JP2001239492A - 介護用ロボットにおける外部被覆構造 - Google Patents

介護用ロボットにおける外部被覆構造

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JP2001239492A
JP2001239492A JP2000048188A JP2000048188A JP2001239492A JP 2001239492 A JP2001239492 A JP 2001239492A JP 2000048188 A JP2000048188 A JP 2000048188A JP 2000048188 A JP2000048188 A JP 2000048188A JP 2001239492 A JP2001239492 A JP 2001239492A
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nursing care
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care robot
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Rumiko Kajima
瑠美子 鹿島
Isao Kajima
勲 鹿島
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MEKANO ELECTRONIC KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な構造によって多種の仕事を行わせるこ
とができる介護用ロボットにおける外部被覆構造を提案
する。 【解決手段】 介護用ロボット1の外部には被覆部材2
が取り替え可能に設けられるとともに、前記介護用ロボ
ットの内部には前記被覆部材をロボットの外部に密着さ
せるための吸・排気手段6が収納され、この吸・排気手
段の吸気口は介護用ロボットの外部又は/及び被覆部材
の外部に突出される一方、排気口は前記被覆部材の外部
に突出されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は介護用ロボットにお
ける外部被覆構造、詳しくは被覆部材を取り替えること
で一台のロボットで多種類の仕事を行わせることができ
る介護用ロボットにおける外部被覆構造に関する。
【0002】
【従来の技術】介護を必要とする老人やハンデをもつ人
の食事、下の世話、風呂等の介護の難しさについてはあ
らためて問題を提起するまでもない。そして、最近はこ
のような問題を解決するための一つの方法として公的機
関や企業において介護用ロボットが開発され実用化され
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】然し乍ら、このような
介護用ロボットにあっては大変に便利である反面、一台
で多種類の仕事を行わせることはできないという問題点
があった。
【0004】本発明は上記問題点を解決し、特に簡単な
構造によって一台のロボットで多種類の仕事を行わせる
ことができる介護用ロボットにおける外部被覆構造を提
案することをその課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
の手段として、本発明に係る介護用ロボットにおける外
部被覆構造は、介護用ロボットの外部には被覆部材が取
り替え可能に設けられるとともに、前記介護用ロボット
の内部には前記被覆部材をロボットの外部に密着させる
ための吸・排気手段が収納され、この吸・排気手段の吸
気口は介護用ロボットの外部又は/及び被覆部材の外部
に突出される一方、排気口は前記被覆部材の外部に突出
されていることを特徴とする。
【0006】前記吸・排気手段がモ−タとファンとによ
って形成されたものであってもよい。
【0007】前記被覆部材が可撓性を有する樹脂製のシ
−トによって形成されたものであってもよい。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図面によって本発明の実施
の形態の一例について説明する。
【0009】図1において、符号1は本発明に係る介護
用ロボットにおける外部被覆構造が適用された介護用ロ
ボットを示し、この介護用ロボット1はその外部に被覆
部材2が取り替え可能に設けられている。
【0010】介護用ロボット1は腕部3及び脚部4が可
動自在に設けられており、前記介護用ロボット1によっ
て介護を必要とする老人やハンデをもつ人の食事、下の
世話、風呂等の介護を行うことができるように機械的又
は/及び電気的に形成されている。なお、ここではロボ
ット1の動作構造について云々しているのではないの
で、その詳しい説明は省略する。
【0011】次に、介護用ロボット1の胴体部5内に
は、この介護用ロボット1の外部に取り替え可能に設け
られた被覆部材2をロボット1の外部全体に密着させる
ための吸・排気手段6が収納されている。そして、この
吸・排気手段6はモ−タ7と、このモ−タ7の出力軸に
固定されたファン8と、吸気パイプ9、10、12及び
排気パイプ13とによって形成されている。
【0012】吸気パイプ9はその先端9aが介護用ロボ
ット1の腕部3を形成する上腕3aと下腕3bと手3c
との側面から突出されるとともに、後端はファン8の吸
込口側に接続されている。また、吸気パイプ10はその
先端10aが前記介護用ロボット1の肩部を貫通し被覆
部材2から突出されるとともに、後端は前記ファン8の
吸込口側に接続されている。そして、前記吸気パイプ1
0の途中には弁部材16が取りつけられている。さら
に、吸気パイプ12はその先端12aが介護用ロボット
1の脚部4の下部側面から突出されるとともに、後端は
ファン8の吸込口側に接続されている。
【0013】排気パイプ13はその先端が介護用ロボッ
ト1の脚部4の下部側面を貫通し被覆部材2から突出さ
れるとともに、後端はファン8の排気口側に接続されて
いる。
【0014】次に、介護用ロボット1の外部全体に取り
替え可能に設けられた被覆部材2は使い捨て可能なビニ
−ルによって前記介護用ロボット1の形状に即するよう
に形成されるとともに、前記被覆部材2に設けたファス
ナ−(図示せず)を開閉することで前記介護用ロボット
1への着せ替えを簡単に行うことができる。そして、着
装時に気密性が保たれるように設けられている。なお、
被覆部材2は介護用ロボット1の外部全体に限らず、例
えば腕部等の一部を被覆するように設けてもよい。
【0015】介護用ロボットにおける外部被覆構造は上
述のように構成されているので、その使用にあたって
は、まず、図1に示すように介護用ロボット1に被覆部
材2を着装させるとともに、この状態で吸・排気手段6
を作動制御させることで、前記被覆部材2内の空気が吸
気パイプ9、12を介して吸引されるため、前記被覆部
材2は介護用ロボット1の外部に密着される。そして、
この状態の介護用ロボット1によって、例えば下の処理
の介護を行えばよい。
【0016】なお、上記の場合、介護用ロボット1内の
冷却を保つために、吸気パイプ10に設けた弁部材16
を節度をもって開放して前記吸気パイプ10から外気を
前記ロボット1内に取り入れるようにしてもよい。そし
て、取り入れられた空気は排気パイプ13を介して再び
外部に排気される。勿論、前記吸気パイプ9、12から
取り入れられた空気も同様である。また、前記弁部材1
6を調整することで前記介護用ロボット1の外部に密着
されている被覆部材2の密着状態を介護の種類に応じて
替えるようにして介護用ロボット1の動きを速やかにす
るようにしてもよい。
【0017】上述のように介護用ロボットにおける外部
被覆構造によれば、介護用ロボット1の外部に被覆部材
2を簡単に着装させることができるとともに、前記被覆
部材2は吸・排気手段6によって前記介護用ロボット1
に密着させることができるので、前記ロボット1が動作
する過程で邪魔になるようなこともない。
【0018】また、介護用ロボット1に着装している被
覆部材2を取り替えることで、衛生的にも優れるととも
に、別の介護作業を行わせることができて経済的であ
る。
【0019】次に、図3は介護用ロボットにおける外部
被覆構造が適用された介護用ロボット1の他の実施の形
態であって、この例においては介護用ロボット1の外部
に着装させた被覆部材2が吸・排気手段6によって吸引
されたときに、前記介護用ロボット1の腕部3と脚部4
の間接部分20、21に密着しないように前記被覆部材
2に仕切り部22を設けた構成であって、これによっ
て、前記腕部3と脚部4の間接部分20、21の動作を
滑らで確実に行うことができる。
【0020】なお、仕切り部22によって仕切られた腕
部3と脚部4の間接部分20、21に空気を供給手段
(図示せず)を介して送るような構成にしてもよい。
【0021】
【発明の効果】上記構成のように、請求項1の発明によ
れば、介護用ロボットの外部に被覆部材を簡単に着装さ
せることができるとともに、前記被覆部材は吸・排気手
段によって前記介護用ロボットに密着させることがで
き、ロボットが動作する過程で邪魔にならない。また、
介護用ロボットに着装している被覆部材を取り替えるこ
とで、衛生的にも優れるとともに、別の介護作業を行わ
せることができ経済的である。
【0022】また、請求項2の発明によれば、吸・排気
手段がモ−タとファンとによって形成されているので、
介護用ロボットの外部に被覆部材を確実に密着させるこ
とができる。
【0023】さらに、請求項3の発明によれば、被覆部
材が可撓性を有する樹脂製のシ−トによって形成されて
いるので、吸引による介護用ロボットの形状に即する変
形が速やかに行うことができるとともに、安価である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る介護用ロボットにおける外部被覆
構造が適用された介護用ロボットの斜視図
【図2】前記介護用ロボット内部に収納された吸・排気
手段と吸・排気パイプとの関係を示す説明図
【図3】前記介護用ロボットにおける外部被覆構造が適
用された介護用ロボットの他の実施の形態の正面図
【符号の説明】
1 介護用ロボット 2 被覆部材 6 吸・排気手段 7 モ−タ 8 ファン

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 介護用ロボットの外部には被覆部材が取
    り替え可能に設けられるとともに、前記介護用ロボット
    の内部には前記被覆部材を介護用ロボットの外部に密着
    させるための吸・排気手段が収納され、この吸・排気手
    段の吸気口はロボットの外部又は/及び被覆部材の外部
    に突出される一方、排気口は前記被覆部材の外部に突出
    されていることを特徴とする介護用ロボットにおける外
    部被覆構造。
  2. 【請求項2】 前記吸・排気手段がモ−タとファンとに
    よって形成された請求項1記載の介護用ロボットにおけ
    る外部被覆構造。
  3. 【請求項3】 前記被覆部材が可撓性を有する樹脂製の
    シ−トによって形成された請求項1記載の介護用ロボッ
    トにおける外部被覆構造。
JP2000048188A 2000-02-24 2000-02-24 介護用ロボットにおける外部被覆構造 Pending JP2001239492A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007253301A (ja) * 2006-03-24 2007-10-04 Kawada Kogyo Kk 歩行型ロボット用冷却構造
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JP2020075350A (ja) * 2018-10-16 2020-05-21 Thk株式会社 人型ロボット

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