JP2001240255A - 紙葉類の取出装置及び取出方法と紙葉類の区分装置及び区分方法 - Google Patents
紙葉類の取出装置及び取出方法と紙葉類の区分装置及び区分方法Info
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- JP2001240255A JP2001240255A JP2000057242A JP2000057242A JP2001240255A JP 2001240255 A JP2001240255 A JP 2001240255A JP 2000057242 A JP2000057242 A JP 2000057242A JP 2000057242 A JP2000057242 A JP 2000057242A JP 2001240255 A JP2001240255 A JP 2001240255A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 設定された押圧力以上の圧力を紙葉類間に蓄
積することなく、紙葉類を一枚ずつ取出すことができる
ようにする。 【解決手段】 テーブル11に投入された立位状態の紙
葉類Pを送る床スクリュー12及び壁スクリュー15
と、この床スクリュー12及び壁スクリュー15により
送られる紙葉類Pを一枚づつ取出す吸着ベルト3と、床
スクリュー12及び壁スクリュー15よって送られてく
る紙葉類Pと吸着ベルト3との間に形成される隙間量を
検出する検知レバー6及び検出センサ10a〜10c
と、この検知レバー6及び検出センサ10a〜10cに
よって検出された隙間量に応じて床スクリュー12及び
壁スクリュー15による紙葉類Pの送り速度を制御する
制御手段16とを具備する。
積することなく、紙葉類を一枚ずつ取出すことができる
ようにする。 【解決手段】 テーブル11に投入された立位状態の紙
葉類Pを送る床スクリュー12及び壁スクリュー15
と、この床スクリュー12及び壁スクリュー15により
送られる紙葉類Pを一枚づつ取出す吸着ベルト3と、床
スクリュー12及び壁スクリュー15よって送られてく
る紙葉類Pと吸着ベルト3との間に形成される隙間量を
検出する検知レバー6及び検出センサ10a〜10c
と、この検知レバー6及び検出センサ10a〜10cに
よって検出された隙間量に応じて床スクリュー12及び
壁スクリュー15による紙葉類Pの送り速度を制御する
制御手段16とを具備する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は例えば、郵便物等の
紙葉類を1枚づつ取出す紙葉類の取出装置及び取出方法
と紙葉類の区分装置及び区分方法に関する。
紙葉類を1枚づつ取出す紙葉類の取出装置及び取出方法
と紙葉類の区分装置及び区分方法に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の取出装置には複数枚の紙葉類を
立位状態で投入させ、この投入された紙葉類を吸着ベル
トを用いて1枚ずつ取り出すものがある。
立位状態で投入させ、この投入された紙葉類を吸着ベル
トを用いて1枚ずつ取り出すものがある。
【0003】投入された紙葉類は吸着ベルトの後方より
供給ピンや、スクリュー等の動作により送られて吸着ベ
ルトに押し付けられる。
供給ピンや、スクリュー等の動作により送られて吸着ベ
ルトに押し付けられる。
【0004】また、吸着ベルト面側には圧力検知レバー
が設けられ、圧力検知レバーの入り切り信号で紙葉類の
供給を制御して吸着ベルト面へ紙葉類を連続的に供給す
るようになっている。
が設けられ、圧力検知レバーの入り切り信号で紙葉類の
供給を制御して吸着ベルト面へ紙葉類を連続的に供給す
るようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来に
おいては、圧力検知レバーが紙葉類により押圧されて下
限押圧力を検出すると、吸着ベルトに対する紙葉類の押
込み移動が開始され、上限押圧力が検出されるまで押込
み動作が継続される。このため、上限押圧力が検出され
るときには、紙葉類の間には設定された押圧力以上の大
きな押圧力が加わり、取り出されていく紙葉類の搬送、
移動の状態によっては、後方の紙葉類まで摩擦力が働
き、複数枚が同時に取り出されてしまう所謂2枚取りの
現象が発生していた。
おいては、圧力検知レバーが紙葉類により押圧されて下
限押圧力を検出すると、吸着ベルトに対する紙葉類の押
込み移動が開始され、上限押圧力が検出されるまで押込
み動作が継続される。このため、上限押圧力が検出され
るときには、紙葉類の間には設定された押圧力以上の大
きな押圧力が加わり、取り出されていく紙葉類の搬送、
移動の状態によっては、後方の紙葉類まで摩擦力が働
き、複数枚が同時に取り出されてしまう所謂2枚取りの
現象が発生していた。
【0006】また、圧力検知レバーの反発力により、紙
葉類を押し返す働きも出ているため、吸着ベルト面に対
し紙葉類を平行に密着させることができず、片当りの状
態から吸着してしまい、スキューを発生させる要因にも
なっていた。
葉類を押し返す働きも出ているため、吸着ベルト面に対
し紙葉類を平行に密着させることができず、片当りの状
態から吸着してしまい、スキューを発生させる要因にも
なっていた。
【0007】本発明は上記事情に着目してなされたもの
で、その目的とするところは、設定された押圧力以上の
圧力を紙葉類間に蓄積することなく、紙葉類を一枚ずつ
確実に取出すことができ、また、紙葉類を吸着面に片当
たりさせることなく、密着させて確実に取出すことがで
きるようにした紙葉類の取出装置及び取出方法と紙葉類
の区分装置及び区分方法を提供することを目的とする。
で、その目的とするところは、設定された押圧力以上の
圧力を紙葉類間に蓄積することなく、紙葉類を一枚ずつ
確実に取出すことができ、また、紙葉類を吸着面に片当
たりさせることなく、密着させて確実に取出すことがで
きるようにした紙葉類の取出装置及び取出方法と紙葉類
の区分装置及び区分方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するため、請求項1記載のものは、複数枚の紙葉類を立
位状態で投入させる投入部と、この投入部に投入された
立位状態の紙葉類を送る送り手段と、この送り手段によ
り送られる紙葉類を一枚ずつ取出す取出手段と、前記送
り手段よって送られてくる紙葉類と前記取出手段との間
に形成される隙間量を検出する検出手段と、この検出手
段によって検出された隙間量に応じて前記送り手段によ
る紙葉類の送り速度を制御する制御手段とを具備する。
するため、請求項1記載のものは、複数枚の紙葉類を立
位状態で投入させる投入部と、この投入部に投入された
立位状態の紙葉類を送る送り手段と、この送り手段によ
り送られる紙葉類を一枚ずつ取出す取出手段と、前記送
り手段よって送られてくる紙葉類と前記取出手段との間
に形成される隙間量を検出する検出手段と、この検出手
段によって検出された隙間量に応じて前記送り手段によ
る紙葉類の送り速度を制御する制御手段とを具備する。
【0009】請求項6記載のものは、複数枚の紙葉類を
立位状態で投入させる投入部と、この投入部に投入され
た立位状態の紙葉類の底面側に送り力を付与する第1の
送り部及び紙葉類の側面側に送り力を付与する第2の送
り部を有し、前記第1及び第2の送り部により紙葉類を
送る送り手段と、この送り手段により送られる紙葉類を
取出す取出手段と、前記送り手段よって送られてくる紙
葉類と前記取出手段との間に形成される上部側の隙間量
を検出する第1の検出手段と、前記送り手段よって送ら
れてくる紙葉類と前記取出手段との間に形成される下部
側の隙間量を検出する第2の検出手段と、前記第1及び
第2の検出手段によって検出された隙間量に応じて前記
送り手段による紙葉類の送り速度を制御するとともに、
前記第1及び第2の検出手段によって検出される隙間の
大きさに差が生じたとき、前記第1及び第2の送り部の
動作速度に差を持たせる制御手段とを具備する。
立位状態で投入させる投入部と、この投入部に投入され
た立位状態の紙葉類の底面側に送り力を付与する第1の
送り部及び紙葉類の側面側に送り力を付与する第2の送
り部を有し、前記第1及び第2の送り部により紙葉類を
送る送り手段と、この送り手段により送られる紙葉類を
取出す取出手段と、前記送り手段よって送られてくる紙
葉類と前記取出手段との間に形成される上部側の隙間量
を検出する第1の検出手段と、前記送り手段よって送ら
れてくる紙葉類と前記取出手段との間に形成される下部
側の隙間量を検出する第2の検出手段と、前記第1及び
第2の検出手段によって検出された隙間量に応じて前記
送り手段による紙葉類の送り速度を制御するとともに、
前記第1及び第2の検出手段によって検出される隙間の
大きさに差が生じたとき、前記第1及び第2の送り部の
動作速度に差を持たせる制御手段とを具備する。
【0010】請求項7記載のものは、複数枚の紙葉類を
立位状態で投入させる投入工程と、この投入工程により
投入された立位状態の紙葉類を送る送り工程と、この送
り工程により送られる紙葉類を取出部により取出す取出
工程と、前記送り工程よって送られてくる紙葉類と前記
取出部との間に形成される隙間量を検出する検出工程
と、この検出工程によって検出された隙間量に応じて前
記送り工程時の紙葉類の送り速度を制御する制御工程と
を具備する。
立位状態で投入させる投入工程と、この投入工程により
投入された立位状態の紙葉類を送る送り工程と、この送
り工程により送られる紙葉類を取出部により取出す取出
工程と、前記送り工程よって送られてくる紙葉類と前記
取出部との間に形成される隙間量を検出する検出工程
と、この検出工程によって検出された隙間量に応じて前
記送り工程時の紙葉類の送り速度を制御する制御工程と
を具備する。
【0011】請求項8記載のものは、複数枚の紙葉類を
立位状態で投入させる投入工程と、この投入工程により
投入された立位状態の紙葉類の底面側に第1の送り部に
より送り力を付与し、紙葉類の側面側に第2の送り部に
より送り力を付与して紙葉類を送る送り工程と、この送
り工程により送られる紙葉類を取出部により取出す取出
工程と、前記送り工程よって送られてくる紙葉類と前記
取出部との間に形成される上部側の隙間量を検出する第
1の検出工程と、前記送り手段よって送られてくる紙葉
類と前記取出部との間に形成される下部側の隙間量を検
出する第2の検出工程と、前記第1及び第2の検出工程
によって検出された隙間量に応じて前記送り手段による
紙葉類の送り速度を制御するとともに、前記第1及び第
2の検出工程時に検出される隙間の大きさに差が生じた
とき、前記第1及び第2の送り部の動作速度に差を持た
せる制御工程とを具備する。
立位状態で投入させる投入工程と、この投入工程により
投入された立位状態の紙葉類の底面側に第1の送り部に
より送り力を付与し、紙葉類の側面側に第2の送り部に
より送り力を付与して紙葉類を送る送り工程と、この送
り工程により送られる紙葉類を取出部により取出す取出
工程と、前記送り工程よって送られてくる紙葉類と前記
取出部との間に形成される上部側の隙間量を検出する第
1の検出工程と、前記送り手段よって送られてくる紙葉
類と前記取出部との間に形成される下部側の隙間量を検
出する第2の検出工程と、前記第1及び第2の検出工程
によって検出された隙間量に応じて前記送り手段による
紙葉類の送り速度を制御するとともに、前記第1及び第
2の検出工程時に検出される隙間の大きさに差が生じた
とき、前記第1及び第2の送り部の動作速度に差を持た
せる制御工程とを具備する。
【0012】請求項9記載のものは、区分情報が付与さ
れた複数枚の紙葉類を立位状態で投入させる投入部と、
この投入部に投入された立位状態の紙葉類を送る送り手
段と、この送り手段により送られる紙葉類を取出す取出
手段と、前記送り手段よって送られてくる紙葉類と前記
取出手段との間に形成される隙間量を検出する検出手段
と、この検出手段によって検出された隙間量に応じて前
記送り手段による紙葉類の送り速度を制御する制御手段
と、前記取出手段により取出された紙葉類の区分情報を
読み取る読取手段と、この読取手段により読取された読
取情報に基づいて前記紙葉類を区分集積する区分集積部
とを具備する。
れた複数枚の紙葉類を立位状態で投入させる投入部と、
この投入部に投入された立位状態の紙葉類を送る送り手
段と、この送り手段により送られる紙葉類を取出す取出
手段と、前記送り手段よって送られてくる紙葉類と前記
取出手段との間に形成される隙間量を検出する検出手段
と、この検出手段によって検出された隙間量に応じて前
記送り手段による紙葉類の送り速度を制御する制御手段
と、前記取出手段により取出された紙葉類の区分情報を
読み取る読取手段と、この読取手段により読取された読
取情報に基づいて前記紙葉類を区分集積する区分集積部
とを具備する。
【0013】請求項10記載のものは、区分情報が付与
された複数枚の紙葉類を立位状態で投入させる投入部
と、この投入部に投入された立位状態の紙葉類の底面側
に送り力を付与する第1の送り部及び紙葉類の側面側に
送り力を付与する第2の送り部を有し、前記第1及び第
2の送り部により紙葉類を送る送り手段と、この送り手
段により送られる紙葉類を取出す取出手段と、前記送り
手段よって送られてくる紙葉類と前記取出手段との間に
形成される上部側の隙間量を検出する第1の検出手段
と、前記送り手段よって送られてくる紙葉類と前記取出
手段との間に形成される下部側の隙間量を検出する第2
の検出手段と、前記第1及び第2の検出手段によって検
出された隙間量に応じて前記送り手段による紙葉類の送
り速度を制御するとともに、前記第1及び第2の検出手
段によって検出される隙間の大きさに差が生じたとき、
前記第1及び第2の送り部の動作速度に差を持たせる制
御手段と、前記取出手段により取出された紙葉類の区分
情報を読み取る読取手段と、この読取手段により読取さ
れた読取情報に基づいて前記紙葉類を区分集積する区分
集積部とを具備する。
された複数枚の紙葉類を立位状態で投入させる投入部
と、この投入部に投入された立位状態の紙葉類の底面側
に送り力を付与する第1の送り部及び紙葉類の側面側に
送り力を付与する第2の送り部を有し、前記第1及び第
2の送り部により紙葉類を送る送り手段と、この送り手
段により送られる紙葉類を取出す取出手段と、前記送り
手段よって送られてくる紙葉類と前記取出手段との間に
形成される上部側の隙間量を検出する第1の検出手段
と、前記送り手段よって送られてくる紙葉類と前記取出
手段との間に形成される下部側の隙間量を検出する第2
の検出手段と、前記第1及び第2の検出手段によって検
出された隙間量に応じて前記送り手段による紙葉類の送
り速度を制御するとともに、前記第1及び第2の検出手
段によって検出される隙間の大きさに差が生じたとき、
前記第1及び第2の送り部の動作速度に差を持たせる制
御手段と、前記取出手段により取出された紙葉類の区分
情報を読み取る読取手段と、この読取手段により読取さ
れた読取情報に基づいて前記紙葉類を区分集積する区分
集積部とを具備する。
【0014】請求項11記載のものは、区分情報が付与
された複数枚の紙葉類を立位状態で投入させる投入工程
と、この投入工程により投入された立位状態の紙葉類を
送る送り工程と、この送り工程により送られる紙葉類を
取出部により取出す取出工程と、前記送り工程よって送
られてくる紙葉類と前記取出部との間に形成される隙間
量を検出する検出工程と、この検出工程によって検出さ
れた隙間量に応じて前記送り工程時の紙葉類の送り速度
を制御する制御工程と、前記取出工程により取出された
紙葉類の区分情報を読み取る読取工程と、この読取工程
により読取された読取情報に基づいて前記紙葉類を区分
集積する区分集積工程とを具備する。
された複数枚の紙葉類を立位状態で投入させる投入工程
と、この投入工程により投入された立位状態の紙葉類を
送る送り工程と、この送り工程により送られる紙葉類を
取出部により取出す取出工程と、前記送り工程よって送
られてくる紙葉類と前記取出部との間に形成される隙間
量を検出する検出工程と、この検出工程によって検出さ
れた隙間量に応じて前記送り工程時の紙葉類の送り速度
を制御する制御工程と、前記取出工程により取出された
紙葉類の区分情報を読み取る読取工程と、この読取工程
により読取された読取情報に基づいて前記紙葉類を区分
集積する区分集積工程とを具備する。
【0015】請求項12記載のものは、区分情報が付与
された複数枚の紙葉類を立位状態で投入させる投入工程
と、この投入工程により投入された立位状態の紙葉類の
底面側に第1の送り部により送り力を付与し、紙葉類の
側面側に第2の送り部により送り力を付与して紙葉類を
送る送り工程と、この送り工程により送られる紙葉類を
取出部により一枚づつ取出す取出工程と、前記送り工程
よって送られてくる紙葉類と前記取出部との間に形成さ
れる上部側の隙間量を検出する第1の検出工程と、前記
送り工程よって送られてくる紙葉類と前記取出部との間
に形成される下部側の隙間量を検出する第2の検出工程
と、前記第1及び第2の検出工程によって検出された隙
間量に応じて前記送り手段による紙葉類の送り速度を制
御するとともに、前記第1及び第2の検出工程時に検出
される隙間の大きさに差が生じたとき、前記第1及び第
2の送り部の動作速度に差を持たせる制御工程と、前記
取出工程により取出された紙葉類の区分情報を読み取る
読取工程と、この読取工程により読取された読取情報に
基づいて前記紙葉類を区分集積する区分集積工程とを具
備する。
された複数枚の紙葉類を立位状態で投入させる投入工程
と、この投入工程により投入された立位状態の紙葉類の
底面側に第1の送り部により送り力を付与し、紙葉類の
側面側に第2の送り部により送り力を付与して紙葉類を
送る送り工程と、この送り工程により送られる紙葉類を
取出部により一枚づつ取出す取出工程と、前記送り工程
よって送られてくる紙葉類と前記取出部との間に形成さ
れる上部側の隙間量を検出する第1の検出工程と、前記
送り工程よって送られてくる紙葉類と前記取出部との間
に形成される下部側の隙間量を検出する第2の検出工程
と、前記第1及び第2の検出工程によって検出された隙
間量に応じて前記送り手段による紙葉類の送り速度を制
御するとともに、前記第1及び第2の検出工程時に検出
される隙間の大きさに差が生じたとき、前記第1及び第
2の送り部の動作速度に差を持たせる制御工程と、前記
取出工程により取出された紙葉類の区分情報を読み取る
読取工程と、この読取工程により読取された読取情報に
基づいて前記紙葉類を区分集積する区分集積工程とを具
備する。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に示す実施の
形態を参照して説明する。
形態を参照して説明する。
【0017】図1は本発明の一実施の形態である紙葉類
の取出装置を示す平面図で、図2はその正面図である。
の取出装置を示す平面図で、図2はその正面図である。
【0018】図中1は取出部としての吸着チャンバであ
る。この吸着チャンバ1には図示しない吸引ポンプが接
続され、吸着チャンバ1に吸引力を発生させるようにな
っている。吸着チャンバ1の正面部には吸着ベルト3が
対向され、この吸着ベルト3には吸着チャンバ1に連通
する吸着孔4,4が穿設されている。吸着ベルト3はロ
ーラ5,5間に掛渡され、無端走行されるようになって
いる。
る。この吸着チャンバ1には図示しない吸引ポンプが接
続され、吸着チャンバ1に吸引力を発生させるようにな
っている。吸着チャンバ1の正面部には吸着ベルト3が
対向され、この吸着ベルト3には吸着チャンバ1に連通
する吸着孔4,4が穿設されている。吸着ベルト3はロ
ーラ5,5間に掛渡され、無端走行されるようになって
いる。
【0019】吸着ベルト3には検出手段を構成する検知
レバー6の一端側が対向され、この検知レバー6によ
り、吸着ベルト3と紙葉類Pとの間の隙間量(以下、空
間という)が検出される。この検知レバー6の中途部は
回転軸7によって回動自在に支持されている。検知レバ
ー6の他端側はスプリング7によって付勢され、ストッ
パ8に当接することにより所定位置に位置決めされる。
検知レバー6の他端部には検出板9a〜9cが取り付け
られ、これら検出板9a〜9cは検出センサ10a〜1
0cによって検出される。検出センサ10a〜10cに
は信号回路を介して制御手段16が接続され、この制御
手段16により後述する床スクリュー12及び壁スクリ
ュー15の駆動モータ17の回転速度が制御されるよう
になっている。
レバー6の一端側が対向され、この検知レバー6によ
り、吸着ベルト3と紙葉類Pとの間の隙間量(以下、空
間という)が検出される。この検知レバー6の中途部は
回転軸7によって回動自在に支持されている。検知レバ
ー6の他端側はスプリング7によって付勢され、ストッ
パ8に当接することにより所定位置に位置決めされる。
検知レバー6の他端部には検出板9a〜9cが取り付け
られ、これら検出板9a〜9cは検出センサ10a〜1
0cによって検出される。検出センサ10a〜10cに
は信号回路を介して制御手段16が接続され、この制御
手段16により後述する床スクリュー12及び壁スクリ
ュー15の駆動モータ17の回転速度が制御されるよう
になっている。
【0020】一方、吸着チャンバ1の後方部には図3及
び図4にも示すように複数枚の紙葉類を立位状態で投入
させる投入部を構成するテーブル11及び紙葉類Pの取
出側の端面を揃える仕切板14が設けられている。テー
ブル11の下部側には第1の送り部としての床スクリュ
ー12が設けられ、仕切板14には第2の送り部として
の壁スクリュー15が設けられている。床スクリュー1
2の一部はテーブル11から上方に突出され、壁スクリ
ュー15の一部は仕切板14から前方に突出されてい
る。床スクリュー12及び壁スクリュー15は駆動モー
タ17によって回転駆動されるようになっている。駆動
モータ17は制御回路を介して制御手段16に接続され
ている。制御手段16は検出センサ10a〜10cの検
出信号に応じて駆動モータ17の回転速度を可変するよ
うになっている。即ち、検出センサ10a〜10cの検
出する空間が大きい場合には駆動モータ17を高速で回
転させ、また、検出センサ10a〜10cの検出する空
間が小さい場合には駆動モータ17を低速で回転させる
ようになっている。
び図4にも示すように複数枚の紙葉類を立位状態で投入
させる投入部を構成するテーブル11及び紙葉類Pの取
出側の端面を揃える仕切板14が設けられている。テー
ブル11の下部側には第1の送り部としての床スクリュ
ー12が設けられ、仕切板14には第2の送り部として
の壁スクリュー15が設けられている。床スクリュー1
2の一部はテーブル11から上方に突出され、壁スクリ
ュー15の一部は仕切板14から前方に突出されてい
る。床スクリュー12及び壁スクリュー15は駆動モー
タ17によって回転駆動されるようになっている。駆動
モータ17は制御回路を介して制御手段16に接続され
ている。制御手段16は検出センサ10a〜10cの検
出信号に応じて駆動モータ17の回転速度を可変するよ
うになっている。即ち、検出センサ10a〜10cの検
出する空間が大きい場合には駆動モータ17を高速で回
転させ、また、検出センサ10a〜10cの検出する空
間が小さい場合には駆動モータ17を低速で回転させる
ようになっている。
【0021】また、テーブル11の下方部には図5に示
すように、立位状態で投入される紙葉類Pを搬送する搬
送機構18が設けられている。搬送機構18は駆動ロー
ラ19とこの駆動ローラ19に掛渡されるベルト20と
このベルト20に所定間隔を存して突設される複数本の
供給ピン21…とにより構成される。
すように、立位状態で投入される紙葉類Pを搬送する搬
送機構18が設けられている。搬送機構18は駆動ロー
ラ19とこの駆動ローラ19に掛渡されるベルト20と
このベルト20に所定間隔を存して突設される複数本の
供給ピン21…とにより構成される。
【0022】次に、紙葉類Pの取出し動作について説明
する。
する。
【0023】まず、紙葉類Pを立位状態でテーブル11
上の供給ピン21…間に投入してセットし(投入工
程)、このセット後、ベルト20を走行させて供給ピン
21を移動させるとともに、駆動モータ17を回転させ
て床スクリュー12及び壁スクリュー15を回転させ
る。これにより、紙葉類P…は立位状態を保ったまま吸
着ベルト3の方向へ送られる(送り工程)。
上の供給ピン21…間に投入してセットし(投入工
程)、このセット後、ベルト20を走行させて供給ピン
21を移動させるとともに、駆動モータ17を回転させ
て床スクリュー12及び壁スクリュー15を回転させ
る。これにより、紙葉類P…は立位状態を保ったまま吸
着ベルト3の方向へ送られる(送り工程)。
【0024】一方、吸着ベルト3は送りローラ5の回転
により走行され、吸着ベルト3の吸着孔4,4が吸着チ
ャンバ1の前面に来る度に紙葉類Pが吸着され、仕切板
14と吸着ベルト3との間を通過して次工程に送り込ま
れる(取出工程)。
により走行され、吸着ベルト3の吸着孔4,4が吸着チ
ャンバ1の前面に来る度に紙葉類Pが吸着され、仕切板
14と吸着ベルト3との間を通過して次工程に送り込ま
れる(取出工程)。
【0025】ところで、この紙葉類Pの取出時において
は、検知レバー6は複数枚の紙葉類Pが吸着ベルト3に
吸い寄せられて取り出されていく間、吸着ベルト3に複
雑に押し付けられた状態になる。検出センサ10a〜1
0cが検知レバー6の検出板9a〜9cを検出する信号
状況は、図6に示すように山、谷が複雑に検出される
(検出工程)。この検知レバー6を用いた空間検知で
は、紙葉類Pと吸着ベルト3面との間の空間が大きい場
合には、検出信号が大きく現れ、空間が小さい場合には
検出信号が小さく現れる。図7は検出センサ10a〜1
0cの検出信号を示し、紙葉類が略1枚取出される毎に
反応する。
は、検知レバー6は複数枚の紙葉類Pが吸着ベルト3に
吸い寄せられて取り出されていく間、吸着ベルト3に複
雑に押し付けられた状態になる。検出センサ10a〜1
0cが検知レバー6の検出板9a〜9cを検出する信号
状況は、図6に示すように山、谷が複雑に検出される
(検出工程)。この検知レバー6を用いた空間検知で
は、紙葉類Pと吸着ベルト3面との間の空間が大きい場
合には、検出信号が大きく現れ、空間が小さい場合には
検出信号が小さく現れる。図7は検出センサ10a〜1
0cの検出信号を示し、紙葉類が略1枚取出される毎に
反応する。
【0026】検出センサ10a〜10cの検出信号が大
きい場合には、制御手段16により駆動モータ17が高
速で回転され、床スクリュー12及び壁スクリュー15
が高速回転される。また、検出信号が小さい場合には、
制御手段16により駆動モータ17が低速で回転され、
床スクリュー12及び壁スクリュー15が低速回転され
る(制御工程)。
きい場合には、制御手段16により駆動モータ17が高
速で回転され、床スクリュー12及び壁スクリュー15
が高速回転される。また、検出信号が小さい場合には、
制御手段16により駆動モータ17が低速で回転され、
床スクリュー12及び壁スクリュー15が低速回転され
る(制御工程)。
【0027】これにより、紙葉類Pの吸着ベルト3側へ
の送り量が一定に維持され、紙葉類Pは一枚ずつ確実に
取出される。
の送り量が一定に維持され、紙葉類Pは一枚ずつ確実に
取出される。
【0028】図8は空間の大小と紙葉類Pの移動速度と
の関係を示すものである。
の関係を示すものである。
【0029】空間が大きい領域は紙葉類Pが高速で移動
される高速移動領域S3、空間が中程度の領域は紙葉類
Pが中速で移動される中速移動領域S2、空間が小さい
領域は紙葉類Pが低速で移動される低速移動領域S1、
空間が殆どない領域は停止領域S0となっている。
される高速移動領域S3、空間が中程度の領域は紙葉類
Pが中速で移動される中速移動領域S2、空間が小さい
領域は紙葉類Pが低速で移動される低速移動領域S1、
空間が殆どない領域は停止領域S0となっている。
【0030】上記したように、この実施の形態によれ
ば、検出センサ10a〜10cが検出した空間の大小に
応じて紙葉類Pの送り込み速度を制御するため、吸着ベ
ルト3面に対し、紙葉類Pを安定的に移動させて一枚ず
つ確実に取出すことができる。
ば、検出センサ10a〜10cが検出した空間の大小に
応じて紙葉類Pの送り込み速度を制御するため、吸着ベ
ルト3面に対し、紙葉類Pを安定的に移動させて一枚ず
つ確実に取出すことができる。
【0031】図9は本発明の第2の実施の形態を示すも
のである。
のである。
【0032】なお、上記した実施の形態で示した部分と
同一の部分にていては同一番号を付してその説明を省略
する。
同一の部分にていては同一番号を付してその説明を省略
する。
【0033】上記第1の実施の形態では、検知レバー6
を一個のみ設けたが、この第2の実施の形態では、上部
側の空間を検知する上部検知レバー25と下部側の空間
を検知する下部検知レバー26を配置している。また、
床スクリュー12は第1の駆動モータ28、壁スクリュ
ー15は第2の駆動モータ29によって個別に回転駆動
されるようになっている。
を一個のみ設けたが、この第2の実施の形態では、上部
側の空間を検知する上部検知レバー25と下部側の空間
を検知する下部検知レバー26を配置している。また、
床スクリュー12は第1の駆動モータ28、壁スクリュ
ー15は第2の駆動モータ29によって個別に回転駆動
されるようになっている。
【0034】上部検知レバー25と下部検知レバー26
は信号回路30を介して制御手段31に接続され、制御
手段31は上部検知レバー25と下部検知レバー26が
検知する(第1及び第2の検出工程)空間の大きさに差
が生じたときは、第1及び第2の駆動モータ28,29
の回転速度に差を持たせる(制御工程)。例えば、上部
検知レバー25が検知する空間が下部検知レバー26が
検知する空間より大きい場合には、第1の駆動モータ2
8を第2の駆動モータ29よりも高速で回転させ、逆の
場合には第2の駆動モータ29を第1の駆動モータ28
よりも高速で回転させる。
は信号回路30を介して制御手段31に接続され、制御
手段31は上部検知レバー25と下部検知レバー26が
検知する(第1及び第2の検出工程)空間の大きさに差
が生じたときは、第1及び第2の駆動モータ28,29
の回転速度に差を持たせる(制御工程)。例えば、上部
検知レバー25が検知する空間が下部検知レバー26が
検知する空間より大きい場合には、第1の駆動モータ2
8を第2の駆動モータ29よりも高速で回転させ、逆の
場合には第2の駆動モータ29を第1の駆動モータ28
よりも高速で回転させる。
【0035】従って、この第2の実施の形態によれば、
吸着ベルト3に向かって送られてくる紙葉類Pが傾いて
いる場合には、床スクリュー12と壁スクリュー15の
回転速度の差により紙葉類Pを立て直すことができる。
よって、紙葉類Pを吸着ベルト3に対して片当たりする
ことなく、平行に吸着させて良好に取出すことが可能と
なる。
吸着ベルト3に向かって送られてくる紙葉類Pが傾いて
いる場合には、床スクリュー12と壁スクリュー15の
回転速度の差により紙葉類Pを立て直すことができる。
よって、紙葉類Pを吸着ベルト3に対して片当たりする
ことなく、平行に吸着させて良好に取出すことが可能と
なる。
【0036】図10は本発明の第3の実施の形態を示す
ものである。
ものである。
【0037】なお、上記した実施の形態で示した部分と
同一の部分にていては同一番号を付してその説明を省略
する。
同一の部分にていては同一番号を付してその説明を省略
する。
【0038】上記第1及び第2の実施の形態では、検知
レバー6,25,26により空間を検出したが、この第
3の実施の形態では、検出手段として空間を光学的に検
出する反射式のセンサ35を用いている。
レバー6,25,26により空間を検出したが、この第
3の実施の形態では、検出手段として空間を光学的に検
出する反射式のセンサ35を用いている。
【0039】反射式のセンサ35が検出する空間の大き
さに応じて床スクリュー12及び壁スクリュー15の回
転速度が可変制御される。
さに応じて床スクリュー12及び壁スクリュー15の回
転速度が可変制御される。
【0040】この第3の実施の形態によれば、検出機構
の部品点数を削減でき、構成的に簡略化できる利点があ
る。
の部品点数を削減でき、構成的に簡略化できる利点があ
る。
【0041】図11は本発明の第4の実施の形態を示す
ものである。
ものである。
【0042】なお、上記した実施の形態で示した部分と
同一の部分にていては同一番号を付してその説明を省略
する。
同一の部分にていては同一番号を付してその説明を省略
する。
【0043】上記した実施の形態においては、紙葉類の
送りを制御する第1の送り部として床スクリュー12を
用いたが、この第4の実施の形態では第1の送り部とし
て摩擦ベルト37を用いている。この第4の実施の形態
によっても上記実施の形態と同様な作用効果を奏する。
送りを制御する第1の送り部として床スクリュー12を
用いたが、この第4の実施の形態では第1の送り部とし
て摩擦ベルト37を用いている。この第4の実施の形態
によっても上記実施の形態と同様な作用効果を奏する。
【0044】図12は上記した取出装置を用いる紙葉類
の区分装置を示す全体構成図である。
の区分装置を示す全体構成図である。
【0045】この区分装置は紙葉類を搬送し、その途中
で紙葉類に記載された区分情報としての文字情報を自動
的に読み取って区分し、かつ集積するものである。文字
情報は、紙葉類の所定の位置に書かれた、手書きもしく
は印刷活字の数字や文字、記号などであり、これを読取
部が判読し、その判読結果に基づいて紙葉類を区分集積
する。
で紙葉類に記載された区分情報としての文字情報を自動
的に読み取って区分し、かつ集積するものである。文字
情報は、紙葉類の所定の位置に書かれた、手書きもしく
は印刷活字の数字や文字、記号などであり、これを読取
部が判読し、その判読結果に基づいて紙葉類を区分集積
する。
【0046】図中41は収集された紙葉類を収容する供
給部で、この供給部41に供給される紙葉類は、その第
1面に文字情報が書き込まれ、或いは印刷されている。
給部で、この供給部41に供給される紙葉類は、その第
1面に文字情報が書き込まれ、或いは印刷されている。
【0047】供給部41は、収容された紙葉類を一側方
向へ押圧移動する機能を備え、その移動方向には取出部
42が設けられている。取出部42は供給部41に収容
される紙葉類を一通づつ取り出し、取り出し方向に設け
られる搬送路43に送り出すようになっている。
向へ押圧移動する機能を備え、その移動方向には取出部
42が設けられている。取出部42は供給部41に収容
される紙葉類を一通づつ取り出し、取り出し方向に設け
られる搬送路43に送り出すようになっている。
【0048】搬送路43には紙葉類の搬送方向に沿っ
て、紙葉類の文字情報を読み取る読取部50、紙葉類内
の硬物、異物を検知する検知部44、搬送姿勢が不良で
ある紙葉類を排除する排除部45、及び搬送される紙葉
類間の搬送ギャップ(間隔)を検知して所定値内に補正
するギャップ補正機構部46が順次配設されている。
て、紙葉類の文字情報を読み取る読取部50、紙葉類内
の硬物、異物を検知する検知部44、搬送姿勢が不良で
ある紙葉類を排除する排除部45、及び搬送される紙葉
類間の搬送ギャップ(間隔)を検知して所定値内に補正
するギャップ補正機構部46が順次配設されている。
【0049】ギャップ補正機構部46には複数段の搬送
系48…が接続され、これら搬送系48…の下部側には
それぞれそれ読取部50からの読取区分情報に基づいて
紙葉類を区分集積する区分集積部としての区分箱47が
複数配置されている。
系48…が接続され、これら搬送系48…の下部側には
それぞれそれ読取部50からの読取区分情報に基づいて
紙葉類を区分集積する区分集積部としての区分箱47が
複数配置されている。
【0050】紙葉類を区分処理する場合には、第1面に
文字情報が書き込まれ、或いは印刷された紙葉類を収容
する供給部41から、取出部42により紙葉類が一通づ
つ取り出されて搬送路43に送り出される(取出工
程)。搬送路43に沿って搬送される紙葉類は読取部5
0によりその区分文字情報が読み取られ(読取工程)、
ついで、硬物・異物検知部44によって紙葉類中におけ
るける硬物或いは異物の有無が検出され、硬物或いは異
物がある紙葉類は排除され、硬物或いは異物がない紙葉
類は搬送される。しかるのち、搬送姿勢が不良な紙葉類
は排除部45に排除され、搬送姿勢が正しい紙葉類はギ
ャップ補正機構部46に送られ、ここで、紙葉類間の搬
送ギャップ(間隔)が検知されて所定値内に補正され
る。この補正後、紙葉類は読取部50からの区分情報に
基づいて対応する区分箱7に搬送系48を介して搬送さ
れ区分集積される(区分集積工程)。
文字情報が書き込まれ、或いは印刷された紙葉類を収容
する供給部41から、取出部42により紙葉類が一通づ
つ取り出されて搬送路43に送り出される(取出工
程)。搬送路43に沿って搬送される紙葉類は読取部5
0によりその区分文字情報が読み取られ(読取工程)、
ついで、硬物・異物検知部44によって紙葉類中におけ
るける硬物或いは異物の有無が検出され、硬物或いは異
物がある紙葉類は排除され、硬物或いは異物がない紙葉
類は搬送される。しかるのち、搬送姿勢が不良な紙葉類
は排除部45に排除され、搬送姿勢が正しい紙葉類はギ
ャップ補正機構部46に送られ、ここで、紙葉類間の搬
送ギャップ(間隔)が検知されて所定値内に補正され
る。この補正後、紙葉類は読取部50からの区分情報に
基づいて対応する区分箱7に搬送系48を介して搬送さ
れ区分集積される(区分集積工程)。
【0051】
【発明の効果】本発明は以上説明したように、送り手段
により送られる紙葉類と取出手段との間に形成される隙
間量を検出し、この検出した隙間量に応じて紙葉類の送
込み速度を可変制御するから、紙葉類と取出手段との間
に最適な隙間を常時保っことができ、2枚取りすること
なく確実に紙葉類を一枚ずつ取出すことができる。
により送られる紙葉類と取出手段との間に形成される隙
間量を検出し、この検出した隙間量に応じて紙葉類の送
込み速度を可変制御するから、紙葉類と取出手段との間
に最適な隙間を常時保っことができ、2枚取りすること
なく確実に紙葉類を一枚ずつ取出すことができる。
【0052】また、紙葉類と取出手段との間に形成され
る隙間の上下にそれぞれ検知手段を設け、これら検知手
段によって検出される隙間の大きさが変化したときは、
上下の送込み部の送り速度に差を持たせるから、傾いて
送られてくる紙葉類を立て直して取出手段に送込むこと
ができ、紙葉類の片当たりを防止して確実に取出すこと
ができる。
る隙間の上下にそれぞれ検知手段を設け、これら検知手
段によって検出される隙間の大きさが変化したときは、
上下の送込み部の送り速度に差を持たせるから、傾いて
送られてくる紙葉類を立て直して取出手段に送込むこと
ができ、紙葉類の片当たりを防止して確実に取出すこと
ができる。
【図1】本発明の一実施の形態である紙葉類の取出装置
を示す平面図。
を示す平面図。
【図2】紙葉類の取出装置を示す正面図。
【図3】紙葉類の送るための床スクリューと壁スクリュ
ーを示す側面図。
ーを示す側面図。
【図4】紙葉類の送るための床スクリューと壁スクリュ
ーを示す正面図。
ーを示す正面図。
【図5】紙葉類の搬送機構を示す正面図。
【図6】紙葉類取出時の空間検出信号を示すグラフ図。
【図7】紙葉類取出時の各センサの空間検出信号を示す
グラフ図。
グラフ図。
【図8】空間検出信号と紙葉類移動速度との関係を示す
グラフ図。
グラフ図。
【図9】本発明の第2の実施の形態である紙葉類の取出
装置を示す図。
装置を示す図。
【図10】本発明の第3の実施の形態である紙葉類の取
出装置を示す図。
出装置を示す図。
【図11】本発明の第4の実施の形態である紙葉類の取
出装置を示す図。
出装置を示す図。
【図12】本発明の紙葉類取出装置が適用される紙葉類
の区分装置を示す全体的構成図。
の区分装置を示す全体的構成図。
1…吸着チャンバ(取出手段) 3…吸着ベルト(取出手段) 4…吸着孔 5…ローラ 6…検知レバー(検出手段) 7…スプリング 8…検出板(検出手段) 9a〜9c…検出板(検出手段) 10a〜10c…検出センサ 11…テーブル(投入部) 12…床スクリュー(送り手段) 14…仕切板 15…壁スクリュー(送り手段) 16…制御手段 25…上部検知レバー(検出手段) 26…下部検知スクリュー(送り手段) 28…第1の駆動モータ 29…第2の駆動モータ 31…制御手段 35…光学センサ(検出手段) 47…区分箱(集積区分部) 50…読取部(読取手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3F048 AA09 AB01 BA08 BB02 CA04 DA01 DB09 DC13 DC14 EB06 3F079 AA01 BA09 BA12 CA02 CA15 CA44 CB08 DA12 DA14 EA02 3F343 FA01 FA17 FB11 GA04 HD14 JB05 LA04 LA13 LD24 MA03 MA36 MB03 MB13 MC06
Claims (12)
- 【請求項1】 複数枚の紙葉類を立位状態で投入させる
投入部と、 この投入部に投入された立位状態の紙葉類を送る送り手
段と、 この送り手段により送られる紙葉類を取出す取出手段
と、 前記送り手段よって送られてくる紙葉類と前記取出手段
との間に形成される隙間量を検出する検出手段と、 この検出手段によって検出された隙間量に応じて前記送
り手段による紙葉類の送り速度を制御する制御手段とを
具備することを特徴とする紙葉類の取出装置。 - 【請求項2】 前記送り手段は紙葉類の底面部に送り力
を付与する第1の送り部と、紙葉類の側面部に送り力を
付与する第2の送り部とにより構成されることを特徴と
する請求項1記載の紙葉類の取出装置。 - 【請求項3】 前記取出手段は吸引部と、この吸引部の
吸引力により紙葉類を吸着して紙葉類を取出す吸着ベル
トとにより構成されることを特徴とする請求項1記載の
紙葉類の取出装置。 - 【請求項4】 前記検出手段は前記送り手段により送ら
れる紙葉類により押圧されて動作する検知レバーと、こ
の検知レバーの動作を検出して前記隙間量を検出する検
出センサとにより構成されることを特徴とする請求項1
記載の紙葉類の取出装置。 - 【請求項5】 前記検出手段は前記隙間量を光学的に検
出する光学センサを備えることを特徴とする請求項1記
載の紙葉類の取出装置。 - 【請求項6】 複数枚の紙葉類を立位状態で投入させる
投入部と、 この投入部に投入された立位状態の紙葉類の底面側に送
り力を付与する第1の送り部及び紙葉類の側面側に送り
力を付与する第2の送り部を有し、前記第1及び第2の
送り部により紙葉類を送る送り手段と、 この送り手段により送られる紙葉類を取出す取出手段
と、 前記送り手段よって送られてくる紙葉類と前記取出手段
との間に形成される上部側の隙間量を検出する第1の検
出手段と、 前記送り手段よって送られてくる紙葉類と前記取出手段
との間に形成される下部側の隙間量を検出する第2の検
出手段と、 前記第1及び第2の検出手段によって検出された隙間量
に応じて前記送り手段による紙葉類の送り速度を制御す
るとともに、前記第1及び第2の検出手段によって検出
される隙間の大きさに差が生じたとき、前記第1及び第
2の送り部の動作速度に差を持たせる制御手段とを具備
することを特徴とする紙葉類の取出装置。 - 【請求項7】 複数枚の紙葉類を立位状態で投入させる
投入工程と、 この投入工程により投入された立位状態の紙葉類を送る
送り工程と、 この送り工程により送られる紙葉類を取出部により取出
す取出工程と、 前記送り工程よって送られてくる紙葉類と前記取出部と
の間に形成される隙間量を検出する検出工程と、 この検出工程によって検出された隙間量に応じて前記送
り工程時の紙葉類の送り速度を制御する制御工程とを具
備することを特徴とする紙葉類の取出方法。 - 【請求項8】 複数枚の紙葉類を立位状態で投入させる
投入工程と、 この投入工程により投入された立位状態の紙葉類の底面
側に第1の送り部により送り力を付与し、紙葉類の側面
側に第2の送り部により送り力を付与して紙葉類を送る
送り工程と、 この送り工程により送られる紙葉類を取出部により取出
す取出工程と、 前記送り工程よって送られてくる紙葉類と前記取出部と
の間に形成される上部側の隙間量を検出する第1の検出
工程と、 前記送り手段よって送られてくる紙葉類と前記取出部と
の間に形成される下部側の隙間量を検出する第2の検出
工程と、 前記第1及び第2の検出工程によって検出された隙間量
に応じて前記送り手段による紙葉類の送り速度を制御す
るとともに、前記第1及び第2の検出工程時に検出され
る隙間の大きさに差が生じたとき、前記第1及び第2の
送り部の動作速度に差を持たせる制御工程とを具備する
ことを特徴とする紙葉類の取出方法。 - 【請求項9】 区分情報が付与された複数枚の紙葉類を
立位状態で投入させる投入部と、 この投入部に投入された立位状態の紙葉類を送る送り手
段と、 この送り手段により送られる紙葉類を取出す取出手段
と、 前記送り手段よって送られてくる紙葉類と前記取出手段
との間に形成される隙間量を検出する検出手段と、 この検出手段によって検出された隙間量に応じて前記送
り手段による紙葉類の送り速度を制御する制御手段と、 前記取出手段により取出された紙葉類の区分情報を読み
取る読取手段と、 この読取手段により読取された読取情報に基づいて前記
紙葉類を区分集積する区分集積部とを具備することを特
徴とする紙葉類の区分装置。 - 【請求項10】 区分情報が付与された複数枚の紙葉類
を立位状態で投入させる投入部と、 この投入部に投入された立位状態の紙葉類の底面側に送
り力を付与する第1の送り部及び紙葉類の側面側に送り
力を付与する第2の送り部を有し、前記第1及び第2の
送り部により紙葉類を送る送り手段と、 この送り手段により送られる紙葉類を取出す取出手段
と、 前記送り手段よって送られてくる紙葉類と前記取出手段
との間に形成される上部側の隙間量を検出する第1の検
出手段と、 前記送り手段よって送られてくる紙葉類と前記取出手段
との間に形成される下部側の隙間量を検出する第2の検
出手段と、 前記第1及び第2の検出手段によって検出された隙間量
に応じて前記送り手段による紙葉類の送り速度を制御す
るとともに、前記第1及び第2の検出手段によって検出
される隙間の大きさに差が生じたとき、前記第1及び第
2の送り部の動作速度に差を持たせる制御手段と、 前記取出手段により取出された紙葉類の区分情報を読み
取る読取手段と、 この読取手段により読取された読取情報に基づいて前記
紙葉類を区分集積する区分集積部とを具備することを特
徴とする紙葉類の区分装置。 - 【請求項11】 区分情報が付与された複数枚の紙葉類
を立位状態で投入させる投入工程と、 この投入工程により投入された立位状態の紙葉類を送る
送り工程と、 この送り工程により送られる紙葉類を取出部により取出
す取出工程と、 前記送り工程よって送られてくる紙葉類と前記取出部と
の間に形成される隙間量を検出する検出工程と、 この検出工程によって検出された隙間量に応じて前記送
り工程時の紙葉類の送り速度を制御する制御工程と、 前記取出工程により取出された紙葉類の区分情報を読み
取る読取工程と、 この読取工程により読取された読取情報に基づいて前記
紙葉類を区分集積する区分集積工程とを具備することを
特徴とする紙葉類の区分方法。 - 【請求項12】 区分情報が付与された複数枚の紙葉類
を立位状態で投入させる投入工程と、 この投入工程により投入された立位状態の紙葉類の底面
側に第1の送り部により送り力を付与し、紙葉類の側面
側に第2の送り部により送り力を付与して紙葉類を送る
送り工程と、 この送り工程により送られる紙葉類を取出部により取出
す取出工程と、 前記送り工程よって送られてくる紙葉類と前記取出部と
の間に形成される上部側の隙間量を検出する第1の検出
工程と、 前記送り工程よって送られてくる紙葉類と前記取出部と
の間に形成される下部側の隙間量を検出する第2の検出
工程と、 前記第1及び第2の検出工程によって検出された隙間量
に応じて前記送り手段による紙葉類の送り速度を制御す
るとともに、前記第1及び第2の検出工程時に検出され
る隙間の大きさに差が生じたとき、前記第1及び第2の
送り部の動作速度に差を持たせる制御工程と、 前記取出工程により取出された紙葉類の区分情報を読み
取る読取工程と、 この読取工程により読取された読取情報に基づいて前記
紙葉類を区分集積する区分集積工程とを具備することを
特徴とする紙葉類の区分方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000057242A JP2001240255A (ja) | 2000-03-02 | 2000-03-02 | 紙葉類の取出装置及び取出方法と紙葉類の区分装置及び区分方法 |
Applications Claiming Priority (1)
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---|---|---|---|
JP2000057242A JP2001240255A (ja) | 2000-03-02 | 2000-03-02 | 紙葉類の取出装置及び取出方法と紙葉類の区分装置及び区分方法 |
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JP2001240255A true JP2001240255A (ja) | 2001-09-04 |
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ID=18578068
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2000
- 2000-03-02 JP JP2000057242A patent/JP2001240255A/ja active Pending
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