JP2001252449A - 回路基板ケースの封止構造 - Google Patents
回路基板ケースの封止構造Info
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Abstract
造を防止できると共に検査時には速やかに開放できるの
みならず、使用後のリサイクル処理が容易でリサイクル
処理コストの低減も図ることができる回路基板ケースの
封止構造を得る。 【解決手段】 本体ベース12Aと本体カバー12Bと
から成り回路基板18が封入される回路基板ケース12
は、樹脂製の締結ボルト20によって締結固定される。
締結ボルト20は螺子部22と頭部24とによって構成
され、本体ベース12A及び本体カバー12Bを締結固
定した状態では、頭部24は螺子部22から捩じ切られ
て分離される。したがって、外部から螺子部22を操作
することはできず、さらに、リサイクル処理する際に
は、ボール盤等によって螺子部22を破砕すれば、容易
に本体カバー12Bを本体ベース12Aから分離して回
路基板18を取り外すことができる。
Description
られ遊技内容を電子制御する複数の電子部品を備えた回
路基板を保護する回路基板ケースの封止構造に関する。
電子制御によって特別な遊技価値を得ることができるよ
うになっている。この電子制御のためのハードウェアで
ある中央処理装置(以下、CPUという)や記憶素子
(以下、ROMという)等が搭載された基板は、他の導
電部品等と共に、外部との接触や衝撃等から保護するた
めに保護カバーによって被覆されている。
本体ベースと本体カバーによって構成されている。基板
の全体の検査等が必要な場合にはケースの係合部を開放
するようになっている。
うな保護カバーには、正当な理由を有する場合の複数回
の開封を可能としながらも、不正な開封を防止あるいは
検知可能にすることが求められていた。このため、封印
プラグや特殊な挿入ピンを用いて、保護カバー(本体ベ
ースと本体カバー)内に基板を封入する種々の方法が提
案されている(一例として、特開平10ー234978
号、特開平10ー290870号公報等)。
のようなパチンコ機等の遊技機に使用されているプラス
チック材料もマテリアルリサイクルの候補として挙げら
れており、前述の如き基板や保護カバーもその対象とし
て注目を集めている。しかしながら、パチンコ機等の遊
技機に使用されている保護カバーは、前述の如く不正行
為対策のために部品や部材の分離が簡単にはできないよ
うに作られており、例えばニッパー等の工具によって封
印部分を切断して本体カバーを本体ベースから取り外す
ことはできるものの、切り離された部分を含む本体ベー
ス側にはそれぞれの封印手段が強く結合したまま残存す
ることになる。このため、残存する各封印手段と本体ベ
ースの分離作業に手間がかかり、リサイクル処理のコス
ト高の原因であった。
慮して、本体ベースと本体カバーとから成る回路基板ケ
ースに封入された回路基板の不正な改造を防止できると
共に検査時には速やかに開封することができるのみなら
ず、使用後のリサイクル処理を容易に行うことができて
リサイクル処理コストの低減も図ることができる回路基
板ケースの封止構造を提供することを目的とする。
路基板ケースの封止構造は、遊技機に取り付けられ遊技
内容を電子制御する複数の電子部品を備えた回路基板を
保護する回路基板ケースの封止構造であって、前記回路
基板を支持する本体ベースと、前記本体ベースに固定さ
れ前記回路基板を被覆して保護する装着状態と、前記回
路基板の被覆を解除した被覆解除状態とをとり得る本体
カバーと、螺子部と前記螺子部に一体に形成されかつ前
記螺子部と分離可能とされると共に径方向に拡縮するバ
ネ片が形成された頭部とから成り、前記本体カバーから
本体ベースへ向けて挿入螺合される樹脂製の締結ボルト
と、前記締結ボルトのバネ片に対応して前記本体カバー
に設けられ、前記バネ片が係合することで前記締結ボル
ト本体カバー挿入側へ向けた前記頭部の抜け出しを阻止
する係止部と、を備え、前記締結ボルトによって前記本
体ベースと本体カバーとを締結すると共に前記バネ片を
拡径させて前記係止部に係止し、かつ、前記頭部を前記
螺子部から捩じ切って分離して、前記本体ベースと本体
カバーとを固定状態とする、ことを特徴としている。
では、回路基板ケースが本体ベースと本体カバーによっ
て構成されており、回路基板は本体ベースに支持されか
つ本体カバーで被覆されて保護される。回路基板にはC
PU、ROM、RAM等のICチップを含む数多くの電
子部品が備えられており、特にROM等のICチップを
取り替えることによって、特別な遊技価値となる確率を
変更することができる。このため、回路基板を回路基板
ケースに収容することによって、回路基板上の電子部品
を外部との接触から保護すると共に、不正なROM等の
ICチップの取り替えを防止している。
状態においては、これらの本体ベースと本体カバーとは
締結ボルトによって締結されており、しかも、本体カバ
ーに設けられた係止部に締結ボルトの頭部に形成された
バネ片が拡径して係止しており、かつ、締結ボルトの頭
部は螺子部から捩じ切られて分離されている。したがっ
て、外部から締結ボルトを不正に操作しようとしても、
頭部に阻止されて、本体ベースと本体カバーとを実質的
に締結している螺子部を操作することはできず、この回
路基板ケースに封入された回路基板の不正な改造を防止
できる。
カバー及び回路基板)を使用後にリサイクル処理を行う
ために本体カバーを本体ベースから分離し回路基板の被
覆解除状態とする場合には、樹脂製とされた締結ボルト
を例えばボール盤等の工具によって破砕すれば、容易に
本体カバーを本体ベースから分離し回路基板を取り外す
ことができる。この場合、単に締結ボルトを破砕するこ
とで本体カバーと本体ベースとの分離及び回路基板の取
り外しを実施できるため、このリサイクル作業に手間が
かかることがなく、リサイクル処理のコストの低減を図
ることができる。
の封止構造では、本体ベースと本体カバーとから成る回
路基板ケースに封入された回路基板の不正な改造を防止
できるのみならず、使用後のリサイクル処理を容易に行
うことができてリサイクル処理コストの低減も図ること
ができる。
止構造は、請求項1記載の回路基板ケースの封止構造に
おいて、前記本体ベース及び本体カバーを締結状態の前
記締結ボルトを前記回路基板に貫通させて固定すること
を特徴としている。
では、回路基板自体も締結ボルトによって保持されるた
め、回路基板を回路基板ケース内に一層確実に封止する
ことができる。
止構造は、請求項1または請求項2記載の回路基板ケー
スの封止構造において、前記締結ボルトによる前記本体
ベース及び本体カバーの締結固定位置を複数箇所設ける
と共に、前記本体ベース及び本体カバーを締結状態の前
記締結ボルトの先端部分に対向する前記本体ベースに、
切除することによって前記締結ボルトを操作可能なスリ
ット部を設け、前記本体カバーを前記本体ベースから分
離し前記回路基板の被覆解除状態とする際には、前記ス
リット部を切除することによって前記締結ボルトの螺子
部を前記本体ベースの側へ抜き出して前記締結ボルトに
よる締結固定を解除し、前記締結固定を解除する度に、
順次新しい固定箇所で再固定する、ことを特徴としてい
る。
では、回路基板の点検等を行うために本体カバーを本体
ベースから分離し回路基板の被覆解除状態とする場合に
は、締結ボルトの先端部分に対向して本体ベースに設け
られたスリット部を切除すれば、締結ボルトの螺子部が
露出される。したがって、この締結ボルトの螺子部を本
体ベースの側へ抜き出すことで、締結ボルトによる本体
ベースと本体カバーとの締結固定を解除することができ
る。
路基板を保護するべく、この回路基板を本体ベースに支
持しかつ本体カバーで被覆して、新しい締結ボルトを使
用して再固定する。
所を予め必要な数だけ設定しておけば(例えば、3回の
開放が必要であれば最低4個の締結固定位置を予め設定
しておく)、不正な開放を防止でき、必要時には本体カ
バーを本体ベースから分離して回路基板の被覆解除状態
にすることが可能となる。
る回路基板ケースの封止構造が適用されたパチンコ遊技
機10の裏面の概略図が示されている。
は、このパチンコ遊技機10の遊技内容を電子制御する
複数の電子部品を備えた回路基板18が収容された回路
基板ケース12が取り付けられている。
合成樹脂製の透明の固いケースが使用されており、回路
基板18(図4に図示)を支持する本体ベース12A
と、回路基板18を被覆する本体カバー12Bとによっ
て構成されている。なお、この図2においては、電気的
接続に要する開口部、各種部材などは図示を省略して示
している。
ROM、RAM等のICチップを含む複数の電子部品
(図示省略)が取り付けられており、これらの電子部品
によってパチンコ遊技機10の遊技盤面に配置されてい
る電動役物ユニット等が制御されるようになっている。
この回路基板18を他の導電部品等との接触や衝撃等か
ら保護するために、製造時に回路基板ケース12によっ
て被覆されるようになっている。
長辺側の一方は開放されており、さらに、本体ベース1
2Aの内周壁には基板用スライド溝14が形成されてい
る。この基板用スライド溝14に沿って回路基板18が
スライド挿入されて本体ベース12A内に回路基板18
が収容支持される構成である。また、本体ベース12A
の内周壁には、基板用スライド溝14の上方にこの基板
用スライド溝14と同様のカバー用スライド溝16が形
成されている。このカバー用スライド溝16に沿って本
体カバー12Bがスライド挿入されて本体ベース12A
に対して重ね合わされて装着状態とすることができる。
すなわち、本体カバー12Bは、本体ベース12Aに固
定され回路基板18を被覆して保護する装着状態と、回
路基板18の被覆を解除した被覆解除状態とをとり得る
ようになっている。
とによって回路基板ケース12内に収容されている回路
基板18を回路基板ケース12から取り外すことなく目
視することができるようになっている。これにより、回
路基板18上に取り付けられている電子部品の異常等を
回路基板ケース12に収容したままの状態で簡単に外観
検査を行うことができる。
び本体カバー12Bは、締結ボルト20によって締結固
定されている。
3(A)乃至図3(C)に示す如く、螺子部22とこの
螺子部22に一体に形成された頭部24とによって構成
されている。螺子部22と頭部24との間(連続部分)
は小径に形成されて括れ部26が形成されており、頭部
24を介して付与される捩り荷重が所定値を越えると、
この括れ部26が破断して頭部24が螺子部22から分
離されるように構成されている。
欠いて頭部24先端側へ延出するバネ片28が形成され
ており、頭部24の径方向に拡縮するようになってい
る。
して、本体ベース12Aの底壁には支持ボス部30が形
成されると共に、本体カバー12Bにはこの本体カバー
12Bの装着状態において支持ボス部30に対応する案
内ボス部32が形成されており、これらの案内ボス部3
2及び支持ボス部30の螺合孔34及び螺合孔36に締
結ボルト20が螺合することによって、本体ベース12
A及び本体カバー12Bが締結固定される構成である。
スライド溝14にスライド挿入されて本体ベース12A
内に収容された回路基板18には、螺合孔34及び螺合
孔36に対応して、締結ボルト20が貫通する透孔が形
成されており、締結ボルト20をこの透孔に貫通させて
回路基板18も一体に固定するようになっている。
内ボス部32には、係止部38が形成されている。この
係止部38は、前記締結ボルト20の頭部24に形成さ
れたバネ片28に対応しており、螺合孔34を部分的に
拡径することによって形成されている。締結ボルト20
の螺子部22が案内ボス部32及び支持ボス部30の螺
合孔34及び螺合孔36に螺合し頭部24が係止部38
に達すると、バネ片28が外側に開いて係止部38に係
合し、本体カバー12B側へ向けた(締結ボルト20の
本体カバー挿入側へ向けた)頭部24の抜け出しを阻止
するようになっている。
た支持ボス部30の裏面側には、図5に示す如く、螺合
孔36に対応してスリット部40が形成されている。こ
のスリット部40を切除することによって、螺合孔36
に螺合している締結ボルト20を本体ベース12Aの裏
面側から操作することができるようになる。
ース12A及び本体カバー12Bの締結箇所、すなわち
案内ボス部32及び支持ボス部39の螺合孔34及び螺
合孔36は、複数箇所(本実施の形態においては、4箇
所)設けられている。
ユニットを制御するROM等の電子部品が取り付けられ
た回路基板18は、その電子部品を他の導電部品等との
接触や衝撃等から保護するため、回路基板ケース12に
よって被覆されている。
ス12Aと本体カバー12Bによって構成されており、
回路基板18を本体ベース12Aの基板用スライド溝1
4に沿ってスライド挿入して本体ベース12A内に回路
基板18を収容支持し、さらに、本体ベース12Aのカ
バー用スライド溝16に沿って本体カバー12Bをスラ
イド挿入して装着状態とする。しかる後に、図4(A)
に示す如く、本体カバー12Bに形成された案内ボス部
32の螺合孔34、及び本体ベース12Aに形成された
支持ボス部30の螺合孔36に、締結ボルト20を挿入
螺合させる。
4が係止部38に達すると、図4(B)に示す如く、バ
ネ片28が外側に開いて係止部38に係合し、本体カバ
ー12B側へ向けた(締結ボルト20の本体カバー挿入
側へ向けた)頭部24の抜け出しが阻止される。したが
って、この状態では、仮に締結ボルト20の頭部24を
操作して(逆向きに回転させて)本体カバー12B側へ
抜き出そうとしても、これができなくなる。
部38に係合した状態から更に頭部24をねじ込むと、
螺子部22と頭部24との間(連続部分)に小径に形成
された括れ部26に頭部24を介して付与される捩り荷
重が所定値を越えた時点で、この括れ部26が破断して
頭部24が螺子部22から分離される(図4(C)図示
状態)。これにより、本体ベース12A及び本体カバー
12Bが締結ボルト20によって締結固定され、しか
も、回路基板ケース12の溶融が充分な程度に熱せられ
たドライバ等で外部から締結ボルト20を不正に操作し
ようとしても、頭部24に阻止されて、本体ベース12
Aと本体カバー12Bとを実質的に締結している螺子部
22を操作することはできない状態となる。
体ベース12A及び本体カバー12Bを締結状態の締結
ボルト20を回路基板18に貫通させて回路基板18自
体も締結ボルト20によって保持されるため、回路基板
18を回路基板ケース12内に一層確実に封止すること
ができる。
た回路基板ケース12は、製造工場から出荷され、図1
に示されるようにパチンコ遊技機10の裏面に取り付け
られる。
れた回路基板ケース12においては、すなわち本体ベー
ス12Aと本体カバー12Bとの固定状態においては、
これらの本体ベース12Aと本体カバー12Bとは締結
ボルト20によって締結されており、しかも、本体カバ
ー12Bに設けられた係止部38に締結ボルト20の頭
部24に形成されたバネ片28が拡径して係止してお
り、かつ、締結ボルト20の頭部24は螺子部22から
捩じ切られて分離されている。したがって、回路基板ケ
ース12の溶融が充分な程度に熱せられたドライバ等で
外部から締結ボルト20を不正に操作しようとしても、
頭部24に阻止されて、本体ベース12Aと本体カバー
12Bとを実質的に締結している螺子部22を操作する
ことはできず、この回路基板ケース12に封入された回
路基板18の不正な改造を防止することができる。
0においては、回路基板18の検査が必要とされてい
る。したがって、回路基板18の検査を行う際には、回
路基板ケース12の本体ベース12Aから本体カバー1
2Bを分離して回路基板18を取り外す必要がある。
2)の先端部分に対向して、すなわち螺合孔36に対応
して本体ベース12Aの支持ボス部30裏面側に形成さ
れたスリット部40を切除する。これにより、螺合孔3
6に螺合している締結ボルト20の螺子部22が露出さ
れ、この螺子部22を本体ベース12Aの裏面側から操
作することができるようになる。したがって、この締結
ボルト20の螺子部22を本体ベース12Aの裏面側へ
抜き出すことで、締結ボルト20(螺子部22)による
本体ベース12Aと本体カバーカバー32Bとの締結固
定を解除して回路基板18を取り外すことができる。
ケース12によって再度回路基板18を保護するべく、
前述と同様に回路基板18を再度本体ベース12Aの基
板用スライド溝14に沿ってスライド挿入して本体ベー
ス12A内に回路基板18を収容支持し、さらに、本体
ベース12Aのカバー用スライド溝16に沿って本体カ
バー12Bをスライド挿入して装着状態とする。しかる
後に、案内ボス部32の別の新たな螺合孔34、及び支
持ボス部30の別の新たな螺合孔36に、新しい締結ボ
ルト20を使用して再固定する。
ース12Aと本体カバー12Bの3回の開放、4回の固
定が可能となる。
板ケース12(本体ベース12Aと本体カバー12B及
び回路基板18)を使用後にリサイクル処理を行うため
に本体カバー12Bを本体ベース12Aから分離し回路
基板18の被覆解除状態とする場合には、樹脂製とされ
た締結ボルト20を、図6に示す如く、例えばボール盤
等の工具Kによって破砕すれば、容易に本体カバー12
Bを本体ベース12Aから分離し回路基板18を取り外
すことができる。
ことで本体カバー12Bと本体ベース12Aとの分離及
び回路基板18の取り外しを実施できるため、このリサ
イクル作業に手間がかかることがなく、リサイクル処理
のコストの低減を図ることができる。さらに、締結ボル
ト20(頭部24)を本体カバー12Bや本体ベース1
2Aと同一の樹脂材料によって形成しておけば、分離し
た頭部24を敢えて取り除くことなくそのまま本体カバ
ー12Bや本体ベース12Aと一緒にリサイクル処理を
行うことができる。
適用されたパチンコ遊技機10の回路基板ケース12で
は、本体ベース12Aと本体カバー12Bとから成る回
路基板ケース12に封入された回路基板18の不正な改
造を防止できるのみならず、使用後のリサイクル処理を
容易に行うことができてリサイクル処理コストの低減も
図ることができる。
有している。
止構造では、本体ベースと本体カバーとから成る回路基
板ケースに封入された回路基板の不正な改造を防止でき
るのみならず、使用後のリサイクル処理を容易に行うこ
とができてリサイクル処理コストの低減も図ることがで
きる。
止構造では、回路基板自体も締結ボルトによって保持さ
れるため、回路基板を回路基板ケース内に一層確実に封
止することができる。
止構造では、締結ボルトによる締結固定箇所を予め必要
な数だけ設定しておくことにより、不正な開放を防止で
きると共に、必要時には本体ベースと本体カバーとを複
数回分離して回路基板の被覆解除状態にすることが可能
になる。
止構造が適用されたパチンコ遊技機の裏面図である。
止構造が適用された回路基板ケースの全体構成を示す概
略的な斜視図である。
止構造に適用される締結ボルトの三面図である。
止構造に適用される締結ボルトの固定手順を示す断面図
である。
止構造に適用されるスリット部の平面図である。
止構造に適用される締結ボルトのリサイクル処理手順を
示す断面図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 遊技機に取り付けられ遊技内容を電子制
御する複数の電子部品を備えた回路基板を保護する回路
基板ケースの封止構造であって、 前記回路基板を支持する本体ベースと、 前記本体ベースに固定され前記回路基板を被覆して保護
する装着状態と、前記回路基板の被覆を解除した被覆解
除状態とをとり得る本体カバーと、 螺子部と前記螺子部に一体に形成されかつ前記螺子部と
分離可能とされると共に径方向に拡縮するバネ片が形成
された頭部とから成り、前記本体カバーから本体ベース
へ向けて挿入螺合される樹脂製の締結ボルトと、 前記締結ボルトのバネ片に対応して前記本体カバーに設
けられ、前記バネ片が係合することで前記締結ボルト本
体カバー挿入側へ向けた前記頭部の抜け出しを阻止する
係止部と、 を備え、前記締結ボルトによって前記本体ベースと本体
カバーとを締結すると共に前記バネ片を拡径させて前記
係止部に係止し、かつ、前記頭部を前記螺子部から捩じ
切って分離して、前記本体ベースと本体カバーとを固定
状態とする、 ことを特徴とする回路基板ケースの封止構造。 - 【請求項2】 前記本体ベース及び本体カバーを締結状
態の前記締結ボルトを前記回路基板に貫通させて固定す
ることを特徴とする請求項1記載の回路基板ケースの封
止構造。 - 【請求項3】 前記締結ボルトによる前記本体ベース及
び本体カバーの締結固定位置を複数箇所設けると共に、 前記本体ベース及び本体カバーを締結状態の前記締結ボ
ルトの先端部分に対向する前記本体ベースに、切除する
ことによって前記締結ボルトを操作可能なスリット部を
設け、 前記本体カバーを前記本体ベースから分離し前記回路基
板の被覆解除状態とする際には、前記スリット部を切除
することによって前記締結ボルトの螺子部を前記本体ベ
ースの側へ抜き出して前記締結ボルトによる締結固定を
解除し、 前記締結固定を解除する度に、順次新しい固定箇所で再
固定する、 ことを特徴とする請求項1または請求項2記載の回路基
板ケースの封止構造。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2000065374A JP3595487B2 (ja) | 2000-03-09 | 2000-03-09 | 回路基板ケースの封止構造 |
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