JP2001250459A - 遮断器 - Google Patents

遮断器

Info

Publication number
JP2001250459A
JP2001250459A JP2001032530A JP2001032530A JP2001250459A JP 2001250459 A JP2001250459 A JP 2001250459A JP 2001032530 A JP2001032530 A JP 2001032530A JP 2001032530 A JP2001032530 A JP 2001032530A JP 2001250459 A JP2001250459 A JP 2001250459A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit breaker
rated current
contact
contact pin
lever
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2001032530A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4492991B2 (ja
Inventor
Olaf Hunger
オラーフ・フンガー
Lukas Dr Zehnder
ルカス・ツエーンダー
Luc Rieffel
ルック・リーフエル
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
ABB Hochspannungstechnik AG
Original Assignee
ABB Hochspannungstechnik AG
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Family has litigation
First worldwide family litigation filed litigation Critical https://patents.darts-ip.com/?family=7630629&utm_source=google_patent&utm_medium=platform_link&utm_campaign=public_patent_search&patent=JP2001250459(A) "Global patent litigation dataset” by Darts-ip is licensed under a Creative Commons Attribution 4.0 International License.
Application filed by ABB Hochspannungstechnik AG filed Critical ABB Hochspannungstechnik AG
Publication of JP2001250459A publication Critical patent/JP2001250459A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4492991B2 publication Critical patent/JP4492991B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H33/00High-tension or heavy-current switches with arc-extinguishing or arc-preventing means
    • H01H33/70Switches with separate means for directing, obtaining, or increasing flow of arc-extinguishing fluid
    • H01H33/88Switches with separate means for directing, obtaining, or increasing flow of arc-extinguishing fluid the flow of arc-extinguishing fluid being produced or increased by movement of pistons or other pressure-producing parts
    • H01H33/90Switches with separate means for directing, obtaining, or increasing flow of arc-extinguishing fluid the flow of arc-extinguishing fluid being produced or increased by movement of pistons or other pressure-producing parts this movement being effected by or in conjunction with the contact-operating mechanism
    • H01H33/904Switches with separate means for directing, obtaining, or increasing flow of arc-extinguishing fluid the flow of arc-extinguishing fluid being produced or increased by movement of pistons or other pressure-producing parts this movement being effected by or in conjunction with the contact-operating mechanism characterised by the transmission between operating mechanism and piston or movable contact
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H33/00High-tension or heavy-current switches with arc-extinguishing or arc-preventing means
    • H01H33/70Switches with separate means for directing, obtaining, or increasing flow of arc-extinguishing fluid
    • H01H33/88Switches with separate means for directing, obtaining, or increasing flow of arc-extinguishing fluid the flow of arc-extinguishing fluid being produced or increased by movement of pistons or other pressure-producing parts
    • H01H33/90Switches with separate means for directing, obtaining, or increasing flow of arc-extinguishing fluid the flow of arc-extinguishing fluid being produced or increased by movement of pistons or other pressure-producing parts this movement being effected by or in conjunction with the contact-operating mechanism
    • H01H33/91Switches with separate means for directing, obtaining, or increasing flow of arc-extinguishing fluid the flow of arc-extinguishing fluid being produced or increased by movement of pistons or other pressure-producing parts this movement being effected by or in conjunction with the contact-operating mechanism the arc-extinguishing fluid being air or gas

Landscapes

  • Circuit Breakers (AREA)
  • Driving Mechanisms And Operating Circuits Of Arc-Extinguishing High-Tension Switches (AREA)
  • Saccharide Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】格安に製造することができ、電流接点がアーク
による障害から保護される遮断器 【解決手段】 遮断器は六フッ化硫黄ガスを充填された
長手方向軸線3に沿って延びている消弧室2を備える。
消弧室2は、中心接触ピン14と定格電流接点11を移
動する駆動ロッド4により操作される。その駆動ロッド
4は、遮断過程の始めに接触ピン14が第一死点位置に
とどまるように形成されいる。その後に接触ピン14は
定格電流接点11より速い中間速度で遮断方向に移動で
きる。定格電流接点11が遮断運動を終わった後に初め
て接触ピン14が遮断位置に到達する。接続過程の始め
には、接続ア−クの早め点弧が行われる間に定格電流接
点11がこの第二死点位置にとどまる。定格電流接点1
1はこの方法でア−クによる障害から保護されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】この発明は、請求項1の上位概念に従っ
て、絶縁媒体、特に六フッ化硫黄(SF6 )ガスを充填
された回転対称に形成されて長手方向軸線に沿って延び
ていて、中心接触ピンと定格電流接点を備える別の定格
電流路とをもつ出力電流路を有する少なくとも一個の消
弧室と、中心接触ピンと定格電流接点を操作する一個の
駆動ロッドとを備えた遮断器に関する。
【0002】
【従来技術】ドイツ特許出願公開第19613568号
明細書とドイツ特許出願公開第19613569号明細
書の両出願公開明細書から、特に発電機開閉器として高
電圧回路に挿入され得る遮断器が公知である。この遮断
器は消弧媒体や絶縁媒体として六フッ化硫黄ガスを充填
されている円筒状に形成された消弧室を有する。この消
弧室は出力電流経路を有し、消耗一定の消耗接点がその
出力電流経路内に位置し、ブリッジ接点によって接続状
態に接続されて、更に消耗接点は定格電流接点を備える
別の定格電流経路を有する。両電流経路における接点は
レバ−ロッドを介して駆動手段により作動され、レバ−
ロッドは定格電流接点がいつもブリッジ接点より小さい
速度で移動可能であるように配置されている。遮断の場
合には定格電流接点とブリッジ接点は共に勢い良く移動
するけれども、いつもまず最初に定格電流接点が中断さ
れて、遮断すべき電流が出力電流経路を流れる。出力電
流経路は電流を更にその最終的遮断まで通電する。この
種の遮断器は通常には比較的に高い駆動エネルギ−を必
要とする。接点の遮断行程の終わりにおける可動部材の
運動エネルギ−、特に比較的に大きい質量を有する定格
電流接点の運動エネルギ−は費用を賭けて減衰されなけ
ればならない。
【0003】
【発明の解決しようとする課題】この発明の課題は、独
立した請求項にて特徴としている如く、格安に製造する
遮断器を創作することである。
【0004】この発明により得られた利点は、遮断器が
僅かな駆動エネルギ−で済むので、弱くて格安な駆動手
段を備えていることにある。
【0005】遮断器は、絶縁媒体、特に六フッ化硫黄
(SF6 )ガスを充填された回転対称に形成されて長手
方向軸線に沿って延びている消弧室を有する。消弧室は
中心接触ピンと定格電流接点を備える別の定格電流路と
をもつ出力電流路を有する。消弧室は、中心接触ピンと
定格電流接点を移動させる駆動ロッドにより作動され
る。駆動ロッドは定格電流が中断される間に遮断過程の
始めに接触ピンが第一死点位置にとどまるように配置さ
れている。その後に接触ピンが定格電流接点より速い中
間速度で遮断方向に移動できる。定格電流接点は遮断行
程の終わり頃に第二死点位置に到着する。定格電流接点
が遮断運動を終わった後に初めて接触ピンが遮断位置に
到達する。接続過程の始めには、接続ア−クの早め点弧
が行われる間に定格電流接点はこの第二死点位置にとど
まる。定格電流接点はこの方法で好都合にア−クによる
損傷から保護される。
【0006】遮断器は、定格電流接点と連結されて少な
くとも一個の可動性第一ピストン−シリンダ装置が設け
られ、その装置内で圧縮容積における消弧室を充填する
絶縁媒体の一部が遮断の際にピストンによって圧力を作
用される。そのように発生された圧力を作用された絶縁
媒体は、これはしばしば六フッ化硫黄ガスであり、ア−
クの吹消しを助けるために使用されていて、それにより
遮断器の遮断力が特に僅かな遮断電流の場合にも有利に
改良される。
【0007】特に好ましくは、この遮断器の場合には遮
断行程の終わり頃に定格電流接点を有する運動エネルギ
−の少なくとも一部が接触ピンの加速度のために且つ接
触ピンと連結した圧縮ピストンの運動のために駆動ロッ
ドによって利用できると言う結果になる。この利点が利
用されるならば、駆動手段は実質的により弱く設計され
て、それは格安になる。
【0008】この発明の他の構成は従属請求項の対象で
ある。
【0009】この発明、その他の構成とそれにより達成
できる利点は、次に可能な実施手段だけを図示する図面
に基づいて詳細に説明される。
【0010】総ての図面では、同じ作用要素は同じ符号
を備えている。この発明の直接的理解のために必要ない
総ての要素は図示されていない、つまり、記載されてい
ない。
【0011】
【発明の実施の形態】図1は遮断された状態における強
力に簡略されて図示された遮断器1の第一実施態様を通
る部分断面を示す。遮断器1は、ここで共通の長手方向
軸線3に沿って延びて組み立てられ、この軸線に集中的
に配置されている消弧室2を有する。消弧室2は図示さ
れていない駆動手段により駆動ロッド4を介して駆動さ
れる。駆動手段として例えば従来の動力蓄積駆動手段が
設けられている。駆動側で消弧室2は長手方向軸線3に
集中的に配置されて気密に金属ケ−シング5と連結され
ていて、その金属ケ−シングは駆動ロッド4を取り囲
み、消弧室2と反対を向いた面に電流案内用の図示され
ていない接続部を備えている。ケ−シング5は第一排気
容積6を取り囲む。
【0012】駆動手段と反対を向いた面では消弧室2は
長手方向軸線3に集中的に配置されて圧力密の金属性の
排気ケ−シング7と接続され、その排気ケ−シングは消
弧室2と反対を向いた面に電流案内用の図示されていな
い接続部を備えている。排気ケ−シング7は第2排気容
積8を取り囲む。ケ−シング5と排気ケ−シング7とは
長手方向軸線3に集中的に配置されて気密な絶縁管9に
よって固定的且つ気密に互いに接続されており、この構
造部材により取り囲む容積は六フッ化硫黄(SF6 )ガ
スで充填されていて、圧力を作用される。この遮断器1
のために期待すべき外部温度に応じて充填圧がおよそ5
バ−ルから8バ−ルまでの範囲において設けられてい
る。ケ−シング5と排気ケ−シング7とは、図示されて
いない絶縁パイプにより支持されて、ア−スに対して絶
縁される。駆動手段から駆動ロッド4への動力伝達は電
気絶縁構造部材により行われる。
【0013】消弧室2は定格電流経路とその経路と平行
に中心に配置されて軸方向に延びる出力電流経路とを有
する。定格電流経路は遮断器1の接続状態で排気ケ−シ
ング7から変形されて環状に形成された接点載置面10
を介して、軸方向に移動可能な定格電流接点11を介し
てケ−シング5に形成された接点載置面12へ且つケ−
シング5を通して貫通案内されている。出力電流経路は
遮断器1の接続状態で排気ケ−シング7から接点フィン
ガ−装置13、ブリッジ接点として役立つ中心に配置さ
れた接触ピン14、ケ−シング5と電気伝導的に接続さ
れて内部に螺旋接点16を配置した接点保持体15を介
してケ−シング5へ且つこのケ−シング5を通して貫通
案内されている。けれども、定格電流経路が中断される
ときに始めて、出力電流経路によって十分な電流が流れ
る。
【0014】定格電流接点11の作動はここで単に概略
的に示されている駆動ロッド4と連結されたリング17
によって行われる。リング17は周辺に分布された複数
のラム18を介して外部消弧室容積19内で移動自在に
配置された定格電流接点11と機械的に連結されてい
る。ラム18はケ−シング5の消弧室2に向いた前壁に
おける一致する開口に案内されている。その上に、リン
グ17は、同様にケ−シング5の消弧室2に向いた前壁
における一致する開口に案内されているピストンロッド
20と連結されている。ピストンロッド20は各ピスト
ン21と連結されて、ピストンが各円筒状に形成された
圧縮容積22を外部消弧室容積19から分離する。多数
の個々のピストン21が各付属する圧縮容積22を備え
て集中的に長手方向軸線3を中心に配置されているけれ
ども、個々に環状に形成されたピストンは個々に環状に
形成された圧縮容積を分離することが想像でき、この一
個のピストンがピストンロッドの傾斜を回避するために
複数のピストンロッドと一緒に作動される。
【0015】各圧縮容積22は流通路23によって共通
蓄積容積24と接続している。蓄積容積24は、円筒状
に形成された電気絶縁分離壁25によって圧力密に外部
消弧室容積19から分離している内部消弧室容積と見做
される。蓄積容積24の中心には消耗一定の接点フィン
ガ−装置13と接触ピン14の先端との間の領域にア−
ク領域26が設けられている。接点フィンガ−装置13
の中心に開口27が設けられていて、ア−ク領域26を
排気容積8と接続させる。ケ−シング5の駆動手段と反
対を向いた前壁を開放する他の開口28は、ア−ク地域
26を排気容積8と接続させる。ア−ク領域26に直接
に接続する領域では、この開口28は、絶縁材、例えば
PTFEから成るノズル状に形成されたライニング29
を備えていて、ライニングは接触ピン14を接続位置で
比較的狭く取り囲む。
【0016】接触ピン14は、駆動側でシリンダ31内
に滑動するピストン30と連結されている。シリンダ3
1はケ−シング5の駆動手段と反対を向いた前壁に形成
されている。ピストン30の駆動側面に圧縮容積32が
設けられていて、圧縮容積は遮断位置の到達前に接触ピ
ン14の運動を減衰するために役立つ。接触ピン14の
遮断運動の残りの期間中に圧縮容積32は流通路33に
よって蓄積容積24と接続している。
【0017】駆動ロッド4は互いに平行に延びている四
つの固定回転軸線34、35、36と37を有する。そ
れら回転軸線34、35、36と37は図1の切断面と
垂直に、それで長手方向軸線と垂直に延びていている。
回転軸線34は電気絶縁材料から成る図示されていない
回転軸の軸線であり、その回転軸はアングルレバ−38
の頂点を図示されていないア−ス電位に位置する駆動手
段と固定的に連結させる。この電気絶縁回転軸は気密な
回転ブッシングによってケ−シング5の壁を通して案内
されている。
【0018】金属アングルレバ−38はその両脚の端に
二つの旋回点39と40を有する。旋回点39には第一
部分ロッドのレバ−41が連接されていて、レバ−41
はアングルレバ−38を固定回転軸線35を中心に回転
するアングルレバ−43の頂点の旋回点42と連結させ
る。旋回点42はアングルレバ−43の脚の一方の端に
位置していて、その他方の脚がその端に第二旋回点44
を有し、その旋回点にレバ−45が連接されている。レ
バ−45の他方の面は旋回点46によってリング17に
連接されている。リング17の傾斜しない作動を保証す
るために、この記載されたレバ−連結部は二つの互いに
対向する箇所にリング17を備えている。図3から、こ
の記載されたリング17を備えるレバ−連結部はより明
確である。
【0019】アングルレバ−38の旋回点40には第二
部分ロッドのレバ−47が連接されていて、レバ−47
はアングルレバ−38を固定回転軸線36を中心に回転
するアングルレバ−49の頂点の旋回点48と連結させ
る。旋回点48はアングルレバ−49の脚の一方の端に
位置していて、その他方の脚がその端に第二旋回点50
を有し、その旋回点にレバ−51が連接されていて、レ
バ−51はアングルレバ−49を固定回転軸線37を中
心に回転するアングルレバ−53の可動旋回点52と連
結させる。回転軸線37はアングルレバ−53の一方の
脚の端と連結される。旋回点52はアングルレバ−53
の頂点に位置し、その間に他の旋回点54はアングルレ
バ−53の他方の脚の端に設けられている。この他の旋
回点54にレバ−55が連接されていて、そのレバ−は
アングルレバ−53を旋回点56と連結させる。旋回点
56は軸方向に移動可能な接触ピン14の駆動側端の取
り付けられている。
【0020】駆動ロッド4は、遮断の際にいつも第一部
分ロッドにより作動された定格電流接点11をまっ先に
開き、第一に死点位置を保つ接触ピン14が第二部分ロ
ッドにより作動された後に初めて定格電流経路を中断す
るように配置されている。接触ピン14の全行程と中間
速度は常に定格電流接点11の全行程と中間速度より大
きい。接触ピン14は加速段階後に実質的に大きい最大
速度で移動し、その最大速度はおよそ10 m/sec から
20 m/sec までの範囲にあり、定格電流接点11はお
よそ2 m/sec から6 m/sec までの範囲の最大速度で
移動する。
【0021】接続の際にいつも最初に接触ピン14が移
動し、電流回路を閉鎖し、その後に初めてその回路は死
点位置を保つ定格電流接点11の始めに接続する。遮断
の際の運動経過は図6に時間に依存して図示されてい
る。図6の曲線Aは行程H3 を進む駆動手段の運動を図
示し、曲線Bは行程H1 を進む定格電流接点11或いは
ピストン21の運動を図示し、曲線Cは行程H2 を進む
接触ピン14の運動を図示する。接触ピン14が定格電
流接点11より実質的に大きい行程を進み、そして接触
ピンが定格電流接点11より実質的に大きい最大速度で
移動することは、明らかに認められる。
【0022】図2は接続された状態における遮断器1の
強力に簡略されて図示された第一実施態様を示す。図6
ではこれは時点T1 と一致する。アングルレバ−38
は、遮断器1を図1に図示された遮断位置から図2に図
示された接続位置へ移動するために、駆動手段によって
反時計針方向に回転された。反時計針方向におけるアン
グルレバ−38の回転の際に遮断器1の遮断が行われ
る。アングルレバ−38の脚の間の角度と脚の長さの変
動によって駆動ロッド4は各駆動すべき開閉器タイプの
当該行程と速度を極めて簡単に且つ段階無しに適合でき
る。それ以上の適合のために駆動ロッド4の残りの構造
部材も適切に修正され得る。
【0023】図3、図4と図5は遮断運動の経過におけ
る遮断器1の異なる独特の位置を示す。図3は定格電流
経路の中断直後の位置における遮断器1を示し、定格電
流接点11は接点載置面10から真直ぐに分離され、図
6にてこれは時点T2 と一致する。アングルレバ−38
はおよそ反時計針方向に回転されて、リング17とその
リングと一緒に定格電流接点11とピストン21は長手
方向軸線3と平行に矢印57の方向に移動する。動力は
アングルレバ−38からレバ−41、アングルレバ−4
3やレバ−45を介してリング17と固定的に連結され
た出張り58へ伝達されて、出張りには旋回点46が支
承されている。既に詳述したように、この出張り58と
対称に、他のこの種の出張りやその出張りと連結された
同種のレバ−連結部が設けられている。定格電流接点1
1が既に遮断方向に移動するにもかかわらず、出力電流
経路の接触ピン14は接続位置にとどまる。定格電流接
点11と同時にピストン21が移動し、圧縮容積22に
おける絶縁媒体を圧縮し始める。矢印59が示される如
く、圧力を作用させる媒体が流通路23を通して圧縮容
積22から蓄積容積24へ流出し、ここで媒体がまず第
一に蓄積される。けれども、接触ピン14を作動する第
二部分ロッドはまず第一に死点位置にとどまる。
【0024】定格電流接点11と単数或いは複数のピス
トン21は比較的長く更に遮断方向に移動するけれど
も、第二部分ロッドの死点を越えるとすぐに、接触ピン
14が図4から明らかなように、比較的に大きい最大速
度でその遮断行程を開始する。図6ではこれは時点T3
に一致する。ピストン30は圧縮容積32における絶縁
媒体を圧縮する。矢印60が示すように、圧力を作用さ
せる媒体が流通路33を通して圧縮容積32から蓄積容
積24に流入し、ここで、媒体がまず最初に蓄積され
る。
【0025】行程H1 に到達すると、定格電流接点11
は比較的大きい質量によって制限されて著しい運動エネ
ルギ−を有する。この運動エネルギ−は駆動ロッド4を
介して接触ピン14に与えられ、接触ピン14が接触ピ
ンを更に加速するために、この時点T3 までなかなかそ
の最大遮断速度を達成されない。それ故に、駆動手段は
接触ピン14の加速の際に好ましくはこの利用できない
運動エネルギ−によって支援されるので、遮断器1の駆
動手段はかなり弱く設計され、それで安価に構成され得
る。
【0026】図5は出力電流経路における接点分離直後
の遮断器1を示し、耐消耗性接点フィンガ−装置13と
接触ピン14との間でア−ク61がともり、ア−ク領域
26とそれと一緒に蓄積容積24を加熱する。けれども
熱いガスの一部がすでに開口27を通してア−ク領域2
6から排気容積8へ流出する。図6ではこれは時点T4
に一致する。定格電流接点11とピストン21はすでに
最終的遮断位置に到達したので、圧力を作用させる絶縁
媒体が圧縮容積22から蓄積容積24へ流出しない。接
触ピン14と連結するピストン30は圧縮容積32にお
ける絶縁媒体を圧縮し、そこを支配している圧力条件が
これを許すときにア−ク61の吹き消しを助けるために
絶縁媒体が流通路33を通して蓄積容積24へ流出す
る。
【0027】接触ピン14はさらに遮断方向に移動し、
開口28を開放し、この開口はア−ク領域26から排気
容積8への熱いガスの追加流れを可能とする。この領域
においてア−ク61の冷却は特に強力であるから、通常
には接触ピン14が最終的遮断位置に到達する前に消弧
が生じる。この遮断位置に到達の直前にピストン30は
流通路33の入口を閉じるので、遮断位置に到達の際に
接触ピン14の残りの運動エネルギ−を有効に減衰する
ために、圧縮容積32のとどまる残りは今から空気減衰
容積として利用され得る。図1に図示された遮断位置は
時点T5 にて最終的に到達される。
【0028】遮断器1の接続運動は前記遮断運動と逆方
向に生じる。接続過程の始めには定格電流接点11は、
既に移動する接触ピン14と耐消耗性接点フィンガ−装
置13との間の接続ア−クの早め点弧が行われる間に死
点位置にとどまる。定格電流接点が接続方向に勢いよく
移動した後に初めて、接続ア−クがもはやともらない時
に、即ち接触ピン14が耐消耗性接点フィンガ−装置1
3に到着される時に定格電流接点が定格電流回路を閉じ
る。
【0029】図7a,図7bと図7cには、接続された
状態における遮断器1の第二実施態様が図示されてい
る。図6ではこの位置は時点T1 に一致する。消弧室2
と排気ケ−シング7は第一実施態様の場合と同じに構成
されている。ケ−シング5内には補助的に部分的に貫通
した中間壁62が挿入されていて、その中間壁は長手方
向軸線3に垂直に延びている。排気容積6は中間壁62
の消弧室2の反対を向いた面まで延びている。排気容積
6はケ−シング5に気密に形成する壁63によって閉鎖
されていて、その壁は長手方向軸線3に垂直に延びてい
る。
【0030】中間壁62と壁63には、図7aに示され
る如く、互いに正確に対向して且つ互いに平行な案内溝
64と65が形成されていて、リンクプレ−ト66用案
内として役立つ。案内溝64と65は長手方向軸線3に
対して半径方向に延びている。このリンクプレ−ト66
は電気絶縁引張ロッド67によって図示されていない駆
動手段と接続されて矢印68の方向に上方へ移動でき
る。引張ロッド67は気密にケ−シング5の壁を通して
貫通案内される。リンクプレ−ト66には案内溝69と
70が形成されていて、それら案内溝にボルト71の端
が案内されている。ボルト71は片側で接触ピン14と
固定的に連結された保持フォ−ク72に固定されてい
る。図7cから明らかなように、保持フォ−ク72はリ
ンクプレ−ト66を包囲するので、ボルト71は上方か
ら案内溝69と70へ係合できる。保持フォ−ク72は
ボルト71が案内溝69と70への係合を損なわないよ
うに構成されている。保持フォ−ク72は中間壁62に
軸方向に案内されている。
【0031】図7bと図7cから明らかなように、中間
壁62と壁63には、案内溝64と65と平行に且つこ
れらから間隔を置いた他の案内溝73と74が形成され
ていて、それら案内溝はリンクプレ−ト75用案内とし
て役立つ。このリンクプレ−ト75は電気絶縁引張ロッ
ド76によって図示されていない駆動手段と接続されて
矢印77の方向に移動できる。引張ロッド76は気密に
ケ−シング5の壁を通して貫通案内される。リンクプレ
−ト75には案内溝78と79が形成されていて、それ
ら案内溝にボルト80の端が案内されている。ボルト8
0は片側でリング17と固定的に連結された保持フォ−
ク81に固定されている。図7cから明らかなように、
保持フォ−ク81はリンクプレ−ト75を包囲するの
で、ボルト80は上方から案内溝78と79へ係合でき
る。保持フォ−ク81は案内溝78と79から離脱しな
いように構成されている。保持フォ−ク81は中間壁6
2に軸方向に案内されている。
【0032】定格電流接点11とピストン21の作動の
際にリング17の傾斜を回避するために、リンクプレ−
ト66の他面にはこのリンクプレ−ト66に対してリン
クプレ−ト75と同じ間隔に他の同種のリンクプレ−ト
82が設けられており、リンクプレ−ト82はリンクプ
レ−ト75と同じく形成案内されて作動され、それ故に
その保持はもはや記載する必要がない。
【0033】図8aには接触ピン14の作動用のリンク
プレ−ト66が概略的に図示されている。案内溝69に
おける矢印83は、リンクプレ−ト66が遮断器1の遮
断の際に上方に引き上げられる時にボルト71が移動さ
れる方向を指示する。ボルト71により保持フォ−ク7
2が、そのボルトにより接触ピン14が遮断方向におけ
る軸方向に移動される。駆動手段の速度と案内溝79の
曲線形状は接触ピン14が図6における曲線Cに図示さ
れた運動を完了するように選択されている。
【0034】接触ピン14が遮断位置に到達する直前
に、図示されていないばねにより作用されるフラップ8
4がこのばねに逆らって案内溝69の壁のくぼみに押圧
されているので、ボルト71が通過できる。ボルト71
がフラップ84を通過したら直ぐに、フラップ84は案
内溝69を封鎖していて、ボルト71が図示されていな
いばねの力によって図8aに図示された位置に戻され
る。接続の際には、リンクプレ−ト66が下方へ押圧さ
れると、ボルト71が案内溝70で矢印85の方向に移
動される。それ故に、遮断器1のこの第二実施態様の接
続運動の経過は遮断器1の第一実施態様の接続運動の経
過とは異なっている。接触ピン14が接続位置に到達す
る直前に、図示されていないばねにより作用されるフラ
ップ86はこのばねに逆らって両側に押圧されているの
で、ボルト71が通過できる。ボルト71がフラップ8
6を通過したら直ぐに、フラップ86は案内溝70を封
鎖していて、接触ピン14とそれと一緒にボルト71が
その最終的接続位置にある。
【0035】図8bには定格電流接点11とピストン2
1の作動用のリンクプレ−ト75が概略的に図示されて
いる。案内溝78における矢印87は、リンクプレ−ト
75が遮断器1の遮断の際に上方に引き上げられる時に
ボルト80が移動される方向を指示する。ボルト80に
より保持フォ−ク81が、そのボルトによりリング17
が遮断方向における軸方向に移動される。駆動手段の速
度と案内溝78の曲線形状はリング17とリングと共に
定格電流接点11が図6における曲線Bに図示された運
動を完了するように選択されている。定格電流接点11
がその遮断位置に到達する直前に、図示されていないば
ねにより作用されるフラップ88がこのばねに逆らって
側面に押圧されているので、ボルト80が通過できる。
ボルト80がフラップ88を通過したら直ぐに、フラッ
プ88は案内溝78を封鎖する。接続の際にリンクプレ
−ト75が下方へ押圧されると、ボルト80が案内溝7
9で矢印89の方向に移動される。それ故に、遮断器1
のこの第二実施態様の接続運動の経過は遮断器1の第一
実施態様の接続運動の経過とは異なっている。定格電流
接点11がその接続位置に到達する直前に、図示されて
いないばねにより作用されるフラップ90はこのばねに
逆らって両側に押圧されているので、ボルト80が通過
できる。ボルト80がフラップ90を通過したら直ぐ
に、フラップ90は案内溝79を封鎖していて、定格電
流接点11とそれらと一緒にボルト80がその最終的接
続位置にある。リンクプレ−ト82は既に詳述したよう
に、ここに記載されたリンクプレ−ト75と正確に同じ
に構成されている。
【0036】引張ロッド67と76用の気密な貫通孔の
数を減らすために、この作動要素はケ−シング5の内部
で共通作動のために集中され得るので、ケ−シング5の
壁を通る唯一個の貫通孔のみが必要である。しかし、原
理的には、調整可能な運動経過の大きな多様性を達成す
るために、接触ピン14と定格電流接点11とを二つの
別の駆動手段により移動することが可能である。
【0037】図9aと図9bは、図6におけるおよそ時
点T4 に一致する位置における遮断器1を示す。図9a
は接触ピン14の作動を示し、図9bは死点位置におけ
る定格電流接点11を示す。耐消耗性接点フィンガ−装
置13と接触ピン14との間にア−ク61がともり、ア
−ク領域26とそれと一緒に蓄積容積24を加熱する。
けれども、熱いガスの一部がすでにア−ク領域26から
流出する等、これはすでに以前に記載されていた。図1
0aと図10bは、最終的に遮断された状態における遮
断器1の強力に簡略されて図示された第二実施態様を示
す。
【0038】遮断器1は、大きな電流が例えば発電所に
て発電機の下流領域に発生し得るような特に大きな電流
のために、特に大きな定格電流や短絡電流のためにも、
配置されている。特に誤って大きな短絡電流が流れる
と、電流経路の傍における総ての金属部品において漂浮
電流が生じる。それ故に、漂浮電流により生じた重大な
損傷を回避するために、金属部材が金属的に接触できな
いように、駆動ロッド4の金属部材を形成することは、
意味のあることとわかていた。
【0039】記載された運動経過は油圧駆動手段によっ
て極めて簡単に達成できる。この種の駆動手段は特にこ
れが多くの発電所における場合のような他の目的のため
にすでに油圧制御手段が配置されている所で有益である
から、他の格安な駆動態様が配置され得るために、別の
油圧装置が製造される必要はない。
【図面の簡単な説明】
【図1】遮断された状態における強力に簡略されて図示
された遮断器の第一実施態様を通る部分断面を示す。
【図2】接続された状態における強力に簡略されて図示
された遮断器のこの実施態様を示す。
【図3】遮断運動の経過における遮断器の第一実施態様
の異なる独特の位置を示す。
【図4】遮断運動の経過における遮断器の第一実施態様
の異なる独特の位置を示す。
【図5】遮断運動の経過における遮断器の第一実施態様
の異なる独特の位置を示す。
【図6】遮断器の第一実施態様のひとつの遮断状態の運
動経過を示す。
【図7a】接続された状態における強力に簡略されて図
示された遮断器の第二実施態様を通るそれぞれの部分断
面を示す。
【図7b】接続された状態における強力に簡略されて図
示された遮断器の第二実施態様を通るそれぞれの部分断
面を示す。
【図7c】接続された状態における強力に簡略されて図
示された遮断器の第二実施態様を通るそれぞれの部分断
面を示す。
【図8a】遮断器の第二実施態様の強力に簡略された構
造的細部を示す。
【図8b】遮断器の第二実施態様の強力に簡略された構
造的細部を示す。
【図9a】遮断運動の経過における遮断器の第二実施態
様の二つの独特の位置を示す。
【図9b】遮断運動の経過における遮断器の第二実施態
様の二つの独特の位置を示す。
【図10a】遮断運動の経過における遮断器の第二実施
態様の二つの独特の位置を示す。
【図10b】遮断運動の経過における遮断器の第二実施
態様の二つの独特の位置を示す。
【符号の説明】
1.....遮断器 2.....消弧室 3.....長手方向軸線 4.....駆動ロッド 5.....ケ−シング 6.....排気容積 7.....排気ケ−シング 8.....排気容積 9.....絶縁パイプ 10....接点載置面 11....定格電流接点 12....接点載置面 13....接点フィンガ−装置 14....接触ピン 15....接点保持体 16....螺旋接点 17....リング 18....ラム 19....外部消弧室容積 20....ピストンロッド 21....ピストン 22....圧縮容積 23....流通路 24....蓄積容積 25....分離壁 26....ア−ク領域 27、28....開口 29....ライニング 30....ピストン 31....シリンダ 32....圧縮容積 33....流通路 34、35、36、37....固定回転軸線 38....アングルレバ− 39、40....旋回点 41....レバ− 42....旋回点 43....アングルレバ− 44....旋回点 45....レバ− 46....旋回点 47....レバ− 48....旋回点 49....アングルレバ− 50....旋回点 51....レバ− 52....旋回点 53....アングルレバ− 54....旋回点 55....レバ− 56....旋回点 57....矢印 58....出張り 59、60....矢印 61....ア−ク 62....中間壁 63....壁 64、65....案内溝 66....リンクプレ−ト 67....引張ロッド 68....矢印 69、70....案内溝 71....ボルト 72....保持フオ−ク 73、74....案内溝 75....リンクプレ−ト 76....引張ロッド 77....矢印 78、79....案内溝 80....ボルト 81....保持フオ−ク 82....リンクプレ−ト 83....矢印 84....フラップ 85....矢印 86....フラップ 87....矢印 88....フラップ 89....矢印 90....フラップ A.....駆動手段の運動曲線 B.....定格電流接点11の運動曲線 C.....接触ピン14の運動曲線 H1 ....定格電流接点11の行程 H2 ....接触ピン14の行程 H3 ....駆動手段の行程 T1 −T5 ....時点
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ルック・リーフエル スイス国、8002チユーリッヒ、リータース トラーセ、87

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 絶縁媒体、特に六フッ化硫黄(SF6 )
    ガスを充填された回転対称に形成されて長手方向軸線
    (3)に沿って延びていて、中心接触ピン(14)と定
    格電流接点(11)を備える別の定格電流路とをもつ出
    力電流路を有する少なくとも一個の消弧室(2)と、中
    心接触ピン(14)と定格電流接点(11)を操作する
    一個の駆動ロッド(4)とを備えた遮断器において、 駆動ロッド(4)は、定格電流路が中断される間に遮断
    過程の始めに接触ピン(14)が第一死点位置にとどま
    るように形成されており、 その後に接触ピン(14)が定格電流接点(11)より
    速い中間速度で遮断方向に移動でき、 定格電流接点(11)は遮断行程の終わり頃に第二死点
    位置に到着し、 定格電流接点(11)が遮断運動を終わった後に初めて
    接触ピン(14)が遮断位置に到達することを特徴とす
    る遮断器。
  2. 【請求項2】 接続過程の始めには定格電流接点(1
    1)は接続ア−クの早め点弧が行われる間に第二死点位
    置にとどまることを特徴とする請求項1に記載の遮断
    器。
  3. 【請求項3】 定格電流接点(11)と連結されて少な
    くとも一個の可動性第一ピストン−シリンダ装置が設け
    られ、その装置内で圧縮容積(22)における絶縁媒体
    の一部が遮断の際にピストン(21)によって圧力を作
    用されることを特徴とする請求項1或いは請求項2に記
    載の遮断器。
  4. 【請求項4】 遮断行程の終わり頃に定格電流接点(1
    1)を有する運動エネルギ−の少なくとも一部が接触ピ
    ン(14)の加速度用の駆動ロッド(4)によって利用
    できることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれ
    か一項に記載の遮断器。
  5. 【請求項5】 接触ピン(14)の全行程と中間速度は
    いつも定格電流接点(11)の全行程と中間速度より大
    きいことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか
    一項に記載の遮断器。
  6. 【請求項6】 接触ピン(14)は最大接続速度或いは
    最大遮断速度で10m/sec から20m/sec までの範
    囲にて駆動されており、そして定格電流接点(11)は
    最大接続速度或いは最大遮断速度で2m/sec から6m
    /sec までの範囲にて駆動されていることを特徴とする
    請求項5に記載の遮断器。
  7. 【請求項7】 少なくとも一個の第二ピストン−シリン
    ダ装置が設けられ、その装置内で圧縮容積(32)にお
    ける絶縁媒体の一部が遮断の際に接触ピン(14)と連
    結されたピストン(30)によって圧力を作用されるの
    で、この絶縁媒体の一部がア−クの吹き消しのために使
    用でき、そしてさらに圧縮容積(32)が接触ピン(1
    4)の遮断行程の終わり頃に空気減衰容積として役立つ
    ことを特徴とする請求項3乃至請求項6のいずれか一項
    に記載の遮断器。
  8. 【請求項8】 駆動ロッド(4)は二つの部分ロッドを
    有し、その内の第一部分ロッドが定格電流接点(11)
    とピストン(21)を作動するために設けられ、第二部
    分ロッドが接触ピン(14)を作動するために設けられ
    ていることを特徴とする請求項1乃至請求項7のいずれ
    か一項に記載の遮断器。
  9. 【請求項9】 二つの部分ロッドは頂点において固定回
    転軸線(34)を中心に回転可能なアングルレバ−(3
    8)の各一個の脚に連接されており、そして二つの部分
    ロッドはそれぞれに遮断の場合及び接続の場合に同じ経
    路をそれぞれに逆方向に運行することを特徴とする請求
    項8に記載の遮断器。
  10. 【請求項10】 第一部分ロッドの場合にレバ−(4
    1)はアングルレバ−(38)を頂点が第二固定回転軸
    線(35)を中心に回転できる第二アングルレバ−(4
    3)の第一脚と連結されており、第二アングルレバ−
    (43)の第二脚は旋回点(46)を備えるレバ−(4
    5)によりリング(17)に連結されており、第二部分
    ロッドの場合にレバ−(47)はアングルレバ−(3
    8)を頂点が第三固定回転軸線(36)を中心に回転で
    きる第三アングルレバ−(49)の第一脚と連結されて
    おり、第三アングルレバ−(49)の第二脚は可動旋回
    点(52)を備えるレバ−(51)により第四アングル
    レバ−(53)の頂点に連結し、この場合に第四アング
    ルレバ−(53)の第一脚が第四固定回転軸線(37)
    を中心に回転でき、その間に第二脚がレバ−(55)に
    よって接触ピン(14)に取り付けた軸方向に移動可能
    な旋回点(56)と枢着に連結されていることを特徴と
    する請求項8に記載の遮断器。
  11. 【請求項11】 第一部分ロッドは一個の第一可動リン
    クプレ−ト(66)を備えており、第二部分ロッドは少
    なくとも一個の第二可動リンクプレ−ト(75)を備え
    ていて、第一可動リンクプレ−ト(66)と少なくとも
    一個の第二可動リンクプレ−ト(75、82)は共通に
    或いは別々に駆動可能に形成されていることを特徴とす
    る請求項8に記載の遮断器。
  12. 【請求項12】 両部分ロッドの少なくとも一方が接続
    の際や遮断の際にそれぞれ一個の少なくとも一部に異な
    る経路を運行することを特徴とする請求項11に記載の
    遮断器。
  13. 【請求項13】 第二可動リンクプレ−ト(75、8
    2)は二重に形成されていて、この両リンクプレ−ト
    (75、82)がそれぞれに同じ間隔で第一リンクプレ
    −ト(66)の両側に配置されていることを特徴とする
    請求項11或いは請求項12に記載の遮断器。
  14. 【請求項14】 リンクプレ−ト(66、75、82)
    には案内溝(69、70、78、79)が加工されてお
    り、リンクプレ−ト(66、75、82)のためにボル
    ト(71、80)が案内溝(69、70、78、79)
    と作用しており、ボルト(71、80)は保持フオ−ク
    (72、81)に保持されており、この保持フオ−ク
    (72、81)が長手方向軸線(3)と平行に移動可能
    に案内されていることを特徴とする請求項11乃至請求
    項13のいずれか一項に記載の遮断器。
  15. 【請求項15】 案内溝(69、70、78、79)は
    フラップ(84、86、88、90)を備えていて、ボ
    ルト(71、80)が接続の際や遮断の際に異なる経路
    を案内されていることを保証することを特徴とする請求
    項14に記載の遮断器。
JP2001032530A 2000-02-11 2001-02-08 遮断器 Expired - Fee Related JP4492991B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE10006167A DE10006167B4 (de) 2000-02-11 2000-02-11 Leistungsschalter
DE10006167:2 2000-02-11

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001250459A true JP2001250459A (ja) 2001-09-14
JP4492991B2 JP4492991B2 (ja) 2010-06-30

Family

ID=7630629

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001032530A Expired - Fee Related JP4492991B2 (ja) 2000-02-11 2001-02-08 遮断器

Country Status (7)

Country Link
US (1) US6429394B2 (ja)
EP (1) EP1124243B1 (ja)
JP (1) JP4492991B2 (ja)
CN (1) CN1165933C (ja)
AT (1) ATE256334T1 (ja)
DE (2) DE10006167B4 (ja)
RU (1) RU2256975C2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007305590A (ja) * 2006-05-12 2007-11-22 Areva T & D Sa サーボモータによって駆動される、交流電源の断路器回路遮断装置
KR101786519B1 (ko) * 2013-01-08 2017-10-18 엘에스산전 주식회사 가스 절연 차단기

Families Citing this family (23)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0257956B2 (en) * 1986-08-19 2000-11-22 Genentech, Inc. Use of polypeptide growth factors and cytokines for the manufacture of a device and of a dispersion
EP1630841B1 (de) * 2004-08-23 2010-10-06 ABB Technology AG Schaltkammer und Hochleistungsschalter
DE502004002381D1 (de) * 2004-08-23 2007-02-01 Abb Technology Ag Hochleistungsschalter mit Bewegungsumkehr
US7292422B2 (en) * 2004-11-29 2007-11-06 Siemens Energy & Automation, Inc. Occupancy-based circuit breaker control
FR2906642B1 (fr) * 2006-09-29 2008-12-19 Areva T & D Sa Actionnement par came cylindrique des contacts d'une chambre de coupure a double mouvement.
CN100536054C (zh) * 2007-06-08 2009-09-02 华中科技大学 旋转电弧脉冲功率开关
EP2180492B1 (de) * 2008-10-22 2013-12-04 ABB Technology AG Schaltkammer für einen Hochspannungsschalter sowie Hochspannungsschalter
EP2337052B1 (en) * 2009-12-17 2017-02-22 ABB Schweiz AG A switching device and a switchgear
JP4879366B1 (ja) * 2010-10-12 2012-02-22 三菱電機株式会社 ガス遮断器
US9147543B2 (en) * 2010-12-07 2015-09-29 Mitsubishi Electric Corporation Gas circuit breaker
JP4989794B1 (ja) * 2011-08-30 2012-08-01 三菱電機株式会社 ガス遮断器
DE102012200238A1 (de) 2012-01-10 2013-07-11 Siemens Aktiengesellschaft Elektrisches Schaltgerät
CN102881477B (zh) * 2012-09-24 2014-12-24 中国西电电气股份有限公司 一种双滑移传动机构
US20140175061A1 (en) 2012-12-20 2014-06-26 Abb Technology Ag Electrical switching device with a triple motion contact arrangement
DE102013200918A1 (de) * 2013-01-22 2014-07-24 Siemens Aktiengesellschaft Schaltgeräteanordnung
DE102013200913A1 (de) 2013-01-22 2014-07-24 Siemens Aktiengesellschaft Schaltanordnung
CN107077988B (zh) * 2014-06-02 2019-07-16 Abb瑞士股份有限公司 高电压压气式断路器及具有这种压气式断路器的断路器单元
DE102015217956A1 (de) * 2015-09-18 2017-03-23 Siemens Aktiengesellschaft Dämpfungseinheit und Verfahren zum Dämpfen von Bewegungen in einem Leistungsschalter
US10347436B2 (en) * 2015-10-08 2019-07-09 Abb Schweiz Ag Switching device
EP3385969B1 (en) * 2017-04-07 2021-10-20 ABB Power Grids Switzerland AG Gas-insulated circuit breaker and a method for breaking an electrical connection
DE102017221707A1 (de) * 2017-12-01 2019-06-27 Siemens Aktiengesellschaft Elektrischer Schalter
CN109256290B (zh) * 2018-10-11 2020-11-24 西安西电开关电气有限公司 双动开关设备及其断口传动装置
CN114613639B (zh) * 2022-03-24 2023-08-15 西安西电开关电气有限公司 一种开关的传动系统

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CH653801A5 (de) * 1981-04-06 1986-01-15 Sprecher & Schuh Ag Gekapselter, ein isoliergas enthaltender hochspannungsschalter.
DE4211156A1 (de) * 1992-03-31 1993-10-07 Siemens Ag Elektrischer Hochspannungs-Leistungsschalter
DE19517580C2 (de) 1995-05-05 1997-03-13 Siemens Ag Elektrischer Hochspannungsschalter
DE19613569A1 (de) * 1996-04-04 1997-10-09 Asea Brown Boveri Leistungsschalter
DE19613568A1 (de) * 1996-04-04 1997-10-09 Asea Brown Boveri Leistungsschalter
FR2770678B1 (fr) * 1997-10-30 1999-12-31 Gec Alsthom T & D Sa Disjoncteur de generateur a commande mecanique unique

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007305590A (ja) * 2006-05-12 2007-11-22 Areva T & D Sa サーボモータによって駆動される、交流電源の断路器回路遮断装置
KR101786519B1 (ko) * 2013-01-08 2017-10-18 엘에스산전 주식회사 가스 절연 차단기

Also Published As

Publication number Publication date
DE10006167A1 (de) 2001-09-06
RU2256975C2 (ru) 2005-07-20
EP1124243A2 (de) 2001-08-16
US6429394B2 (en) 2002-08-06
US20010025827A1 (en) 2001-10-04
CN1310460A (zh) 2001-08-29
DE10006167B4 (de) 2009-07-23
EP1124243B1 (de) 2003-12-10
EP1124243A3 (de) 2002-05-08
CN1165933C (zh) 2004-09-08
DE50101099D1 (de) 2004-01-22
ATE256334T1 (de) 2003-12-15
JP4492991B2 (ja) 2010-06-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2001250459A (ja) 遮断器
US4139752A (en) Gas-type circuit-breaker
US5079392A (en) Gas circuit breaker
JPH07109744B2 (ja) 圧縮ガス遮断器
JPH01159922A (ja) 加圧ガス開閉器
US3985988A (en) Electric circuit breaker assembly
US4163131A (en) Dual-compression gas-blast puffer-type interrupting device
JPH0574896B2 (ja)
JP2008112633A (ja) ガス遮断器
JPH0668945B2 (ja) 複動式圧縮ガス高圧遮断器
JPH02230625A (ja) 中高電圧回路遮断器
US3991292A (en) Dual compression puffer interrupter
US2572406A (en) High-voltage oil circuit breaker
JP2577116B2 (ja) 高圧又は中電圧の遮断器
JPS6236336B2 (ja)
JPS63292538A (ja) 加圧ガス開閉器
US4131774A (en) Circuit interrupter operating mechanism
KR100345691B1 (ko) 복합 소호형 가스 차단기
US2681958A (en) Circuit breaker with blast valve actuated by a fluid motor and a spring
US3435166A (en) Gas blast circuit breaker with improved resistor switch
JP2562098B2 (ja) 中高電圧用ガス吹付け回路遮断器
US4205208A (en) Double-flow compressed-gas operating mechanism for a high-voltage circuit-breaker
CA1065936A (en) Puffer-type compressed-gas circuit-interrupter
JP2682180B2 (ja) パッファ形ガス遮断器
US4686337A (en) Circuit interrupter having a chemical operator with double-acting drive means

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20071011

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20091124

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100224

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100323

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100402

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100402

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4492991

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130416

Year of fee payment: 3

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20100525

A072 Dismissal of procedure [no reply to invitation to correct request for examination]

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A072

Effective date: 20101019

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130416

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140416

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees