくとも１種類を
含む構成とすると良い。

【００１２】第１の目的を達成する本発明のネットワー
クゲーム運営方法は、遊技者が遊技者端末機器によりイ
ンターネットを介してネットワークゲーム仲介装置のホ
ームページにアクセスし、該遊技者がユーザーデータベ
ースに登録してある登録会員であるか認証し、該登録会
員として認証され、若しくは新規会員として登録すれ
ば、該ネットワークゲーム仲介装置のゲームコンテンツ
にアクセスし、該遊技者が今回遊技するゲームコンテン
ツを選択し、該遊技者端末機器からの処理指示に対して
ネットワークゲーム執行装置が処理結果を返すことでゲ
ームが進行することを特徴としている。好ましくは、本
発明のネットワークゲーム運営方法は、さらに登録会員
に対して、ゲームコンテンツでの遊技に対して対価を徴
収する構成とすると、事業として運営することができ
る。

【００１３】第３の目的を達成する本発明のネットワー
クゲーム創作支援装置は、図５に示すように、ゲームソ
フト開発機器４０の機種に対応して設けられた開発イン
ターフェイス部５２と、該ゲームソフト開発機器におけ
るネットワークゲーム仲介装置用のネットワークゲーム
開発を促進する支援手段５４と、創作者の開発したネッ
トワークゲームを受信する手段５６と、該ネットワーク
ゲームの静的データと動的データとを区分して格納する
ネットワークゲームデータベース部５８とを具備するこ
とを特徴としている。

【００１４】このように構成された装置において、創作
者はゲームソフト開発機器４０を用いて、ネットワーク
ゲーム仲介装置２０用のネットワークゲームを開発し
て、ネットワークゲーム仲介装置側に納品して、遊技者
に遊んでもらう。ネットワークゲーム創作支援装置５０
は、開発インターフェイス部５２を介して開発支援手段
５４にアクセスして、開発用ライブラリ、２Ｄ／３Ｄ仮
想空間制御、会員認証等のネットワークゲーム開発を促
進する資源を創作者が利用可能としている。完成したネ
ットワークゲームは、開発インターフェイス部５２を介
してネットワークゲーム受信手段５６に送信され、ネッ
トワークゲームの静的データと動的データとを区分して
ネットワークゲームデータベース部５８に格納する。静
的データと動的データに区分することで、ゲーム開始時
に送信すべき静的データと、ゲームの進行に合わせてリ
アルタイムで送信すべき動的データの把握が容易に行え
る。

【００１５】

【発明の実施の形態】以下、図面を用いて本発明の実施
の形態を説明する。図１は、本発明の一実施の形態を説
明する構成ブロック図で、ネットワークゲーム仲介装置
を示している。図において、ネットワークゲーム仲介装
置２０は、個々のネットワークゲーム３０について通信
回線１８を用いて接続された各種の遊技者端末機器１
２、１４、１６を用いて遊ぶことを仲介するサーバーで
ある。遊技者端末機器の端末機種は、汎用パソコン、ゲ
ーム専用機、携帯電話機等である。遊技者端末機器１２
は、例えばプロセッサとしてインテル社のペンティアム
を搭載し、オペレーティングシステムＯＳとしてマイク
ロソフト社のウインドウズを搭載した汎用パソコンＰＣ
で、インターネットを閲覧する機能としてＮｅｔｓｃａ
ｐｅ（登録商標）やInternet Explorerを用いている。
遊技者端末機器１４は、例えばソニーのプレイステーシ
ョンＰＳや任天堂のドルフィンで、インターネット接続
機能を有するものである。遊技者端末機器１６は、例え
ばCompact HTML(Hyper Text Markup Language)やWAP(Wi
reless Access Protocol)対応の携帯電話機やページャ
ーで、インターネット接続機能を有するものである。遊
技者端末機器の他の型式として、例えば双方向通信可能
なテレビ放送を受信するセットトップボックスとゲーム
操作用リモコンを組合せた機器や、情報携帯端末にＰＨ
Ｓ(Personal Handyphone System)やブルーツース(Bluet
ooth)等を接続した機器でも良く、また業務用アーケー
ドボードゲームでも良い。ここで業務用アーケードボー
ドゲームとは、筐体に通信機能付きのビデオゲーム用Ｐ
Ｃボードを装着し、遊技者が座って遊技するものを言
う。

【００１６】通信回線１８は、インターネット通信網や
双方向通信可能なテレビ放送網で、例えば電話回線、移
動体通信回線、衛星通信、地上波テレビ放送、ケーブル
テレビ放送、衛星テレビ放送等を用いる。端末インター
フェイス部２２は、各種の遊技者端末機器とネットワー
クゲーム仲介装置２０とのインターフェイスを行なうも
ので、例えばＴＣＰ(Transmission Control Protocol)
／ＩＰ(Internet Protocol)やＩＰＸ／DirectPlay等の
通信プロトコル変換機能やパケットの圧縮／解凍機能を
有している。遊技者認識手段２４により、遊技者の操作
する端末機器の電話番号やＩＰアドレスを識別すると共
に、遊技者の遊戯するネットワークゲームを認識してい
る。好ましくは、遊技者はネットワークゲーム仲介装置
２０に対して事前に会員登録する構成とし、遊技者認識
手段２４では会員ＩＤ番号とパスワードを用いて遊技者
が会員登録した者か確認する構成とすると良い。ネット
ワークゲーム仲介装置２０が遊技者に対して課金を行な
う場合には、クレジットカード番号等の決済情報や信用
情報を含ませると良い。また、マーケティング情報を得
る為に、遊技者の年齢や職業等の顧客階層を区分して把
握する指標を会員登録時に入手する構成としても良い。

【００１７】静的データ送信手段２６は、ネットワーク
ゲームで遊戯するのに必要な静的データをゲーム開始の
前処理として送る。静的データには、キャラクター、ア
イテム、背景等のゲームの遂行に必要な初期データが含
まれている。アクションゲーム、アドベンチャーゲー
ム、シミュレーションゲーム並びにコミュニケーション
ゲームにおいて、登場人物のキャラクター、ゲーム遂行
上の各種環境を設定するアイテム、背景画面等はゲーム
の遂行上必要な要素であると共に、データ量が多い為ゲ
ーム開始前に遊技者端末機器に送信しておく。例えばフ
ットボールゲームであれば、フォワード、バックス等の
選手の別や、パス成功率、ランでの平均獲得距離を設定
したり、フットボール場の映像が静的データに該当す
る。

【００１８】操作情報受信手段２８は、遊技者が遊技者
端末機器を操作した情報を受取るものである。例えばフ
ットボールゲームであれば前に走るとか、タックルをす
るとか、パスを投げるとか、ボールを蹴るとかの操作情
報を遊技者が遊技者端末機器で操作入力する。すると、
この操作情報は遊技者端末機器から通信回線１８、端末
インターフェイス部２２をへて、操作情報受信手段２８
に送信されるのである。ネットワークゲーム執行装置３
０では、遊技者が端末機器を操作した情報に従いネット
ワークゲームを進行させる。動的データ送信手段３２
は、ネットワークゲームの遂行により生じた動的データ
をリアルタイムで端末機器に送る。動的データは、例え
ばキャラクターの移動量や姿勢の変化であって、例えば
フットボールゲームであれば、クオーターバックが味方
のサイドレシーバー目掛けてボールを投げたところ、デ
フェンス側のワイドレシーバーがインターセプトすると
いう変化に満ちた動きがリアルタイムで進行する。

【００１９】端末機能均等化手段３４は、操作情報受信
手段２８で受信した各遊技者の操作情報について、該各
遊技者の使用する端末機種と通信速度を勘案して均等化
する。例えばフットボールのような多人数同時参加型ゲ
ームでは、オフェンスとデフェンスに分かれて戦う場合
に、各チームのフォワードやバックスの各選手の動作を
各遊技者端末機器で一対一に動かして遊ぶ。このとき、
ある端末機種ではプロセッサの処理速度が速く、他の端
末機種ではプロセッサの処理速度が遅い場合が生じ得
る。この端末機種の格差を放置しておくと、恒常的にあ
る端末機種の操作がゲーム進行上遅れ気味となって同じ
チーム内の選手間協調動作が困難になったり、或いは遅
い端末機種の多いチームは常に劣勢に立たされて、遊技
者にとってゲームの楽しみが少なくなる。そこで、端末
機能均等化手段３４では、端末インターフェイス部２２
から得られる遊技者端末機器の端末機種と通信速度を考
慮して、遊技者端末機器の端末機種間でハンディキャッ
プを付けることで、端末機種によらず遊技者は均等の機
会で多人数同時参加型ゲームで遊ぶことができる。

【００２０】このように構成された装置の動作を次に説
明する。図２はネットワークゲームの進行状態の説明図
である。ここでは、遊技者端末機器１０は遊技者端末機
器１２、１４、１６の総称である。まず、遊技者端末機
器１０がネットワークゲーム仲介装置２０に通信回線１
８を介してアクセスし、遊技者認識手段２４により遊技
者の認証を行なう（Ｓ１０）。遊技者の認証が行なわれ
ると、続いて遊戯者は今回遊ぶネットワークゲーム３０
を選択して、ネットワークゲーム仲介装置２０に通知す
る（Ｓ１２）。ネットワークゲーム仲介装置２０は、ネ
ットワークゲーム執行装置３０に遊技者が選択したネッ
トワークゲームを通知する（Ｓ３０）。

【００２１】これに対して、ネットワークゲーム執行装
置３０は、ネットワークゲームの静的データをネットワ
ークゲームデータベース部５８から読み出して（Ｓ５
０）、ネットワークゲーム仲介装置２０に送る（Ｓ３
２）。ネットワークゲーム仲介装置２０は静的データを
遊技者端末機器１０に転送する（Ｓ１４）。静的データ
はデータ量が多い為、データ圧縮されていることが多
く、またファイル形式も例えばＧＩＦ等を用いている。
遊技者端末機器１０では、静的データのダウンロードが
完了すると、遊技者によりゲーム開始の操作が行なわれ
る（Ｓ１６）。このゲーム開始の操作はネットワークゲ
ーム仲介装置２０を経てネットワークゲーム執行装置３
０に送信され、ゲーム画面は初期状態に設定される（Ｓ
３４）。

【００２２】ゲーム開始後は、随時遊技者は遊技者端末
機器１０を操作して操作情報をネットワークゲーム仲介
装置２０に送信する（Ｓ１８）。ネットワークゲーム仲
介装置２０はこの操作情報をネットワークゲーム執行装
置３０に転送する（Ｓ３６）。ネットワークゲーム執行
装置３０は操作情報に応じたゲーム進行を行なう（Ｓ５
２）。ゲーム進行結果の動的データはネットワークゲー
ム執行装置３０から、ネットワークゲーム仲介装置２０
を経由して遊技者端末機器１０に転送される（Ｓ３８、
Ｓ２０）。遊技者端末機器１０は転送された動的データ
に応じた画像情報を遊技者端末機器１０の映像端末に表
示する。

【００２３】この後は、次の一連の操作がゲーム終了ま
で繰り返される。 遊技者は遊技者端末機器１０を操作して操作情報をネ
ットワークゲーム仲介装置２０に送信する（Ｓ２２）。 ネットワークゲーム仲介装置２０はこの操作情報をネ
ットワークゲーム執行装置３０に転送する（Ｓ４０）。 ネットワークゲーム執行装置３０は操作情報に応じた
ゲーム進行を行なう（Ｓ５４）。 ゲーム進行結果の動的データはネットワークゲーム執
行装置３０から、ネットワークゲーム仲介装置２０に送
信される（Ｓ４２）。 ネットワークゲーム仲介装置２０は動的データを遊技
者端末機器１０に転送する（Ｓ２４）。遊技者端末機器
１０は転送された動的データに応じた画像情報を遊技者
端末機器１０の映像端末に表示する。

【００２４】この一連動作→は遊技者がリアルタイ
ムと感じる周期、例えば0.1秒周期でデータ更新を行な
う。ネットワークゲーム執行装置３０がゲーム終了条
件、例えばフットボールゲームであれば遊技時間の満了
でゲーム終了となる（Ｓ５６）。ゲーム終了はネットワ
ークゲーム執行装置３０から、ネットワークゲーム仲介
装置２０を経由して遊技者端末機器１０に転送される
（Ｓ４４、Ｓ２６）。遊技者端末機器１０はゲーム終了
に応じた画像情報を遊技者端末機器１０の映像端末に表
示する。

【００２５】図３はネットワークゲームの遊技状態の説
明図である。遊技者端末機器１０に遊技者からの指示が
あると、インターネットを通じてネットワークゲーム仲
介装置２０に送信される。ネットワークゲーム仲介装置
２０は送信された指示を判断してネットワークゲーム執
行装置３０に送る。ネットワークゲーム執行装置３０は
ゲームを進行させるから、動的データである移動が発生
する。動的データである移動は、ネットワークゲーム仲
介装置２０からインターネットを経由して遊技者端末機
器１０に進行したゲームが表示される。

【００２６】図４は多人数同時参加型ゲームでの各遊技
者端末機器の映像端末画像の遷移説明図である。ここで
は４人の遊技者が４台の遊技者端末機器を用いてネット
ワークゲームを楽しんでいる。ネットワークゲームは長
方形のコート内を４人のプレーヤーが移動するゲーム
で、コートは４区画に区分されている。遊技者Ａは映像
端末画像１０２で“○”で表示されるプレーヤーを動か
しており、最初映像端末画像１０２で左下区分にいるの
を最終映像端末画像１０６では右上区分に動かそうとす
る指令として、斜め右上移動を遊技者端末機器１０で操
作入力している。遊技者Ｂは映像端末画像１０２で
“△”で表示されるプレーヤーを動かしており、最初映
像端末画像１０２で右上区分にいるのを最終映像端末画
像１０６では左上区分に動かそうとする指令として、左
移動を遊技者端末機器１０で操作入力している。

【００２７】遊技者Ｃは映像端末画像１０２で“□”で
表示されるプレーヤーを動かしており、最初映像端末画
像１０２で左上区分にいるのを最終映像端末画像１０６
では右下区分に動かそうとする指令として、斜め右下移
動を遊技者端末機器１０で操作入力している。遊技者Ｄ
は映像端末画像１０２で“◇”で表示されるプレーヤー
を動かしており、最初映像端末画像１０２で右下区分に
いるのを最終映像端末画像１０６では左下区分に動かそ
うとする指令として、左移動を遊技者端末機器１０で操
作入力している。各遊技者端末機器の映像端末画像は、
最初映像端末画像１０２、中間映像端末画像１０４、最
終映像端末画像１０６共に共通となっている。

【００２８】ネットワークゲーム仲介装置２０は、各遊
技者端末機器の映像端末画像を同一にするため、静的デ
ータを含むゲームデータベース処理機能、動的データを
含む移動データ処理機能、リアルタイム動画処理機能、
各遊技者端末機器の機種が異なる場合でも均等に動かす
通信速度補正処理、パケット圧縮およびリアルタイム解
析処理機能を有している。ネットワークゲーム執行装置
３０は、各遊技者端末機器の操作入力に応じたゲーム進
行を行ない、ネットワークゲーム仲介装置２０に送る。

【００２９】図５は本発明の第２の実施の形態を説明す
る構成ブロック図で、ネットワークゲーム創作支援装置
５０を示している。ネットワークゲームの創作者は、ゲ
ームソフト開発機器４０を用いてネットワークゲームの
開発を行なっている。ゲームソフト開発機器４０は、例
えば汎用のワークステーションに強力な画像処理機能を
付加したものである。ネットワークゲーム創作支援装置
５０は、開発インターフェイス部５２、開発支援手段５
４、ネットワークゲーム受信手段５６並びにネットワー
クゲームデータベース部５８を有している。

【００３０】開発インターフェイス部５２は、ゲームソ
フト開発機器４０に対応して設けられたもので、通信回
線１８を通じてネットワークゲームの開発を遂行するの
に必要な暗号化機能、創作者認証機能、大容量通信機能
を有している。開発支援手段５４は、ゲームソフト開発
機器４０におけるネットワークゲーム仲介装置２０用の
ネットワークゲーム開発を促進するもので、開発インタ
ーフェイス部５２を介して開発支援手段５４にアクセス
して、開発用ライブラリ、２Ｄ／３Ｄ仮想空間制御、会
員認証等のネットワークゲーム開発を促進する資源を創
作者が利用可能としている。ネットワークゲーム受信手
段５６は、創作者の開発したネットワークゲームを開発
インターフェイス部５２を介して受信する。ネットワー
クゲームデータベース部５８は、開発したネットワーク
ゲームの静的データと動的データとを区分して格納す
る。静的データと動的データに区分することで、ゲーム
開始時に送信すべき静的データと、ゲームの進行に合わ
せてリアルタイムで送信すべき動的データの把握が容易
に行える。

【００３１】このように構成された装置の動作を次に説
明する。図６はネットワークゲーム開発の進行状態の説
明図である。まず創作者はゲームソフト開発機器４０か
ら創作者認証をネットワークゲーム創作支援装置５０に
送信する（Ｓ６０）。認証が行なわれると、ゲームソフ
ト開発機器４０から支援要求をネットワークゲーム創作
支援装置５０に送信する（Ｓ６２）。支援要求の内容
は、例えば開発用ライブラリ、２Ｄ／３Ｄ仮想空間制御
等である。すると、ネットワークゲーム創作支援装置５
０はゲームソフト開発機器４０に対して、創作支援を行
なう（Ｓ６４）。この支援要求と創作支援は、ネットワ
ークゲームが完成するまで随時行なわれる（Ｓ６６、Ｓ
６８）。ネットワークゲームが完成すると、創作者はゲ
ームソフト開発機器４０からネットワークゲームをネッ
トワークゲーム創作支援装置５０に送信する（Ｓ７
０）。ネットワークゲーム創作支援装置５０はネットワ
ークゲームに対する必要な措置、例えば静的データと動
的データとを区分してネットワークゲームデータベース
部５８に格納する（Ｓ７２）。

【００３２】図７は創作者と遊技者とネットワークゲー
ム仲介業者の役務と決済の説明図である。遊技者とネッ
トワークゲーム仲介業者との関係は、遊技者端末機器１
０とネットワークゲーム仲介装置２０とがインターネッ
トを介して繋がっている。インターネットにはＩＳＰ(I
nternet Service Provider)経由で接続されており、ネ
ットワークゲーム仲介装置２０から遊技者端末機器１０
に対してリアルタイム動画圧縮ダウンロード配信やネッ
トワークゲームサービスが提供されている。また、遊技
者端末機器１０からネットワークゲーム仲介装置２０に
対してインターネット接続することでネットワークゲー
ムの遊技が行なえると共に、対価としての課金がなされ
る。

【００３３】創作者とネットワークゲーム仲介業者との
関係は、ゲームソフト開発機器４０とネットワークゲー
ム創作支援装置５０とがインターネットを介して繋がっ
ている。ネットワークゲーム創作支援装置５０はゲーム
ソフト開発機器４０に対してネットゲーム技術の提供や
広報支援を行なっている。ゲームソフト開発機器４０は
ネットワークゲーム創作支援装置５０に対して、ネット
ワークゲーム仲介装置２０とネットワークゲーム執行装
置３０で利用できるゲームソフトを供給している。

【００３４】図８はネットワークゲーム仲介装置におけ
るＷＷＷのホームページのサイトマップである。ネット
ワークゲーム仲介装置２０では、ＷＷＷ(World Wide We
b)のホームページとして、メインページ２０２、ゲーム
情報ページ２０４、遊技者として会員登録してあるユー
ザーデータベース２０６、会員専用ページ２０８、多国
語チャットページ２１０、ゲームコンテンツ２１２を有
している。ゲームコンテンツ２１２はネットワークゲー
ム執行装置３０と協調動作する。メインページ２０２は
ネットワークゲーム仲介業者の入口となるＷｅｂページ
である。ゲーム情報ページ２０４には新作ネットワーク
ゲームや人気ネットワークゲーム並びに優秀遊技者の表
示がなされる。会員専用ページ２０８はユーザーデータ
ベース２０６に登録してある遊技者に対してアクセスを
許容するもので、有償で遊べる対象となるネットワーク
ゲームの関門となっている。多国語チャットページ２１
０は日本語、英語、韓国語、中国語などでチャットを行
なうもので、各言語を話す遊技者が同時に多人数同時参
加型ゲームに参加できるように配慮してある。ゲームコ
ンテンツ２１２はネットワークゲームとして開放してい
るゲームのうち、遊技者は何れかの選択を促進するもの
である。

【００３５】このように構成されたホームページにおい
て、遊技者は遊技者端末機器１０によりインターネット
を介してネットワークゲーム仲介装置２０のホームペー
ジにアクセスする。遊技者がユーザーデータベース２０
６に登録してあるか登録すれば、会員専用ページ２０８
を経由してゲームコンテンツ２１２にアクセスできる。
遊技者が今回遊技するゲームコンテンツ２１２を選択す
ると、遊技者端末機器１０からの処理指示に対してネッ
トワークゲーム執行装置３０が処理結果を返すことでゲ
ームが進行する。

【００３６】図９は創作者と遊技者とネットワークゲー
ム仲介業者の役務と決済の説明図で、流通販売店６０を
含む場合を示している。遊技者とネットワークゲーム仲
介業者との関係で、流通販売店６０を介して遊技者端末
機器１０用のネットワークゲームの静的データを遊技者
に配布するものである。これによれば、創作者がゲーム
ソフト開発機器４０で開発したゲームソフトは、コンテ
ンツを記録したＣＤＲＯＭやメモリステックなどの記録
媒体を介して流通販売店６０経由で遊技者に配布され
る。遊技者は遊技者端末機器１０にコンテンツを記録し
たＣＤＲＯＭを装着し、次にインターネット経由でネッ
トワークゲーム仲介装置２０のホームページにアクセス
することで、ネットワークゲームで遊ぶことができる。
この場合には、通信回線経由で静的データをダウンロー
ドする必要がないので、ＧＳＭ(General Standard for
Mobile communication)等のように比較的低速の通信速
度でダウンロードに長時間必要な場合には、ダウンロー
ドに代えて記憶媒体を遊技者端末機器１０に装着するほ
うが遊技者にとって便利である。

【００３７】なお、上記実施例においては記録媒体によ
って静的データを含むゲームコンテンツを遊技者端末機
器に供給する場合を示したが、本発明はこれに限定され
るものではなく端末インターフェイス部に必要とされる
通信速度や遊技者端末機器の相違を吸収する機能を遊技
者端末機器にロードする構成としても良い。

【００３８】

【発明の効果】以上説明したように、本発明のネットワ
ークゲーム仲介装置によれば、端末機種に対応して設け
られた端末インターフェイス部を具備する構成としたの
で、多種多様な端末機器が接続されても端末インターフ
ェイス部でネットワークゲーム仲介装置への接続が可能
となる。また、ネットワークゲーム仲介装置はデータ量
の多い静的データは事前に端末機器にロードし、ネット
ワークゲーム進行中においては動的データを端末機器に
送信する構成としているので、通信速度が特段高速でな
い通常のインターネット接続を用いても、リアルタイム
でネットワークゲームが楽しめる。

【００３９】また、本発明のネットワークゲーム仲介装
置は、ネットワークゲームがフットボールのような多人
数同時参加型ゲームの場合には、端末機能均等化手段に
より操作情報受信手段で受信した各遊技者の操作情報に
ついて、該各遊技者の使用する端末機種と通信速度を勘
案して均等化する構成としているので、各遊技者の遊ぶ
条件が平等となってゲームの進行が楽しくなる。また動
的データ配信手段は、各遊技者の操作情報を含む動的デ
ータを該各遊技者の使用する端末機種に配信して、各遊
技者の端末機器でのゲーム進行を均等に行なう構成とし
ているので、各遊技者の操作の機会を均等にしている。

【００４０】さらに、本発明のネットワークゲーム創作
支援装置は、ゲームソフト開発機器の機種に対応して設
けられた開発インターフェイス部と、該ゲームソフト開
発機器におけるネットワークゲーム仲介装置用のネット
ワークゲーム開発を促進する支援手段と、創作者の開発
したネットワークゲームを受信する手段と、該ネットワ
ークゲームの静的データと動的データとを区分して格納
するネットワークゲームデータベース部とを具備する構
成としているので、創作者はゲームソフト開発機器を開
発インターフェイス部を介して開発支援手段にアクセス
して、開発用ライブラリ、２Ｄ／３Ｄ仮想空間制御、会
員認証等のネットワークゲーム開発を促進する資源を創
作者が利用可能となりネットワークゲーム開発が容易に
なる。

【図面の簡単な説明】

【図１】 本発明の一実施の形態を説明する構成ブロッ
ク図である。

【図２】 ネットワークゲームの進行状態の説明図であ
る。

【図３】 ネットワークゲームの遊技状態の説明図であ
る。

【図４】 多人数同時参加型ゲームでの各遊技者端末機
器の映像端末画像の遷移説明図である。

【図５】 本発明の第２の実施の形態を説明する構成ブ
ロック図である。

【図６】 ネットワークゲーム開発の進行状態の説明図
である。

【図７】 創作者と遊技者とネットワークゲーム仲介業
者の役務と決済の説明図である。

【図８】 ネットワークゲーム仲介装置におけるＷＷＷ
のホームページのサイトマップである。

【図９】 創作者と遊技者とネットワークゲーム仲介業
者の役務と決済の説明図である。

【符号の説明】

１０、１２、１４、１６ 遊技者端末機器 １８ 通信回線 ２０ ネットワークゲーム仲介装置 ２２ 端末インターフェイス部 ２４ 遊技者認識手段 ２６ 静的データ送信手段 ２８ 操作情報受信手段 ３０ ネットワークゲーム執行装置 ３２ 動的データ送信手段 ３４ 端末機能均等化手段 ４０ ゲームソフト開発機器 ５０ ネットワークゲーム創作支援装置 ５２ 開発インターフェイス部 ５４ 開発支援手段 ５６ ネットワークゲーム受信手段 ５８ ネットワークゲームデータベース部

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Ｆターム(参考） 2C001 AA17 CB00 CB01 CB08 CC02 5B049 AA02 CC36 DD01 DD05 EE28 EE58 FF03 FF04 FF09 GG02 GG03 GG04 GG06 GG07 GG08 GG10 5B089 GA11 HA10 JA09 JB22 KA09 KA10 KA11 KB09 KB12 KC58 KE10 9A001 CC03 JJ76

Claims (9)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 端末機種に対応して設けられた端末イン
   ターフェイス部と、 遊技者の選択したネットワークゲームを該遊技者又は／
   及び遊技者端末装置と共に認識する手段と、 該ネットワークゲームの静的データを該遊技者の使用す
   る端末機器に送る手段と、 該遊技者が該ネットワークゲームに対して行なう操作情
   報を受信する手段と、 該ネットワークゲームの前記操作情報に対応する動的デ
   ータを該遊技者の使用する端末機器に送る手段と、 を具備し、前記端末機器とのアクセスは前記端末インタ
   ーフェイス部を介して行なわれることを特徴とするネッ
   トワークゲーム仲介装置。
2. 【請求項２】 前記ネットワークゲームは多人数同時参
   加型ゲームであり、 前記操作情報受信手段で受信した各遊技者の操作情報に
   ついて、該各遊技者の使用する端末機種と通信速度を勘
   案して均等化する均等化手段を有し、 前記動的データ配信手段は、各遊技者の操作情報を含む
   動的データを該各遊技者の使用する端末機種に配信する
   ことを特徴とする請求項１に記載のネットワークゲーム
   仲介装置。
3. 【請求項３】 前記端末機種は汎用パソコン、ゲーム専
   用機、携帯電話機、ページャー、セットトップボック
   ス、業務用アーケードボードゲームの少なくとも１種類
   を含み、前記端末機器との通信は電話回線、移動体通信
   回線、無線ＬＡＮ、低軌道周回衛星通信、静止衛星通
   信、地上波テレビ放送、ケーブルテレビ放送、衛星テレ
   ビ放送の少なくとも１種類を含むことを特徴とする請求
   項１又は請求項２に記載のネットワークゲーム仲介装
   置。
4. 【請求項４】 ネットワークゲーム仲介装置は端末機種
   毎に設けられた端末インターフェイス部を介して端末機
   器と接続され、遊技者は該端末機器を用いて該ネットワ
   ークゲーム仲介装置に収容されたネットワークゲームを
   楽しむネットワークゲーム仲介方法であって、 遊技者の選択したネットワークゲームを該遊技者又は／
   及び遊技者端末装置と共に認識する工程と、 該ネットワークゲームの静的データを該遊技者の使用す
   る端末機器に送る工程と、 該遊技者が該ネットワークゲームに対して行なう操作情
   報を受信する工程と、 該ネットワークゲームの前記操作情報に対応する動的デ
   ータを該遊技者の使用する端末機器に送る工程と、 を具備することを特徴とするネットワークゲーム仲介方
   法。
5. 【請求項５】 ネットワークゲーム仲介装置は端末機種
   毎に設けられた端末インターフェイス部を介して端末機
   器と接続され、遊技者は該端末機器を用いて該ネットワ
   ークゲーム仲介装置に収容されたネットワークゲームを
   楽しむネットワークゲーム仲介方法のコンピュータの実
   行可能なプログラムあって、 遊技者の選択したネットワークゲームを該遊技者又は／
   及び遊技者端末装置と共に認識するステップと、 該ネットワークゲームの静的データを該遊技者の使用す
   る端末機器に送るステップと、 該遊技者が該ネットワークゲームに対して行なう操作情
   報を受信するステップと、 該ネットワークゲームの前記操作情報に対応する動的デ
   ータを該遊技者の使用する端末機器に送るステップと、 を具備することを特徴とするネットワークゲーム仲介方
   法のプログラムの記録された記録媒体。
6. 【請求項６】 遊技者が遊技者端末機器によりインター
   ネットを介してネットワークゲーム仲介装置のホームペ
   ージにアクセスし、 該遊技者がユーザーデータベースに登録してある登録会
   員であるか認証し、 該登録会員として認証され、若しくは新規会員として登
   録すれば、該ネットワークゲーム仲介装置のゲームコン
   テンツにアクセスし、 該遊技者が今回遊技するゲームコンテンツを選択し、 該遊技者端末機器からの処理指示に対してネットワーク
   ゲーム執行装置が処理結果を返すことでゲームが進行す
   ることを特徴とするネットワークゲーム運営方法。
7. 【請求項７】 前記登録会員に対して、前記ゲームコン
   テンツでの遊技に対して対価を徴収することを特徴とす
   る請求項６に記載のネットワークゲーム運営方法。
8. 【請求項８】 ゲームソフト開発機器の機種に対応して
   設けられた開発インターフェイス部と、 該ゲームソフト開発機器におけるネットワークゲームサ
   ーバー用のネットワークゲーム開発を促進する支援手段
   と、 創作者の開発したネットワークゲームを受信する手段
   と、 該ネットワークゲームの静的データと動的データとを区
   分して格納するネットワークゲームデータベース部と、 を具備し、前記ゲームソフト開発機器とのアクセスは前
   記開発インターフェイス部を介して行なわれることを特
   徴とするネットワークゲーム創作支援装置。
9. 【請求項９】 ネットワークゲーム仲介装置はゲームソ
   フト開発機器の機種に対応して設けられた開発インター
   フェイス部を介してゲームソフト開発機器と接続され、
   創作者は該ゲームソフト開発機器を用いて該ネットワー
   クゲーム仲介装置に収容されるネットワークゲームを創
   作するネットワークゲーム創作支援方法であって、 該ゲームソフト開発機器におけるネットワークゲームサ
   ーバー用のネットワークゲーム開発を促進する支援を受
   ける工程と、 創作者の開発したネットワークゲームを受信する工程
   と、 該ネットワークゲームの静的データと動的データとを区
   分してネットワークゲームデータベース部に格納する工
   程と、 を具備することを特徴とするネットワークゲーム創作支
   援方法。