JP2001244866A - 再送信無線装置の送信周波数安定化方法及びその装置 - Google Patents

再送信無線装置の送信周波数安定化方法及びその装置

Info

Publication number
JP2001244866A
JP2001244866A JP2000056465A JP2000056465A JP2001244866A JP 2001244866 A JP2001244866 A JP 2001244866A JP 2000056465 A JP2000056465 A JP 2000056465A JP 2000056465 A JP2000056465 A JP 2000056465A JP 2001244866 A JP2001244866 A JP 2001244866A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frequency
signal
control
deviation
demodulation
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2000056465A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4208376B2 (ja
Inventor
Takeshi Oba
健 大庭
Atsushi Yamashita
敦 山下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP2000056465A priority Critical patent/JP4208376B2/ja
Priority to US09/699,771 priority patent/US6728523B1/en
Publication of JP2001244866A publication Critical patent/JP2001244866A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4208376B2 publication Critical patent/JP4208376B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B7/00Radio transmission systems, i.e. using radiation field
    • H04B7/14Relay systems
    • H04B7/15Active relay systems
    • H04B7/155Ground-based stations
    • H04B7/15528Control of operation parameters of a relay station to exploit the physical medium

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Radio Relay Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、再送信無線装置の出力周波数の偏
差を小さくでき、これにより、無線端末の回路を簡略化
でき価格を下げることができる再送信無線装置の送信周
波数安定化方法及びその装置を提供することを目的とす
る。 【解決手段】 高高度の中継局から地上の複数の無線端
末に対して通信あるいは放送を行うシステムで、前記高
高度の中継局から送信された信号を受信して前記無線端
末に対して再送信する再送信無線装置の送信周波数安定
化方法において、再送信する出力信号を復調して周波数
誤差を検出し、周波数誤差をなくすよう復調に用いる発
振信号の自動周波数制御を行い、復調に用いる発振信号
の制御に連動して再送信する出力信号の周波数の偏差を
なくすよう制御するため、再送信無線装置の出力周波数
の偏差を小さくでき、これにより、無線端末での周波数
のサーチやAFC制御を不要にすることができ、無線端
末の回路を簡略化でき価格を下げることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、再送信無線装置の
送信周波数安定化方法及びその装置に関し、特に、衛星
等を利用した通信または放送システムにおける再送信無
線装置の送信周波数安定化方法及びその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、衛星または成層圏に浮かべた気球
等の高高度の中継局を利用して、移動体向けのディジタ
ル通信及びディジタルテレビジョン放送を行うシステム
が提案されている。
【0003】図1は、衛星等を用いた通信または放送シ
ステムの一例の概略構成図を示す。同図中、基地局また
は放送主局11は、通信または放送の情報を変調し、周
波数f1で衛星等の中継局12に向けて符号分割多重信
号を送信する。中継局12は、受信した周波数f1の信
号を周波数f2の信号及び周波数f3の信号に変換して
地上に向けて符号分割多重信号を送信する。
【0004】無線端末13は、周波数f3の符号分割多
重信号を受信して通信または放送の情報の復調を行う。
周波数変換型の再送信無線装置14は、衛星の中継局1
2からの周波数f2の信号を受信して装置内で周波数f
2を周波数f3に変換し、かつ、必要であれば増幅等を
行い符号分割多重信号として再度送信する。直接型の再
送信無線装置15は、衛星等の中継局12からの周波数
f3の信号を受信して装置内で増幅等を行い周波数変換
処理を施さずに再度送信する。これにより、無線端末1
3が衛星の中継局12からの電波が直接届かない不感地
帯にいる場合にも周波数f3の信号電波を受信できるよ
うにしている。
【0005】図2は従来の周波数変換型の再送信無線装
置14の一例のブロック図を示す。同図中、受信アンテ
ナ21で受信された周波数f2’の信号(f2’は周波
数f2の誤差Δ2を考慮している)をアンプ22で増幅
し、ミキサ23で発振器24よりの発振信号と混合して
周波数変換することにより周波数f3’の信号(f3’
も同様にΔ2の影響及び発振器24の性能に起因する周
波数f3の誤差Δ3を考慮している)とする。この後、
バンドパスフィルタ25で周波数f3近傍を除く不要周
波数成分を除去し、アンプ26で増幅して送信アンテナ
27から出力する。
【0006】図3は従来の直接型の再送信無線装置15
の一例のブロック図を示す。同図中、受信アンテナ31
で受信された周波数f3’の信号をアンプ32で増幅
し、バンドパスフィルタ33で不要周波数成分を除去
し、アンプ34で増幅して送信アンテナ35から出力す
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】図1に示すシステムに
おいて、無線端末での通信または放送の受信波には基地
局または放送主局11、衛星等の中継局12、再送信無
線装置14,15内に持つそれぞれの発振器の性能によ
り周波数の偏差が生じ、また、無線端末13の移動や、
衛星の地上に対する相対速度によるドップラーシフト分
の周波数の変動が生じる。
【0008】また、無線端末13では、中継局12から
の直接波である周波数f3の符号分割多重信号と、再送
信無線装置14,15からの周波数f3’それぞれの信
号を同時受信する場合に、再送信無線装置14,15の
出力信号の周波数変動が大きいと、有効に受信が行えず
受信品質の劣化を招くこととなる。
【0009】係る問題を解決するため、無線端末13
で、周波数のサーチ、AFC(自動周波数制御)等を行
うことにより、この周波数偏差を取り除いて復調を行う
ことも考えられるが、一般に、無線端末13は数量が多
く、特に放送のシステムでは膨大な数量になるため、無
線端末13はなるべく低価格にする必要がある。しか
し、周波数のサーチやAFCを無線端末13で行うとす
れば、無線端末13は回路は複雑になり、回路規模が大
きくなるため、価格が上昇してしまうため好ましくな
い。
【0010】本発明は、上記の点に鑑みてなされたもの
であり、再送信無線装置の出力周波数の偏差を小さく抑
え、これにより、無線端末の回路を簡略化することがで
きる再送信無線装置の送信周波数安定化方法及びその装
置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、高高度の中継局から地上の複数の無線端末に対して
通信あるいは放送を行うシステムで、前記高高度の中継
局から送信された信号を受信して前記無線端末に対して
再送信する再送信無線装置の送信周波数安定化方法にお
いて、前記再送信する出力信号を復調して周波数誤差を
検出し、前記周波数誤差をなくすよう復調に用いる発振
信号の自動周波数制御を行い、前記復調に用いる発振信
号の制御に連動して前記再送信する出力信号の周波数の
偏差をなくすよう制御する。
【0012】このように、再送信する出力信号を復調し
て復調に用いる発振信号の自動周波数制御を行い、これ
に連動して前記再送信する出力信号の周波数の偏差をな
くすよう制御するため、再送信無線装置の出力周波数の
偏差を小さくでき、これにより、無線端末での周波数の
サーチやAFC制御を不要にすることができ、無線端末
の回路を簡略化できる。
【0013】請求項2に記載の発明は、請求項1記載の
再送信無線装置の送信周波数安定化方法において、前記
再送信無線装置は、前記高高度の中継局から送信された
第1周波数の信号を第2周波数の信号に第1周波数変換
して再送信し、前記復調に用いる発振信号の制御に連動
して前記第1周波数変換に用いる発振信号を制御し前記
再送信する出力信号の周波数の偏差をなくすようにす
る。
【0014】このように、復調に用いる発振信号の制御
に連動して前記第1周波数変換に用いる発振信号を制御
することにより、再送信する出力信号の周波数の偏差を
小さくすることができる。
【0015】請求項3に記載の発明は、請求項1記載の
再送信無線装置の送信周波数安定化方法において、前記
再送信無線装置は、前記高高度の中継局から送信された
第2周波数の信号を第1周波数の信号に第2周波数変換
したのち、前記第1周波数の信号を前記第2周波数の信
号に第1周波数変換して再送信し、前記復調に用いる発
振信号の制御に連動して前記第1周波数変換に用いる発
振信号を制御し前記再送信する出力信号の周波数の偏差
をなくすようにする。
【0016】このように、復調に用いる発振信号の制御
に連動して前記第1周波数変換に用いる発振信号を制御
することにより、再送信する出力信号の周波数の偏差を
小さくすることができる。
【0017】請求項4に記載の発明は、高高度の中継局
から地上の複数の無線端末に対して通信あるいは放送を
行うシステムで、前記高高度の中継局から送信された信
号を受信して前記無線端末に対して再送信する再送信無
線装置において、前記再送信する出力信号を復調して周
波数誤差を検出し、前記周波数誤差をなくすよう復調に
用いる発振信号の自動周波数制御を行う受信機を有し、
前記復調に用いる発振信号の制御に連動して前記再送信
する出力信号の周波数の偏差をなくすよう制御する。
【0018】このように、再送信する出力信号を復調し
て復調に用いる発振信号の自動周波数制御を行い、これ
に連動して前記再送信する出力信号の周波数の偏差をな
くすよう制御するため、再送信無線装置の出力周波数の
偏差を小さくでき、これにより、無線端末での周波数の
サーチやAFC制御を不要にすることができ、無線端末
の回路を簡略化できる。
【0019】請求項5に記載の発明は、請求項4記載の
再送信無線装置において、前記高高度の中継局から送信
された第1周波数の信号を第2周波数の信号に周波数変
換して再送信する第1周波数変換手段を有し、前記復調
に用いる発振信号の制御に連動して前記第1周波数変換
に用いる発振信号を制御し前記再送信する出力信号の周
波数の偏差をなくすようにする。
【0020】このように、復調に用いる発振信号の制御
に連動して前記第1周波数変換に用いる発振信号を制御
することにより、再送信する出力信号の周波数の偏差を
小さくすることができる。
【0021】請求項6に記載の発明は、請求項4記載の
再送信無線装置において、前記高高度の中継局から送信
された第2周波数の信号を第1周波数の信号に周波数変
換する第2周波数変換手段と、前記第2周波数変換手段
の出力する第1周波数の信号を前記第2周波数の信号に
周波数変換して再送信する第1周波数変換手段とを有
し、前記復調に用いる発振信号の制御に連動して前記第
1周波数変換に用いる発振信号を制御し前記再送信する
出力信号の周波数の偏差をなくすようにする。
【0022】このように、復調に用いる発振信号の制御
に連動して前記第1周波数変換に用いる発振信号を制御
することにより、再送信する出力信号の周波数の偏差を
小さくすることができる。
【0023】請求項7に記載の発明は、請求項4記載の
再送信無線装置において、前記受信機は、復調特性を監
視して劣化が所定値を越えて大きくなったときアラーム
を発生する監視手段を有する。
【0024】このように、復調特性を監視して劣化が所
定値を越えて大きくなったときアラームを発生するた
め、再送信無線装置内部の異常や再送信無線装置の入力
信号の異常を検出することができる。
【0025】請求項8に記載の発明は、衛星からの信号
を受信し、第1の信号を用いて周波数変換を施すことに
より受信周波数と異なる周波数の信号として送信する中
継装置において、電圧制御発振器と、前記電圧制御発振
器の出力信号を逓倍した信号を前記第1の信号として出
力する逓倍手段と、前記周波数変換後の信号を前記電圧
制御発振器の出力信号を用いて復調する復調手段と、前
記復調後の信号の周波数偏差に応じた制御電圧を前記電
圧制御発振器に与える制御手段とを備える。
【0026】このように、電圧制御発振器の出力信号を
用いて周波数変換後の信号の復調を行い、復調後の信号
の周波数偏差に応じた制御電圧を前記電圧制御発振器に
与え、電圧制御発振器の出力信号を逓倍した信号を周波
数変換を施す第1の信号として出力するため、送信信号
の周波数の偏差を小さくでき、これにより、無線端末で
の周波数のサーチやAFC制御を不要にすることがで
き、無線端末の回路を簡略化できる。
【0027】請求項9に記載の発明は、衛星からの所定
周波数の信号を受信し、再送信する中継装置において、
受信した信号を周波数変換する第1周波数変換手段と、
電圧制御発振器と、前記電圧制御発振器の出力信号を逓
倍した信号を用いて、前記第1周波数変換後の信号を更
に周波数変換する第2周波数変換手段と、前記第2周波
数変換後の信号を前記電圧制御発振器の出力信号を用い
て復調する復調手段と、前記復調後の信号の周波数偏差
に応じた制御電圧を前記電圧制御発振器に与える制御手
段とを備える。
【0028】このように、電圧制御発振器の出力信号を
用いて第2周波数変換後の信号の復調を行い、復調後の
信号の周波数偏差に応じた制御電圧を電圧制御発振器に
与え、電圧制御発振器の出力信号を逓倍した信号を用い
て、第1周波数変換後の信号を更に周波数変換するた
め、再送信する信号の周波数の偏差を小さくでき、これ
により、無線端末での周波数のサーチやAFC制御を不
要にすることができ、無線端末の回路を簡略化できる。
【0029】
【発明の実施の形態】前述の図1に示す衛星等(例えば
静止衛星)を用いた通信または放送システムであってC
DM方式(符号分割多重方式)を採用するシステムで
は、地上に設けられる基地局または放送主局11は、通
信用または放送用等の各種情報を拡散コードで符号拡散
した上でディジタル変調を施して(例えばPSK,QP
SK,OQPSK)、周波数f1で衛星等の中継局12
に向けて送信する。中継局12は、受信した周波数f1
の信号を周波数f2の信号及び周波数f3の信号に変換
して地上に向けて送信する。ここで、周波数f2は例え
ば12GHzであり、周波数f3は例えば2.6GHz
である。
【0030】無線端末13は、周波数f3の信号を受信
して通信用または放送用の各種情報の復調を行う。周波
数変換型の再送信無線装置(中継装置)14は、衛星の
中継局12からの周波数f2の信号を受信して装置内で
周波数f2を周波数f3に変換し、必要であれば増幅等
を行い再度送信する。直接型の再送信無線装置(中継装
置)15は、衛星等の中継局12からの周波数f3の信
号を受信して装置内で増幅等を行い再度送信する。
【0031】図4は本発明の周波数変換型の再送信無線
装置14の第1実施例のブロック図を示す。同図中、受
信アンテナ41で受信された周波数f2の信号をアンプ
42で増幅し、ミキサ44で発振器43よりの周波数f
s1の発振信号(第1の信号)と混合して周波数変換
(f2−fs1=f3)することにより、周波数略f3
の信号とする。この後、バンドパスフィルタ45で周波
数f3近傍を除く不要周波数成分を除去し、アンプ51
で増幅して送信アンテナ52から出力する。
【0032】バンドパスフィルタ45の後段には分配器
46が接続されており、分配器46で周波数略f3の送
信信号を一部復調部48に供給する。復調部48は発振
器47から供給される発振信号を用いてベースバンド信
号を復調する。周波数偏差検出部49では復調されたベ
ースバンド信号から周波数の偏差を検出する。その周波
数の偏差の検出信号に基づいて電圧制御発振器50の発
振周波数fvcoを変化させる。上記の発振器47、復
調部48、周波数偏差検出部49、電圧制御発振器50
は受信機を構成しており、AFC制御を行っている。
【0033】発振器43,47には電圧制御発振器50
の出力信号が与えられ、それぞれ入力信号の周波数を逓
倍した周波数の信号を生成出力する。発振器47の出力
する発振信号の周波数fs2は、周波数偏差検出部49
での周波数の偏差が0になるようAFCの制御が行われ
ているので、発振器43の出力信号の周波数fs1は、
ミキサ44の出力する周波数変換信号の周波数がf3に
近付くように制御される。
【0034】図5は周波数偏差検出部49の一実施例と
してクロスプロダクトAFC回路を用いる場合の回路図
を示す。同図中、復調部48の出力するベースバンド信
号が入力信号S(t)として直交検波部101,102
に供給される。直交検波部101には電圧制御発振器
(VCO)114の出力する発振信号Si(t)が供給
され、直交検波部102には電圧制御発振器114の出
力する発振信号Si(t)を移相器116でπ/2移相
した発振信号Sq(t)が供給されており、直交検波部
101,102それぞれは供給される両信号を乗算して
直交検波を行い、得られた検波信号を低域フィルタ(L
PF)103,104に供給する。
【0035】低域フィルタ103で不要周波数成分を除
去された検波信号Bi(t)は、遅延器105で単位時
間τだけ遅延されて乗算器107に供給されると共に、
直接、乗算器108に供給される。また、低域フィルタ
104で不要周波数成分を除去された検波信号Bq
(t)は、遅延器106で単位時間τだけ遅延されて乗
算器108に供給されると共に、直接、乗算器107に
供給される。乗算器107,108それぞれは供給され
る両信号を乗算し、得られた乗算信号は減算器110に
供給され、乗算器108の出力から乗算器107の出力
が減算される。減算器110の出力する周波数弁別信号
Rc(t)はループフィルタ112に供給され低域成分
が誤差電圧として取り出され、電圧制御発振器114に
供給される。電圧制御発振器114はこの誤差電圧に従
って発振信号の周波数を可変する。
【0036】ここで、入力信号をS(t)=cos(ω
0t+θ)と表す。但し、ω0は入力信号の搬送周波
数、θは変調成分とする。また、直交検波部101,1
02ににおいて直交する2つの発振信号をSi(t)=
cosω1t、及びSq(t)=−sinω1tと表
す。但し、ω1は電圧制御発振器114の自走発振周波
数とする。これにより、信号Bi(t),Bq(t)は
以下のように表される。
【0037】 Bi(t)=cos(Δωt+θ)/2 Bq(t)=sin(Δωt+θ)/2 但し、Δω=ω0−ω1=2πΔfである。よって、周
波数弁別信号Rc(τ)は以下のように表される。
【0038】 Rc(τ)=Bi(t)×Bq(t+τ)−Bq(t)×Bi(t+τ) =sin(Δωτ)/4 =sin(2πΔfτ)/4 上記の式からクロスプロダクト出力、つまり周波数弁別
信号Rc(τ)が周波数の偏差の関数であることが分か
る。図6の周波数弁別特性に示すように、周波数の誤差
Δfτが−1/4〜1/4の範囲にある場合には、周波
数弁別信号Rc(τ)分だけ電圧制御発振器114の発
振周波数を変化させればΔfを0にすることが可能とな
る。なお、ループフィルタ112の出力信号が電圧制御
発振器50に供給される。
【0039】ここで、周波数の偏差にはΔを付けて表す
ことにして、受信アンテナ41で受信された信号の周波
数をf2+Δ2で表し、送信アンテナ52から出力する
信号の周波数をf3+Δ3で表し、発振器43の出力周
波数をfs1+Δs1で表し、発振器47の出力周波数
をfs2+Δs2で表し、電圧制御発振器50の出力周
波数をfvco+Δ00で表すとき、ベースバンド信号
での周波数の偏差ΔBBは(1)式で表される。
【0040】 ΔBB=(f2+Δ2)−(fs1+Δs1)−(fs2+Δs2) …(1) ここで、発振器43の逓倍係数は(f2−f3)/fv
coであるので、その出力周波数は(2)式の関係があ
る。
【0041】 fs1+Δs1=(f2−f3)×(fvco+Δ00)/fvco …(2) 同様に、発振器47の逓倍係数はf3/fvcoである
ので、その出力周波数は(3)式の関係がある。
【0042】 fs2+Δs2=f3×(fvco+Δ00)/fvco …(3) このため、ΔBBは(4)式で表される。
【0043】 ΔBB=(f2+Δ2)−(f2−f3)×(fvco+Δ00)/fvco −f3×(fvco+Δ00)/fvco =Δ2−f2×Δ00/fvco …(4) この(4)式で表される偏差ΔBBは0となるよう、図
4に示す装置のAFC制御が行われるから、次式が成立
する。
【0044】 Δ00=fvco×Δ2/f2 …(5) これにより、再送信無線装置の送信する信号の周波数f
3+Δ3は次のように表される。
【0045】 f3+Δ3=(f2+Δ2)−(fs1+Δs1) =(f2+Δ2)−(f2−f3)×(fvco+Δ00) /fvco =(f2+Δ2)−(f2−f3)/fvco ×(fvco+fvco×Δ1/f2) =(f2+Δ2)−(f2−f3) −(f2−f3)×Δ2/f2 =f3+f3×Δ2/f2 …(6) 従って、再送信無線装置の送信信号の周波数の偏差Δ3
は次のように表される。
【0046】 Δ3=f3×Δ2/f2 …(7) つまり、再送信無線装置内の送信信号から発振器43の
周波数の偏差Δs1は吸収される。また、一般的に、衛
星系の周波数f2(例えば12GHz)は、地上系の周
波数f3(例えば2.6GHz)に比べて大きく設定さ
れているため、(7)式より、出力信号の周波数の偏差
Δ3を、入力信号の周波数の偏差Δ2に比して大幅に小
さくすることが可能となる(理論上は(7)式よりf3
/f2倍となる)。
【0047】図7は本発明の直接型の再送信無線装置1
5の第1実施例のブロック図を示す。図4の構成にアン
プ62と、発振器63と、ミキサ64と、バンドパスフ
ィルタ65を加えたものである。図7中、図4と同一部
分には同一符号を付す。
【0048】図7において、受信アンテナ61で受信さ
れた周波数f3の信号をアンプ62で増幅し、ミキサ6
4で発振器63よりの周波数fs3(=fs1)の発振
信号と混合して周波数変換(アップコンバート:f3+
fs3=f2)することにより、周波数略f2の信号と
する。この周波数f2の信号をアンプ42で増幅し、ミ
キサ44で発振器43よりの周波数fs1の発振信号と
混合して周波数変換(ダウンコンバート:f2−fs1
=f3)することにより、周波数略f3の信号とする。
この後、バンドパスフィルタ45で周波数f3近傍を除
く不要周波数成分を除去し、アンプ51で増幅して送信
アンテナ66から出力する。
【0049】バンドパスフィルタ45とアンプ51との
間には分配器46が接続されており、分配器46で周波
数略f3の送信信号を一部復調部48に供給する。復調
部48は発振器47から供給される発振信号を用いてベ
ースバンド信号を復調する。周波数偏差検出部49では
復調されたベースバンド信号から周波数の偏差を検出す
る。その周波数の偏差の検出信号に基づいて電圧制御発
振器50の発振周波数fvcoを変化させる。上記の発
振器47、復調部48、周波数偏差検出部49、電圧制
御発振器50は受信機を構成しており、AFC制御を行
っている。
【0050】発振器43,47それぞれは電圧制御発振
器50の発振周波数を逓倍した周波数を持つ信号を出力
する。発振器47の出力する発振信号の周波数fs2
は、周波数偏差検出部49での周波数の偏差が0になる
ようAFCの制御が行われているので、発振器43の出
力する発振信号の周波数fs1は、ミキサ44の出力す
る信号の周波数がf3に近付くように制御される。
【0051】また、上記の実施例では、周波数の偏差に
関して説明したが、図4または図7における分配器46
の出力を、発振器47、復調部48、周波数偏差検出部
49、電圧制御発振器50で構成される受信機に供給し
ているため、受信機では再送信無線装置の出力をモニタ
していることになる。このため、再送信無線装置の内部
に異常があるか、もしくは、再送信無線装置への入力に
異常があれば、受信機の入力に異常が生じ、受信機での
復調の特性が劣化し、もしくは、復調不可能となる場合
がある。
【0052】このため、図8に示す周波数変換型の再送
信無線装置14の第2実施例のように、復調部48の出
力するベースバンド信号を誤り率測定部53に入力す
る。誤り率測定部53は、ベースバンド信号から復調し
て得られる通信または放送の情報に付加されている誤り
訂正符号を用いて、この情報の誤り率を算出し、この誤
り率が所定の閾値を越えた場合、再送信無線装置14機
器の内部異常、もしくは、再送信無線装置14への入力
の異常とみなし、アラームを出力することが可能とな
る。このアラームは図示しない監視装置に供給される。
なお、直接型の再送信無線装置15の受信機に、同様
に、誤り率測定部53を設けアラームを出力するよう構
成しても良い。
【0053】このように、本発明によれば、再送信無線
装置の出力信号の周波数の偏差が小さくなるため、無線
端末で周波数のサーチやAFC制御などの周波数偏差の
検出を行う必要がなくなる。そのため無線端末の回路規
模を縮小化できる。また、本発明による再送信無線装置
の構成では、再送信無線装置の出力信号から、受信機へ
の入力信号を取り出しているので、再送信無線装置の異
常検出も可能となる。
【0054】なお、発振器47,復調部48,周波数偏
差検出部49及び電圧制御発振器50が請求項に記載の
受信機に対応し、発振器43及びミキサ44が第1周波
数変換手段に対応し、発振器63及びミキサ64が第2
周波数変換手段に対応し、誤り率測定部53が監視手段
に対応し、発振器43が逓倍手段に対応し、復調部48
が復調手段に対応し、周波数偏差検出部49が制御手段
に対応する。
【0055】
【発明の効果】上述の如く、本発明は、再送信する出力
信号を復調して復調に用いる発振信号の自動周波数制御
を行い、これに連動して前記再送信する出力信号の周波
数の偏差をなくすよう制御するため、再送信無線装置の
出力周波数の偏差を小さくでき、これにより、無線端末
での周波数のサーチやAFC制御を不要にすることがで
き、無線端末の回路を簡略化できる。
【0056】また、本発明は、復調に用いる発振信号の
制御に連動して前記第1周波数変換に用いる発振信号を
制御することにより、再送信する出力信号の周波数の偏
差を小さくすることができる。
【0057】また、本発明は、復調に用いる発振信号の
制御に連動して前記第1周波数変換に用いる発振信号を
制御することにより、再送信する出力信号の周波数の偏
差を小さくすることができる。
【0058】また、本発明は、再送信する出力信号を復
調して復調に用いる発振信号の自動周波数制御を行い、
これに連動して前記再送信する出力信号の周波数の偏差
をなくすよう制御するため、再送信無線装置の出力周波
数の偏差を小さくでき、これにより、無線端末での周波
数のサーチやAFC制御を不要にすることができ、無線
端末の回路を簡略化できる。
【0059】また、本発明は、復調に用いる発振信号の
制御に連動して前記第1周波数変換に用いる発振信号を
制御することにより、再送信する出力信号の周波数の偏
差を小さくすることができる。
【0060】また、本発明は、復調に用いる発振信号の
制御に連動して前記第1周波数変換に用いる発振信号を
制御することにより、再送信する出力信号の周波数の偏
差を小さくすることができる。
【0061】また、本発明は、復調特性を監視して劣化
が所定値を越えて大きくなったときアラームを発生する
ため、再送信無線装置内部の異常や再送信無線装置の入
力信号の異常を検出することができる。
【0062】また、本発明は、電圧制御発振器の出力信
号を用いて周波数変換後の信号の復調を行い、復調後の
信号の周波数偏差に応じた制御電圧を前記電圧制御発振
器に与え、電圧制御発振器の出力信号を逓倍した信号を
周波数変換を施す第1の信号として出力するため、送信
信号の周波数の偏差を小さくでき、これにより、無線端
末での周波数のサーチやAFC制御を不要にすることが
でき、無線端末の回路を簡略化できる。
【0063】また、本発明は、電圧制御発振器の出力信
号を用いて第2周波数変換後の信号の復調を行い、復調
後の信号の周波数偏差に応じた制御電圧を電圧制御発振
器に与え、電圧制御発振器の出力信号を逓倍した信号を
用いて、第1周波数変換後の信号を更に周波数変換する
ため、再送信する信号の周波数の偏差を小さくでき、こ
れにより、無線端末での周波数のサーチやAFC制御を
不要にすることができ、無線端末の回路を簡略化でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】衛星等を用いた通信用または放送用のシステム
の一例の概略構成図である。
【図2】従来の周波数変換型の再送信無線装置の一例の
ブロック図である。
【図3】従来の直接型の再送信無線装置の一例のブロッ
ク図である。
【図4】本発明の周波数変換型の再送信無線装置の第1
実施例のブロック図である。
【図5】周波数偏差検出部49の一実施例としてクロス
プロダクトAFC回路を用いる場合の回路図である。
【図6】クロスプロダクトAFC回路の周波数弁別特性
を示す図である。
【図7】本発明の直接型の再送信無線装置の第1実施例
のブロック図である。
【図8】本発明の周波数変換型の再送信無線装置の第2
実施例のブロック図である。
【符号の説明】
11 基地局または放送主局 12 中継局 13 無線端末 14 周波数変換型の再送信無線装置 15 直接型の再送信無線装置 41 受信アンテナ 42,51,61 アンプ 43,47,63 発振器 44 ,64ミキサ 45 バンドパスフィルタ 46 分配器 48 復調部 49 周波数偏差検出部 50 電圧制御発振器 53 誤り率測定部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5K072 AA19 BB14 BB22 BB27 CC04 CC20 CC32 CC33 DD01 DD16 DD17 EE09 GG23 GG25 GG39 GG40 GG44 HH05

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高高度の中継局から地上の複数の無線端
    末に対して通信あるいは放送を行うシステムで、前記高
    高度の中継局から送信された信号を受信して前記無線端
    末に対して再送信する再送信無線装置の送信周波数安定
    化方法において、 前記再送信する出力信号を復調して周波数誤差を検出
    し、前記周波数誤差をなくすよう復調に用いる発振信号
    の自動周波数制御を行い、 前記復調に用いる発振信号の制御に連動して前記再送信
    する出力信号の周波数の偏差をなくすよう制御すること
    を特徴とする再送信無線装置の送信周波数安定化方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の再送信無線装置の送信周
    波数安定化方法において、 前記再送信無線装置は、前記高高度の中継局から送信さ
    れた第1周波数の信号を第2周波数の信号に第1周波数
    変換して再送信し、 前記復調に用いる発振信号の制御に連動して前記第1周
    波数変換に用いる発振信号を制御し前記再送信する出力
    信号の周波数の偏差をなくすようにすることを特徴とす
    る再送信無線装置の送信周波数安定化方法。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の再送信無線装置の送信周
    波数安定化方法において、 前記再送信無線装置は、前記高高度の中継局から送信さ
    れた第2周波数の信号を第1周波数の信号に第2周波数
    変換したのち、前記第1周波数の信号を前記第2周波数
    の信号に第1周波数変換して再送信し、 前記復調に用いる発振信号の制御に連動して前記第1周
    波数変換に用いる発振信号を制御し前記再送信する出力
    信号の周波数の偏差をなくすようにすることを特徴とす
    る再送信無線装置の送信周波数安定化方法。
  4. 【請求項4】 高高度の中継局から地上の複数の無線端
    末に対して通信あるいは放送を行うシステムで、前記高
    高度の中継局から送信された信号を受信して前記無線端
    末に対して再送信する再送信無線装置において、 前記再送信する出力信号を復調して周波数誤差を検出
    し、前記周波数誤差をなくすよう復調に用いる発振信号
    の自動周波数制御を行う受信機を有し、 前記復調に用いる発振信号の制御に連動して前記再送信
    する出力信号の周波数の偏差をなくすよう制御すること
    を特徴とする再送信無線装置。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の再送信無線装置におい
    て、 前記高高度の中継局から送信された第1周波数の信号を
    第2周波数の信号に周波数変換して再送信する第1周波
    数変換手段を有し、 前記復調に用いる発振信号の制御に連動して前記第1周
    波数変換に用いる発振信号を制御し前記再送信する出力
    信号の周波数の偏差をなくすようにすることを特徴とす
    る再送信無線装置。
  6. 【請求項6】 請求項4記載の再送信無線装置におい
    て、 前記高高度の中継局から送信された第2周波数の信号を
    第1周波数の信号に周波数変換する第2周波数変換手段
    と、 前記第2周波数変換手段の出力する第1周波数の信号を
    前記第2周波数の信号に周波数変換して再送信する第1
    周波数変換手段とを有し、 前記復調に用いる発振信号の制御に連動して前記第1周
    波数変換に用いる発振信号を制御し前記再送信する出力
    信号の周波数の偏差をなくすようにすることを特徴とす
    る再送信無線装置。
  7. 【請求項7】 請求項4記載の再送信無線装置におい
    て、 前記受信機は、復調特性を監視して劣化が所定値を越え
    て大きくなったときアラームを発生する監視手段を有す
    ることを特徴とする再送信無線装置。
  8. 【請求項8】 衛星からの信号を受信し、第1の信号を
    用いて周波数変換を施すことにより受信周波数と異なる
    周波数の信号として送信する中継装置において、 電圧制御発振器と、 前記電圧制御発振器の出力信号を逓倍した信号を前記第
    1の信号として出力する逓倍手段と、 前記周波数変換後の信号を前記電圧制御発振器の出力信
    号を用いて復調する復調手段と、 前記復調後の信号の周波数偏差に応じた制御電圧を前記
    電圧制御発振器に与える制御手段とを備えたことを特徴
    とする中継装置。
  9. 【請求項9】 衛星からの所定周波数の信号を受信し、
    再送信する中継装置において、 受信した信号を周波数変換する第1周波数変換手段と、 電圧制御発振器と、 前記電圧制御発振器の出力信号を逓倍した信号を用い
    て、前記第1周波数変換後の信号を更に周波数変換する
    第2周波数変換手段と、 前記第2周波数変換後の信号を前記電圧制御発振器の出
    力信号を用いて復調する復調手段と、 前記復調後の信号の周波数偏差に応じた制御電圧を前記
    電圧制御発振器に与える制御手段とを備えたことを特徴
    とする中継装置。
JP2000056465A 2000-03-01 2000-03-01 再送信無線装置の送信周波数安定化方法及びその装置 Expired - Fee Related JP4208376B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000056465A JP4208376B2 (ja) 2000-03-01 2000-03-01 再送信無線装置の送信周波数安定化方法及びその装置
US09/699,771 US6728523B1 (en) 2000-03-01 2000-10-30 Method and apparatus for stabilizing frequency of output signal of relay station in radio communication system

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000056465A JP4208376B2 (ja) 2000-03-01 2000-03-01 再送信無線装置の送信周波数安定化方法及びその装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001244866A true JP2001244866A (ja) 2001-09-07
JP4208376B2 JP4208376B2 (ja) 2009-01-14

Family

ID=18577407

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000056465A Expired - Fee Related JP4208376B2 (ja) 2000-03-01 2000-03-01 再送信無線装置の送信周波数安定化方法及びその装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US6728523B1 (ja)
JP (1) JP4208376B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102461025A (zh) * 2009-06-30 2012-05-16 汤姆森特许公司 重传数字信号的方法

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2871635B1 (fr) * 2004-06-14 2006-09-08 Alcatel Sa Repeteur terrestre a redistribution de codes pseudo-aleatoires sur des porteuses de frequences differentes
US8285843B2 (en) * 2008-03-18 2012-10-09 Panasonic Corporation Remote monitoring system
EP2388921B1 (en) * 2010-05-21 2013-07-17 Nxp B.V. Integrated circuits with frequency generating circuits
US20150276394A1 (en) * 2014-03-28 2015-10-01 Alexander Durandin Method and algorithm to calculate the wave frequency (phase) changes by moving objects
WO2019143815A1 (en) * 2018-01-17 2019-07-25 Cubic Corporation Frequency re-bander with power efficiency features

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0754920B2 (ja) 1990-06-26 1995-06-07 三菱電機株式会社 衛星通信の自動周波数制御装置
JPH0548483A (ja) * 1991-08-12 1993-02-26 Fujitsu Ltd 周波数変換回路
JP2908175B2 (ja) * 1993-05-18 1999-06-21 日本電気株式会社 周波数安定化装置
US5423076A (en) * 1993-09-24 1995-06-06 Rockwell International Corporation Superheterodyne tranceiver with bilateral first mixer and dual phase locked loop frequency control
JPH10322259A (ja) * 1997-05-19 1998-12-04 Matsushita Electric Ind Co Ltd デジタルコードレス通信システム
JPH1117750A (ja) * 1997-06-20 1999-01-22 Matsushita Electric Ind Co Ltd 自動周波数制御装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102461025A (zh) * 2009-06-30 2012-05-16 汤姆森特许公司 重传数字信号的方法
JP2012531859A (ja) * 2009-06-30 2012-12-10 トムソン ライセンシング デジタル信号の再送信方法
CN102461025B (zh) * 2009-06-30 2014-10-22 汤姆森特许公司 重传数字信号的方法
US9136955B2 (en) 2009-06-30 2015-09-15 Thomson Licensing Method of resending digital signals

Also Published As

Publication number Publication date
US6728523B1 (en) 2004-04-27
JP4208376B2 (ja) 2009-01-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0977351B1 (en) Method and apparatus for radio communication
US3961262A (en) FM receiver and demodulation circuit
US7773665B2 (en) Apparatus and method for corresponding frequency synchronization in on-channel repeater
JPS61171207A (ja) 受信機
JP2001053640A (ja) 無線通信装置および無線通信方法
US6973121B1 (en) Repeater system and method of receiving a modulated input signal and transmitting a modulated output signal
JP2001244866A (ja) 再送信無線装置の送信周波数安定化方法及びその装置
EP1208652B1 (en) Radio fm receiver
JP2001352355A (ja) ダイレクトコンバージョン受信機及び送受信機
JP2004040678A (ja) 復調装置
EP1168649A2 (en) Two-way radio communication system and two-way radio communication method.
US6396884B1 (en) Automatic frequency control circuit
US11642033B2 (en) Vital-sign radar sensor using wireless internet signals
JP4681332B2 (ja) 送受信システム及び受信装置
JP2005323342A (ja) 送受信システム及び受信装置
JP3441311B2 (ja) 受信機
KR0140678B1 (ko) 위성방송용 중계기의 국부발진회로
US8099069B2 (en) Broadcast receiver for use in mobile communication terminal
EP1061654B1 (en) Detection of noise in a frequency demodulated fm audio broadcast signal
JPS6157741B2 (ja)
JPS6182552A (ja) 受信周波数安定化装置
JP2792292B2 (ja) 受信機
CN113079117B (zh) 一种接收链路iq失配估计的方法及装置
JP4074807B2 (ja) ミリ波帯送受信システム、送信装置、及び受信装置
JPH071868Y2 (ja) 宇宙局用送受信装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20041006

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20061110

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20061121

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070119

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070619

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070815

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080115

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080220

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20081014

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20081021

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111031

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111031

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121031

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121031

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131031

Year of fee payment: 5

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees