JP2001251860A - リモートコントロール待機装置 - Google Patents

リモートコントロール待機装置

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JP2001251860A
JP2001251860A JP2000059964A JP2000059964A JP2001251860A JP 2001251860 A JP2001251860 A JP 2001251860A JP 2000059964 A JP2000059964 A JP 2000059964A JP 2000059964 A JP2000059964 A JP 2000059964A JP 2001251860 A JP2001251860 A JP 2001251860A
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power
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Katsuhiko Umemoto
勝彦 梅本
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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    • Y04SSYSTEMS INTEGRATING TECHNOLOGIES RELATED TO POWER NETWORK OPERATION, COMMUNICATION OR INFORMATION TECHNOLOGIES FOR IMPROVING THE ELECTRICAL POWER GENERATION, TRANSMISSION, DISTRIBUTION, MANAGEMENT OR USAGE, i.e. SMART GRIDS
    • Y04S20/00Management or operation of end-user stationary applications or the last stages of power distribution; Controlling, monitoring or operating thereof
    • Y04S20/20End-user application control systems

Abstract

(57)【要約】 【課題】 待機用トランス側の切り換えを省略し、電源
電圧変動が大きくてもリモートコントロール待機動作が
でき、待機電力を低減する。 【解決手段】 待機用の第1の電源変圧器4と、低電圧
出力端15Lに出力するとともに半波整流D2と平滑コ
ンデンサ間C2にスイッチング回路Q3を設け高電圧出
力端15Hに出力する倍電圧整流回路15と、それらを
切換て安定化する定電圧回路18と、その出力を電源す
るリモートコントロール受光部8と、同電源で動作する
制御部9と、それが電源を入切する複電圧対応切換つき
主電源用の第2の電源変圧器3とを備え、電源電圧が所
定値より高いときはスイッチング回路Q3をオフすると
ともに定電圧回路18は低電圧出力端15Lを選択し電
源電圧が所定値より低いときはスイッチング回路Q3を
オンするとともに定電圧回路18は高電圧出力端15H
を選択して定電圧化する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、オーディオ機器や
テレビジョンなどの電子機器のリモートコントロール待
機装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、複数の電源電圧に対応する電源電
圧切換機能付電子機器のリモートコントロール待機装置
は、主電源トランスの方にのみ電源電圧切換スイッチを
設けてリモートコントロール待機用トランス側の切り換
えを省略したものが用いられている。
【0003】図3に従来のリモートコントロール待機装
置の一例の回路のブロック図を示す。図3において、電
子機器のAC入力1は商用電源に接続され、電源電圧切
換スイッチ2は主電源トランス3の入力を切り換えるも
のである。主電源トランス3は2つの120V巻線のそ
れぞれにタップを設けてあり、入力切換スイッチ2によ
ってそれぞれのタップと直列・並列接続を切り換えるこ
とによりAC入力1からの110/120/220/2
40Vの各商用交流電圧に合わせることができる。図3
の例では時計方向に120,110,220,240V
の順に切り換えできて、現在は110Vの位置を示す。
リモートコントロール待機用トランス4の低電圧出力は
半波整流を二つ組み合わせた倍電圧整流回路5で整流し
二つの出力端に出力され、定電圧回路6でこの二つの出
力端を切り換え定電圧化されてリモートコントロール操
作部7の赤外線を受けるリモートコントロール受光部8
とマイクロコンピュータ9に定電圧の直流電源を供給し
ている。そしてマイクロコンピュータ9の出力9bから
トランジスタ10によって主電源トランス3の電源の一
次側をオン・オフするリレー11を制御している。主電
源トランス3の巻線の一部は整流回路12で整流され、
機器本体の各回路13に電源が与えられている。
【0004】このような構成で、使用者の地域の商用電
源電圧に電源電圧切換スイッチ2を合わせ、リモートコ
ントロール操作部7を操作すると、リモートコントロー
ル受光部8の出力信号でマイクロコンピュータ9の出力
9bに設けたトランジスタ10がオンになってリレー1
1が動作し、その接点が閉じられて主電源トランス3に
AC入力1からの商用交流電源が供給され、整流回路1
2を介して機器本体の各回路13に電源が与えられる。
【0005】ダイオード14は整流回路12の出力電圧
を定電圧回路6に加えるためのもので、その際にリモー
トコントロール待機時に倍電圧整流回路5の出力が各回
路13側に逆流しないように阻止する。
【0006】定電圧回路6の働きは次の通りである。A
C入力1が110〜120VのときはトランジスタQ1
がオンして倍電圧整流回路5の高電圧出力端5Hの電位
は9Vとなっている。このとき低電圧出力端5Lの電位
は4.5〜5Vしかなく、ツェナーダイオードDzの電
位7VさらにはトランジスタQ2のベース電位より低く
ダイオードD3は逆方向電圧のためオフになって低電圧
出力端5Lは選択されず高電圧出力端5Hが選択されて
トランジスタQ2で安定化しリモートコントロール待機
動作を可能にする。このときトランジスタQ2のリップ
ル除去率を確保するだけの電位差Vceの0.2〜0.
3Vを得るためにダイオードD4の順方向電圧降下Vf
はダイオードD5のそれよりも大きくなるように選定し
ている。
【0007】次に、AC入力1が220〜240Vのと
きは倍電圧整流回路5の低電圧出力端5Lの電位は12
〜13Vあり、ツェナーダイオードDzの電位7Vより
高いのでダイオードD3はオンになる。このときトラン
ジスタQ2のコレクタ電位が11.3〜12.3Vあり
トランジスタQ1はベースバイアスがかからないのでオ
フになっている。そのため低電圧出力端5Lの出力が選
択されてトランジスタQ2で安定化する。このときトラ
ンジスタQ1のベースが逆耐圧電圧オーバーにならない
ようにベース・エミッタ間に高い抵抗値の抵抗器R1を
設ける。この場合倍電圧整流回路5の高電圧出力端5H
をそのままトランジスタQ2に加えるとトランジスタQ
2のコレクタ−エミッタ電圧が約20Vとなるが、低電
圧出力端5Lから印加するとコレクタ−エミッタ電圧が
約6Vに小さくでき、トランジスタQ2はコレクタ損失
Pcの小さいものが使え、その分リモートコントロール
待機用トランス3の温度上昇が少なくなり、トランス3
を小さくできリモートコントロール待機電力を抑さえて
いる。
【0008】以上のようにして複数の電源電圧に対応す
る電源電圧切換機能付電子機器のリモートコントロール
待機装置は、主電源トランス側にのみ電源電圧切換スイ
ッチを設け、リモートコントロール待機用のトランス側
には電源電圧切換スイッチを設けることなく複数の電源
電圧に対応し、リモートコントロール待機動作を可能に
している。
【0009】図4に従来のリモートコントロール待機装
置の第2の例の回路のブロック図を示す。このリモート
コントロール待機装置は電源電圧切換機能のない単電源
のAC240V仕様で、主電源トランス31は一次巻線
にタップが設けられておらず、AC入力1からの240
Vの各商用交流電圧にのみ対応している。半波整流回路
15は半波整流と出力端を各々一つしか備えない。定電
圧回路16も入力の切り換えを備えず半波整流回路15
の出力を定電圧化しリモートコントロール受光部8とマ
イクロコンピュータ9に定電圧の直流電源を供給してい
る。
【0010】AC入力1が240Vのときに半波整流回
路15の出力端の電位は9Vで、この半波整流回路15
の出力はトランジスタQ2で安定化される。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】図4の従来のようなリ
モートコントロール待機装置の第2の例においては、半
波整流回路15の出力端の電位が9Vであり、この電圧
がR2に印加される。抵抗R2はツェナーダイオードD
zと直列に、半波整流回路15の出力端とグランド間に
接続されており、抵抗R2の両端電圧は半波整流回路1
5の出力端の電位9VとツェナーダイオードDzのツェ
ナー電圧7Vの差である2Vとなる。
【0012】これに対して図3の従来のリモートコント
ロール待機装置の第1の例においては、AC入力1が2
20〜240Vのときは、抵抗R2は高電圧出力端5H
の26Vの電圧が印加される。抵抗R2はツェナーダイ
オードDzと直列に、高電圧出力端5Hとグランド間に
接続されており、抵抗R2の両端電圧は高電圧出力端5
Hの電位26VとツェナーダイオードDzのツェナー電
圧7Vの差である19Vとなる。このため、ツェナー電
圧7Vを得るために抵抗R2を経て消費される電流が、
図4の従来のリモートコントロール待機装置の第2の例
に比べて大きく、リモートコントロール待機時の消費電
力が大きくなっている。
【0013】図3の従来のリモートコントロール待機装
置の第1の例のような複数の電源電圧に対応するリモー
トコントロール待機装置においても、図4の従来のリモ
ートコントロール待機装置の第2の例のような単一の電
源電圧のみ対応するリモートコントロール待機装置と同
程度までリモートコントロール待機電力を低減すること
が望ましい。
【0014】本発明は、主電源トランスにのみ電源電圧
切換スイッチを設けてリモートコントロール待機用トラ
ンス側の切り換えを省略し、電源電圧変動が大きくても
リモートコントロール待機動作を支障なくできるととも
に、リモートコントロール待機時の消費電力を低減する
ことができるリモートコントロール待機装置を提供する
ことを目的としてなされたものである。
【0015】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明のリモートコントロール待機装置は、商用交流
電源電圧から交流低電圧を得るリモートコントロール待
機用の第1の電源変圧器と、半波整流と平滑コンデンサ
を各々二つ組み合わせて前記第1の電源変圧器の交流低
電圧を整流して一方の半波整流と平滑コンデンサ側から
低電圧出力端に出力するとともに他方の半波整流と平滑
コンデンサ間にスイッチング回路を設け高電圧出力端に
出力する倍電圧整流回路と、前記倍電圧整流回路の高電
圧出力端と低電圧出力端とのいずれかの出力端の出力を
切り換えてこの出力を安定化する定電圧回路と、前記定
電圧回路の出力を電源として動作しリモートコントロー
ル操作部からの電源入操作を受けて電源入信号を出力す
るリモートコントロール受光部と、前記定電圧回路の出
力を電源として動作し前記リモートコントロール受光部
の電源入信号によってスイッチング手段を導通させそれ
を保持させる制御部と、前記スイッチング手段の導通に
よって商用交流電源電圧を与えられ商用交流電源の電圧
に対応してタップを切り換えて所定の交流低電圧を得る
主電源変圧器としての第2の電源変圧器とを備え、商用
交流電源電圧が所定値より高いときは前記スイッチング
回路をオフするとともに前記定電圧回路は前記倍電圧整
流回路の低電圧出力端を選択し商用交流電源電圧が所定
値より低いときは前記スイッチング回路をオンするとと
もに前記定電圧回路は前記倍電圧整流回路の高電圧出力
端を選択して定電圧化する構成にしたものである。
【0016】これにより、主電源トランスにのみ電源電
圧切換スイッチを設けてリモートコントロール待機用ト
ランス側の切り換えを省略し、電源電圧変動が大きくて
もリモートコントロール待機動作を支障なくできるとと
もに、リモートコントロール待機時の消費電力を低減す
ることができる。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、商用交流電源電圧から交流低電圧を得るリモートコ
ントロール待機用の第1の電源変圧器と、半波整流と平
滑コンデンサを各々二つ組み合わせて前記第1の電源変
圧器の交流低電圧を整流して一方の半波整流と平滑コン
デンサ側から低電圧出力端に出力するとともに他方の半
波整流と平滑コンデンサ間にスイッチング回路を設け高
電圧出力端に出力する倍電圧整流回路と、前記倍電圧整
流回路の高電圧出力端と低電圧出力端とのいずれかの出
力端の出力を切り換えてこの出力を安定化する定電圧回
路と、前記定電圧回路の出力を電源として動作しリモー
トコントロール操作部からの電源入操作を受けて電源入
信号を出力するリモートコントロール受光部と、前記定
電圧回路の出力を電源として動作し前記リモートコント
ロール受光部の電源入信号によってスイッチング手段を
導通させそれを保持させる制御部と、前記スイッチング
手段の導通によって商用交流電源電圧を与えられ商用交
流電源の電圧に対応してタップを切り換えて所定の交流
低電圧を得る主電源変圧器としての第2の電源変圧器と
を備え、商用交流電源電圧が所定値より高いときは前記
スイッチング回路をオフするとともに前記定電圧回路は
前記倍電圧整流回路の低電圧出力端を選択し商用交流電
源電圧が所定値より低いときは前記スイッチング回路を
オンするとともに前記定電圧回路は前記倍電圧整流回路
の高電圧出力端を選択して定電圧化することを特徴とす
るリモートコントロール待機装置としたものであり、主
電源トランスにのみ電源電圧切換スイッチを設けてリモ
ートコントロール待機用トランス側の切り換えを省略
し、電源電圧変動が大きくてもリモートコントロール待
機動作を支障なくできるとともに、リモートコントロー
ル待機時の消費電力を低減することができるという作用
を有する。
【0018】以下本発明の実施の形態について、図1か
ら図2を用いて説明する。
【0019】図1は本発明の一実施の形態におけるリモ
ートコントロール待機装置のブロック図を示し、図1に
おいて図3と同じ番号を付した部位は同一の機能を持つ
ものとしてその説明は省略する。
【0020】17は倍電圧整流回路であり、二つの半波
整流であるダイオードD1〜D2と二つの平滑コンデン
サC1〜C2を組み合わせてリモートコントロール待機
用トランス4の交流低電圧を整流してダイオードD1と
平滑コンデンサC1の側から低電圧出力端17Lに出力
するとともにダイオードD2と平滑コンデンサC2間に
スイッチング回路であるトランジスタQ3を設け高電圧
出力端17Hに出力する。18は定電圧回路であり、倍
電圧整流回路17の高電圧出力端17Hと低電圧出力端
17Lとのいずれかの出力端の出力を切り換えてこの出
力を安定化する。
【0021】以上のように構成されたリモートコントロ
ール待機装置について、以下その動作について説明す
る。
【0022】まず、AC入力1が110〜120Vのと
きは、低電圧出力端17Lの電位は4.5〜5Vしかな
く、ツェナーダイオードDzの電位7Vより低くダイオ
ードD3は逆方向電圧のためオフになる。
【0023】図2は、図1のトランジスタQ3のコレク
タ電位と抵抗R2の電圧の説明図であり、図2(a)は
図1のAC入力1が110〜120V時のトランジスタ
Q3のコレクタの電位と抵抗R2の電圧を示している。
トランジスタQ3のコレクタ電位は、ダイオードD1と
平滑コンデンサC1による低電圧出力端17Lに、ダイ
オードD2により半波整流されたプラス側半周期の波形
が平滑されずに合成された波形となっている。このトラ
ンジスタQ3のコレクタの電位がツェナーダイオードD
zの電位より上回っているときにトランジスタQ3がオ
ンし、コンデンサC2で平滑されて高電圧出力端17H
に出力電圧が得られる。この高電圧出力端17Hの電位
をトランジスタQ2で安定化してリモートコントロール
受光部8とマイクロコンピュータ9に定電圧の直流電源
を供給しリモートコントロール待機動作を可能にする。
【0024】次に、AC入力1が220〜240Vのと
きは、低電圧出力端17Lの電位は12〜13Vあり、
ツェナーダイオードDzの電位7Vより高くダイオード
D3は順方向電圧のためオンになる。このときトランジ
スタQ2のコレクタ電位が11.3〜12.3Vありト
ランジスタQ3はベースバイアスがかからないのでオフ
する。そのため低電圧出力端17Lの出力が選択されて
トランジスタQ2で安定化してリモートコントロール受
光部8とマイクロコンピュータ9に定電圧の直流電源を
供給しリモートコントロール待機動作を可能にする。
【0025】図2(b)は図1のAC入力1が220〜
240V時のトランジスタQ3のコレクタの電位および
R2の電圧を示している。抵抗R2はツェナーダイオー
ドDzと直列に、トランジスタQ3のコレクタとグラン
ド間に接続されている。トランジスタQ3のコレクタの
電位は図示のように常にツェナーダイオードDzのツェ
ナー電圧Vzより高いので、抵抗R2の両端電圧はトラ
ンジスタQ3のコレクタの電位とツェナーダイオードD
zのツェナー電圧Vzの差となる。これに対して、図3
に示した従来のリモートコントロール待機装置の第1の
例では、高電圧出力端5Hに抵抗R2が接続されてい
る。これは本実施の形態の高電圧出力端17Hに相当す
る。すなわち本実施の形態においてR2にかかる電圧
は、従来技術に比べて図2(b)に斜線で示すように電
圧が低いこととなる。これにより、ツェナー電圧Vzを
得るために抵抗R2を経て消費される電流を小さくして
リモートコントロール待機電力を抑えることができる。
【0026】以上のように本実施形態によれば、商用交
流電源電圧から交流低電圧を得るリモートコントロール
待機用トランス4と、二つの半波整流であるダイオード
D1〜D2と二つの平滑コンデンサC1〜C2を組み合
わせてリモートコントロール待機用トランス4の交流低
電圧を整流してダイオードD1と平滑コンデンサC1の
側から低電圧出力端17Lに出力するとともにダイオー
ドD2と平滑コンデンサC2間にスイッチング回路であ
るトランジスタQ3を設け高電圧出力端17Hに出力す
る倍電圧整流回路17と、倍電圧整流回路17の高電圧
出力端17Hと低電圧出力端17Lとのいずれかの出力
端の出力を切り換えてこの出力を安定化する定電圧回路
18と、定電圧回路18の出力を電源として動作しリモ
ートコントロール操作部7からの電源入操作を受けて電
源入信号を出力するリモートコントロール受光部8と、
定電圧回路18の出力を電源として動作しリモートコン
トロール受光部8の電源入信号によってスイッチング手
段であるリレー11を導通させそれを保持させる制御部
であるマイクロコンピュータ9と、リレー11の導通に
よって商用交流電源電圧を与えられ商用交流電源の電圧
に対応してタップを切り換えて所定の交流低電圧を得る
主電源トランス3とを備え、商用交流電源電圧が所定値
より高いときはトランジスタQ3をオフするとともに定
電圧回路18は倍電圧整流回路17の低電圧出力端17
Lを選択し商用交流電源電圧が所定値より低いときはト
ランジスタQ3をオンするとともに定電圧回路18は倍
電圧整流回路17の高電圧出力端17Hを選択して定電
圧化する構成により、主電源トランス3にのみ電源電圧
切換スイッチ2を設けてリモートコントロール待機用ト
ランス4側の切り換えを省略し、電源電圧変動が大きく
てもリモートコントロール待機動作を支障なくできると
ともに、リモートコントロール待機時の消費電力を低減
することができる。
【0027】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、主電源ト
ランスにのみ電源電圧切換スイッチを設けてリモートコ
ントロール待機用トランス側の切り換えを省略し、電源
電圧変動が大きくてもリモートコントロール待機動作を
支障なくできるとともに、リモートコントロール待機時
の消費電力を低減することができるリモートコントロー
ル待機装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態によるリモートコントロ
ール待機装置のブロック図
【図2】図1のトランジスタQ3のコレクタ電位と抵抗
R2の電圧の説明図
【図3】従来のリモートコントロール待機装置の第1の
例におけるブロック図
【図4】従来のリモートコントロール待機装置の第2の
例におけるブロック図
【符号の説明】
3 主電源トランス 4 リモートコントロール待機用トランス 7 リモートコントロール操作部 8 リモートコントロール受光部 9 マイクロコンピュータ 11 リレー 17H 高電圧出力端 17L 低電圧出力端 17 倍電圧整流回路 18 定電圧回路 Q3 トランジスタ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 商用交流電源電圧から交流低電圧を得る
    リモートコントロール待機用の第1の電源変圧器と、半
    波整流と平滑コンデンサを各々二つ組み合わせて前記第
    1の電源変圧器の交流低電圧を整流して一方の半波整流
    と平滑コンデンサ側から低電圧出力端に出力するととも
    に他方の半波整流と平滑コンデンサ間にスイッチング回
    路を設け高電圧出力端に出力する倍電圧整流回路と、前
    記倍電圧整流回路の高電圧出力端と低電圧出力端とのい
    ずれかの出力端の出力を切り換えてこの出力を安定化す
    る定電圧回路と、前記定電圧回路の出力を電源として動
    作しリモートコントロール操作部からの電源入操作を受
    けて電源入信号を出力するリモートコントロール受光部
    と、前記定電圧回路の出力を電源として動作し前記リモ
    ートコントロール受光部の電源入信号によってスイッチ
    ング手段を導通させそれを保持させる制御部と、前記ス
    イッチング手段の導通によって商用交流電源電圧を与え
    られ商用交流電源の電圧に対応してタップを切り換えて
    所定の交流低電圧を得る主電源変圧器としての第2の電
    源変圧器とを備え、商用交流電源電圧が所定値より高い
    ときは前記スイッチング回路をオフするとともに前記定
    電圧回路は前記倍電圧整流回路の低電圧出力端を選択し
    商用交流電源電圧が所定値より低いときは前記スイッチ
    ング回路をオンするとともに前記定電圧回路は前記倍電
    圧整流回路の高電圧出力端を選択して定電圧化すること
    を特徴とするリモートコントロール待機装置。
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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2012083090A (ja) * 2010-10-15 2012-04-26 Hitachi Appliances Inc 電子機器
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CN104638757A (zh) * 2015-02-03 2015-05-20 成都秦川科技发展有限公司 远控智能燃气表的双电源供电电路
CN104638758A (zh) * 2015-02-03 2015-05-20 成都秦川科技发展有限公司 远控智能燃气表集中器电源实时检测与切换电路

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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