JP2001248715A - エンジン用変速機における潤滑構造 - Google Patents

エンジン用変速機における潤滑構造

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Abstract

(57)【要約】 【課題】各歯車列の回転作動に応じてはね上げたオイル
をクランクケースの天井面から歯車列の歯車噛合部に滴
下させるようにした潤滑構造において、一対のクランク
ケース半体が変速機軸の軸線と直交する平面に沿う合わ
せ面で相互に結合されて成るクランクケースの大型化を
回避しつつ、複数変速段の歯車列の歯車噛合部にオイル
を滴下可能とする。 【解決手段】クランクケース半体14Lには、各歯車列
G1〜G5の歯車噛合部にほぼ対応する部分で当該クラ
ンクケース半体14Lの天井面から垂下するリブ45
が、当該クランクケース半体14Lの支持壁部19Lか
ら両変速機軸16,17の軸線に沿う方向に延びて一体
に設けられ、該リブ45の少なくとも一側面には、前記
天井面およびリブ45の下端面間を結んで合わせ面18
側に臨む段部47,48が形成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、相互に平行な一対
の変速機軸が、それらの変速機軸の軸線と直交する平面
に沿う合わせ面で相互に結合されてクランクケースを構
成する一対のクランクケース半体に設けられる支持壁部
でそれぞれ回転自在に支承され、選択的に確立可能な複
数変速段の歯車列が前記両変速機軸間に設けられるエン
ジン用変速機に関し、特に、各歯車列の回転作動に応じ
てはね上げたオイルをクランクケースの天井面から歯車
列の歯車噛合部に滴下させるようにした潤滑構造の改良
に関する。
【0002】
【従来の技術】クランクケースの天井面に設けられたリ
ブから歯車列の歯車噛合部にオイルを滴下するようにし
た潤滑構造が、たとえば特許第2885954号公報等
で既に知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
公報で開示されたクランクケースは、変速機軸の軸線と
平行な平面に沿う合わせ面で結合されるアッパケースお
よびロアケースで構成されるものであり、歯車列の歯車
噛合部にオイルを滴下するための相互に交差するリブが
アッパケースの内面に設けられている。しかるに、変速
機軸の軸線と直交する平面に沿う合わせ面で一対のクラ
ンクケース半体を相互に結合してクランクケースを構成
する場合には、各クランクケース半体の鋳造成形時に、
上記従来の公報で開示されたようなリブを形成すること
は困難である。一方、各クランクケース半体の鋳造時の
金型抜き方向すなわち変速機軸の軸線に沿う方向に延び
るリブを形成することは可能である。そこで、クランク
ケース半体からの突出量が合わせ面側に向かうにつれて
順次小さくなるようにして変速機軸の軸線に沿う方向に
延びる階段状のリブをクランクケース半体に設けるよう
にすると、段差部を複数変速段の歯車列の各歯車噛合部
に対応させておくことにより、各歯車噛合部へのオイル
の滴下が可能となる。ところが、そのような階段状のリ
ブのクランクケース半体からの最大突出量が大きくな
り、クランクケース全体の大型化を招いてしまう。
【0004】本発明は、かかる事情に鑑みてなされたも
のであり、クランクケースを構成する一対のクランクケ
ース半体が変速機軸の軸線と直交する平面に沿う合わせ
面で相互に結合されるエンジン用変速機において、クラ
ンクケースの大型化を回避しつつ、複数変速段の歯車列
の歯車噛合部にオイルを滴下し得るようにした潤滑構造
を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明は、相互に平行な一対の変速機
軸が、それらの変速機軸の軸線と直交する平面に沿う合
わせ面で相互に結合されてクランクケースを構成する一
対のクランクケース半体に設けられる支持壁部でそれぞ
れ回転自在に支承され、選択的に確立可能な複数変速段
の歯車列が前記両変速機軸間に設けられるエンジン用変
速機において、前記両クランクケース半体のうち少なく
とも一方のクランクケース半体には、前記各歯車列の歯
車噛合部にほぼ対応する部分で当該クランクケース半体
の天井面から垂下するとともに当該クランクケース半体
の支持壁部から前記両変速機軸の軸線に沿う方向に延び
るリブが一体に設けられ、該リブの少なくとも一側面に
は、該リブの横断面形状を前記支持壁部から前記合わせ
面側に向かうにつれて段階的に狭小とすべく、前記天井
面および前記リブの下端面間を結んで前記合わせ面側に
臨む段部が形成されることを特徴とする。
【0006】このような請求項1記載の発明によれば、
歯車列の回転作動によりリブ側にはね上げられたオイル
は、リブの少なくとも一側面において前記段部で区画さ
れた複数箇所で捕集され、リブの複数箇所からオイルを
滴下させることが可能である。しかもリブが支持壁部か
ら両変速機軸の軸線に沿う方向に延びるものであり、そ
のリブの少なくとも一側面に形成される段部は合わせ面
側に臨むものであるので、リブをクランクケース半体の
鋳造成形時に同時に形成することが可能であり、リブの
クランクケース半体からの突出量も比較的小さくてす
む。したがってクランクケースの大型化を回避しつつ、
複数変速段の歯車列の歯車噛合部にオイルをそれぞれ滴
下することが可能となる。
【0007】また請求項2記載の発明は、上記請求項1
記載の発明の構成に加えて、前記段部が、前記天井面か
ら離れるにつれて前記合わせ面に近接するように傾斜し
て形成されることを特徴とし、かかる構成によれば、段
部が樋の機能を果すことになり、リブの少なくとも一側
面で捕集されたオイルを段部で集め、該段部の下端から
充分な量のオイルを滴下することができる。
【0008】請求項3記載の発明は、上記請求項2記載
の発明の構成に加えて、前記段部が、前記複数変速段の
歯車列のうち選択された歯車列の歯車噛合部にほぼ対応
して前記リブに形成されることを特徴とし、かかる構成
によれば、所望の歯車列の歯車噛合部に充分な量のオイ
ルを適切に供給することができる。
【0009】請求項4記載の発明は、上記請求項1〜3
記載の発明のいずれかの構成に加えて、前記両変速機軸
の軸線に沿う位置を相互に異ならせた前記段部が、前記
リブの両側面に形成されることを特徴とし、かかる構成
によれば、リブを形成するための型構成が複雑化するこ
とを回避しつつ、1つのリブからより多くの位置に分け
てオイルを滴下することが可能となる。
【0010】請求項5記載の発明は、相互に平行な一対
の変速機軸が、それらの変速機軸の軸線と直交する平面
に沿う合わせ面で相互に結合されてクランクケースを構
成する一対のクランクケース半体に設けられる支持壁部
でそれぞれ回転自在に支承され、選択的に確立可能な複
数変速段の歯車列が前記両変速機軸間に設けられるエン
ジン用変速機において、前記両クランクケース半体のう
ち少なくとも一方のクランクケース半体には、前記各歯
車列の歯車噛合部にほぼ対応する部分で当該クランクケ
ース半体の天井面から垂下するとともに当該クランクケ
ース半体の支持壁部から前記両変速機軸の軸線に沿う方
向に延びるリブが一体に設けられ、該リブの少なくとも
一側面下部には、一端を前記支持壁部に連ならせるとと
もに他端を前記各歯車列のうち選択された歯車列の歯車
噛合部にほぼ対応させた位置に配置する庇部が設けられ
ることを特徴とする。
【0011】このような請求項5記載の発明の構成によ
れば、歯車列の回転作動によりリブ側にはね上げられた
オイルは、リブの少なくとも一側面で捕集されて庇部上
に落下し、該庇部の他端から滴下することになる。また
リブが支持壁部から両変速機軸の軸線に沿う方向に延び
るものであり、そのリブの少なくとも一側面下部に設け
られる庇部の一端は支持壁部に連なり、該庇部の他端は
選択された歯車列の歯車噛合部にほぼ対応させた位置に
配置されるので、リブをクランクケース半体の鋳造成形
時に同時に形成することが可能であり、リブのクランク
ケース半体からの突出量も比較的小さくてすむ。したが
ってクランクケースの大型化を回避しつつ、選択された
歯車列の歯車噛合部に適切にオイルを滴下することがで
きる。
【0012】請求項6記載の発明は、相互に平行な一対
の変速機軸が、それらの変速機軸の軸線と直交する平面
に沿う合わせ面で相互に結合されてクランクケースを構
成する一対のクランクケース半体に設けられる支持壁部
でそれぞれ回転自在に支承され、選択的に確立可能な複
数変速段の歯車列が前記両変速機軸間に設けられるエン
ジン用変速機において、前記両クランクケース半体のう
ち少なくとも一方のクランクケース半体には、前記各歯
車列の歯車噛合部にほぼ対応する部分で当該クランクケ
ース半体の天井面から垂下する複数のリブが、当該クラ
ンクケース半体の支持壁部の相互に離隔した位置に一端
が連設されるとともに前記両変速機軸の軸線に沿う方向
に延びて一体に設けられ、前記変速機軸の軸線に沿う各
リブの長さがそれぞれ異なって設定されることを特徴と
する。
【0013】このような請求項6記載の発明の構成によ
れば、歯車列の回転作動により各リブ側にはね上げられ
たオイルは、そのオイルの飛散方向に臨む部分で各リブ
により捕集され、複数のリブからオイルを滴下させるこ
とが可能である。また変速機軸の軸線に沿う長さを異な
らせた複数のリブが支持壁部から両変速機軸の軸線に沿
う方向に延びており、各リブをクランクケース半体の鋳
造成形時に同時に形成することが可能であり、各リブの
クランクケース半体からの突出量も比較的小さくてす
む。したがってクランクケースの大型化を回避しつつ、
各歯車列の歯車噛合部に適切にオイルを滴下することが
でき、しかも各リブによるオイルの捕集面積を比較的大
きくしてオイルの滴下量を増やすことができる。
【0014】請求項7記載の発明は、上記請求項6記載
の発明の構成に加えて、前記各リブの一側面下部には、
一端を前記支持壁部に連ならせた庇部が、各リブのほぼ
全長にわたって設けられることを特徴とし、かかる構成
によれば、各リブで捕集したオイルが庇部を伝わって流
れることになり、その庇部の他端からオイルを確実に滴
下することができる。
【0015】さらに請求項8記載の発明は、上記請求項
7記載の発明の構成に加えて、前記各リブ相互間に配置
される前記庇部で、隣接したリブ間が相互に連結される
ことを特徴とし、かかる構成によれば、各リブによって
捕集してオイルの一時保管量を増やすことができるとと
もに、各リブの剛性を向上することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、添
付の図面に示した本発明の実施例に基づいて説明する。
【0017】図1〜図5は本発明の第1実施例を示すも
のであり、図1はエンジンおよび変速機の一部切欠き側
面図、図2は図1の2矢示部拡大図、図3は図2の3−
3線断面図、図4は図3の4−4線断面図、図5はリブ
を図3の5−5線で切断して示す斜視図である。
【0018】先ず図1において、エンジンEは、V型に
配置されるシリンダ部11a,11bを有するシリンダ
ブロック11と、各シリンダ部11a,11bの上面に
それぞれ結合されるシリンダヘッド12,12と、シリ
ンダヘッド12,12の上面にそれぞれ結合されるヘッ
ドカバー13,13と、シリンダブロック11の下部に
結合されるクランクケース14とを備えて、たとえば自
動二輪車に搭載される。前記クランクケース14にはク
ランクシャフト15が回転自在に支承されており、クラ
ンクシャフト15の回転動力を複数変速段に変速して自
動二輪車の後輪に伝達する変速機Mがクランクケース1
4内に収納される。
【0019】図2および図3を併せて参照して、変速機
Mは、クランクシャフト15と平行である一対の変速機
軸としてのメインシャフト16およびカウンタシャフト
17を備えるものであり、クランクケース14は、左お
よび右クランクケース半体14L,14Rがメインシャ
フト16およびカウンタシャフト17の軸線に直交する
平面に沿う合わせ面18で相互に結合されて成る。
【0020】メインシャフト16の一端は、右クランク
ケース半体14Rに設けられる支持壁部19Rを回転自
在に貫通するものであり、該支持壁部19Rおよびメイ
ンシャフト16間にはボールベアリング20が介装され
る。またメインシャフト16の他端は、左クランクケー
ス半体14Lに設けられる支持壁部19Lに、ボールベ
アリング21を介して回転自在に支承される。
【0021】メインシャフト16の一端には、クラッチ
22のクラッチインナ23が固定されるとともにクラッ
チアウタ24が相対回転自在に支承されており、該クラ
ッチアウタ24には、クランクシャフト15からの回転
動力が、該クランクシャフト15に設けられる駆動歯車
25と、該駆動歯車25に噛合してメインシャフト16
に相対回転自在に支承される被動歯車26と、被動歯車
26およびクラッチアウタ24間に設けられるダンパば
ね27とを介して伝達される。すなわち クラッチ22
の接続状態でメインシャフト16にはクランクシャフト
15からの回転動力が入力される。
【0022】カウンタシャフト17の一端は、右クラン
クケース半体14Rの支持壁部19Rにボールベアリン
グ28を介して回転自在に支承される。またカウンタシ
ャフト17の他端は、左クランクケース半体14Lの支
持壁部19Lを回転自在に貫通するものであり、該支持
壁部19Lおよびカウンタシャフト17間にはボールベ
アリング29が介装される。このカウンタシャフト17
の他端には、無端状のチェーン31が巻掛けられる駆動
スプロケット30が固定されており、カウンタシャフト
17の回転動力は前記駆動スプロケット30およびチェ
ーン31を介して自動二輪車の後輪に伝達される。
【0023】メインシャフト16およびカウンタシャフ
ト17間には、それらのシャフト16,17の軸線方向
に間隔をあけて複数変速段たとえば第1〜第5変速段の
歯車列G1〜G5が設けられており、それらの歯車列G
1〜G5は選択的に確立可能である。
【0024】第1変速段の歯車列G1は、右クランクケ
ース半体14Rの支持壁部19Rに近い位置でメインシ
ャフト16に一体に設けられる駆動歯車32と、該駆動
歯車32に噛合してカウンタシャフト17に相対回転自
在に支承される被動歯車33とから成るものであり、相
対回転を不能とするが軸方向スライドを可能としてカウ
ンタシャフト17に装着される第1シフタ34が、被動
歯車33に相対回転不能に係合することにより第1変速
段の歯車列G1が確立する。
【0025】第2変速段の歯車列G2は、左クランクケ
ース半体14Lの支持壁部19Lに近い位置でメインシ
ャフト16に相対回転不能に装着される駆動歯車35
と、該駆動歯車35に噛合してカウンタシャフト17に
相対回転自在に支承される被動歯車36とから成るもの
であり、相対回転を不能とするが軸方向スライドを可能
としてカウンタシャフト17に装着される第2シフタ3
7が、被動歯車36に相対回転不能に係合することによ
り第2変速段の歯車列G2が確立する。
【0026】第3変速段の歯車列G3は、第1変速段の
歯車列G1に隣接した位置でメインシャフト16に相対
回転自在に支承される駆動歯車38と、該駆動歯車38
に噛合して前記第1シフタ34に一体に設けられる被動
歯車39とから成るものであり、相対回転を不能とする
が軸方向スライドを可能としてメインシャフト16に装
着される第3シフタ40が、駆動歯車38に相対回転不
能に係合することにより第3変速段の歯車列G3が確立
する。
【0027】第4変速段の歯車列G4は、第3シフタ4
0に一体に設けられる駆動歯車41と、該駆動歯車41
に噛合してカウンタシャフト17に相対回転自在に支承
される被動歯車42とから成るものであり、第1シフタ
34が被動歯車42に相対回転不能に係合することによ
り第4変速段の歯車列G4が確立する。
【0028】第5変速段の歯車列G5は、第2および第
4変速段の歯車列G2,G4間でメインシャフト16に
相対回転自在に支承される駆動歯車43と、第2シフタ
37に一体に設けられて該駆動歯車43に噛合する被動
歯車44とから成り、第3シフタ40が駆動歯車43に
相対回転不能に係合することにより第5変速段の歯車列
G5が確立する。
【0029】このような変速機Mにおいて、両クランク
ケース半体14L,14Rのうち少なくとも一方、この
実施例では両クランクケース半体14L,14Rには、
第1〜第5変速段の歯車列G1〜G5の回転作動に応じ
てはね上げたオイルをクランクケース40の天井面から
歯車列G1〜G5の歯車噛合部に滴下させるためのリブ
45,46が一体に設けられる。
【0030】図4および図5を併せて参照して、左クラ
ンクケース半体14Lの天井面から垂下するリブ45
は、左クランクケース半体14Lの支持壁部19Lから
前記メインシャフト16およびカウンタシャフト17の
軸線に沿う方向に延びるものであり、このリブ45の少
なくとも一側面、この実施例では両側面に、左クランク
ケース半体14Lの天井面およびリブ45の下端面間を
結んで合わせ面18側に臨む段部47,48が形成され
る。
【0031】段部47は、クランクケース40内の下部
に貯溜されたオイルを、各変速段の歯車列G1〜G5の
うち被動歯車33,36,39,42,44が図2の矢
印49で示す方向に回転するのに伴ってはね上げたオイ
ルを受ける側でリブ45の側面に形成されるものであ
り、該段部47の下端は第4変速段の歯車列G4の歯車
噛合部にほぼ対応した位置に配置される。しかも段部4
7は、左クランクケース半体14Lの天井面から離れる
につれて前記合わせ面18に近接するように傾斜して形
成されている。
【0032】一方、段部48は、各変速段の歯車列G1
〜G5のうち駆動歯車32,35,38,41,43が
図2の矢印50で示す方向に回転するのに伴ってはね上
げたオイルを受ける側でリブ45の側面に形成されるも
のであり、該段部48の下端は第5変速段の歯車列G5
の歯車噛合部にほぼ対応した位置に配置される。しかも
段部48は、左クランクケース半体14Lの天井面から
離れるにつれて前記合わせ面18に近接するように傾斜
して形成されている。
【0033】したがって段部47,48は、メインシャ
フト16およびカウンタシャフト17の軸線に沿う位置
を相互に異ならせて、リブ45の両側面に形成されるこ
とになる。しかもリブ45の横断面形状は、段部47,
48が両側面に形成されていることのより、支持壁部1
9Lから合わせ面18側に向かうにつれて段階的に狭小
となる。
【0034】またリブ45の一側面側下部には、一端を
支持壁部19Lに連ならせる庇部51が設けられ、この
庇部51の他端は、前記各歯車列G1〜G5のうち第2
変速段の歯車列G2の歯車噛合部にほぼ対応した位置に
配置される。
【0035】右クランクケース半体14Rの天井面から
垂下するリブ46は、右クランクケース半体14Rの支
持壁部19Rからメインシャフト16およびカウンタシ
ャフト17の軸線に沿う方向に延びるものであり、この
リブ46の少なくとも一側面、この実施例では各変速段
の歯車列G1〜G5のうち被動歯車33,36,39,
42,44が図2の矢印49で示す方向に回転するのに
伴ってはね上げたオイルを受ける側であるリブ46の一
側面下部に、一端を支持壁部19Rに連ならせる庇部5
2が設けられ、この庇部52の他端は前記各歯車列G1
〜G5のうち第1変速段の歯車列G1の歯車噛合部にほ
ぼ対応した位置に配置される。
【0036】さらにリブ46の支持壁部19Rとは反対
側の端面は、右クランクケース半体14Rの天井面から
離反するにつれて合わせ面18から遠ざかるように傾斜
した傾斜面53として形成されており、この傾斜面53
の下端は、前記各歯車列G1〜G5のうち第3変速段の
歯車列G3の歯車噛合部にほぼ対応して配置されてい
る。
【0037】次にこの第1実施例の作用について説明す
ると、クランクケース14を構成する左、右クランクケ
ース半体14L,14Rのうち少なくとも一方、この実
施例では左クランクケース半体14Lには、第1〜第5
変速段の歯車列G1〜G5における歯車噛合部にほぼ対
応する部分で左クランクケース半体14Lの天井面から
垂下するリブ45が、左クランクケース半体14Lの支
持壁部19Lからメインシャフト16およびカウンタシ
ャフト17の軸線に沿う方向に延びて一体に設けられて
おり、そのリブ45の少なくとも一側面、この実施例で
は両側面に、前記天井面および前記リブ45の下端面間
を結ぶ段部47,48が、両クランクケース半体14
L,14Rの合わせ面18側に臨むようにして形成され
ている。
【0038】而して各変速段の歯車列G1〜G5のうち
被動歯車33,36,39,42,44がはね上げたオ
イルはリブ45の一側面で受けられ、また各変速段の歯
車列G1〜G5のうち駆動歯車32,35,38,4
1,43がはね上げたオイルはリブ45の他側面で受け
られるのであるが、リブ45の両側面は段部47,48
で区画されており、リブ45側にはね上げられたオイル
は段部47,48で区画された複数箇所で捕集され、リ
ブ45の複数箇所からオイルを滴下させることが可能で
ある。
【0039】しかも各段部47,48が、左クランクケ
ース半体14Lの天井面から離れるにつれて合わせ面1
8に近接するように傾斜して形成されるので、リブ45
の両側面で捕集されたオイルを段部47,48で集め、
該段部47,48の下端から充分な量のオイルを滴下す
ることができる。
【0040】また段部47,48の下端が、複数変速段
の歯車列G1〜G5のうち選択された歯車列たとえば第
4および第5変速段の歯車列G4,G5にほぼ対応した
位置に配置されるので、第4および第5変速段の歯車列
G4,G5の歯車噛合部に充分な量のオイルを適切に供
給することができる。
【0041】さらに段部47,48はメインシャフト1
6およびカウンタシャフト17の軸線に沿う位置を相互
に異ならせてリブ45の両側面に形成されるので、リブ
45を形成するための型構成が複雑化することを回避し
つつ、1つのリブ45からより多くの位置に分けてオイ
ルを滴下することが可能となる。
【0042】前記段部47,48を両側面に備えるリブ
45は、支持壁部19Lから合わせ面18側に向かうに
つれて段階的に狭小となる横断面形状を有するものであ
り、左クランクケース半体14Lの鋳造成形時に同時に
形成することが可能であり、リブ45の左クランクケー
ス半体14Lからの突出量も比較的小さくてすむ。
【0043】したがってクランクケース14の大型化を
回避しつつ、歯車列G1〜G5の歯車噛合部にオイルを
滴下することができる。
【0044】一方、両クランクケース半体14L,14
Rに設けられたリブ45,46の一側面下部には、一端
を支持壁部19L,19Rに連ならせるとともに他端を
各歯車列のうち選択された歯車列、たとえば第2および
第1変速段の歯車列G2,G1の歯車噛合部にほぼ対応
させた位置に配置する庇部51,52が設けられてい
る。したがって、各歯車列G1〜G5の回転作動により
リブ45,46側にはね上げられたオイルは庇部51,
52で受けられて該庇部51,52の他端から落下する
ことになり、クランクケース14の大型化を回避しつ
つ、第2および第1変速段の歯車列G2,G4の歯車噛
合部に適切にオイルを滴下することができる。
【0045】図6は本発明の第2実施例を示すものであ
り、左クランクケース半体14Lの天井面から垂下する
リブ45′の一側面に、段部47,48および庇部51
が設けられてもよい。
【0046】図7は本発明の第3実施例を示すものであ
り、左クランクケース半体14Lには、前記各実施例の
段部47,48および庇部51と同様の機能を個別に果
す複数たとえば3つのリブ54,55,56が、左クラ
ンクケース半体14Lの支持壁部19Lの相互に離隔し
た位置に一端が連設されるとともに前記メインシャフト
16およびカウンタシャフト17(図3参照)の軸線に
沿う方向に延びて一体に設けられ、各リブ54,55,
56の長さは、前記段部47,48および庇部51にそ
れぞれ対応するようにしてそれぞれ異なって設定され
る。
【0047】しかも各リブ54〜56の一側面下部に
は、一端を支持壁部19Lに連ならせた庇部57,5
8,59が、各リブ54〜56のほぼ全長にわたって設
けられている。
【0048】この第3実施例によれば、各歯車列G1〜
G5の回転作動により各リブ54〜56側にはね上げら
れたオイルは、そのオイルの飛散方向に臨む部分で各リ
ブ54〜56により捕集され、各リブ54〜56からオ
イルを滴下させることが可能である。しかも各リブ54
〜56の一側面下部には、一端を支持壁部19Lに連な
らせた庇部57〜59が、各リブ54〜56のほぼ全長
にわたって設けられるので、各リブ54〜56で捕集し
たオイルが庇部57〜59を伝わって流れることにな
り、その庇部57〜59の他端からオイルを確実に滴下
することができる。
【0049】また庇部57〜59を備える各リブ54〜
56は、左クランクケース半体14Lの鋳造成形時に同
時に形成することが可能であり、各リブ54〜56の左
クランクケース半体14Lからの突出量も比較的小さく
てすみ、クランクケース14の大型化を回避することが
できる。
【0050】図8は本発明の第4実施例を示すものであ
り、各リブ54〜56の一側面下部には、支持壁部19
Lに一端を連ならせた庇部57′,58′,59′が、
各リブ54〜56のほぼ全長にわたって設けられ、各リ
ブ54〜56相互間に配置される庇部58′,59′
で、隣接したリブ54,55;55,56間が相互に連
結される。
【0051】この第4実施例によれば、各リブ55,5
6によって捕集してオイルの一時保管量を庇部58′,
59′で増やすことができるとともに、各リブ54,5
5,56の剛性を向上することができる。
【0052】以上、本発明の実施例を説明したが、本発
明は上記実施例に限定されるものではなく、特許請求の
範囲に記載された本発明を逸脱することなく種々の設計
変更を行うことが可能である。
【0053】
【発明の効果】以上のように請求項1記載の発明によれ
ば、クランクケースの大型化を回避しつつ、複数変速段
の歯車列の歯車噛合部にオイルをそれぞれ滴下すること
が可能となる。
【0054】また請求項2記載の発明によれば、段部に
樋の機能を果させるようにして、リブの少なくとも一側
面で捕集されたオイルを段部で集め、該段部の下端から
充分な量のオイルを滴下することができる。
【0055】請求項3記載の発明によれば、選択された
歯車列の歯車噛合部に充分な量のオイルを適切に供給す
ることができる。
【0056】請求項4記載の発明によれば、リブを形成
するための型構成が複雑化することを回避しつつ、1つ
のリブからより多くの位置に分けてオイルを滴下するこ
とが可能となる。
【0057】請求項5記載の発明によれば、クランクケ
ースの大型化を回避しつつ、選択された歯車列の歯車噛
合部に適切にオイルを滴下することができる。
【0058】請求項6記載の発明によれば、クランクケ
ースの大型化を回避しつつ各歯車列の歯車噛合部に適切
にオイルを滴下することができ、しかも各リブによるオ
イルの捕集面積を比較的大きくしてオイルの滴下量を増
やすことができる。
【0059】請求項7記載の発明によれば、各リブで捕
集したオイルが庇部を伝わって流れるようにして、その
庇部の他端からオイルを確実に滴下することができる。
【0060】さらに請求項8記載の発明によれば、各リ
ブによって捕集してオイルの一時保管量を増やすことが
できるとともに、各リブの剛性を向上することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例でのエンジンおよび変速機の一部切
欠き側面図である。
【図2】図1の2矢示部拡大図である。
【図3】図2の3−3線断面図である。
【図4】図3の4−4線断面図である。
【図5】リブを図3の5−5線で切断して示す斜視図で
ある。
【図6】第2実施例の図5に対応した斜視図である。
【図7】第3実施例の図5に対応した斜視図である。
【図8】第4実施例の図5に対応した斜視図である。
【符号の説明】
14・・・クランクケース 14L・・・左クランクケース半体 14R・・・右クランクケース半体 16・・・変速機軸としてのメインシャフト 17・・・変速機軸としてのカウンタシャフト 18・・・合わせ面 19L,19R・・・支持壁部 45,45′,46,54,55,56・・・リブ 47,48・・・段部 51,52,57,58,59;57′,58′,5
9′・・・庇部 E・・・エンジン G1〜G5・・・歯車列 M・・・変速機
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3G013 BA03 BC10 BD24 3J063 AA06 AB01 AC03 BA11 BB41 XD15 XD16 XD33 XD47 XD54 XD62 XD72 XE15 XF12 XF13

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 相互に平行な一対の変速機軸(16,1
    7)が、それらの変速機軸(16,17)の軸線と直交
    する平面に沿う合わせ面(18)で相互に結合されてク
    ランクケース(14)を構成する一対のクランクケース
    半体(14L,14R)に設けられる支持壁部(19
    L,19R)でそれぞれ回転自在に支承され、選択的に
    確立可能な複数変速段の歯車列(G1〜G5)が前記両
    変速機軸(16,17)間に設けられるエンジン用変速
    機において、前記両クランクケース半体(14L,14
    R)のうち少なくとも一方のクランクケース半体(14
    L)には、前記各歯車列(G1〜G5)の歯車噛合部に
    ほぼ対応する部分で当該クランクケース半体(14L)
    の天井面から垂下するとともに当該クランクケース半体
    (14L)の支持壁部(19L)から前記両変速機軸
    (16,17)の軸線に沿う方向に延びるリブ(45,
    45′)が一体に設けられ、該リブ(45,45′)の
    少なくとも一側面には、該リブ(45)の横断面形状を
    前記支持壁部(19L)から前記合わせ面(18)側に
    向かうにつれて段階的に狭小とすべく、前記天井面およ
    び前記リブ(45)の下端面間を結んで前記合わせ面
    (18)側に臨む段部(47,48)が形成されること
    を特徴とするエンジン用変速機における潤滑構造。
  2. 【請求項2】 前記段部(47,48)が、前記天井面
    から離れるにつれて前記合わせ面(18)に近接するよ
    うに傾斜して形成されることを特徴とする請求項1記載
    のエンジン用変速機における潤滑構造。
  3. 【請求項3】 前記段部(47,48)が、前記複数変
    速段の歯車列(G1〜G5)のうち選択された歯車列
    (G4,G5)の歯車噛合部にほぼ対応して前記リブ
    (45)に形成されることを特徴とする請求項2記載の
    エンジン用変速機における潤滑構造。
  4. 【請求項4】 前記両変速機軸(16,17)の軸線に
    沿う位置を相互に異ならせた前記段部(47,48)
    が、前記リブ(45)の両側面に形成されることを特徴
    とする請求項1〜3のいずれかに記載のエンジン用変速
    機における潤滑構造。
  5. 【請求項5】 相互に平行な一対の変速機軸(16,1
    7)が、それらの変速機軸(16,17)の軸線と直交
    する平面に沿う合わせ面(18)で相互に結合されてク
    ランクケース(14)を構成する一対のクランクケース
    半体(14L,14R)に設けられる支持壁部(19
    L,19R)でそれぞれ回転自在に支承され、選択的に
    確立可能な複数変速段の歯車列(G1〜G5)が前記両
    変速機軸(16,17)間に設けられるエンジン用変速
    機において、前記両クランクケース半体(14L,14
    R)のうち少なくとも一方のクランクケース半体(14
    L,14R)には、前記各歯車列(G1〜G5)の歯車
    噛合部にほぼ対応する部分で当該クランクケース半体
    (14L,14R)の天井面から垂下するとともに当該
    クランクケース半体(14L,14R)の支持壁部(1
    9L,19R)から前記両変速機軸(16,17)の軸
    線に沿う方向に延びるリブ(45,46)が一体に設け
    られ、該リブ(45,46)の少なくとも一側面下部に
    は、一端を前記支持壁部(19L,19R)に連ならせ
    るとともに他端を前記各歯車列(G1〜G5)のうち選
    択された歯車列(G1,G2)の歯車噛合部にほぼ対応
    させた位置に配置する庇部(51,52)が設けられる
    ことを特徴とするエンジン用変速機における潤滑構造。
  6. 【請求項6】 相互に平行な一対の変速機軸(16,1
    7)が、それらの変速機軸(16,17)の軸線と直交
    する平面に沿う合わせ面(18)で相互に結合されてク
    ランクケース(14)を構成する一対のクランクケース
    半体(14L,14R)に設けられる支持壁部(19
    L,19R)でそれぞれ回転自在に支承され、選択的に
    確立可能な複数変速段の歯車列(G1〜G5)が前記両
    変速機軸(16,17)間に設けられるエンジン用変速
    機において、前記両クランクケース半体(14L,14
    R)のうち少なくとも一方のクランクケース半体(14
    L)には、前記各歯車列(G1〜G5)の歯車噛合部に
    ほぼ対応する部分で当該クランクケース半体(14L)
    の天井面から垂下する複数のリブ(54,55,56)
    が、当該クランクケース半体(14L)の支持壁部(1
    9L)の相互に離隔した位置に一端が連設されるととも
    に前記両変速機軸(16,17)の軸線に沿う方向に延
    びて一体に設けられ、前記変速機軸(16,17)の軸
    線に沿う各リブ(54〜56)の長さがそれぞれ異なっ
    て設定されることを特徴とするエンジン用変速機におけ
    る潤滑構造。
  7. 【請求項7】 前記各リブ(54〜56)の一側面下部
    には、一端を前記支持壁部(19L)に連ならせた庇部
    (57,58,59;57′,58′,59′)が、各
    リブ(54〜56)のほぼ全長にわたって設けられるこ
    とを特徴とする請求項6記載のエンジン用変速機におけ
    る潤滑構造。
  8. 【請求項8】 前記各リブ(54〜56)相互間に配置
    される前記庇部(58′,59′)で、隣接したリブ
    (54,55;55,56)間が相互に連結されること
    を特徴とする請求項7記載のエンジン用変速機における
    潤滑構造。
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