JP2001244754A - 高周波電源 - Google Patents

高周波電源

Info

Publication number
JP2001244754A
JP2001244754A JP2000056773A JP2000056773A JP2001244754A JP 2001244754 A JP2001244754 A JP 2001244754A JP 2000056773 A JP2000056773 A JP 2000056773A JP 2000056773 A JP2000056773 A JP 2000056773A JP 2001244754 A JP2001244754 A JP 2001244754A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
power supply
frequency power
limiting
limiting resistor
voltage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000056773A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyuki Kotani
弘幸 小谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daihen Corp
Original Assignee
Daihen Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daihen Corp filed Critical Daihen Corp
Priority to JP2000056773A priority Critical patent/JP2001244754A/ja
Publication of JP2001244754A publication Critical patent/JP2001244754A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Protection Of Static Devices (AREA)
  • Control Of Voltage And Current In General (AREA)
  • Amplifiers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】過電流、過電圧による増幅回路の破損を防止す
る。 【解決手段】増幅回路4の増幅動作で形成される進行波
電力に対する反射波電力の比率を判定回路10で判定
し、判定した比率Pが閾値Tを超えて高い場合には、増
幅回路4に発生する電圧および/または電流を電流制限
回路6や電圧制限回路7で制限する高周波電源。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高周波電源に関
し、具体的には、高周波電源の増幅回路の保護構造に関
する。
【0002】
【従来の技術】一般に、高周波電源は、図2に示すよう
に、図示しない発振回路で発生させた発振信号(高周波
信号)を増幅回路100で増幅し、出力コネクタ101
を介して負荷102に出力している。増幅回路100の
出力中には、増幅回路100の出力である進行波電力
と、負荷102からの反射波電力とが混在している。こ
れらの電力は電力検出部103で検出されて、その検出
結果が制御部104に供給される。制御部104では、
電力検出部103の検出結果に基いて、進行波電力が一
定になる、あるいは進行波電力から反射波電力を減算し
た値が一定になるように、増幅回路100の出力制御を
行う。なお、図中、符号105は、増幅回路100を構
成するトランジスタであり、106はトランジスタ10
5の出力側に配置されたインピーダンス整合回路であ
り、Lは、インピーダンス整合回路106を構成するイ
ンダクタンスであり、C1、C2は同じくインピーダン
ス整合回路106を構成するコンデンサである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の高周波電源に
は、負荷102のインピーダンスが増幅回路100を構
成するトランジスタ105の整合条件から外れると、ト
ランジスタ105の安全動作領域を超えた過大な電流や
電圧が増幅回路100に発生する結果、トランジスタ1
05が破損することがあった。このような事態は、例え
ば次のようにして生じる。高周波電源の負荷102の中
には、負荷インピーダンスが実質的な短絡状態から実質
的な開放状態まで大きく変動するものがある。このよう
な負荷102において、短絡状態や開放状態に陥った負
荷102から増幅回路100に向けて反射する反射波の
位相がアンプ100から出力される進行波の位相と同位
相になると、反射波と進行波とが重畳されて電圧値や電
流値が一次的に際立って上昇し、その過大な電圧や電流
によりトランジスタ105が破損することがあった。
【0004】例えば、負荷102のインピーダンスZL
が実質的に短絡状態(ZL≒0Ω)になったときには、
トランジスタ105のコレクタから出力側をみたインピ
ーダンスZ1は、Z1=0+jXΩとなる。ここで、X
が小さいという条件の場合では、トランジスタ105に
その安全動作領域を超えた過電流が流れて、トランジス
タ105が破損するしたがって、本発明の主たる目的
は、過電流や過電圧による増幅回路の破損を防止するこ
とである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
ためには、本発明は、高周波信号を増幅する増幅手段
と、前記増幅手段に生じる電圧および/または電流がこ
の増幅手段の安全動作領域を超えるか否かを判定する判
定手段と、前記判定手段の判定結果に基づいて、前記増
幅手段に発生する電圧および/または電流を制限する制
限手段とを有する高周波電源を構成した。これにより、
次のような作用を有する。すなわち、増幅手段に生じる
電圧および/または電流がこの増幅手段の安全動作領域
を超えたことを判定手段で判定すると、制限手段によ
り、増幅手段に印加される電圧および/または電流を制
限することで、増幅手段に過大な電圧や電流が印加され
ることを防止して、増幅手段の破損を防止する。
【0006】本発明の請求項2に記載の発明は、請求項
1に係る高周波電源であって、前記判定手段は、高周波
電源に入力される反射波電力に基づいてその判定を行う
ものであり、これにより次のような作用を有する。すな
わち、増幅手段に過大な電圧もしくは電流が発生する主
要因としては、インピーダンスの不整合による反射波電
力の増大が挙げられる。そこで、本発明では、判定手段
において、高周波電源に入力される反射波電力に基づい
てその判定を行うことで、増幅手段の破損を確実に防止
できる。
【0007】本発明の請求項3に記載の発明は、請求項
2に記載の高周波電源であって、前記判定手段は、前記
増幅手段の増幅動作で形成される進行波電力に対する反
射波電力の比率を判定するものであり、前記制限手段
は、前記比率が閾値を超えて高い場合に、前記増幅手段
に発生する電圧および/または電流を制限するものであ
ることに特徴を有しており、これにより次のような作用
を有する。すなわち、反射波電力の量を、前記増幅手段
の増幅動作で形成される進行波電力に対する反射波電力
の比率とみなすことで、反射波電力の量を、進行波電力
の量に対する相対量として判定できる。
【0008】なお、前記制限手段は、請求項4に記載し
たように、前記制限手段は、前記増幅手段の出力端とこ
の高周波電源の負荷との間に直列に接続された第1の制
限抵抗と、前記制限抵抗に対して並列接続されて、前記
増幅手段の出力端を前記第1の制限抵抗を介することな
く前記負荷に接続する迂回導通路と、前記判定手段の判
定結果に基づき、前記比率が閾値を超えて高い場合は前
記迂回導通路を開放し、それ以外は前記迂回導通路を導
通させる第1の開閉手段とを有して構成するのが好まし
い。
【0009】また、前記制限手段は、請求項5及び請求
項6に記載したように、前記増幅手段又は、前記第1の
制限抵抗の出力端と接地電位との間に直列に接続された
第2の制限抵抗と、前記判定結果に基づき、前記比率が
閾値を超えて高い場合は前記第2の制限抵抗を接地電位
に接続し、それ以外は第2の制限抵抗と接地電位とを分
離する第2の開閉手段とを有して構成するのが好まし
い。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を、
図1を参照して説明する。図1は本発明を実施した高周
波電源の構成を示す回路図である。なお、ここでいう高
周波電源とは、例えば、数百KHz〜数GHz程度の帯
域の高周波電力を発生させるものをいう。
【0011】この高周波電源1は、出力コネクタ2を介
して負荷3に所望の周波数の高周波電力を供給するもの
であって、増幅回路4と、インピーダンス整合回路5
と、電流制限回路6と、電圧制限回路7と、電力検出部
8と、制御部9と、判定回路10とを備えている。
【0012】増幅回路4は、図示しない発振回路により
出力された発振信号をトランジスタ11で増幅して所望
の高周波電力を出力している。インピーダンス整合回路
5は、インダクタンスLと、コンデンサC1、C2とか
らなっており、トランジスタ11の出力端に接続されて
いる。
【0013】電流制限回路6は、インピーダンス整合回
路5の出力端に接続されている。電流制限回路6は、イ
ンピーダンス整合回路6の出力端と負荷3との間に直列
に接続配置された第1の制限抵抗R1と、第1の制限抵
抗R1に対して並列に接続配置された迂回導通路12
と、迂回導通路12の中途に設けられて、迂回導通路1
2の開閉制御を行う第1スイッチ13とを備えている。
【0014】電圧制限回路7はインピーダンス整合回路
5の出力側に接続されている。なお、本実施の形態で
は、その接続構成の一例として、電圧制限回路7を、電
流制限回路6の出力端に接続しているが、特にこの接続
位置に限定されるものではない。
【0015】電圧制限回路7は、電流制限回路6の出力
端と接地電位との間に直列に接続配置された第2の制限
抵抗R2と、第2の制限抵抗R2と接地電位との間の接
続状態の開閉制御を行う第2スイッチ14とを備えてい
る。
【0016】電力検出部8は、電圧、電流制限回路6、
7の出力側に設けられて、この高周波電源1の進行波電
力及び反射波電力を検出している。電力検出は、例え
ば、出力電圧及び出力電流を検出し、演算することによ
って進行波電力及び反射波電力を求めている。
【0017】制御部9は、電力検出部8の検出結果が供
給され、この検出結果に基づいて進行波電力、もしく
は、進行波電力から反射波電力を減算した電力値が一定
になるように、トランジスタ11に入力する高周波信号
あるいは直流電圧Vdcを制御している。
【0018】判定回路10は、電力検出部8で検出した
進行波電力及び反射波電力から、進行波電力に対する反
射波電力の比率P(反射波電力/進行波電力)を演算
し、演算した比率Pが予め設定しておいた閾値Tを超え
るか(P>T)否かを判定し、その判定結果を第1、第
2スイッチ13、14に供給している。第1、第2スイ
ッチ13、14は、供給される判定回路10の判定結果
に基づいて開閉制御している。
【0019】本実施の形態では、増幅回路4が増幅手段
の一例であり、電力検出部8と判定回路10とが判定手
段の一例であり、電流制限回路6と電圧制限回路7とが
制限手段の一例であり、第1スイッチ13が第1の開閉
手段の一例であり、第2スイッチ14が第2の開閉手段
の一例である。
【0020】以下、この高周波電源1の動作を説明す
る。以下の説明では、第1の制限抵抗R1の抵抗値をr
1とし、第2の制限抵抗R2の抵抗値をr2とし、r1
=r2=50Ωとする。また、負荷3が50Ωの純抵抗
のときに負荷から反射波が発生しないと想定して説明す
る。
【0021】まず、判定回路10において、閾値Tを設
定しておく。閾値Tは、進行波電力に比べて反射波電力
が極端に多くなって、増幅回路4に発生する電流、電圧
がトランジスタ11の安全動作領域を超えるか否かを判
定する値である。ここでは、その例として、0.8の値
を閾値T(反射波電力/進行波電力)として設定してお
く。
【0022】負荷3のインピーダンスが純抵抗の50Ω
をほぼ維持して高周波電源1と負荷3との間のインピー
ダンス整合が取られている、もしくは極端な不整合では
ない状態においては、反射波電力はそれほど発生しな
い。このとき、比率Pは閾値T(=0.8)以下になる
(P≦T)。そのため、このことを判定回路10が演算
により判定して、その判定結果を第1、第2スイッチに
伝達すると、第1スイッチ13は閉動作し、第2スイッ
チ14は開動作する。これにより、迂回導通路12が機
能して第1の制限抵抗R2に電流は流れない。一方、第
2の制限抵抗R2には電圧が生じない。したがって、増
幅回路4で出力された高周波電力は、電流制限回路6や
電圧制限回路7で電流、電圧を制限されることなく負荷
3に供給される。
【0023】一方、高周波電源1と負荷3との間におけ
るインピーダンス不整合の度合が大きくなると、反射波
電力の発生量が増加し比率Pの値は上昇する。そして、
負荷3が実質的に短絡もしくは開放状態になってインピ
ーダンスの不整合が顕著になり、反射波電力の発生量が
極めて大きくなって、比率Pの値が閾値T(=0.8)
を超える(P>T)と、そのことを判定回路10が演算
により判定し、その判定結果を第1、第2スイッチ1
3、14に伝達する。
【0024】このような判定結果を受けた第1スイッチ
13は開動作し、第2スイッチ14は閉動作する。これ
により、迂回導通路12が遮断されて、第1の制限抵抗
R2に電流が流れる。一方、第2の制限抵抗R2に電圧
が生じる。これにより、増幅回路4で出力された高周波
電力(反射波電力を含む)は、電流制限回路6や電圧制
限回路7で電流、電圧が制限される。以下、具体的に説
明する。
【0025】負荷3が実質的に短絡状態になった場合に
は、増幅回路4の出力端から負荷3側をみたインピーダ
ンスZは、Z=r1=50(Ω)−j0(Ω)となる。
従来例では、同様の場合におけるインピーダンスZは、
Z=0(Ω)であり、本実施の形態の高周波電源1の方
が増幅回路4の出力端での反射波電力を小さくすること
ができる。そのため、この高周波電源1では、トランジ
スタ11を流れる電流をその安全動作領域まで抑えるこ
とができ、トランジスタ11の破損を防止することがで
きる。
【0026】負荷が実質的に開放状態になった場合に
は、増幅回路4の出力端から負荷3側をみたインピーダ
ンスZは、Z=r1+r2=100(Ω)−j0(Ω)
となる。従来例では、同様の場合におけるインピーダン
スZは、Z=∞(Ω)であり、本実施の形態の高周波電
源1の方が増幅回路4の出力端での反射波電力を小さく
することができる。そのため、この高周波電源1では、
トランジスタ11に発生する電圧をその安全動作領域ま
で抑えることができ、トランジスタ11の破損を防止す
ることができる。
【0027】トランジスタ11に発生する電圧とは、次
のものをいう。トランジスタ11がバイポーラトランジ
スタである場合には、コレクタ・エミッタ間電圧が上記
電圧となり、FETである場合には、ドレイン・ソース
間電圧が上記電圧となる。
【0028】なお、上述した実施の形態では、電圧制限
回路7を電流制限回路6の出力端側に設けていた。すな
わち、第2の制限抵抗R2を第1の制限抵抗R1の出力
端側に設けていた。しかしながら、電流制限回路6を電
圧制限回路7の出力端側に設けてもよい。すなわち、第
1の制限抵抗R1を第2の制限抵抗R2の出力端側に設
けてもよい。その場合には、次のようになる。
【0029】負荷が実質的に短絡状態になった場合に
は、増幅回路4の出力端から負荷3側をみたインピーダ
ンスZは、Z=r1×r2/(r1+r2)=25
(Ω)−j0(Ω)となる。従来例では、同様の場合に
おけるインピーダンスZは、Z=0(Ω)であり、この
高周波電源1の方が増幅回路4の出力端での反射波電力
を小さくすることができる。そのため、この高周波電源
1では、トランジスタ11を流れる電流をその安全動作
領域まで抑えることができ、トランジスタ11の破損を
防止することができる。
【0030】負荷が実質的に開放状態になった場合に
は、増幅回路4の出力端から負荷3側をみたインピーダ
ンスZは、Z=r2=50(Ω)−j0(Ω)となる。
従来例では、同様の場合におけるインピーダンスZは、
Z=∞(Ω)であり、この高周波電源1の方が増幅回路
4の出力端での反射波電力を小さくすることができる。
そのため、この高周波電源1では、トランジスタ11に
発生する電圧をその安全動作領域まで抑えることがで
き、トランジスタ11の破損を防止することができる。
【0031】負荷3のインピーダンスが50Ωをほぼ維
持して高周波電源1と負荷3との間のインピーダンス整
合が取られている、もしくは極端な不整合ではない状態
においては、前述した本実施の形態の構成と同様の動作
をし、高周波電力の出力に支障は生じない。
【0032】以上の説明は、負荷が短絡状態あるいは開
放状態の場合であったが、負荷が純粋のリアクタンス成
分の場合(P>T)においても本実施の形態の高周波電
源1の方が増幅回路4の出力端での反射波電力を小さく
することができる。
【0033】したがって、トランジスタ11に発生する
電圧と流れる電流による動作領域をトランジスタの安全
動作領域まで抑えることができる。
【0034】なお、第1、第2スイッチ6、7はメカニ
カルスイッチでも、トランジスタやダイオード等の電子
スイッチでも構成することができる。また、第1、第2
の制限抵抗R1、R2は固定抵抗で構成してもよい。さ
らには、可変抵抗からこれら制限抵抗R1、R2を構成
し、使用者がこれら制限抵抗R1、R2の抵抗値を設定
することで、電流、電圧の制限量を任意に設定するよう
にしてもよい。
【0035】また、以上説明した実施の形態では、電流
制限回路6と電圧制限回路7とを両方備えて制限手段を
構成していたが、電流制限回路6だけからなる制限手段
を設けても良い。この場合、負荷が実質的に短絡状態に
なった場合に生じる過電流発生状態からトランジスタ1
1を保護することができる。また、電圧制限回路7だけ
からなる制限手段を設けても良い。この場合、負荷が実
質的に開放状態になった場合に生じる過電圧発生状態か
らトランジスタ11を保護することができる。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
負荷が実質的に短絡状態や開放状態になった場合に生じ
る過電流発生状態もしくは過電圧発生状態からトランジ
スタ11を保護して、その破損を未然に防止することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態の高周波電源の構成を示
す回路図である。
【図2】従来例の高周波電源の構成を示す回路図であ
る。
【符号の説明】
3 負荷 4 増幅回路 5 イ
ンピーダンス整合回路 6 電流制限回路 7 電圧制限回路 8
電力検出部 9 制御部 10 判定回路 11
トランジスタ R1 第1の制限抵抗 12 迂回導通路 13
第1スイッチ R2 第2の制限抵抗 14 第2スイッチ T
閾値 P 比率
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5G053 AA01 AA09 BA01 BA04 CA04 EC03 FA06 5H410 BB04 BB05 CC02 DD02 DD08 EA10 EB01 FF07 FF25 LL02 LL06 5J091 AA03 CA55 FA01 FA04 FP02 FP05 FP06 GP03 HA02 HA25 HA41

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高周波信号を増幅する増幅手段と、 前記増幅手段に生じる電圧および/または電流がこの増
    幅手段の安全動作領域を超えるか否かを判定する判定手
    段と、 前記判定手段の判定結果に基づいて、前記増幅手段に発
    生する電圧および/または電流を制限する制限手段と、 を有することを特徴とする高周波電源。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の高周波電源であって、 前記判定手段は、高周波電源に入力される反射波電力に
    基づいてその判定を行うものである、 ことを特徴とする高周波電源。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の高周波電源であって、 前記判定手段は、前記増幅手段の増幅動作で形成される
    進行波電力に対する反射波電力の比率を判定するもので
    あり、 前記制限手段は、前記比率が閾値を超えて高い場合に、
    前記増幅手段に発生する電圧および/または電流を制限
    するものとである、 ことを特徴とする高周波電源。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の高周波電源であって、 前記制限手段は、 前記増幅手段の出力端とこの高周波電源の負荷との間に
    直列に接続された第1の制限抵抗と、 前記制限抵抗に対して並列接続されて、前記増幅手段の
    出力端を前記第1の制限抵抗を介することなく前記負荷
    に接続する迂回導通路と、 前記判定手段の判定結果に基づき、前記比率が閾値を超
    えて高い場合は前記迂回導通路を開放し、それ以外は前
    記迂回導通路を導通させる第1の開閉手段と、 を有することを特徴とする高周波電源。
  5. 【請求項5】 請求項3または4記載の高周波電源であ
    って、 前記制限手段は、 前記増幅手段の出力端と接地電位との間に直列に接続さ
    れた第2の制限抵抗と、 前記判定結果に基づき、前記比率が閾値を超えて高い場
    合は前記第2の制限抵抗を接地電位に接続し、それ以外
    は第2の制限抵抗と接地電位とを分離する第2の開閉手
    段と、 を有することを特徴とする高周波電源。
  6. 【請求項6】 請求項4記載の高周波電源であって、 前記制限手段は、 前記第1の制限抵抗の出力端と接地電位との間に直列に
    接続された第2の制限抵抗と、 前記判定結果に基づき、前記比率が閾値を超えて高い場
    合は前記第2の制限抵抗を接地電位に接続し、それ以外
    は第2の制限抵抗と接地電位とを分離する第2の開閉手
    段と、 を有することを特徴とする高周波電源。
JP2000056773A 2000-03-02 2000-03-02 高周波電源 Pending JP2001244754A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000056773A JP2001244754A (ja) 2000-03-02 2000-03-02 高周波電源

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000056773A JP2001244754A (ja) 2000-03-02 2000-03-02 高周波電源

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001244754A true JP2001244754A (ja) 2001-09-07

Family

ID=18577662

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000056773A Pending JP2001244754A (ja) 2000-03-02 2000-03-02 高周波電源

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001244754A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7221102B2 (en) 2003-02-07 2007-05-22 Daihen Corporation High-frequency power supply device
KR100766524B1 (ko) * 2001-07-24 2007-10-15 엘아이지넥스원 주식회사 고전압 전력증폭기의 아킹 보호회로 및 그 방법
WO2011111193A1 (ja) * 2010-03-10 2011-09-15 富士通株式会社 無線装置及び無線送信制御方法
JP2013510414A (ja) * 2009-11-10 2013-03-21 ゴジ リミテッド エネルギーを制御するための装置および方法

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100766524B1 (ko) * 2001-07-24 2007-10-15 엘아이지넥스원 주식회사 고전압 전력증폭기의 아킹 보호회로 및 그 방법
US7221102B2 (en) 2003-02-07 2007-05-22 Daihen Corporation High-frequency power supply device
JP2013510414A (ja) * 2009-11-10 2013-03-21 ゴジ リミテッド エネルギーを制御するための装置および方法
WO2011111193A1 (ja) * 2010-03-10 2011-09-15 富士通株式会社 無線装置及び無線送信制御方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6990323B2 (en) RF power amplifier circuit
KR101606441B1 (ko) 전력 증폭기의 전원 온/오프시 출력단과 스피커 보호회로
WO2008070418A1 (en) Lossless transmit path antenna switch circuit
KR101287657B1 (ko) 전력 증폭기
JP2019505156A (ja) 交流電流を遮断するための回路
JP2006180049A (ja) ディジタルアンプ
CN113595518B (zh) 一种自适应高可靠性hbt线性功率放大器
WO2023015779A1 (zh) 一种高可靠性保护电路和供电系统
JP2017208635A (ja) 低雑音増幅装置
JP3774385B2 (ja) 増幅器の保護回路
US7205843B2 (en) Protection circuit for power amplifier
JP2001244754A (ja) 高周波電源
US20230421113A1 (en) Circuit and method for protecting power amplifier
US20010036048A1 (en) Ground fault interrupter
GB2278025A (en) Circuit arrangement for switching a current-consuming apparatus on and off
US20040017244A1 (en) Balanced load switch
US20020044015A1 (en) Amplifier circuit and electronic apparatus using the same
US20150311867A1 (en) High-frequency amplifier circuit
US4216437A (en) Protective circuitry for push-pull amplifiers
JP2001185960A (ja) 増幅器
JP5646417B2 (ja) リミッター回路
JP4772719B2 (ja) 電力増幅器
JP3011841B2 (ja) 送信電力制御回路
JPS6141162B2 (ja)
JP3932163B2 (ja) インバータ制御エンジン駆動磁石式発電機

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070207

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090730

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090806

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090730

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20091201