JP2001239770A - 冊 子 - Google Patents

冊 子

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JP2001239770A
JP2001239770A JP2000056391A JP2000056391A JP2001239770A JP 2001239770 A JP2001239770 A JP 2001239770A JP 2000056391 A JP2000056391 A JP 2000056391A JP 2000056391 A JP2000056391 A JP 2000056391A JP 2001239770 A JP2001239770 A JP 2001239770A
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JP2000056391A
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English (en)
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Etsuji Hayashi
悦司 林
Toshiyuki Tamura
利之 田村
Yoshinobu Sawada
佳伸 澤田
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Dai Nippon Printing Co Ltd
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Dai Nippon Printing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 多数の特定者(個人)に向けて特定者(個
人)固有の秘匿情報を有する帖紙と、該帖紙に畳み込む
書類とからなる形式の冊子を照合作業をすることなく大
量に、かつ、安価に提供する。 【解決手段】 略中央部に折手段を備えた表紙紙片2と
少なくとも1枚の個人固有の情報を有するデータ出力紙
片3とを重ね合わせ、それぞれの略中央部に設けた前記
折手段で前記表紙紙片が表出するように2つ折りし、前
記折手段近傍に設けた中央接着部で前記表紙紙片と少な
くとも1枚の前記データ出力紙片とを接着して綴じた構
成からなる冊子において、前記表紙紙片の略中央部に設
けた前記折手段によって区分される一方の領域で前記デ
ータ出力紙片を重ね合わせる側に、前記折手段と平行な
端縁と該端縁に直交する一方の端縁とに形成されたL字
状接着部6を介して矩形状のホルダー用紙片7が設けら
れていることを特徴とする冊子。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、帖紙(たとうが
み)と、該帖紙に畳み込む固定情報や個人固有の情報が
印刷ないし印字された書類に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、商品紹介や会社案内等のパンフレ
ットや案内書として、一枚のタイプや二つ折りにされた
見開きタイプの商品紹介書や会社説明書等の書類が複数
枚セットにされ、これらを帖紙に畳み込んだり、あるい
は、帖紙に設けられたホルダーに挿入したりなどした形
式のものが用いられている。これは、種々の情報を豊富
に盛り込むことができると共に、帖紙が表表紙、裏表紙
の役割を果たすために、極めて体裁の良いパンフレット
や案内書とすることができるためである。
【0003】ところで、このような形式のパンフレット
や案内書を不特定多数の人々に配付する場合には、通
常、別々に作製された帖紙と、該帖紙に畳み込む商品紹
介書や会社説明書等の書類とは、まず、商品紹介書や会
社説明書等の書類を丁合して後に帖紙に畳み込む作業を
行い、帖紙と商品紹介書や会社説明書等の書類とをセッ
トして不特定多数の人々に配付されることになるが、こ
のセット作業は、手作業で行われるために時間と手間が
かかる結構煩雑な作業であった。
【0004】また、このような形式のパンフレットや案
内書を多数の特定者(個人)に配付する場合には、通
常、特定者(個人)固有の情報、たとえば、氏名や生年
月日、あるいは、特定者(個人)固有の秘匿情報などを
パンフレットや案内書を構成する帖紙や、該帖紙に畳み
込む書類に盛り込むことになり、帖紙や、該帖紙に畳み
込む書類の照合作業が必要になり、不特定多数の人々に
配付する場合よりも益々作業が煩雑になる。その結果、
照合ミスの発生を招き、特定者(個人)に迷惑をかける
といった問題やパンフレットや案内書の発行会社の信用
を失墜するといった問題が発生する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明は、上記
問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とすると
ころは、商品紹介や会社案内等のパンフレットや案内書
として好適に用いられている帖紙と、該帖紙に畳み込む
書類とからなる形式の冊子を人手による丁合やセット作
業をすることなく大量に、かつ、安価に提供することで
あり、特に、多数の特定者(個人)に向けて特定者(個
人)固有の秘匿情報を有する帖紙と、該帖紙に畳み込む
書類とからなる形式の冊子を照合作業をすることなく大
量に、かつ、安価に提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者は、上記目的を
達成するために、まず、請求項1記載の本発明は、略中
央部に折手段を備えた表紙紙片と少なくとも1枚の個人
固有の情報を有するデータ出力紙片とを重ね合わせ、そ
れぞれの略中央部に設けた前記折手段で前記表紙紙片が
表出するように2つ折りし、前記折手段近傍に設けた中
央接着部で前記表紙紙片と少なくとも1枚の前記データ
出力紙片とを接着して綴じた構成からなる冊子におい
て、前記表紙紙片の略中央部に設けた前記折手段によっ
て区分される一方の領域で前記データ出力紙片を重ね合
わせる側に、前記折手段と平行な端縁と該端縁に直交す
る一方の端縁とに形成されたL字状接着部を介して矩形
状のホルダー用紙片が設けられていることを特徴とする
ものである。
【0007】また、請求項2に記載の発明は、略中央部
に折手段を備えた表紙紙片と少なくとも1枚のデータ出
力紙片とを重ね合わせ、それぞれの略中央部に設けた前
記折手段で前記表紙紙片が表出るように2つ折りし、前
記折手段近傍に設けた中央接着部で前記表紙紙片と少な
くとも1枚の前記データ出力紙片とを接着して綴じた構
成からなる冊子において、前記表紙紙片の略中央部に設
けた前記折手段によって区分される前記データ出力紙片
側の一方の領域に、前記折手段と平行な端縁と該端縁に
直交する一方の端縁と他方の端縁とに形成された略コの
字状接着部を介して前記折手段と平行な端縁とその一辺
が合致する矩形状のホルダー用紙片が設けられ、前記台
紙の未接着な一辺から前記折手段と平行な端縁に至る前
記一方の端縁に平行な切刃が設けられていることを特徴
とするものである。
【0008】上記のように構成することにより、帖紙
と、該帖紙に畳み込む書類とからなる形式の冊子とする
ことができると共に、個人固有の情報を印字しながらコ
レーター(丁合機)で表紙紙片とデータ出力紙片とを機
械丁合することができ、従来のような人手による照合作
業や丁合作業をなくすことができる。さらに、機械丁合
時に同時にホルダー用紙片を丁合するために別添書類等
を挿入することができるホルダー付き帖紙を容易に作製
することができる。また、すべて機械で帖紙と、該帖紙
に畳み込む書類とからなる形式の冊子を製造することが
できるために、従来の同様な形式のパンフレットや案内
書に比べて安価なものとすることができる。
【0009】また、請求項3に記載の発明は、請求項2
に記載する冊子において、前記切刃近傍の前記他方の端
縁側に前記切刃と平行な接着部が形成されていることを
特徴とするものである。このように構成することによ
り、別途添付する書類等をスムーズに挿入できるホルダ
ーとすることができる。
【0010】また、請求項4に記載の発明は、請求項1
〜3のいずれかに記載する冊子において、前記台紙に名
刺を固定するための切り込みが形成されていることを特
徴とするものである。
【0011】また、請求項5に記載の発明は、請求項1
〜4のいずれかに記載する冊子において、前記表紙紙片
の略中央部に設けた前記折手段によって区分される他方
の領域に、データ出力紙片に出力された個人固有の情報
を前記表紙紙片越しに見ることができるように切欠窓が
設けられていることを特徴とするものである。このよう
に構成することにより、データ出力紙片に出力された個
人固有の情報、たとえば、氏名等を切欠窓から見ること
ができるために、表紙紙片に個人固有の情報を印字する
必要がなく、加工費用を安価にすることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】上記の本発明について図面等を用
いて以下に詳しく説明する。図1は本発明にかかる冊子
の第1の実施形態を示す概略斜視図、図2は図1の冊子
の表表紙を見開いた状態を示す図、図3は図1の冊子の
裏表紙を見開いた状態を示す図、図4は本発明にかかる
冊子の製造時の一構成図、図5は図3に対応する他の状
態を示す図、図6は図3に対応するさらに他の状態を示
す図、図7は本発明にかかる冊子の第2の実施形態を示
す概略斜視図であり、図中の1,1’,1'',1''' は
冊子、2は表紙紙片、2’は表表紙、2''は裏表紙、3
はデータ出力紙片、4は中央接着部、5,5’は切欠
窓、6はL字状接着部、6’はコの字状接着部、6''は
直線状接着部、7はホルダー用紙片、8は切刃、9は切
り込み、10は押罫線、20はミシン目罫、Aは顧客名表示
欄、Bは担当者名表示欄、Cは「保険管理台帳」なる表
題、Dは加入保険表示欄をそれぞれ示す。
【0013】図1は本発明にかかる冊子の第1の実施形
態を示す概略斜視図であって、冊子1は略中央部に1条
の押罫10からなる折手段を備えた表紙紙片2と、略中央
部に1条のミシン目罫20(図示せず)からなる折手段を
備えた個人固有の情報を有するデータ出力紙片3とを重
ね合わせ、前記両折手段近傍に設けた中央接着部4(図
4参照)で前記表紙紙片2と前記データ出力紙片3とを
接着して綴じ合わせ、前記表紙紙片2が表出するように
2つ折りにしたものである。前記表紙紙片2は前記1条
の押罫10からなる折手段を境にして冊子1の表表紙2’
と裏表紙2''とを構成している。前記表紙紙片2の表表
紙2’(図1上の表出面)には、切欠窓5、5’が設け
られ、前記データ出力紙片3に設けられた顧客名表示欄
Aと顧客を受け持つ担当者名表示欄Bが前記切欠窓5、
5’を通してみることができるように構成されている。
図1においては、顧客名表示欄Aに「大阪太郎様」、担
当者名表示欄Bに「大日本花子」が表示されている。
【0014】図2は図1の冊子の表表紙を見開いた状態
を示す図であって、データ出力紙片3は、たとえば、
「保険管理台帳」なる個人固有の情報を有するものであ
って、前記保険管理台帳には、顧客名表示欄A、「保険
管理台帳」なる表題C、顧客が加入している保険の名称
等を表示する加入保険表示欄D、担当者名表示欄B等の
固定情報が予め印刷等により設けられている。図2にお
いては、顧客名表示欄Aには「大阪太郎様」、加入保険
表示欄DにはDNP生命保険「ワイド」やDNP損害保
険「楽々」、担当者名表示欄Bには「大日本花子」が表
示されている。なお、顧客名表示欄Aと加入保険表示欄
Dとに表示される顧客名や加入保険名は少なくとも表紙
紙片2とデータ出力紙片3とを丁合する時に同時にデー
タ出力紙片3にプリンターで印字される。
【0015】図3は図1の冊子の裏表紙を見開いた状態
を示す図であって、裏表紙2''には表紙紙片2の略中央
部に設けられた1条の押罫10からなる折手段と平行な端
縁と該端縁に直交する一方の端縁(図3上で下側の端
縁)とに形成されたL字状接着部6(図3上、斜線で示
した箇所)を介して矩形状のホルダー用紙片7が設けら
れている。このように構成することにより、前記裏表紙
2''と前記ホルダー用紙片7とで形成される隙間を別途
添付する書類等を挿入するホルダーとして用いることが
できる。
【0016】図4は本発明にかかる冊子の製造時の一構
成図であって、図1〜図3に示した冊子1の製造時の構
成を示したものであって、冊子1は表紙紙片2とホルダ
ー用紙片7と個人固有の情報を有するデータ出力紙片3
とからなり、図4上の上側から下側へデータ出力紙片3
/ホルダー用紙片7/表紙紙片2の順に構成されてい
る。前記表紙紙片2の略中央部には押罫10が設けられる
と共に、前記データ出力紙片3の前記押罫10と略対向す
る位置にミシン目罫20が設けられている。そして、ホル
ダー用紙片6は前記表紙紙片2の前記押罫10で区分され
る一方の領域に配されている。前記表紙紙片2と前記デ
ータ出力紙片3の両端側及びホルダー用紙片7の一方の
端側にはマージナル部30が形成され、該マージナル部30
に前記表紙紙片2と前記データ出力紙片3及び前記ホル
ダー用紙片7を移送する移送孔31が設けられ、この移送
孔31がプリンター及びコレクター(丁合機)のトラクタ
ピンと係合し、前記表紙紙片2と前記データ出力紙片3
及び前記ホルダー用紙片7をスムーズに、かつ、正確に
移送するようになっている。さらに、前記表紙紙片2の
前記押罫10で区分される他方の領域に切欠窓5、5’が
設けられ、図示はしないが前記切欠窓5、5’に対応す
るように前記データ出力紙片3の前記表紙紙片2側の面
(図4上、データ出力紙片3の裏面)に図2に示すよう
な「保険管理台帳」なる固定情報が予め印刷されている
と共に、通常これ以外の面にも種々の固定情報や個人固
有の情報を表示する表示欄が設けられている。また、図
示はしないが、通常、前記表紙紙片2の表出面(図4
上、表紙紙片2の裏面)には、表紙としての体裁を整え
る印刷が施されている。
【0017】次に、このように構成されたデータ出力紙
片3、ホルダー用紙片7、表紙紙片2を用いて冊子1を
製造する一方法について説明する。まず、データ出力紙
片3は、該データ出力紙片3に設けられた移送孔31をプ
リンターのトラクタピンに係合させて移送され、前記デ
ータ出力紙片3の印刷により予め設けられた個人固有情
報表示欄に個人固有情報が印字されると共に、図4上で
前記データ出力紙片3の右側のマージナル部30が一点鎖
線で表示した箇所で切断された状態でコレクター(丁合
機)に搬送される。コレクター(丁合機)では、図4に
示す構成でデータ出力紙片3、ホルダー用紙片7、表紙
紙片2が配され、それぞれの紙片がそれぞれに設けられ
た移送孔31をコレクター(丁合機)のトラクタピンに係
合させて移送される。そして、まず前記表紙紙片2の前
記押罫10で区分される一方の領域にL字状接着部6を設
けると共に、前記ホルダー用紙片7が前記L字状接着部
6上に丁合されて接着され、次いで前記表紙紙片2の前
記押罫10の近傍(図4上、押罫10の左側近傍)に前記押
罫10に沿って中央接着部4が設けられると共に、前記デ
ータ出力紙片3が前記表紙紙片2上に丁合されて前記中
央接着部4で接着される。その後、各紙片に設けられた
マージナル部30が一点鎖線で表示した箇所で切断される
と共に、2つ折りにされて図1〜図3に示すような冊子
1となる。
【0018】なお、図4においては、前記中央接着部4
を前記表紙紙片2に設けた前記押罫10の左側近傍に設け
たためにプリンターで個人固有情報を印字後に前記デー
タ出力紙片3に設けた図4上で右側のマージナル部30を
切断したが、前記中央接着部4を前記表紙紙片2に設け
た前記押罫10の右側近傍に設けた場合は、プリンターで
個人固有情報を印字後に切断する前記データ出力紙片3
のマージナル部30は図4上で左側のマージナル部30を一
点鎖線で切断する方が好ましい。この理由としては、2
つ折りにして冊子とした際に、前記データ出力紙片3の
個人固有情報印字後に切断した端辺が前記表紙紙片2の
端辺より外側に突出しないようにするためである。図1
〜図4では、前記データ出力紙片3を一枚で説明した
が、データ出力紙片3は、必要に応じて必要枚数用いて
も良く、このように前記データ出力紙片3を複数枚用い
た場合には、一層前記データ出力紙片3が前記表紙紙片
2より突出することになる。
【0019】また、図4は一つの冊子の構成を示した
が、製造時は、各紙片共にマージナル部30に沿って連続
した状態で製造されて、最終的に図4に示したサイズに
切断される。
【0020】図5は図3に対応する他の状態を示す図で
あり、具体的には別途添付する書類等を挿入するホルダ
ーの他の形態を示す図であって、冊子1’の裏表紙2''
には表紙紙片2の略中央部に設けられた1条の押罫10か
らなる折手段と平行な端縁と該端縁に直交する一方の端
縁(図3上で下側の端縁)と他方の端縁(図3上で上側
の端縁)とに形成された略コの字状接着部6’(図5
上、斜線で示した箇所)を介して矩形状のホルダー用紙
片7が設けられ、前記ホルダー用紙片7の未接着な一辺
から前記1条の押罫10からなる折手段と平行な端縁に至
る前記一方の端縁に平行な切刃8が設けられ、別途添付
する書類等を挿入しやすく、また、取り出しやすいホル
ダー〔前記切刃8より前記一方の端縁側(図3上で下側
の端縁側)の前記裏表紙2''と前記ホルダー用紙片7と
で形成される隙間〕となっている。さらに、前記ホルダ
ー用紙片7に2箇所切り込み9、9が設けられ、名刺等
を固定することができるようになっている。
【0021】図6は図3に対応するさらに他の状態を示
す図であり、具体的には別途添付する書類等を挿入する
ホルダーのさらに他の形態を示す図であって、冊子1''
の裏表紙2''には、図5に示した冊子1’のホルダーの
前記ホルダー用紙片7に設けた前記切刃8近傍の前記他
方の端縁側(図3上で上側の端縁側)に前記切刃8と平
行な直線状接着部6''を設けたものであって、それ以外
は図5に示した冊子1’と同じである。このように構成
することにより、なお一層別途添付する書類等を挿入し
やすく、また、取り出しやすいホルダーとなっている。
なお、前記直線状接着部6''は、別途添付する書類等を
ホルダー〔前記切刃8より前記一方の端縁側(図3上で
下側の端縁側)の前記裏表紙2''と前記ホルダー用紙片
7とで形成される隙間〕に挿入したり、取り出したりす
る際に、前記切刃8より前記他方の端縁側(図3上で上
側の端縁側)の前記ホルダー用紙片7が邪魔することの
ないように設けるものであり、前記直線状接着部6''
は、図6に示したものに限ることはなく、上記主旨に沿
う接着部はすべて本発明の範疇に含まれるものであっ
て、たとえば、前記切刃8より前記他方の端縁側(図3
上で上側の端縁側)に前記直線状接着部6''と平行に等
間隔で設けた接着部であってもよい。また、図1〜図4
についても図5ないし図6と同様にホルダー用紙片7に
名刺等を固定するための切り込み9、9を設けることも
できる。
【0022】また、今までの説明においては、表紙紙片
2に設ける折手段を1条の押罫10ということで進めてき
たが、折手段についても1条の押罫10に限ることはな
く、たとえば、折部が背表紙となるように2条の押罫で
構成されていても構わない。また、今までの説明におい
ては、データ出力紙片に印字された個人固有の情報、た
とえば、顧客名等を表紙紙片に設けた切欠窓を通して見
ることができるようにした構成を説明してきたが、切欠
窓を開けることなく顧客名等を表紙紙片の表出面に直接
プリンターで印字することもできる。ちなみに、表紙紙
片2やホルダー用紙片7として用いる紙としては、たと
えば、四六判で135Kg のマットコート紙、データ出力紙
片3として用いる紙としては、たとえば、四六判で70 K
g の上質紙などが適当である。
【0023】また、今までの説明においては、略中央部
に設けた折手段を2つ折りして冊子としたときに、折手
段に平行な対向する端辺がほぼ一致するような位置に設
けた事例を示したが、たとえば、図7に示すように略中
央部に設けた折手段を2つ折りして冊子としたときに、
折手段に平行な対向する端辺がズレるような位置に設け
て、最も顧客に見てもらいたい情報の掲載された頁を容
易に見開くことができるような冊子1''' としてもよ
い。
【0024】
【発明の効果】本発明は、今まで縷々説明したように、
商品紹介や会社案内等のパンフレットや案内書として好
適に用いられている帖紙と、該帖紙に畳み込む書類とか
らなる形式の冊子を人手による丁合やセット作業をする
ことなく大量に、かつ、安価に提供することができると
共に、特に、多数の特定者(個人)に向けて特定者(個
人)固有の秘匿情報を有する帖紙と、該帖紙に畳み込む
書類とからなる形式の冊子を照合作業をすることなく大
量に、かつ、安価に提供することができるという効果を
奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明にかかる冊子の第1の実施形態を示す
概略斜視図である。
【図2】 図1の冊子の表表紙を見開いた状態を示す図
である。
【図3】 図1の冊子の裏表紙を見開いた状態を示す図
である。
【図4】 本発明にかかる冊子の製造時の一構成図であ
る。
【図5】 図3に対応する他の状態を示す図である。
【図6】 図3に対応するさらに他の状態を示す図であ
る。
【図7】 本発明にかかる冊子の第2の実施形態を示す
概略斜視図である。
【符号の説明】
1,1’,1'',1''' 冊子 2 表紙紙片 2’ 表表紙 2'' 裏表紙 3 データ出力紙片 4 中央接着部 5,5’ 切欠窓 6 L字状接着部 6’ コの字状接着部 6'' 直線状接着部 7 ホルダー用紙片 8 切刃 9 切り込み 10 押罫 20 ミシン目罫 A 顧客名表示欄 B 担当者名表示欄 C 「保険管理台帳」なる表
題 D 加入保険表示欄

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 略中央部に折手段を備えた表紙紙片と少
    なくとも1枚の個人固有の情報を有するデータ出力紙片
    とを重ね合わせ、それぞれの略中央部に設けた前記折手
    段で前記表紙紙片が表出するように2つ折りし、前記折
    手段近傍に設けた中央接着部で前記表紙紙片と少なくと
    も1枚の前記データ出力紙片とを接着して綴じた構成か
    らなる冊子において、前記表紙紙片の略中央部に設けた
    前記折手段によって区分される一方の領域で前記データ
    出力紙片を重ね合わせる側に、前記折手段と平行な端縁
    と該端縁に直交する一方の端縁とに形成されたL字状接
    着部を介して矩形状のホルダー用紙片が設けられている
    ことを特徴とする冊子。
  2. 【請求項2】 略中央部に折手段を備えた表紙紙片と少
    なくとも1枚の個人固有の情報を有するデータ出力紙片
    とを重ね合わせ、それぞれの略中央部に設けた前記折手
    段で前記表紙紙片が表出するように2つ折りし、前記折
    手段近傍に設けた中央接着部で前記表紙紙片と少なくと
    も1枚の前記データ出力紙片とを接着して綴じた構成か
    らなる冊子において、前記表紙紙片の略中央部に設けた
    前記折手段によって区分される一方の領域で前記データ
    出力紙片を重ね合わせる側に、前記折手段と平行な端縁
    と該端縁に直交する一方の端縁と他方の端縁とに形成さ
    れた略コの字状接着部を介して矩形状のホルダー用紙片
    が設けられ、前記矩形状のホルダー用紙片の未接着な一
    辺から前記折手段と平行な端縁に至る前記一方の端縁に
    平行な切刃が設けられていることを特徴とする冊子。
  3. 【請求項3】 前記切刃近傍の前記他方の端縁側に前記
    切刃と平行な接着部が形成されていることを特徴とする
    請求項2記載の冊子。
  4. 【請求項4】 前記台紙に名刺を固定するための切り込
    みが形成されていることを特徴とする請求項1〜3のい
    ずれかに記載の冊子。
  5. 【請求項5】 前記表紙紙片の略中央部に設けた前記折
    手段によって区分される他方の領域に、データ出力紙片
    に出力された個人固有の情報を前記表紙紙片越しに見る
    ことができるように切欠窓が設けられていることを特徴
    とする請求項1〜4のいずれかに記載の冊子。
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