JP2001248790A - 液化ガス充填システム - Google Patents
液化ガス充填システムInfo
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- JP2001248790A JP2001248790A JP2000058333A JP2000058333A JP2001248790A JP 2001248790 A JP2001248790 A JP 2001248790A JP 2000058333 A JP2000058333 A JP 2000058333A JP 2000058333 A JP2000058333 A JP 2000058333A JP 2001248790 A JP2001248790 A JP 2001248790A
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Abstract
位置でタンクローリのポンプを自動的に停止させること
により、高い充填信頼性を有するシステムを得る。 【解決手段】 液化石油ガス充填システムは、液面レベ
ル計30を備えることを特徴とし、例えば、所定の容器
満了レベル側方定位置に取り付けられた液面レベル計3
0が、貯槽20の内部の液面があらかじめ設定したレベ
ルに達したときに、タンクローリ10に対し、ポンプの
停止を要求するアラーム信号を発信し、タンクローリ1
0は、このアラーム信号に応じて自動的にポンプを停止
して充填を終了する。この液面レベル計30としては、
超音波レベル計30を好適に用いることができる。
Description
テム、より詳細には、液化ガスを貯蔵する貯槽または容
器に、タンクローリより液化ガスを充填するための充填
システムに関する。
一例を概略的に示す図で、図中、10はタンクローリ、
11は受信アンテナ、12は液化ガス充填ホース、20
は貯槽、21は過充填防止装置、21fは過充填防止装
置のフロート、40は無線機である。図2に示すよう
に、従来、液化ガスを収容する貯槽20に対して、例え
ばガス販売会社等は、タンクローリ10を客先の貯槽2
0の脇まで運び、タンクローリ10からの液化ガス充填
ホース12を貯槽20に接続し、タンクローリ10の図
示しないポンプを稼働させて、貯槽20への液化石油ガ
スの充填を行っている。
は、貯槽20に対する過充填を防ぐために、貯槽20内
の液面の上昇を貯槽20の図示しない液面計の指示を目
で見て確認しながら、所定量充填されたところで、無線
機40を用いて充填終了を要求する信号を送信し、タン
クローリ10は、受信アンテナ11により受信した信号
に基づいてポンプを停止して、充填を終了させるように
していた。また、貯槽20の内部には、一般に過充填防
止装置21が設けられており、所定液面レベルに達した
ときにフロート21fが、図示しない充填遮断機構を作
動させて、充填を停止し所定液面レベルであることを報
知するようにしていた。
て、充填作業者は、液面を視認しながら充填を行うこと
を怠りがちで、過充填防止装置21をたよって充填作業
を行おうとするが、過充填防止装置21は、フロート2
1fにより動作するシンプルな構成で、しばしば動作不
良を起こし、過充填事故を起こすことがあった。
き実情に鑑みてなされたもので、貯槽への過充填を確実
に防止し、所定の液面位置でタンクローリのポンプを自
動的に停止させることにより、高い充填信頼性を得るこ
とができる液化ガスの充填システムを提供することを目
的とするものである。
ガスを収容する貯槽に対しタンクローリから液化ガスを
充填するための液化ガス充填システムであって、該液化
ガス充填システムは、前記貯槽内部の液面を検出する液
面検出部と、該液面検出部が液面を検出した際に、所定
のアラーム信号を生成して前記タンクローリに送信する
手段とを有する液面レベル検出装置を備え、該液面レベ
ル検出装置を前記貯槽側方外壁面の所定の位置に設置し
て使用し、前記タンクローリは、前記充填の実行中に該
液面レベル検出装置より送信された前記アラーム信号を
受信し、該アラーム信号に応じて前記液化ガスを前記貯
槽に圧送して前記充填を行うポンプを自動的に停止する
手段をさらに有することを特徴としたものである。
て、前記液面検出部は、超音波を送受波する超音波セン
サを備え、前記貯槽からの反射超音波パルスに従って前
記貯槽内の液面を検出することを特徴としたものであ
る。
明において、前記液面レベル検出装置は、該液面レベル
検出装置自身の動作の信頼性を診断する自己診断機能を
有し、該自己診断機能により前記液面レベル検出装置の
機能に異常があると判断した場合に、タンクローリのポ
ンプを停止する前記所定のアラーム信号を生成すること
を特徴としたものである。
システムの一実施例を説明するための概略図で、図中、
30は液面レベル検出装置で、その他、図2と同様の機
能を有する部分には、図2と同じ符合が付してある。本
発明の液化ガス充填システムは、貯槽の液面を検出して
所定のアラーム信号を送信する機能を有する液面レベル
検出装置30を備えることを特徴とするものである。貯
槽20の所定位置に取り付けられた液面レベル検出装置
30は、貯槽20の内部の液面を検知したときに、タン
クローリ10に対し、ポンプの停止を要求するための所
定のアラーム信号を発信し、タンクローリ10は、受信
アンテナ11にて受信したこのアラーム信号に応じて自
動的にポンプを停止して充填を終了する。なお、本発明
において、上記の液面レベル検出装置30からタンクロ
ーリ10へのアラーム信号の送信は、無線または有線の
いずれの通信方式を用いてもよい。
面レベル計には、超音波センサを好適に用いることがで
きる。本発明に適用する超音波レベル検出装置は、超音
波パルスを送受波する超音波センサと、この超音波セン
サが受波した超音波パルスに基づいて、液面のレベルを
判定する判定回路を有し、判定回路があらかじめ設定し
た液面に達したことを判定した際に、ポンプの停止を要
求する所定のアラーム信号を生成するアラーム信号生成
手段と、生成されたアラーム信号を送信する送信手段と
を有し、タンクローリ10は、受信したアラーム信号に
応じて自動的にポンプを停止して充填を終了する。
は、その動作確認、及び通信確認等の自己診断機能を具
備している。例えば、動作確認により、超音波センサの
断線やショートを検出することができる。また、自己診
断機能により、液面検出の信頼性を確認することができ
る。例えば、超音波センサより超音波が発せられた際、
センサの取り付けに不具合がある(超音波センサと貯槽
または容器との壁部との間に空隙が存在する等)、貯槽
または容器内に異物が存在したり、超音波センサそのも
のの品質が劣化してりすることにより生じる信頼性の低
下を検出し、超音波センサ機能の自己診断を行う。
波センサに何らかの不具合が生じている場合、上記のア
ラーム信号生成手段は、ポンプの停止を要求するアラー
ム信号を生成し、上記の送信手段によりタンクローリ1
0へ送信する。
によれば、貯槽への過充填を確実に防止し、所定の位置
でタンクローリのポンプを自動的に停止させることによ
り、高い充填信頼性を得ることができる液化ガスの充填
システムを提供することができる。
を説明するための概略図である。
に示す図である。
ガス充填ホース、20…貯槽、21…過充填防止装置、
21f…過充填防止装置のフロート、30…液面レベル
検出装置、40…無線機。
Claims (3)
- 【請求項1】 液化ガスを収容する貯槽に対しタンクロ
ーリから液化ガスを充填するための液化ガス充填システ
ムであって、該液化ガス充填システムは、前記貯槽内部
の液面を検出する液面検出部と、該液面検出部が液面を
検出した際に、所定のアラーム信号を生成して前記タン
クローリに送信する手段とを有する液面レベル検出装置
を備え、該液面レベル検出装置を前記貯槽側方外壁面の
所定の位置に設置して使用し、前記タンクローリは、前
記充填の実行中に該液面レベル検出装置より送信された
前記アラーム信号を受信し、該アラーム信号に応じて前
記液化ガスを前記貯槽に圧送して前記充填を行うポンプ
を自動的に停止する手段をさらに有することを特徴とす
る液化ガス充填システム。 - 【請求項2】 請求項1に記載の液化ガス充填システム
において、前記液面検出部は、超音波を送受波する超音
波センサを備え、前記貯槽からの反射超音波パルスに従
って前記貯槽内の液面を検出することを特徴とする液化
ガス充填システム。 - 【請求項3】 請求項1または2に記載の液化ガス充填
システムにおいて、前記液面レベル検出装置は、該液面
レベル検出装置自身の動作の信頼性を診断する自己診断
機能を有し、該自己診断機能により前記液面レベル検出
装置の機能に異常があると判断した場合に、タンクロー
リのポンプを停止する前記所定のアラーム信号を生成す
ることを特徴とする液化ガス充填システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000058333A JP2001248790A (ja) | 2000-03-03 | 2000-03-03 | 液化ガス充填システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000058333A JP2001248790A (ja) | 2000-03-03 | 2000-03-03 | 液化ガス充填システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001248790A true JP2001248790A (ja) | 2001-09-14 |
Family
ID=18578941
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000058333A Pending JP2001248790A (ja) | 2000-03-03 | 2000-03-03 | 液化ガス充填システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001248790A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN111747369A (zh) * | 2020-07-06 | 2020-10-09 | 中国石油天然气集团公司 | 油井采出液无动力自动装车方法及装置 |
Citations (5)
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JPS62194999U (ja) * | 1986-06-02 | 1987-12-11 | ||
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JPH0749257A (ja) * | 1993-08-05 | 1995-02-21 | Suntory Ltd | 液面計故障検知方法及びその装置 |
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-
2000
- 2000-03-03 JP JP2000058333A patent/JP2001248790A/ja active Pending
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