JP2001242800A - 電気光学装置及び電子機器 - Google Patents

電気光学装置及び電子機器

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JP2001242800A JP2000051367A JP2000051367A JP2001242800A JP 2001242800 A JP2001242800 A JP 2001242800A JP 2000051367 A JP2000051367 A JP 2000051367A JP 2000051367 A JP2000051367 A JP 2000051367A JP 2001242800 A JP2001242800 A JP 2001242800A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電気光学装置において、弾性コネクタを用い
た入力端子への導電接続状態を安定化させ、接続部分の
抵抗を低減することのできる構造を提供する。 【解決手段】 液晶パネルにおけるパネル基板31の張
出部31aの表面上に入力端子31dが形成され、この
入力端子31dに対して異方性導電膜36を介してフレ
キシブル基板37が固着される。フレキシブル基板37
は可撓性の基体37aによって接続端子部37bが支持
されたものであり、接続端子部37bは表裏両面に露出
している。フレキシブル基板37には弾性コネクタ38
が圧接される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電気光学装置および
これを備えた電子機器に係り、特に、電気光学装置の入
力端子に対する給電構造に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、液晶装置、エレクトロルミネッ
センス(EL)表示装置、プラズマディスプレイ等の各
種の電気光学装置においては、基板上に沿って配置され
た電気光学材料に対して所定の電界を印加し、電気光学
材料を駆動することによってその光学特性を制御するよ
うに構成されている。この場合、電気光学材料に対して
直接若しくは間接的に電界を印加するための入力端子が
基板表面上に形成され、この入力端子に対して外部から
各種の電気信号が入力される。
【0003】通常、入力端子は異方性導電膜(ACF:
anisotropic conductive film)等を介して各種の配線
部材(フレキシブル配線基板やTAB基板など)に導電
接続され、これらの配線部材を介して外部に接続され
る。しかしながら、このように接続すると配線部材を取
り外すことが困難になるとともに、リワークやメンテナ
ンス等も不可能になる。さらに、異方性導電膜を介して
導電接続するための加熱加圧工程が必要になることか
ら、弾性コネクタを介して、入力端子と配線部材を接続
する方法が提案されている。
【0004】このような導電接続方法を有する電気光学
装置の一例として、従来の液晶表示装置の構成例を図5
及び図6に示す。図5に示す液晶表示装置10は、ガラ
ス等からなる基板11と12の間に液晶層を挟んで封止
し、基板11,12の外面上に偏光板13,14を貼着
し、さらに基板11の表面上に液晶駆動用の半導体素子
15を実装したCOG(chip on glass)構造の液晶パ
ネルを備えている。この液晶パネルは透明樹脂等からな
る導光機能を有する下ケース16上に設置され、その上
から金属等からなる上ケース17が装着され、この上ケ
ース17は電子機器(例えば携帯電話など)の内部に設
置される回路基板1に対して図示しない係合部によって
固定される。下ケース16には矩形状の開口部16aが
形成され、この開口部16aに弾性コネクタ18が導入
され、基板11の表面と、回路基板1との間において圧
縮状態に収容される。この弾性コネクタ18は、パネル
基板11の表面上に形成された図示しない入力端子と、
回路基板1上に形成された基板側端子1aとに導電接触
するように構成されている。なお、回路基板1には発光
ダイオード(LED)などの発光素子1bが実装され、
この発光素子1bから発せられた光は下ケース16の導
光板機能によって液晶パネルを下方から均一に照明する
ように構成されている。
【0005】図6に示す液晶表示装置20は、上記と同
様に基板21,22、偏光板23,24、半導体素子2
5を備えた液晶パネルを、導光機能を有する下ケース2
6と上ケース27との間に収容したものである。液晶パ
ネルには基板21の表面上に図示しない入力端子が形成
され、この入力端子は弾性コネクタ28を介して上ケー
ス27の内側から外側へと導出されるように配置された
フレキシブル配線基板29の図示しない接続端子に導電
接続されている。弾性コネクタ28は、下ケース26と
上ケース27とから挟圧力を受け、パネル基板21とフ
レキシブル配線基板29との間に挟持されている。
【0006】上記の弾性コネクタとしては、合成ゴム等
の絶縁性弾性体の外周面上に円弧状に固定された複数の
微細な導体片を備えたもの、合成ゴム等の絶縁性弾性体
の内部に針状の導線や薄板状の導体片を埋め込んだもの
などが用いられる。このような弾性コネクタを用いるこ
とによって液晶パネルと回路基板との間の電気的接続作
業がきわめて容易になり、分解作業も可能になるなどの
利点がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の液晶表示装置においては、液晶パネルを構成する基
板上のITO(インジウムスズ酸化物)等の透明導電体
からなる入力端子に、弾性コネクタが直接圧接されて外
部からの電気信号を入力するように構成されていること
から、弾性コネクタの端子片の金属導体と、入力端子の
透明導電体との接触抵抗が大きく、接触部分において電
圧降下を引き起こす場合があり、また、弾性コネクタの
圧接状態によって接触抵抗が大きく変動するなどの問題
点があった。
【0008】そこで本発明は上記問題点を解決するもの
であり、その課題は、電気光学装置において、弾性コネ
クタを用いた入力端子への導電接続状態を安定化させ、
接続部分の抵抗を低減することのできる構造を提供する
ことにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明の電気光学装置は、基板上に電気光学材料が配
置され、電気光学材料を駆動するための複数の入力端子
を前記基板の表面上に備えた電気光学装置であって、複
数の接続端子部が絶縁性支持体の両面に配置されたフレ
キシブル基板を有し、前記フレキシブル基板の一面の前
記接続端子部が前記入力端子に導電接続した状態で、前
記基板に固定されていることを特徴とする。そして、前
記フレキシブル基板の他面に弾性コネクタが圧接された
状態で、前記弾性コネクタ及び前記フレキシブル基板を
介して前記入力端子へ給電がなされるように構成されて
いることを特徴とする。
【0010】この発明によれば、入力端子上にフレキシ
ブル基板が固定され、このフレキシブル基板に対して弾
性コネクタが圧接されるように構成されているので、素
材を入力端子よりも自由に選択できるフレキシブル基板
の接続端子部と、弾性コネクタの端子とが接触するた
め、接触抵抗を低減することができるとともに、接触抵
抗を安定化させることができる。また、フレキシブル基
板の絶縁性支持体が可撓性を有しているので、フレキシ
ブル基板と弾性コネクタとの間の接触部分における圧縮
余裕を増大させることができるので、当該接触部分の接
触面積の増大及び接触状態の安定化を図ることができ
る。
【0011】本発明において、前記フレキシブル基板
は、前記入力端子上に異方性導電膜を介して固着されて
いることが好ましい。この発明によれば、異方性導電膜
を介してフレキシブル基板を入力端子上に固着させてい
ることによりフレキシブル基板と入力端子との導電接続
を確実に行うことができるとともに、異方性導電膜の可
撓性乃至は弾性によって、フレキシブル基板と弾性コネ
クタとの接触部分における圧縮余裕をさらに増大させる
ことができる。
【0012】本発明において、前記接続端子部は、前記
フレキシブル基板の前記絶縁性支持体の一面上に形成さ
れた第1導電体パターン部と、前記絶縁性支持体の他面
上に形成された第2導電体パターン部と、前記第1導電
体パターン部と前記第2導電体パターン部とを接続する
表裏接続部とからなることが好ましい。
【0013】本発明において、前記電気光学材料が液晶
である場合がある。液晶装置としては通常、電気光学材
料である液晶を2枚の基板間に挟持してなる液晶パネル
を備えている。
【0014】本発明において、前記入力端子が透明導電
体によって形成されている場合がある。入力端子は、通
常、基板の表面上に透明電極と同じ材質である透明導電
体で形成される。入力端子が透明導電体によって形成さ
れる場合には、入力端子が硬質であるので、弾性コネク
タを直接入力端子に圧接させる場合、接触面積が十分に
とれない場合があるのに対し、本発明においては可撓性
を有するフレキシブル基板に弾性コネクタを接触させる
ようにしているので、接続端子部の材質を適宜に選定す
ることによって、弾性コネクタの端子部との相性を改善
することができるとともに、フレキシブル基板の可撓性
によって接触状態をさらに改善することができる。
【0015】本発明の電子機器は、前記電気光学装置を
備えたことを特徴とする。
【0016】
【発明の実施の形態】次に、添付図面を参照して本発明
に係る電気光学装置の実施形態について詳細に説明す
る。
【0017】図1は本実施形態の液晶表示装置における
液晶パネル30と、この液晶パネル30の入力端子31
dに対する電気的接続構造を構成する接続部材との関係
を示す分解斜視図である。この実施形態では、液晶パネ
ル30を構成する2枚の基板31,32のうち、基板3
1は、基板32よりも外側に張り出してなる張出部31
aを備えている。この張出部31aの表面上には図示し
ない液晶表示領域に形成された透明電極から引き出され
た複数の配線31b,31cが形成されている。これら
の配線31b,31cは張出部31aの表面上に実装さ
れている半導体装置35(液晶駆動回路が形成されてい
る集積回路装置である。)に、電気的および機械的に接
続されている。また、この半導体装置35は張出部31
aの外端部に形成された複数の入力端子31dにも電気
的および機械的に接続されている。上記配線31b,3
1c及び入力端子31dはいずれも、液晶表示領域内に
おける基板31,32の表面上に形成された透明電極
(図示せず)と同様にITO(インジウム錫酸化物)に
よって形成されている。
【0018】本実施形態では、上記入力端子31dが配
列されている領域に、異方性導電膜36を介して両面フ
レキシブル基板37が固着される。両面フレキシブル基
板37は、軟質樹脂等からなる可撓性の基体37a(絶
縁性支持体)と、この基体37aに支持(担持)されて
いるとともに、その表裏両面上にそれぞれチ配置された
複数の接続端子部37bとを備えている。これらの接続
端子部37bは、入力端子31dに対応する数が入力端
子31dと同じピッチで形成されたものである。
【0019】基体37aとしては、ポリエステル、ポリ
イミドなどのフィルムを用いることができる。 一方、
異方性導電膜36は、例えば、樹脂基材中に導電性粒子
を多数分散させたものであり、フレキシブル基板37を
加熱しながら圧着させることによって樹脂基材が軟化し
て入力端子31dとフレキシブル基板37の接続端子3
7bとの双方に導電性粒子が導電接触した状態でフレキ
シブル基板37を固着させることができるものである。
【0020】図2は、入力端子31d、異方性導電膜3
6、フレキシブル基板37及び弾性コネクタ38からな
る接続部分の構造を拡大して示す拡大断面図であり、図
3は、フレキシブル基板37の構造を示す部分斜視図で
ある。フレキシブル基板37の接続端子部37bは、基
体37aの図示下面上に形成された導電体パターン部3
7b−1と、基体37aの図示上面上に形成された導電
体パターン部37b−2とを有し、これらの導電体パタ
ーン部37b−1,37b−2は、共に基体37aに形
成された銅からなる導体パターンを金メッキなどによっ
て被覆したものである。導電体パターン部37b−1
と、これに対応する導電体パターン部37b−2とは、
基体37aに形成されたスルーホール内の接続導体37
b−3を介して導電接続されている。この接続導体37
b−3は上下導通のためのビアホール構造を構成してい
る。
【0021】図4は上記実施形態に示すフレキシブル基
板37の代わりに用いることのできる別のフレキシブル
基板47の構造を示す縦断面図である。このフレキシブ
ル基板47においては、上記と同様の基体47aの表裏
にそれぞれ同様に形成された導電体パターン部47b−
1,47b−2と、これらの導電体パターン部47b−
1と47b−2とを導電接続する側方導体部47b−3
とから構成された接続端子部47bを備えている。側面
導体部47b−3は基体47aの側部を覆う導体パター
ンで構成されている。
【0022】弾性コネクタ38は、合成ゴム等の絶縁性
弾性体38aと、この絶縁性弾性体38aの外周面上に
沿って略円弧状(或いは略コ字状)に設けられた微細な
複数の端子片38bとからなるものである。端子片38
bは上下方向に圧縮されたときに絶縁性弾性体38aの
変形とともに変形するように構成され、絶縁性弾性体3
8aの上端面上に配置された端部と、下端面上に配置さ
れた端部とが、接続端子部37bと、図示しない別の外
部端子(回路基板上の端子部など)とにそれぞれ接触
し、外部から供給される電気信号や供給電位を入力端子
31dに伝えるように構成されている。なお、弾性コネ
クタとしては、本実施形態に示すような構造のものの他
に、多数の導線や導体片を合成ゴム中に埋め込んだも
の、多量の導電体粒子を合成ゴム中に混入させた異方性
導電ゴム、複数の導体片を屈曲させて弾性を持たせ、こ
れらを並列させて絶縁性支持体に取り付けた端子片連設
部材などの種々のものを用いることができる。
【0023】本実施形態の上記構造は、図5及び図6に
示された従来の弾性コネクタを有する液晶表示装置の構
造にそのまま適用することができる。すなわち、弾性コ
ネクタ18,28と液晶パネルの入力端子との間に、上
記の異方性導電膜36とフレキシブル基板37とを介在
させ、導電接続構造を構成する。フレキシブル基板37
は、液晶パネルの入力端子に対して加熱加圧工程によっ
て導電接続状態において予め圧着される。その後、液晶
パネルは、上述の種々のケーシング内に組み込まれ、そ
の結果、弾性コネクタ18,28は、回路基板上の基板
側端子1aやフレキシブル配線基板29に導電接続され
る。このような導電接続部分の構造としては、弾性コネ
クタを介して液晶パネルと導電接続部材(フレキシブル
配線基板やTAB基板等)の端子部とを接続するもの、
弾性コネクタを介して液晶パネルと、装置の外側の部材
(制御回路基板)に設けられた外部端子に接続するもの
など、種々の構造が考えられる。
【0024】上記実施形態によれば、液晶パネルの基板
上に形成された入力端子31dに対して異方性導電膜3
6及び両面フレキシブル基板37を介して弾性コネクタ
38を圧接させるように構成しているので、弾性コネク
タ38と液晶パネルとの導電接続部の接触抵抗を低減す
ることができる。すなわち、両面フレキシブル基板37
の接続端子部37bは、入力端子31dとは異なり素材
に制約が少ないため、弾性コネクタの端子片38bとの
接触抵抗が小さく、且つ、接触抵抗の安定性の高いも
の、例えば金などによって構成された接触表面を形成す
ることができる。また、接触抵抗の低減によって弾性コ
ネクタ38に付与する応力を低減することも可能である
ことから、間接的に基板31に与える応力を低減するこ
とができ、基板31の破損事故を回避する効果も期待で
きる。
【0025】さらに、フレキシブル基板37の基体37
aには可撓性があるので、基体37aに担持された接続
端子部37bは入力端子31dの高さばらつきや異方性
導電膜36の厚さばらつきに対して厚さ方向に柔軟に対
応することができるため、入力端子31dと接続端子部
37bとを確実に導電接続することができる。また、異
方性導電膜36及び基体37aの可撓性によって弾性コ
ネクタ38の圧接時において導電接続部分の圧縮余裕を
確保することができるので、接続端子部37bと圧縮コ
ネクタ38の端子片38bとをより確実に全面的に接触
させることが可能になり、実質的な接触面積を増大させ
ることにより、接触抵抗をさらに低減することが可能に
なる。
【0026】尚、本発明の電気光学装置は、上述の図示
例にのみ限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱
しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論で
ある。特に、上記実施形態の液晶表示装置はCOG構造
の液晶パネルを備えているが、本発明は、上記以外の種
々の液晶パネルに適用することが可能である。駆動方式
でいえば、アクティブマトリクス駆動型液晶パネルに
も、パッシブマトリクス駆動型液晶パネルにも適用でき
る。また、透過型、反射型、半透過反射型のいずれの液
晶パネルにも適用できる。さらに、液晶装置以外のエレ
クトロルミネッセンス装置やプラズマディスプレイ等に
も同様に適用可能である。
【0027】図7に本発明の電子機器に係る発明を示
す。図7には、上記電気光学装置の実施形態を備えた携
帯電話機の斜視図を示す。この携帯電話機1300に
は、複数の操作ボタン1302のほか、受話口130
4、送話口1306が設けられているとともに、上記実
施形態の液晶表示装置100が表示部として組み込まれ
ている。この携帯電話機1300においては、液晶表示
装置100が上記実施形態の構造を備えていることによ
って、携帯電話機1300の内部に配置された液晶表示
装置100と内部回路との間の電気的接触部の信頼性を
向上させることができる。
【0028】尚、本発明の電気光学装置は、上述の図示
例にのみ限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱
しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論で
ある。
【0029】
【発明の効果】以上、説明したように本発明によれば、
入力端子上にフレキシブル基板が固定され、このフレキ
シブル基板に対して弾性コネクタが圧接されるように構
成されているので、素材を入力端子よりも自由に選択で
きるフレキシブル基板の接続端子部と、弾性コネクタの
端子とが接触するため、接触抵抗を低減することができ
るとともに、接触抵抗を安定化させることができる。ま
た、フレキシブル基板の絶縁性支持体が可撓性を有して
いるので、フレキシブル基板と弾性コネクタとの間の接
触部分における圧縮余裕を増大させることができるの
で、当該接触部分の接触面積の増大及び接触状態の安定
化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る実施形態における液晶パネルと、
その入力端子に対する導電接続構造とを示す分解斜視図
である。
【図2】同実施形態における導電接続構造の拡大断面図
である。
【図3】同実施形態におけるフレキシブル基板の部分斜
視図である。
【図4】同実施形態におけるフレキシブル基板の他の構
造例を示す断面図である。
【図5】従来の液晶表示装置の構造例を示す概略断面図
である。
【図6】従来の液晶表示装置の別の構造例を示す概略断
面図である。
【図7】本発明に係る電子機器の一例である携帯電話機
の一実施形態を示す斜視図である。
【符号の説明】
30 液晶パネル 31,32 基板 31a 張出部 31d 入力端子 35 半導体素子 36 異方性導電膜 37 フレキシブル基板 37a 基体 37b 接続端子部 37b−1,37b−2 導電体パターン部 37b−3 接続導体(表裏接続部) 38 弾性コネクタ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板上に電気光学材料が配置され、電気
    光学材料を駆動するための複数の入力端子を前記基板の
    表面上に備えた電気光学装置であって、 複数の接続端子部が、絶縁性支持体の両面に配置された
    フレキシブル基板を有し、前記フレキシブル基板の一面
    の前記接続端子部が前記入力端子に導電接続した状態
    で、前記基板に固定されていることを特徴とする電気光
    学装置。
  2. 【請求項2】 基板上に電気光学材料が配置され、電気
    光学材料を駆動するための複数の入力端子を前記基板の
    表面上に備えた電気光学装置であって、 複数の接続端子部が絶縁性支持体の両面に配置されたフ
    レキシブル基板を有し、前記フレキシブル基板の一面の
    前記接続端子部が前記入力端子に導電接続した状態で前
    記基板に固定され、かつ、前記フレキシブル基板の他面
    の前記接続端子部には弾性コネクタが接続されることを
    特徴とする電気光学装置。
  3. 【請求項3】 請求項1あるいは請求項2において、前
    記フレキシブル基板は、前記基板に異方性導電膜を介し
    て固着されていることを特徴とする電気光学装置。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3のいずれか1項におい
    て、前記接続端子部は、前記フレキシブル基板の前記絶
    縁性支持体の一面上に形成された第1導電体パターン部
    と、前記絶縁性支持体の他面上に形成された第2導電体
    パターン部と、前記第1導電体パターン部と前記第2導
    電体パターン部とを接続する表裏接続部とからなること
    を特徴とする電気光学装置。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至請求項4のいずれか1項に
    おいて、前記電気光学材料が液晶である電気光学装置。
  6. 【請求項6】 請求項5において、前記入力端子が透明
    導電体によって形成されている電気光学装置。
  7. 【請求項7】 請求項1乃至6のいずれか1項に記載さ
    れた電気光学装置を備えた電子機器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN111798758A (zh) * 2019-07-16 2020-10-20 友达光电股份有限公司 显示装置

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