JP2001251376A - 通信システムおよび通信方法、並びにプログラム提供媒体 - Google Patents

通信システムおよび通信方法、並びにプログラム提供媒体

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JP2001251376A
JP2001251376A JP2000058204A JP2000058204A JP2001251376A JP 2001251376 A JP2001251376 A JP 2001251376A JP 2000058204 A JP2000058204 A JP 2000058204A JP 2000058204 A JP2000058204 A JP 2000058204A JP 2001251376 A JP2001251376 A JP 2001251376A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 携帯電話とパーソナルコンピュータのような
異なる通信インフラを使用する端末を一体化して相互に
データ転送するとともに並列使用も可能な通信システム
を提供する。 【解決手段】 2つの異なる通信網を使用する例えば携
帯電話、PC等間をインタフェース装置を介して特定の
制御コマンドを有するデータパケットを相互に転送さ
せ、2つの異なる通信端末に格納した専用アプリケーシ
ョンによってコマンドに従った処理を実行させる。本構
成により、PCでの作成テキストメッセージを音声に変
換して携帯電話から発信したり、携帯電話のアドレス帳
をPCにおいて取得して編集を実行したり、携帯電話、
PC両者を使用して無線公衆通信網とLAN、インター
ネット等を介した2つの異なる通信インフラを使用した
並列通信が可能になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通信システムおよ
び通信方法、並びにプログラム提供媒体に関する。さら
に詳細には異なる通信媒体(通信インフラ)を介した通信
が可能な2つ以上の通信端末を組み合わせたシステム間
でデータを共有し、並列に通信することを可能とするシ
ステム、および方法に関する。さらに具体的には、例え
ば携帯電話、PHS等の無線型の通信機器とパーソナル
コンピュータ等の端末を接続してあたかも1つの端末の
ように使用することを可能とした通信システムおよび通
信方法に関する。
【0002】
【従来の技術】昨今、携帯電話、PHS等の無線通信に
よるデータ通信手段が普及し、また一方ではLAN、公
衆回線、インターネット等を介したコンピュータによる
データ通信も多用されている。近年では、ノートパソコ
ン、PDA(Personal DigitalAssistance)等、持ち運
び可能な小型のいわゆるモバイルコンピュータも多く流
通しており、このようなモバイル型コンピュータにPH
S、携帯電話を接続したデータ通信が行なわれている。
【0003】従来のコンピュータと携帯電話、PHS等
の通信端末との接続は通信用のPCカードをパーソナル
コンピュータ(以下PCという)に挿入し、PCカード
をインタフェースとして携帯電話、PHS等の通信端末
とPCとを接続している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たインタフェースとしてのPCカードは、1つの通信イ
ンフラである無線通信網を利用可能とすることのみを実
現するものであり、ユーザの使用環境、例えば携帯電話
でのサービスとして提供されるメールスプール機能をP
C側で利用したり、携帯電話の着信音声データをPC側
において着信する等、ユーザ側の利便性を改善する機能
を備えるものではなかった。また、1人のユーザがPC
と携帯電話の2つのの端末を用いていることを識別し
て、識別に応じたサービスを提供する構成も実現されて
いない。
【0005】本発明は、上述のようにPCカードを用い
て2つの端末を接続した構成において実現されなかった
様々な使用環境を、インタフェース装置を介した制御情
報およびデータ転送構成により実現し、さらに2つの端
末の利用態様を識別してその態様に応じたサービスを提
供することを実現した通信システムおよび通信方法を提
供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の側面は異
なる通信網によって通信可能な複数の通信端末と、前記
複数の通信端末間のデータ転送制御を実行するインタフ
ェース装置とを有する通信システムにおいて、前記イン
タフェース装置は、前記複数の通信端末に対するインタ
フェース手段を有するとともに、前記複数の通信端末間
において、制御コマンドおよびデータを構成要素とする
データパケットの転送を実行し、前記データパケットを
送受信する前記複数の通信端末の各々は、前記データパ
ケットに含まれるコマンドを解釈して実行する専用アプ
リケーションが格納された構成を有することを特徴とす
る通信システムにある。
【0007】さらに、本発明の通信システムの一実施態
様において、前記データパケットは、制御コマンド、デ
ータ長、およびデータを含む構成を有し、前記複数の通
信端末の各々は、前記インタフェース装置を介して異な
る通信端末にデータを送信する際は、前記専用アプリケ
ーションに従って制御コマンド、データ長、およびデー
タを含む前記データパケットを生成して送信する処理を
実行し、前記データパケットを受信した際は、前記専用
アプリケーションに従ってデータパケットに含まれる制
御コマンドに応じて定義された処理を該データパケット
に含まれるデータに対して実行する構成であることを特
徴とする。
【0008】さらに、本発明の通信システムの一実施態
様において、前記複数の通信端末は、前記インタフェー
ス装置介した通信システムとして機能させるセッション
確立処理を実行し、該セッション確立処理は通信端末の
正当性を検証する端末認証処理を含むことを特徴とす
る。
【0009】さらに、本発明の通信システムの一実施態
様において、前記複数の通信端末は、前記インタフェー
ス装置介した通信システムとして機能させるセッション
確立処理を実行し、該セッション確立処理は使用ユーザ
の正当性を検証するユーザ認証処理を含むことを特徴と
する。
【0010】さらに、本発明の通信システムの一実施態
様において、前記データパケットを送受信する前記複数
の通信端末において実行される処理には、音声データと
テキストデータの変換処理を含むことを特徴とする。
【0011】さらに、本発明の通信システムの一実施態
様において、前記データパケットを送受信する前記複数
の通信端末において実行される処理には、アドレス帳の
編集処理を含むことを特徴とする。
【0012】さらに、本発明の通信システムの一実施態
様において、前記データパケットを送受信する前記複数
の通信端末において実行される処理には、アドレス帳の
データ構成変換処理を含むことを特徴とする。
【0013】さらに、本発明の通信システムの一実施態
様において、前記データパケットを送受信する前記複数
の通信端末において実行される処理には、メッセージ再
生処理を含むことを特徴とする。
【0014】さらに、本発明の通信システムの一実施態
様において、前記データパケットを送受信する前記複数
の通信端末において実行される処理には、接続された他
の通信端末において利用される通信網に接続されたデー
タベースに対するアクセス処理を含むことを特徴とす
る。
【0015】さらに、本発明の通信システムの一実施態
様において、前記データパケットを送受信する前記複数
の通信端末において実行される処理には、前記インタフ
ェース装置を介して接続された他の通信端末において利
用される通信網における端末アクティブ検出サービスを
利用する処理を含むことを特徴とする。
【0016】さらに、本発明の通信システムの一実施態
様において、異なる通信媒体によって通信可能なれ前記
複数の通信端末の一方は、携帯電話であり、他方はパー
ソナルコンピュータであり、前記インタフェース装置は
携帯電話に対応するインタフェース手段、およびパーソ
ナルコンピュータに対応したインタフェース手段を含む
構成であることを特徴とする。
【0017】さらに、本発明の通信システムの一実施態
様において、前記インタフェース装置は給電機能を有
し、該インタフェース装置に装着した通信端末が該給電
機能により充電される構成であることを特徴とする。
【0018】さらに、本発明の第2の側面は、異なる通
信網によって通信可能な複数の通信端末と、前記複数の
通信端末間のデータ転送制御を実行するインタフェース
装置とを有する通信システムにおける通信方法におい
て、前記複数の通信端末間において、前記インタフェー
ス装置を介して制御コマンドおよびデータを構成要素と
するデータパケットの転送を実行し、前記データパケッ
トを送受信する前記複数の通信端末のいずれかにおい
て、専用アプリケーションに従って前記データパケット
に含まれるコマンドを解釈して実行することを特徴とす
る通信方法にある。
【0019】さらに、本発明の通信方法の一実施態様に
おいて、前記データパケットは、制御コマンド、データ
長、およびデータを含む構成を有し、前記複数の通信端
末の各々は、前記インタフェース装置を介して異なる通
信端末にデータを送信する際は、前記専用アプリケーシ
ョンに従って制御コマンド、データ長、およびデータを
含む前記データパケットを生成して送信する処理を実行
し、前記データパケットを受信した際は、前記専用アプ
リケーションに従ってデータパケットに含まれる制御コ
マンドに応じて定義された処理を該データパケットに含
まれるデータに対して実行することを特徴とする。
【0020】さらに、本発明の通信方法の一実施態様に
おいて、前記複数の通信端末は、前記インタフェース装
置介した通信システムとして機能させるセッション確立
処理を実行し、該セッション確立処理は通信端末の正当
性を検証する端末認証処理を含むことを特徴とする。
【0021】さらに、本発明の通信方法の一実施態様に
おいて、前記複数の通信端末は、前記インタフェース装
置介した通信システムとして機能させるセッション確立
処理を実行し、該セッション確立処理は使用ユーザの正
当性を検証するユーザ認証処理を含むことを特徴とす
る。
【0022】さらに、本発明の通信方法の一実施態様に
おいて、前記データパケットを送受信する前記複数の通
信端末において実行される処理には、音声データとテキ
ストデータの変換処理を含むことを特徴とする。
【0023】さらに、本発明の通信方法の一実施態様に
おいて、前記データパケットを送受信する前記複数の通
信端末において実行される処理には、アドレス帳の編集
処理を含むことを特徴とする。
【0024】さらに、本発明の通信方法の一実施態様に
おいて、前記データパケットを送受信する前記複数の通
信端末において実行される処理には、アドレス帳のデー
タ構成変換処理を含むことを特徴とする。
【0025】さらに、本発明の通信方法の一実施態様に
おいて、前記データパケットを送受信する前記複数の通
信端末において実行される処理には、メッセージ再生処
理を含むことを特徴とする。
【0026】さらに、本発明の通信方法の一実施態様に
おいて、前記データパケットを送受信する前記複数の通
信端末において実行される処理には、接続された他の通
信端末において利用される通信網に接続されたデータベ
ースに対するアクセス処理を含むことを特徴とする。
【0027】さらに、本発明の通信方法の一実施態様に
おいて、前記データパケットを送受信する前記複数の通
信端末において実行される処理には、前記インタフェー
ス装置を介して接続された他の通信端末において利用さ
れる通信網における端末アクティブ検出サービスを利用
する処理を含むことを特徴とする。
【0028】さらに、本発明の第3の側面は、異なる通
信網によって通信可能な複数の通信端末と、前記複数の
通信端末間のデータ転送制御を実行するインタフェース
装置とを有する通信システムにおける通信処理をコンピ
ュータ・システム上で実行せしめるコンピュータ・プロ
グラムを提供するプログラム提供媒体であって、前記複
数の通信端末間において、前記インタフェース装置を介
して制御コマンドおよびデータを構成要素とするデータ
パケットの転送を実行するステップと、前記データパケ
ットを送受信する前記複数の通信端末のいずれかにおい
て、専用アプリケーションに従って前記データパケット
に含まれるコマンドを解釈して実行するステップと、を
有することを特徴とするとするプログラム提供媒体にあ
る。
【0029】本発明の第3の側面に係るプログラム提供
媒体は、例えば、様々なプログラム・コードを実行可能
な汎用コンピュータ・システムに対して、コンピュータ
・プログラムをコンピュータ可読な形式で提供する媒体
である。媒体は、CDやFD、MOなどの記憶媒体、あ
るいは、ネットワークなどの伝送媒体など、その形態は
特に限定されない。
【0030】このようなプログラム提供媒体は、コンピ
ュータ・システム上で所定のコンピュータ・プログラム
の機能を実現するための、コンピュータ・プログラムと
提供媒体との構造上又は機能上の協働的関係を定義した
ものである。換言すれば、該提供媒体を介してコンピュ
ータ・プログラムをコンピュータ・システムにインスト
ールすることによって、コンピュータ・システム上では
協働的作用が発揮され、本発明の他の側面と同様の作用
効果を得ることができるのである。
【0031】本発明のさらに他の目的、特徴や利点は、
後述する本発明の実施例や添付する図面に基づくより詳
細な説明によって明らかになるであろう。
【0032】
【発明の実施の形態】[システム概要]図1は本発明の
通信システムおよび通信方法が適用可能な通信システム
構成図である。図1において、携帯電話10は無線公衆
通信網20を介してデータ送受信を行なう。無線公衆通
信網には携帯電話サービスを提供する管理者によって管
理されるサーバ30、さらに携帯電話利用者の送受信す
るメールを蓄積するメールスプール40が接続されてい
る。一方、パーソナルコンピュータ(PC)50は、T
CP/IP(Transmission Control Protocol/Interne
t Protocol)、イーサネット(登録商標)等の私設通信
網としての社内LAN(Local Area Network)60に接
続され、サービスプロバイダ、LAN管理者等によって
提供されるメールスプール70が設けられている。社内
LAN60とインターネット間には、例えばプロキシサ
ーバ等によって構成されるファイアウォール80が設置
されており、社内LAN60に対する外部からの不正侵
入を防ぐ構成がとられている。本発明の通信システムお
よび通信方法においては、図1に示す携帯電話10とP
C50とのインタフェース装置100が設けられてい
る。図1においては、インタフェース装置100が独立
した装置として示されているが、インタフェース装置1
00は、携帯電話10、PC50に内蔵する形態として
もよく、短距離無線通信方式であるブルートゥース(Bl
ue Tooth)、赤外線データ通信方式であるIrDA等の無線
通信方式を採用してもよい。
【0033】なお、以下、説明する実施例においては、
通信端末として携帯電話とパーソナルコンピュータ(P
C)との組み合わせた例を説明するが、本発明の通信シ
ステムおよび通信方法は、実施例に示す携帯電話とパー
ソナルコンピュータ(PC)端末とは異なる通信端末を
組み合わせた構成においても適用可能である。
【0034】インタフェース装置100の構成例を図2
に示す。インタフェース装置100は、携帯電話10と
のインタフェース機能を持つPDAインタフェース(P
DA−INF)101、PC50とのインタフェース機
能を持つPCインタフェース(PC−INF)102、
CPU103、ROM104、RAM105、ユーザイ
ンタフェース106を主構成要素とする。
【0035】PCインタフェース102はUSB(Univ
ersal Serial Bus)、PCMCIA(Personal Compute
r Memory Card International Association)、シリア
ル、パラレル、イーサ、PS2等、様々な態様のインタ
フェースが可能である。インタフェース装置100のド
ライバがPC50側のOS中で採用されていない場合
は、PC50とのインタフェースで採用した形式に対応
する専用ドライバをPC50側に格納する。
【0036】インタフェース装置100には、PDAイ
ンタフェース101、PCインタフェース102の他
に、各インタフェースにおけるデータ送受信制御を実行
するCPU103、制御プログラムの格納、データの一
時格納のためのROM104、RAM105、さらに、
ユーザに対するデータ処理状況等を表示するユーザイン
タフェース(UI)106を有する。
【0037】なお、携帯電話10のインタフェースに充
電機能を設置して携帯電話10をインタフェース装置1
00に接続することにより充電を実行する構成とするこ
とが望ましい。この場合、PCインタフェース102を
給電機能を持つインタフェースとして構成し、PC50
側からの電源を供給する構成とする。インタフェース装
置100自体の電源から携帯電話インタフェース(PD
Aインタフェース)に給電する構成としてもよい。
【0038】なお、図2に示すインタフェース装置は、
PC、携帯電話を組み合わせた例におけるインタフェー
ス装置であり、他の端末を組み合わせて1つの通信シス
テム端末を構成する場合は、組み合わせるそれぞれの端
末に応じたインタフェース手段を組み込んでインタフェ
ース装置を構成する。
【0039】PC50と携帯電話10間のデータ送受信
は専用の各種コマンドを伴ったデータパケットによって
行われる。PC50と携帯電話10には、これらの各種
コマンドを解釈して実行する専用のアプリケーションプ
ログラムを格納する。本発明の通信システムおよび通信
方法において使用される各種コマンドを含むデータパケ
ット構成について、図3を用いて説明する。
【0040】PC50と携帯電話10間では、実行する
処理に応じて様々な制御情報およびデータの転送が行な
われる。図3に転送データパケットの構成例を示す。パ
ケットは、図3に示すように制御情報としてのコマン
ド、データ長、および実データの構成を持つ。本発明の
システムにおけるコマンドとしては、例えば携帯電話1
0とPC50間の転送データが音声データであることを
示す音声データコマンド、転送データがテキストデータ
であることを示すテキストデータコマンド、宛先電話番
号であることを示す宛先電話番号コマンド、受信電話番
号であることを示す受信電話番号コマンド、留守電音声
メッセージであることを示す留守電音声メッセージコマ
ンド、留守電テキストメッセージであることを示す留守
電テキストメッセージコマンド、アドレス帳データ追加
コマンド、アドレス帳データ更新コマンド、アドレス帳
データ削除コマンド、着信音設定コマンド、着信メロデ
ィ設定コマンド、日時設定コマンド、メール送信コマン
ド、メール受信コマンド、留守録再生コマンド、留守録
削除コマンド等がある。これらのコマンドを使用した制
御の具体的処理については、後段で説明する。
【0041】[セッション確立]次に、本発明の通信シ
ステムにおける携帯電話10とPC50間でのセッショ
ン確立処理について説明する。セッション確立処理シー
ケンスを図4に示す。まず、携帯電話がインタフェース
装置に挿入されると、PC50の画面を用いて携帯電話
がユーザの物であるか否かの認証処理が実行される。携
帯電話がインタフェース装置に挿入されると、PC画面
上にパスワード入力画面が開き、ユーザに携帯電話のパ
スワードを入力させて予め設定されたパスワードとの照
合を行ない認証を行なう。このパスワードは携帯電話に
設定されたパスワードであり、予め携帯電話に登録され
ている。
【0042】図4のシーケンスに従って説明する。使用
端末である携帯電話がインタフェースに挿入されると、
インタフェース装置を介して携帯電話端末の挿入がPC
側に通知され、PC側では、該通知に対する応答として
パスワード送信を携帯電話に要求する。パスワード要求
を受信した携帯電話は予め携帯電話に設定済みのパスワ
ードをPCに送信する。PCがパスワードを受信する
と、PC画面上にパスワード入力を促すパスワード入力
画面を表示してユーザにパスワード入力を求める。ユー
ザがキーボード等の入力手段を介してパスワードを入力
すると、携帯電話から転送されたパスワードとの照合処
理を実行して照合が成立した場合にはセッションを確立
する。パスワードが照合できず認証が失敗した場合には
PCと携帯電話のセッションは確立しない。これらのパ
スワードを用いた認証処理は、専用アプリケーションの
処理手続きとしてPC50および携帯電話に格納された
プログラムに従って実行される。セッションの終了は、
携帯電話をインタフェース装置から取り外すか、PC上
で実行中のアプリケーションを明示的に終了するか、い
ずれかの方法を採用できる。これらの設定は、ユーザに
よって選択的に設定可能とする構成が好ましい。パスワ
ードの照合によってセッションが確立した後は、PCと
携帯電話はいずれの端末も独自にかつ並列に使用可能で
ある1つの通信システムとしてのユーザ環境を実現す
る。
【0043】なお、図4に示す認証処理によるセッショ
ン確立シーケンスは一例に過ぎない。例えば図4ではユ
ーザの設定したパスワードを用いた認証を行なっている
が、携帯電話の機器固有の機器ID等をパスワードの代
わりに入力、照合する構成としてもよい。また、PCの
OSがマルチユーザ環境に対応しているOSである場
合、セッションが確立されるまではログイン画面を表示
し、セッションが開始されたらそのユーザのアカウント
でログインし、セッションの終了とともにログアウトす
る構成としてもよい。また、図4に示す携帯電話からの
パスワード応答時に携帯電話の電話番号、端末コード等
を併せて送信する構成とすれば、PC側で携帯電話を装
着したユーザを特定することが可能となる。
【0044】[ネットワーク個人環境の設定]セッショ
ンが確立すると、携帯電話側の携帯電話サービスを提供
する管理者によって管理されるサーバ30、さらに携帯
電話利用者の送受信するメールを蓄積するメールスプー
ル40等のメールサーバ、アカウント等、ネットワーク
情報を携帯電話10からPC50側にダウンロードす
る。この場合のダウンロード情報は、携帯電話に格納さ
れているアドレスが複数の場合は複数の情報となる。例
えば、携帯電話のメールアドレス、プライベートのアド
レス、会社のメールアドレス等、携帯電話を所有する1
人のユーザが複数のアドレスを有している場合は、これ
らの情報のダウンロードを行なう。すなわち、複数のメ
ールアドレス・SMTPサーバ・POP(またはIMA
P、HTTP)サーバ・アカウントがある場合は、それ
ぞれのIDやメッセンジャー・サーバのアドレスを格納
する。PCによるネットワーク情報の取得タイミング
は、図4で説明したセッション確立処理の終了後、必要
なときにいつでも、前述の専用アプリケーションに基づ
いて取得可能とすることが好ましい。また、すべてのア
ドレス情報を取得する態様のみならず、選択的に必要な
アドレス情報をダウンロードする構成としてもよい。
【0045】[ネットワークアプリケーション]次に、
携帯電話とPCとを融合したモード設定について説明す
る。セッションの確立が終了し、前述のネットワーク情
報のダウンロード処理が終了すると、PCと携帯電話
は、両端末ともユーザが使用可能な端末として設定され
ることになる。先に説明した図1の構成のように、PC
50がLANに接続されている環境では、ユーザは携帯
電話10の例えば無線公衆回線インフラと、LANを介
するネットワークインフラの両方を使用することが可能
となる。
【0046】PC50と携帯電話10間でのセッション
確立後の携帯電話10への着信処理と携帯電話10を介
した発信処理について説明する。セッションが確立する
とPC50からインタフェース装置100を介して携帯
電話10へセッション確立応答が送信される。セッショ
ン確立応答を受信した携帯電話10は、通常の携帯電話
における着信発信処理と異なる処理を専用アプリケーシ
ョンにより実行する。
【0047】図5は、セッション確立前とセッション確
立後の携帯電話に対する着信があった場合の処理シーケ
ンスを示す図である。セッション確立前は、図5(a)
に示すように通常の携帯電話としての処理であり、基地
局と携帯電話間での無線リンクの確立および論理パスの
構築処理を含む無線処理、着信音の出力等の呼処理、オ
フフック後の通話によって構成されるシーケンスであ
る。セッション確立後は、図5(b)に示すように呼処
理の後、専用アプリケーションによる特有の処理が実行
されることになり、携帯着信信号がインタフェース装置
100を介してPC50に出力される。PC50装置側
では、ユーザが着信に応答してPC50を通話可能な状
態に設定する。図ではオフフックとして表現している
が、例えば専用アプリケーションに設定された特定のキ
ーを入力することにより、音声信号の入力可能な設定と
する。その後、基地局から携帯電話10に対する音声信
号はインタフェース装置100を介してPC50に転送
されて、PC側の音声出力装置で出力され、またPC5
0側の音声入力装置で入力された音声はインタフェース
装置100を介して携帯電話に出力され、基地局を介し
て通信相手に送信される。なお、図5では、PC50で
入出力するデータは、音声データとして示しているが、
PC50に音声データとテキストデータの変換機能を持
たせることで、PC側において音声データをテキストデ
ータに変換して着信音声をディスプレイに表示し、ユー
ザが入力したテキストデータを音声に変換して携帯電話
に出力する構成とすることも可能である。
【0048】次に、PC50からの制御により携帯電話
10を介して発信処理を行なう場合の処理シーケンスに
ついて説明する。図6は、セッション確立前とセッショ
ン確立後の携帯電話からの発信処理シーケンスを示す図
である。セッション確立前は、図6(a)に示すように
通常の携帯電話としての処理が実行される。まず、基地
局と携帯電話間での無線リンクの確立および論理パスの
構築処理を含む無線処理が実行され、着信音の出力等の
呼処理、オフフック後の通話によって構成されるシーケ
ンスとなる。セッション確立後は、図6(b)に示すよ
うにPC50側からのオフフック制御を携帯電話に対し
て行ない、その後、発信用の音声データを携帯電話に対
して出力し、音声データを携帯電話10から基地局に対
して出力する。その後、通話が開始されると前述の図5
での着信処理と同様、PC50からの音声データまたは
テキストデータから変換された音声データが携帯電話を
介して転送される。さらにPC50は、通信相手が正常
に音声を聞いたのか、または留守電にいれたのかをPC
50上で表示させるための状態データを携帯電話10か
ら受信し、PC50のディスプレイに表示する。これら
の処理は、携帯電話10とPC50間のセッション確立
後に有効となる専用アプリケーションによって処理され
る。
【0049】また、PC50の専用アプリケーションか
ら前述の図3で説明したコマンドを含む制御情報を用い
て携帯電話10を制御することで、以下のような様々な
制御が実現される。
【0050】(1)PCで作成したメッセージを携帯電
話での着信音声として用いる。 (2)携帯電話で着信した電話の音声データを携帯電話
ばかりでなくPCでも着信可能とする。 (3)相手が同じシステムを用いている場合、携帯電話
で音声通信を行ないながら、PCの専用アプリケーショ
ンを用いてデータ交換を行なう。 (4)携帯電話のアドレス帳をPC側で取得して、アド
レス帳の編集を行なう。 (5)携帯電話のキャリアサービスであるメールスプー
ルに対して、PC側からLAN経由でメールデータ取得
を行なう。 (6)ICQやAOLメッセンジャーサービスのように
ユーザの使用状態を取得するサーバを用いてユーザ管理
を実行する構成である場合、テキストデータだけではな
く音声データやユーザが使用している端末毎のメッセー
ジアプリケーションが適用可能となる。 これら、各処理について以下説明する。
【0051】(1)PCで作成したメッセージを携帯電
話での着信音声として用いる。携帯電話では物理的に電
話に出られない場合や意図的に電話に出ない場合には、
携帯電話そのものまたはキャリアのセンタサーバで留守
番電話サービスによるメッセージ送信を行なう構成が一
般的である。これらの応答メッセージは、ユーザによる
設定が可能であるがその設定構成は極めて限定的であ
り、柔軟性のある対応がとれないのが現状である。本発
明のシステムでは、例えば会議中で電話には出れらない
がメールやメッセージであれば読むことができ、これに
メールで応答できるような場合の対応を可能とする。
【0052】本発明の通信システムにおけるPC50側
で作成されたメッセージを携帯電話における着信メッセ
ージとして適用する構成について2つの態様を説明す
る。
【0053】1つ目の態様は、PC50側で応答メッセ
ージを作成して携帯電話10にダウンロードする方法で
ある。PC50では音声入力あるいはテキストデータ入
力を行ない、テキストデータ入力の場合は音声データへ
の変換処理を実行して携帯電話10にダウンロードす
る。これらは、先に図3を用いて説明した留守電音声メ
ッセージ・コマンドまたは留守電テキスト・メッセージ
コマンドに続けたメッセージデータをパケットデータと
してPC50から携帯電話10に送信する処理として実
行される。一度作成したメッセージはPC50内の記憶
媒体または携帯電話のメモリに保存し、必要な場合に応
答メッセージとして設定可能な構成とするのが好まし
い。
【0054】応答メッセージを多人数が使用するPCで
保存する構成とする場合、保存メッセージが特定ユーザ
の携帯電話に設定すべきものであるか否かの検証処理が
必要になるが、本発明のシステムでは、先に説明したよ
うに携帯電話10をPC50にセットした時点で実行さ
れる認証処理において携帯電話所有者であるユーザ確認
が実行されるので、ユーザ毎のメッセージ保存が可能と
なり、異なる形態電話を使用する第三者によりメッセー
ジが悪用されることはない。
【0055】第2の方法は、PC50からの応答データ
をテキストデータのまま携帯電話内に格納して携帯電話
で実行される呼処理を拡張して応答メッセージを転送す
る方法である。図7に(a)従来の応答処理、(b)本
発明の応答処理シーケンスを示す。従来のキャリアの留
守番電話サービスは着信携帯電話からの応答がない場
合、センター側で切り換えて着信し、留守番メッセージ
を出力する構成が一般的である。本発明の通信システム
では、この従来の通信シーケンスを拡張して処理する。
【0056】図7の処理について説明する。(a)従来
の応答処理では、最初に無線リンクの確立を行ない、そ
の後論理パスを構築する処理としての無線処理を実行
し、エンドエンドで通信パスが設定されると、発呼処理
を行なう。発呼処理の後、携帯電話の留守番メッセージ
が応答して、その後接続を切断する。
【0057】図7(b)の本発明の応答処理シーケンス
では、発呼処理の期間、ユーザがどのような状態かを相
手ユーザにテキストデータで送信する。図ではこの処理
を状態通知として示している。例えばPC50におい
て、「現在、会議中のため、kawamoto @ s
onyにメールを入れてください。」とのメッセージを
入力し、これを呼処理の間に携帯電話10から発信者に
送信する。このメッセージを受信した通信相手は、携帯
電話のデイスプレイでメッセージを確認し、PC等を介
してメールを送信する場合は電話を切断してPC等によ
ってメールを作成して通信相手に送信する。あるいは携
帯電話を介してメッセージを送信する場合は、接続状態
を維持してメールを送信することが可能となる。
【0058】(2)携帯電話で着信した電話の音声デー
タを携帯電話ばかりでなくPCでも着信可能とする。本
発明のシステムでは、携帯電話10に対する着信をPC
50で受信できるばかりでなく、PC50で作成したメ
ッセージを携帯電話10から発信する処理、制御が可能
となる。従来の携帯電話では着信があると着信音、ある
いはバイブレーションにより着信のあったことをユーザ
に知らせる構成となっている。本システムでは、PC5
0のディスプレイ上に着信があったことを表示すること
が可能となる。着信時の音声データをPC50側でテキ
ストデータとして表示することが可能となる。着信時の
処理シーケンスを図8に示す。図8の着信処理シーケン
スにおいて、留守応答メッセージ処理は、前述の(1)
で説明した処理である。その後の処理として着信が携帯
電話10にあると、着信通知がインタフェース装置10
0を介してPC50側に出力される。
【0059】PC50では着信通知を受信すると着信を
示すポップアップ表示がディスプレイ上に起動される。
次に、携帯電話10に入力される発信者からのメッセー
ジがインタフェース装置100を介してPC50に出力
され、PC50の音声テキストデータ変換アプリケーシ
ョンが入力音声データをテキストデータに変換し、変換
後のテキストデータをディスプレイに表示する。これら
一連の処理は、セッション確立後に有効に実行される専
用アプリケーションによって処理される。具体的には、
図3に示すコマンドを含むデータパケットを携帯電話1
0とPC50間で転送し、コマンドに応じて予め設定さ
れた処理を専用アプリケーションが実行する。携帯電話
10には着信音声データをPC50に出力するととも
に、携帯電話内のメモリに格納して保持することが可能
である。また、携帯電話10のメモリに格納された音声
データの削除処理もPC50からの制御により実行でき
る。
【0060】次にPC50で作成したテキストデータを
携帯電話10から音声データとして出力する処理シーケ
ンスについて図9を用いて説明する。まず、PC50に
おいてテキストデータを入力後、入力テキストデータを
音声データに変換する。さらに通信相手を指定して、送
信処理を行なう。PC50で変換された音声データは、
インタフェース装置100を介して携帯電話10が受信
して、PC50で指定した宛先に対して送信される。通
話料金を考慮すると音声データの送信終了後に自動的に
接続を切断するのが望ましいが、図9ではさらに通信相
手から音声データが返信される場合の処理について示し
てある。
【0061】音声データを携帯電話10が通信相手から
受信すると、音声データは、PC50側に転送される。
音声データは、図3で説明したコマンドを伴うパケット
としてPC50に転送されることになるが、この場合の
パケットデータは、例えば一定のデータ量単位、あるい
は有音声を認識して区切りを設定して単位パケットを生
成してPC50に転送する。この転送データは、音声デ
ータを示すコマンドに、データ長、実データの構成とな
る。携帯電話10では専用アプリケーションに基づいて
パケット生成、出力処理を実行し、PC50では専用ア
ブリケーションに基づいて入力パケットに含まれる音声
データのテキストデータへの変換処理および表示処理が
実行される。本構成により、PCユーザはキーボード
で、通信相手は携帯電話で通信することが可能となる。
【0062】(3)相手が同じシステムを用いている場
合、携帯電話で音声通信を行ないながら、PCの専用ア
プリケーションを用いてデータ交換を行なう。次に相互
に通信を行なう者同士が本発明のシステムを使用してい
る場合の処理、すなわち携帯電話で音声通信を行ないな
がら、PCの専用アプリケーションを用いてデータ交換
を行なう処理について説明する。通信処理の概念図を図
10に示す。
【0063】図10において、ユーザAは携帯電話12
0、PC520を使用し、ユーザBは携帯電話140と
PC540を使用する。それぞれのユーザにおいて携帯
電話とPC間の認証処理が実行され、セッションが確立
しているものとする。
【0064】ユーザA、ユーザB間の通信は、携帯電話
を介した無線公衆網による通信、PC相互のLAN、I
SP、インターネット等のネットワークを介した通信、
これら2つの異なる通信インフラを同時に使用した通信
が可能となる。例えば、通信初期においてユーザA、ユ
ーザBが携帯電話を介して通話を行なっており、テキス
トデータ、画像データ等をPC(PDA)を介して実行
することが可能となる。PCを介するデータ通信はPC
にインストールされた専用アプリケーションによって実
行される。
【0065】(4)携帯電話のアドレス帳をPC側で取
得して、アドレス帳の編集を行なう。次に、携帯電話の
アドレス帳のPC側での編集処理について説明する。ア
ドレス帳のPCへの転送処理については従来においても
可能であったが、これらの装置は、特定の通信キャリア
端末においてのみ実現されていたものであり、キャリア
変更、機種変更については対応していなかった。しか
し、ユーザは多くの場合、キャリア、機種変更時にもア
ドレス帳は活用したいものである。本発明のシステムで
は、携帯電話のアドレス帳をキャリア、機種等に関わら
ずPC側で自由に編集する構成を実現する。
【0066】アドレス帳に対するデータ追加、削除、更
新は、先の図3で説明したコマンドを伴うデータパケッ
トの携帯電話10とPC50間のデータ転送および専用
アプリケーションによるコマンド処理によって実現され
る。ただし、特定ユーザの作成したアドレス帳を他のユ
ーザによって不正に書き換えられることを防止するた
め、本発明のシステムでは、上記コマンド、すなわちア
ドレス帳に対するデータ追加、削除、更新コマンドを実
行する前にユーザ認証処理を実行する構成とした。すな
わち専用アプリケーションの処理シーケンスは、ユーザ
認証処理による認証が成立した場合にのみ、アドレス帳
に対するデータ追加、削除、更新コマンドを実行する。
【0067】ユーザ認証処理シーケンスを図11に示
す。携帯電話10をPC50にセット(挿入)すると、
PC側に携帯電話がセットされたことを示す通知が実行
され、ユーザに対してユーザパスワードの入力を促す画
面がディスプレイにポップアップされる。ユーザパスワ
ードは予めユーザ毎にPC50に設定されており、PC
50の記憶装置に携帯電話の識別データ(例えば携帯電
話のパスワード)に対応付けられて格納されている。
【0068】PC50においてユーザからユーザパスワ
ードが入力されると、ユーザパスワードが登録済みのパ
スワードであるかが確認され、登録されていることが確
認されると、携帯電話10に対して機種パスワード、す
なわち携帯電話のパスワードの出力を求めるコマンドが
携帯電話に対して送信され、携帯電話10はパスワード
応答を行なう。さらにPC50側では、パスワード入力
画面を表示して携帯電話のパスワードの入力をユーザに
対して求めて、入力パスワードと携帯電話から受信した
パスワードの照合処理を実行する。これらの照合が成立
すると、アドレス帳に対するデータ追加、削除、更新コ
マンドを実行することが可能となる。これらの処理シー
ケンスは専用アプリケーションに定義されており、認証
処理が済むまでアドレス帳の編集は実行されない。従っ
て、第三者によるアドレス帳の改変は防止される。な
お、通信キャリアが異なるとアドレス帳のデータ形式が
異なる場合があるが、これらのデータ変換は専用アプリ
ケーションにおいて実行する構成とする。
【0069】(5)携帯電話のキャリアサービスである
メールスプールに対して、PC側からLAN経由でメー
ルデータ取得を行なう。現在の携帯電話のディスプレイ
は小型のものであり、メールサービスを使用する場合の
メールについては様々な制限があるのが実状である。例
えば、文字数の制限、添付データの禁止、サイズ規定等
である。確かにメールを携帯電話網を経由して送受信す
る場合、帯域が狭く通信コストがかかるため非効率的で
ある。しかし、本発明の通信システムでは、大きなメー
ルデータはPC50を利用して、LAN、ISP経由で
送受信することが可能であり、効率的なメール通信が可
能となる。
【0070】本発明の通信システムにおける携帯電話の
キャリアサービスであるメールスプールに対して、PC
50側からLAN経由でメールデータを取得する構成の
概念図を図12に示す。
【0071】図12に示すように携帯電話10、PC5
0とをインタフェース装置100によって接続し、セッ
ションの確立した一体化した通信システム構成を有する
ユーザは、無線公衆網に接続された携帯電話用のメール
スプール40に格納されたメールデータをPC50から
LAN、インターネットを経由してメールサーバ30を
アクセスして取得することが可能となる。
【0072】ただし、ここで、メールサーバ30にPC
50からアクセスしてきたユーザが携帯電話10のユー
ザであることを確認することが必要となる。本発明のシ
ステムでは、この場合、認証処理を実行し、認証が成立
した場合にのみ、PC50に対してメールデータの送信
を許可する構成としている。認証処理の方法にはいくつ
かある。第1の方法としてメールサービスを契約する際
にパスワードをユーザ毎に設定して、PC50からのメ
ールサーバ30に対するアクセス時にパスワードを入力
させて認証を行なう方法がある。第2の方法として、通
常、携帯電話が行なっている認証処理をそのままPCか
らのアクセス時に実行する認証処理として適用してもよ
い。第1の方法は比較的単純な方法であるが、パスワー
ド管理や、パスワード発行をセキュアに行なうことが必
要となる。第2の方法について処理シーケンスを図13
に示し説明する。
【0073】図13(a)は、通常の携帯電話における
認証処理シーケンスであり、(b)は、本発明のシステ
ムにおいてPCからのアクセス要求に対して実行される
認証処理シーケンスである。
【0074】図13(a)において、基地局と携帯電話
間での無線リンクの確立および論理パスの構築処理を含
む無線処理が実行され、通信パスが確立すると、携帯電
話からセンタに対して認証処理の要求が送信される。セ
ンタは、ランダムに作成したデータをチャレンジとして
送信し、携帯電話は受信したチャレンジを秘密鍵で暗号
化してレスポンスとして応答する。センタは、送信側の
公開鍵でレスポンスを復号してチャレンジと同一であれ
ば認証成立とする。
【0075】図13(b)はPC50からのアクセス要
求に対して同様の認証処理を適用するシーケンスを示し
ている。認証処理に関する暗号化処理は、認証要求は、
携帯電話10側から発行されPC50を介してLAN、
インターネット経由でセンタ(メールサーバ30)に送
信される。センタ(メールサーバ30)は携帯電話10
に対する処理と同様にチャレンジをPC50に送信す
る。PC50はチャレンジを携帯電話10に転送し、携
帯電話10はチャレンジを秘密鍵を用いて暗号化してレ
スポンスを生成してPC50に出力する。PC50は受
信したレスポンスをLAN、インターネット経由でセン
タ(メールサーバ30)に送信し、センタは公開鍵を用
いてレスポンスの復号を実行して検証する。
【0076】この処理の場合、PCは通信の媒介となる
のみであり、認証処理自体は、携帯電話とセンタノメー
ルサーバ30間のエンドエンドの認証処理として実行さ
れることになる。なお、実際のネットワーク環境におい
ては、例えば社内LANにおいてはファイアウォールが
存在しており、そのままPOPやIMAPは動作しな
い。従って上記の認証処理シーケンスはHTTP処理を
用いて実現することになる。ただし、セキュア・トンネ
ル(Secure Tunnel)、SOCKS等を用いればそのま
まIMAP、POPが動作可能となる。
【0077】(6)ユーザの使用状態を取得するサーバ
を用いてユーザ管理を実行する構成において、テキスト
データだけではなく音声データやユーザが使用している
端末毎のメッセージアプリケーションを適用可能とす
る。ICQやAOLメッセンジャーサービスのようにユ
ーザの使用状態を取得するサーバを用いてユーザ管理を
実行する構成である場合は、テキストデータだけではな
く音声データやユーザが使用している端末毎のメッセー
ジアプリケーションが適用可能となる。ICQやAOL
メッセンジャー、あるいはMSNメッセンジャー等のメ
ッセンジャーサービスは、ユーザの使用端末がアクティ
ブな状態にあるか否かを検知し、アクティブである場合
に、アクティブであることを他のユーザすなわち通信相
手に知らせるサービスを提供している。
【0078】本発明の通信システムでは、携帯電話10
とPC50とを統合したシステムであり、上記のメッセ
ンジャーサービスを統合システムにおいて利用すれば、
アクティブ状態における音声データの送受信が可能とな
る。
【0079】以上、特定の実施例を参照しながら、本発
明について詳解してきた。しかしながら、本発明の要旨
を逸脱しない範囲で当業者が該実施例の修正や代用を成
し得ることは自明である。上記説明では、携帯電話とパ
ーソナルコンピュータ(PC)との組み合わせの例によ
って説明したが、実施例に示す端末とは異なる通信端末
を組み合わせた構成も可能であり、同様の効果がもたら
される。本実施例の説明は、例示という形態で本発明を
開示してきたのであり、限定的に解釈されるべきではな
い。本発明の要旨を判断するためには、冒頭に記載した
特許請求の範囲の欄を参酌すべきである。
【0080】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明の通信
システムおよび通信方法、並びにプログラム提供媒体に
よれば、複数の異なる通信網を使用する通信端末をイン
タフェース装置で接続して制御コマンドにデータを付加
したデータパケットを相互に転送し、それぞれの通信端
末に格納した専用アプリケーションによってコマンドに
従った処理を実行させる構成としたので、例えばPCで
作成したテキストメッセージを音声に変換して携帯電話
から発信したり、携帯電話のアドレス帳をPCにおいて
取得して編集を実行したり、携帯電話、PC両者を使用
して無線公衆通信網とLAN、インターネット等を介し
た2つの異なる通信インフラを使用した並列通信が可能
になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の構成が適用される通信ネットワークシ
ステムの概要を示す図である。
【図2】本発明の通信システムにおけるインタフェース
装置構成について説明する図である。
【図3】本発明の通信システムおよび通信方法において
使用される各種コマンドを伴うデータパケット構成につ
いて説明する図である。
【図4】本発明の通信システムにおけるセッション開始
処理シーケンスについて説明する図である。
【図5】本発明の通信システムにおける携帯電話への着
信処理シーケンスを説明する図である。
【図6】本発明の通信システムにおける携帯電話からの
発信処理シーケンスを説明する図である。
【図7】本発明の通信システムにおける留守電応答処理
シーケンスを説明する図である。
【図8】本発明の通信システムにおける着信時処理シー
ケンスを説明する図である。
【図9】本発明の通信システムにおける発信時処理シー
ケンスを説明する図である。
【図10】本発明の通信システムにおける携帯電話およ
びPCの両端末を併用した通信構成を説明する図であ
る。
【図11】本発明の通信システムにおけるアドレス帳編
集に伴うヤーザ認証処理しーけんすについて説明する図
である。
【図12】本発明の通信システムにおける携帯電話用の
メールスプールに対するPCからのアクセス処理の概念
を説明する図である。
【図13】本発明の通信システムにおける携帯電話用の
メールスプールに対するPCからのアクセス処理時の認
証処理について説明する図である。
【符号の説明】
10 携帯電話 20 無線公衆網 30 サーバ 40 メールスプール 50 パーソナルコンピュータ(PC) 60 LAN 70 メールスプール 80 ファイアウォール 100 インタフェース装置 101 PDAインタフェース 102 PCインタフェース 103 CPU 104 ROM 105 RAM 106 ユーザインタフェース(UI) 120,140 携帯電話 520,540 パーソナルコンピュータ(PC)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04L 12/28 H04L 11/00 310C 5K067 12/66 11/20 B 9A001 Fターム(参考) 5B089 GA21 GA25 HA01 HA06 HA10 HB02 HB18 JB01 JB05 KA01 KA17 KB06 KB13 KC58 5J104 AA07 KA01 KA02 NA05 NA27 PA01 PA07 5K030 GA08 HD01 KA08 LB02 LB16 5K033 BA14 CB02 CC02 DA06 DA19 DB04 DB25 5K034 BB06 CC01 CC05 EE03 EE11 FF01 FF07 FF13 GG00 HH13 HH62 KK29 LL01 MM35 5K067 BB21 CC08 DD27 EE03 EE10 EE12 FF07 FF13 FF23 GG01 GG12 HH21 KK05 9A001 BB04 CC02 CC05 CC06 EE02 JZ25

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】異なる通信網によって通信可能な複数の通
    信端末と、 前記複数の通信端末間のデータ転送制御を実行するイン
    タフェース装置とを有する通信システムにおいて、 前記インタフェース装置は、前記複数の通信端末に対す
    るインタフェース手段を有するとともに、前記複数の通
    信端末間において、制御コマンドおよびデータを構成要
    素とするデータパケットの転送を実行し、 前記データパケットを送受信する前記複数の通信端末の
    各々は、前記データパケットに含まれるコマンドを解釈
    して実行する専用アプリケーションが格納された構成を
    有することを特徴とする通信システム。
  2. 【請求項2】前記データパケットは、制御コマンド、デ
    ータ長、およびデータを含む構成を有し、 前記複数の通信端末の各々は、 前記インタフェース装置を介して異なる通信端末にデー
    タを送信する際は、前記専用アプリケーションに従って
    制御コマンド、データ長、およびデータを含む前記デー
    タパケットを生成して送信する処理を実行し、 前記データパケットを受信した際は、前記専用アプリケ
    ーションに従ってデータパケットに含まれる制御コマン
    ドに応じて定義された処理を該データパケットに含まれ
    るデータに対して実行する構成であることを特徴とする
    請求項1に記載の通信システム。
  3. 【請求項3】前記通信システムにおいて、 前記複数の通信端末は、前記インタフェース装置介した
    通信システムとして機能させるセッション確立処理を実
    行し、該セッション確立処理は通信端末の正当性を検証
    する端末認証処理を含むことを特徴とする請求項1に記
    載の通信システム。
  4. 【請求項4】前記通信システムにおいて、 前記複数の通信端末は、前記インタフェース装置介した
    通信システムとして機能させるセッション確立処理を実
    行し、該セッション確立処理は使用ユーザの正当性を検
    証するユーザ認証処理を含むことを特徴とする請求項1
    に記載の通信システム。
  5. 【請求項5】前記データパケットを送受信する前記複数
    の通信端末において実行される処理には、音声データと
    テキストデータの変換処理を含むことを特徴とする請求
    項1に記載の通信システム。
  6. 【請求項6】前記データパケットを送受信する前記複数
    の通信端末において実行される処理には、アドレス帳の
    編集処理を含むことを特徴とする請求項1に記載の通信
    システム。
  7. 【請求項7】前記データパケットを送受信する前記複数
    の通信端末において実行される処理には、アドレス帳の
    データ構成変換処理を含むことを特徴とする請求項1に
    記載の通信システム。
  8. 【請求項8】前記データパケットを送受信する前記複数
    の通信端末において実行される処理には、メッセージ再
    生処理を含むことを特徴とする請求項1に記載の通信シ
    ステム。
  9. 【請求項9】前記データパケットを送受信する前記複数
    の通信端末において実行される処理には、接続された他
    の通信端末において利用される通信網に接続されたデー
    タベースに対するアクセス処理を含むことを特徴とする
    請求項1に記載の通信システム。
  10. 【請求項10】前記データパケットを送受信する前記複
    数の通信端末において実行される処理には、前記インタ
    フェース装置を介して接続された他の通信端末において
    利用される通信網における端末アクティブ検出サービス
    を利用する処理を含むことを特徴とする請求項1に記載
    の通信システム。
  11. 【請求項11】異なる通信媒体によって通信可能なれ前
    記複数の通信端末の一方は、携帯電話であり、他方はパ
    ーソナルコンピュータであり、前記インタフェース装置
    は携帯電話に対応するインタフェース手段、およびパー
    ソナルコンピュータに対応したインタフェース手段を含
    む構成であることを特徴とする請求項1に記載の通信シ
    ステム。
  12. 【請求項12】前記インタフェース装置は給電機能を有
    し、該インタフェース装置に装着した通信端末が該給電
    機能により充電される構成であることを特徴とする請求
    項1に記載の通信システム。
  13. 【請求項13】異なる通信網によって通信可能な複数の
    通信端末と、前記複数の通信端末間のデータ転送制御を
    実行するインタフェース装置とを有する通信システムに
    おける通信方法において、 前記複数の通信端末間において、前記インタフェース装
    置を介して制御コマンドおよびデータを構成要素とする
    データパケットの転送を実行し、 前記データパケットを送受信する前記複数の通信端末の
    いずれかにおいて、専用アプリケーションに従って前記
    データパケットに含まれるコマンドを解釈して実行する
    ことを特徴とする通信方法。
  14. 【請求項14】前記データパケットは、制御コマンド、
    データ長、およびデータを含む構成を有し、 前記複数の通信端末の各々は、 前記インタフェース装置を介して異なる通信端末にデー
    タを送信する際は、前記専用アプリケーションに従って
    制御コマンド、データ長、およびデータを含む前記デー
    タパケットを生成して送信する処理を実行し、 前記データパケットを受信した際は、前記専用アプリケ
    ーションに従ってデータパケットに含まれる制御コマン
    ドに応じて定義された処理を該データパケットに含まれ
    るデータに対して実行することを特徴とする請求項13
    に記載の通信方法。
  15. 【請求項15】前記通信方法において、 前記複数の通信端末は、前記インタフェース装置介した
    通信システムとして機能させるセッション確立処理を実
    行し、該セッション確立処理は通信端末の正当性を検証
    する端末認証処理を含むことを特徴とする請求項13に
    記載の通信方法。
  16. 【請求項16】前記通信方法において、 前記複数の通信端末は、前記インタフェース装置介した
    通信システムとして機能させるセッション確立処理を実
    行し、該セッション確立処理は使用ユーザの正当性を検
    証するユーザ認証処理を含むことを特徴とする請求項1
    3に記載の通信方法。
  17. 【請求項17】前記データパケットを送受信する前記複
    数の通信端末において実行される処理には、音声データ
    とテキストデータの変換処理を含むことを特徴とする請
    求項13に記載の通信方法。
  18. 【請求項18】前記データパケットを送受信する前記複
    数の通信端末において実行される処理には、アドレス帳
    の編集処理を含むことを特徴とする請求項13に記載の
    通信方法。
  19. 【請求項19】前記データパケットを送受信する前記複
    数の通信端末において実行される処理には、アドレス帳
    のデータ構成変換処理を含むことを特徴とする請求項1
    3に記載の通信方法。
  20. 【請求項20】前記データパケットを送受信する前記複
    数の通信端末において実行される処理には、メッセージ
    再生処理を含むことを特徴とする請求項13に記載の通
    信方法。
  21. 【請求項21】前記データパケットを送受信する前記複
    数の通信端末において実行される処理には、接続された
    他の通信端末において利用される通信網に接続されたデ
    ータベースに対するアクセス処理を含むことを特徴とす
    る請求項13に記載の通信方法。
  22. 【請求項22】前記データパケットを送受信する前記複
    数の通信端末において実行される処理には、前記インタ
    フェース装置を介して接続された他の通信端末において
    利用される通信網における端末アクティブ検出サービス
    を利用する処理を含むことを特徴とする請求項13に記
    載の通信方法。
  23. 【請求項23】異なる通信網によって通信可能な複数の
    通信端末と、前記複数の通信端末間のデータ転送制御を
    実行するインタフェース装置とを有する通信システムに
    おける通信処理をコンピュータ・システム上で実行せし
    めるコンピュータ・プログラムを提供するプログラム提
    供媒体であって、 前記複数の通信端末間において、前記インタフェース装
    置を介して制御コマンドおよびデータを構成要素とする
    データパケットの転送を実行するステップと、 前記データパケットを送受信する前記複数の通信端末の
    いずれかにおいて、専用アプリケーションに従って前記
    データパケットに含まれるコマンドを解釈して実行する
    ステップと、を有することを特徴とするとするプログラ
    ム提供媒体。
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