JP2001245144A - 画像処理方法及び装置及び記憶媒体 - Google Patents

画像処理方法及び装置及び記憶媒体

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JP2001245144A JP2000053425A JP2000053425A JP2001245144A JP 2001245144 A JP2001245144 A JP 2001245144A JP 2000053425 A JP2000053425 A JP 2000053425A JP 2000053425 A JP2000053425 A JP 2000053425A JP 2001245144 A JP2001245144 A JP 2001245144A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 印刷速度の効率を損なうことなく、必要に応
じた精度のよい特定画像識別を実現する。 【解決手段】 画像の一部の画像データに含まれる電子
透かしから前記画像が特定画像であるか第1の識別し、
前記第1の識別結果に応じて、前記画像に応じた印刷処
理開始後、前記画像の一部より多い画像データに含まれ
る電子透かしから前記画像が特定画像であるか第2の識
別し、前記第2の識別結果、前記画像の印刷を制御す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像処理方法及び
装置及び記憶媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、CCDなどを用いたカラー画像読
み取り装置(以下、カラースキャナ)、ならびにカラー
プリンタの性能が向上したため、紙幣や有価証券などの
複製禁止対象の原稿をカラー画像読み取り装置で画像デ
ータとして読み取り、カラープリンタに出力すること
で、複製禁止対象の原稿が複製して偽造される危険性が
高くなってきている。このような偽造を防ぐために、複
製禁止原稿を認識して複写を禁止する偽造防止装置が組
み込まれることが多くなってきている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】その方法として画像デ
ータに含まれている電子透かし情報を検出し、その情報
を基に複製禁止原稿であるか否かを認識する手段があ
り、検出方法は画像データをブロック分割し、ブロック
毎にフーリエ変換を施し周波数成分の抽出により行われ
ている。
【0004】手段の一例として、ホストコンピュータか
らカラープリンタへの画像出力に対して偽造行為の抑止
を行えるよう、オペレーティングシステムとプリンタド
ライバを持ち、プリンタと接続され、プリンタを操作
し、読み取った画像データを蓄積するホストコンピュー
タからなる画像処理システムで、プリンタドライバがラ
スタライズした画像データから電子透かしを検出し、検
出された電子透かし情報と特定画像との比較を行って特
定画像が含まれているかどうかの一致度を判定結果とし
て出力する判定手段を備え、オペレーティングシステム
が、前記判定手段の出力をもとに、ラスタライズした画
像信号に対して偽造防止用の画像加工処理を施し元の画
像を破壊するものが考えられる。
【0005】上記電子透かし情報を検出する際に、全画
像データについて行うと、検出のための演算に要する負
荷が大きいものであるため、ホストコンピュータ上から
カラープリンタへと画像出力を開始してから、プリンタ
から出力が開始されるまでに多くの時間を要することか
ら、プリンタ動作が遅くなり、プリンタの性能の低下に
つながる。
【0006】このような性能の低下を解消するために、
画像データの全てについて行わずに、画像データを一定
画素ごとに間引き、解像度を落とした一部のデータにつ
いて行い、検出を行う手段が考えられている。
【0007】しかしながら、画像データの一部について
の検出手段で検出しきれない電子透かし情報が存在した
場合に、上記の構成では対処しきれず精度よい検出がで
きない。
【0008】本発明の目的は、このようなの欠点に鑑
み、印刷処理の効率をそこなわない上、必要に応じて精
度よい特定画像識別を行うことのできる画像処理装置方
法及び記憶媒体を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】以上を鑑みて、本発明で
は画像を一部の画像データに含まれる電子透かしから前
記画像が特定画像であるか第1の識別し、前記第1の識
別結果に応じて、前記画像に応じた印刷処理開始後、前
記画像の一部より多い画像データに含まれる電子透かし
から前記画像が特定画像であるか第2の識別し、前記第
2の識別結果、前記画像の印刷を制御することを特徴と
する。
【0010】
【発明の実施の形態】(実施例1)図7に本発明の、実
施例を示す。
【0011】この実施例は、ホストコンピュータとプリ
ンタからなる画像処理システムの中で、プリンタドライ
バとOSにおいて、偽造防止処理を行うものである。
【0012】ホストコンピュータ上ではオペレーティン
グシステム702(以下、OS)が稼働しており、その
上で動作するアプリケーション701により、プリンタ
704への画像出力動作などの操作環境が提供されてい
る。
【0013】図7のプリンタシステムは図2に示すハー
ドウェア構成の上に実現される。図2において、プリン
タシステムは、ホストコンピュータ21とプリンタ23
からなる。さらにホストコンピュータ21は、スキャナ
22を制御するスキャナシステムとスキャナI/F20
7により接続されており、スキャナシステム上で動作す
るアプリケーションのGUIやスキャナ22からの画像
読み込み結果を表示したりするためのモニター201、
また、ユーザー入力をアプリケーション、およびOSに
伝えるためのマウス202、キーボード203、各種プ
ログラムや画像データを格納するためのHDD208、
ホストコンピュータの基本プログラムを格納するための
ROM206、プログラムの読み込みや画像を格納する
ためのRAM205、プリンタ23を制御するためのプ
リンタI/F210を備え、これらは内部バス209で
相互に接続され、CPU204で制御される。
【0014】このように構成されたホストコンピュータ
22上で、OS、アプリケーションはともに、HDD2
08からRAM205上に読み込まれたプログラムをC
PU204が動作させることにより、実現される。
【0015】OS702は、ユーザ入力や他のハードウ
ェアデバイスを制御する他に、プリンタを制御するモジ
ュールとして、プリンタドライバ703を持ち、本実施
例におけるプリンタドライバは、プリンタ704に適し
た画像データを生成するラスタライザ703−1と生成
された画像データを格納するための画像メモリ710を
管理するためのメモリ管理モジュール703−2、およ
び、ラスタライズされた画像データから電子透かしを検
出する電子透かし抽出部703−3、検出された電子透
かし情報が複製禁止原稿かどうかを判定するための偽造
判定処理モジュール703−4を持つ。偽造判定処理モ
ジュールの出力である偽造判定結果は偽造防止制御モジ
ュール705に渡され、偽造防止制御モジュールはこの
判定結果によって、偽造行為を防止または抑制するため
の処理を行う。
【0016】また、OSは、ラスタサイズされた画像を
プリンタに出力するための制御を行うプリントスプーラ
709を持っている。ここでは、ラスタライザ、画像メ
モリ、および偽造判定処理モジュールをプリンタドライ
バで行う、つまり、ソフトウェア処理で行うものとした
が、これらをプリンタ704で行う構成とすることも可
能である。その場合、プリンタで行われた偽造判定処理
の結果を偽造防止制御モジュール705に返すような構
成にすればよい。
【0017】次に本実施例での偽造防止処理の流れを説
明する。
【0018】ユーザーがプリンタ操作アプリケーション
を通して、印刷開始動作を指示すると、アプリケーショ
ンはS301でOSに対して、プリンタを特定して印刷
処理命令を発行して、S302で処理終了通知を受ける
までアプリケーションはwait状態に入る。
【0019】印刷開始命令を受けたOSでは、S311
で、特定されたプリンタに応じたプリンタドライバモジ
ュールを呼び出して、アプリケーションからの印刷処理
命令を発行して、プリンタドライバの処理が終了するま
でwait状態に入る。この際にOS側で、偽造防止モ
ジュールが出力する画像データが複写禁止原稿かどうか
を表す判定率を変数として用意しておく。
【0020】S321で、印刷処理の依頼を受けたプリ
ンタドライバでは、ラスタライザ703−1において、
印刷文書を画像データとして展開し、画像メモリ710
に格納する。格納された画像を電子透かし抽出部703
−3およびプリントスプーラ709に渡され、それぞ
れ、偽造判定処理と印刷処理が開始される。S322で
は、電子透かし抽出部703−3において画像データか
ら第1の電子透かし抽出を行う。
【0021】ここで、本実施例の電子透かし抽出部70
3−3について説明する。
【0022】電子透かし抽出部では、前記入力された画
像データをブロック分割し、ブロック毎にフーリエ変換
を施し周波数成分を抽出する。
【0023】この結果得られた周波数領域の画像データ
は振幅スペクトルと位相スペクトルに分離され、この振
幅スペクトルに含まれるレジストレーション信号を検出
する。
【0024】このレジストレーション信号は、低周波成
分への信号の埋め込みは、高周波性成分への信号の埋め
込みに比べ人間の視覚特性からノイズとして認識されや
すいという欠点及びJPEG圧縮などの非可逆圧縮方式
はローパスフィルタ的な効果があるため圧縮伸長処理に
より高周波成分は除去されてしまうという高周波成分、
低周波成分それぞれの欠点を踏まえて、人間の知覚には
認識されにくい第1の周波数レベル以下であって、非可
逆圧縮、伸長により除去されない第2の周波数レベル以
上の中間レベルの周波数へのインパルス信号により埋め
込まれている。
【0025】レジストレーション検出では、振幅スペク
トルに含まれる前述した中間レベルの周波数領域のイン
パルス性の信号を抽出する。
【0026】抽出されたインパルス信号の座標から、画
像データのスケーリング率を算出する。本電子透かし検
出部では、スケーリングが行われていない検出対象画像
のどの周波数成分にインパルス信号が埋め込まれている
かを予め認識している。
【0027】この予め認識している周波数と、インパル
スが検出された周波の比によりスケーリング率を算出す
ることができる。例えば予め認識している周波数をa、
検出されたインパルスの信号の周波数をbとするとa/
bのスケーリングが施されていることが分かる。これは
公知のフーリエ変換の性質である。
【0028】このスケーリング率により画像に含まれる
電子透かしを検出するためのパターンのサイズを決定
し、このパターンを用いた畳み込みを行なうことで画像
データに含まれる電子透かしを検出する。
【0029】尚、電子透かしは、画像データを構成する
いずれの成分に付加されていてもよいが、本実施形態で
は人間の視覚上もっとも鈍感である青成分に付加されて
いて、この場合上記パターン検出は青成分に行われる。
【0030】また、画像データを構成する可視の色成分
に電子透かしを付加するのではなく、特定周波数成分に
情報を生めこむ電子透かしが画像データに埋め込まれて
いる場合には、画像データにフーリエ変換した後の特定
周波数に対して電子透かしを検出する用処理を行っても
よい。
【0031】そして、S322における第1の電子透か
し抽出では、入力する画像データとして画像メモリ内の
全画像データを使用せず、1画素ずつ間引いたデータを
使用して行う。その結果、高速な識別が可能となる。
【0032】S323で、偽造判定処理モジュール70
3−4において第1の偽造判定処理を行う。
【0033】偽造判定処理モジュールは、画像メモリと
は別に、メモリ(RAM、もしくはROMであってもい
い)上に複製禁止パターンをテンプレートとして持って
いる。S322において抽出された画像データとテンプ
レートとのパターンマッチングを行い、0から100ま
での値を判定率として出力する。このようなパターンマ
ッチングの具体例としては、画像データとテンプレート
の色成分毎の相互相関を取り、最大値を出力する処理が
考えられるが、ここではパターンマッチングの手法には
特にこだわらない。また、複写禁止パターンのテンプレ
ートは複数あってもよく、複数ある場合には、複数のパ
ターンと画像データのパターンマッチングを行って、そ
の最大値を出力すれば良い。ここでは、偽造判定モジュ
ールをソフトウェアモジュールとして説明したが、ハー
ドウェア処理を行って、高速化することも可能である。
【0034】偽造判定処理を終えた後、S324で、プ
リンタドライバはOSに対して、処理の終了を通知する
と同時に、判定率を返す。
【0035】S312でOSはプリンタドライバの処理
終了通知を受け、S313では、実際に偽造判定処理を
行った結果、偽造防止制御モジュール705で画像デー
タが複写禁止画像であるかどうかの判定を行う。OS側
であらかじめ設定した閾値よりも判定率が大きければ、
その画像データを複写禁止画像である可能性があるとし
て、S314の第1の偽造防止制御処理に移る。
【0036】図6は第1の偽造防止処理S314の具体
的な流れの例を示す図面である。
【0037】S600で処理を開始し、画像メモリ71
0の画像に偽造防止用の画像加工処理を施す。図8−2
は、図8−1の原画像に対して加工処理を施した後の画
像の例を表しており、グレーで塗りつぶしたような画像
になっている。
【0038】図10はその画像加工の原理を表す図であ
る。画像データが、M(Magenta)、C(Cya
n)、Y(Yellow)、BK(Black)の色空
間の形式になっていたとすると、図10は画像の一部分
のYellowのデータを縦軸、横軸を画像の主走査の
位置で表している。縦軸の画像データは0から255の
256階調である事を表しており255に近づくほど画
像は暗くなる。図10−1は加工処理前の原画像を表し
ており、この画像の全ての画素に対してある値だけ画像
データを大きい値にすると図10−2のようになる。図
10−2の画像データで、255以上のデータは全て2
55になるので、画像の変化の情報が失われる事にな
る。この処理をYellow以外のMagenta、C
yan、Blackにも施す事によって図8のような画
像になる。
【0039】そして、この加工処理後の画像から加工処
理前の画像に戻す事はできない。またこれによって、ア
プリケーションによってモニターに表示される画像や、
HDDに保存される画像も加工処理後の画像となる。
【0040】S602で、図4に示すようなユーザー入
力画面をディスプレイドライバ707を介してモニター
709に表示する。つまり、画像データが複写禁止原稿
である可能性がある場合に、本当に画像を印刷するか否
かをユーザーに確認する。S603でユーザーの入力が
「はい」か「いいえ」かをチェックし、「はい」であれ
ば(もし印刷するのであれば)、HDD706に図5に
示すような操作履歴を格納して、後で複写禁止原稿を印
刷したことを証拠として残し、印刷処理を終える。この
結果印刷される画像は画像加工処理後の画像である。
「いいえ」であれば(印刷を行わないのであれば)、S
604において、プリンタスプーラ709に対してスプ
ール中止命令を出して、印刷処理を終える。
【0041】S313で、OS側であらかじめ設定した
閾値よりも判定が小さければ、S315でプリンタスプ
ーラ709に対してスプール開始命令を出して、印刷処
理を開始することで、第2の偽造判定にて複写禁止画像
でないと識別された場合の高速なプリントを実現する。
つづいて、S316で第2の偽造判定処理に移る。
【0042】図9は第2の偽造防止処理S316の具体
的な流れの例を示す図面である。
【0043】S911で第2の偽造防止処理開始命令を
受けたOSは、S912で、図3と同様のプリンタドラ
イバモジュールを呼び出して、S913で処理終了通知
を受けるまでアプリケーションはwait状態に入る。
この際にOS側で、偽造防止モジュールが出力する画像
データが複写禁止原稿かどうかを表す判定率を変動とし
て用意しておく。
【0044】S921で、第2の偽造防止処理の依頼を
受けたプリンタドライバでは、図3において画像メモリ
710に格納された画像データを電子透かし抽出部70
3−3に渡し、第2の電子透かし抽出を行う。第2の電
子透かし抽出では画像データを間引かずに、全ての画像
データに対して電子透かし情報の抽出処理を行う。
【0045】S922では、偽造判定処理703−4に
おいて第2の偽造判定処理を行う。第2の偽造判定処理
では、第2の電子透かし抽出により抽出された電子透か
し情報に対し、図3と同様にテンプレートとのパターン
マッチングを行う。
【0046】第2の偽造判定処理終了後、S923でプ
リンタドライバはOSに対して、処理の終了を通知する
と同時に、判定率を返す。
【0047】S913でOSはプリンタドライバの処理
終了通知を受け、S914で、実際に偽造判定処理を行
った結果、偽造防止制御モジュール705で画像データ
が複写禁止画像であるかどうかの判定を行う。OS側で
あらかじめ設定した閾値よりも判定率が大きければ、そ
の画像データを複写禁止画像である可能性があるとし
て、S915の第2の偽造防止制御処理に移る。
【0048】第2の偽造防止制御処理では、図5と同様
の操作履歴情報をHDD706上に格納するとともに、
この複写禁止画像のプリン指示を出したホストコンピュ
ータから、以後受けるプリント動作については、図3の
S316の第2の偽造判定処理は行わず、S322にお
いて図9のS921に示した第2の電子透かし抽出を行
うようシステム制御方法の変更を行う(即ち、複写禁止
画像の印刷を一度試みたユーザは、再度複写禁止画像の
プリント指示する可能性が高いとして、間引きを行った
画像の識別を行うことなく識別精度のたかい全体の画像
データに識別処理を行う)。
【0049】また、スプールされた画像データがプリン
タ704においてプリント中であるなら、印刷終了割り
込みをプリンタに対し出力し、印刷を途中で停止させて
も良い。
【0050】さらに、プリンタがネットワークを介し
て、複数の末端に接続されている場合には、操作履歴情
報におけるホストIDをプリンタ側で記憶しておき、今
後同じホストコンピュータから印刷要求があれば、印刷
を拒否するなどの印刷制約を加えても良い。また、ネッ
トワークに接続されている他のプリンタに対してもホス
トID情報を投げ、同様の印刷制約を加えても良い。
【0051】第2の偽造防止制御終了後、およびS91
4で、OS側であらかじめ設定した閾値よりも判定率が
小さければ、S916で第2の偽造判定処理を終了す
る。
【0052】この処理を終えた後、S317でアプリケ
ーションに処理通知を出し、プリンタシステムの印刷処
理動作を終了する。
【0053】(実施例2)偽造防止用の画像加工処理は
実施例1での例に限るものではない。
【0054】例えば、画像を間引いて解像度を落とす、
階調を落とす、画像に別の画像を付加する、R、G、
B、またはM、C、Y、BKのうちの1色のみを残して
他の色の画像は消去してしまう、などの処理を施しても
よい。またこれらに限るものでもない。
【0055】これらの各処理の説明を行う。
【0056】(画像を間引いて解像度を落とす)図11
−1の原画像の一部分を拡大して、画素毎に表した図が
図1−2である。
【0057】図1−2に対して残しておく画素を矢印で
指定したのが図11−1である。この矢印で指定した画
素の情報だけを取り出したのが、図11−2である。こ
の場合は1画素おきに情報を単純に間引くことによって
解像度を落としている。解像度を落とした後は落とす前
の1/2(50%)に縮小された画像になる。
【0058】(階調を落とす)階調を落とす場合を実施
例1の時を例にとって説明する。
【0059】加工処理前の画像データが、R(Re
d)、G(Green)、B(Blue)の色信号で構
成されており、その各色信号の画像データは0から25
5の256階調を表す8bitのデータである。
【0060】この場合階調を落とすには、上位4bit
はそのままで下位4bitを0(ゼロ)固定にしてしま
えばよい。
【0061】(画像に別の画像を付加する)画像に別の
画像を付加した場合の例では、図8−1の原画像に対し
て偽造防止用の画像加工処理を施した結果の画像が図1
2である。
【0062】これは原画像に“COPY”の文字に対応
する画素の画像データを書き換えればよい。
【0063】(R<G、B、またはM、C、Y、BKの
うちの1色のみを残して他の色の画像は消去してしま
う)例えばR、G、Bには色分解された1色分のRed
の画像データはそのまま加工をしないでおき、その他の
色GreenとBlueの画像データについては全ての
画素のデータを255にしてしまえばよい。
【0064】
【発明の効果】以上のように本発明では、電子透かし抽
出処理時間を削減でき、印刷を高速におこなうことが可
能となる。また、電子透かし識別結果、画像が特定画像
であると識別された場合、前記画像の印刷指示をだした
ホストから以後受け付けるプリント動作に対して、前記
一部の画像データを用いた識別を行うことなく、前記一
部より多い画像データを用いた識別を行うので、疑わし
いホストに対しても効率的な識別が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】画像の細部拡大説明図である。
【図2】第1の実施形態の実現例を示す図面である。
【図3】第1の実施形態の動作を示すフローチャート例
である。
【図4】複写禁止物の画像入力に対するユーザーへの問
い合わせ画面の例である。
【図5】複写禁止物の画像入力の操作履歴の例である。
【図6】偽造防止処理の流れの例である。
【図7】第1の実施形態の構成例を示す図面である。
【図8】第1の実施形態の処理画像の説明図である。
【図9】偽造判定処理の流れの例である。
【図10】第2の実施形態の画像処理の原理説明図であ
る。
【図11】第2の実施形態の画像処理の原理説明図であ
る。
【図12】第2の実施形態の画像処理の原理説明図であ
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) 9A001 Fターム(参考) 2C087 AA16 AB05 BB10 BC02 BD01 BD24 CA02 CB02 DA13 2H034 FA01 5B057 CA01 CB01 CC02 CD07 CE08 CE17 CG05 CG07 CH18 DC30 5C076 AA14 BA02 BA06 BB06 5C077 LL14 LL18 MP08 PP20 PP23 PP49 PP55 PP65 PP66 PQ08 RR18 SS06 TT02 9A001 HH34 JJ35 KK42 LL03

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像の一部の画像データに含まれる電子
    透かしから前記画像が特定画像であるか第1の識別し、 前記第1の識別結果に応じて、前記画像に応じた印刷処
    理開始後、前記画像の一部より多い画像データに含まれ
    る電子すかしから前記画像が特定画像であるか第2の識
    別し、 前記第2の識別結果、前記画像の印刷を制御することを
    特徴とする画像処理方法。
  2. 【請求項2】 前記画像の一部の画像データとは、前記
    画像を間引いた画像データであることを特徴とする請求
    項1記載の画像処理方法。
  3. 【請求項3】 前記第1の識別結果、前記第1の画像が
    特定画像でないと識別された場合、前記第2の識別は行
    わないことを特徴とする請求項1記載の画像処理方法。
  4. 【請求項4】 前記画像の一部より多い画像データと
    は、間引きを行わない画像データであることを特徴とす
    る請求項1記載の画像処理方法。
  5. 【請求項5】 前記第1の識別は、プリンタドライバに
    よるソフト処理で行われることを特徴とする請求項1記
    載の画像処理方法。
  6. 【請求項6】 前記第2の識別結果、前記画像が特定画
    像であることが識別された場合、前記画像の印刷終了割
    り込みが行われることを特徴とする請求項1記載の画像
    処理方法。
  7. 【請求項7】 前記第2の識別結果、前記画像が特定画
    像であると識別された場合、前記画像の印刷指示をだし
    たホストから以後受け付けるプリント動作に対して、前
    記一部の画像データを用いた識別を行うことなく、前記
    全体の画像データを用いた識別を行うことを特徴とする
    請求項1記載の画像処理方法。
  8. 【請求項8】 前記印刷は、解像度、諧調の少なくとも
    一方を落とすもしくは、別の画像を付加した印刷である
    ことを特徴とする請求項1記載の画像処理方法。
  9. 【請求項9】 前記第2の識別結果、前記画像が特定画
    像であると識別された場合、前記画像の印刷指示をだし
    たホストから以後受け付けるプリント動作に対して、印
    刷を拒否することを特徴とする請求項1記載の画像処理
    方法。
  10. 【請求項10】 画像の一部の画像データに含まれる電
    子透かしから前記画像が特定画像であるか第1の識別
    し、 前記第1の識別結果に応じて、前記画像の一部より多い
    画像データに含まれる電子すかしから前記画像が特定画
    像であるか第2の識別し、 前記第2の識別結果、前記画像の印刷を制御し、 前記第2の識別結果、前記画像が特定画像であるとし機
    別された場合、前記画像の印刷指示をだしたホストから
    以後受け付けるプリント動作に対して、前記一部の画像
    データを用いた識別を行うことなく、前記全体の画像デ
    ータを用いた識別を行うことを特徴とする請求項1記載
    の画像処理方法。
  11. 【請求項11】 前記画像の一部の画像データとは、前
    記画像を間引いた画像データであることを特徴とする請
    求項10記載の画像処理方法。
  12. 【請求項12】 前記第1の識別結果、前記第1の画像
    が特定画像でないと識別された場合、前記第2の識別は
    行わないことを特徴とする請求項10記載の画像処理方
    法。
  13. 【請求項13】 前記画像の一部より多い画像データと
    は、間引きを行わない画像データであることを特徴とす
    る請求項10記載の画像処理方法。
  14. 【請求項14】 前記第1の識別は、プリンタドライバ
    によるソフト処理で行われることを特徴とする請求項1
    0記載の画像処理方法。
  15. 【請求項15】 前記第2の識別結果、前記画像が特定
    画像であることが識別された場合、前記画像の印刷終了
    割り込みが行われることを特徴とする請求項10記載の
    画像処理方法。
  16. 【請求項16】 前記印刷は、解像度、諧調の少なくと
    も一方を落とすもしくは、別の画像を付加した印刷であ
    ることを特徴とする請求項10記載の画像処理方法。
  17. 【請求項17】 前記第2の識別結果、前記画像が特定
    画像であると識別された場合、前記画像の印刷指示をだ
    たホストから以後受け付けるプリント動作に対して、印
    刷を拒否することを特徴とする請求項10記載の画像処
    理方法。
  18. 【請求項18】 前記請求項1から17記載の画像処理
    方法を行う画像処理装置。
  19. 【請求項19】 前記請求項1から17記載の画像処理
    方法を実現するコードが記憶された記憶媒体。
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