JP2001239224A - 振動式バリ取り洗浄装置 - Google Patents

振動式バリ取り洗浄装置

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JP2001239224A
JP2001239224A JP2000054325A JP2000054325A JP2001239224A JP 2001239224 A JP2001239224 A JP 2001239224A JP 2000054325 A JP2000054325 A JP 2000054325A JP 2000054325 A JP2000054325 A JP 2000054325A JP 2001239224 A JP2001239224 A JP 2001239224A
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media
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cleaning
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JP2000054325A
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Satoshi Iwanaga
聡 岩永
Yasuo Kojima
保男 小島
Noriyuki Kasahara
教志 笠原
Yasuhide Tadokoro
靖英 田所
Satoshi Kunie
聡史 国江
Kanji Niitsuma
寛治 新妻
Shuichi Fukutomi
周一 福富
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Komatsu Ltd
Original Assignee
Komatsu Ltd
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Publication date
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  • Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来のバリ取り機能を利用してワーク洗浄を
可能とし、これにより軽量化が可能で、かつコストが安
く、作業効率の良い振動式バリ取り洗浄装置を提供す
る。また、メディアの洗浄を可能にし、メディアを繰り
返し使用する際のメディア清浄度を確保し、これにより
ワークの品質低下を抑制することが可能な振動式バリ取
り洗浄装置を提供する。 【解決手段】 ワークを内部に取着した容器40にメデ
ィアを投入し、容器40を振動ユニット20により振動
させ、ワークを研磨してバリ取りを行う装置において、
容器40内に洗浄液を供給した状態において、振動ユニ
ット20により容器40を振動させて洗浄を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ワークを内部に取
着した容器にメディアを投入し、容器を振動させること
によりワークを研磨してバリ取りを行うと共に、さらに
ワークの洗浄を行うことが可能な振動式バリ取り洗浄装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】機械加工したワークに発生しているバリ
を除去する方法は従来から多くの方法が実施されている
が、特に例えば油圧バルブのスプール加工のように機械
により旋削加工された穴と穴との交差部(ワーク内部)
に発生するバリを除去するのは非常に困難とされてい
る。このようなワーク内部の穴に発生するバリを除去す
る一方法として、従来、例えばブラシの先端部に砥粒を
形成した専用工具やフレックスホーンを用いて作業者が
手作業により、あるいはマシニングセンタ等により自動
的にワーク内部を研磨して除去することが行われてい
る。しかしながら、ブラシやフレックスホーン等を用い
る上記方法はワークを1個ずつ処理しなければならない
ので、能率的なバリ取り作業を行うことが困難である。
この問題を解決するための他の方法として、容器内にバ
リ取り対象のワークを取着し、容器内にメディア(研磨
材)を投入して研磨によりバリを除去するものが提案さ
れている。
【0003】例えばUSP4、829、714号公報に
開示されたバリ取り・仕上げ装置が知られており、図9
は同公報に記載されたバリ取り・仕上げ装置100の概
略図である。同図において、床面2に固設されたフレー
ム101の上部にはメディアを貯溜するホッパ102が
設けられ、ホッパ102の下部にはメディア流量制御部
103が設けられている。また、メディア流量制御部1
03の下方にはメディア供給口104が設けられ、メデ
ィア供給口104の下方には振動装置110が設置され
ていて、ホッパ102内のメディアはメディア供給口1
04を介して振動装置110に供給されるようになって
いる。振動装置110は、ワーク7を内部に取り付ける
容器111を有している。さらに振動装置110の下方
には水平コンベア120が配設されており、水平コンベ
ア120の搬送方向(長手方向)の一端側が振動装置1
10の下方に位置している。水平コンベア120はモー
タ121により駆動されるプーリ122と連結してお
り、モータ121を駆動すると長手方向に揺動するよう
になっている。水平コンベア120の搬送方向の他端側
上部にはメディア回収装置123のエレベータ124が
配設されており、エレベータ124の上部には搬送され
たメディアをホッパ102に供給するシュート125が
設けられている。エレベータ124は図示しない動力装
置により駆動され、水平コンベア120で搬送されたメ
ディアを上方に搬送し、シュート125によりホッパ1
02に供給するようになっている。
【0004】図10は、振動装置110の概略図であ
る。架台112には、弾性部材(例えばゴム)113を
介して基底部材114が取着されている。基底部材11
4にはプレート115が固設されており、プレート11
5には偏心した位置にウエイト116をそれぞれ有する
1対の振動モータ117、117が取着されている。ま
たプレート115には、バネ118を介してマウントプ
レート119が取着されている。さらに、マウントプレ
ート119には内部にワーク7が取り付けられる容器1
11が取着されている。振動モータ117、117を駆
動するとウェイト116、116は矢印方向に回転し、
プレート115は水平方向に振動する。そして、マウン
トプレート119はバネ118により増幅されてワーク
7を振動させる。
【0005】つぎに、上記のバリ取り・仕上げ装置10
0の作動について説明する。図9において、先ず、ホッ
パ102にメディアを供給し、また振動装置110の容
器111にワーク7を取り付ける。次に、各駆動装置を
始動し、メディア流量制御部103で制御して所定量の
メディアを矢印Aのようにメディア供給口104を介し
て振動装置110の容器111にメディアを供給する。
これによりメディアは、水平方向に振動するワーク7を
通過すると共に、容器111内で上部から下部に押し出
される。この間に、ワーク7のバリ取り及び仕上げが行
われる。容器111から押し出されたメディアは水平コ
ンベア120上に落下し、水平コンベア120により矢
印Bに示すように水平方向に搬送され、さらにエレベー
タ124により上部に搬送され、シュート125からホ
ッパ102に供給される。ワーク7のバリ取り、仕上げ
が完了すると各駆動装置の作動を停止し、ワーク7を容
器111から外す。
【0006】しかしながら、上記USP4、829、7
14号公報に開示されたような従来の構成においては以
下のような問題がある。それは、プレート115を固設
した基底部材114を架台112に弾性部材113を介
して取着しているため、振動モータ117、117の加
振力が弾性部材113により減衰され、加振効率が低下
するということである。また、架台112にも振動が伝
達されるので、機械自体を強固にする必要があると共
に、床面2の防振対策も必要となり、よって機械全体の
重量も重く大型化し、コストも高くなるという欠点もあ
る。
【0007】上記のような欠点を解消するため、本出願
人は先の出願(特願平11−195138号)におい
て、ワークを内部に取着した容器にメディアを投入し、
容器を振動ユニットにより振動させ、ワークを研磨して
バリ取りを行う振動式バリ取り洗浄装置において、振動
ユニットを、ベースとなるフレームに吊り下げ手段によ
り吊着した構造の振動式バリ取り装置を提案した。ま
た、この装置においては、吊り下げ手段は、環状部材と
環状部材とを連結した構造にしている。
【0008】上記振動式バリ取り装置においては、容器
を取着し、かつ加振する振動ユニットをフレームから吊
り下げて支持するため、振動ユニットの振動が吊り下げ
手段によりフレームに伝播しにくくなり、したがって、
フレームを軽量化して振動式バリ取り洗浄装置自体を軽
量化及び小型化でき、よって本装置の設置が簡単にな
り、コストを安くすることができるとの利点が生じる。
また、環状部材と環状部材との連結部は点接触となり、
極めて抵抗が少ない。したがって、振動ユニットの振動
エネルギの連結部での損失は少ないので、大部分の振動
エネルギが容器に伝達され、振動ユニットは小さい起振
力、すなわち少ない振動エネルギで有効に容器を振動さ
せることができる。また、振動ユニットの振動のフレー
ムへの伝播を少なくすることができるので、フレームの
軽量、小型化が容易であり、よって振動式バリ取り洗浄
装置のコストを安くできるとの利点も生じる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで上記各従来例
においては、メディアとワークとの振動によって、ワー
クに残留するバリを取るのには有効であるが、ワーク表
面に付着している頑固な油汚れや鋳物表面に残留付着し
ているカーボン等の除去には効果的ではない。また、上
記各装置においては、メディアは循環して繰り返し使用
されるが、このようにメディアを繰り返し使用すると、
メディアに付着した異物(カーボン、微細なバリ等)
が、今度は逆にワークに付着してワークの品質低下を招
くという不具合が生じることもある。
【0010】この発明は上記した従来の欠点を解決する
ためになされたものであって、その目的は、上記従来の
バリ取り機能を利用してワーク洗浄を可能とし、これに
より軽量化が可能で、かつコストが安く、作業効率の良
い振動式バリ取り洗浄装置を提供することにある。ま
た、メディアの洗浄を可能にし、メディアを繰り返し使
用する際のメディア清浄度を確保し、これによりワーク
の品質低下を抑制することが可能な振動式バリ取り洗浄
装置を提供することもこの発明の目的である。
【0011】
【課題を解決するための手段、作用及び効果】そこで請
求項1の振動式バリ取り洗浄装置は、ワークを内部に取
着した容器40にメディアを投入し、容器40を振動ユ
ニット20により振動させ、ワークを研磨してバリ取り
を行う装置において、上記容器40内に洗浄液を供給可
能にしたことを特徴としている。
【0012】また請求項2の振動式バリ取り洗浄装置
は、請求項1の発明において、上記容器40内に洗浄液
を供給した状態において、上記振動ユニット20により
容器40を振動させて洗浄を行うことを特徴としてい
る。
【0013】上記請求項1及び請求項2の振動式バリ取
り洗浄装置によれば、大がかりな構成を付加することな
くワークの洗浄が可能となる。従って、軽量化が可能
で、かつコストが安く、作業効率の良い振動式バリ取り
洗浄装置を提供することが可能となる。また、バリ取り
と洗浄とが同一工程で行えるので、生産性を向上できる
ことになる。特に、請求項2の発明においては、振動ユ
ニット20により容器40を振動させながら洗浄を行う
ようにしているので、その洗浄効果は一段と向上する。
【0014】請求項3の振動式バリ取り洗浄装置は、請
求項2の発明において、上記容器40内にメディアを投
入してバリ取りを行い、容器40からメディアを排出し
た後、容器40内に洗浄液を供給して洗浄を行うことを
特徴としている。
【0015】上記請求項3の振動式バリ取り洗浄装置に
よれば、その内部に加工箇所を有する通常のワークの洗
浄に好適であり、ワーク内部に残留するメディアや微細
バリを有効に除去できる。また、上記洗浄は、洗浄液を
一定量だけ供給し、一定時間加振し、その後、洗浄液を
排出する工程を採用することもあるが、洗浄液を一定量
だけ供給し、一定時間加振し、その後、加振を継続しな
がら洗浄液の排出、新たな洗浄液の供給を一定時間だけ
行うような工程を採用することもある。このようにすれ
ば、洗浄効果を一段と確実なものにすることができる。
【0016】請求項4の振動式バリ取り洗浄装置は、請
求項2の発明において、上記容器40内にメディアの投
入と洗浄液の供給とを行い、バリ取りと洗浄とを同時に
行うことを特徴としている。
【0017】上記請求項4の振動式バリ取り洗浄装置
は、その内部に油圧回路のような複雑な形状を中子で形
成したようなワークに好適であり、細部の中子砂の除去
に有効である。上記請求項4においては、メディアと洗
浄液とを同時に供給し、両者が混在する状態において加
振を行うことを意図しているが、さらに先にメディアだ
けを投入して加振を行い、バリ取り終了直前に洗浄液を
供給して洗浄液が容器40内に溜まった状態においても
加振を継続し、メディアと洗浄液とを排出した後、さら
に新たな洗浄液を供給して加振を行うような場合も包含
するものである。上記いずれの工程を採用した場合で
も、ワークと共に、メディアを洗浄することが可能であ
り、メディアに付着しているカーボン、微細バリのよう
な微細金属片等をメディアから除去でき、この結果、メ
ディアを繰り返し使用する際のメディア清浄度を確保
し、これによりワークの品質低下を抑制することが可能
となる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下に、本発明に係る振動式バリ
取り洗浄装置の実施形態について、図面を参照して詳述
する。まず、最初に図7に基づいて、概略構成について
説明する。同図において、20は振動ユニットであり、
この振動ユニット20は、ベースとなるフレーム3に、
吊り下げ手段10によって吊り下げ支持されている。こ
の振動ユニット20は、吊り下げ手段10によって吊り
下げ支持される励振板21と、この励振板21に取付け
られた振動モータ23と、上記励振板21にバネ25を
介して支持された容器40とを有している。そして容器
40内にワーク7が取り付けられ、振動モータ23を駆
動することによって、容器40を加振することが可能と
なっている。また、容器40の上部の位置には、供給孔
53aが設けられ、この供給孔53aからメディアを容
器40内へと供給し得るようなされている。そして容器
40内へメディアを投入して、容器40を加振してワー
ク7のバリ取りを行った後、メディアは排出部45から
メディア回収箱77へと回収され、その後、供給孔53
aから容器40内へと再投入される。
【0019】上記容器40にはさらに洗浄液供給孔90
が設けられており、洗浄液タンク85からの洗浄液が洗
浄ポンプ88によって、洗浄ホース89を介して上記洗
浄液供給孔90から容器40内へと供給されるようにな
っている。そして容器40内へ洗浄液を供給して、容器
40の加振してワーク7の洗浄を行った後、洗浄液は排
出部45から回収路91をへて洗浄液タンク85へと回
収される。洗浄液タンク85は、回収タンク87と供給
タンク86とに分割構成されており、洗浄後の洗浄液
は、まず回収タンク87へと回収される。そして、循環
ポンプ92によってフィルタ93を通過して、損耗した
メディアやワーク7から除去されたバリを分離した清浄
化された洗浄液が上記供給タンク86へと供給され、そ
の後、洗浄液供給孔90から容器40内へと再供給され
る。
【0020】次に、上記振動式バリ取り洗浄装置の具体
的構造について、さらに詳細に説明する。図1は振動式
バリ取り洗浄装置1の側面概略図であり、図2は前面概
略図であり、図3は平面概略図である。尚、これらの図
において、図9、10で示した構成と同じ構成には同一
の符号を付し、以下での説明を省く。図1、図2、図3
において、本実施形態でのベースとなる床面2にはフレ
ーム3が固設されている。フレーム3のほぼ中央部に
は、振動ユニット20が吊り下げ手段10により吊着さ
れている。吊り下げ手段10は、互いに上下方向に連結
し、かつ上側の環状部材がフレーム3に吊着された上下
1対の環状部材11、11と、下側の環状部材11に上
端部がそれぞれ取着され、かつ下端部に環状部13、1
3がそれぞれ形成された2本のワイヤロープ12、12
と、振動ユニット20の上部に取着され、かつワイヤロ
ープ12、12の環状部13、13にそれぞれ連結した
1対の環状連結具14、14とから構成されている。振
動ユニット20の下部にはガイドピン30が取着され、
床面2に立設された4本の支柱4、4、4、4の上部に
設けられたガイド部32によりガイドされている。
【0021】図4は、第1実施形態のガイド部32の詳
細断面図である。振動ユニット20の下部には下方に突
出したガイドピン30がナット31により締着されてい
る。各支柱4の上部には筒状部材33が固設され、筒状
部材33にはゴムブッシュ34が嵌め込まれていてガイ
ド部32を構成している。ガイドピン30の先端部はゴ
ムブッシュ34の中心部孔内に挿入されており、ガイド
ピン30とゴムブッシュ34との間には所定の隙間Sが
設けられている。なお、隙間Sは、振動ユニット20を
振動させた場合にガイドピン30とゴムブッシュ34と
が接触しない程度に設定されている。
【0022】図1において、振動ユニット20は、吊り
下げ手段10により吊着され、かつ下部に4個のガイド
ピン30を有する励振板21と、励振板21の後面に取
着された振動モータ23を有する振動源22と、励振板
21の前面に弾性部材24の一例であるバネ25を介し
て取着された取付板26とを備えている。取付板26の
前面には、容器40が取着されている。尚、振動モータ
23は偏心した位置にウェイトを有する電動式又は油圧
式回転モータにより構成してもよい。また、振動源22
としては振動モータ23に限定されず、例えば油圧式バ
イブレータや、回転モータとカムとの組み合わせにより
高速往復運動させるカム機械式振動装置等で構成しても
よい。
【0023】図5は容器40の前面断面図である。取付
板26の前面には底板41が固設されており、底板41
の上面には上下面開口した枠板42が載置されて複数個
の締付部材43により締着されている。底板41の上面
にはワーク取付部44が設けられ、ワーク7を取着する
ようになっている。底板41にはメディアや洗浄液を排
出するための排出孔が形成され、この排出孔に排出部4
5が接続され、また排出部45には排出弁46が設けら
れている。これらの底板41、枠板42、締付部材43
及び排出部45により容器40を構成している。また容
器40の側方及び下方は、上部に開口部51を有する下
部カバー50により覆われている。下部カバー50の下
部には排出部45より直径の大きい孔52が設けられて
おり、容器40からこぼれたメディアや洗浄液をこの孔
52により下方に落として回収するようになっている。
下部カバー50の上部の開口部51には、可及的に小さ
い隙間をもって挿入される上部カバー53が配設されて
いる。上部カバー53の下部の開口部59の外周面には
全周にわたってシール部材58が吊り下がった状態で取
付けられており、シール部材58は下部カバー50と上
部カバー53との前記隙間をシールするようにしてい
る。上部カバー53の上面の略中央部に設けてある供給
孔53aには、供給ホッパ54の下部の供給口54aが
接続されている。また、上記容器40の枠板42の上部
の位置には、洗浄液を供給するための洗浄液供給孔90
が設けられている。そしてこの洗浄液供給孔90に、上
部カバー53を貫通して内部に導入された洗浄ホース8
9の先端部が接続されている。
【0024】図1、図2、図3において、フレーム3の
前面上部には左右1対のドアシリンダ55、55が取着
され、フレーム3の前面には左右1対のドアシリンダ5
5、55により昇降するドア56が配設されている。ま
た、供給ホッパ54が取付部材57によりドア56に取
着されている。これにより、ドアシリンダ55を伸張す
るとドア56、供給ホッパ54及び上部カバー53が図
1に示す細い2点鎖線の位置に上昇するようになってい
る。図1、図2において、供給ホッパ54の上方には、
フレーム3に固設されたメディアタンク取付フレーム5
から吊着されたメディアタンク60が配設されている。
メディアタンク60の下端部の投入口には、この投入口
を開閉する開閉弁61と、開閉弁61を作動させるスト
ッパシリンダ62が設けられている。また、メディアタ
ンク60にはメディアタンク60内に供給されたメディ
アの量を検出するレベルスイッチ63が設けられてお
り、レベルスイッチ63の検出信号は図示しない制御器
に入力されている。
【0025】図1、図2、図3において、振動ユニット
20の下方、及びフレーム3の外側面部には、メディア
回収・供給装置80が配設されている。メディア回収・
供給装置80は、研磨により損耗したメディアやワーク
から除去されたバリを容器40から排出されたメディア
の中から分離して正常なメディアを回収するメディア回
収装置70と、回収された正常なメディアを上方に搬送
し、メディアタンク60に供給するメディア供給装置8
1とから構成されている。メディア供給装置81は、回
収されたメディアを略垂直に上方に搬送するコンベア
(例えばスパイラルコンベア)82と、コンベア82の
上部に設けられ、かつメディアをメディアタンク60及
び供給ホッパ54を介して容器40に供給するための供
給口84とを有している。
【0026】図6は、メディア回収装置70の詳細図で
ある。容器40の下部を覆う下部カバー50の下方に突
出した排出部45の下方には、排出されたメディアから
損耗したメディア及びワークから除去されたバリを分離
するふるい71と、ふるい71と一体構成され、ふるい
71により分離された損耗したメディアやバリを収拾す
るシュート部72とが配設されている。なお、排出部4
5から排出される洗浄液は、ふるい71をそのまま通過
してシュート部72に収拾される。シュート部72の下
面には、ふるい振動モータ73が取着されている。シュ
ート部72はフレーム3の下部に固設された回収装置取
付フレーム6に取着されたブラケット76a、76bに
バネ75を介して揺動自在に取着されており、ふるい振
動モータ73を駆動すると、ふるい71及びシュート7
2は揺動するようになっている。揺動支持部74を構成
する。ふるい71の下端部にはメディア回収箱77が設
けられ、メディア回収箱77内でコンベア82の搬送体
によりメディアが上方に搬送されるようになっている。
本実施形態では、スパイラルコンベア82の下端部83
がメディア回収箱77に内設されている。また、シュー
ト部72の下端部には回収路91が設けられ、この回収
路91から洗浄液や損耗メディアおよびバリを、メディ
ア回収装置70の直下に配置した洗浄液タンク85へと
回収するようになっている。なお、図1、図2、図3に
示しているように、洗浄ポンプ88、循環ポンプ92、
フィルタ93は、この洗浄液タンク85上に配置され
る。
【0027】図示しない制御器にレベルスイッチ63の
検出信号が入力され、制御器はこの検出信号に基づいて
コンベア82の駆動を制御してメディアタンク60に供
給するメディアの量を制御する。また、排出弁46、ス
トップシリンダ62、洗浄ポンプ88、循環ポンプ92
を駆動して容器40内へのメディアや洗浄液の投入・供
給又は排出を制御する。そして、振動モータ23の駆動
により容器40内での研磨を行い、またふるい振動モー
タ73の駆動によりふるい71によるメディアの回収作
業を制御する。これらの各駆動機器の制御開始及び終了
の指令を、図示しない操作スイッチの操作信号により出
力するようにしても良いし、所定のシーケンスで自動的
に出力するようにしても良い。
【0028】次に、作動について説明する。 1)先ず、ドアシリンダ55を伸張してドア56を上昇
させて開くと共に、供給ホッパ54と上部カバー53を
上昇させる。 2)次に、ワーク7を容器40のワーク取付部44に取
着する。 3)ドアシリンダ55を縮小してドア56を下降させて
閉じると共に、供給ホッパ54と上部カバー53を下降
させ、上部カバー53で下部カバー50の上部を覆う。 4)次に、メディアタンク60の開閉弁61をストップ
シリンダ62により閉じ、メディア供給装置81を作動
させ、コンベア82を駆動して供給口84からメディア
タンク60にメディアを供給する。図示しない制御器
は、メディアタンク60に供給されたメディアの量をレ
ベルスイッチ63により検出し、容器40内のワーク7
の大きさとメディアの量との関係に基づいて予め設定さ
れている研磨に最適な所定量になると、メディア供給装
置81の作動を停止する。 5)そして容器40の排出弁46を閉じ、さらにメディ
アタンク60の開閉弁61を開いて貯留していた所定量
のメディアを供給ホッパ54を経由して容器40に投入
する。メディアはワーク7を埋め、容器40内の所定の
高さまで充満される。 6)次に、振動モータ23を駆動し、振動ユニット20
により容器40を振動させてワーク7のバリ取り・研磨
作業を行う。このときの加振条件としては、周波数50
Hz、加速度14G、時間2分程度とする。作業が完了
すると排出弁46を開き、排出部45から容器40内の
メディアを排出する。 7)排出部45からメディアが排出されると、メディア
回収装置70のふるい振動モータ73を駆動してふるい
71を作動し、損耗したメディアやバリを分離し、正常
なメディアをメディア回収箱77に回収する。 8)そして次に、容器40の排出弁46を再度閉じ、洗
浄ポンプ88を所定時間だけ駆動して、容器40の所定
の高さまで洗浄液(例えば、ユシロ化学製「名称:ユシ
ロクリーナ:型式W18」)を供給する。 9)振動モータ23を駆動し、振動ユニット20により
容器40を振動させてワーク7の洗浄作業を行う。この
ときの加振条件としては、周波数48Hz、加速度12
G、時間2分程度とする。作業が完了すると排出弁46
を開き、排出部45から容器40内の洗浄液を排出部4
5から排出する。 10)排出部45から排出された洗浄液は、ふるい71
を通過してシュート部72、回収路91から回収タンク
87へと回収されるが、このとき洗浄液と共に、損耗し
たメディアやバリも回収される。そのため、適宜、循環
ポンプ92を駆動してフィルタ93にて上記損耗メディ
アやバリを除去し、洗浄化された洗浄液を供給タンク8
6へと供給する。 11)最後にドアシリンダ55、55を伸張してドア5
6と上部カバー53を開き、ワーク7を取り出す。以上
で一連のバリ取り・研磨・洗浄作業を終了し、以後、上
記工程を繰り返す。
【0029】本発明に係る振動式バリ取り洗浄装置は上
記のような構成、方法としたため、下記のような効果を
有する。 (1)従来の振動式バリ取り装置を利用して、大がかり
なな構成を付加することなくワーク7のバリ取り・研磨
・洗浄作業が可能となる。従って、軽量化が可能で、か
つコストが安く、作業効率の良い振動式バリ取り洗浄装
置を提供することができる。また、バリ取り・研磨作業
と洗浄作業とが同一工程で行えるので、生産性を向上で
きることになる。特に、振動ユニット20により容器4
0を振動させることにより洗浄を行うようにしているの
で、その洗浄効果は一段と向上する。
【0030】(2)洗浄液とともに洗浄液タンク85へ
と回収された損耗したメディアやバリをフィルタ93で
除去し、清浄化された洗浄液を再使用するようにしてい
るので、洗浄液に要するランニングコストを低減できる
と共に、良好な洗浄効果を長期間にわたって維持でき
る。
【0031】(3)振動ユニット20は吊り下げ手段1
0によりフレーム3に吊り下げられており、この吊り下
げ手段10は2つの環状部材11、11を互いの内面ど
うしを当接させて連結した構造なので点接触であり、こ
の点接触部分の抵抗は極めて小さい。これにより、振動
ユニット20の振動が直接フレーム3に伝達されること
はなく、したがって、フレーム3等を軽量化及び小型化
することができ、よって本装置の据付も簡単になり、コ
ストを安くすることができる。また、振動ユニット20
の振動エネルギの環状部材11、11の連結部での損失
は少ないので、大部分の振動エネルギが容器40に伝達
され、容器40内に取着されたワークを振動させる。し
たがって、振動ユニット20は小さい起振力、すなわち
少ない振動エネルギで効率的に容器40を振動させて容
器40内に取着されたワークを振動させることができ
る。
【0032】(4)また、振動ユニット20の下部のガ
イドピン30とガイド部32のゴムブッシュ34との間
に所定の隙間Sを設けたため、振動ユニット20の下部
は振動を抑制されることなく、緩く位置決めされるのみ
となる。したがって、ガイド部32での振動エネルギの
損失は少ないので、振動ユニット20は小さい起振力で
有効に容器40を振動させることができる。また、振動
源22での振動開始時及び振動停止時に発生する振動ユ
ニット20の下部の大きな振幅がガイド部32により抑
制されるので、振動ユニット20の共振状態の継続時間
が非常に短くなり、振動ユニットの所定振幅の振動を短
時間で立ち上がらせ、また停止させることができる。ま
た、振動ユニット20の下部の振幅をガイド部32によ
り抑制するので、振動源22の発生する振動力は有効に
容器40に伝達され、起振力を効率的に活用できる。し
たがって、振動源を小さくすることができ、経済的で、
低コストで製作できる。さらに、振動ユニットをガイド
部で緩く位置決めすることにより、他の機器との干渉を
無くすことができる。
【0033】(5)容器40の容量に対して効率的にバ
リ取り及び洗浄を行うのに適した量のメディアや洗浄液
を容器40に貯留し、振動を加えてバリ取り・洗浄作業
を行うので、効率的にバリの除去及び洗浄がなされる。
また、メディアや洗浄液は容器40内をただ単に上から
下へ落下することなく振動方向(例えば水平方向)に充
分に振動するので、ワークに開けられた孔内のバリや、
残留メディア、微細バリを少ないメディアや洗浄液で効
率的に除去することができる。
【0034】(6)振動源22は容器40を取着した取
付板26に励振板21と振動伝達部材(弾性部材24
等)とを介して振動を伝達する。したがって、励振板2
1の振動は振動伝達部材により増幅されて取付板26に
伝達されるので、小さい起振力により効率的に容器40
を振動させることができる。
【0035】(7)研磨に使用した後のメディアから、
ふるいによって、損耗したメディアやワークから除去さ
れたバリを分離し、残った正常なメディアを回収箱に回
収してコンベアにより上方に運搬し、上方に設けた供給
口から容器に供給している。したがって、容易に、かつ
効率的にメディアの有効活用を図ることができ、作業コ
ストを低減することができる。
【0036】(8)容器40を上部カバー53と下部カ
バー50とで覆ったため、メディアや粉塵、及び洗浄液
が周囲に飛散することがなく、作業場を清浄に保つこと
ができる。さらに下部カバー50と上部カバー53との
隙間をシール部材58によりシールしているので、メデ
ィアや粉塵、及び洗浄液の周囲への飛散量がさらに減少
する。これにより、作業環境を向上できる。
【0037】なお、上記実施形態においては、メディア
によりバリ取り・研磨作業を行ってメディアを排出した
後、容器40内に所定量の洗浄液を供給して、加振する
洗浄作業の説明をしたが、これら作業は、以下のように
種々変更して実施できる。
【0038】(1)メディアを排出した後、容器40内
に所定量の洗浄液を供給して、上記同様に加振する洗浄
作業を行った後、さらに加振を継続しながら、洗浄液を
排出しつつ新しい洗浄液を供給して所定時間だけ洗浄作
業を継続する。このときの加振条件としては、前半の洗
浄作業は、周波数48Hz、加速度12G、時間1分程
度、後半の洗浄作業は、周波数46Hz、加速度10
G、時間1分程度とする。このような洗浄作業を行え
ば、ワーク内部に残留するメディアや微細バリを一段と
確実に除去できる。
【0039】(2)一定量のメディアと洗浄液とを容器
40内に同時に供給して加振する。これは、その表面に
カーボン等の付着残留する鋳物の鋳仕上げにおいて、残
留付着物を除去するのに特に有効である。このときの加
振条件としては、周波数50Hz、加速度14G、時間
2分程度とする。
【0040】(3)メディアを加振してバリ取り終了直
前に洗浄液を供給して容器40内に一定量の洗浄液を溜
めた状態で加振を継続し、メディアを洗浄液とともに排
出した後、排出弁46を閉じ、洗浄液を再度供給して加
振する。このときの加振条件としては、周波数48H
z、加速度12G、時間2分程度とする。このようにす
れば、ワークと共に、メディアを洗浄することが可能で
あり、メディアに付着しているカーボン、微細金属片等
をメディアから除去でき、この結果、メディアを繰り返
し使用する際のメディア清浄度を確保し、これによりワ
ークの品質低下を抑制することが可能となる。
【0041】図7は、洗浄液タンクの他の実施態様を示
す説明図である。これは洗浄液タンク85をメディア回
収装置の下に配置すると共に、回収路91を大断面積と
した例である。この例によれば、メディア排出前に洗浄
液を満たして加振した後、メディアを洗浄液と共に排出
して、メディアに付着したカーボンや微細金属粉等の付
着物を除去する操作が行い易くなる。
【0042】なお、上記実施の形態においては、洗浄液
は洗浄液供給孔90から容器40内に注入する構成を採
用しているが、容器40の上部の位置に洗浄液を噴出す
る洗浄液ノズルを配置し、この洗浄液ノズルからワーク
7に向けて洗浄液を噴出するような構成を採用してもよ
く、このようにすれば洗浄効果は一段と向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の振動式バリ取り洗浄装置の側面概略図
である。
【図2】本発明の振動式バリ取り洗浄装置の正面概略図
である。
【図3】本発明の振動式バリ取り洗浄装置の平面概略図
である。
【図4】本発明の一実施形態のガイド部の断面図であ
る。
【図5】本発明の容器の正面断面図である。
【図6】本発明のメディア回収装置の構成図である。
【図7】本発明の振動式バリ取り洗浄装置の全体の概略
構成図である。
【図8】本発明の洗浄液タンク他の実施態様の説明図で
ある。
【図9】従来技術に係るバリ取り・仕上げ装置の側面概
略図である。
【図10】従来技術に係る振動装置の構成を示す側面図
である。
【符号の説明】
1:振動式バリ取り洗浄装置、2:床面、3:フレー
ム、4:支柱、5:メディアタンク取付フレーム、6:
回収装置取付フレーム、7:ワーク、10、10a:吊
り下げ手段、11:環状部材、12、12a:ワイヤロ
ープ、13:環状部、14:環状連結具、20:振動ユ
ニット、21:励振板、22:振動源、23:振動モー
タ、24:弾性部材、25、75:バネ、26:取付
板、30、30a:ガイドピン、32、32a:ガイド
部、33:筒状部材、34:ゴムブッシュ、35:テー
パ部、36:テーパブッシュ、37:テーパ穴、40:
容器、41:底板、42:枠板、43:締付部材、4
4:ワーク取付部、45:排出部、46:排出弁、5
0:下部カバー、51:開口部、52:孔、53:上部
カバー、54:供給ホッパ、55:ドアシリンダ、5
6:ドア、58:シール部材、59:開口部、60:メ
ディアタンク、61:開閉弁、63:レベルスイッチ、
70:メディア回収装置、71:ふるい、72:シュー
ト部、73:ふるい振動モータ、74:揺動支持部、7
5:バネ、76a、76b:ブラケット、77:メディ
ア回収箱、78:バリ回収箱、80:メディア回収・供
給装置、81:メディア供給装置、82:コンベア、8
4:供給口、85:洗浄液タンク、86:供給タンク、
87:回収タンク、88:洗浄ポンプ、89:洗浄ホー
ス、90:洗浄液供給孔、91:回収路、92:循環ポ
ンプ、93:フィルタ。
フロントページの続き (72)発明者 笠原 教志 栃木県小山市横倉新田400 株式会社小松 製作所小山工場内 (72)発明者 田所 靖英 栃木県小山市横倉新田400 株式会社小松 製作所小山工場内 (72)発明者 国江 聡史 栃木県下都賀郡都賀町合戦場490 株式会 社ニッコークリエート内 (72)発明者 新妻 寛治 栃木県下都賀郡都賀町合戦場490 株式会 社ニッコークリエート内 (72)発明者 福富 周一 栃木県下都賀郡都賀町合戦場490 株式会 社ニッコークリエート内 Fターム(参考) 3B201 AA46 AB01 BA06 BB05 BB92 BC05 CB12 CB23 CD22 CD42 CD43 3C058 AA01 AA09 AA14 AA16 AB08 AC01 AC05 CB01 CB03 CB05 CB08 DA10

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワークを内部に取着した容器(40)に
    メディアを投入し、容器(40)を振動ユニット(2
    0)により振動させ、ワークを研磨してバリ取りを行う
    装置において、上記容器(40)内に洗浄液を供給可能
    にしたことを特徴とする振動式バリ取り洗浄装置。
  2. 【請求項2】 上記容器(40)内に洗浄液を供給した
    状態において、上記振動ユニット(20)により容器
    (40)を振動させて洗浄を行うことを特徴とする請求
    項1の振動式バリ取り洗浄装置。
  3. 【請求項3】 上記容器(40)内にメディアを投入し
    てバリ取りを行い、容器(40)からメディアを排出し
    た後、容器(40)内に洗浄液を供給して洗浄を行うこ
    とを特徴とする請求項2の振動式バリ取り洗浄装置。
  4. 【請求項4】 上記容器(40)内にメディアの投入と
    洗浄液の供給とを行い、バリ取りと洗浄とを同時に行う
    ことを特徴とする請求項2の振動式バリ取り洗浄装置。
JP2000054325A 2000-02-29 2000-02-29 振動式バリ取り洗浄装置 Pending JP2001239224A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN1329161C (zh) * 2004-07-08 2007-08-01 西安工业学院 抛光、去毛刺及清洗设备
CN100333877C (zh) * 2002-07-03 2007-08-29 鸿富锦精密工业(深圳)有限公司 金属工件振动研磨抛光及去毛刺的方法及其设备
CN108772780A (zh) * 2018-06-08 2018-11-09 太原理工大学 一种轻合金铸件复杂型腔的水平激振抛磨装置及方法
CN114800240A (zh) * 2021-06-17 2022-07-29 上海普偌迈机电制造有限公司 一种基于ai智能控制的复杂零部件去毛刺研磨设备
CN115179180A (zh) * 2022-07-29 2022-10-14 柯学 一种钛合金骨科器械的生产抛光装置

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