JP2001249689A - 電子認証システム、電子認証方法及び記録媒体 - Google Patents

電子認証システム、電子認証方法及び記録媒体

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JP2001249689A JP2000061796A JP2000061796A JP2001249689A JP 2001249689 A JP2001249689 A JP 2001249689A JP 2000061796 A JP2000061796 A JP 2000061796A JP 2000061796 A JP2000061796 A JP 2000061796A JP 2001249689 A JP2001249689 A JP 2001249689A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電子商取引において、取り扱いが容易で安全
性が高い本人認証を行う。 【解決手段】 契約者の利用者コードを契約者情報格納
装置13に格納し、契約者の音声によって構成されたパ
スワードを、その契約者の利用者コードに対応付けて基
準音声情報格納装置16に格納し、利用者は、識別情報
入力手段11aによって利用者コードを入力し、照合音
声情報入力手段11bによってパスワードを音声入力
し、契約者情報抽出手段12bによって、契約者情報格
納装置13から利用者コードに適合する契約者を抽出
し、基準音声情報抽出手段15bによって、基準音声情
報格納装置16から基準音声情報である利用者のパスワ
ードを抽出し、音声照合手段15cによって、基準音声
情報である利用者のパスワードと音声入力されたパスワ
ードとを音声照合する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電子通信回線を用い
た電子商取引等において、当事者本人であることを認証
する電子認証システム、電子認証方法、及びその機能を
コンピュータに行わせるプログラムを格納したコンピュ
ータ読み取り可能な記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、インターネット等の電子通信回線
を用いた電子商取引、テレフォンバンキング、証券取引
等の普及が進んでいる。電子通信回線を用いた電子商取
引等は、取引情報の拡散・収集の容易性、流通過程にお
ける中間業者削減による流通コスト削減、電子決済利用
による決済処理の容易性等の面で優れ、今後も、多分野
においてさらなる普及、発展が進むものと予想されてい
る。
【0003】しかし、このような電子商取引等における
各種手続きは、取引の当事者相互が直接に面談すること
なく進められることとなるため、取引情報の改竄、盗
聴、取引当事者へのなりすまし等の不正が生じやすく、
これらの不正をいかにして防止するかが重要な課題の1
つとなっている。
【0004】このような不正の防止手段として、信頼で
きる第三者機関であるCA(Certification Authority)
と呼ばれる認証局が発行した電子証明書を用いる方法が
ある。電子証明書とは、取引当事者本人の身元をCAが
証明する身元証明書であり、CAが保証した当事者の氏
名、電子メールアドレス、公開鍵情報等によって構成さ
れている。電子証明書の発行を受けようとする企業或い
は一般消費者は、まずCAに対し電子証明書の発行を申
請する。この際、電子証明書を使用するためのパスワー
ドの指定も行う。申請を受けたCAは、電子証明書の発
行を申請している企業等を登記簿謄本等で調査した後、
その企業等に対して電子証明書及びユーザIDの発行を
行う。
【0005】電子証明書等の発行を受けた企業等が電子
商取引等を行う場合、まず、その企業等は、相互に自己
の電子証明書、ユーザID及びパスワードを取引の相手
側に送信するとともに、相互に取引の相手側の認証を行
う。認証は、取引の相手側から送信された電子証明書、
ユーザID、パスワードが正しいか否かをCAから提供
されたCAの公開鍵で解読し、その確認がとれることに
より成立する。また、取引者が一般消費者等である場合
には、送信された電子証明書をその取引者が参照し、そ
の電子証明書を信頼することによっても認証が成立す
る。認証が成立すると、その企業等は、相互に自己の秘
密鍵を用いて取引情報を暗号化し、取引情報のやりとり
を行う。相手側の秘密鍵によって暗号化された取引情報
を受け取った企業等は、その相手側から送信されている
電子証明書が有する公開鍵を用いて送信された取引情報
を復号し、送信された取引情報を閲覧する。
【0006】このようにCAが発行した電子証明書を用
いることにより、第三者による取引当事者へのなりすま
しを防止することができ、また暗号化された取引情報を
やりとりすることにより、取引情報の改竄、盗聴を防止
することが可能となる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の電子証
明書を用いた方法では、その取り扱いが容易ではなく、
中小企業、一般消費者等の利用には適さないという問題
点がある。
【0008】例えば、企業に対する電子証明書の発行は
企業単位で行われることとなるため、その電子証明書を
用い、実際に商取引を行っていくためには、その商取引
に関わるすべての従業員に対し、発行された電子証明書
をコピーして配付しなければならない。また、電子証明
書を使用するためにはパスワードが必須であり、その管
理、運用に関しても利便性に欠ける。さらに、パーソナ
ルコンピュータの故障等により、発行された電子証明書
が破壊されてしまった場合、その復旧には複雑な手続き
が必要となり、また、その場合、復旧されるまで商取引
を行うことができない。さらに、電子証明書は定期的に
更新手続きを行っていかなければならず、その手続き
は、一般消費者にとってやっかいなものとなる。また、
一般消費者に対して電子証明書を発行する場合、電子証
明書を発行する本人の確認が容易ではない。
【0009】また、従来の電子証明書を用いた方法で
は、その電子証明書及びパスワード自体が企業のパーソ
ナルコンピュータ等から盗まれた場合、第三者がその電
子証明書等を悪用した場合であっても、その不正を発見
できないという問題点もある。
【0010】本発明はこのような点に鑑みてなされたも
のであり、取り扱いが容易で、安全性が高い電子認証シ
ステムを提供することを目的とする。また、本発明の他
の目的は、取り扱いが容易で、安全性が高い電子認証方
法を提供することである。
【0011】さらに、本発明の他の目的は、取り扱いが
容易で、高い安全性を有する電子認証を行う機能をコン
ピュータに行わせるプログラムを格納したコンピュータ
読み取り可能な記録媒体を提供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明では上記課題を解
決するために、本人認証を行う電子認証システムにおい
て、契約者情報が格納された契約者情報格納装置13
と、契約者の基準音声情報が格納された基準音声情報格
納装置16と、利用者の利用者識別情報を入力する識別
情報入力手段11aと、前記利用者の照合音声情報を入
力する照合音声情報入力手段11bと、前記識別情報入
力手段11aによって入力された前記利用者識別情報、
及び前記照合音声情報入力手段11bによって入力され
た前記照合音声情報を送信する利用者情報送信手段11
cとを有する利用者端末装置11と、送信された前記利
用者識別情報に適合する前記契約者を前記契約者情報格
納装置13から抽出する契約者情報抽出手段12bと、
前記契約者情報抽出手段12bによって抽出された前記
契約者の前記基準音声情報を前記基準音声情報格納装置
16から抽出する基準音声情報抽出手段15bと、送信
された前記照合音声情報と前記基準音声情報抽出手段1
5bによって抽出された前記基準音声情報との音声照合
を行う音声照合手段15cとを有することを特徴とする
電子認証システムが提供される。
【0013】ここで、契約者情報格納装置は、契約者情
報を格納し、基準音声情報格納装置は、契約者の基準音
声情報を格納し、識別情報入力手段は、利用者の利用者
識別情報を入力し、照合音声情報入力手段は、利用者の
照合音声情報を入力し、利用者情報送信手段は、識別情
報入力手段によって入力された利用者識別情報、及び照
合音声情報入力手段によって入力された照合音声情報を
送信し、契約者情報抽出手段は、送信された利用者識別
情報に適合する契約者を契約者情報格納装置から抽出
し、基準音声情報抽出手段は、契約者情報抽出手段によ
って抽出された契約者の基準音声情報を基準音声情報格
納装置から抽出し、音声照合手段は、送信された照合音
声情報と基準音声情報抽出手段によって抽出された基準
音声情報との音声照合を行う。
【0014】また、本人認証を行う電子認証方法におい
て、契約者情報を格納し、契約者の基準音声情報を格納
し、利用者の利用者識別情報を入力し、前記利用者の照
合音声情報を入力し、入力された前記利用者識別情報及
び前記照合音声情報を送信し、送信された前記利用者識
別情報に適合する前記契約者を抽出し、抽出された前記
契約者の前記基準音声情報を抽出し、送信された前記利
用者の前記照合音声情報と、抽出された前記契約者の前
記基準音声情報との照合を行うことを特徴とする電子認
証方法が提供される。
【0015】このようにすることにより、容易かつ安全
に電子認証を行うことができる。さらに、利用者の利用
者識別情報を入力し、前記利用者の照合音声情報を入力
し、入力された前記利用者識別情報及び前記照合音声情
報を送信する機能をコンピュータに行わせるプログラム
を格納したコンピュータ読み取り可能な記録媒体が提供
される。
【0016】また、契約者情報を格納し、契約者の基準
音声情報を格納し、送信された利用者識別情報に適合す
る契約者を抽出し、抽出された前記契約者の前記基準音
声情報を抽出し、送信された利用者の照合音声情報と、
抽出された前記契約者の前記基準音声情報との照合を行
う機能をコンピュータに行わせるプログラムを格納した
コンピュータ読み取り可能な記録媒体が提供される。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。まず、第1の実施の形態について
説明する。
【0018】電子認証システム10は、電子商取引の当
事者となる利用者及び業務提供者に対し、第三者機関で
ある音声認証機関が介在することにより構成される。図
1は、本形態における電子認証システム10の構成を示
した構成図である。
【0019】電子認証システム10は、利用者が認証処
理を行う利用者端末装置11、業務提供者が認証処理を
行う業務提供装置12、契約者情報を格納する契約者情
報格納装置13、業務提供者の電子証明書を格納する電
子証明書格納装置14、利用者の音声認証を行う音声認
証機関所有の音声認証装置15、契約者の基準音声情報
を格納する基準音声情報格納装置16、及び各種情報の
伝達を行う電子通信回線17によって構成されている。
【0020】利用者端末装置11は、利用者の利用者識
別情報を入力する識別情報入力手段11a、利用者の照
合音声情報を入力する照合音声情報入力手段11b、識
別情報入力手段11aによって入力された利用者識別情
報、及び照合音声情報入力手段11bによって入力され
た照合音声情報を送信する利用者情報送信手段11c、
業務提供装置12から送信された電子証明書を受信する
電子証明書受信手段11d、及び電子証明書受信手段1
1dで受信した電子証明書の表示を行う電子証明書表示
手段11eによって構成されている。
【0021】業務提供装置12は、利用者識別情報及び
照合音声情報を受信する利用者情報受信手段12a、送
信された利用者識別情報に適合する契約者を契約者情報
格納装置13から抽出する契約者情報抽出手段12b、
契約者情報抽出手段12bによって抽出された契約者に
関する情報を送信する契約者情報送信手段12c、電子
証明書格納装置14から電子証明書を抽出する電子証明
書抽出手段12d、及び電子証明書抽出手段12dで抽
出した電子証明書を送信する電子証明書送信手段12e
によって構成されている。
【0022】音声認証装置15は、契約者情報送信手段
12cによって送信された契約者に関する情報を受信す
る契約者情報受信手段15a、契約者情報抽出手段12
bによって抽出された契約者の基準音声情報を基準音声
情報格納装置16から抽出する基準音声情報抽出手段1
5b、送信された照合音声情報と基準音声情報抽出手段
15bによって抽出された基準音声情報との照合を行う
音声照合手段15c、及び音声照合手段15cによる照
合結果を送信する照合結果送信手段15dによって構成
されている。
【0023】ここで、利用者とは、電子商取引等を行う
一般消費者等を意味し、業務提供者とは、電子商取引等
における商取引サービスを提供する電子商取引業者を意
味する。また、音声認証機関とは、業務提供者からの依
頼により、各利用者から送信された音声情報の認証を行
う第三者機関であり、契約関係にある複数の業務提供者
に対し、広く認証サービスを提供する。契約者情報と
は、本システムの契約者に関する情報であり、各契約者
の利用者コード、個人名称等によって構成されている。
基準音声情報とは、本システムの契約時に登録される各
契約者の音声情報であり、各契約者に関連付けられた形
で基準音声情報格納装置16に格納される。利用者識別
情報とは、各利用者が自己を表示するために入力を行う
利用者コード等の個人情報であり、照合音声情報とは、
各利用者が自己を認証させるために音声入力する音声情
報である。
【0024】利用者端末装置11は、利用者情報送信手
段11c及び電子証明書受信手段11dを介し、業務提
供装置12は、利用者情報受信手段12a、契約者情報
抽出手段12b、契約者情報送信手段12c及び電子証
明書送信手段12eを介し、音声認証装置15は、契約
者情報受信手段15a、基準音声情報抽出手段15b及
び照合結果送信手段15dを介し、それぞれ電子通信回
線17と通信可能なように電気的に接続されている。ま
た、契約者情報格納装置13及び基準音声情報格納装置
16も同様に電子通信回線17と通信可能なように電気
的に接続され、電子証明書格納装置14は電子証明書抽
出手段12dと電気的に接続されている。
【0025】次に、電子認証システム10の認証動作に
ついて説明する。なお、本形態では、利用者識別情報及
び契約者情報は、各契約者に付与された利用者コードを
有し、照合音声情報は、パスワード情報となる各契約者
の音声によって構成された所定のパスワードであり、基
準音声情報は、基準音声パスワード情報となる各契約者
の音声によって構成された所定のパスワードであるもの
とする。ここでのパスワードは、パスワードを構成する
言葉が固定された発話内容依存型、アクセスのたびにパ
スワードを構成する言葉が指定される発話内容指定型、
パスワードの言葉に依存せず音声の情報のみをパスワー
ドとする発話内容独立型等、音声の特徴自体をパスワー
ドの構成要素とするものであればどのようなものでもよ
いが、発話内容独立型を用いた場合には、利用者のパス
ワード管理が不要になるという利点がある。
【0026】電子認証システム10利用の前提として、
まず、本システムの利用を希望する利用者は、音声認証
機関との間で所定の使用契約を結ぶ。使用契約は、電話
機等を用い、音声によって行われ、使用契約の際、利用
者は、契約者となる自己の音声において所定のパスワー
ドを登録する。また、音声認証局は、各契約者に対し、
各契約者固有の利用者コードを付与し、このように付与
された利用者コードは、郵送等によって各契約者に通知
される。登録されたパスワードは、利用者コードに対応
付けられた形で基準音声情報格納装置16に格納され、
付与された利用者コードは、各契約者に対応付けた形で
契約者情報格納装置13に格納される。なお、ここで
は、使用契約を音声によって行うこととしたが、契約者
の氏名、銀行口座等パスワードの音声登録以外の契約内
容については、コンピュータ端末等を用いて文字入力に
よって行うこととしてもよく、郵送によって行うことと
してもよい。また、業務提供者も音声認証機関との使用
契約を結ぶこととなる。
【0027】音声認証局との契約が終了し、所定の電子
商取引等を行おうとする利用者は、まず、電子商取引の
対象となる電子商取引業者の業務提供装置12にアクセ
スし、電子商取引サイトとの接続を要求する。この要求
を受けた業務提供装置12は、電子証明書抽出手段12
dを用いて電子証明書格納装置14に格納されているC
A発行の電子証明書を抽出し、抽出された電子証明書
は、電子証明書送信手段12eによって送信される。電
子証明書送信手段12eから送信された電子証明書は、
電子通信回線17を介し、接続を要求した利用者の利用
者端末装置11の電子証明書受信手段11dによって受
信され、電子証明書受信手段11dによって受信された
電子証明書は、電子証明書表示手段11eによって表示
される。
【0028】電子証明書表示手段11eによって表示さ
れた電子証明書には、その電子証明書を発行したCA局
の名称、電子商取引業者に関する情報等が表示され、利
用者は、表示されたそれらの情報を閲覧することによ
り、その業務提供者は自己が取引を希望する業者である
か否かを判断する。目的の業者であると判断した場合、
利用者はその旨を業務提供装置12に伝達し、その確認
を受けた業務提供装置12は、利用者端末装置11に対
して利用者コードの入力を要求する。
【0029】利用者コードの入力要求を受けた利用者
は、識別情報入力手段11aを用い、契約時に付与され
た利用者コードの音声入力を行う。入力された利用者コ
ードは、利用者情報送信手段11cによって送信され、
送信された利用者コードは、電子通信回線17を経由
し、業務提供装置12の利用者情報受信手段12aに受
信される。
【0030】利用者情報受信手段12aに受信された利
用者コードは、契約者情報抽出手段12bに送られ、利
用者コードを受け取った契約者情報抽出手段12bは、
契約者の検索処理を行う。契約者の検索処理は、受け取
った利用者コードを音声認識し、その利用者コードに該
当する契約者を、電子通信回線17を介し、契約者情報
格納装置13に格納された契約者情報から抽出すること
により行われる。なお、ここでは、音声入力された利用
者コードを音声認識し、契約者の検索を行うこととした
が、利用者コードの入力をコンピュータ端末等による文
字入力によって行うこととしてもよい。
【0031】検索の結果、入力された利用者コードに該
当する契約者が存在した場合、業務提供装置12は、利
用者に対し、パスワードの音声入力を依頼する。パスワ
ードの音声入力依頼を受けた利用者は、照合音声情報入
力手段11bを用い、契約時に登録したパスワードを音
声入力する。音声入力されたパスワードは、利用者情報
送信手段11cによって送信され、送信されたパスワー
ドは、電子通信回線17を介し、業務提供装置12の利
用者情報受信手段12aによって受信される。利用者情
報受信手段12aによって受信されたパスワードは、契
約者情報抽出手段12bでの検索に用いられた利用者コ
ードとともに、契約者情報送信手段12cによって送信
され、契約者情報送信手段12cによって送信されたパ
スワード及び利用者コードは、電子通信回線17を介し
て音声認証装置15の契約者情報受信手段15aによっ
て受信される 契約者情報受信手段15aによって受信されたパスワー
ド及び利用者コードは、基準音声情報抽出手段15bに
送られ、そこで、その利用者に対応する基準音声情報の
抽出が行われる。前述のように、基準音声情報は契約者
の音声によるパスワードであり、基準音声情報の抽出
は、送信された利用者コードを用い、各契約者の利用者
コードに対応付けた形で基準音声情報格納装置16に格
納されている各契約者の音声によるパスワードを抽出す
ることにより行われる。
【0032】基準音声情報抽出手段15bによって抽出
された基準音声情報となるパスワードは、契約者情報受
信手段15aによって受信されたパスワードとともに音
声照合手段15cに送られ、音声照合手段15cは、送
られた基準音声情報となるパスワードと、契約者情報受
信手段15aによって受信されたパスワードとの音声照
合を行う。
【0033】音声照合の結果は、照合結果送信手段15
dによって、電子通信回線17を介して業務提供装置1
2に送信され、業務提供装置12は、この照合結果を用
いることにより、その利用者が本人であるか否かを判断
することが可能となる。そして、その利用者が本人であ
ることが確認できた場合、所定の手順により、その利用
者との電子商取引を開始する。
【0034】次に、本形態における電子認証システム1
0の動作をフローチャートを用いて説明する。図2から
図4は、本形態における電子認証システム10の動作の
流れを示したフローチャートである。 〔S1〕利用者端末装置11によって、業務提供装置1
2に対する接続要求を入力する。 〔S2〕電子証明書を業務提供装置12から利用者端末
装置11に送信する。 〔S3〕送信された電子証明書を参照し、利用者が接続
を希望する電子商取引のシステムであるか否か判断す
る。接続を希望するシステムである場合には、ステップ
S4に進む。希望するシステムでない場合には、ステッ
プS1に進む。 〔S4〕業務提供装置12から利用者端末装置11に対
し、利用者コードの入力を要求する。 〔S5〕利用者が識別情報入力装置11aを用いて利用
者コードを入力する。 〔S6〕ステップS5で入力された利用者コードを用
い、契約者情報抽出手段12bにより、入力された利用
者コードに該当する契約者が存在するか否か検索する。 〔S7〕該当する契約者が存在する場合には、ステップ
S8に進む。該当する契約者が存しない場合には、ステ
ップS15に進む。 〔S8〕業務提供装置12から利用者端末装置11に対
し、音声パスワードの入力を要求する。 〔S9〕利用者が照合音声情報入力手段11bを用いて
パスワードを音声入力する。 〔S10〕業務提供装置12は、照合音声情報入力手段
11bを用いて入力されたパスワード、及び利用者コー
ドを音声認証装置15に送信し、パスワードの照合を依
頼する。 〔S11〕基準音声情報抽出手段15bによって、利用
者コードから利用者を特定し、その利用者の基準音声情
報である照合用の音声パスワードを抽出する。 〔S12〕送信されたパスワードと、S11で特定さ
れ、抽出された利用者の照合用音声パスワードとを音声
照合手段15cによって照合する。 〔S13〕照合結果送信手段15dにより、照合結果を
電子通信回線17を介して業務提供装置12に送信す
る。 〔S14〕業務提供装置12に送信された照合結果を判
断する。照合結果が、パスワードの照合が成立したこと
を示すものである場合、ステップS16に進む。照合結
果が、パスワードの照合が成立しないことを示すもので
ある場合、ステップS15に進む。 〔S15〕利用者端末装置11においてエラー表示を行
う。 〔S16〕業務提供装置12おいて、電子商取引に関す
るサービスメニューを作成し、利用者端末装置11に送
信する。 〔S17〕送信されたサービスメニューを参照し、取引
内容の入力を行う。入力された取引内容は、業務提供装
置12に送信される。 〔S18〕業務提供装置12において、送信された取引
内容をもとに取引処理を行い、その処理結果を利用者端
末装置11に送信する。 〔S19〕利用者端末装置11において、業務提供装置
12から送信された処理結果を確認する。
【0035】このように、本形態では、契約者の利用者
コードを契約者情報格納装置13に格納し、契約者の音
声によって構成されたパスワードを、その契約者の利用
者コードに対応付けて基準音声情報格納装置16に格納
し、利用者は、識別情報入力手段11aによって利用者
コードを入力し、照合音声情報入力手段11bによって
パスワードを音声入力し、契約者情報抽出手段12bに
よって、契約者情報格納装置13から利用者コードに適
合する契約者を抽出し、基準音声情報抽出手段15bに
よって、基準音声情報格納装置16から基準音声情報で
ある利用者のパスワードを抽出し、音声照合手段15c
によって、基準音声情報である利用者のパスワードと音
声入力されたパスワードとを音声照合することとしたた
め、利用者の電子証明書を使用することなく認証処理を
進めることが可能となり、取り扱いが容易で安全性の高
い電子認証を行うことが可能となる。
【0036】次に、本発明における第2の実施の形態に
ついて説明する。本形態は、第1の実施の形態の応用例
であり、利用者の特定を利用者コード、ニックネーム及
び氏名によって行う点が第1の実施の形態と異なる。以
下では、第1の実施の形態との相違点を中心に説明し、
第1の実施の形態と共通する部分については説明を省略
する。
【0037】本形態の場合においても、本システムの利
用を希望する利用者は、音声認証機関との間で所定の使
用契約を結ぶこととなるが、本形態では、その使用契約
時に利用者の音声によるパスワード登録の他に、利用者
のニックネーム及び氏名の音声登録も行う。ここで、ニ
ックネームとは、契約時に利用者が自由に設定できる名
称であり、場合によっては、同一のニックネームが複数
の契約者によって登録される場合もあり得る。登録され
たニックネーム、氏名は各契約者に関連付けられ、音声
認識辞書として契約者情報格納装置13に格納される。
【0038】図5は、音声認識辞書20の構成を示した
図である。音声認識辞書20は、各契約者のニックネー
ムからなるニックネーム認識用辞書21、共通のニック
ネームを登録した契約者の氏名の集合である氏名認識用
辞書22a、22b、各契約者の契約情報を格納した契
約者管理レコード23によって構成されている。ここ
で、ニックネーム認識用辞書21が有する各契約者のニ
ックネームは、そのニックネームを登録した契約者の氏
名の集合からなる氏名認識用辞書22a、22bに関連
付けられ、氏名認識用辞書22a、22bの各氏名は、
契約者管理レコード23に管理された各契約者に関連付
けられている。これにより、ニックネーム及び氏名を特
定することにより、所定の契約者を特定することが可能
になる。
【0039】パスワード等の音声登録が行われると、本
形態でも第1の実施の形態の場合と同様に、契約を行っ
た契約者に利用者コードが付与される。次に、本形態に
おける電子認証システム10の認証動作について説明す
る。
【0040】なお、以下では、利用者の利用者識別情報
となるニックネーム及び氏名を入力する過程からの説明
を行い、それ以前の動作となる電子証明書の確認等につ
いては、第1の実施の形態と同様であるため、説明を省
略する。また、利用者が特定された後、パスワードの入
力を行う過程以降の動作についても第1の実施の形態と
同様となるため、説明を省略する。
【0041】まず、電子証明書の確認が終了すると、次
に、業務提供装置12は、利用者端末装置11に対し、
ニックネームの入力を依頼する。この依頼を受けた利用
者は、利用者端末装置11の識別情報入力手段11aを
用い、契約時に登録したニックネームを音声入力する。
音声入力されたニックネームの音声情報は、利用者情報
送信手段11cによって送信され、電子通信回線17を
経由し、業務提供装置12の利用者情報受信手段12a
に受信される。利用者情報受信手段12aに受信された
ニックネームの音声情報は、音声認識された後、契約者
情報抽出手段12bに送られ、契約者情報抽出手段12
bは、送られたニックネームに適合するニックネームを
契約者情報格納装置13に格納された音声認識辞書20
のニックネーム認識用辞書21から検索し、検索された
ニックネームに対応付けられた氏名認識用辞書22a、
22bを抽出する。
【0042】次に、業務提供装置12は、利用者端末装
置11に対し、氏名の入力を依頼する。この依頼を受け
た利用者は、利用者端末装置11の識別情報入力手段1
1aを用い、契約時に登録した氏名を音声入力する。音
声入力された氏名の音声情報は、利用者情報送信手段1
1cによって送信され、電子通信回線17を経由し、業
務提供装置12の利用者情報受信手段12aに受信され
る。利用者情報受信手段12aに受信された氏名の音声
情報は、音声認識された後、契約者情報抽出手段12b
に送られ、契約者情報抽出手段12bは、送られた氏
名、及び上記のように契約者情報格納装置13から抽出
した氏名認識用辞書22a、22bを用い、契約者の特
定を行う。
【0043】契約者が特定されると、その契約者を特定
する情報、及び識別情報入力手段11aによって入力さ
れた氏名の音声情報は、契約者情報送信手段12cによ
って送信され、送信されたこれらの情報は、電子通信回
線17を介し、音声認証装置15の契約者情報受信手段
15aに受信される。契約者情報受信手段15aに受信
された契約者を特定する情報、及び識別情報入力手段1
1aによって入力された氏名の音声情報は、基準音声情
報抽出手段15bに送られ、基準音声情報抽出手段15
bは、送られた契約者を特定する情報を用い、その契約
者の氏名の音声情報を契約者情報格納装置13から抽出
する。
【0044】基準音声情報抽出手段15bによって抽出
された契約者の氏名の音声情報、及び識別情報入力手段
11aによって入力された氏名の音声情報は、音声照合
手段15cで照合され、その照合が成立した場合、その
照合結果は、照合結果送信手段15dによって、業務提
供装置12に送信される。この結果を受け取った業務提
供装置12は、利用者端末装置11に対してパスワード
の入力指示を与える。
【0045】次に、以上の処理をフローチャートを用い
て説明する。図6は、ニックネームの入力指示から契約
者の特定までの処理を示したフローチャートである。 〔S20〕業務提供装置12から利用者端末装置11に
対してニックネームの入力を依頼する。 〔S21〕識別情報入力手段11aを用い、ニックネー
ムを音声入力する。 〔S22〕ステップS21で入力されたニックネームを
業務提供装置12によって音声認識し、契約者情報抽出
手段12bによって、そのニックネームに該当する氏名
認識用辞書22a、22bを契約者情報格納装置13に
格納された音声認識辞書20から抽出する。 〔S23〕業務提供装置12から利用者端末装置11に
対して氏名の入力を依頼する。 〔S24〕識別情報入力手段11aを用い、氏名を音声
入力する。 〔S25〕ステップS24で入力された氏名を業務提供
装置12によって音声認識し、ステップS22で抽出し
た氏名認識用辞書に対応させることにより、該当する契
約者を求める。 〔S26〕識別情報入力手段11aから入力された氏名
の音声情報、及びステップS25で特定された契約者に
係る契約者情報格納装置13に格納されている氏名の音
声情報とを話者照合する。 〔S27〕ステップS26の話者照合の結果、照合が成
立した場合には、図3のステップS8に進む。照合が成
立しなかった場合には、ステップS28に進む。 〔S28〕照合の不整合が3回目であるか否か判断す
る。3回目である場合には、図4のステップS15に進
む。3回目でない場合には、ステップS20に進む。な
お、ここでは、照合の不整合に対する再試行回数を3回
としたが、それ以外の回数としてもよい。
【0046】このように、ニックネーム及び氏名を用い
て利用者の特定を行う構成としても第1の実施の形態と
同様な効果を得ることができる。また、本形態では、ニ
ックネーム及び氏名を用いて利用者の特定を行うことと
したため、利用者が利用者コードを記憶しておく必要が
なく、利用者の利用者コードの取り扱いを簡略化するこ
とができる。
【0047】なお、本形態では、入力された氏名の音声
情報によって話者照合を行うこととしたが、ニックネー
ムの音声情報によって話者照合を行うこととしてもよ
く、またニックネーム及び氏名両方の音声情報によって
話者照合を行うこととしてもよい。
【0048】また、本形態では、利用者のニックネーム
及び氏名を音声入力により入力することとしたが、ニッ
クネーム及び氏名のいずれか一方を音声入力以外の方法
で入力することとしてもよい。この場合、話者照合は音
声入力が行われたニックネーム及び氏名のいずれか一方
によって行うこととなる。
【0049】次に、本発明における第3の実施の形態に
ついて説明する。本形態は、第1の実施の形態の応用例
であり、パスワードの安全性をさらに強化したものであ
る。以下では、第1の実施の形態との相違点を中心に説
明し、第1の実施の形態と共通する部分については説明
を省略する。なお、本形態では、利用者識別情報及び契
約者情報は、各契約者に付与された会員番号であり、照
合音声情報は、パスワード情報となる各契約者の音声に
よって構成された所定のワンタイムパスワードであり、
基準音声情報は、基準音声パスワード情報となる各契約
者の音声によって構成された所定のワンタイムパスワー
ドであるものとする。
【0050】本形態における電子認証システム10を利
用しようとする利用者が行う使用契約の手順について説
明する。使用契約を結ぼうとする利用者は、まず電話等
により業務提供者に対し、使用契約申請の旨を連絡す
る。この連絡を受けた業務提供者は、その利用者に対す
る会員番号及び暫定パスワードを発行し、発行された会
員番号及び暫定パスワードは、基準音声情報格納装置1
6及び契約者情報格納装置13に格納されるとともに、
使用契約申込書に記載された形で利用者に送付される。
【0051】使用契約申込書を受け取った利用者は、氏
名、住所等の所定事項の記入を行い、所定事項を記入し
た使用契約書を業務提供者に送付する。所定事項が記入
された使用契約書を受け取った業務提供者は、そこに記
載されている氏名、住所等の所定事項を契約者情報格納
装置13に格納し、会員番号及び暫定パスワードが記載
された使用契約書の受領通知を利用者に送付し、音声情
報の登録を求める。
【0052】受領通知を受け取った利用者は、登録内容
を確認し、業務提供装置12に対し、電話等により音声
会員登録の申し込みを行う。この連絡を受けた業務提供
装置12は、その利用者に対し、会員番号の入力を要求
し、その要求を受けた利用者は、受領通知に記載されて
いる会員番号を電話等により発話入力する。音声入力さ
れた会員番号は、業務提供装置12によって音声認識さ
れ、その会員番号を契約者情報格納装置13に格納され
ている会員番号から検索する。この検索の結果、音声入
力された会員番号が見つかった場合、次に、業務提供装
置12は、利用者に対し、暫定パスワードの入力を要求
し、この要求を受けた利用者は、受領通知に記載されて
いる暫定パスワードを音声入力する。音声入力された暫
定パスワードは、業務提供装置12によって音声認識さ
れ、契約者情報格納装置13に格納されている暫定パス
ワードとの照合が行われる。
【0053】照合が成立した場合、次に、業務提供装置
12は、ワンタイムパスワードをn個作成し、作成した
ワンタイムパスワードをその利用者の会員番号に関連付
けて基準音声情報格納装置16に格納する。また、作成
されたワンタイムパスワードには、それぞれ1番からn
番までの対応番号が付与され、この対応番号もワンタイ
ムパスワードとともに基準音声情報格納装置16に格納
される。作成されたワンタイムパスワードは、それに付
与された対応番号とともに利用者に伝達され、業務提供
装置12は、その利用者に対し、その1番からn番まで
のワンタイムパスワードを順次音声入力するように要求
する。この要求を受けた利用者は、連絡されたワンタイ
ムパスワードを電話等により順次音声入力し、音声入力
されたワンタイムパスワードは、その利用者の会員番号
に関連付けられた形で基準音声情報格納装置16に格納
される。ワンタイムパスワードの音声登録が終了する
と、次に、業務提供者は、そのn個のワンタイムパスワ
ードが対応番号とともに印刷表示された会員書を作成
し、利用者に送付する。
【0054】次に、本形態における電子認証システム1
0の認証処理について説明する。電子商取引を行おうと
する利用者は、まず、取引の開始を要求する旨を業務提
供装置12に連絡する。この連絡を受けた業務提供装置
12は、会員番号の入力を利用者に要求し、この要求を
受けた利用者は、利用者端末装置11の識別情報入力手
段11aを用い、自己の会員番号を音声入力する。音声
入力された会員番号は、利用者情報送信手段11cから
電子通信回線17を介して、業務提供装置12に送信さ
れ、業務提供装置12に送信された会員番号の音声情報
は、利用者情報受信手段12aによって受信される。利
用者情報受信手段12aによって受信された会員番号の
音声情報は、音声認識された後、契約者情報抽出手段1
2bに送られ、契約者情報抽出手段12bは、送られた
会員番号に該当する契約者を契約者情報格納装置13に
格納されている情報から検索する。
【0055】送られた会員番号に該当する契約者が見つ
かった場合、業務提供装置12は、乱数アルゴリズムに
よりワンタイムパスワードを1つ選定し、選定したワン
タイムパスワードに付与されている対応番号を指定する
ことにより、その対応番号に対応したワンタイムパスワ
ードの入力を利用者端末装置11に要求する。なお、こ
こでのワンタイムパスワードの入力要求の際、利用者に
伝達されるのは対応番号のみであり、ワンタイムパスワ
ードの内容自体は伝達されない。このようにすることに
より、アクセスのたびにパスワードの内容が変化させる
だけではなく、入力が要求されているワンタイムパスワ
ードの内容を知ることができるのは契約者のみとなるた
め、第三者による不正アクセスの防止効果をさらに向上
させることができる。
【0056】ワンタイムパスワードの入力要求を受けた
利用者は、ワンタイムパスワードが対応番号とともに印
刷表示された会員書を参照し、照合音声情報入力手段1
1bを用い、指定された対応番号に対応したワンタイム
パスワードの音声入力を行う。入力されたワンタイムパ
スワードの音声情報は、利用者情報送信手段11cによ
って、電子通信回線17を介して業務提供装置12に送
信され、業務提供装置12に送信されたワンタイムパス
ワードの音声情報は、利用者情報受信手段12aによっ
て受信される。
【0057】利用者情報受信手段12aによって受信さ
れたワンタイムパスワードの音声情報は、音声認識され
た後、業務提供装置12が指定したワンタイムパスワー
ドと一致しているか否かが判断され、ここで、双方のワ
ンタイムパスワードが一致していると判断された場合、
利用者情報受信手段12aによって受信されたワンタイ
ムパスワードの音声情報は、その利用者の会員番号、及
び業務提供装置12が指定したワンタイムパスワードの
対応番号とともに、音声認証装置15に送信される。
【0058】音声認証装置15に送信されたワンタイム
パスワードの音声情報、会員番号及び対応番号は、契約
者情報受信手段15aによって受信され、基準音声情報
抽出手段15bは、契約者情報受信手段15aによって
受信された会員番号及び対応番号を用い、その会員番号
及び対応番号に対応するワンタイムパスワードの音声情
報を基準音声情報として基準音声情報格納装置16から
抽出する。基準音声情報抽出手段15bによって抽出さ
れたワンタイムパスワードの音声情報、及び音声認証装
置15に送信されたワンタイムパスワードの音声情報
は、音声照合手段15cに送られ、音声照合手段15c
は、これらのワンタイムパスワードの音声情報を音声照
合する。音声照合の結果は、照合結果送信手段15dに
よって、電子通信回線17を介し、業務提供装置12に
送信される。
【0059】次に、本形態における電子認証システム1
0の動作をフローチャートを用いて説明する。図7から
図9は、本形態における電子認証システム10の動作の
流れを示したフローチャートである。 〔S30〕利用者端末装置11から業務提供装置12に
対し、取引開始要求を行う。 〔S31〕業務提供装置12から利用者端末装置11に
対し、会員番号の入力を依頼する。 〔S32〕識別情報入力手段11aを用いて、会員番号
を音声入力する。音声入力された会員番号は、業務提供
装置12に送信される。 〔S33〕業務提供装置12に送信された会員番号は音
声認識され、契約者情報抽出手段12bは、その会員番
号に該当する契約者を契約者情報格納装置13から検索
する。 〔S34〕ステップS33の検索の結果、該当する契約
者が存在したか否か判断する。該当する契約者が存在し
た場合には、ステップS35に進む。該当する契約者が
存在しない場合には、図4のステップS15に進む。 〔S35〕乱数アルゴリズムによりワンタイムパスワー
ドを選定し、選定したワンタイムパスワードに付与され
た対応番号を指定して、利用者に発話要求する。 〔S36〕照合音声情報入力手段11bを用い、指定さ
れた対応番号に該当するワンタイムパスワードを音声入
力する。音声入力されたワンタイムパスワードは、業務
提供装置12に送信される。 〔S37〕ステップS36で音声入力されたワンタイム
パスワードを音声認識し、ステップS35で指定したワ
ンタイムパスワードに一致するか否か判断する。 〔S38〕ステップS37での判断の結果、ワンタイム
パスワードが一致した場合、ステップS39に進む。一
致しなかった場合、図4のステップS15に進む。 〔S39〕業務提供装置12から音声認証装置15に対
し、音声入力されたワンタイムパスワード、会員番号及
び指定番号を送信し、ワンタイムパスワードの音声照合
を依頼する。 〔S40〕音声入力されたワンタイムパスワードと基準
音声情報格納装置16に格納されている基準音声情報で
あるワンタイムパスワードとの照合を行う。 〔S41〕ステップS41の照合結果を業務提供装置1
2に送信する。
【0060】このように、利用者に対し、各ワンタイム
パスワードに対応した対応番号を指定して、その対応番
号に対応するワンタイムパスワードの音声入力を依頼
し、入力されたワンタイムパスワードの照合を行うこと
としても、第1の実施の形態と同様な効果を得ることが
可能となる。
【0061】また、本形態では、利用者に対し、各ワン
タイムパスワードに対応した対応番号を指定して、その
対応番号に対応するワンタイムパスワードの音声入力を
依頼し、入力されたワンタイムパスワードの照合を行う
こととしたため、パスワードの安全性をさらに強化する
ことができ、認証処理の安全性をさらに向上させること
ができる。
【0062】なお、第1の実施の形態から第3の実施の
形態において、上記の処理機能は、コンピュータによっ
て実現することができる。その場合、利用者端末装置1
1、業務提供装置12及び音声認証装置15が有すべき
機能の処理内容は、コンピュータで読み取り可能な記録
媒体に記録されたプログラムに記述しておく。そして、
このプログラムをコンピュータで実行することにより、
上記処理がコンピュータで実現される。コンピュータで
読み取り可能な記録媒体としては、磁気記録装置や半導
体メモリ等がある。市場に流通させる場合には、CD−
ROM(CompactDisk Read Only Memory)やフロッピー
(登録商標)ディスク等の可搬型記録媒体にプログラム
を格納して流通させたり、ネットワークを介して接続さ
れたコンピュータの記憶装置に格納しておき、ネットワ
ークを通じて他のコンピュータに転送することもでき
る。コンピュータで実行する際には、コンピュータ内の
ハードディスク装置等にプログラムを格納しておき、メ
インメモリにロードして実行する。
【0063】また、第1の実施の形態から第3の実施の
形態では、利用者と業務提供者との電子商取引における
電子認証について説明したが、企業間での電子商取引に
おいて本システムを用いることとしてもよい。この場
合、双方の本人認証を本発明のような音声認証のみによ
り行い、電子証明書を全く用いない構成としてもよい。
これにより、コンピュータ端末に準ずる装置を有しない
場合であっても、電話等を用い取引者の音声のみで相互
に本人認証を行うことが可能となる。
【0064】さらに、第1の実施の形態から第3の実施
の形態では、音声認証機関が音声認証装置15を所有す
ることとしたが、業務提供者が自ら音声認証装置15を
所有し、本人認証を行う構成としてもよい。
【0065】
【発明の効果】以上説明したように本発明では、契約者
情報及び契約者の基準音声情報を格納し、利用者は、利
用者識別情報及び照合音声情報を入力し、契約者情報抽
出手段によって、適合する契約者を抽出し、基準音声情
報抽出手段によって、基準音声情報を抽出し、基準音声
情報と照合音声情報とを音声照合することとしたため、
利用者の電子証明書を使用することなく認証処理を進め
ることが可能となり、取り扱いが容易で安全性の高い電
子認証を行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】電子認証システムの構成を示した構成図であ
る。
【図2】電子認証システムの動作の流れを示したフロー
チャートである。
【図3】電子認証システムの動作の流れを示したフロー
チャートである。
【図4】電子認証システムの動作の流れを示したフロー
チャートである。
【図5】音声認識辞書の構成を示した図である。
【図6】ニックネームの入力指示から契約者の特定まで
の処理を示したフローチャートである。
【図7】電子認証システムの動作の流れを示したフロー
チャートである。
【図8】電子認証システムの動作の流れを示したフロー
チャートである。
【図9】電子認証システムの動作の流れを示したフロー
チャートである。
【符号の説明】
10 電子認証システム 11 利用者端末装置 11a 識別情報入力手段 11b 照合音声情報入力手段 11c 利用者情報送信手段 12 業務提供装置 12b 契約者情報抽出手段 13 契約者情報格納装置 15 音声認証装置 15b 基準音声情報抽出手段 15c 音声照合手段 16 基準音声情報格納装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 熊倉 敏 神奈川県横浜市中区尾上町2丁目27番 株 式会社アニモ内 Fターム(参考) 5B049 AA05 CC36 DD03 EE10 FF03 FF04 GG04 GG07 5B055 CC10 EE03 EE21 EE27 HA04 HB03 JJ05 MM11 ND01 PA02 5D015 AA03 HH04 KK02 5J104 AA07 EA01 EA03 KA01 KA18 KA21 MA01 NA05 NA38 PA10 9A001 BB04 BB06 CC02 HH15 HH17 JJ67 LL03

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本人認証を行う電子認証システムにおい
    て、 契約者情報が格納された契約者情報格納装置と、 契約者の基準音声情報が格納された基準音声情報格納装
    置と、 利用者の利用者識別情報を入力する識別情報入力手段
    と、前記利用者の照合音声情報を入力する照合音声情報
    入力手段と、前記識別情報入力手段によって入力された
    前記利用者識別情報、及び前記照合音声情報入力手段に
    よって入力された前記照合音声情報を送信する利用者情
    報送信手段とを有する利用者端末装置と、 送信された前記利用者識別情報に適合する前記契約者を
    前記契約者情報格納装置から抽出する契約者情報抽出手
    段と、 前記契約者情報抽出手段によって抽出された前記契約者
    の前記基準音声情報を前記基準音声情報格納装置から抽
    出する基準音声情報抽出手段と、 送信された前記照合音声情報と前記基準音声情報抽出手
    段によって抽出された前記基準音声情報との音声照合を
    行う音声照合手段と、 を有することを特徴とする電子認証システム。
  2. 【請求項2】 前記利用者識別情報は、音声入力された
    音声情報であることを特徴とする請求項1記載の電子認
    証システム。
  3. 【請求項3】 前記契約者情報格納装置は、事前に登録
    された前記契約者のニックネームと前記契約者の氏名と
    を前記契約者に関連付ける音声認識辞書を格納し、 前記利用者識別情報は、前記利用者の前記ニックネー
    ム、及び前記利用者の前記氏名を有し、 前記基準音声情報抽出手段は、前記利用者識別情報が有
    する前記ニックネーム及び前記氏名を前記音声認識辞書
    に照合させることにより特定される前記契約者の前記基
    準音声情報を、前記基準音声情報格納装置から抽出する
    ことを特徴とする請求項1記載の電子認証システム。
  4. 【請求項4】 前記照合音声情報は音声によるパスワー
    ド情報を有し、 前記音声照合手段は、前記パスワード情報と前記基準音
    声情報抽出手段によって抽出された前記基準音声情報と
    の音声照合を行うことを特徴とする請求項1記載の電子
    認証システム。
  5. 【請求項5】 前記基準音声情報は、対応番号が付与さ
    れた基準音声パスワード情報を有し、 前記音声照合手段は、前記パスワード情報と、前記利用
    者に対して指定された前記対応番号に対応する前記基準
    音声パスワード情報との音声照合を行うことを特徴とす
    る請求項4記載の電子認証システム。
  6. 【請求項6】 本人認証を行う電子認証方法において、 契約者情報を格納し、 契約者の基準音声情報を格納し、 利用者の利用者識別情報を入力し、 前記利用者の照合音声情報を入力し、 入力された前記利用者識別情報及び前記照合音声情報を
    送信し、 送信された前記利用者識別情報に適合する前記契約者を
    抽出し、 抽出された前記契約者の前記基準音声情報を抽出し、 送信された前記利用者の前記照合音声情報と、抽出され
    た前記契約者の前記基準音声情報との音声照合を行うこ
    とを特徴とする電子認証方法。
  7. 【請求項7】 利用者の利用者識別情報を入力し、 前記利用者の照合音声情報を入力し、 入力された前記利用者識別情報及び前記照合音声情報を
    送信する機能をコンピュータに行わせるプログラムを格
    納したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  8. 【請求項8】 契約者情報を格納し、 契約者の基準音声情報を格納し、 送信された利用者識別情報に適合する契約者を抽出し、 抽出された前記契約者の前記基準音声情報を抽出し、 送信された利用者の照合音声情報と、抽出された前記契
    約者の前記基準音声情報との音声照合を行う機能をコン
    ピュータに行わせるプログラムを格納したコンピュータ
    読み取り可能な記録媒体。
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