JP2001244841A - 無線通信装置、無線受信装置、無線送信装置、無線信号受信方法及び無線信号送信方法 - Google Patents

無線通信装置、無線受信装置、無線送信装置、無線信号受信方法及び無線信号送信方法

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JP2001244841A
JP2001244841A JP2000055828A JP2000055828A JP2001244841A JP 2001244841 A JP2001244841 A JP 2001244841A JP 2000055828 A JP2000055828 A JP 2000055828A JP 2000055828 A JP2000055828 A JP 2000055828A JP 2001244841 A JP2001244841 A JP 2001244841A
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signal
radio
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baseband
transmission
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JP2000055828A
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English (en)
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Yuji Miura
裕司 三浦
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Kenwood KK
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Kenwood KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 広帯域の信号を適切に送受信する。 【解決手段】 受信側バッファ9と送信側バッファ13
は、信号周波数がベースバンド信号の高域カットオフ周
波数付近から低下するに従って利得が低減する特性を有
し、受信系統と送信系統で生じる損失による信号の歪み
を修正する。或いは、ベースバンド信号回路11がディ
ジタルフィルタとして機能するためのプログラムを実行
し、受信側LPF10から受けたベースバンド信号及び
送信側LPF12に送るベースバンド信号の波形を修正
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、無線信号を送受
信して通信を行う無線通信装置に係り、特に、広帯域の
CDMA通信方式に好適な無線通信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】携帯電話等の無線通信装置が通信を行う
際の通信方式として、CDMA(CodeDivision Multipl
e Access)通信方式が知られている。
【0003】このCDMA通信方式は、無線通信装置が
通信を行うための信号に拡散コードを乗積することによ
り、通信信号の電力スペクトラムを拡散して送受信する
通信方式である。従って、各無線通信装置が無線信号を
送受信して通信するためには、広い帯域の信号を適切に
送信又は受信できなければならない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、無線通信装置
を構成する各部位で生じる損失により、広い帯域の信号
を適切に処理できなくなることがある。例えば、中間周
波数帯の受信信号又は送信信号の帯域を制限するための
帯域制限フィルタは、周波数偏差の影響で通過損失を生
じさせることがある。また、ベースバンド信号に含まれ
る高域成分を除去するための低域通過フィルタも、周波
数特性による通過損失を生じさせることがある。この
他、増幅器やバッファ等の周波数特性により損失が増大
することがある。
【0005】こうした損失が生じると、受信信号のBE
R(Bit Error Ratio;ビット誤り率)や送信信号の変
調精度が悪化し、無線通信装置の性能が劣化する。
【0006】特に、次世代移動体通信システムであるI
MT−2000(International Mobile Telecommunica
tion-2000)では、2110MHz〜2170MHz帯
における5MHz〜20MHzの帯域幅を利用して信号
を送受信する。これは、現行のCDMA携帯電話の帯域
に比べて4倍以上の広さであり、こうした広い帯域で平
坦な利得特性を実現する技術が要求される。
【0007】この発明は、上記実状に鑑みてなされたも
のであり、広帯域の信号を適切に送受信することができ
る無線通信装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明の第1の観点に係る無線通信装置は、無線
信号を送受信するアンテナと、ベースバンド信号に応じ
た処理を実行するベースバンド信号回路と、前記ベース
バンド信号回路から送られたベースバンド信号に基づい
て無線信号を生成し、前記アンテナに送出させる無線送
信手段と、前記アンテナが受信した無線信号からベース
バンド信号を再生し、前記ベースバンド信号回路に入力
する無線受信手段とを備え、前記無線送信手段及び前記
無線受信手段は、所定の周波数帯域内で生じる損失によ
る信号の歪みを修正するための周波数特性を有する信号
処理手段を備える、ことを特徴とする。
【0009】この発明によれば、所定の周波数帯域内で
生じる損失による信号の歪みを信号処理手段が修正する
ことができる。これにより、広帯域で平坦な利得特性を
得ることができ、広帯域の信号を適切に送受信すること
ができる。
【0010】こうした広帯域の信号を送受信する場合に
は、通信を行うために確保しなければならない帯域の高
域部分で損失が生じることが多い。そこで、前記信号処
理手段は、所定の周波数帯域の高域部分で生じた損失に
よる信号の歪みを修正することが望ましい。例えば、前
記信号処理手段は、ベースバンド信号の信号電力を調整
するバッファであってもよい。
【0011】より詳細には、前記信号処理手段は、信号
周波数がベースバンド信号の高域カットオフ周波数から
低下するに従って利得が低減する特性を有することが望
ましい。
【0012】前記無線送信手段は、スペクトラム拡散が
施されたベースバンド信号に基づいて無線信号を生成
し、前記無線受信手段は、前記アンテナが受信した無線
信号からスペクトラム拡散が施されたベースバンド信号
を再生することが望ましい。
【0013】また、この発明の第2の観点に係る無線通
信装置は、無線信号を送受信するアンテナと、ベースバ
ンド信号に応じた処理を実行するベースバンド信号回路
と、前記ベースバンド信号回路から送られた電力スペク
トラムが拡散されたベースバンド信号に基づいて無線信
号を生成し、前記アンテナに送出させる無線送信手段
と、前記アンテナが受信した無線信号からスペクトラム
拡散が施されたベースバンド信号を再生し、前記ベース
バンド信号回路に入力する無線受信手段とを備え、前記
ベースバンド信号回路は、例えばディジタルフィルタと
して機能するためのプログラムを実行することにより、
所定の周波数帯域内で生じる損失による信号の歪みを修
正するための処理を実行する、ことを特徴とする。
【0014】この発明によれば、所定の周波数帯域内で
生じる損失による信号の歪みをベースバンド処理回路が
修正することができる。これにより、広帯域で平坦な利
得特性を得ることができ、広帯域の信号を適切に送受信
することができる。
【0015】また、この発明の第3の観点に係る無線受
信装置は、無線信号を受信するアンテナと、ベースバン
ド信号に応じた処理を実行するベースバンド信号回路
と、前記アンテナが受信した無線信号からベースバンド
信号を再生し、前記ベースバンド信号回路に入力する無
線受信手段とを備え、前記無線受信手段は、所定の周波
数帯域内で生じる損失による信号の歪みを修正するため
の周波数特性を有する信号処理手段を備える、ことを特
徴とする。
【0016】より詳細には、前記信号処理手段は、ベー
スバンド信号の信号電力を調整するバッファであり、信
号周波数がベースバンド信号の高域カットオフ周波数か
ら低下するに従って利得が低減する特性を有することが
望ましい。ここで、前記無線受信手段は、前記アンテナ
が受信した無線信号からスペクトラム拡散が施されたベ
ースバンド信号を再生することが望ましい。
【0017】また、この発明の第4の観点に係る無線送
信装置は、無線信号を送信するアンテナと、ベースバン
ド信号に応じた処理を実行するベースバンド信号回路
と、前記ベースバンド信号回路から送られたベースバン
ド信号に基づいて無線信号を生成し、前記アンテナに送
出させる無線送信手段とを備え、前記無線送信手段は、
所定の周波数帯域内で生じる損失による信号の歪みを修
正するための周波数特性を有する信号処理手段を備え
る、ことを特徴とする。
【0018】より詳細には、前記信号処理手段は、ベー
スバンド信号の信号電力を調整するバッファであり、信
号周波数がベースバンド信号の高域カットオフ周波数か
ら低下するに従って利得が低減する特性を有することが
望ましい。ここで、前記無線送信手段は、前記ベースバ
ンド信号回路から送られた電力スペクトラムが拡散され
たベースバンド信号に基づいて無線信号を生成すること
が望ましい。
【0019】また、この発明の第5の観点に係る無線信
号受信方法は、無線信号を受信してベースバンド信号を
再生し、所定の周波数帯域内で生じる損失による信号の
歪みを修正するための周波数特性を有するバッファに前
記ベースバンド信号を入力し、前記バッファから出力さ
れた信号をベースバンド信号に応じた処理を実行するた
めの回路に供給する、ことを特徴とする。
【0020】この際、スペクトラム拡散が施されたベー
スバンド信号を再生することが望ましい。
【0021】また、この発明の第6の観点に係る無線信
号送信方法は、ベースバンド信号に応じた処理を実行す
るための回路から出力された信号を、所定の周波数帯域
内で生じる損失による信号の歪みを修正するための周波
数特性を有するバッファに入力し、前記バッファから出
力された信号に基づいて無線信号を生成して送信する、
ことを特徴とする。
【0022】この際、スペクトラム拡散が施されたベー
スバンド信号に基づいて無線信号を生成することが望ま
しい。
【0023】
【発明の実施の形態】以下に、図面を参照して、この発
明の実施の形態に係る無線通信装置について詳細に説明
する。
【0024】図1は、この発明の実施の形態に係る無線
通信装置100の構成を示す図である。図示するよう
に、この無線通信装置100は、アンテナ1と、送受分
波器2と、LNA(Low Noise Amplifier)3と、受信
側RF(Radio Frequency)帯BPF(Band Pass Filte
r)4と、ダウンコンバータ5と、受信側IF(Interme
diate Frequency)帯BPF6と、受信側AGC(Autom
atic Gain Control)アンプ7と、直交復調器8と、受
信側バッファ9と、受信側LPF(Low Pass Filter)
10と、ベースバンド信号回路11と、送信側LPF1
2と、送信側バッファ13と、直交変調器14と、送信
側AGCアンプ15と、送信側IF帯BPF16と、ア
ップコンバータ17と、送信側RF帯アンプ18と、ド
ライブ・アンプ19と、HPA(High Power Amplifie
r)20と、局発信号生成回路21とを備えている。
【0025】アンテナ1は、基地局から送られた無線信
号を受信して受信信号として送受分波器2に送り、ま
た、送受分波器2から受けた送信信号を無線信号として
送出する。
【0026】送受分波器2は、例えば誘電体又はSAW
(Surface Acoustic Wave)デュプレクサ等から構成さ
れ、アンテナ1にて送受信される送信信号と受信信号と
を分離及び結合するためのものであり、アンテナ1から
受けた受信信号をLNA3に送り、HPA20から受け
た送信信号をアンテナ1に送る。
【0027】LNA3は、例えばガリウム−ヒ素トラン
ジスタ又はHEMT(High Electron Mobility Transis
tor)等から構成され、送受分波器2から受けた受信信
号を無線周波数帯において増幅(受信信号強度が大きい
ときには減衰)するための低雑音増幅器であり、増幅し
た受信信号を受信側RF帯BPF4に送る。また、LN
A3は、スイッチ3aにより、外部から与えられたLN
Aパス信号に応じてパスさせるようにしてもよい。
【0028】受信側RF帯BPF4は、例えば雑音成分
を除去するためのSAWフィルタ、誘電体フィルタ等か
ら構成され、LNA3から受けた受信信号のうち所定の
帯域だけを通過させてダウンコンバータ5に送る。
【0029】ダウンコンバータ5は、ミキサ等から構成
され、受信側RF帯BPF4から受けた受信信号と局発
信号生成回路21から受けた局部発振信号とを掛け合わ
せて周波数を変換するためのものであり、無線周波数帯
の受信信号を中間周波数帯にダウンコンバートする。例
えば、ダウンコンバータ5は、受信側RF帯BPF4か
ら中心周波数が2140MHzである無線周波数帯の受
信信号を受け、局発信号生成回路21から2330MH
zの局部発振信号を受ける。ダウンコンバータ5は、こ
れらの信号を掛け合わせることにより、中心周波数が1
90MHzである中間周波数帯の受信信号に変換する。
ダウンコンバータ5により周波数が変換された受信信号
は、受信側IF帯BPF6に送られる。
【0030】受信側IF帯BPF6は、SAWフィルタ
等から構成され、ダウンコンバータ5から受けた受信信
号のうち所定の帯域だけを通過させて受信側AGCアン
プ7に送る。
【0031】受信側AGCアンプ7は、演算増幅器等か
ら構成され、受信側IF帯BPF6から受けた受信信号
を外部から与えられた受信側AGC信号に応じた増幅率
で増幅(又は減衰)し、直交復調器8に送る。
【0032】直交復調器8は、π/2移相器、ミキサ、
合成器等から構成され、受信側AGCアンプ7から受け
た受信信号を、局発信号生成回路21から受けた局部発
振信号を用いて検波することにより、受信ベースバンド
信号を復調するためのものである。例えば、直交復調器
8は、局発信号生成回路21から380MHzの局部発
振信号を受けて受信側AGCアンプ7から受けた受信信
号を検波して、帯域幅が2.5MHzのスペクトラム拡
散が施された、すなわち電力スペクトラムが拡散された
ベースバンド信号を復調する。直交復調器8は、復調し
た受信ベースバンド信号を受信側バッファ9に送る。
【0033】受信側バッファ9は、受信ベースバンド信
号の電力や回路インピーダンスを調整するための緩衝回
路であり、直交復調器8から受けた信号を調整して受信
側LPF10に送る。ここで、受信側バッファ9は、例
えば、図3(a)に示すような周波数特性を有してい
る。すなわち、受信側バッファ9の利得は、受信ベース
バンド信号のカットオフ周波数付近から、信号周波数が
低下するに従って減少する。なお、図3(a)に示す一
点鎖線は、受信側バッファ9が演算増幅器を用いて構成
された場合の周波数特性を示す。
【0034】受信側LPF10は、セラミックフィルタ
等から構成され、受信側バッファ9から受けた受信ベー
スバンド信号の高周波成分を除去して折り返し成分を取
り除くための低域通過フィルタであり、フィルタリング
した受信ベースバンド信号をベースバンド信号回路11
に送る。
【0035】ベースバンド信号回路11は、マイクロプ
ロセッサ等から構成され、受信側LPF10から受けた
受信ベースバンド信号に従った処理を実行すると共に、
送信ベースバンド信号を送信側LPF12に出力する。
例えば、ベースバンド信号回路11は、受信側LPF1
0から受けたスペクトラム拡散が施された受信ベースバ
ンド信号と拡散コードとの相関演算を実行してデータ信
号を復元し、図示せぬスピーカに音声信号を出力させる
ための処理等を実行する。また、例えば、ベースバンド
信号回路11は、電力スペクトラムが拡散された送信ベ
ースバンド信号を、図示せぬキーパッドより入力された
文字情報等を示すデータ信号に応じて生成し、送信側L
PF12に送る。
【0036】送信側LPF12は、ベースバンド信号回
路11から受けた送信ベースバンド信号の高周波成分を
除去するための低域通過フィルタであり、フィルタリン
グした送信ベースバンド信号を送信側バッファ13に送
る。
【0037】送信側バッファ13は、送信ベースバンド
信号の電力や回路インピーダンスを調整するための緩衝
回路であり、送信側LPF12から受けた送信ベースバ
ンド信号を調整して直交変調器14に送る。
【0038】直交変調器14は、送信側バッファ13か
ら受けた送信ベースバンド信号に従って、局発信号生成
回路21から受けた局部発振信号を変調し、中間周波数
帯の送信信号を生成するためのものである。直交変調器
14は、生成した中間周波数帯の送信信号を送信側AG
Cアンプ15に送る。
【0039】送信側AGCアンプ15は、直交変調器1
4から受けた送信信号を外部から与えられた送信側AG
C信号に応じた増幅率で増幅(又は減衰)し、送信側I
F帯BPF16に送る。
【0040】送信側IF帯BPF16は、送信側AGC
アンプ15から受けた中間周波数帯の送信信号のうち所
定の帯域だけを通過させる帯域通過フィルタであり、フ
ィルタリングした送信信号をアップコンバータ17に送
る。
【0041】アップコンバータ17は、送信側IF帯B
PF16から受けた中間周波数帯の送信信号を、局発信
号生成回路21から受けた局部発振信号と掛け合わせる
ことにより、無線周波数帯の送信信号に変換して送信側
RF帯BPF18に送る。
【0042】送信側RF帯BPF18は、アップコンバ
ータ17から受けた無線周波数帯の送信信号のうち所定
の帯域だけを通過させる帯域通過フィルタであり、フィ
ルタリングした送信信号をドライブ・アンプ19に送
る。
【0043】ドライブ・アンプ19は、例えばW−CD
MA(Wideband-Code Division Multiple Access)通信
方式を用いた通信に適した送信信号電力を得るための多
段構成アンプの1つであり、送信側RF帯BPF18か
ら受けた無線周波数帯の送信信号を増幅(又は減衰)し
てHPA20に送る。ここで、ドライブ・アンプ19
は、外部から与えられたRFAGC信号に応じて増幅率
を変化させることにより、RFAGC信号に応じた増幅
率で無線周波数帯の信号を増幅(又は減衰)してもよ
い。
【0044】HPA20は、ドライブ・アンプ19から
受けた無線周波数帯の送信信号の信号電力を調整するた
めのものであり、ドライブ・アンプ19から受けた送信
信号を増幅(又は減衰)して送受分波器2に送る。
【0045】局発信号生成回路21は、PLL(Phase
Locked Loop)シンセサイザ等から構成され、局部発振
信号を生成してダウンコンバータ5、直交復調器8、直
交変調器14及びアップコンバータ17に送る。例え
ば、局発信号生成回路21は、ダウンコンバータ5に2
330MHzの局部発振信号を送り、直交復調器8に3
80MHzの局部発振信号を送る。
【0046】以下に、この発明の実施の形態に係る無線
通信装置100の動作を説明する。この無線通信装置1
00は、受信信号及び送信信号のうち、所定の周波数帯
で生じる損失による信号の歪みを修正することにより、
広い帯域の信号を適切に送受信することができる装置で
ある。
【0047】この無線通信装置100は、通信信号を受
信する際、アンテナ1が基地局等から送信された無線通
信信号を受信して受信信号とし、送受分波器2を介して
LNA3に送る。LNA3は、受信信号を無線周波数帯
で増幅(又は減衰)して受信側RF帯BPF4に送る。
この際、スイッチ3aにより、外部から与えられたLN
Aパス信号に応じてLNA3をパスしてもよい。
【0048】受信側RF帯BPF4は、フィルタリング
により受信信号の帯域を制限する。受信側RF帯BPF
4により帯域が制限された無線周波数帯の受信信号は、
ダウンコンバータ5により中間周波数帯にダウンコンバ
ートされ、受信側IF帯BPF6により帯域が制限され
た後、受信側AGCアンプ7に送られる。
【0049】受信側AGCアンプ7は、外部から与えら
れた受信側AGC信号に応じた増幅率で中間周波数帯の
受信信号を増幅(又は減衰)し、直交復調器8に送る。
直交復調器8は、局発信号生成回路21から受けた局部
発振信号を利用して受信信号の直交検波を実行し、例え
ばスペクトラム拡散が施されたベースバンド信号を復調
して受信側バッファ9に入力する。受信側バッファ9を
通過したベースバンド信号は、受信側LPF10により
フィルタリングされてベースバンド信号回路11に入力
される。
【0050】一方、この無線通信装置100は、通信信
号を送信する際、ベースバンド信号回路11が、例えば
W−CDMA通信方式に準拠したスペクトラム拡散が施
された送信ベースバンド信号を生成し、送信側LPF1
2を介して送信側バッファ13に入力する。送信側バッ
ファ13を通過した送信ベースバンド信号は、直交変調
器14に送られる。
【0051】直交変調器14は、局発信号生成回路21
から受けた局部発振信号を利用して送信ベースバンド信
号に応じた変調を行い、中間周波数帯の送信信号を生成
する。直交変調器14により生成された送信信号は、送
信側AGCアンプ15により増幅(又は減衰)された
後、送信側IF帯BPF16に送られる。送信側IF帯
BPF16は中間周波数帯の送信信号を帯域制限してア
ップコンバータ17に送り、アップコンバータ17は送
信信号を無線周波数帯にアップコンバートする。
【0052】アップコンバータ17によりアップコンバ
ートされた無線周波数帯の送信信号は、送信側RF帯B
PF18により帯域が制限された後、ドライブ・アンプ
19及びHPA20により増幅(又は減衰)され、送受
分波器2を介してアンテナ1に供給される。アンテナ1
は、送信信号を無線送信信号として送出する。
【0053】ここで、W−CDMA通信方式のように、
無線通信装置100が従来の携帯電話機等の無線通信端
末より広い帯域を用いて通信を行う場合、無線通信装置
100の各部位において、通信を行うために確保しなけ
ればならない帯域内での損失が生じることがある。例え
ば、受信側IF帯BPF16での周波数偏差の影響によ
り通過損失が生じたり、受信側LPF10の周波数特性
による通過損失が重畳されることがある。さらに、受信
側AGCアンプ7等の利得の周波数特性により、高周波
成分が劣化することがある。
【0054】図2(a)は、ダウンコンバータ5により
周波数が変換された受信信号のスペクトラムの一例を示
す図である。図2(a)に示す受信信号は、例えば中心
周波数が190MHzの中間周波数帯の信号である。こ
の中間周波数帯の受信信号は、図2(b)に実線で示す
ような周波数特性を有する受信側IF帯BPF6により
フィルタリングされることにより、図2(c)に示すよ
うなスペクトラムの信号となる。ここで、受信側IF帯
BPF6の周波数特性により生じた帯域内の損失を、図
2(c)にハッチングを付して示す。
【0055】このような損失により信号波形が歪んだ受
信信号を直交復調器8が検波することにより、図2
(d)に実線で示すようなスペクトラムを有するベース
バンド信号が復調される。ここで、歪みのない理想的な
受信信号を検波した場合と比較した損失部分を、図2
(d)にハッチングを付して示す。
【0056】図2(d)に実線で示した歪みを含む受信
信号を、図2(e)に実線で示すような周波数特性を有
する受信側LPF10にフィルタリングさせると、図2
(f)に示すようなスペクトラムとなり、高域部分での
損失が増大する。
【0057】そこで、この無線通信装置100は、通信
を行うために必要な帯域内で生じた損失による信号の歪
みを修正するための周波数特性を持つ部位を設けること
により、所望の帯域内で平坦な利得特性を実現し、広い
帯域の信号を適切に送受信可能とする。
【0058】例えば、受信側バッファ9の周波数特性
を、図3(a)に示すようなものに設定する。すなわ
ち、受信側バッファ9は、信号周波数がベースバンド信
号の高域カットオフ周波数付近から低下するに従って利
得が低減する特性を有し、受信側IF帯BPF6から受
信側LPF10までの受信系統で生じる損失による信号
の歪みを修正する。図3(a)に実線で示すような周波
数特性は、例えば、受信側バッファ9の入力抵抗に並列
してコンデンサを結合することにより実現することがで
きる。
【0059】このような周波数特性を有する受信側バッ
ファ9は、図2(d)に実線で示す(図3(a)に実線
で示す)ようなスペクトラムの受信信号が入力される
と、図3(b)に実線で示すようなスペクトラムを有す
る信号として出力する。なお、図3(b)中の点線は、
受信側バッファ9に入力される受信信号のスペクトラム
を示している。
【0060】受信側バッファ9は、図3(c)に実線で
示すような周波数特性を有する受信側LPF10に受信
信号を入力してフィルタリングさせることにより、図3
(d)に示すような広い帯域でスペクトラムが平坦な受
信信号を再生することができる。
【0061】また、例えば、送信側バッファ13の周波
数特性を、受信側バッファ9と同様の性質を有するもの
(図3(a)に示す)とすることにより、ベースバンド
信号回路11が生成した送信ベースバンド信号に基づい
て通信信号を適切に送信することができる。すなわち、
送信側バッファ13は、信号周波数がベースバンド信号
の高域カットオフ周波数付近から低下するに従って利得
が低減する特性を有し、送信側LPF12から送信側I
F帯BPF16までの送信系統で生じる損失による信号
の歪みを修正する。
【0062】この場合、送信側バッファ13は、送信側
LPF12によりフィルタリングされ、図4(a)に示
すようなスペクトラムを有する送信ベースバンド信号が
入力されると、図4(b)に示すようなスペクトラムを
有する信号として直交変調器14に送る。
【0063】直交変調器14は、送信側バッファ13か
ら送られた送信ベースバンド信号に従って局発信号生成
回路21から受けた局部発振信号を変調することによ
り、図4(c)に示すスペクトラムを有する中間周波数
帯の送信信号を生成する。直交変調器14により生成さ
れた送信信号は、送信側AGCアンプ15により増幅さ
れた後、送信側IF帯BPF16によりフィルタリング
されることにより、図4(d)に示すスペクトラムとな
る。これにより、広い帯域でスペクトラムが平坦な送信
信号を生成することができる。
【0064】以上説明したように、この発明は、無線通
信装置100の各部位で生じた損失を補償するための周
波数特性を有する部位、例えば受信側バッファ9や送信
側バッファ13、を設けることにより、広い帯域の信号
を適切に送受信することができる。具体的には、この無
線通信装置100は、受信側バッファ9が受信信号の歪
みを修正することにより、受信側IF帯BPF6の帯域
内偏差や各部位(例えば、受信側AGCアンプ7や受信
側バッファ9等)の周波数特性によるBER(BitError
Ratio)への悪影響を低減することができる。また、送
信側バッファ13が送信信号の歪みを修正することによ
り、送信側IF帯BPF16の帯域内周は数偏差や各部
位(例えば、送信側AGCアンプ15や送信側バッファ
13等)の周波数特性による変調精度への悪影響を低減
することができる。
【0065】上記実施の形態では、受信側バッファ9と
送信側バッファ13が、無線通信装置100の各部位で
生じた損失による信号の歪みを修正するための周波数特
性を有するものとして説明したが、これに限定されな
い。すなわち、信号の歪みを補償するための周波数特性
を有する回路は、任意の位置に設置可能であり、例えば
中間周波数の受信信号及び送信信号の歪みを修正するこ
とにより、広い帯域の信号を送受信できるようにしても
よい。
【0066】また、ベースバンド信号回路11が所定の
処理プログラムを実行してディジタル信号処理を施すこ
とにより、受信側LPF10から受けた受信ベースバン
ド信号の歪みを修正し、予め損失の発生を考慮した送信
ベースバンド信号を生成して送信側LPF12に送るよ
うにしてもよい。例えば、ベースバンド信号回路11
は、図3(a)に示す周波数特性を有するディジタルフ
ィルタとして機能するためのプログラムを実行し、受信
側LPF10から受けたベースバンド信号及び送信側L
PF12に送るベースバンド信号の波形を修正してもよ
い。
【0067】また、この発明は、CDMA通信方式を用
いた無線通信装置に限定されず、広帯域の信号を送受信
して通信を行う任意の通信装置に適用可能である。
【0068】また、無線通信装置100の送信系統や受
信系統を独立させて、送信専用の装置、或いは受信専用
の装置として構成してもよい。
【0069】
【発明の効果】以上の説明のように、この発明は、通信
を行うために必要な帯域内で生じた損失による信号の歪
みを修正するための周波数特性を持つ部位を設けること
により、広帯域の信号を適切に送受信することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態に係る無線通信装置の構
成を示す図である。
【図2】無線通信装置が通信信号を受信する際の動作を
説明するために、受信信号のスペクトラム及び受信側I
F帯BPFと受信側LPFの周波数特性を示す図であ
る。
【図3】無線通信信号が通信信号を受信する際の動作を
説明するために、受信信号のスペクトラム及び受信側バ
ッファと受信側LPFの周波数特性を示す図である。
【図4】無線通信装置が通信信号を送信する際の動作を
説明するために、送信信号のスペクトラムを示す図であ
る。
【符号の説明】
1 アンテナ 2 送受分波器 3 LNA 3a スイッチ 4 受信側RF帯BPF 5 ダウンコンバータ 6 受信側IF帯BPF 7 受信側AGCアンプ 8 直交復調器 9 受信側バッファ 10 受信側LPF 11 ベースバンド信号回路 12 送信側LPF 13 送信側バッファ 14 直交変調器 15 送信側AGCアンプ 16 送信側IF帯BPF 17 アップコンバータ 18 送信側RF帯BPF 19 ドライブ・アンプ 20 HPA 21 局発信号生成回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5K004 AA05 AA08 FA09 FF01 FF05 FH01 FH03 JF04 JH02 5K011 BA10 DA13 DA14 DA27 EA03 GA05 GA06 JA01 KA04 5K060 BB07 CC12 DD04 HH01 HH04 HH06 HH10 HH11 HH22 KK06 LL15 LL25

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】無線信号を送受信するアンテナと、 ベースバンド信号に応じた処理を実行するベースバンド
    信号回路と、 前記ベースバンド信号回路から送られたベースバンド信
    号に基づいて無線信号を生成し、前記アンテナに送出さ
    せる無線送信手段と、 前記アンテナが受信した無線信号からベースバンド信号
    を再生し、前記ベースバンド信号回路に入力する無線受
    信手段とを備え、 前記無線送信手段及び前記無線受信手段は、 所定の周波数帯域内で生じる損失による信号の歪みを修
    正するための周波数特性を有する信号処理手段を備え
    る、 ことを特徴とする無線通信装置。
  2. 【請求項2】前記信号処理手段は、所定の周波数帯域の
    高域部分で生じた損失による信号の歪みを修正する、 ことを特徴とする請求項1に記載の無線通信装置。
  3. 【請求項3】前記信号処理手段は、ベースバンド信号の
    信号電力を調整するバッファである、 ことを特徴とする請求項1又は2に記載の無線通信装
    置。
  4. 【請求項4】前記信号処理手段は、信号周波数がベース
    バンド信号の高域カットオフ周波数から低下するに従っ
    て利得が低減する特性を有する、 ことを特徴とする請求項1、2又は3に記載の無線通信
    装置。
  5. 【請求項5】前記無線送信手段は、スペクトラム拡散が
    施されたベースバンド信号に基づいて無線信号を生成
    し、 前記無線受信手段は、前記アンテナが受信した無線信号
    からスペクトラム拡散が施されたベースバンド信号を再
    生する、 ことを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載
    の無線通信装置。
  6. 【請求項6】無線信号を送受信するアンテナと、 ベースバンド信号に応じた処理を実行するベースバンド
    信号回路と、 前記ベースバンド信号回路から送られた電力スペクトラ
    ムが拡散されたベースバンド信号に基づいて無線信号を
    生成し、前記アンテナに送出させる無線送信手段と、 前記アンテナが受信した無線信号からスペクトラム拡散
    が施されたベースバンド信号を再生し、前記ベースバン
    ド信号回路に入力する無線受信手段とを備え、 前記ベースバンド信号回路は、所定の周波数帯域内で生
    じる損失による信号の歪みを修正するための処理を実行
    する、 ことを特徴とする無線通信装置。
  7. 【請求項7】無線信号を受信するアンテナと、 ベースバンド信号に応じた処理を実行するベースバンド
    信号回路と、 前記アンテナが受信した無線信号からベースバンド信号
    を再生し、前記ベースバンド信号回路に入力する無線受
    信手段とを備え、 前記無線受信手段は、所定の周波数帯域内で生じる損失
    による信号の歪みを修正するための周波数特性を有する
    信号処理手段を備える、 ことを特徴とする無線受信装置。
  8. 【請求項8】前記信号処理手段は、ベースバンド信号の
    信号電力を調整するバッファであり、信号周波数がベー
    スバンド信号の高域カットオフ周波数から低下するに従
    って利得が低減する特性を有する、 ことを特徴とする請求項7に記載の無線受信装置。
  9. 【請求項9】前記無線受信手段は、前記アンテナが受信
    した無線信号からスペクトラム拡散が施されたベースバ
    ンド信号を再生する、 ことを特徴とする請求項7又は8に記載の無線受信装
    置。
  10. 【請求項10】無線信号を送信するアンテナと、 ベースバンド信号に応じた処理を実行するベースバンド
    信号回路と、 前記ベースバンド信号回路から送られたベースバンド信
    号に基づいて無線信号を生成し、前記アンテナに送出さ
    せる無線送信手段とを備え、 前記無線送信手段は、所定の周波数帯域内で生じる損失
    による信号の歪みを修正するための周波数特性を有する
    信号処理手段を備える、ことを特徴とする無線送信装
    置。
  11. 【請求項11】前記信号処理手段は、ベースバンド信号
    の信号電力を調整するバッファであり、信号周波数がベ
    ースバンド信号の高域カットオフ周波数から低下するに
    従って利得が低減する特性を有する、 ことを特徴とする請求項10に記載の無線送信装置。
  12. 【請求項12】前記無線送信手段は、前記ベースバンド
    信号回路から送られた電力スペクトラムが拡散されたベ
    ースバンド信号に基づいて無線信号を生成する、 ことを特徴とする請求項10又は11に記載の無線送信
    装置。
  13. 【請求項13】無線信号を受信してベースバンド信号を
    再生し、所定の周波数帯域内で生じる損失による信号の
    歪みを修正するための周波数特性を有するバッファに前
    記ベースバンド信号を入力し、前記バッファから出力さ
    れた信号をベースバンド信号に応じた処理を実行するた
    めの回路に供給する、 ことを特徴とする無線信号受信方法。
  14. 【請求項14】スペクトラム拡散が施されたベースバン
    ド信号を再生する、 ことを特徴とする請求項13に記載の無線信号受信方
    法。
  15. 【請求項15】ベースバンド信号に応じた処理を実行す
    るための回路から出力された信号を、所定の周波数帯域
    内で生じる損失による信号の歪みを修正するための周波
    数特性を有するバッファに入力し、前記バッファから出
    力された信号に基づいて無線信号を生成して送信する、 ことを特徴とする無線信号送信方法。
  16. 【請求項16】スペクトラム拡散が施されたベースバン
    ド信号に基づいて無線信号を生成する、 ことを特徴とする請求項15に記載の無線信号送信方
    法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7333828B2 (en) 2002-12-31 2008-02-19 Curitel Communications, Inc. Method for compensating output power of mobile terminal
WO2011013194A1 (ja) * 2009-07-28 2011-02-03 三菱電機株式会社 周波数特性補正方法
JP2015008495A (ja) * 2007-03-23 2015-01-15 クゥアルコム・インコーポレイテッドQualcomm Incorporated 送信信号漏れによって生じる2次歪の低減

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