JP2001239996A - 太陽電池取付け装置 - Google Patents

太陽電池取付け装置

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JP2001239996A
JP2001239996A JP2000051965A JP2000051965A JP2001239996A JP 2001239996 A JP2001239996 A JP 2001239996A JP 2000051965 A JP2000051965 A JP 2000051965A JP 2000051965 A JP2000051965 A JP 2000051965A JP 2001239996 A JP2001239996 A JP 2001239996A
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Hiroyuki Yamada
浩之 山田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 太陽電池5を飛行船28の外周面3に軽量化
を図って、取付ける。 【解決手段】 太陽電池5を第1シート6と第2シート
7とでサンドイッチして太陽電池アセンブリ2を構成す
る。太陽電池アセンブリ2の周縁部11に設けられた第
1係止片13と、飛行船28の外周面3に固定された取
付け用シート14に設けられた第2係止片16とを、着
脱可能に係止する。取付け用シート14は、太陽電池ア
センブリ2の周縁部を覆い、高速度の気流によって剥離
することを防ぐ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、被取付け体、たと
えば飛行船、気球および飛行艇などのような飛行体およ
び地上の柔軟構造体であるドームなどに搭載される太陽
電池を、その被取付け体の外周面に取付けるための構造
とその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】太陽電池取付け装置は、たとえば飛行船
の推進機を駆動するために、太陽電池の電力を利用する
構成において、必要になる。従来では、アモルファス半
導体から成る太陽電池を、飛行船の外周面に粘着テープ
で直接に固定し、または太陽電池を接着剤で飛行船の外
周面に接着して固定する。このような構成では、太陽電
池と飛行体外周面との剛性差が大きいため、飛行船は、
内部に充填されたHeガスの熱による膨張、収縮などの
変形に起因して、太陽電池が剥離しやすく、また太陽電
池が飛行船の外周面の変形および熱膨張差によって損傷
するおそれがある。
【0003】太陽電池は、たとえば約6000〜700
0m2である広い面積にわたって太陽電池が設けられ、
したがってこのような広大な太陽電池を、接着剤で飛行
船の外周面に接着すると、太陽電池の交換等のメンテナ
ンスがきわめて困難な状況になる。
【0004】従来ではまた、このような飛行船が、高度
約20kmの成層圏で浮かべられて用いられるとき、約
30〜50m/secの高速度の気流に接触しても、飛
行船の外周面から剥離しないようにするための工夫は、
考慮されていない。
【0005】典型的な先行技術は、特開平6−1639
64である。この先行技術では、飛行船体のほぼ全周を
囲む太陽電池拡張モジュールを構成し、この太陽電池拡
張モジュールは、多数の太陽電池モジュールが連結され
て構成され、各太陽電池モジュールは、平らな細長い弾
性体を井桁状に配置して構成された弾性支持体上に太陽
電池ユニットを接着剤で固定して構成され、各弾性体の
一方端部におす形コネクタを設け、他方の端部にめす形
コネクタを設け、隣接する太陽電池モジュールを連結す
る。太陽電池拡張モジュールは、飛行船体の船首および
船尾付近で飛行船体のエンベロープに固定して連結し、
または連結部分を設けずに、エンベロープに腹巻き状に
太陽電池モジュールをかぶせる。
【0006】この先行技術は、多数の各太陽電池モジュ
ールが個別的に飛行船体に取付けられておらず、したが
って成層圏における高速度の気流に接触するとき、太陽
電池拡張モジュールは、飛行船体の外周面から剥離して
離脱するおそれがあり、実用化は困難である。
【0007】また、飛行船に限らず、地上のドームな
ど、空気が充填された柔軟な膜を有する構造物において
も外周面に太陽電池を粘着する場合に同様の問題を有す
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、被取
付け体の外周面に取付けられる太陽電池を、被取付け体
の外周面の膨張、収縮などの変形に拘わらず、太陽電池
を損傷しないようにし、軽量化することができ、高速度
の気流によっても被取付け体の外周面から剥離すること
がないようにし、しかも太陽電池の交換可能な太陽電池
取付け装置を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、(a)太陽電
池の受光面を覆う透光性第1シートと、太陽電池の背面
を覆い、太陽電池の周縁部の外方で第1シートと気密に
固定される第2シートとを有し、内部空間に、太陽電池
を収納する太陽電池アセンブリと、(b)太陽電池アセ
ンブリの周縁部に設けられる第1係止片と、(c)被取
付け体の外周面に固定され、第1係止片を覆う可撓性を
有する取付け用シートと、(d)被取付け体の外周面で
取付け用シートに設けられ、第1係止片に着脱可能に係
止する第2係止片とを含むことを特徴とする飛行体の太
陽電池取付け装置である。
【0010】本発明に従えば、第1シートと第2シート
との間で太陽電池が介在されてサンドイッチ構造とされ
た太陽電池アセンブリを、被取付け体の外周面に、第1
および第2係止片によって着脱可能に取付けることがで
きる。第1係止片は、第1または第2シートの周縁部に
たとえばほぼ全周囲にわたって設けられ、この第1係止
片が、可撓性を有する取付け用シートにたとえばほぼ全
周囲にわたって設けられた第2係止片に係止するので、
被取付け体の外周面が内部に充填された気体の膨張、収
縮による変形が生じても、そのような変形によって、剛
性の高い太陽電池が損傷または剥離するおそれをなくす
ことができる。
【0011】さらに第1および第2係止片の係止によっ
て、太陽電池アセンブリが被取付け体の外周面に装着さ
れるので、前述の接着剤を用いて太陽電池を被取付け体
の外周面に接着する先行技術に比べて、大幅な軽量化を
図ることができる。
【0012】さらに本発明に従えば、第1および第2係
止片は、着脱可能であり、したがって被取付け体である
飛行体をたとえば地上におろした状態で、太陽電池アセ
ンブリを交換することができ、メンテナンスが優れてい
る。
【0013】さらに本発明に従えば、太陽電池アセンブ
リの周縁部に設けられる第1係止片は、飛行体の外周面
に固定された取付け用シートによって覆われるので、た
とえば成層圏において高速度の気流が、第1および第2
係止片に直接に作用することはなく、太陽電池アセンブ
リが飛行体の外周面から剥離して離脱するおそれはな
い。被取付け体が地上のドームなどの構造物であっても
同様に、気流などによって太陽電池アセンブリが外周面
から剥離して離脱することが防がれる。
【0014】また本発明は、(a)太陽電池の受光面を
覆う透光性第1シートと、太陽電池の背面を覆い、太陽
電池の周縁部の外方で第1シートと気密に固定される第
2シートとを有し、内部空間に、太陽電池を収納する太
陽電池アセンブリと、(b)太陽電池アセンブリの周縁
部、被取付け体の外周面とは反対側に設けられ、太陽電
池アセンブリの前記周縁部から内方に延び、可撓性を有
する係止用シートと、(c)係止用シートに設けられる
第1係止片と、(d)被取付け体の外周面に固定され、
第1係止片を覆う可撓性を有する取付け用シートと、
(e)被取付け体の外周面で取付け用シートに設けら
れ、第1係止片に着脱可能に係止する第2係止片とを含
むことを特徴とする太陽電池取付け装置である。
【0015】本発明に従えば、剛性の高い太陽電池が、
被取付け体の外周面の変形によって、損傷または剥離を
なくすことができ、また接着剤を用いないのでメンテナ
ンスが良好である。また被取付け体として飛行体を用い
た場合、成層圏において高速度の気流によって太陽電池
アセンブリが飛行体の外周面から剥離して脱落するおそ
れはない。
【0016】しかも本発明に従えば、可撓性を有する係
止用シートに設けられる第1係止片と、可撓性を有する
取付け用シートに設けられる第2係止片とを着脱可能に
係止するようにしたので、第1および第2係止片の相互
の着脱操作が容易になる。
【0017】また本発明は、係止用シートと取付け用シ
ートとを各開放端側から挟み、第1および第2係止片の
長手方向に沿って移動操作することによって、第1およ
び第2係止片を係止/離脱する係止部材を、さらに含む
ことを特徴とする。
【0018】本発明に従えば、操作部材を、第1および
第2係止片の長手方向に沿って移動操作することによっ
て、第1および第2係止片の係止および離脱を行うこと
ができ、操作性が向上される。このことは特に被取付け
体が大形であることに鑑み、操作性が良好であることは
重要である。
【0019】また本発明は、第1および第2係止片のい
ずれか一方は、頂部が膨出した突条であり、いずれか他
方は、前記頂部が弾発的に嵌合して係止する係止溝を有
し、操作部材には、移動操作方向の一方端に、第1およ
び第2係止片をそれぞれ案内する一対の第1案内用切欠
きが形成され、他方端に、係止した第1および第2係止
片を案内する前記一対の第1案内用切欠きが合流して単
一の第2案内用切欠きが形成されることを特徴とする。
【0020】本発明に従えば、突条の膨出した頂部が係
止溝に弾発的に嵌合して係止し、着脱が容易であるとと
もに、係止用シートと取付け用シートとを、操作部材の
一対の第1案内用切欠きに案内し、この操作部材を、第
1案内用切欠きが移動操作方向下流側に移動することに
よって、突条と係止溝とが嵌合して係止することがで自
動的に可能になる。これとは逆に、第1案内用切欠きが
移動操作方向上流側になるように操作部材を移動操作す
ることによって、相互に嵌合して係止している突条と係
止溝とを、離脱することが自動的に可能になる。
【0021】また本発明は、取付け用シートの少なくと
も被取付け体の外周面に固定されるシート部分は、伸縮
しやすく、かつ撓んで変形しやすい材料から成ることを
特徴とする。
【0022】本発明に従えば、取付け用シートの被取付
け体の外周面に固定されるシート部分は、被取付け体の
機体を構成するシートと同様に伸縮しやすく、かつ撓ん
で変形しやすい材料、たとえば合成樹脂材料などから成
る。したがって取付け用シートが、被取付け体の外周面
から剥離するおそれをなくすことができる。上述のよう
に伸縮しやすく撓んで変形しやすい材料は、取付け用シ
ートの被取付け体外周面に固定されるシート部分だけで
あってもよいけれども、取付け用シートの全体を構成し
てもよい。
【0023】また本発明は、取付け用シートの外周面
と、太陽電池アセンブリの第1シートの取付け用シート
付近で取付け用シートから露出した表面とにわたって、
粘着テープが貼着されることを特徴とする。
【0024】本発明に従えば、粘着テープによって、取
付け用シートと第1シートとを、外方から貼着し、これ
によって高速度の気流が生じているたとえば成層圏など
においても、第1および第2係止片の係止状態が確実に
保たれる。これによって太陽電池アセンブリの被取付け
体外周面からの剥離を確実に防ぐことができる。
【0025】また本発明は、被取付け体は飛行体であ
り、第1および第2係止片は、飛行体の船尾側で周方向
に分断された部分を有し、この分断部分には、太陽電池
に接続されるリード線が配置され、飛行体には、太陽電
池の電力によって駆動される推進機が設けられ、飛行体
の機首が空気の流れの上流に向かうように操舵手段が設
けられることを特徴とする。
【0026】本発明に従えば、飛行体に設けられた推進
機は、太陽電池の電力によって駆動され、推進機および
操舵手段の働きによって、飛行体の機首が空気の流れの
上流に向かうように操舵され、これによって空力抵抗を
できるだけ小さくすることができる。
【0027】太陽電池のリード線は、第1および第2係
止片の周方向に分断された部分を経て、外部に取り出さ
れ、太陽電池からの電力がリード線を介して外部に供給
される。さらに本発明に従えば、第1および第2係止片
は周方向に分断されており、この分断された部分は飛行
体の船尾側であるので、船首が気流の上流に向かう姿勢
では、前記分断部分が高速度の気流に接触することを、
できるだけ回避することができ、太陽電池アセンブリが
飛行体から剥離することを抑制することができる。
【0028】
【発明の実施の形態】図1は本発明の実施の一形態の飛
行船28(後述の図7参照)の太陽電池取付け装置1の
一部の断面図であり、図2は飛行船28の太陽電池取付
け装置1の平面図である。太陽電池アセンブリ2は、飛
行船28の機体29の外周面3に、着脱可能な取付け手
段4によって取付けられる。
【0029】図3は、図1および図2に示される飛行船
28の太陽電池取付け装置1の分解した状態を示す断面
図である。太陽電池アセンブリ2は、偏平な矩形の太陽
電池5を、第1シート6と第2シート7とで挟んでサン
ドイッチした構成を有する。太陽電池5は、図1および
図3の上方に臨む受光面8を有し、この受光面8を覆う
第1シート6は、透光性材料から成り、たとえば透明で
ある。第2シート7は、第1シート6よりも小さい面積
を有し、太陽電池5の下方で、第1シート6の太陽電池
5側の表面(図1の下面)で、接続部9で気密に接続さ
れる。第1および第2シート6,7は、たとえば熱可塑
性合成樹脂性であり、可撓性を有し、接続部9で熱溶着
される。第2シート7は、第1シート6と同一材料から
成ってもよいけれども、異なる材料から成ってもよく、
太陽電池5の背面を覆う。こうして第1および第2シー
ト6,7によって形成された気密の内部空間に、太陽電
池5が収納される。
【0030】太陽電池アセンブリ2の第1シート6の周
縁部11は、取付け手段4によって、飛行船の機体29
の外周面3に着脱可能に取付けられる。取付け手段4に
おいて、前記周縁部11には、飛行船28の外周面3と
は反対側に臨んで外方に突出した突起である第1係止片
13が一体的に形成される。第1係止片13は、その頂
部13aが図1の左右に膨出し、連結部13bに連なる
構成を有する。頂部13aの軸線に直角な断面は、たと
えばほぼ円形であってもよい。取付け用シート14に
は、第1係止片13が弾発的に嵌合して係止する係止溝
15を有する第2係止片16が設けられる。取付け用シ
ート14は、飛行船の外周面3に一端部17aが固定部
分39で固定された固定部17と、この固定部17に参
照符18で示される接続部で溶着によって、または接着
剤によって一体的に固定された被覆部19とを有する。
固定部7と被覆部19とは、いずれも偏平に構成され
る。固定部7は、飛行船28の外周面3を構成する機体
29である可撓性を有する膜と同様な材料から成っても
よく、伸縮しやすくかつ撓んで変形しやすい材料から成
る。固定部17は、飛行船の外周面3に、前記固定部分
39で、溶着によって、または接着剤を用いて固定され
る。被覆部19は、固定部17と同一材料から成っても
よいけれども、第2係止片16が第1係止片13に確実
に嵌合するために充分な強度を有する材料、たとえば合
成樹脂材料などから成ってもよい。第1および第2シー
ト6,7は、可撓性を有し、たとえば0.1〜0.5m
mの厚みを有する。取付け用シート14の厚みは、たと
えば0.1〜0.5mmである。
【0031】第1および第2シート6,7および取付け
用シート14の固定部17および被覆部19は、たとえ
ばテドラー(デュポン社製商品名)などのポリふっ化ビ
ニル(略称PVF)などによって実現されてもよく、ま
たはポリエチレン、塩化ビニル、ポリアミド系樹脂など
によって実現されてもよく、前述のように固定部17と
被覆部19とは、相互に異なる材料から成ってもよく、
さらに繊維によって強化された合成樹脂材料から成って
もよい。
【0032】飛行船の機体29を構成する膜の厚みは、
たとえば3mmである。第1および第2シート6,7な
らびに取付け用シート14の熱膨張率は、飛行船の機体
29を構成する膜の熱膨張率と同様に、太陽電池5の熱
膨張率に比べて充分大きいけれども、太陽電池5は、第
1および第2シート6,7によって形成された収納空間
内に、これらの第1および第2シート6,7と相互に変
位可能に設けられているので、熱変形によって太陽電池
5に応力が作用することが防がれる。したがって太陽電
池5の破損を防ぐことができる。
【0033】取付け用シート14の外周面と、太陽電池
アセンブリ2の第1シート6の取付け用シート14から
露出した表面とにわたって、粘着テープ21が貼着され
る。粘着テープ21は、可撓性を有する合成樹脂製フィ
ルムの図1における下面に、粘着性を有する接着剤が塗
布されて構成される。粘着テープ21は、太陽電池5の
受光面8を覆わないように配置され、したがってその受
光面8全体に、太陽光が確実に照射される。取付け用シ
ート14は、太陽電池アセンブリ2の全周にわたって設
けられる。取付け手段4は、太陽電池アセンブリ2のほ
ぼ全周にわたって設けられる。太陽電池アセンブリ2
は、飛行船28の外周面3に、前述の先行技術に関連し
て述べた接着剤を用いて接着されることはなく、太陽電
池アセンブリ2は着脱交換可能であり、メンテナンスが
容易である。
【0034】図4は図2のセクションA4付近の一部の
断面図であり、図5はセクションA4の平面図である。
第1シート6の周縁部11には、1カ所に切欠き23が
形成され、これによって第1係止片13が周方向に分断
されている。また取付け用シート14の少なくとも被覆
部19には、切欠き24が形成される。これらの切欠き
23,24によって第1および第2係止片13,16の
分断部分25が形成される。分断部分25には、可撓性
を有するリード線26が配置される。リード線26の端
部は、太陽電池5に接続される。
【0035】図6は、分断部分25で周方向に分断され
た取付け手段4を示す簡略化した平面図である。分断部
分25から、上述のように、リード線26が取り出され
る。
【0036】これらの分断部分25によって、太陽電池
アセンブリ2と飛行船の外周面3との間の空間27が外
部と連通する。したがってこの空間27内に空気が封入
されることはなく、太陽電池アセンブリ2は、前記外周
面3に密着して配置されることができる。したがって太
陽電池アセンブリ2が高速度の気流によって振動するこ
となどが防がれ、太陽電池アセンブリ2が、前記表面3
から離脱することを防ぐことができる。
【0037】図7は、本発明の太陽電池取付け装置1が
実施される飛行船28の全体の構成を示す斜視図であ
る。飛行船28の機体29は、テドラー(デュポン社製
商品名)などの合成樹脂材料製膜から成り、その機体2
9のほぼ上半分の外周面3には、前述のように本発明に
従う太陽電池アセンブリ2が多数個、配置される。各太
陽電池アセンブリ2は、たとえば横1m×縦1mの大き
さであってもよい。機体29の長さは約230mであ
り、外径は約53mφであってもよい。機体29を構成
する膜内には、Heガスなどの気体が充填され、浮力が
発生される。
【0038】機体29の下部には、推進機30,31が
取付けられる。この推進機30,31は、モータを有
し、太陽電池5からの電力によって駆動され、推進機3
0,31のプロペラが回転される。機体29にはまた、
操舵手段32が設けられ、機体29の姿勢が制御され
る。操舵手段32は、たとえば前後バロネットの空気の
移動および昇降舵を含むとともに、操縦のための翼が含
まれる。この飛行船28は、機体29の機首33が空気
の流れの上流に向かうように、したがって船尾34が下
流に向かうように、操舵手段32が動作される。
【0039】再び図2を参照して、太陽電池取付け装置
1において、分断部分25が、船尾34側になるよう
に、飛行船8の外周面3に配置される。参照符36は、
機首33の方向を示し、参照符37は、機体29の上部
である天頂方向を示す。分断部分25が船尾34側に配
置され、これによって高速度の太陽電池アセンブリ2
が、飛行船28の外周面3から剥離することができる。
【0040】取付け手段4は、前述の実施例では、第1
および第2係止片13,16を含む構成であったけれど
も、本発明の実施の他の形態では、そのほかの相互に係
合/離脱が可能な構成であってもよく、また操作性を向
上するために、操作片を、太陽電池アセンブリ2の周方
向に移動することによって、相互に係合離脱が可能な構
成を有していてもよく、さらにファスナなどの構成であ
ってもよい。
【0041】本発明の実施の他の形態では、飛行体の太
陽電池に太陽光が照射されない時間帯では、飛行体に搭
載された燃料電池からの電力を用いて、推進機を駆動す
ることができ、このようにして太陽電池と燃料電池との
出力を切換える手段を介して、推進機に電力を供給する
ように構成してもよい。
【0042】図8は、本発明の実施の他の形態の一部の
断面図である。この実施の形態は、前述の図1〜図7の
実施の形態に類似し、対応する部分には同一の参照符を
付す。注目すべきはこの実施の形態では、係止用シート
41が用いられる。この係止用シート41は、可撓性を
有する材料から成り、たとえば前述の第1および第2シ
ート6,7などと同様な材料から成ってもよい。係止用
シート41は、太陽電池アセンブリ2の第1シート6の
周縁部11で、飛行船28の機体29の外周面3とは反
対側(図8の上方)に、固定部分42で固定されて設け
られる。この係止用シート41は、太陽電池アセンブリ
2の前記周縁部11から内方に、すなわち図8において
固定部分42から左方に、延びる。本発明の実施の他の
形態では、第1シート6が上述の固定部分42で屈曲さ
れて、係止用シート41が形成されてもよい。係止用シ
ート41には、第1係止片13が設けられる。
【0043】図9は、図8に示される本発明の実施の他
の形態の一部の斜視図である。操作部材43は、第1お
よび第2係止片13,15を相互に係止および離脱する
ために用いられる。この係止部材43を、第1移動操作
方向44に移動操作することによって、第1および第2
係止片13,15を相互に係止することができる。操作
部材43を、第1移動操作方向44とは逆方向の第2移
動操作方向45に移動操作することによって、第1およ
び第2係止片13,15を離脱することができる。
【0044】図10は操作部材43の斜視図であり、図
11は操作部材43の前記一方端46側から見た斜視図
である。操作部材43は、たとえば合成樹脂などの材料
から成り、立方体または直方体状の形状に構成されても
よい。操作部材43には、第1移動操作方向44の下流
側(図9の右方、図10の左方)の一方端46に、一対
の第1案内用切欠き48,49が形成される。一方の第
1案内用切欠き48には、第1および第2係止片13,
15が相互に離脱した状態における第1係止片13と、
係止用シート41の第1係止片13よりも第1シート6
の内方側の部分51とが嵌まり込む。
【0045】図12は、操作部材43の他方端47から
見た斜視図である。操作部材43には、他方端47に、
単一の第2案内用切欠き54が形成される。他方の第1
案内用切欠き49には、第2係止片15と、取付け用シ
ート14の第2係止片45よりも太陽電池アセンブリ2
の内方(図9の左方)の部分52とが嵌まり込む。操作
部材43の第1および第2案内用切欠き48,49;5
4は、係止用シート41と取付け用シート14とを、そ
れらの各開放端56,57側から挟む。一対の第2案内
用切欠き48,49は、合流点55で合流し、単一の第
2案内用切欠き54に連なる。操作部材43の前記一方
端46は、移動操作方向44の下流側の端部であり、前
記他方端47は移動操作方向45の下流側の端部であ
る。
【0046】操作部材43を、図9における第1移動操
作方向44に移動操作することによって、一対の各第1
案内用切欠き48,49に案内される第1および第2係
止片13,15が、操作部材43の合流点55付近で嵌
合して係止し、第2案内用切欠き54から、第1および
第2係止片13,15が係止した状態となる。操作部材
43を、第1移動操作方向44とは逆方向の第2移動操
作方向45に移動することによって、係止状態にある第
1および第2係止片13,15が嵌合状態を脱し、離脱
される。こうして操作部材43を、太陽電池アセンブリ
2の周縁部11に沿って移動操作することによって、第
1および第2係止片13,15を自動的に係止および離
脱することができ、操作性が向上される。操作部材43
は、図5に関連して前述した分断部分25において、係
止用シート41および取付け用シート14から図5の左
方に取外すことができる。したがって第1および第2係
止片13,16の係止状態とした後、分断部分25から
操作部材43を取外すことができる。したがって操作部
材43が設けられたままになることによって、高速度の
気流の悪影響を受けることが確実に防がれる。
【0047】本発明の実施の他の形態では、第1および
第2係止片13,15の取付け場所が相互に逆であって
もよく、すなわち第2係止片15が第1シート6または
係止用シート41に形成され、第1係止片13が取付け
用シート14に形成されてもよい。第1および第2係止
片13,15は、そのほかの構成を有していてもよい。
【0048】本発明は、飛行船だけでなく、気球、飛行
艇およびそのほかの飛行体に関連して広範囲に実施する
ことができる。
【0049】上述した実施形態では、飛行船に太陽電池
を取付ける場合の太陽電池取付け装置として説明したけ
れども、本発明はこのような形態に限らず、たとえば可
撓性を有する柔軟な膜によって覆われ、空気が充填され
る地上のドーム構造物などの外周面に太陽電池を取付け
る場合にも適用可能である。
【0050】
【発明の効果】請求項1の本発明によれば、太陽電池を
第1および第2シートによってサンドイッチした太陽電
池アセンブリを、第1および第2係止片によって着脱可
能にして取付け用シートによって被取付け体の外周面に
着脱可能に取付けることができるようになる。本発明に
よれば、前述の先行技術における大面積にわたって多量
の接着剤を用いることはなく、またはメンテナンスの容
易化を図ることができる。
【0051】さらに本発明によれば、取付け用シート
は、太陽電池アセンブリの第1係止片が設けられた周縁
部付近を覆うので、被取付け体の外周面に沿って流れる
気流によって、太陽電池アセンブリが剥離してしまうお
それをなくし、太陽電池アセンブリを、被取付け体に確
実に取付けることができるようになる。
【0052】また本発明によれば、第1および第2係止
片は着脱可能であり、太陽電池アセンブリの交換が容易
であり、メンテナンスが容易になる。
【0053】請求項2の本発明によれば、第1係止片が
可撓性係止用シートに設けられ、第2係止片が取付け用
シートに設けられ、これによって第1および第2係止片
の相互の係止および離脱を容易に行うことができる。
【0054】請求項3の本発明によれば、操作部材を、
第1および第2係止片の長手方向に沿って移動操作する
ことによって、第1および第2係止片の係止および離脱
を自動的に行うことができ、操作性が良好であり、この
ことは特に被取付け体が大形である場合も重要である。
【0055】請求項4の本発明によれば、突条の膨出し
た頂部が係止溝に弾発的に嵌合して係止し、操作部材を
移動操作方向に前後に移動することによって、係止およ
び離脱をすることが容易に可能であり、構成が簡単であ
るとともに操作性が良好である。
【0056】請求項5の本発明によれば、取付け用シー
トは、少なくとも被取付け体の外周面に固定されるシー
ト部分が、被取付け体を構成する膜であるシートと同様
に伸縮しやすく、かつ撓んで変形しやすい材料から成る
ので、被取付け体の外周面から剥離するおそれをなくす
ことができ、取付け用シートを、被取付け体の外周面に
確実に固定しておくことができる。
【0057】請求項6の本発明によれば、粘着テープを
用いて、取付け用シートの外周面と、第1シートとにわ
たって、粘着テープを貼着し、これによって高速度の気
流による第1および第2係止片の係止が外れてしまうお
それがなくなり、太陽電池アセンブリが被取付け体の外
周面から剥離することを防ぐことができる。
【0058】請求項7の本発明によれば、飛行体の推進
機は、太陽電池の電力によって駆動され、操舵手段によ
って飛行体の機首を、空気の流れの上流に向かうように
し、これによって空力抵抗をできるだけ少なくして、飛
行体をたとえば地球の上空の予め定める地点に、定点滞
留することができ、この太陽電池に接続されるリード線
は、第1および第2係止片の分断された部分から外部に
取り出される。このような分断部分は、飛行体の船尾側
に配置されるので、高速度の気流によって第1および第
2係止片が離脱するおそれをできるだけなくすことがで
きる。さらにこのような分断された部分の働きによっ
て、太陽電池と飛行体の外周面との間の空間27の不所
望な空気を外部に排出し、太陽電池アセンブリを飛行体
の外周面にぴったりと沿わせて、取付けることができる
ようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態の飛行船の太陽電池取付
け装置1の一部の断面図である。
【図2】飛行船の太陽電池取付け装置1の平面図である
【図3】図1および図2に示される飛行船の太陽電池取
付け装置1の分解した状態を示す断面図である。
【図4】図2のセクションA4付近の一部の断面図であ
る。
【図5】図2のセクションA4付近の平面図である。
【図6】分断部分25で周方向に分断された取付け手段
4を示す簡略化した平面図である。
【図7】本発明の太陽電池取付け装置1が実施される飛
行船28の全体の構成を示す斜視図である。
【図8】本発明の実施の他の形態の一部の断面図であ
る。
【図9】図8に示される本発明の実施の他の形態の一部
の斜視図である。
【図10】操作部材43の斜視図である。
【図11】操作部材43の前記一方端46側から見た斜
視図である。
【図12】操作部材43の他方端47から見た斜視図で
ある。
【符号の説明】
1 飛行船の太陽電池取付け装置 2 太陽電池アセンブリ 4 取付け手段 5 太陽電池 6 第1シート 7 第2シート 11 周縁部 13 第1係止片 14 取付け用シート 16 第2係止片 21 粘着テープ 23,24 切欠き 25 分断部分 26 リード線 28 飛行船 29 機体 30,31 推進機 32 操舵手段 33 機首 34 船尾 41 係止用シート 43 操作部材 44 第1移動操作方向 45 第2移動操作方向 46 一方端 47 他方端 48,49 第1案内用切欠き 54 第2案内用切欠き 56,57 開放端
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山田 浩之 岐阜県各務原市川崎町1番地 川崎重工業 株式会社岐阜工場内 Fターム(参考) 5F051 JA03 JA05 JA09

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)太陽電池の受光面を覆う透光性第
    1シートと、 太陽電池の背面を覆い、太陽電池の周縁部の外方で第1
    シートと気密に固定される第2シートとを有し、 内部空間に、太陽電池を収納する太陽電池アセンブリ
    と、 (b)太陽電池アセンブリの周縁部に設けられる第1係
    止片と、 (c)被取付け体の外周面に固定され、第1係止片を覆
    う可撓性を有する取付け用シートと、 (d)被取付け体の外周面で取付け用シートに設けら
    れ、第1係止片に着脱可能に係止する第2係止片とを含
    むことを特徴とする飛行体の太陽電池取付け装置。
  2. 【請求項2】 (a)太陽電池の受光面を覆う透光性第
    1シートと、 太陽電池の背面を覆い、太陽電池の周縁部の外方で第1
    シートと気密に固定される第2シートとを有し、 内部空間に、太陽電池を収納する太陽電池アセンブリ
    と、 (b)太陽電池アセンブリの周縁部、被取付け体の外周
    面とは反対側に設けられ、太陽電池アセンブリの前記周
    縁部から内方に延び、可撓性を有する係止用シートと、 (c)係止用シートに設けられる第1係止片と、 (d)被取付け体の外周面に固定され、第1係止片を覆
    う可撓性を有する取付け用シートと、 (e)被取付け体の外周面で取付け用シートに設けら
    れ、第1係止片に着脱可能に係止する第2係止片とを含
    むことを特徴とする太陽電池取付け装置。
  3. 【請求項3】 係止用シートと取付け用シートとを各開
    放端側から挟み、第1および第2係止片の長手方向に沿
    って移動操作することによって、第1および第2係止片
    を係止/離脱する係止部材を、さらに含むことを特徴と
    する請求項2記載の太陽電池取付け装置。
  4. 【請求項4】 第1および第2係止片のいずれか一方
    は、頂部が膨出した突条であり、 いずれか他方は、前記頂部が弾発的に嵌合して係止する
    係止溝を有し、 操作部材には、移動操作方向の一方端に、第1および第
    2係止片をそれぞれ案内する一対の第1案内用切欠きが
    形成され、 他方端に、係止した第1および第2係止片を案内する前
    記一対の第1案内用切欠きが合流して単一の第2案内用
    切欠きが形成されることを特徴とする請求項3記載の太
    陽電池取付け装置。
  5. 【請求項5】 取付け用シートの少なくとも被取付け体
    の外周面に固定されるシート部分は、伸縮しやすく、か
    つ撓んで変形しやすい材料から成ることを特徴とする請
    求項1〜4のうちの1つに記載の太陽電池取付け装置。
  6. 【請求項6】 取付け用シートの外周面と、太陽電池ア
    センブリの第1シートの取付け用シート付近で取付け用
    シートから露出した表面とにわたって、粘着テープが貼
    着されることを特徴とする請求項1〜5のうちの1つに
    記載の太陽電池取付け装置。
  7. 【請求項7】 被取付け体は飛行体であり、 第1および第2係止片は、飛行体の船尾側で周方向に分
    断された部分を有し、 この分断部分には、太陽電池に接続されるリード線が配
    置され、 飛行体には、太陽電池の電力によって駆動される推進機
    が設けられ、 飛行体の機首が空気の流れの上流に向かうように操舵手
    段が設けられることを特徴とする請求項1〜6のうちの
    1つに記載の太陽電池取付け装置。
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