JP2001243627A - 光ディスク記録装置 - Google Patents

光ディスク記録装置

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JP2001243627A
JP2001243627A JP2000053291A JP2000053291A JP2001243627A JP 2001243627 A JP2001243627 A JP 2001243627A JP 2000053291 A JP2000053291 A JP 2000053291A JP 2000053291 A JP2000053291 A JP 2000053291A JP 2001243627 A JP2001243627 A JP 2001243627A
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JP
Japan
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recording
zone
optical disk
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laser
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JP2000053291A
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English (en)
Inventor
Atsushi Hosoda
篤 細田
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Victor Company of Japan Ltd
Original Assignee
Victor Company of Japan Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 線速度依存性が大きい相変化ディスクをCA
V制御下でも内外周で特性の差がなく良好な記録を可能
とした光ディスク記録装置を提供する。 【解決手段】 補助情報を再生して記録位置のゾーンを
特定し、特定されたゾーンに応じて記録レーザパワー値
を変化させることで良好な記録を実現する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、相変化媒
体にディジタル情報信号を記憶するための光ディスク記
録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】同心円状あるいはスパイラル状の連続し
た案内溝あるいはグルーブ(以降、単にグルーブと記す
こともある)を有する光ディスクにおいて、このグルー
ブは一定の周波数で溝幅方向(ディスクの直径方向)に
蛇行(以降、ウォブルと記すこともある)しており、隣
接するグルーブのウォブルは同位相であり、このグルー
ブに記録再生が可能で、グルーブ間に存在する案内溝間
あるいはランド(以降、ランドと記すこともある)に補
助情報(以降、ランドプリピットと記すこともある)が
予め記録がなされている光ディスクに関して、例えば、
DVD−RW(DVD Forumより提案)が提案さ
れている。ここで、DVD−RWは線速度一定で記録再
生を行うため、隣接するウォブルが逆位相になる箇所が
存在するために、隣接トラックからのクロストークが大
きくなり、信号品質が劣化するために記録に使えない領
域がディスク面上に複数存在する。また、逆位相になる
ためにランドプリピット信号が、劣化する等の問題が生
じる。ウォブルが逆位相になり、データの品位が低下す
るという問題を解決する提案が、特開平10―2553
30号公報「光ディスク及びその製造装置」が開示され
ている。この公報には隣接するグルーブウォブルの位相
を合わせることにより上記の問題は解決することが開示
されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ディス
クの半径方向に大きな距離のデータシークを行う場合、
スピンドルモータの回転数がデータ再生可能な範囲に落
ち着くまで、長時間を要するために、データシーク時間
がかかる問題を解消することに関しては開示されていな
いが、既に、この問題の解決する一つの提案として、デ
ィスク回転数を一定にしてゾーン毎に記録周波数を変化
させるゾーンCAV方式での記録再生を行う装置の提案
を行っている。(特願平11−274068号)この提
案によれば、回転数一定によりシーク時間の短縮が可能
である。しかし、DVD−RW等高密度光ディスクに多
く使用されている相変化媒体は、記録条件(レーザー照
射の条件)が線速度によって変化するので、内外周で線
速度の大きく異なるCAV方式では、従来のように内外
周で差の無い記録制御方法では適切な記録が行えないと
いう問題点を有していた。
【0004】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、本発明は、同心円状、あるいはスパイラル状の
グルーブが一定の周波数で溝幅方向に同位相で蛇行ある
いはウォブルし、情報記録領域が半径方向に複数のゾー
ンに分割されており、ランドに前記ゾーンの識別情報を
含む記録あるいは再生に必要な補助情報が予め記録され
ている光ディスクにディジタル情報信号を記録する光デ
ィスクの記録装置であって、前記ランドに記録された前
記補助情報を再生するための再生手段と、再生された前
記補助情報より記録位置を含むゾーンを特定するゾーン
識別手段と、特定された前記ゾーンに応じて、記録時の
レーザー照射の条件を設定する記録補正制御手段と、前
記記録補正制御手段により設定されたレーザー照射条件
に従ってレーザーを駆動するレーザー駆動手段とを有す
る光ディスク記録装置を提供する。
【0005】
【発明の実施の態様】以下、図1〜図9を参照して、本
発明の実施形態を説明する。まず、本発明に用いる光デ
ィスクのフォーマットを説明する。図1が光ディスクを
拡大した図である。ウォブルは角速度一定(CAV:C
onstant Angler Velocity)で記
録がなされ、隣接するウォブルの位相はディジタル情報
の記録がなされる領域にわたって、常に等しく形成され
る。グルーブとグルーブとの間には、ランドおよびラン
ドプリピットが形成されている。
【0006】図2は模式的にゾーンの切り替えを表す図
である。ゾーンはディスクの内周から同心円状にゾーン
0…ゾーンN−1と順次分割がなされている。また、図
1に示したランドプリピットに記録される信号の一例を
図3に示す。図3に示すようにランドプリピット信号は
ゾーンアドレス、ブロックアドレス、付加情報信号、エ
ラー検出・訂正ビットで構成される。なお、図3に示し
た以外の情報を記録記録することも可能である。図3に
おいて、ゾーンアドレスは0〜N−1に分割されたう
ち、現在のゾーンがどのゾーンかを表すビットである。
ブロックアドレスは、例えばエラー訂正ブロック単位に
ブロック分けがなされたディジタル情報に対して、現在
のランドプリピットの位置が、どのブロックデータに対
応しているかを示すビットである。付加情報信号は、デ
ィスク識別情報や、最適記録パワー等のディスクに対す
る情報が記録される。エラー検出・訂正ビットは以上の
情報に対してのエラーの検出や訂正を行うための冗長ビ
ットである。なお、ランドプリピットにはこれらの情報
は一定規則の変調に従って記録がなされる。
【0007】次に、本発明の第一の実施例を図4に示
す。光ディスク1に記録された信号はピックアップ2で
検出され、ウォブル検出装置3、プリピット再生装置4
に送られる。また一方、レーザー駆動回路5から記録信
号がピックアップ2に送られる。ウォブル検出装置3で
は再生信号からウォブル信号が検出される。プリピット
再生装置4では、ピックアップ2から出力される再生信
号と、ウォブル信号を基にして、再生信号からプリピッ
ト信号を分離するとともに、図3に示したプリピット信
号からゾーン情報あるいは記録制御情報を検出する。
【0008】パワー設定装置6で、ゾーン情報あるいは
記録制御情報を基に記録パワーが設定されると、パルス
発生回路7でパルス変調された記録データとともにレー
ザー駆動回路5へ送られ、レーザー駆動回路5は適正パ
ワーの光パルスが照射されるようにレーザーを駆動す
る。
【0009】次に、本発明の第2の実施例を図5に示
す。光ディスク1に記録された信号はピックアップ2で
検出され、ウォブル検出装置3、プリピット再生装置4
に送られる。また一方、レーザー駆動回路5から記録信
号がピックアップに送られる。ウォブル検出装置3では
再生信号からウォブル信号が検出される。プリピット再
生装置4では、ピックアップから出力される再生信号
と、ウォブル信号を基にして、再生信号からプリピット
信号を分離するとともに、プリピット信号からゾーン情
報あるいは記録制御情報を検出する。記録パルス形状設
定装置8で、ゾーン情報あるいは記録制御情報を基に、
変調する光パルスの形状を設定し、この形状に従ってパ
ルス発生回路71で記録すべきデータがパルス変調さ
れ、レーザー駆動回路5に送られる。レーザー駆動回路
5は適正パルス形状の光パルスが照射されるようにレー
ザーを駆動する。
【0010】次に、本発明の第3の実施例を図6に示
す。光ディスク1に記録された信号はピックアップ2で
検出され、ウォブル検出装置3、プリピット再生装置4
に送られる。また一方、レーザー駆動回路5から記録信
号がピックアップ2に送られる。ウォブル検出装置3で
は再生信号からウォブル信号が検出される。プリピット
再生装置4では、ピックアップ2から出力される再生信
号と、ウォブル信号を基にして、再生信号からプリピッ
ト信号を分離するとともに、プリピット信号からゾーン
情報あるいは記録制御情報を検出する。得られた情報
は、記録パルス形状設定装置81およびパワー設定装置
61へ送られる。 記録パルス形状設定装置81で、変
調する光パルスの形状を設定し、この形状に従ってパル
ス発生回路72で記録すべきデータがパルス変調され、
データがレーザー駆動回路5に送られる。パワー設定装
置61で記録パワーが設定され、レーザー駆動回路5へ
送られるが、記録パルス形状設定装置81より情報を得
て、特定のパルス(例えば先頭パルス)のみ異なるパワ
ーに設定することも可能である。これらのデータを得た
レーザー駆動回路5は、適正パワー、適正パルス形状の
光パルスが照射されるようにレーザーを駆動する。
【0011】上述した3つの実施例における記録パルス
補正の例を、図7に示す。ある記録すべきマーク長に対
してゾーンAで照射される記録パルスと、別のゾーンB
で照射される記録パルスの形状の変化を示した一例であ
る。(a)は第1の実施例(図4)、(b)は第2の実
施例(図5)、(c)は第3の実施例(図6)にて説明
した記録補正制御手段(図4のパワー設定装置およびパ
ルス発生回路、図5の記録パルス形状設定装置およびパ
ルス発生回路、図6のパワー設定装置61、パルス形状
設定装置61、およびパルス発生器72)を用いた例で
ある。これらの各実施例に示した記録装置の回転制御
は、ウォブル検出装置3によってCAV回転が可能であ
る。図8に示すように、ウォブル検出装置3で検出され
たウォブル信号をモータ制御回路9に入力し、基準クロ
ック発生器10より出力される基準クロックを基にし
て、ウォブル周波数が常に一定の周波数となるようスピ
ンドルモータを回転制御する。本発明に使用する光ディ
スク1では、ウォブル位相は隣あったグルーブで常に等
しくなるよう構成されているので、このスピンドルモー
タ制御によって、CAV制御がなされる。また、ウォブ
ルクロック生成装置11では、プリピット再生装置4で
検出したゾーン情報をもとにして、記録情報を送出する
ためのビットクロックを生成する。ビットクロックは基
準クロックをゾーン情報に基づいた分周を行う事によっ
て生成が可能だが、ウォブル信号からPLLなどの処理
によっても生成が可能である。ウォブルクロック生成装
置11から出力されるビットクロックはゾーン毎に一定
の周波数を持ったクロックとなり、記録信号の最短反転
間隔で規定される最短記録波長のゾーン内の変移は図9
のようにゾーンCAVとなる。なお、記録補正制御手段
等の本発明の記録関連装置部分は、図8においてはまと
めて記録処理系12と表記してある。
【0012】以上ように、本発明は、ゾーン毎に記録条
件(レーザー照射条件)の設定が可能なので、線速度が
大きく変化するCAV(ゾーンCAV)制御下でも、相
変化記録媒体に対する適正な記録が可能となる。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ゾ
ーン毎に記録周波数が一定で、最短記録波長がゾーン間
で略一定のゾーンCAV制御下で、記録条件が線速度に
依存する相変化記録媒体に対する適正な記録が可能とな
るという利点を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に用いる光ディスクのウォブルの構成例
である。
【図2】本発明に用いる光ディスクのゾーンの説明図で
ある。
【図3】本発明に用いる光ディスクのランドプリピット
の信号例である。
【図4】本発明による光ディスクの記録装置の第一の説
明図である。
【図5】本発明による光ディスクの記録装置の第二の説
明図である。
【図6】本発明による光ディスクの記録装置の第三の説
明図である。
【図7】本発明による光ディスクの記録装置の記録パル
ス補正の例である。
【図8】本発明による光ディスクの記録装置の回転制御
およびクロック生成装置の説明図である。
【図9】本発明による光ディスクの記録装置による最短
記録波長の説明図である。
【符号の説明】
1…光ディスク、 2…ピックアップ、 3…ウォブル検出装置、 4…プリピット再生装置、 5…レーザ駆動回路、 6、61…パワー設定装置、 7、71、72…パルス発生回路、 8、81…記録パルス形状設定装置、 9…モータ制御装置、 10…基準クロック発生器、 11…ウォブルクロック生成装置、 12…記録処理系、

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 同心円状、あるいはスパイラル状のグル
    ーブが一定の周波数で溝幅方向に同位相で蛇行あるいは
    ウォブルし、情報記録領域が半径方向に複数のゾーンに
    分割されており、ランドに前記ゾーンの識別情報を含む
    記録あるいは再生に必要な補助情報が予め記録されてい
    る光ディスクにディジタル情報信号を記録する光ディス
    クの記録装置であって、 前記ランドに記録された前記補助情報を再生するための
    再生手段と、 再生された前記補助情報より記録位置を含むゾーンを特
    定するゾーン識別手段と、 特定された前記ゾーンに応じて、記録時のレーザー照射
    の条件を設定する記録補正制御手段と、 前記記録補正制御手段により設定されたレーザー照射条
    件に従ってレーザーを駆動するレーザー駆動手段とを有
    する光ディスク記録装置。
  2. 【請求項2】前記記録補正制御手段は、特定された前記
    ゾーンに応じて、記録レーザーパワー値を変えることを
    特徴とする請求項1に記載の光ディスク記録装置。
  3. 【請求項3】前記記録補正制御手段は、特定された前記
    ゾーンに応じて、記録時に照射する光パルス形状を変え
    ることを特徴とする請求項1に記載の光ディスク記録装
    置。
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