JP2001251767A - 分散電源の単独運転検出装置 - Google Patents

分散電源の単独運転検出装置

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JP2001251767A
JP2001251767A JP2000060107A JP2000060107A JP2001251767A JP 2001251767 A JP2001251767 A JP 2001251767A JP 2000060107 A JP2000060107 A JP 2000060107A JP 2000060107 A JP2000060107 A JP 2000060107A JP 2001251767 A JP2001251767 A JP 2001251767A
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Akio Kitamura
章夫 北村
Mitsuaki Okamoto
光明 岡本
Soji Nishimura
荘治 西村
Yoshibumi Minowa
義文 蓑輪
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Kansai Electric Power Co Inc
Nissin Electric Co Ltd
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Kansai Electric Power Co Inc
Nissin Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 配電系統に次数間高調波電流を発生する負荷
が存在しても確実に分散電源の単独運転検出を行うこと
のできる単独運転検出装置を提供する。 【解決手段】 この単独運転検出装置は、電流注入装置
32と供給停止検出装置42とを備えている。電流注入
装置32は、分散電源30を有する需要家設備14への
引込点Aに、当該配電系統の基本波電圧に同期してお
り、かつ当該基本波の非整数倍次数の次数間高調波電流
を注入する。しかも互いに次数の異なる複数の次数間高
調波電流を合成した次数間高調波電流Im を注入する。
供給停止検出装置42は、引込点Aから眺めた配電系統
の前記各注入次数のインピーダンスまたはアドミタンス
をそれぞれ計測し、当該各注入次数のインピーダンスま
たはアドミタンスの変化から、上位系統2からの電力供
給が停止したことを各注入次数ごとに判定し、少なくと
も一つの注入次数において上位系統2からの電力供給停
止を判定したときに、上位系統2からの電力供給が停止
したことを表す供給停止検出信号Sを出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、上位系統に変電
所を介して配電線が接続され、この配電線に、分散電源
を有する需要家設備が接続された構成の配電系統に適用
されるものであって、分散電源の単独運転を検出する単
独運転検出装置に関し、より具体的には、分散電源の単
独運転をより確実に検出する手段に関する。
【0002】
【従来の技術】配電線には、近年、コジェネレーション
(複合発電)設備等の発電設備を有する需要家設備が接
続されるようになってきた。このような発電設備は、分
散電源と呼ばれる。
【0003】系統事故等によって電力会社の変電所の遮
断器が開放されて、上位系統からの電力供給が停止した
ときに、分散電源が運転(即ち単独運転)を続けている
と、上位系統からの電力供給が停止したにもかかわらず
配電線に電圧が印加され続けることになるので、感電事
故等が発生する恐れがある。そこで、第1ステップとし
て、このような上位系統からの電力供給の停止、即ち分
散電源の単独運転を確実に検出する必要がある。更に第
2ステップとして、当該分散電源を配電系統から切り離
す(解列する)必要がある。
【0004】分散電源の単独運転を検出する装置の一例
として、特開平10−248168号公報には、配電系
統に、その基本波電圧に同期しておりしかも当該基本波
の非整数倍次数(換言すれば2.3次、2.4次等の帯
小数次数)の次数間高調波電流を注入し、この注入次数
についての配電系統のインピーダンスまたはアドミタン
スを計測し、このインピーダンスまたはアドミタンスの
変化から、例えば当該インピーダンスが所定の基準値よ
りも大きく(または当該アドミタンスが所定の基準値よ
りも小さく)なったことを検出して、上位系統からの電
力供給停止を判定する、即ち分散電源の単独運転を検出
する単独運転検出装置が記載されている。
【0005】この単独運転検出装置は、本来配電系統に
存在しない(存在しても極めて僅かな)次数間高調波電
流を注入するので、大電流を注入しなくても単独運転検
出が可能であり、従って、電流注入装置の小容量化が可
能であり、かつ配電系統の高調波を増大させずに済むと
いう特長を有している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記単独運転検出装置
は、一つの次数(例えば2.3次)の次数間高調波電流
を注入し、かつ判定も当該一つの次数について行うもの
である。
【0007】ところが、配電系統には、インバータを有
するアーク炉等のように、次数間高調波電流を発生する
負荷が、しかも注入次数と同一次数の次数間高調波電流
を発生する可能性のある負荷が接続されている場合があ
り、このような場合には、当該負荷から発生した次数間
高調波電流が、上記単独運転検出装置から注入する次数
間高調波電流に影響を及ぼして(最悪の場合は互いに打
ち消し合って)、当該次数についての配電系統のインピ
ーダンスまたはアドミタンスを正しく計測することがで
きない、即ち分散電源の単独運転検出を正しく行うこと
ができない可能性がある。
【0008】そこでこの発明は、配電系統に次数間高調
波電流を発生する負荷が存在しても確実に分散電源の単
独運転検出を行うことのできる単独運転検出装置を提供
することを主たる目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明の単独運転検出
装置は、前記配電線から前記需要家設備への引込点に、
当該配電系統の基本波電圧に同期しており、かつ当該基
本波の非整数倍次数の次数間高調波電流を、しかも互い
に次数の異なる複数の次数間高調波電流を注入する電流
注入装置と、前記引込点から眺めた前記配電系統の前記
各注入次数のインピーダンスまたはアドミタンスをそれ
ぞれ計測し、当該各注入次数のインピーダンスまたはア
ドミタンスの変化から、前記上位系統からの電力供給が
停止したことを各注入次数ごとに判定し、少なくとも一
つの注入次数において上位系統からの電力供給停止を判
定したときに、上位系統からの電力供給が停止したこと
を表す供給停止検出信号を出力する供給停止検出装置と
を備えることを特徴としている。
【0010】上記構成によれば、複数の注入次数の内の
少なくとも一つの注入次数において上位系統からの電力
供給停止を判定したときに、上位系統からの電力供給が
停止したことを表す供給停止検出信号が出力される。従
って、次数間高調波電流を発生する負荷の存在によっ
て、仮に一つの注入次数において、配電系統のインピー
ダンスまたはアドミタンスを正しく計測することができ
なくて上位系統からの電力供給停止を正しく判定するこ
とができなくても、他の注入次数において、配電系統の
インピーダンスまたはアドミタンスを正しく計測して上
位系統からの電力供給停止を正しく判定することができ
る。従って、配電系統に次数間高調波電流を発生する負
荷が存在しても確実に分散電源の単独運転検出を行うこ
とができる。
【0011】
【発明の実施の形態】図1は、この発明に係る分散電源
の単独運転検出装置を備える配電系統の一例を示す単線
接続図である。この配電系統は、上位系統2に変電所4
を介して幾つかの配電線10、11が接続された構成を
している。変電所4は、変圧器(バンクトランス)6
と、その2次側と配電線10、11とを接続する遮断器
(バンク遮断器)8とを備えている。なお、電圧が7k
Vを超える特別高圧の場合の配電線は、実務上は、送配
電線と呼ばれるが、この明細書では、この場合も統一し
て配電線と呼ぶことにしている。
【0012】各配電線10、11には、幾つかの一般需
要家設備12、分散電源を有する幾つかの需要家設備1
4、15、および幾つかの力率改善用コンデンサ16等
が接続されている。
【0013】この例では、配電線10に引込点Aで接続
された需要家設備14内に、この発明に係る単独運転検
出装置を設けている。
【0014】需要家設備14においては、その引込点A
に引込線18および遮断器20を介して構内母線22が
接続され、この構内母線22に変圧器24を介して負荷
25が接続されている。
【0015】更に、構内母線22に遮断器26および連
系用の遮断器28を介して分散電源30が接続されてお
り、通常は、遮断器26および28を閉じて、分散電源
30から当該配電系統の基本波に同期した電力を構内母
線22に供給するようにしている。これを連系運転と呼
ぶ。
【0016】系統事故等の際には、変電所4の遮断器8
が開放される。その際、前述したように、分散電源30
が運転(即ち単独運転)していると、感電事故等が発生
する恐れがあるので、分散電源30の単独運転を確実に
検出し、更には遮断器28を開放して分散電源30を配
電系統から切り離す(解列する)必要がある。
【0017】そのために、この例ではこの需要家設備1
4内に、分散電源30の単独運転を検出する単独運転検
出装置を設けている。この単独運転検出装置は、電流注
入装置32と、供給停止検出装置42とを備えている。
【0018】引込線18には、その電圧および電流を計
測する計器用変圧器40および計器用変流器41が接続
されており、この計器用変圧器40で計測した電圧(計
測電圧)Vt が電流注入装置32および供給停止検出装
置42に供給され、計器用変流器41で計測した電流
(計測電流)It が供給停止検出装置42に供給され
る。
【0019】上記電流注入装置32は、上記引込点A
に、ひいては上記配電線10に、当該配電系統の基本波
電圧に同期しており、かつ当該基本波の非整数倍次数
(即ち帯小数次数)mの次数間高調波電流を注入する。
しかも互いに次数の異なる複数の次数間高調波電流を注
入する。
【0020】例えば、複数の非整数倍次数をm1〜mp
(pは2以上の正整数)とすると、この電流注入装置3
2は、当該各次数の次数間高調波電流Im1〜Impを発生
し、更にこれらを次式に示すように互いに合成し、この
合成した次数間高調波電流I m を注入する。
【0021】
【数1】Im =Im1+Im2+・・・+Imp
【0022】各注入次数m1〜mpの決定に際しては、
この単独運転検出装置の運転前に、当該配電系統に現実
に存在する次数間高調波電圧のレベル測定を行って、所
定の基準レベル(例えば基本波電圧の0.1%)以下の
次数を選択するのが好ましく、その内でもできるだけレ
ベルの小さい次数を選択するのがより好ましい。そのよ
うにすれば、単独運転検出のために電流注入装置32か
ら注入する各次数m1〜mpの次数間高調波電流が小さ
くてもその正確な識別が可能であるので、大電流を注入
しなくて済む。
【0023】例えば、三つの次数間高調波電流を注入す
る場合(即ち上記p=3の場合)、各注入次数m1、m
2、m3は、2.3次、2.4次および2.5次等にす
れば良い。
【0024】各次数m1〜mpの次数間高調波電流の注
入量は、それぞれ、配電系統に悪影響を及ぼさない程度
に、例えば基本波電圧の0.1%以下にするのが好まし
い。
【0025】電流注入装置32は、具体的にはこの例で
は、上記計器用変圧器40からの計測電圧Vt を用いて
その基本波電圧に同期した信号を発生する同期制御部3
4と、この信号に基づいて上記基本波に同期している上
記次数間高調波電流Im を発生する電流源36と、この
電流源36の電圧と引込線18の電圧とを整合させる変
圧器38とを備えている。
【0026】供給停止検出装置42は、この例では、上
記引込点Aから眺めた当該配電系統の前記各注入次数m
1〜mpのインピーダンスまたはアドミタンスをそれぞ
れ演算する手段と、それによって求めた各注入次数m1
〜mpのインピーダンスまたはアドミタンスの変化か
ら、上位系統2からの電力供給が停止したことを各注入
次数m1〜mpごとに判定する手段と、少なくとも一つ
の注入次数において上位系統2からの電力供給停止を判
定したときに、上位系統2からの電力供給が停止したこ
とを表す供給停止検出信号Sを出力する手段とを備えて
いる。
【0027】より具体的には、供給停止検出装置42
は、この例では図2に示すように、複数(具体的には上
記注入次数m1〜mpの数と同数の。他も同様)の第1
のフィルタ44と、複数の第2のフィルタ45と、複数
のアドミタンス演算回路46と、複数の判定回路47
と、一つのオア回路48とを備えている。但し、これと
同様の機能を、ディジタル回路によって、例えばサンプ
ルホールド回路、A/D変換器、クロック発生回路およ
びマイクロコンピュータ等を用いて実現しても良い。
【0028】各第1のフィルタ44は、上記計器用変圧
器40からの上記計測電圧Vt を受けて、その中から上
記各注入次数m1〜mpの高調波電圧(計測高調波電
圧)V tm1 〜Vtmp をそれぞれ抽出する。
【0029】各第2のフィルタ45は、上記計器用変流
器41からの上記計測電流It を受けて、その中から上
記各注入次数m1〜mpの高調波電流(計測高調波電
流)I tm1 〜Itmp をそれぞれ抽出する。
【0030】各アドミタンス演算回路46は、各フィル
タ44および45からの各注入次数の計測高調波電圧V
tm1 〜Vtmp および計測高調波電流Itm1 〜Itmp を用
いて、上記需要家設備14の引込点Aから眺めた上記配
電系統の上記各注入次数m1〜mpのアドミタンスYm1
〜Ympをそれぞれ演算する。
【0031】各判定回路47は、例えば、各アドミタン
ス演算回路46で求めた各注入次数のアドミタンスYm1
〜Ympを所定の基準値R1 〜Rp とそれぞれ比較して、
前者(アドミタンス)が後者(基準値)よりも小さくな
ったときに、判定信号S1 〜Sp をそれぞれ出力する。
これは、変電所遮断器8が開放されて上位系統2からの
電力供給が停止すると、配電線10に接続されていた変
電所変圧器6の並列インピーダンスが無くなって、配電
系統のインピーダンスが非常に大きくなる、換言すれば
配電系統のアドミタンスが非常に小さくなるからであ
る。これによって上位系統2からの電力供給停止を判定
することができる。各基準値R1 〜Rp は、判定対象の
アドミタンスYm1〜Ympに応じて個々に定めるのが最も
好ましいけれども、現実的には互いに同じ値にしても差
し支えない。
【0032】オア回路48は、各判定回路47からの判
定信号S1 〜Sp の論理和(オア)に従って、供給停止
検出信号Sを出力する。即ち、判定信号S1 〜Sp の内
の少なくとも一つが与えられたときに、供給停止検出信
号Sを出力する。
【0033】上記単独運転検出装置によれば、複数の注
入次数m1〜mpの内の少なくとも一つの注入次数にお
いて上位系統2からの電力供給停止を判定したときに、
上位系統2からの電力供給が停止したことを表す供給停
止検出信号Sが出力される。従って、インバータ付きア
ーク炉のような次数間高調波電流を発生する負荷の存在
によって、仮に一つの注入次数において、配電系統のア
ドミタンスを正しく計測することができなくて上位系統
2からの電力供給停止を正しく判定することができなく
ても、他の注入次数において、配電系統のアドミタンス
を正しく計測して上位系統2からの電力供給停止を正し
く判定することができる。従って、配電系統に次数間高
調波電流を発生する負荷が存在しても確実に分散電源3
0の単独運転検出を行うことができる。
【0034】図1の例では、上記のような分散電源30
の単独運転検出から更に進めて、上記供給停止検出信号
Sによって上記遮断器28を開放して、分散電源30の
単独運転を防止するようにしている。但し、この発明
は、分散電源30の単独運転検出が主目的であるので、
遮断器28を開放する構成は必須ではない。
【0035】なお、アドミタンスとインピーダンスとは
互いに逆数の関係にあるだけなので、図2に示した供給
停止検出装置42において、複数のアドミタンス演算回
路46の代わりに複数のインピーダンス演算回路を設け
て、引込点Aから眺めた上記配電系統の各注入次数m1
〜mpのインピーダンスZm1〜Zmpをそれぞれ演算し、
各判定回路47において、各インピーダンスZm1〜Zmp
を所定の基準値とそれぞれ比較して、前者(インピーダ
ンス)が後者(基準値)よりも大きくなったときに判定
信号S1 〜Sp をそれぞれ出力するようにしても良い。
【0036】また、上記各判定回路47として、上記の
ようなものの代わりに、特開平11−252806号公
報に記載されているような判定手段を用いても良い。即
ち、各注入次数m1〜mpのアドミタンスYm1〜Ymp
たはインピーダンスZm1〜Z mpの変化方向および変化量
に従って電力供給停止を判定するもの、より具体的には
各アドミタンスYm1〜Ympが容量性方向に所定値以上変
化したときに判定信号S1 〜Sp をそれぞれ出力するも
のを用いても良い。このようなものを用いれば、変化方
向と変化量の両方に基づくので、各注入次数m1〜mp
における電力供給停止判定をより正確に行うことができ
る。
【0037】また、上記各判定回路47として、上記の
ようなものの代わりに、各注入次数m1〜mpのアドミ
タンスYm1〜Ympのサセプタンスが容量性方向に所定値
以上変化したか否かを判定し、当該サセプタンスが容量
性方向に所定値以上変化したときに判定信号S1 〜Sp
をそれぞれ出力し、そうでないときは同アドミタンスの
コンダクタンスが正方向に所定値以上変化したか否かを
更に判定し、当該コンダクタンスが正方向に所定値以上
変化したときに判定信号S1 〜Sp をそれぞれ出力する
ものを用いても良い。このようなものを用いれば、サセ
プタンスとコンダクタンスの2段階判定を行うので、配
電線10の亘長の長短に拘わらず、各注入次数m1〜m
pにおける電力供給停止判定をより正確に行うことがで
きる。
【0038】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、複数の
注入次数の内の少なくとも一つの注入次数において上位
系統からの電力供給停止を判定したときに、上位系統か
らの電力供給が停止したことを表す供給停止検出信号が
出力される。従って、次数間高調波電流を発生する負荷
の存在によって、仮に一つの注入次数において、配電系
統のインピーダンスまたはアドミタンスを正しく計測す
ることができなくて上位系統からの電力供給停止を正し
く判定することができなくても、他の注入次数におい
て、配電系統のインピーダンスまたはアドミタンスを正
しく計測して上位系統からの電力供給停止を正しく判定
することができる。従って、配電系統に次数間高調波電
流を発生する負荷が存在しても確実に分散電源の単独運
転検出を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る分散電源の単独運転検出装置を
備える配電系統の一例を示す単線接続図である。
【図2】図1中の供給停止検出装置の一例を示すブロッ
ク図である。
【符号の説明】
2 上位系統 4 変電所 10、11 配電線 14、15 分散電源を有する需要家設備 30 分散電源 32 電流注入装置 42 供給停止検出装置 A 引込点 Im 次数間高調波電流 S 供給停止検出信号
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岡本 光明 大阪府大阪市北区中之島3丁目3番22号 関西電力株式会社内 (72)発明者 西村 荘治 京都府京都市右京区梅津高畝町47番地 日 新電機株式会社内 (72)発明者 蓑輪 義文 京都府京都市右京区梅津高畝町47番地 日 新電機株式会社内 Fターム(参考) 5G066 HA11 HB02

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上位系統に変電所を介して配電線が接続
    され、この配電線に、分散電源を有する需要家設備が接
    続された構成の配電系統に適用されるものであって、 前記配電線から前記需要家設備への引込点に、当該配電
    系統の基本波電圧に同期しており、かつ当該基本波の非
    整数倍次数の次数間高調波電流を、しかも互いに次数の
    異なる複数の次数間高調波電流を注入する電流注入装置
    と、 前記引込点から眺めた前記配電系統の前記各注入次数の
    インピーダンスまたはアドミタンスをそれぞれ計測し、
    当該各注入次数のインピーダンスまたはアドミタンスの
    変化から、前記上位系統からの電力供給が停止したこと
    を各注入次数ごとに判定し、少なくとも一つの注入次数
    において上位系統からの電力供給停止を判定したとき
    に、上位系統からの電力供給が停止したことを表す供給
    停止検出信号を出力する供給停止検出装置とを備えるこ
    とを特徴とする分散電源の単独運転検出装置。
JP2000060107A 2000-03-06 2000-03-06 分散電源の単独運転検出装置 Pending JP2001251767A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014523520A (ja) * 2011-06-01 2014-09-11 エンフェイズ エナジー インコーポレイテッド 送電網インピーダンス検出のための方法及び装置

Cited By (2)

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JP2014523520A (ja) * 2011-06-01 2014-09-11 エンフェイズ エナジー インコーポレイテッド 送電網インピーダンス検出のための方法及び装置
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