JP2001248514A - 燃料供給ポンプおよび燃料噴射システム - Google Patents

燃料供給ポンプおよび燃料噴射システム

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JP2001248514A
JP2001248514A JP2000055730A JP2000055730A JP2001248514A JP 2001248514 A JP2001248514 A JP 2001248514A JP 2000055730 A JP2000055730 A JP 2000055730A JP 2000055730 A JP2000055730 A JP 2000055730A JP 2001248514 A JP2001248514 A JP 2001248514A
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fuel
piston
fuel supply
passage
pressure
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Application number
JP2000055730A
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English (en)
Inventor
Kunihiko Takao
邦彦 高尾
Isao Hayase
功 早瀬
Hiroyuki Yamada
裕之 山田
Kenji Heiko
賢二 平工
Tadahiko Nogami
忠彦 野上
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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  • High-Pressure Fuel Injection Pump Control (AREA)
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  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 加圧燃料の圧力によりピストンに作用する力
を減らして摩擦損失を減少させ、ピストンとシリンダと
の間の側圧力を無くし、摺動部のシール性を向上させ、
機械効率および信頼性の高いコンパクトな燃料供給ポン
プを提供する。 【解決手段】 燃料を供給する燃料供給通路22と、所
定圧力で開く吐出弁26を有し燃料を噴射ノズル側に吐
出する燃料吐出通路23と、燃料供給通路と燃料吐出通
路との間で燃料を昇圧するポンプ室24を含む昇圧手段
とを備えた燃料供給ポンプで、昇圧手段が、摺動ボア部
31aがポンプ室24に連通し球面の頭部を軸として揺
動する揺動シリンダ31と、揺動シリンダ31とともに
揺動しながら揺動シリンダ内を往復動する揺動ピストン
33と、揺動ピストンの外周部をシールするシール手段
45と、駆動軸に対して偏心しピストンの端部に回転自
在に係合し駆動軸からの駆動力をピストンに伝達するク
ランクピン38とからなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内燃機関の燃料噴
射ノズルに燃料を供給する燃料供給ポンプに係り、特
に、燃料を高圧に圧送する燃料供給ポンプの機械効率お
よび信頼性を高める構造に関する。
【0002】
【従来の技術】高圧燃料供給ポンプには、特開平8−683
70号公報に記載されているような単筒プランジャを用い
たものがある。この種の高圧燃料供給ポンプは、エンジ
ンハウジングの一部であるヘッドカバーにシリンダが取
り付けられており、シリンダ内には、プランジャが往復
動かつ摺動自在に嵌め込まれている。プランジャの下端
はタペットに連結されており、タペットは、復帰用圧縮
コイルスプリングによってカム面に押し付けられるとと
もに、カム面に接している。したがって、カム軸の回転
によりカムが回転すると、タペットを介してプランジャ
が往復駆動され、燃料加圧室の燃料を加圧し、吐出弁お
よびコモンレールを通じて噴射ノズルすなわちインジェ
クタに供給する。なお、上記従来技術は、シリンダとプ
ランジャとのシール構造についても記載している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の高圧燃料供
給ポンプは、プランジャの往復動機構としてカム駆動方
式を採用しているので、吸入行程でプランジャをカム面
に押し付けるために設けられた復帰用圧縮コイルスプリ
ングのばね力が、タペットとカム面との摺動に関して、
信頼性の低下と摩擦損失をもたらしている。
【0004】圧縮行程では、燃料加圧室の燃料圧力によ
りプランジャを押し下げる方向に働く力と復帰用圧縮コ
イルスプリングのばね力とが、タペットとカム面とに作
用することになる。復帰用圧縮コイルスプリングのばね
力は、カム軸が高速で回転した時でもタペットがカム面
から離脱しないようにするために、大きくする必要があ
り、その結果、接触荷重が大きくなる。
【0005】また、タペットとカム面との接触が線接触
であることから、流体潤滑が成立しにくく、面圧が大き
くなり、カムおよびタペットの信頼性、特にタペットの
信頼性が問題となる。
【0006】カム外周が長くしかも上記接触荷重が大き
いことにより、タペットとカム面との摩擦損失が大きく
なり、機械効率が低下する。
【0007】さらに、カムによってプランジャを駆動す
る際に、プランジャに作用する荷重方向とその荷重を受
けるカム・タペット間の接触荷重の方向とが一致せず、
カムとタペットとの接触点がタペット上で変化するの
で、タペットには側圧力が作用する。その影響を受け
て、プランジャにも何らかの側圧力が作用し、シリンダ
内でプランジャが傾き、高圧の燃料が低圧側に漏洩する
可能性が高くなる。
【0008】この解決策として、シリンダの突出部にプ
ランジャの外周壁をシールする構造が考案されている。
このシリンダとプランジャとのシール構造においては、
プランジャ外周壁を液密にシールするシール部材を、復
帰用圧縮コイルスプリングの内側に配置しているので、
シリンダおよびポンプ本体の寸法、特にプランジャの外
形寸法が大きくなる。
【0009】本発明の目的は、吸入行程でピストンをカ
ムに押し付けるばねを廃止し、加圧燃料の圧力によりピ
ストンに作用する力を減らして摩擦損失を減少させると
ともに、ピストンとシリンダとの間の側圧力を無くし、
摺動部のシール性をさらに向上させ、機械効率および信
頼性の高いコンパクトな燃料供給ポンプと、その燃料供
給ポンプを備えた燃料噴射システムとを提供することで
ある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、燃料を供給する燃料供給通路と、所定圧
力で開く吐出弁を有し燃料を噴射ノズル側に吐出する燃
料吐出通路と、燃料供給通路と燃料吐出通路との間で燃
料を昇圧するポンプ室を含む昇圧手段とを備えた燃料供
給ポンプにおいて、昇圧手段が、摺動ボア部がポンプ室
に連通し頭部を軸として揺動する揺動シリンダと、揺動
シリンダとともに揺動しながら摺動ボア部内を往復動す
る揺動ピストンと、揺動ピストンの外周部をシールする
シール手段とからなる燃料供給ポンプを提案する。
【0011】本発明は、また、燃料を供給する燃料供給
通路と、所定圧力で開く吐出弁を有し燃料を噴射ノズル
側に吐出する燃料吐出通路と、燃料供給通路と燃料吐出
通路との間で燃料を昇圧するポンプ室を含む昇圧手段と
を備えた燃料供給ポンプにおいて、昇圧手段が、摺動ボ
ア部がポンプ室に連通し球面または円筒面の頭部を軸と
して揺動する揺動シリンダと、揺動シリンダとともに揺
動しながら揺動シリンダ内を往復動する揺動ピストン
と、揺動ピストンの外周部をシールするシール手段と、
駆動軸に対して偏心しピストンの端部に回転自在に係合
し駆動軸からの駆動力をピストンに伝達するクランクピ
ンとからなる燃料供給ポンプを提案する。
【0012】本発明は、さらに、燃料を供給する燃料供
給通路と、所定圧力で開く吐出弁を有し燃料を噴射ノズ
ル側に吐出する燃料吐出通路と、燃料供給通路と燃料吐
出通路との間で燃料を昇圧するポンプ室を含む昇圧手段
とを備えた燃料供給ポンプにおいて、昇圧手段が、摺動
ボア部がポンプ室に連通し球面または円筒面の頭部を軸
として揺動する揺動シリンダと、燃料の一部をポンプ室
に供給するピストン吸入通路を内部に有し揺動シリンダ
とともに揺動しながら揺動シリンダ内を往復動する揺動
ピストンと、揺動ピストンの外周部をシールするシール
手段と、駆動軸に対して偏心しピストンの端部に回転自
在に係合し駆動軸からの駆動力をピストンに伝達するク
ランクピンとからなる燃料供給ポンプを提案する。
【0013】本発明は、燃料を供給する燃料供給通路
と、所定圧力で開く吐出弁を有し燃料を噴射ノズル側に
吐出する燃料吐出通路と、燃料供給通路と燃料吐出通路
との間で燃料を昇圧するポンプ室を含む昇圧手段とを備
えた燃料供給ポンプにおいて、昇圧手段が、摺動ボア部
がポンプ室に連通し下端部に摺動ボア部よりも大径のハ
ウジング部を有し球面または円筒面の頭部を軸として揺
動する揺動シリンダと、揺動シリンダとともに揺動しな
がら揺動シリンダ内を往復動する揺動ピストンと、揺動
シリンダ下端部のハウジング部内に配置され揺動ピスト
ンの外周部をシールするシール手段と、駆動軸に対して
偏心しピストンの端部に回転自在に係合し駆動軸からの
駆動力をピストンに伝達するクランクピンとからなり、
揺動シリンダが、揺動ピストンと揺動シリンダとの摺動
部からクランクピン側に漏洩しシール手段によりハウジ
ング部内に形成された空間部に一旦溜められた燃料をポ
ンプ室方向に戻す連通路を備え、燃料供給ポンプの本体
が、揺動シリンダが所定角度にあるときに連通路と接続
され漏洩燃料を元の方向に戻す連通路を備えた燃料供給
ポンプを提案する。
【0014】本発明は、上記目的を達成するために、燃
料を加圧して供給する燃料供給ポンプと、供給された加
圧燃料を蓄圧するコモンレールと、コモンレール内の燃
料を内燃機関の各気筒に噴射する噴射ノズルと、エンジ
ンの運転状態等に応じて最適の噴射時期,噴射量となる
ように燃料噴射ノズルの噴射制御用電磁弁に制御信号を
出力する電子制御ユニット(ECU)とを含む燃料噴射シ
ステムにおいて、燃料供給ポンプが、上記燃料供給ポン
プのいずれかである燃料噴射システムを提案する。
【0015】本発明は、また、燃料を加圧して供給する
燃料供給ポンプと、供給された加圧燃料を蓄圧するコモ
ンレールと、コモンレール内の燃料を内燃機関の各気筒
に噴射する噴射ノズルと、エンジンの運転状態等に応じ
て最適の噴射時期,噴射量となるように燃料噴射ノズル
の噴射制御用電磁弁に制御信号を出力する電子制御ユニ
ット(ECU)とを含む燃料噴射システムにおいて、燃料
供給ポンプが、上記燃料供給ポンプのいずれかであり、
燃料噴射システムが、コモンレール内の圧力を検出し電
子制御ユニット(ECU)に制御情報として出力する圧力
センサを備えた燃料噴射システムを提案する。
【0016】
【発明の実施の形態】次に、図1ないし図7を参照し
て、本発明による燃料供給ポンプの実施形態を説明す
る。
【0017】
【実施形態1】図1は、本発明による燃料供給ポンプを
適用すべき燃料噴射システムの系統構成の一例を示す図
である。図示しないエンジンには、各気筒の燃焼室に対
応して噴射ノズル2が配設され、噴射ノズル2からエン
ジンへの燃料の噴射は、図示しない噴射制御用電磁弁の
オン−オフにより制御される。
【0018】噴射ノズル2は、各気筒共通のコモンレー
ル3に接続されており、噴射制御用電磁弁が開いている
間は、コモンレール3内の燃料をエンジンに噴射する。
したがって、コモンレール3には、燃料噴射圧に相当す
る高い所定圧が連続的に蓄圧される必要がある。
【0019】本発明の対象である可変吐出量式の高圧燃
料供給ポンプ1は、供給配管4を経て、その高い所定圧
を供給するポンプである。高圧燃料供給ポンプ1は、燃
料タンク5から公知の低圧燃料供給ポンプ6および圧力
調整器7で所定圧力に調節されて吸入された燃料を高い
所定圧に制御し維持する。
【0020】高圧燃料供給ポンプ1の吸入側配管8とコ
モンレール3との間には、リリーフ弁9が設けられてお
り、コモンレール3内の圧力が所定値を超えた際に開い
て配管系の破損を防止する。
【0021】このシステムを制御する電子制御ユニット
(ECU)10は、例えばエンジンの回転数検出センサ1
1および負荷検出センサ12から、回転数および負荷の
情報を取り込み、これらの信号から判断したエンジンの
運転状態等に応じて、最適の噴射時期,噴射量となるよ
うに、図示しない噴射制御用電磁弁に制御信号を出力す
る。電子制御ユニット(ECU)10は、同時に、回転数
や負荷に応じて、燃料噴射圧が最適値になるように、高
圧燃料供給ポンプ1に制御信号を出力する。
【0022】さらに、より好ましくは、コモンレール3
内の圧力を検出する圧力センサ13をコモンレール3に
設置し、圧力センサ13の信号がエンジンの回転数や負
荷に応じて予め設定した最適値となるように、高圧燃料
供給ポンプ1の吐出量を制御する。
【0023】図2は、本発明による燃料供給ポンプの実
施形態1の構造を示す縦断面図である。図2の燃料供給
ポンプにおいて、ケーシング20に固定されたポンプ本
体21には、燃料供給通路22と吐出通路23とポンプ
室24とが形成されている。燃料供給通路22には、吸
入弁25が設けられ、吐出通路23には、吐出弁26が
設けられ、それぞれ燃料の流れ方向を制限する逆止弁と
なっている。
【0024】ポンプ本体21には、電磁弁27が嵌め込
まれ、電磁弁27の内部には、係合部材28およびばね
29が設けられている。係合部材28は、ばね29よ
り、電磁弁27がオフの時に吸入弁25を開く方向に力
がかけられている。ばね29の力は、吸入弁25のばね
の力よりも大きいので、電磁弁27がオフの時は、図2
に示すように、吸入弁25を開いた状態に保っている。
【0025】ポンプ本体21には、ポンプ室24に開口
する球面支持部30が形成されている。球面支持部30
には、揺動シリンダ31が嵌め合わされ、球面支持部材
32により、ポンプ本体21に揺動自在に結合されてい
る。揺動シリンダ31の揺動ピストン33の頭部側に
は、加圧室34が設けられている。加圧室34とポンプ
室24とは、揺動シリンダ31の先端部に設けられた連
通路35を介して、連通している。ポンプ室24の連通
路35側の開口面積は、摺動ボア部31aの断面積より
も小さくなるように形成されている。さらに、摺動ボア
部31aの連通路35側の端部には、逃げ溝36が形成
されている。
【0026】揺動ピストン33は、ピストン部33aと
リング部33bとからなり、ピストン部33aは、揺動
シリンダ31の摺動ボア部31a内を摺動し、リング部
33bは、回転動力を伝達する。リング部33bは、例
えば、図示しない吸排気バルブを開閉駆動するバルブカ
ムシャフトなどに連結したクランクシャフト37の軸中
心から偏心した軸中心を有するクランクピン38に回転
自在に摺動する。なお、バルブカムシャフトをクランク
シャフト37としてもよい。
【0027】図3は、実施形態1の燃料供給ポンプにお
けるシール手段の構造を示す部分拡大断面図である。支
持部材44の一端が、揺動シリンダ31のクランクピン
38側端部に係合されており、支持部材44の他端に
は、シール部材45が固定されている。すなわち、揺動
シリンダ31のクランクピン38側端部には、環状の溝
31bが形成され、その溝31bに支持部材44の一端
が、係合されている。シール部材45は、揺動ピストン
33の外周部に弾性力をもって接触しており、支持部材
44の他端に固定され、脱落しないようになっている。
【0028】支持部材44は、底部が円形の貫通口を有
する有底円筒状に形成され、弾性材料例えばばね鋼板や
鋼板表面にゴム製の被覆を施した材料などからなる。
【0029】シール部材45は、いわゆるリップ形状で
あり、二個所に円環状に一体形成されたリップ部45a
および45bを持ち、揺動ピストン33の外周部に弾性
的に接触している。リップ部45aおよび45bは、例
えばゴム製である。
【0030】リップ部45aおよび45bの内径は、軸
方向中央部からそれぞれのリップ部45aおよび45b
に向けて内径が徐々に減少するように形成されている。
リップ部45aおよび45bは、揺動ピストン33の外
周部と所定角を有しており、リップ部45aは、揺動ピ
ストン33と揺動シリンダ31との摺動部からクランク
ピン38側への燃料漏洩のシールを主に受け持ち、リッ
プ部45bは、揺動ピストン33のリング部33bとク
ランクピン38との潤滑油の漏洩を防止する。
【0031】次に、高圧燃料供給ポンプ1の動作を説明
する。図2において、クランクシャフト37の回転に伴
って、偏心した軸中心を有するクランクピン38が、ク
ランクシャフト37の軸中心に対して回転すると、揺動
ピストン33のリング部33bがクランクピン38に対
して回転摺動し、ピストン部33aは、揺動シリンダ3
1の摺動ボア部31a内を往復摺動する。この時、揺動
シリンダ31は、球面支持部30および球面支持部材3
2により、ポンプ本体21に対して揺動する。したがっ
て、ピストン部33aは、揺動シリンダ31の摺動ボア
部31a内を揺動運動しながら往復摺動することにな
る。
【0032】揺動ピストン33が上死点から下死点に往
復動する燃料の吸入行程では、電磁弁27に通電されて
いないオフ時であり、ばね29の力により、係合部材2
8が吸入弁25に係合し、吸入弁25を開く。したがっ
て、低圧の燃料は、燃料吸入口部22a,燃料供給通路
22,吸入弁25を介して、ポンプ室24に流入し、さ
らに加圧室34に供給される。このとき、吐出弁26
は、閉じている。
【0033】揺動ピストン33が下死点から上死点方向
に移動する燃料の加圧・吐出行程では、電磁弁27に通
電されていないオフ時であり、ポンプ室24の圧力が、
燃料吸入口部22aとほぼ同等の低圧状態を保つため、
吐出弁26を開けず、吸入弁25が開いているので、加
圧室34内に流入した燃料は、ポンプ室24,吸入弁2
5,燃料供給通路22,燃料吸入口部22aを介して、
吸入側配管8に戻される。
【0034】次に、電磁弁27が通電されたオン時に
は、ばね29の力以上の電磁力が発生し、係合部材28
を電磁弁27側に引き寄せるので、係合部材28と吸入
弁25とは分離され、吸入弁25が閉じられる。その結
果、揺動ピストン33による加圧室34内の燃料の加圧
が開始され、加圧室34およびポンプ室24内の燃料圧
力が、吐出弁26のばねの力に打ち勝つと、吐出弁26
が開かれて、加圧室34およびポンプ室24内の加圧さ
れた燃料が、吐出通路23および供給配管4を経て、コ
モンレール3に吐出される。
【0035】このように、揺動ピストン33が下死点か
ら上死点方向に移動する行程において、電磁弁27に通
電するタイミングや通電期間を制御すると、コモンレー
ルへの燃料吐出量を制御できる。
【0036】本実施形態1の高圧燃料供給ポンプにおい
ては、クランクシャフト37の動力伝達としてクランク
ピン駆動方式を採用しているので、カム駆動方式では必
ず設けなければならない復帰用スプリングが不要とな
り、駆動機構およびシール手段をコンパクトに構成で
き、クランクピン38の回転動力を揺動ピストンのリン
グ部33bで支持でき、クランクピン38と揺動ピスト
ンのリング部33bとの接触荷重を大幅に低減できる。
【0037】また、燃料を加圧する際の揺動ピストンに
作用する荷重方向と、その荷重を受ける揺動ピストンの
リング部33bとクランクピン38との接触荷重方向と
が、揺動ピストン33の軸線上で一致しているので、揺
動ピストン33には側圧力が作用しない。その結果、従
来のカム駆動方式の加圧・吐出行程でシリンダとピスト
ン間に生じていた側圧力をゼロにすることができる。さ
らに、シール手段の設置により、燃料および潤滑油の漏
洩を防止できる。
【0038】
【実施形態2】図4は、本発明による燃料供給ポンプの
実施形態2の吸入行程時の構造を示す縦断面図であり、
図5は、本発明による燃料供給ポンプの実施形態2の加
圧・吐出行程時の構造を示す縦断面図である。本実施形
態2の構造の特徴は、クランクシャフト37,クランク
ピン38,揺動ピストン33を通じて加圧室34に至る
吸入通路を形成したことである。
【0039】クランクシャフト37の軸中心付近には、
軸方向にクランクシャフト吸入通路40が形成され、ク
ランクピン38には、クランクシャフト吸入通路40に
連通するように、クランクピン吸入通路41が形成され
ている。クランクピン吸入通路41は、クランクピン3
8のクランク区分の周囲の概略半分にわたって形成され
ている。一方、揺動ピストン33のピストン部33aの
中央部には、ピストン吸入通路39が設けられており、
ピストン吸入通路39の一端が、吸入行程の期間だけ、
クランクピン吸入通路41に連通し、ピストン吸入通路
39の他端は、加圧室34に連通している。ここでは図
示していないが、クランクシャフト吸入通路40は、吸
入側配管8に連通している。
【0040】本実施形態2の動作を説明する。図4に示
す吸入行程では、クランクピン吸入通路41とピストン
吸入通路39とが連通するので、低圧燃料が、クランク
シャフト吸入通路40を介して、加圧室34内に流入す
る。この時、電磁弁27に通電されていないためオフ時
であり、吸入弁25が開いているから、低圧燃料は、燃
料吸入口部22a,燃料供給通路22,吸入弁25を介
して、ポンプ室24に流入し、加圧室34に供給され
る。
【0041】図5に示す加圧・吐出行程では、クランク
ピン吸入通路41とピストン吸入通路39との連通が、
クランクピン38により遮断されるので、クランクシャ
フト吸入通路40を介しての低圧燃料の供給が停止す
る。したがって、クランクピン吸入通路41,加圧室3
4,ポンプ室24は閉じられた空間となり、揺動ピスト
ン33による加圧が開始される。このときは、電磁弁2
7に通電されていないオフ時であり、吐出弁26が閉じ
ており、吸入弁25が開いているので。上記密閉空間内
に流入した燃料は、吸入弁25,燃料供給通路22,燃
料吸入口部22aを介して、吸入側配管8に戻される。
【0042】電磁弁27が通電されたオン時には、吸入
弁25が閉じられるので、燃料の加圧が開始され、吐出
弁26が開かれ、燃料が、吐出通路23,供給配管4経
て、コモンレール3に吐出される。
【0043】このように、クランクピン38は、揺動ピ
ストン33に回転動力を伝達する作用の他に、クランク
ピン吸入通路41とピストン吸入通路39との連通を開
閉する吸入弁としての作用を兼ねている。
【0044】支持部材44の一端が、揺動シリンダ31
のクランクピン38側端部に係合されており、支持部材
44の他端には、シール部材45が固定されている。す
なわち、揺動シリンダ31のクランクピン38側端部に
は、環状の溝31bが形成され、その溝31bに支持部
材44の一端が、係合されている。シール部材45は、
揺動ピストン33の外周部に弾性力をもって接触してお
り、支持部材44の他端に固定され、脱落を防止しない
ようになっている。
【0045】支持部材44は、底部が円形の貫通口を有
する有底円筒状に形成され、弾性材料例えばばね鋼板や
鋼板表面にゴム製の被覆を施した材料などからなる。
【0046】シール部材45は、いわゆるリップ形状で
あり、二個所に円環状に一体形成されたリップ部45a
および45bからなり、揺動ピストン33の外周部に弾
性的に接触している。リップ部45aおよび45bは、
例えばゴム製である。
【0047】リップ部45aおよび45bの内径は、軸
方向中央部からそれぞれのリップ部45aおよび45b
に向けて内径が徐々に減少するように形成されている。
リップ部45aおよび45bは、揺動ピストン33の外
周部と所定角を有しており、リップ部45aは、揺動ピ
ストン33と揺動シリンダ31との摺動部からクランク
ピン38側への燃料漏洩のシールを主に受け持ち、リッ
プ部45bは、揺動ピストン33のリング部33bとク
ランクピン38との潤滑油の漏洩を防止する。
【0048】本実施形態2の高圧燃料供給ポンプにおい
ては、揺動ピストン33のピストン部33aにピストン
吸入通路39を形成しているため、その通路面積に圧力
を乗じた量だけ、揺動ピストン33の頭部に作用する荷
重を低減できる。また、クランクピン38が、クランク
ピン吸入通路41とピストン吸入通路39との連通を開
閉する吸入弁としても作用しているので、燃料の吸入効
率が高くなる。さらに、シール手段の設置により、燃料
および潤滑油の漏洩を防止できる。
【0049】本実施形態2おいては、揺動シリンダの揺
動中心となる頭部の形状を球面としいるが、例えば円筒
面形状としてもよい。また、吸入弁25を開口方向に保
持する力をもった係合部材を配置し、この係合部材をア
クチュエータ28の動作タイミングにより、吸入弁25
を開閉制御する電磁弁の例について説明したが、例えば
アクチュエータ28に吸入弁25を直接取り付け、電磁
弁が閉じている時に吸入通路を閉塞するような電磁弁で
あっても、上記構造の場合と同様の効果が得られる。
【0050】
【実施形態3】図6は、本発明による燃料供給ポンプの
実施形態3の構造を示す縦断面図である。図7は、図6
の実施形態3におけるシール手段の構造を示す部分拡大
断面図である。揺動シリンダ31のクランクピン38側
端部には、シール手段を収納するハウジング部31cが
形成されている。ハウジング部31cの内周側には、環
状溝31dが形成されており、環状溝31dの両端には
段付き部31eおよび31fがそれぞれ設けられてい
る。
【0051】弾性支持部材46は、断面が概略T字状の
円筒形状で、支持部材46の外周面は環状溝31dに嵌
め込まれており、両端を段付き部31eおよび31fに
よって、揺動ピストン33の摺動方向の移動を規制され
ている。一方、弾性シール部材47は、揺動ピストンの
ピストン部33aの外周部に弾性力をもって接触すると
ともに、支持部材46に固定されて、シール部材45の
脱落を防止している。シール部材47は、二個所に円環
状に一体形成されたリップ部47aおよび47bからな
り、材料や機能は図3に示した実施形態と同様である。
【0052】本実施形態においては、支持部材46の固
定に環状溝を用いる方法を開示したが、別の方法、例え
ば図7において段付き部31dを取り除いて穴とし、そ
の穴に支持部材46を圧入する方法や、単なる嵌め合い
とし、端部を止め輪で固定する方法なども採用できる。
【0053】揺動シリンダ31およびポンプ本体21に
は、連通路48,連通路49,連通路50が設けられ、
リップ部47a,ハウジング部31b,支持部材46で
形成された空間部51と燃料供給通路22とを連通させ
ている。揺動ピストン33と揺動シリンダ31との摺動
部からクランクピン38側への燃料が漏洩すると、空間
部51に一旦溜められた後、連通路48,連通路49,
連通路50を通じて、燃料供給通路22に戻される。こ
こで、空間部51に溜まっている燃料の圧力が高い時に
は、連通路の途中に絞り手段例えば絞り孔を設け、圧力
を下げ、燃料供給通路22に戻してもよい。また、本実
施形態3においては、漏洩した燃料を燃料供給通路22
側に戻しているが、漏洩した燃料を図1の燃料タンク5
に戻してもよい。
【0054】本実施形態3の高圧燃料供給ポンプにおい
ては、シール手段をコンパクトに構成できるとともに、
シール部材を揺動シリンダに確実に固定できる。また、
揺動ピストン33と揺動シリンダ31との摺動部から燃
料が漏洩しても、燃料供給通路または燃料タンクに確実
に戻すことができる。
【0055】
【発明の効果】本発明によれば、揺動シリンダと揺動ピ
ストンとを組み合わせてクランクピン駆動とすることに
よって、燃料供給ポンプをコンパクトに構成でき、吸入
行程でピストンをカムに押し付けるばねを廃止するとと
もに、加圧燃料の圧力によりピストンに作用する力を減
らし、摩擦損失を減少させることができる。また、揺動
ピストンとシリンダとの間の側圧力を低減するととも
に、摺動部でのシール性を向上させ、効率および信頼性
の高い燃料供給ポンプを実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による燃料供給ポンプを適用すべき燃料
噴射システムの系統構成の一例を示す図である。
【図2】本発明による燃料供給ポンプの実施形態1の構
造を示す縦断面図である。
【図3】図2の実施形態1におけるシール手段の構造を
示す部分拡大断面図である。
【図4】本発明による燃料供給ポンプの実施形態2の吸
入行程時の構造を示す縦断面図である。
【図5】本発明による燃料供給ポンプの実施形態2の加
圧・吐出行程時の構造を示す縦断面図である。
【図6】本発明による燃料供給ポンプの実施形態3の構
造を示す縦断面図である。
【図7】図6の実施形態3におけるシール手段の構造を
示す部分拡大断面図である。
【符号の説明】
1 高圧燃料供給ポンプ 2 噴射ノズル 3 コモンレール 4 供給配管 5 燃料タンク 6 低圧燃料供給ポンプ 7 圧力調整器 8 吸入側配管 9 リリーフ弁 10 電子制御ユニット(ECU) 11 エンジンの回転数検出センサ 12 負荷検出センサ 13 圧力センサ 20 ケーシング 21 ポンプ本体 22 燃料供給通路 22a 燃料吸入口部 23 吐出通路 24 ポンプ室 25 吸入弁 26 吐出弁 27 電磁弁 28 係合部材 29 ばね 30 球面支持部 31 揺動シリンダ 31a 摺動ボア部 31b 環状溝 31c ハウジング部 31d 環状溝 31e 環状溝 31f 段付き部 32 球面支持部材 33 揺動ピストン 33a ピストン部 33b リング部 34 加圧室 35 連通路 36 逃げ溝 37 クランクシャフト 38 クランクピン 39 ピストン吸入通路 40 クランクシャフト吸入通路 41 クランクピン吸入通路 44 支持部材 45 シール部材 45a リップ部 45b リップ部 46 支持部材 47 シール部材 47a リップ部 47b リップ部 48 連通路 49 連通路 50 連通路 51 空間部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F02M 59/44 F02M 59/44 D V (72)発明者 山田 裕之 茨城県ひたちなか市大字高場2520番地 株 式会社日立製作所自動車機器グループ内 (72)発明者 平工 賢二 茨城県土浦市神立町502番地 株式会社日 立製作所機械研究所内 (72)発明者 野上 忠彦 茨城県土浦市神立町502番地 株式会社日 立製作所機械研究所内 Fターム(参考) 3G060 AC08 BA22 CA02 DA09 DA10 EA03 FA07 3G066 AA07 AB02 AC09 AD01 BA18 BA49 BA61 CA01S CA04U CA08 CA09 CA22T CD06 CD10 CE02 CE22 CE35 DA04 3G301 HA02 JA15 LB04 LB11 LB13 LC01 MA18 MA28 PB08A

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 燃料を供給する燃料供給通路と、所定圧
    力で開く吐出弁を有し燃料を噴射ノズル側に吐出する燃
    料吐出通路と、前記燃料供給通路と前記燃料吐出通路と
    の間で燃料を昇圧するポンプ室を含む昇圧手段とを備え
    た燃料供給ポンプにおいて、 前記昇圧手段は、摺動ボア部が前記ポンプ室に連通し頭
    部を軸として揺動する揺動シリンダと、前記揺動シリン
    ダとともに揺動しながら前記摺動ボア部内を往復動する
    揺動ピストンと、前記揺動ピストンの外周部をシールす
    るシール手段とからなることを特徴とする燃料供給ポン
    プ。
  2. 【請求項2】 燃料を供給する燃料供給通路と、所定圧
    力で開く吐出弁を有し燃料を噴射ノズル側に吐出する燃
    料吐出通路と、前記燃料供給通路と前記燃料吐出通路と
    の間で燃料を昇圧するポンプ室を含む昇圧手段とを備え
    た燃料供給ポンプにおいて、 前記昇圧手段は、摺動ボア部が前記ポンプ室に連通し球
    面または円筒面の頭部を軸として揺動する揺動シリンダ
    と、前記揺動シリンダとともに揺動しながら前記揺動シ
    リンダ内を往復動する揺動ピストンと、前記揺動ピスト
    ンの外周部をシールするシール手段と、駆動軸に対して
    偏心し前記ピストンの端部に回転自在に係合し駆動軸か
    らの駆動力を前記ピストンに伝達するクランクピンとか
    らなることを特徴とする燃料供給ポンプ。
  3. 【請求項3】 燃料を供給する燃料供給通路と、所定圧
    力で開く吐出弁を有し燃料を噴射ノズル側に吐出する燃
    料吐出通路と、前記燃料供給通路と前記燃料吐出通路と
    の間で燃料を昇圧するポンプ室を含む昇圧手段とを備え
    た燃料供給ポンプにおいて、 前記昇圧手段は、摺動ボア部が前記ポンプ室に連通し球
    面または円筒面の頭部を軸として揺動する揺動シリンダ
    と、前記燃料の一部を前記ポンプ室に供給するピストン
    吸入通路を内部に有し前記揺動シリンダとともに揺動し
    ながら前記揺動シリンダ内を往復動する揺動ピストン
    と、前記揺動ピストンの外周部をシールするシール手段
    と、駆動軸に対して偏心し前記ピストンの端部に回転自
    在に係合し駆動軸からの駆動力を前記ピストンに伝達す
    るクランクピンとからなることを特徴とする燃料供給ポ
    ンプ。
  4. 【請求項4】 燃料を供給する燃料供給通路と、所定圧
    力で開く吐出弁を有し燃料を噴射ノズル側に吐出する燃
    料吐出通路と、前記燃料供給通路と前記燃料吐出通路と
    の間で燃料を昇圧するポンプ室を含む昇圧手段とを備え
    た燃料供給ポンプにおいて、 前記昇圧手段は、摺動ボア部が前記ポンプ室に連通し下
    端部に前記摺動ボア部よりも大径のハウジング部を有し
    球面または円筒面の頭部を軸として揺動する揺動シリン
    ダと、前記揺動シリンダとともに揺動しながら前記揺動
    シリンダ内を往復動する揺動ピストンと、前記揺動シリ
    ンダ下端部のハウジング部内に配置され前記揺動ピスト
    ンの外周部をシールするシール手段と、駆動軸に対して
    偏心し前記ピストンの端部に回転自在に係合し駆動軸か
    らの駆動力を前記ピストンに伝達するクランクピンとか
    らなり、 前記揺動シリンダが、前記揺動ピストンと揺動シリンダ
    との摺動部から前記クランクピン側に漏洩し前記シール
    手段により前記ハウジング部内に形成された空間部に一
    旦溜められた燃料を前記ポンプ室方向に戻す連通路を備
    え、 前記燃料供給ポンプの本体が、前記揺動シリンダが所定
    角度にあるときに前記連通路と接続され前記漏洩燃料を
    元の方向に戻す連通路を備えたことを特徴とする燃料供
    給ポンプ。
  5. 【請求項5】 燃料を加圧して供給する燃料供給ポンプ
    と、供給された加圧燃料を蓄圧するコモンレールと、前
    記コモンレール内の燃料を内燃機関の各気筒に噴射する
    噴射ノズルと、エンジンの運転状態等に応じて最適の噴
    射時期,噴射量となるように前記燃料噴射ノズルの噴射
    制御用電磁弁に制御信号を出力する電子制御ユニット
    (ECU)とを含む燃料噴射システムにおいて、 前記燃料供給ポンプが、請求項1ないし4のいずれか一
    項に記載の燃料供給ポンプであることを特徴とする燃料
    噴射システム。
  6. 【請求項6】 燃料を加圧して供給する燃料供給ポンプ
    と、供給された加圧燃料を蓄圧するコモンレールと、前
    記コモンレール内の燃料を内燃機関の各気筒に噴射する
    噴射ノズルと、エンジンの運転状態等に応じて最適の噴
    射時期,噴射量となるように前記燃料噴射ノズルの噴射
    制御用電磁弁に制御信号を出力する電子制御ユニット
    (ECU)とを含む燃料噴射システムにおいて、 前記燃料供給ポンプが、請求項1ないし4のいずれか一
    項に記載の燃料供給ポンプであり、 前記燃料噴射システムが、前記コモンレール内の圧力を
    検出し電子制御ユニット(ECU)に制御情報として出力
    する圧力センサを備えたことを特徴とする燃料噴射シス
    テム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011524960A (ja) * 2008-06-20 2011-09-08 アルテミス インテリジェント パワー リミティド 流体作動機械および方法
JP2015148231A (ja) * 2015-04-10 2015-08-20 株式会社デンソー 高圧ポンプ

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