JP2001250073A - 発注情報提供システム - Google Patents

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JP2001250073A
JP2001250073A JP2000062116A JP2000062116A JP2001250073A JP 2001250073 A JP2001250073 A JP 2001250073A JP 2000062116 A JP2000062116 A JP 2000062116A JP 2000062116 A JP2000062116 A JP 2000062116A JP 2001250073 A JP2001250073 A JP 2001250073A
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Hisaaki Kono
寿明 河野
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Sekisui Chemical Co Ltd
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Sekisui Chemical Co Ltd
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P90/00Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
    • Y02P90/30Computing systems specially adapted for manufacturing

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  • Warehouses Or Storage Devices (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】仕入先に対し、定期的な発注情報とともに将来
的な発注予測情報を提供することにより、特に仕入先側
における生産計画の精度を高め、自社の在庫管理効率を
向上させることのできる発注情報提供システムを提供す
る。 【解決手段】この発注情報提供システムは、処理日現在
の在庫数量が補充点を下回っている場合に発注ロットに
基づく補充要求数量を発注情報として出力する発注情報
出力部6と、過去及び当年直近一定期間の出荷実績から
算出した1日当りの平均出荷予測数量に基づいて、在庫
数量が補充点を下回ると予測される次回補充要求予測日
及び当該予測日における次回補充要求予測数量を発注予
測情報として出力する発注予測情報出力部7と、それら
発注情報及び発注予測情報を仕入先5に対して一定期間
毎に自動送信する発注情報送信部8とを具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、仕入先(製造メー
カー等)から仕入れた商品を一旦、自社の在庫として管
理し、その在庫を販売先(小売店や代理店等)からの受
注に応じて順次出荷する在庫管理業務において、仕入先
に対し、自社の在庫を補充するための発注情報等を提供
する発注情報提供システムに関する。
【0002】
【従来の技術】前記のような在庫管理業務において特に
需要変動の大きい商品を取り扱う場合、図3に示すよう
に、自社の在庫における基準在庫と補充点とを予め設定
しておき、在庫数量が補充点を下回った時点で仕入先に
対し所定の発注ロットで発注を行う、いわゆる補充点発
注方式の在庫管理が一般に行われている。通常は、当該
商品の需要動向や出荷実績を踏まえ、さらには仕入先へ
の発注ロットや納品までのリードタイム等を考慮して、
基準在庫や補充点が設定されている。
【0003】このような補充点発注方式の在庫管理にお
いて、自社の在庫数量をチェックして仕入先に発注情報
を送信する作業は、例えば家庭日用品業界では週2回、
あるいは3日サイクルで行われていることが多い。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】一方、仕入先となるメ
ーカー等では、通常、商品を複数の販売先に対して供給
しており、また大抵は商品毎に月次の生産計画を立て
て、それに沿った生産を行っている。そのため、家庭日
用品のように販路が広く、商品の改廃が頻繁で、しかも
季節的要因や拡販催事等により需要動向が大きく変動す
るような商品分野においては、3日サイクルのような発
注でも、特に仕入先側で発注数量の変動に即応できない
事態がしばしば発生する。また、3日サイクルのような
発注では、仕入先側における月次の生産計画に需要動向
を適切に反映させることも困難である。
【0005】すると、自社の在庫管理においても、仕入
先への発注から納品までのリードタイム(LT)が長く
なって在庫の補充が遅れ、販売先からの受注に対応でき
ずに品切れを発生させてしまうことが生じる。また、品
切れを防ぐためには余分の在庫を確保せざるをえなくな
り、在庫管理の非効率化を招く。
【0006】本発明は、かかる事情に鑑みてなされたも
のである。すなわち本発明の解決課題は、仕入先に対
し、定期的な発注情報とともに将来的な発注予測情報を
提供することによって、特に仕入先側における生産計画
の精度を高め、これにより自社の在庫管理効率を向上さ
せることのできる発注情報提供システムを提供すること
にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明の発注情報提供システムの構成は、処理日現
在の在庫数量を予め設定された補充点と比較し、在庫数
量が補充点を下回っている場合には、所定の発注ロット
に基づく補充要求数量を仕入先への発注情報として出力
する発注情報出力手段と、過去及び当年直近一定期間の
出荷実績から算出した1日当りの平均出荷予測数量に基
づいて、処理日以降の在庫数量が補充点を下回ると予測
される次回補充要求予測日を算出し、この次回補充要求
予測日及び当該予測日における次回補充要求予測数量を
仕入先への発注予測情報として出力する発注予測情報出
力手段と、前記発注情報及び発注予測情報を仕入先に対
して一定期間毎に自動送信する発注情報送信手段とを具
備することを特徴とする。
【0008】すなわち、本発明は、前記従来のような補
充点発注方式の在庫管理において行われる仕入先への定
期的な補充要求とともに、処理日以降の在庫数量が将来
のいつの時点で補充点を下回るかを予測して、その発注
予測情報を仕入先に提供するように構成したものであ
る。発注予測情報は、少なくとも、出荷実績に基づいて
算出された次回補充要求予測日と次回補充要求予測数量
とからなり、これらの情報を定期的に仕入先に提供する
ことによって、仕入先における生産計画の効率化及び品
切れの解消を図ることが可能になる。
【0009】発注情報出力手段及び発注予測情報出力手
段は、例えば在庫管理用のコンピュータ等に発注情報及
び発注予測情報の算出処理を実行するプログラムを一体
に組み込んだもの、あるいは、発注処理用コンピュータ
として在庫管理用のコンピュータ等に接続したものとし
て構成することができる。また、発注情報送信手段は、
例えば前記コンピュータに接続された自動送信機能を有
するファクシミリや、前記コンピュータに組み込まれた
オンラインによるデータ送信システム等を利用して構成
することができる。
【0010】そして、前記発注情報送信手段は、発注情
報及び発注予測情報とともに、直近一定期間の出荷実
績、処理日現在の在庫数量、並びに予定されている拡販
企画数量及び拡販企画予定日を、仕入先に対する発注参
考情報として送信するように設定されてもよい。このよ
うに、自社の在庫状況や受注状況に関連する参考情報を
併せて仕入先に提供することにより、仕入先における生
産計画の精度をさらに充実させることができる。
【0011】また、本発明における前記発注予測情報出
力手段は、実在庫数量及び拡販企画用確保数量に未入荷
の発注残数量を加えた処理日以降の在庫数量から、補充
点及び拡販企画数量を引き落とし、その残数量を1日当
りの平均出荷予測数量で除すことにより補充点到達予測
日数を算出し、この補充点到達予測日数を処理日の日付
に加算して次回補充要求予測日を算出するように設定さ
れる。これにより、発注数量や出荷数量の大きな変動要
因である拡販催事企画の予定を反映させた、合理的な在
庫管理を行うことができる。
【0012】さらに、本発明における前記発注予測情報
出力手段は、補充点到達予測日数を算出するに際し、拡
販企画数量を拡販企画予定日の時点で在庫数量から引き
落とすように設定されてもよい。これにより、実際の拡
販企画予定日のタイミングに対応した発注予測を行うこ
とができ、より無駄のない在庫管理を行うことが可能に
なる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照しつつ説明する。
【0014】図1は、本発明の発注情報提供システムの
全体的なシステム構成を示す図である。
【0015】この発注情報提供システムは、例えば営業
部1などの受注窓口を経て入力された客先2からの受注
情報を処理する受注情報処理部3と、日々の入出庫情報
に基づいて自社の在庫状況を管理する在庫情報処理部4
とにそれぞれ接続され、受注情報処理部3及び在庫情報
処理部4に蓄積された受注データや在庫データを随時利
用しうる状態で運用される。
【0016】受注情報処理部3及び在庫情報処理部4
は、いずれも、従来の一般的な受注管理や在庫管理に用
いられているシステム構成にかかるものである。すなわ
ち、受注情報処理部3では、受注情報として、客先名
(又は納品先名)、受注日、品番、品名、受注数量、納
期、受注金額、納品予定日(納品指定日)等が入力さ
れ、これらのデータが納品処理や売掛・請求処理等に連
動するようになっている。また、実施予定の拡販催事に
関する受注情報として、拡販企画予定日及び拡販企画数
量も入力される。
【0017】一方、在庫情報管理部では、各商品の基準
在庫、補充点、発注ロット等が予め設定されるととも
に、現在の実在庫数量、予定されている拡販企画に備え
て確保された拡販企画用確保数量、発注済で未入荷の発
注残数量等が、日々の入出庫数量の入力により逐次更新
される。また、当年及び前年以前の一定期間についての
出荷実績も、データベースとして蓄積される。
【0018】本発明の発注情報提供システムは、仕入先
5に対する発注情報を出力する発注情報出力部6(発注
予測情報出力手段)、発注予測情報を出力する発注予測
情報出力部7(発注予測情報出力手段)、及びそれら発
注情報と発注予測情報とを仕入先5に対して送信する発
注情報送信部8(発注情報送信手段)とを備える。
【0019】発注情報出力部6においては、処理日現在
の在庫数量を予め設定された補充点と比較し、在庫数量
が補充点を下回っている場合には、商品毎に設定された
所定の発注ロットに基づく数量を補充要求数量として在
庫情報処理部4より抽出する。そして、この補充要求数
量を、今回の処理日における仕入先5への発注情報とし
て出力し、発注情報送信部8に伝達する。処理日現在の
在庫数量が補充点を下回っていない場合には、今回の処
理日における補充要求数量はゼロとなり、発注情報の出
力は次回の処理日以降に持ち越される。
【0020】ここで、「処理日現在の在庫数量」とは、
入庫済みの実在庫数量と、既に確保された拡販企画用確
保数量と、未入荷の発注残数量とを合算した数量であ
る。ただし、今回の処理日において補充要求数量が出力
された場合には、この補充要求数量を前記発注残数量に
加算し、それを含めた全合算数量を「処理日以降の在庫
数量」として扱う。
【0021】発注予測情報出力部7においては、過去及
び当年直近一定期間の出荷実績から算出した1日当りの
平均出荷予測数量に基づいて、処理日以降の在庫数量が
補充点を下回ると予測される次回補充要求予測日を算出
する。処理日の属する当月の1日当りの平均出荷予測数
量は、以下の式1により得られる。
【0022】 当月の1日当りの平均出荷予測数量=[当年直近一定期間の月平均出荷実績数 量/前年の同じ一定期間の月平均出荷実績数量]×前年同月の出荷実績数量/前 年同月の営業日数 …(式1) なお、前記式1における一定期間とは、例えば半年間や
1年間である。
【0023】そして、前記した処理日以降の在庫数量
(=実在庫数量+拡販企画用確保数量+今回の処理日に
おける補充要求数量を含む発注残数量)から補充点を控
除し、さらに拡販企画数量を引き落とした数量を、平均
出荷予測数量で除すことにより、補充点到達予測日数を
算出する。すなわち、補充点到達予測日数は、 補充点到達予測日数=(処理日以降の在庫数量−補充点−拡販企画数量)/平 均出荷予測数量 …(式2) これにより得られた補充点到達予測日数を処理日当日の
日付に加算して、次回補充要求予測日を算出する。そし
て、この次回補充要求予測日の時点で所定の発注ロット
に基づく次回補充要求数量が出力されるという予測が成
立する。
【0024】なお、次回補充要求予測日が処理日の翌月
以降にかかる場合には、その翌月以降に属する期間の予
測は、前記式1を翌月以降の値に置き換えて求めた1日
当りの平均出荷予測数量に基づいて行ってもよい。これ
により、季節的な需要変動の大きい商品等についても、
精度のよい在庫管理を行うことができる。
【0025】ところで、前記式2における拡販企画数量
の引き落とし処理については、処理日時点で予め在庫
数量から引き落とすか、将来の拡販企画予定日の時点
で在庫数量から引き落とすか、の二通りの処理基準を設
定することができる。
【0026】図2は、前記それぞれの場合に予測さ
れる在庫推移を示す。(処理日の時点で引き落とし)
の場合には、拡販企画数量が、予め実在庫の中から計算
上、確実に確保されることとなる。しかし、拡販企画予
定日までの日数やその期間の在庫状況によっては、その
確保分が余剰在庫となって在庫の効率を低下させるおそ
れもある。一方、(拡販企画予定日の時点で引き落と
し)の場合には、特に拡販企画予定日までの期間が長い
場合、その確保分に相当する数量を流動性のある実在庫
に含めて扱うことにより、補充点到達予測日数を延ばす
ことができる。つまり、実際の拡販企画用の在庫は、拡
販企画予定日の時点で確保されていればよいとの前提に
立った処理基準である。これにより、実際の拡販企画予
定日のタイミングに対応した、より無駄のない在庫管理
を行うことが可能になる。
【0027】このようにして算出された次回補充要求予
測日及び次回補充要求予測数量は、この処理日における
仕入先5への発注予測情報として出力され、発注情報送
信部8に伝達される。
【0028】発注情報送信部8では、前記発注情報及び
発注予測情報を所定のデータ形式にとりまとめ、自動フ
ァクシミリやオンラインによるデータ送信システム等を
利用して、仕入先5に自動送信する。このとき、前記発
注情報及び発注予測情報と併せて、直近一定期間の出荷
実績や処理日現在の在庫数量、予定されている拡販企画
数量及び拡販企画予定日など、仕入先5での生産計画立
案に有用となり得る参考情報を、発注参考情報として仕
入先5に送信してもよい。このように、自社の在庫状況
や受注状況に関連する情報を併せて仕入先5に提供する
ことにより、仕入先5における生産計画を立てやすくし
て、その精度を高めさせることができる。これにより、
自社の側においても、無駄がなく、かつ品切れを生じに
くい在庫管理を実現することができる。
【0029】次いで、前記した発注情報提供システムに
よる発注予測処理の具体例について、表1を参照しつつ
説明する。
【0030】<具体例1>表1は、6種類の商品につい
て、[品番][品名][拡販企画数量][基準在庫]
[補充点][発注残数量][実在庫][拡販企画用確保
数量][当年直近半年間の出荷実績数量(月平均)]
[前年の同じ半年間の出荷実績数量(月平均)][前年
同月の出荷実績数量][当月の1日当り平均出荷予測数
量][今回補充要求数量][次回補充要求予測日][次
回補充要求予測数量]を一覧化したものである。なお、
この表1に示した発注予測処理においては、処理日を1
999年12月9日とし、計算の便宜上、1月当りの営
業日数を30日と設定している。
【0031】
【表1】
【0032】ここで、まず商品A(品番:AAA/品
名:aaa)を例にとると、処理日現在の在庫数量=実
在庫数量(1260)+発注残数量(2544)+拡販
企画用確保数量(0)=3804(個)であり、処理日
現在の在庫数量(3804)≧補充点(300)である
ため、今回の補充要求数量=0(個)となる。
【0033】一方、出荷実績から算出される1日当り平
均出荷予測数量は、前記式1により、1日当りの平均出
荷予測数量=(2256/1676)×3144/30
=141.1(個)となる。そして、この平均出荷予測
数量を用いて算出される補充点到達予測日数は、前記式
2により、補充点到達予測日数=(3804−300−
0)/141.1=24.8(日)となる。したがっ
て、この処理日から約25日後、つまり2000年1月
3日頃に在庫数量が補充点を下回り、その時点で次回補
充要求数量(500)が出力されるという予測になる次
に、商品B(品番:BBB/品名:bbb)を例にとる
と、処理日現在の在庫数量=実在庫数量(504)+発
注残数量(3456)+拡販企画用確保数量(0)=3
960(個)であり、処理日現在の在庫数量(396
0)≧補充点(1000)であるため、今回の補充要求
数量=0(個)となる。
【0034】また、当月の1日当り平均出荷予測数量
は、前記式1により、1日当りの平均出荷予測数量=
(3281/1806)×3240/30=196.2
(個)となる。ところで、この商品Bについては、12
月21日に数量1000の拡販企画が予定されている。
したがって、補充点到達予測日数は、前記式2により、
補充点到達予測日数=(3960−1000−100
0)/196.2=10.0(日)となる。つまり、こ
の処理日から10日後にあたる12月19日頃に、拡販
企画数量分を除く在庫数量が補充点を下回り、次回補充
要求数量(1000)が出力されるという予測になる。
【0035】上記に説明した商品Bについての予測処理
は、式2における拡販企画数量の引き落とし処理を、前
記の処理基準に基づいて処理日(12月9日)の時点
で行ったものである。しかし、この商品Bの拡販企画予
定日は12月21日であり、前記により算出された次回
補充要求予測日(12月19日)よりも先であるため、
12月19日の時点では、まだ拡販企画分の在庫(10
00)が未出荷である。そこで、前記の処理基準に示
したように、この拡販企画数量の引き落としを今回の処
理日では一旦保留し、拡販企画予定日の時点で引き落と
し処理を行うこともできる。
【0036】つまり、今回の処理日から拡販企画予定日
(12月21日)までの12日間で、実在庫の減少分=
1日当り平均出荷予測数量(196.2)×12(日)
=2354(個)と予測される。したがって、12月2
1日時点での在庫数量=処理日現在の実在庫数量(39
60)−2354=1606(個)となり、ここからさ
らに拡販企画数量(1000)が引き落とされる。その
結果、在庫数量が補充点(1000)を下回るのは、こ
の12月21日となる。つまり、前記の処理基準に基
づく予測処理では12月19日となる次回補充要求予測
日が、の処理基準に基づく予測処理では12月21日
となる。このように、次回補充要求予測日の算出にあた
って実際の拡販企画予定日のタイミングを反映すること
により、余剰在庫をできる限り持たないようにした効率
的な在庫管理を行うことが可能になる。
【0037】
【発明の効果】本発明の発注情報提供システムは、仕入
先への定期的な補充要求とともに、処理日以降の在庫数
量が将来のいつの時点で補充点を下回るかを予測して、
その発注予測情報を仕入先に定期的に提供するように構
成されている。したがって、仕入先側でもこの発注予測
情報を利用し、過去の出荷実績や将来予測される発注数
量の変動を反映した精度の高い生産計画を立てることが
できる。これにより、仕入段階での品切れがなくなり、
発注から納品までのリードタイムも短縮され、さらに過
剰在庫も減少して、在庫管理の効率化が図られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の発注情報提供システムの全体的なシス
テム構成を示す図である。
【図2】本発明の発注情報提供システムにおける次回補
充要求予測日の算出において、2種類の処理基準による
在庫数量の推移を比較して示す説明図である。
【図3】従来一般の補充点発注方式の在庫管理における
在庫数量の推移を示す説明図である。
【符号の説明】
5 仕入先 6 発注情報出力部(発注情報出力手段) 7 発注予測情報出力部(発注予測情報出力手段) 8 発注情報送信部(発注情報送信手段)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 処理日現在の在庫数量を予め設定された
    補充点と比較し、在庫数量が補充点を下回っている場合
    には、所定の発注ロットに基づく補充要求数量を仕入先
    への発注情報として出力する発注情報出力手段と、 過去及び当年直近一定期間の出荷実績から算出した1日
    当りの平均出荷予測数量に基づいて、処理日以降の在庫
    数量が補充点を下回ると予測される次回補充要求予測日
    を算出し、この次回補充要求予測日及び当該予測日にお
    ける次回補充要求予測数量を仕入先への発注予測情報と
    して出力する発注予測情報出力手段と、前記発注情報及
    び発注予測情報を仕入先に対して一定期間毎に自動送信
    する発注情報送信手段とを具備する発注情報提供システ
    ム。
  2. 【請求項2】 発注情報送信手段は、発注情報及び発注
    予測情報とともに、直近一定期間の出荷実績、処理日現
    在の在庫数量、並びに予定されている拡販企画数量及び
    拡販企画予定日を、仕入先に対する発注参考情報として
    送信するように設定されていることを特徴とする請求項
    1に記載の発注情報提供システム。
  3. 【請求項3】 発注予測情報出力手段は、実在庫数量及
    び拡販企画用確保数量に未入荷の発注残数量を加えた処
    理日以降の在庫数量から、補充点及び拡販企画数量を引
    き落とし、その残数量を1日当りの平均出荷予測数量で
    除すことにより補充点到達予測日数を算出し、この補充
    点到達予測日数を処理日の日付に加算して次回補充要求
    予測日を算出するように設定されていることを特徴とす
    る請求項1又は2に記載の発注情報提供システム。
  4. 【請求項4】 発注予測情報出力手段は、補充点到達予
    測日数を算出するに際し、拡販企画数量を拡販企画予定
    日の時点で在庫数量から引き落とすように設定されてい
    ることを特徴とする請求項3に記載の発注情報提供シス
    テム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111275382A (zh) * 2020-01-19 2020-06-12 贵州中烟工业有限责任公司 一种片烟库存智能核对管理方法及系统
CN113762832A (zh) * 2020-08-10 2021-12-07 北京沃东天骏信息技术有限公司 库存信息处理方法、装置、存储介质及电子设备

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