JP2001244973A - インタネットパケット交換装置 - Google Patents

インタネットパケット交換装置

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JP2001244973A
JP2001244973A JP2000051429A JP2000051429A JP2001244973A JP 2001244973 A JP2001244973 A JP 2001244973A JP 2000051429 A JP2000051429 A JP 2000051429A JP 2000051429 A JP2000051429 A JP 2000051429A JP 2001244973 A JP2001244973 A JP 2001244973A
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JP2000051429A
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Ken Mori
謙 森
Takuya Minami
拓也 南
Takaaki Murai
高明 村井
Junichi Murayama
純一 村山
Shiyouya Makino
将哉 牧野
Hiroyuki Hara
博之 原
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来は、IPパケットをカプセル化した物理
フレームの転送先が、宛先IPアドレスにより一つに特
定されている。 【解決手段】 インタネットパケット交換装置1に、受
信した物理フレームにカプセル化されていたIPパケッ
トのヘッダに記述された宛先IPアドレスにより識別さ
れる端末装置の運用状態、ならびに、この端末装置への
経路上に存在する中継装置の運用状態を取得する状態監
視部3と、取得した運用状態に基づき、付け替えるべき
物理フレームのアドレス(物理アドレス)を特定する宛
先物理フレーム転送網アドレス特定処理部2とを設けた
構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コネクションレス
型の物理フレーム転送網を利用して広域のIPパケット
通信サービスを提供する技術に係わり、特に、中継リン
クや中継ノード間でのトラヒック負荷、あるいは端末自
身の処理負荷を効率良く分散して端末間の通信品質を向
上するのに好適なインタネットパケット交換装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】IPアドレスに基づきIPパケットをル
ーティングするルータベースのネットワークにおいて
は、インタネットに代表されるように、近年のネットワ
ークの大規模化により、広域に分散配置されたルータ間
を接続するためのネットワークが必要となっており、例
えば、ルータ間を、IPパケットを物理フレームにカプ
セル化して転送するコネクションレス型の物理フレーム
転送網で接続する技術がある。
【0003】この技術では、コネクションレス型の物理
フレーム転送網に対するインタフェースポートを収容
し、そのインタフェースポートから受信した物理フレー
ムに対して、その物理フレームにカプセル化されている
IPパケットのヘッダの内容を参照し、その内容に応じ
て、その物理フレームの宛先アドレスを付け替え、その
物理フレームを再びそのインタフェースポートから送信
することで、物理フレームにカプセル化されたIPパケ
ットの交換を行うインタネットパケット交換装置が用い
られる。
【0004】そして、このインタネットパケット交換装
置では、物理フレームの宛先アドレスを付け替える際
に、受信した物理フレームにカプセル化されていたIP
パケットのヘッダに記述された宛先IPアドレスのみ、
または、その宛先IPアドレスと、これをカプセル化し
ている物理フレームのヘッダに記述された送信元物理フ
レーム転送網アドレスの双方から、付け替えるべき物理
フレームの宛先物理フレーム転送網アドレスを特定して
いる。
【0005】このように、従来のインタネットパケット
交換装置では、同一の宛先IPアドレスを付与された複
数のパケットを、同一方路に転送、または、パケット送
信元の物理フレーム転送網アドレスに応じた方路に転送
するものであり、例えば、IPパケットの転送先の端末
装置や中継装置でのトラヒック負荷が増大している場合
にも、同じ方路にIPパケットを転送し続ける。そのた
め、端末間での通信品質の劣化を招きやすかった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】解決しようとする問題
点は、従来の技術では、IPパケットの転送先が、転送
先の端末装置や中継装置の運用状態を考慮せず決定され
る点である。
【0007】本発明の目的は、これら従来技術の課題を
解決し、転送先でのトラヒック負荷を分散させて、端末
間での通信品質の劣化を軽減させることを可能とするイ
ンタネットパケット交換装置を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明のインタネットパケット交換装置は、受信し
た物理フレームにカプセル化されていたIPパケットの
ヘッダに記述された宛先IPアドレスにより識別される
端末装置の運用状態、ならびに、この端末装置への経路
上に存在する中継装置の運用状態を取得し、取得した運
用状態に基づき、付け替えるべき物理フレームのアドレ
ス(物理アドレス)を特定する構成とする。
【0009】さらに、IPパケットの交換時に得られる
IPパケットの宛先IPアドレスと、付け替えた物理ア
ドレスの組の情報を、受信した物理フレームの送信元へ
通知し、この送信元からの物理フレームを、付け替えた
物理アドレス先に直接、送信させる構成とする。
【0010】また、組情報の通知結果をログ情報として
記録しておき、端末装置もしくは中継装置が高負荷であ
るとの監視結果が得られるとログ情報を検索して、これ
らの装置に対応する宛先IPアドレスを含む組情報があ
れば、この組情報の通知先に、組情報を破棄して通常の
物理アドレスでの入れ替えを指示する構成とする。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面により詳細に説明する。図1は、本発明のインタネッ
トパケット交換装置の本発明に係る構成例を示すブロッ
ク図であり、図2は、図1における宛先物理フレーム転
送網アドレス特定処理部で参照される転送テーブルの構
成例を示す説明図、図3は、本発明のインタネットパケ
ット交換装置を設けた物理フレーム転送網の構成例を示
すブロック図である。
【0012】図3において、1はインタネットパケット
交換装置(図中、「A−2」と記載)、30はコネクシ
ョンレス型物理フレーム転送網(図中、「A−1」と記
載)、31はインタネットパケット送信元物理フレーム
転送端末(図中、「A−3」と記載)、32,33はイ
ンタネットパケット転送先物理フレーム転送端末(図
中、「A−4」,「A−5」と記載)、34,35はイ
ンタネットパケット中継装置(図中、「A−6」,「A
−7」と記載)、36,37はインタネットパケット宛
先端末(図中、「A−8」,「A−9」と記載)であ
る。
【0013】インタネットパケット交換装置1とインタ
ネットパケット送信元物理フレーム転送端末31および
インタネットパケット転送先物理フレーム転送端末3
2.33は、コネクションレス型物理フレーム転送網3
0の構成装置であり、これらの装置間では、コネクショ
ンレス型物理フレーム転送網30において独自に定義さ
れたアドレス体系、例えば「国+地域+ノード」といっ
た階層構造のアドレス体系に基づき設定された「物理フ
レーム転送網アドレス」を用いた物理フレーム転送が行
われる。これにより、コネクションレス型物理フレーム
転送網30内での転送の効率化を図っている。また、イ
ンタネットパケット宛先端末36,37等のユーザから
見ると、コネクションレス型物理フレーム転送網30
は、1つのルータとして見える。
【0014】また、本例のコネクションレス型物理フレ
ーム転送網30では、経路制御機能とパケット転送機能
を分離しており、インタネットパケット交換装置1にお
いて、コネクションレス型物理フレーム転送網30内の
経路制御に用いる転送テーブルを一元的に保持する構成
となっており、インタネットパケット送信元物理フレー
ム転送端末31やインタネットパケット転送先物理フレ
ーム転送端末32,33などでは、少なくともインタネ
ットパケット交換装置1と他の少数のアドレスを保持し
ておけば良いので、保持すべき転送テーブルを小さくす
ることができる。
【0015】尚、インタネットパケット送信元物理フレ
ーム転送端末31やインタネットパケット転送先物理フ
レーム転送端末32,33などからのコネクションレス
型物理フレーム転送網30内でのIPパケットの転送時
に、毎回、インタネットパケット交換装置1を経由させ
ると、その転送経路が物理的に冗長になる可能性がある
ばかりでなく、インタネットパケット交換装置1に負荷
が集中してしまう。
【0016】これを避けるために、インタネットパケッ
ト交換装置1では、転送したIPパケットの転送先アド
レス(物理フレーム転送網アドレス)を送信元に通知
(リダイレクション通知)し、以降の同じ宛先IPアド
レスのIPパケットは、送信元から当該転送先アドレス
に直接、すなわち、インタネットパケット交換装置1を
経由させずショートカットして転送させる。
【0017】このようなアドレス体系および経路制御構
成において、本例の物理フレーム転送網30では、イン
タネットパケット交換装置1の物理フレーム転送網アド
レスを[a.a]、インタネットパケット送信元物理フ
レーム転送端末31の物理フレーム転送網アドレスを
[b.b]、インタネットパケット転送先物理フレーム
転送端末32の物理フレーム転送網アドレスを[c.
c]、インタネットパケット転送先物理フレーム転送端
末33の物理フレーム転送網アドレスを[d.d]と
し、また、IPパケットの宛先端末としてのインタネッ
トパケット宛先端末36,37のそれぞれには同じIP
アドレス([A.A])が付与されているものとする。
【0018】インタネットパケット転送先物理フレーム
転送端末32とインタネットパケット中継装置34、な
らびにインタネットパケット転送先物理フレーム転送端
末33とインタネットパケット中継装置35は、論理リ
ンク(「A−10」,「A−11」)で各々接続されて
おり、これらの装置間のパケット転送はIPアドレスを
用いて行われる。
【0019】また,インタネットパケット中継装置34
とインタネットパケット宛先端末36、ならびにインタ
ネットパケット中継装置35とインタネットパケット宛
先端末37も、論理リンク(「A−12」,「A−1
3」)で各々接続されており、これらの装置間のパケッ
ト転送はIPアドレスを用いて行われる。
【0020】このような構成において、本例のインタネ
ットパケット交換装置1は、監視対象として、インタネ
ットパケット宛先端末36,37の負荷情報を登録し、
インタネットパケット転送先物理フレーム転送端末3
2,33ならびにインタネットパケット中継装置34,
35を各々経由して、定期的なポーリングを行い、イン
タネットパケット宛先端末36,37のそれぞれの運用
状態を監視し、その監視結果を参照して、インタネット
パケット送信元物理フレーム転送端末31からの物理フ
レーム(IPパケットをパケット化したもの)の転送先
を特定する。
【0021】以下、このような処理動作を行うインタネ
ットパケット交換装置1の詳細を図1を用いて説明す
る。図1に示すように、本例のインタネットパケット交
換装置1は、宛先物理フレーム転送網アドレス特定処理
部2と、状態監視部3、宛先物理フレーム転送網アドレ
ス情報生成部4、無効化情報生成部5、ログ情報記録部
(図中、「ログ」と記載)6、通信処理部7により構成され
ている。
【0022】状態監視部3は、宛先物理フレーム転送網
アドレスを特定するために必要となる状態取得先の装
置、ならびに状態として取得すべき情報を任意に登録
し、かつ対象装置からの情報の取得を行う。例えば、状
態監視部3としてSNMP(Simple Network Managemen
t Protocol)マネージヤ機能を用い、対象装置の状態を
定期的にポーリングすることが考えられる。
【0023】状態取得先装置として、宛先IPアドレス
で識別される端末装置(図3におけるインタネットパケ
ット宛先端末36,37)、または、これらの端末装置
へのパケット転送の際に利用される中継装置(図3にお
けるインタネットパケット中継装置34,35)等があ
る。また、状態の取得内容としては、取得先装置のCP
U使用率や受信/送信パケット数等のトラヒック情報、
装置の生存状態等が考えられる。
【0024】宛先物理フレーム転送網アドレス特定処理
部2は、図2に示すようなテーブル、すなわち、宛先I
Pアドレス(例えば「A.A」)に対する転送先物理フ
レーム転送網アドレスを1つ以上(「c.c」、「d.
d」)有することが可能な転送テーブル2aを持ち、こ
の転送テーブル2aに記述された複数の宛先物理フレー
ム転送網アドレスの中から、状態監視部3からの端末ま
たは中継装置の状態情報を利用して、1つの物理フレー
ム転送網アドレスを特定し、IPパケットを物理転送網
フレームにカプセル化し、通信処理部7に渡す。
【0025】例えば、状態監視部3の取得状態が負荷情
報である場合は、宛先物理フレーム転送網アドレス特定
処理部2は、最も軽負荷な宛先を選択する。そして、宛
先物理フレーム転送網アドレス特定処理部2は、同時
に、特定結果を宛先物理フレーム転送網アドレス情報生
成部4に通知する。
【0026】また、宛先物理フレーム転送網アドレス特
定処理部2は、状態監視部3からの取得状態に対してし
きい値を持ち、ある監視対象に高負荷が確認された場合
は、この監視対象の高負荷に応じて転送を抑止すべき転
送先物理フレーム転送網アドレスを、無効化情報生成部
5に通知する。
【0027】宛先物理フレーム転送網アドレス情報生成
部4は、宛先物理フレーム転送網アドレス特定処理部2
から得られた特定結果を、IPパケット送信元となる物
理フレーム転送端末、例えば、インタネットパケット送
信元物理転送網フレーム端末31に送信するための情報
を生成し、通信処理部7に渡す。また、通知した結果を
ログ処理部6に渡す。
【0028】ログ処理部6は、宛先物理フレーム転送網
アドレス情報生成部4からの情報を物理フレーム転送網
アドレスをキーに探索できるよう日付順に記述したログ
情報として記録する。
【0029】無効化情報生成部5は、宛先物理フレーム
転送網アドレス特定処理部2から通知された転送を抑止
すべき物理フレーム転送網アドレスをキーとしてログ処
理部6で記録したログ情報の検索を行い、宛先物理フレ
ーム転送網アドレス特定処理部2から得られた当該アド
レス宛の特定結果を過去に送つた先のインタネットパケ
ット送信元物理転送網フレーム端末31に、その送信情
報を無効化するための情報を生成し、通信処理部7に渡
す。
【0030】尚、無効化情報を送信する先のインタネッ
トパケット送信元物理転送網フレーム端末としては、ヒ
ットするログエントリの最古のものから任意に設定され
た数だけ選択する。また、無効化情報生成部5による無
効化情報の生成に伴い、ログ処理部6では、無効化情報
の生成に利用されたログ情報のログエントリをクリアす
る。このように、ログ情報のエントリは、宛先物理フレ
ーム転送網アドレス情報生成部4の処理に伴い書き込ま
れ、無効化情報生成部5の処理で参照、削除される。
【0031】通信処理部7は、受信した物理フレームの
宛先IPアドレスが自装置宛である場合は、負荷状態監
視部3に渡し、その他の宛先IPアドレスである場合
は、宛先物理フレーム転送網アドレス特定処理部2に渡
す。また、宛先物理フレーム転送網アドレス特定処理部
2や宛先物理フレーム転送網アドレス情報生成部4、な
らびに、無効化情報生成部5からの情報を物理フレーム
に組み立て、図3のコネクションレス型物理フレーム転
送網30に送信する役割を持つ。
【0032】このような構成のインタネットパケット交
換装置1は、図3に示すように、コネクションレス型物
理フレーム転送網30上に設置さら、このコネクション
レス型物理フレーム転送網30上にはインタネットがオ
ーバレイされる。
【0033】以下、図3に示す構成でのインタネットパ
ケット交換装置1による処理動作を図4,図5を用いて
説明する。図4は、図3の物理フレーム転送網における
IPパケットの交換処理動作の第1の例を示す説明図で
あり、図5は、図3の物理フレーム転送網におけるIP
パケットの交換処理動作の第2の例を示す説明図であ
る。
【0034】まず、図4において、インタネットパケッ
ト交換装置1は、監視対象として、インタネットパケッ
ト宛先端末36,37の負荷情報を登録し、インタネッ
トパケット転送先物理フレーム転送端末32,33なら
びにインタネットパケット中継装置34,35を各々経
由して、定期的なポーリングを行い、負荷情報を取得す
る(a−1,a−2)。
【0035】インタネットパケット送信元物理フレーム
転送端末31は、宛先IPアドレス[A.A]のパケッ
トを送信する際、デフォルト転送先であるインタネット
パケット交換装置1の物理フレーム転送網アドレス
[a.a]を宛先アドレスとして物理フレームにカプセ
ル化し、転送する(a−3)。
【0036】インタネットパケット交換装置1は、イン
タネットパケット宛先端末36,37からの負荷情報の
取得結果により、例えばインタネットパケット宛先端末
37の方が負荷が低いと判断した場合には、インタネッ
トパケット送信元物理フレーム転送端末31からの宛先
IPアドレス[A.A]のパケットを、インタネットパ
ケット宛先端末37に対応づけられたインタネットパケ
ット転送先物理フレーム転送端末33の物理フレーム転
送網アドレス[d.d]を宛先アドレスとして物理フレ
ームにカプセル化し、転送する(a−4)。
【0037】インタネットパケット転送先物理フレーム
転送端末33に転送された宛先IPアドレス[A.A]
のパケットは、その後、インタネットパケット中継装置
35を経由して、インタネットパケット宛先端末37へ
転送される(a−5)。
【0038】また、インタネットパケット交換装置1
は、インタネットパケット送信元物理フレーム転送端末
31に対し、宛先IPアドレス[A.A]のパケット転
送先情報として、物理フレーム転送網アドレス[d.
d]を通知する(a−6)。尚、この通知内容は、イン
タネットパケット交換装置1においてログ処理部6によ
りログ情報として残される。
【0039】インタネットパケット交換装置1からの通
知の結果、インタネットパケット送信元物理フレーム転
送端末31は、宛先IPアドレス[A.A]のパケット
を次に送信する際には、物理フレーム転送網アドレス
[d.d]を宛先アドレスとして、物理フレームにカプ
セル化し、転送する(a−7)。
【0040】インタネットパケット転送先物理フレーム
転送端末33に転送された宛先IPアドレス[A.A]
のパケットは、その後、インタネットパケット中継装置
35を経由して、インタネットパケット宛先端末37へ
転送される(a−8)。
【0041】次に、図5において、インタネットパケッ
ト交換装置1は、インタネットパケット宛先端末36,
37からの負荷情報の取得結果(a−9,a−10)か
ら、例えば、インタネットパケット宛先端末37が過負
荷であると判断した場合には、自身のログ情報を参照し
て、過去に宛先IPアドレス[A.A]のパケット転送
先情報として、インタネットパケット宛先端末37に対
応づけられた物理フレーム転送網アドレス[d.d]を
通知した物理フレーム転送端末を検索する。
【0042】そして、検索結果のうち、最古のログ情報
に該当する物理フレーム転送端末(例えば、物理フレー
ム転送端末31)に対し、当該通知情報を無効化する旨
の情報を送信する(a−13)。尚、これに伴い、イン
タネットパケット交換装置1においては、無効化した情
報をログ情報から削除する。
【0043】インタネットパケット交換装置1からの無
効化情報を受け取った結果、物理フレーム転送端末31
は、再び宛先IPアドレス[A.A]のパケットを送信
する際には、デフオルト転送先であるインタネットパケ
ット交換装置1の物理フレーム転送網アドレス[a.
a]を宛先アドレスとして物理フレームにカプセル化
し、転送する(a−14)。
【0044】インタネットパケット交換装置1は、イン
タネットパケット宛先端末36,37からの負荷情報の
取得結果により、今度はインタネットパケット宛先端末
36の方が負荷が低いと判断しているため、インタネッ
トパケット送信元物理フレーム転送端末31からの宛先
IPアドレス[A.A]のパケットを、インタネットパ
ケット転送先物理フレーム転送端末32の物理フレーム
転送網アドレス[c.c]を宛先アドレスとして物理フ
レームにカプセル化し、転送する(a−15)。
【0045】インタネットパケット転送先物理フレーム
転送端末32に転送された宛先IPアドレス[A.A]
のパケットは、その後、インタネットパケット中継装置
34を経由してインタネットパケット宛先端末36へ転
送される(a−16)。
【0046】インタネットパケット交換装置1は、イン
タネットパケット送信元物理フレーム転送端末31に対
し、宛先IPアドレス[A.A]のパケット転送先情報
として、物理フレーム転送網アドレス[c.c]を通知
する(a−17)。この通知内容は、インタネットパケ
ット交換装置1において、ログ情報として残される。
【0047】この結果、インタネットパケット送信元物
理フレーム転送端末31は、宛先IPアドレス[A.
A]のパケットを次に送信する際には、物理フレーム転
送網アドレス[c.c]を宛先アドレスとして、物理フ
レームにカプセル化し、転送する。その結果、インタネ
ットパケット転送先物理フレーム転送端末32で受信さ
れる(a−18)。
【0048】インタネットパケット転送先物理フレーム
転送端末32に転送された宛先IPアドレス[A.A]
のパケットは、その後、インタネットパケット中継装置
34を経由して、インタネットパケット宛先端末36へ
転送される(a−19)。
【0049】次に、他の実施の形態として、インタネッ
トパケットの宛先端末は1つであるが、同一宛先端末に
対して複数の経路が存在する場合を例に、図6〜図8を
用いて説明する。
【0050】図6は、本発明のインタネットパケット交
換装置を設けた物理フレーム転送網の他の構成例を示す
ブロック図であり、図7は、図6の物理フレーム転送網
におけるIPパケットの交換処理動作の第1の例を示す
説明図であり、図8は、図6の物理フレーム転送網にお
けるIPパケットの交換処理動作の第2の例を示す説明
図である。
【0051】図6に示すように、本例のコネクションレ
ス型物理フレーム転送網60(図中、「B−1」と記載)
を用いたネットワークは、インタネットパケット交換装
置1a(図中、「B−2」と記載)と、インタネットパケ
ット送信元物理フレーム転送端末61(図中、「B−3」
と記載)と、インタネットパケット転送先物理フレーム
転送端末62,63(図中、「B−4,B−5」と記載)
と、インタネットパケット中継装置64,65(図中、
「B−6,B−7」と記載)と、インタネットパケット宛
先端末66(図中、「B−8」と記載)の各装置から構
成される。
【0052】インタネットパケット交換装置1と、イン
タネットパケット送信元物理フレーム転送端末61と、
インタネットパケット転送先物理フレーム転送端末(6
2,63)は、コネクションレス型物理フレーム転送網
60の構成装置である。
【0053】インタネットパケット交換装置1aは、図
1におけるインタネットパケット交換装置1と同じ構成
であり、これらのコネクションレス型物理フレーム転送
網60の各構成装置間では、独自の階層構造の物理フレ
ーム転送網アドレスを用いた物理フレーム転送が行われ
る。
【0054】インタネットパケット交換装置1aの物理
フレーム転送網アドレスを[a.a]、インタネットパ
ケット送信元物理フレーム転送網端末61の物理フレー
ム転送網アドレスを[b.b]、インタネットパケット
転送先物理フレーム転送網端末62の物理フレーム転送
網アドレスを[c.c]、インタネットパケット転送先
物理フレーム転送網端末63の物理フレーム転送網アド
レスを[d.d]とする。
【0055】インタネットパケット転送先物理フレーム
転送端末62とインタネットパケット中継装置64、な
らびにインタネットパケット転送先物理フレーム転送端
末63とインタネットパケット中継装置65は、論理リ
ンクで各々接続されており、これらの装置間のパケット
転送は、IPアドレスを用いて行われる。
【0056】インタネットパケット中継装置64とイン
タネットパケット宛先端末66、ならびに、インタネッ
トパケット中継装置65とインタネットパケット宛先端
末66も、論理リンクで各々接続されており、これらの
装置間のパケット転送は、IPアドレスを用いて行われ
る。
【0057】インタネットパケット宛先端末66のIP
アドレスを[A.A]とし、以下、このような構成での
インタネットパケット交換装置1aによる処理動作を、
図7,8を用いて説明する。
【0058】まず、図7において、インタネットパケッ
ト交換装置1aは監視対象として、インタネットパケッ
ト中継装置64,65の負荷情報を登録し、インタネッ
トパケット転送先物理フレーム転送端末62,63を各
々経由して定期的なポーリングを行う(b−1,b−
2)。
【0059】インタネットパケット送信元物理フレーム
転送端末61は、宛先IPアドレス[AA]のパケット
を送信する際、デフォルト転送先であるインタネットパ
ケット交換装置1aの物理フレーム転送網アドレス
[a.a]を宛先アドレスとして、物理フレームにカプ
セル化し、転送する(b−3)。
【0060】インタネットパケット交換装置1aは、イ
ンタネットパケット中継装置64,65からの負荷情報
の取得結果により、インタネットパケット中継装置65
と接続しているインタネットパケット転送先物理フレー
ム転送端末63経由の方が負荷が低いと判断した場合に
は、インタネットパケット送信元物理フレーム転送端末
61からの宛先IPアドレス[A.A]のパケットを、
インタネットパケット転送先物理フレーム転送端末63
の物理フレーム転送網アドレス[d.d]を宛先アドレ
スとして物理フレームにカプセル化し、転送する(b−
4)。
【0061】インタネットパケット転送先物理フレーム
転送端末63に転送された宛先IPアドレス[A.A]
のパケットは、その後、インタネットパケット中継装置
65を経由してインタネットパケット宛先端末66へ転
送される(b−5)。
【0062】また、インタネットパケット交換装置1a
は、インタネットパケット送信元物理フレーム転送端末
61に対し、宛先IPアドレス[A.A]のパケット転
送先情報として、物理フレーム転送網アドレス[d.
d]を通知する(b−6)。この通知内容はインタネッ
トパケット交換装置1aにおいて、ログ情報として残さ
れる。
【0063】インタネットパケット交換装置1aからの
通知により、インタネットパケット送信元物理フレーム
転送端末61は、宛先IPアドレス[A.A]のパケッ
トを次に送信する際には、物理フレーム転送網アドレス
[d.d]を宛先アドレスとして物理フレームにカプセ
ル化し、転送する(b−7)。
【0064】物理フレーム転送網アドレス[d.d]に
基づきインタネットパケット転送先物理フレーム転送端
末63に転送された宛先IPアドレス[A.A]のパケ
ットは、その後、インタネットパケット中継装置65を
経由してインタネットパケット宛先端末66へ転送され
る(b−8)。
【0065】次に、図8において、インタネットパケッ
ト交換装置1aが、インタネットパケット中継装置6
4,65からの負荷情報取得結果により(b−9,b−
10)、例えば、インタネットパケット中継装置65が
過負荷であると判断した場合は、自身のログ情報を検索
して、過去に宛先IPアドレス[A.A]のパケット転
送先情報として、インタネットパケット中継装置65に
対応づけられた物理フレーム転送網アドレス[d.d]
を通知した物理フレーム転送端末を検索する。
【0066】そして、検索結果のうち、最古のログ情報
に該当する物理フレーム転送端末、例えば、インタネッ
トパケット送信元物理フレーム転送端末61に対し、こ
の通知情報を無効化する旨の情報を送信する(b−1
3)。尚、これに伴い、インタネットパケット交換装置
1aにおいては、無効化した情報をログ情報から削除す
る。
【0067】この情報を受信したインタネットパケット
送信元物理フレーム転送端末61は、再び宛先IPアド
レス[A.A]のパケットを送信する際には、デフオル
ト転送先であるインタネットパケット交換装置1aの物
理フレーム転送網アドレス[a.a]を宛先アドレスと
して物理フレームにカプセル化し、転送する(b−1
4)。
【0068】インタネットパケット交換装置1aは、イ
ンタネットパケット中継装置64,65からの負荷情報
取得結果により、今度は、インタネットパケット中継装
置64に対応づけられた物理フレーム転送端末62経由
の方が負荷が低いと判断しているため、インタネットパ
ケット送信元物理フレーム転送端末61からの宛先IP
アドレス[A.A]のパケットを、インタネットパケッ
ト転送先物理フレーム転送端末62の物理フレーム転送
網アドレス[c.c]を宛先アドレスとして、物理フレ
ームにカプセル化し、転送する(b−15)。
【0069】インタネットパケット転送先物理フレーム
転送端末62に転送された宛先IPアドレス[A.A]
のパケットは、その後、インタネットパケット中継装置
64を経由して、インタネットパケット宛先端末66へ
転送される(b−16)。
【0070】そして、インタネットパケット交換装置1
aは、インタネットパケット送信元物理フレーム転送端
末61に対し、宛先IPアドレス[A.A]のパケット
転送先情報として、物理フレーム転送網アドレス[c.
c]を通知する(b−17)。この通知内容は、インタ
ネットパケット交換装置1aにおいてログ情報として残
される。
【0071】インタネットパケット交換装置1aからの
通知を受けたインタネットパケット送信元物理フレーム
転送端末61は、宛先IPアドレス[A.A]のパケッ
トを次に送信する際には、物理フレーム転送網アドレス
[c.c]を宛先アドレスとして、物理フレームにカプ
セル化し、転送する(b−18)。
【0072】インタネットパケット転送先物理フレーム
転送端末62に転送された宛先IPアドレス[A.A]
のパケットは、その後、インタネットパケット中継装置
64を経由して、インタネットパケット宛先端末66へ
転送される(b−19)。
【0073】以上、図1〜図8を用いて説明したよう
に、本例のインタネットパケット交換装置では、受信し
た物理フレームにカプセル化されていたIPパケットの
ヘッダに記述された宛先IPアドレスにより識別される
端末装置、または端末装置への経路上に存在する中継装
置の運用状態を取得し、取得した運用状態に基づき、付
け替えるべき物理フレームの宛先物理フレーム転送網ア
ドレスを特定する構成としている。
【0074】このような構成とすることにより、本例の
インタネットパケット交換装置では、物理フレームの宛
先アドレスを付け替える際に、受信した物理フレームに
カプセル化されていたIPパケットのヘッダに記述され
た宛先IPアドレスを参照するだけでなく、宛先IPア
ドレスから識別される端末装置または中継装置の運用状
態も同時に参照して、付け替えるべき物理フレームの宛
先物理フレーム転送アドレスを特定する。
【0075】これにより、同一の宛先IPアドレスを付
与されたIPパケットであつても、パケット転送先の端
末または中継装置の運用状態に応じて、複数の方路に、
分散的に転送することが可能となる。この結果、パケッ
ト転送先の端末装置または中継リンクの負荷が分散さ
れ、端末間での通信品質の劣化が軽減される。
【0076】また、本例のインタネットパケット交換装
置では、IPパケットの交換時に得られるIPパケット
の宛先IPアドレスまたはその集合と、付け替えるべき
物理フレームの宛先物理フレーム転送網アドレスの組の
情報を、受信した物理フレームの送信元アドレスで特定
される物理フレーム転送端末へ送信する構成とする。
【0077】そして、この情報を受取ったインタネット
パケット送信元物理フレーム転送端末は、後続の、同一
宛先インタネット端末へのIPパケットを、今までパケ
ット交換処理を行つていたインタネットパケット交換装
置を経由することなく、物理フレーム転送網上で、直接
的に次段の転送装置へ転送(ショートカット転送)す
る。これにより、パケット交換装置のトラヒック負荷が
分散され、転送品質の劣化がさらに軽減される。
【0078】また、本例のインタネットパケット交換装
置では、送信元に送信した情報内容をログとして蓄積
し、監視対象の端末装置または中継装置の運用状態が高
負荷であると判断した場合に、ログを検索して、端末装
置のIPアドレスまたはそのIPアドレスを包含する集
合についての情報を送信した物理フレーム転送端末を特
定し、先の情報(送信したIPパケットの宛先IPアド
レスまたはその集合と、付け替えるべき物理フレームの
宛先物理フレーム転送網アドレスの組の情報)を無効化
させるための情報を、当該物理フレーム転送端末に送信
する(デフォルト転送復帰する)構成とする。
【0079】これにより、過去に上記の情報を受け取っ
た送信元物理フレーム転送端末が、直接的に次段のパケ
ット交換装置へパケットを転送し、パケット宛先の端末
装置あるいは中継装置の負荷が持続することを防ぐこと
ができる。この結果、同一宛先のIPパケットは再び端
末装置または中継装置の運用状態に応じた転送がされる
こととなり、端末間の通信品質劣化がさらに軽減され
る。
【0080】尚、本発明は、図1〜図8を用いて説明し
た例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない
範囲において種々変更可能である。例えば、本例では、
コネクションレス型物理フレーム転送網30,60にお
いては、1つのインタネットパケット交換装置1,1aが
設けられた構成となっているが、インタネットパケット
交換装置1,1aと各物理フレーム転送端末(31〜3
3,61〜63)との間に中継用のインタネットパケッ
ト交換装置を設ける構成であっても良い。
【0081】また、本例では、インタネットパケット送
信元物理フレーム転送端末31,61、インタネットパ
ケット転送先物理フレーム転送端末32,33,62,
63の構成としているが、物理フレーム転送端末32,
33,62,63をインタネットパケット送信元、ま
た、物理フレーム転送端末31,61をインタネットパ
ケット転送先としても良い。
【0082】
【発明の効果】本発明によれば、IPパケットの転送先
が、宛先IPアドレスにより一つに特定されることがな
く、例えば、同一の宛先IPアドレスを付与されたIP
パケットであっても、複数の方路に分散的に転送するこ
とができるので、転送先でのトラヒック負荷を分散させ
て、宛先端末や中継ノ−ドへの負荷集中を抑止すること
が可能である。
【0083】また、インタネットパケット送信元の端末
が、同―宛先IPアドレスのパケットを継続的に生成、
転送する際には、中継装置を経由せず、転送先装置に直
接転送することができるので、中継装置のトラヒック負
荷を分散することが可能である。
【0084】さらに、直接転送先の転送装置に接続され
る宛先端末や中継装置の負荷状態の変化に応じて、転送
先の再決定を行うことができるので、宛先端末や中継ノ
ードへの負荷集中を抑止することが可能である。
【0085】そして、これらの相乗効果によって、端末
間の通信品質劣化を最小限に軽減することが可能であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のインタネットパケット交換装置の本発
明に係る構成例を示すブロック図である。
【図2】図1における宛先物理フレーム転送網アドレス
特定処理部で参照される転送テーブルの構成例を示す説
明図である。
【図3】本発明のインタネットパケット交換装置を設け
た物理フレーム転送網の構成例を示すブロック図であ
る。
【図4】図3の物理フレーム転送網におけるIPパケッ
トの交換処理動作の第1の例を示す説明図である。
【図5】図3の物理フレーム転送網におけるIPパケッ
トの交換処理動作の第2の例を示す説明図である。
【図6】本発明のインタネットパケット交換装置を設け
た物理フレーム転送網の他の構成例を示すブロック図で
ある。
【図7】図6の物理フレーム転送網におけるIPパケッ
トの交換処理動作の第1の例を示す説明図である。
【図8】図6の物理フレーム転送網におけるIPパケッ
トの交換処理動作の第2の例を示す説明図である。
【符号の説明】
1,1a:インタネットパケット交換装置(「A−
2」,「B−2」)、2:宛先物理フレーム転送網アド
レス特定処理部、2a:転送テーブル、3:状態監視
部、4:宛先物理フレーム転送網アドレス情報生成部、
5:無効化情報生成部、6:ログ処理部(「ログ」)、7:
通信処理部、30:コネクションレス型物理フレーム転
送網(「A−1」)、31:インタネットパケット送信
元物理フレーム転送端末(「A−3」)、32,33:
インタネットパケット転送先物理フレーム転送端末
(「A−4」,「A−5」)、34,35:インタネッ
トパケット中継装置(「A−6」,「A−7」)、3
6,37:インタネットパケット宛先端末(「A−
8」,「A−9」)、60:コネクションレス型物理フ
レーム転送網(「B−1」)、61:インタネットパケ
ット送信元物理フレーム転送端末(「B−3」)、6
2,63:インタネットパケット転送先物理フレーム転
送端末(「B−4」,「B−5」)、64,65:イン
タネットパケット中継装置(「B−6」,「B−
7」)、66:インタネットパケット宛先端末(「B−
8」)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 村井 高明 東京都千代田区大手町二丁目3番1号 日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 村山 純一 東京都千代田区大手町二丁目3番1号 日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 牧野 将哉 東京都千代田区大手町二丁目3番1号 日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 原 博之 東京都千代田区大手町二丁目3番1号 日 本電信電話株式会社内 Fターム(参考) 5K030 GA11 GA13 HA08 HC01 JA11 LB05 LB18 MA06 MA07 MB01 MC07 MC08 9A001 CC06 CC07 JJ25 LL09

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 IPアドレスに基づくIPパケットのル
    ーティングを行うルータ間を接続し、上記IPパケット
    を物理フレームにカプセル化して転送するコネクション
    レス型の物理フレーム転送網において上記物理フレーム
    の宛先アドレスを、該物理フレームにカプセル化された
    IPパケットの宛先IPアドレスに基づき付け替えて、
    上記物理フレームにカプセル化されたIPパケットの交
    換を行うインタネットパケット交換装置であって、受信
    した上記物理フレームにカプセル化されたIPパケット
    の宛先IPアドレスで特定される端末装置もしくは中継
    装置の運用状態を監視する監視手段と、該監視手段によ
    る監視結果を参照して上記物理フレームに新たに付け替
    える宛先アドレスの特定を行う特定処理手段とを有する
    ことを特徴とするインタネットパケット交換装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のインタネットパケット
    交換装置であって、交換した上記IPパケットの宛先I
    Pアドレスと該IPパケットの交換時に新たに付け替え
    た上記物理フレームの宛先アドレスとの組情報を生成
    し、該IPパケットをカプセル化した物理フレームの送
    信元に通知する情報生成手段を有し、上記送信元からの
    上記物理フレームの送信先を上記組情報に基づき変更さ
    せることを特徴とするインタネットパケット交換装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載のインタネットパケット
    交換装置であって、上記組情報の通知結果を記録するロ
    グ手段と、上記監視手段により上記端末装置もしくは中
    継装置が高負荷であると判断されると、上記ログ手段に
    よる記録結果を検索し、上記高負荷であると判断された
    端末装置もしくは中継装置を特定する上記宛先IPアド
    レスを含む組情報があれば、該組情報の破棄を指示する
    情報を生成して、該組情報を上記情報生成手段により通
    知した送信元に通知する無効化情報生成手段とを有する
    ことを特徴とするインタネットパケット交換装置。
JP2000051429A 2000-02-28 2000-02-28 インタネットパケット交換装置 Pending JP2001244973A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007150972A (ja) * 2005-11-30 2007-06-14 Mitsubishi Electric Corp パケット中継装置およびパケット中継システム
JP2008526056A (ja) * 2004-12-07 2008-07-17 ヒューレット−パッカード デベロップメント カンパニー エル.ピー. オーバーレイネットワークのノードの最高ワークロードの決定

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JP4531689B2 (ja) * 2005-11-30 2010-08-25 三菱電機株式会社 パケット中継装置およびパケット中継システム

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