JP2001238300A - 音量値算出方法 - Google Patents

音量値算出方法

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JP2001238300A
JP2001238300A JP2000045872A JP2000045872A JP2001238300A JP 2001238300 A JP2001238300 A JP 2001238300A JP 2000045872 A JP2000045872 A JP 2000045872A JP 2000045872 A JP2000045872 A JP 2000045872A JP 2001238300 A JP2001238300 A JP 2001238300A
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JP2000045872A
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Yuji Tomita
裕二 冨田
Hiroshi Kowaki
宏 小脇
Akira Motojima
顕 本島
Hideki Matsui
英樹 松井
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Denso Ten Ltd
Original Assignee
Denso Ten Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 3チャネル以上のマルチチャネルの音源に対
して、適切な音量値を算出可能にする。 【解決手段】 マルチチャンネルの音源21を構成する
各チャンネルの音源からの入力音響信号が加算器に於て
加算処理され、該音響信号は音量検出部23に入力し、
音量値が検出される。又、音源21からの各音響信号は
各遅延回路22a〜22fにも入力され、該遅延回路に
於て音量検出部23における処理時間分の遅延処理が施
された後、ゲイン調整部24a〜24fへ出力される。
ゲイン調整部に入力された信号は、音量検出部23にお
いて算出された音量に応じた増幅率で増幅され、パワー
アンプFRA、CA、FLA、RLA、WA、RRAで
電力増幅され、スピーカFRS、CS、FLS、RL
S、WS、RRSから音声出力される。コンプレッサの
施す処理により、小さな音は大きくなり、大きな音は小
さくなって、ダイナミックレンジが圧縮される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は音量値算出方法に関
し、より詳細には、マルチチャンネルの音源に対する音
量値を算出するための音量値算出方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ラジオ受信機やCDプレーヤ等の音源か
らの音響を再生する音響再生装置において、音源のダイ
ナミックレンジが広いと(すなわち、大きい音と小さい
音との差が大きい場合)、信号レベルが高い部分で、パ
ワーアンプの許容入力を越えて歪みが発生する問題や、
ヘッドホンを利用している場合には大音量のために耳に
悪影響を与える問題が発生することがある。
【0003】また逆に、音源からの信号レベルが低い部
分では、音が聞き取れない場合があり、特に走行ノイズ
がある環境下で聴取することが通常である車載用音響再
生装置では、この問題が顕著になる。このような問題を
解決する手段として、音源からの信号レベルに応じてダ
イナミックレンジを圧縮するコンプレッサを用いる方法
がある。
【0004】図16はこのようなコンプレッサを含んだ
音響再生装置の構成を示すブロック図である。音源1か
ら出力される音響信号は音量検出部3に入力され、この
音量検出部3において、音量が検出される。また、音源
1からの音響信号は遅延回路2にも入力され、この遅延
回路2において音量検出部3における処理時間分の遅延
処理が施された後、ゲイン調整部4に出力される。
【0005】ゲイン調整部4に入力された信号は、音量
検出部3において検出された音量に応じた増幅率(音量
が大きいほど増幅率は小さい)で増幅され、その後、パ
ワーアンプ5で電力増幅され、スピーカ6から音声とし
て出力されることとなる。つまりコンプレッサの施す処
理により、小さい音は大きくなり、大きい音は小さくな
って、ダイナミックレンジが圧縮されることとなる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】近年、単独チャンネル
や2チャンネルの音源ではなく、3チャンネル以上のマ
ルチチャンネルの音源からの音楽等を再生しようとする
ものが普及してきている。
【0007】図17は、室内に配置された4つのスピー
カ毎に異なった音響信号を出力させるマルチチャンネル
の音源11を備えた音響再生装置の構成を示すブロック
図である。
【0008】音源11からの音響信号は遅延回路12a
〜12dに入力され、そしてゲイン調整部14a〜14
dへ出力される。ゲイン調整部14a〜14dに入力さ
れた信号は、音量に応じた増幅率で増幅され、その後、
パワーアンプFRA(右前再生音用)、CA(中央前再
生音用)、FLA(左前再生音用)、WA(中央後低音
再生用)で電力増幅され、スピーカFRS(右前配
置)、CS(中央前配置)、FLS(左前配置)、WS
(中央後配置:低音再生用スピーカ)から音声として出
力されることとなる。
【0009】ところで、コンプレッサによる圧縮処理に
ついては、音源から出力される音量に応じて行われる
が、図17に示したように、マルチチャンネルの音源1
1の場合では、各チャンネルの音源毎に音量が異なって
いるため、マルチチャンネルの音源からの音量をトータ
ル的に考えた場合の音量値の算出方法が問題となる。
【0010】本発明は上記課題に鑑みなされたものであ
って、3チャンネル以上のマルチチャンネルの音源に対
して、適切な音量値を算出することのできる音量値算出
方法を提供することを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段及びその効果】上記目的を
達成するために本発明に係る音量値算出方法(1)は、
3チャンネル以上のマルチチャンネルの音源から出力さ
れる音響信号に基づいた音量値を算出する音量値算出方
法であって、各チャンネルの音源から出力される音響信
号を全て均等に扱うことを特徴としている。
【0012】上記した音量値算出方法(1)によれば、
各チャンネルの音源から出力される音響信号を全て均等
に扱うことによって、マルチチャンネルの音源の音量値
を算出するため、各チャンネルがもつ音量を均等に反映
させた音量値の算出が可能になる。
【0013】また本発明に係る音量値算出方法(2)
は、3チャンネル以上のマルチチャンネルの音源の音量
値を算出する音量値算出方法であって、各チャンネル毎
に、音源から出力される音響信号に基づいた音量値を算
出し、算出された音量値のうち、最大の音量値をマルチ
チャンネルの音源の音量値とすることを特徴としてい
る。
【0014】また本発明に係る音量値算出方法(3)
は、3チャンネル以上のマルチチャンネルの音源の音量
値を算出する音量値算出方法であって、各チャンネル毎
に、音源から出力される音響信号に基づいた音量値を算
出し、算出された音量値のうち、最大の音量値と2番目
に大きい音量値とを加算し、加算された音量値をマルチ
チャンネルの音源の音量値とすることを特徴としてい
る。
【0015】上記した音量値算出方法(2)又は(3)
によれば、トータルの音量に対して寄与度の高いチャン
ネルがもつ音量を反映させた音量値の算出が可能にな
る。さらに上記した音量値算出方法(3)によれば、最
大の音量値だけでなく、2番目に大きい音量値を考慮に
入れるため、より安定した音量値の算出が可能になる。
【0016】また本発明に係る音量値算出方法(4)
は、3チャンネル以上のマルチチャンネルの音源の音量
値を算出する音量値算出方法であって、各チャンネル毎
に、音源から出力される音響信号に基づいた音量値を算
出し、算出された音量値のうち、最大の音量値と最小の
音量値とを加算し、加算された音量値をマルチチャンネ
ルの音源の音量値とすることを特徴としている。
【0017】上記した音量値算出方法(4)によれば、
最大の音量値と最小の音量値とを加算したものをマルチ
チャンネルの音源の音量値とすることによって、各チャ
ンネルがもつ音量を少ない演算量で平均的に反映させた
値に近い音量値の算出が可能になる。
【0018】また本発明に係る音量値算出方法(5)
は、3チャンネル以上のマルチチャンネルの音源の音量
値を算出する音量値算出方法であって、各チャンネル毎
に、音源から出力される音響信号に基づいた音量値を算
出し、算出された音量値のうち、最大の音量値と最小の
音量値とを除いた残りの音量値を加算し、加算された音
量値をマルチチャンネルの音源の音量値とすることを特
徴としている。
【0019】上記した音量値算出方法(5)によれば、
上記音量値算出方法(4)と同様に、各チャンネルがも
つ音量を少ない演算量で平均的に反映させた値に近い音
量値の算出が可能になる。さらに上記した音量値算出方
法(4)のように、最大の音量値と最小の音量値とを用
いるのではなく、最大の音量値と最小の音量値とを除い
た残りの音量値を加算したものをマルチチャンネルの音
源の音量値とするため、より安定した効果的な音量値の
算出が可能になる。
【0020】また本発明に係る音量値算出方法(6)
は、3チャンネル以上のマルチチャンネルの音源の音量
値を算出する音量値算出方法であって、各チャンネル毎
に、音源から出力される音響信号に基づいた音量値を算
出し、算出された音量値のうち、最小の音量値をマルチ
チャンネルの音源の音量値とすることを特徴としてい
る。
【0021】上記した音量値算出方法(6)によれば、
小さい音を確実に拾うことのできる音量値の算出が可能
になる。
【0022】また本発明に係る音量値算出方法(7)
は、低音再生用スピーカから出力させるための低音再生
用音源を含む、3チャンネル以上のマルチチャンネルの
音源の音量値を算出する音量値算出方法であって、低音
再生用音源から出力される音響信号に基づいた音量値を
算出し、算出された音量値をマルチチャンネルの音源の
音量値とすることを特徴としている。
【0023】上記した音量値算出方法(7)によれば、
低音再生用スピーカから出力させるための低音再生用音
源、いわゆるウーハチャンネルの音源からの音量値が支
配的な音源に対して、簡単かつ効果的な音量値の算出が
可能になる。従って、この音量値に応じて、コンプレッ
サによる圧縮処理を施すことによって、大音響を抑える
ことができる。
【0024】また本発明に係る音量値算出方法(8)
は、低音再生用スピーカから出力させるための低音再生
用音源を含む、3チャンネル以上のマルチチャンネルの
音源の音量値を算出する音量値算出方法であって、低音
再生用音源を除いた、他チャンネルの音源から出力され
る音響信号に基づいた音量値を算出し、算出された音量
値をマルチチャンネルの音源の音量値とすることを特徴
としている。
【0025】上記した音量値算出方法(8)によれば、
低音再生用スピーカから出力させるための低音再生用音
源、いわゆるウーハチャンネルの音源を除いた他チャン
ネルの音源からの音量値が支配的な音源に対して、簡単
かつ効果的な音量値の算出が可能になる。すなわち、ウ
ーハチャンネルでは検出しにくい箇所を検出することが
できる。
【0026】また本発明に係る音量値算出方法(9)
は、中央前スピーカから出力させるための中央前音源を
含む、3チャンネル以上のマルチチャンネルの音源の音
量値を算出する音量値算出方法であって、中央前音源か
ら出力される音響信号に基づいた音量値を算出し、算出
された音量値をマルチチャンネルの音源の音量値とする
ことを特徴としている。
【0027】上記した音量値算出方法(9)によれば、
中央前スピーカから出力させるための中央前音源、いわ
ゆるセンターチャンネルの音源からの音量値が支配的な
音源に対して、簡単かつ効果的な音量値の算出が可能に
なる。従って、この音量値に応じて、コンプレッサによ
る圧縮処理を施すことによって、音声を安定的に聞くこ
とができる。
【0028】また本発明に係る音量値算出方法(10)
は、中央前スピーカから出力させるための中央前音源、
及び低音再生用スピーカから出力させるための低音再生
用音源を含む、3チャンネル以上のマルチチャンネルの
音源の音量値を算出する音量値算出方法であって、中央
前音源から出力される音響信号、及び低音再生用音源に
基づいた音量値を算出し、算出された音量値をマルチチ
ャンネルの音源の音量値とすることを特徴としている。
【0029】上記した音量値算出方法(10)によれ
ば、上記音量値算出方法(9)と同様に、中央前スピー
カから出力させるための中央前音源、いわゆるセンター
チャンネルの音源からの音量値が支配的な音源に対し
て、簡単かつ効果的な音量値の算出が可能になる。さら
に、上記音量値算出方法では、センターチャンネルの音
源だけでなく、該音源との相関関係の強いウーハチャン
ネルの音源を考慮に入れているため、より安定した効果
的な音量値の算出が可能になる。
【0030】また本発明に係る音量値算出方法(11)
は、前方スピーカから出力させるための前方音源を含
む、3チャンネル以上のマルチチャンネルの音源の音量
値を算出する音量値算出方法であって、前方音源から出
力される音響信号に基づいた音量値を算出し、算出され
た音量値をマルチチャンネルの音源の音量値とすること
を特徴としている。
【0031】上記した音量値算出方法(11)によれ
ば、前方スピーカから出力させるための前方音源、いわ
ゆるフロントチャンネルの音源からの音量値が支配的な
音源に対して、簡単かつ効果的な音量値の算出が可能に
なる。従って、この音量値に応じて、コンプレッサによ
る圧縮処理を施すことによって、前方音を重視した音声
を聞くことができる。
【0032】また本発明に係る音量値算出方法(12)
は、3チャンネル以上のマルチチャンネルの音源から出
力される音響信号に基づいた音量値を算出する音量値算
出方法であって、各チャンネルの音源から出力される音
響信号それぞれに重み付けを行うことをを特徴としてい
る。
【0033】上記した音量値算出方法(12)によれ
ば、各チャンネルの音源から出力される音響信号それぞ
れに重み付けを行うため、トータルの音量値に対する影
響度を考慮に入れた効果的な音量値の算出が可能にな
る。例えば、前方音を重視したい場合には、フロントチ
ャンネルの音源から出力される音響信号を考慮する度合
いを大きくし、逆にリアチャンネルの音源から出力され
る音響信号を考慮する度合いを小さくすれば良い。
【0034】また本発明に係る音量値算出方法(13)
は、上記音量値算出方法(1)〜(12)のいずれかに
おいて、音響信号又は音量値に対し、装置の再生可能周
波数帯域のものだけを用いることを特徴としている。
【0035】上記した音量値算出方法(13)によれ
ば、装置の再生可能周波数帯域のものだけを用いるた
め、聴覚の特性により適した音量値の算出が可能にな
る。例えば、主にスピーカの再生周波数帯域でない音響
信号から得られる音量に応じて、コンプレッサによる圧
縮処理が施されると、聴取者が違和感を抱く虞れがある
が、実際の再生周波数帯域のものだけを用いることによ
って、上記問題は解消される。
【0036】また本発明に係る音量値算出方法(14)
は、上記音量値算出方法(1)〜(13)のいずれかに
おいて、音響信号又は音量値に対し、周波数帯域別に重
み付けを行うことを特徴としている。
【0037】上記した音量値算出方法(14)によれ
ば、周波数帯域別に重み付けを行うため、聴覚の特性に
より適した音量値の算出が可能になる。
【0038】また本発明に係る音量値算出方法(15)
は、上記音量値算出方法(1)〜(14)のいずれかに
おいて、音響信号又は音量値に対し、各チャンネルの音
源に対応する音声出力部から任意の位置への音の到達時
間差分の遅延処理を行うことを特徴としている。
【0039】聴取位置と各スピーカとの距離は一定にな
らない場合、音の到達に時間差が生じる場合がある(図
15参照)。上記した音量値算出方法(15)によれ
ば、これら音響信号に対して、音の到達時間差分の遅延
処理を行うため、各スピーカまでの距離差を考慮に入れ
た音量値の算出が可能になる。
【0040】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る音量値算出方
法の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1は実施
の形態(1)に係る音量値算出方法が採用された音響再
生装置の構成を示すブロック図であり、図2は本発明の
ポイント部分だけを示すブロック図である。
【0041】実施の形態(1)に係る音響再生装置で
は、マルチチャンネルの音源21を構成する各チャンネ
ルの音源から出力される音響信号が加算器A1において
加算処理され、加算された音響信号は音量検出部23に
入力され、この音量検出部23において、音量値が検出
される。
【0042】また、音源21からの各音響信号は各遅延
回路22a〜22fにも入力され、これら遅延回路22
a〜22fにおいて音量検出部23における処理時間分
の遅延処理が施された後、ゲイン調整部24a〜24f
へ出力される。
【0043】ゲイン調整部24a〜24fに入力された
信号は、音量検出部23において算出された音量に応じ
た増幅率(音量が大きいほど増幅率は小さい)で増幅さ
れ、その後、パワーアンプFRA(右前再生音用)、C
A(中央前再生音用)、FLA(左前再生音用)、RL
A(左後再生音用)、WA(中央後低音再生用)、RR
A(右後再生音用)で電力増幅され、スピーカFRS
(右前配置)、CS(中央前配置)、FLS(左前配
置)、RLS(左後再生音用)、WS(中央後配置:低
音再生用スピーカ)、RRS(右後再生用)から音声と
して出力されることとなる。つまりコンプレッサの施す
処理により、小さい音は大きくなり、大きい音は小さく
なって、ダイナミックレンジが圧縮されることとなる。
【0044】上記実施の形態(1)に係る音量値算出方
法が採用された音響再生装置によれば、各チャンネルの
音源がもつ音量を均等に反映させた音量値をゲイン調整
部24a〜24fへ出力することができる。従って、こ
の音量値に応じて、コンプレッサの圧縮特性が調整され
るため、適切な圧縮処理を音響信号に施すことが可能と
なり、自然な感じで聞き取り易く、そしてノイズが目立
たない音響再生が可能となる。
【0045】上記実施の形態(1)に係る音量値算出方
法が採用された音響再生装置では、算出した音量値をす
べてのゲイン調整部24a〜24fへ出力するようにし
ているが、別の実施の形態では、算出した音量値をすべ
てのゲイン調整部24a〜24fへ出力するようにする
必要はなく、少なくとも一つのゲイン調整部24aへ選
択的に出力するようにしても良い。
【0046】図3は実施の形態(2)に係る音量値算出
方法が採用された音響再生装置のうち、本発明のポイン
ト部分だけを示すブロック図である。但し、ここでは図
1に示した音響再生装置と同様の構成部分については、
同符号を付し、その説明を省略する。
【0047】実施の形態(2)に係る音響再生装置で
は、マルチチャンネルの音源21を構成する各チャンネ
ルの音源から出力される音響信号が各音量検出部33a
〜33fにそれぞれ別個に入力され、各音量検出部33
a〜33fにおいて音量が検出される。検出された各音
量は個別に音量選択部34へ送信され、音量選択部34
では送られてきた音量値を比較して、音量値の中から最
大のものを選択し、最大の音量値だけをゲイン調整部2
4a〜24fへ出力する。
【0048】また、音源21からの音響信号は遅延回路
22a〜22fにも入力され、これら遅延回路22a〜
22fにおいて音量検出部33a〜33f、及び音量選
択部34における処理時間分の遅延処理が施された後、
ゲイン調整部24a〜24fへ出力される。
【0049】ゲイン調整部24a〜24fに入力された
信号は、音量選択部34から出力された音量に応じた増
幅率で増幅され、その後、パワーアンプFRA、…で電
力増幅され、スピーカFRS、…から音声として出力さ
れることとなる。
【0050】上記実施の形態(2)に係る音量値算出方
法が採用された音響再生装置によれば、マルチチャンネ
ルの音源21におけるトータルの音量に対して寄与度の
高いチャンネルがもつ音量を反映させた音量値をゲイン
調整部24a〜24fへ出力することができる。
【0051】また、別の実施の形態として、音量選択部
34において最大の音量値ではなく最小の音量値を選択
させるようにすれば、小さい音を確実に拾うことのでき
る音量値をゲイン調整部24a〜24fへ出力すること
ができる。
【0052】図4は実施の形態(3)に係る音量値算出
方法が採用された音響再生装置のうち、本発明のポイン
ト部分だけを示すブロック図である。但し、ここでは図
3に示した音響再生装置と同様の構成部分については、
同符号を付し、その説明を省略する。
【0053】実施の形態(3)に係る音響再生装置で
は、音量検出部33a〜33fにおいて検出された各音
量は個別に音量選択部35へ送信され、音量選択部35
では送られてきた音量値を比較して、音量値の中から最
大のものと2番目に大きいものとを選択する。
【0054】音量選択部35において選択された最大の
音量値と2番目に大きい音量値とは加算器A2で加算処
理され、加算された音量値はゲイン調整部24a〜24
fへ出力される。また、音源21からの音響信号は遅延
回路22a〜22fにも入力され、これら遅延回路22
a〜22fにおいて音量検出部33a〜33f、及び音
量選択部35における処理時間分の遅延処理が施された
後、ゲイン調整部24a〜24fに出力される。
【0055】上記実施の形態(3)に係る音量値算出方
法が採用された音響再生装置によれば、最大の音量値と
2番目に大きい音量値とを加算したもの、すなわちトー
タルの音量に対して寄与度の高いチャンネルがもつ音量
を反映させた音量値をゲイン調整部24a〜24fへ出
力することができる。
【0056】また、音量選択部35から出力される音量
値は、最大の音量値だけでなく、2番目に大きい音量値
を考慮に入れるため、より安定的な音量値をゲイン調整
部24a〜24fへ出力することができる。
【0057】図5は実施の形態(4)に係る音量値算出
方法が採用された音響再生装置のうち、本発明のポイン
ト部分だけを示すブロック図である。但し、ここでは図
3に示した音響再生装置と同様の構成部分については、
同符号を付し、その説明を省略する。
【0058】実施の形態(4)に係る音響再生装置で
は、音量検出部33a〜33fにおいて検出された各音
量は個別に音量選択部36へ送信され、音量選択部36
では送られてきた音量値を比較して、音量値の中から最
大のものと最小のものとを選択する。
【0059】音量選択部36において選択された最大の
音量値と最小の音量値とは加算器A3で加算処理され、
加算された音量値はゲイン調整部24a〜24fへ出力
される。また、音源21からの音響信号は遅延回路22
a〜22fにも入力され、これら遅延回路22a〜22
fにおいて音量検出部33a〜33f、及び音量選択部
36における処理時間分の遅延処理が施された後、ゲイ
ン調整部24a〜24fに出力される。
【0060】上記実施の形態(4)に係る音量値算出方
法が採用された音響再生装置によれば、最大の音量値と
最小の音量値とを加算したもの、すなわち各チャンネル
がもつ音量を平均的に反映させた値に近い音量値をゲイ
ン調整部24a〜24fへ出力することができる。
【0061】また、別の実施の形態として、音量選択部
36において最大の音量値と最小の音量値とを選択する
のではなく、最大の音量値と最小の音量値とを除いた残
りの音量値を選択させるようにすることもできる。
【0062】また上記実施の形態(2)〜(4)に係る
音量値算出方法が採用された音響再生装置では、最大の
音量値(パターンa)、最小の音量値(パターンb)、
最大の音量値と2番目に大きい音量値とを加算した音量
値(パターンc)、最大の音量値と最小の音量値とを加
算した音量値(パターンd)、又は最大の音量値と最小
の音量値とを除いた残りの音量値を加算した音量値(パ
ターンe)をゲイン調整部24a〜24fへ出力するよ
うにしているが、別に選択手段を設けて、これらパター
ンa〜eを任意に選択できるようにしても良い。
【0063】図6は実施の形態(5)に係る音量値算出
方法が採用された音響再生装置のうち、本発明のポイン
ト部分だけを示すブロック図である。但し、ここでは図
2に示した音響再生装置と同様の構成部分については、
同符号を付し、その説明を省略する。
【0064】実施の形態(5)に係る音響再生装置で
は、マルチチャンネルの音源21を構成する各チャンネ
ルのうち、ウーハチャンネルの音源Wから出力される音
響信号が音量検出部23に入力され、この音量検出部2
3において、音量が検出される。
【0065】図7は実施の形態(6)に係る音量値算出
方法が採用された音響再生装置のうち、本発明のポイン
ト部分だけを示すブロック図である。但し、ここでは図
2に示した音響再生装置と同様の構成部分については、
同符号を付し、その説明を省略する。
【0066】実施の形態(6)に係る音響再生装置で
は、マルチチャンネルの音源21を構成する各チャンネ
ルのうち、ウーハチャンネルの音源Wを除いた他チャン
ネルから出力される音響信号が加算器A4において加算
処理され、加算された音響信号は音量検出部23に入力
され、この音量検出部23において、音量が検出され
る。
【0067】図8は実施の形態(7)に係る音量値算出
方法が採用された音響再生装置のうち、本発明のポイン
ト部分だけを示すブロック図である。但し、ここでは図
2に示した音響再生装置と同様の構成部分については、
同符号を付し、その説明を省略する。
【0068】実施の形態(7)に係る音響再生装置で
は、マルチチャンネルの音源21を構成する各チャンネ
ルのうち、センターチャンネルCから出力される音響信
号が音量検出部23に入力され、この音量検出部23に
おいて、音量が検出される。
【0069】図9は実施の形態(8)に係る音量値算出
方法が採用された音響再生装置のうち、本発明のポイン
ト部分だけを示すブロック図である。但し、ここでは図
2に示した音響再生装置と同様の構成部分については、
同符号を付し、その説明を省略する。
【0070】実施の形態(8)に係る音響再生装置で
は、マルチチャンネルの音源21を構成する各チャンネ
ルのうち、センターチャンネルCとウーハチャンネルW
とから出力される音響信号が加算器A5において加算さ
れ、加算された音響信号は音量検出部23に入力され、
この音量検出部23において、音量が検出される。
【0071】図10は実施の形態(9)に係る音量値算
出方法が採用された音響再生装置のうち、本発明のポイ
ント部分だけを示すブロック図である。但し、ここでは
図2に示した音響再生装置と同様の構成部分について
は、同符号を付し、その説明を省略する。
【0072】実施の形態(9)に係る音響再生装置で
は、マルチチャンネルの音源21を構成する各チャンネ
ルのうち、フロントLRチャンネルFL、FRとセンタ
ーチャンネルCとから出力される音響信号が加算器A6
において加算され、加算された音響信号は音量検出部2
3に入力され、この音量検出部23において、音量が検
出される。
【0073】図11は実施の形態(10)に係る音量値
算出方法が採用された音響再生装置のうち、本発明のポ
イント部分だけを示すブロック図である。但し、ここで
は図2に示した音響再生装置と同様の構成部分について
は、同符号を付し、その説明を省略する。
【0074】実施の形態(10)に係る音響再生装置で
は、マルチチャンネルの音源21を構成する各チャンネ
ルの音源から出力される音響信号がゲイン調整部37a
〜37fそれぞれ別個に入力され、これたゲイン調整部
37a〜37fにおいて、それぞれ独立に利得が与えら
れる。その後、これら音響信号は加算器A7において加
算され、加算された音響信号は音量検出部23に入力さ
れ、この音量検出部23において、音量が検出される。
【0075】上記実施の形態(10)に係る音量値算出
方法が採用された音響再生装置によれば、各チャンネル
の音源から出力される音響信号それぞれに重み付けを行
うため、トータル音量に対する影響度を考慮に入れた安
定的な音量をゲイン調整部24a〜24fへ出力するこ
とができる。
【0076】例えば、前方音を重視したい場合には、フ
ロントLRチャンネルFL、FRの音源とセンターチャ
ンネルCの音源とから出力される音響信号に大きな利得
を与え、その他のチャンネルRL、RR、Wの音源から
出力される音響信号にはほとんど利得を与えないように
すれば良い。
【0077】また、上記実施の形態(2)〜(10)の
いずれかに係る音量値算出方法が採用された音響再生装
置によれば、上記実施の形態(1)に係る音量値算出方
法が採用された音響再生装置と同様に、マルチチャンネ
ルの音源21に適した音量値に応じて、コンプレッサの
圧縮特性が調整されるため、適切な圧縮処理を音響信号
に施すことが可能となり、自然な感じで聞き取り易く、
そしてノイズが目立たない音響再生が可能となる。
【0078】図12は実施の形態(11)に係る音量値
算出方法が採用された音響再生装置のうち、本発明のポ
イント部分だけを示すブロック図である。但し、ここで
は図2に示した音響再生装置と同様の構成部分について
は、同符号を付し、その説明を省略する。
【0079】実施の形態(11)に係る音響再生装置で
は、図中38は可聴周波数である音響信号だけを後段へ
伝えるためのフィルタを示しており、加算器A1におい
て加算された音響信号はフィルタ38を介して音量検出
部23に入力される。
【0080】上記実施の形態(11)に係る音量値算出
方法が採用された音響再生装置によれば、可聴周波数で
ある音響信号に基づいて音量を得るため、聴覚の特性に
より適した音量値をゲイン調整部24a〜24fへ出力
することができる。
【0081】図13は実施の形態(12)に係る音量値
算出方法が採用された音響再生装置のうち、本発明のポ
イント部分だけを示すブロック図である。但し、ここで
は図2に示した音響再生装置と同様の構成部分について
は、同符号を付し、その説明を省略する。
【0082】実施の形態(12)に係る音響再生装置で
は、図中39は周波数帯域分割フィルタを示しており、
合成された音響信号は周波数帯域分割フィルタ39を介
して音量検出部40a1 〜40an それぞれ別個に入力
される。検出された音量値は重み付け処理部41におい
て、帯域別に重み付け処理が施され、ゲイン調整部24
a〜24fへ出力される。
【0083】上記実施の形態(12)に係る音量値算出
方法が採用された音響再生装置によれば、周波数帯域別
に重み付けを行うため、聴覚の特性により適した音量値
をゲイン調整部24a〜24fへ出力することができ
る。
【0084】図14は実施の形態(13)に係る音量値
算出方法が採用された音響再生装置のうち、本発明のポ
イント部分だけを示すブロック図である。但し、ここで
は図2に示した音響再生装置と同様の構成部分について
は、同符号を付し、その説明を省略する。
【0085】また、図15は聴取位置Pと各スピーカF
LS、…との位置関係を説明するための説明図であり、
図15から明らかなように、聴取位置Pと各スピーカF
LS、…との距離s1 〜s6 は一定ではないため、聴取
位置Pまでの音の到達に時間差が生じてしまう。
【0086】実施の形態(13)に係る音響再生装置で
は、マルチチャンネルの音源21からの音響信号は各遅
延回路42a〜42fに入力され、これら遅延回路42
a〜42fにおいて、各スピーカFLS、…からマイク
M(聴取位置P)への音の到達時間差分の遅延処理が施
された後、各音響信号は加算器A8において加算処理さ
れる。加算器A8で加算された音響信号は音量検出部2
3へ出力され、この音量検出部43において、音量が検
出される。
【0087】上記実施の形態(13)に係る音量値算出
方法が採用された音響再生装置によれば、これら音響信
号に対して、音の到達時間差分の遅延処理を行うため、
各スピーカFLS、…までの距離差を考慮に入れた音量
値の算出が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態(1)に係る音量値算出方
法が採用された音響再生装置の構成を示すブロック図で
ある。
【図2】実施の形態(1)に係る音量値算出方法が採用
された音響再生装置のうち、本発明のポイント部分だけ
を示すブロック図である。
【図3】実施の形態(2)に係る音量値算出方法が採用
された音響再生装置のうち、本発明のポイント部分だけ
を示すブロック図である。
【図4】実施の形態(3)に係る音量値算出方法が採用
された音響再生装置のうち、本発明のポイント部分だけ
を示すブロック図である。
【図5】実施の形態(4)に係る音量値算出方法が採用
された音響再生装置のうち、本発明のポイント部分だけ
を示すブロック図である。
【図6】実施の形態(5)に係る音量値算出方法が採用
された音響再生装置のうち、本発明のポイント部分だけ
を示すブロック図である。
【図7】実施の形態(6)に係る音量値算出方法が採用
された音響再生装置のうち、本発明のポイント部分だけ
を示すブロック図である。
【図8】実施の形態(7)に係る音量値算出方法が採用
された音響再生装置のうち、本発明のポイント部分だけ
を示すブロック図である。
【図9】実施の形態(8)に係る音量値算出方法が採用
された音響再生装置のうち、本発明のポイント部分だけ
を示すブロック図である。
【図10】実施の形態(9)に係る音量値算出方法が採
用された音響再生装置のうち、本発明のポイント部分だ
けを示すブロック図である。
【図11】実施の形態(10)に係る音量値算出方法が
採用された音響再生装置のうち、本発明のポイント部分
だけを示すブロック図である。
【図12】実施の形態(11)に係る音量値算出方法が
採用された音響再生装置のうち、本発明のポイント部分
だけを示すブロック図である。
【図13】実施の形態(12)に係る音量値算出方法が
採用された音響再生装置のうち、本発明のポイント部分
だけを示すブロック図である。
【図14】実施の形態(13)に係る音量値算出方法が
採用された音響再生装置のうち、本発明のポイント部分
だけを示すブロック図である。
【図15】聴取位置と各スピーカとの位置関係を説明す
るための説明図である。
【図16】従来の音響再生装置の構成を示すブロック図
である。
【図17】マルチチャンネルの音源を備えた音響再生装
置の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
23、33a〜33f、40a1 〜40an 音量検出
部 34、35、36 音量選択部 37a〜37f ゲイン調整部 38 フィルタ 39 帯域分割フィルタ 41 重み付け処理部 42a〜42f 遅延回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 本島 顕 兵庫県神戸市兵庫区御所通1丁目2番28号 富士通テン株式会社内 (72)発明者 松井 英樹 兵庫県神戸市兵庫区御所通1丁目2番28号 富士通テン株式会社内 Fターム(参考) 5D062 BB02 BB07 CC01

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 3チャンネル以上のマルチチャンネルの
    音源から出力される音響信号に基づいた音量値を算出す
    る音量値算出方法であって、 各チャンネルの音源から出力される音響信号を全て均等
    に扱うことを特徴とする音量値算出方法。
  2. 【請求項2】 3チャンネル以上のマルチチャンネルの
    音源の音量値を算出する音量値算出方法であって、 各チャンネル毎に、音源から出力される音響信号に基づ
    いた音量値を算出し、算出された音量値のうち、最大の
    音量値をマルチチャンネルの音源の音量値とすることを
    特徴とする音量値算出方法。
  3. 【請求項3】 3チャンネル以上のマルチチャンネルの
    音源の音量値を算出する音量値算出方法であって、 各チャンネル毎に、音源から出力される音響信号に基づ
    いた音量値を算出し、算出された音量値のうち、最大の
    音量値と2番目に大きい音量値とを加算し、加算された
    音量値をマルチチャンネルの音源の音量値とすることを
    特徴とする音量値算出方法。
  4. 【請求項4】 3チャンネル以上のマルチチャンネルの
    音源の音量値を算出する音量値算出方法であって、 各チャンネル毎に、音源から出力される音響信号に基づ
    いた音量値を算出し、算出された音量値のうち、最大の
    音量値と最小の音量値とを加算し、加算された音量値を
    マルチチャンネルの音源の音量値とすることを特徴とす
    る音量値算出方法。
  5. 【請求項5】 3チャンネル以上のマルチチャンネルの
    音源の音量値を算出する音量値算出方法であって、 各チャンネル毎に、音源から出力される音響信号に基づ
    いた音量値を算出し、算出された音量値のうち、最大の
    音量値と最小の音量値とを除いた残りの音量値を加算
    し、加算された音量値をマルチチャンネルの音源の音量
    値とすることを特徴とする音量値算出方法。
  6. 【請求項6】 3チャンネル以上のマルチチャンネルの
    音源の音量値を算出する音量値算出方法であって、 各チャンネル毎に、音源から出力される音響信号に基づ
    いた音量値を算出し、算出された音量値のうち、最小の
    音量値をマルチチャンネルの音源の音量値とすることを
    特徴とする音量値算出方法。
  7. 【請求項7】 低音再生用スピーカから出力させるため
    の低音再生用音源を含む、3チャンネル以上のマルチチ
    ャンネルの音源の音量値を算出する音量値算出方法であ
    って、 低音再生用音源から出力される音響信号に基づいた音量
    値を算出し、算出された音量値をマルチチャンネルの音
    源の音量値とすることを特徴とする音量値算出方法。
  8. 【請求項8】 低音再生用スピーカから出力させるため
    の低音再生用音源を含む、3チャンネル以上のマルチチ
    ャンネルの音源の音量値を算出する音量値算出方法であ
    って、 低音再生用音源を除いた、他チャンネルの音源から出力
    される音響信号に基づいた音量値を算出し、算出された
    音量値をマルチチャンネルの音源の音量値とすることを
    特徴とする音量値算出方法。
  9. 【請求項9】 中央前スピーカから出力させるための中
    央前音源を含む、3チャンネル以上のマルチチャンネル
    の音源の音量値を算出する音量値算出方法であって、 中央前音源から出力される音響信号に基づいた音量値を
    算出し、算出された音量値をマルチチャンネルの音源の
    音量値とすることを特徴とする音量値算出方法。
  10. 【請求項10】 中央前スピーカから出力させるための
    中央前音源、及び低音再生用スピーカから出力させるた
    めの低音再生用音源を含む、3チャンネル以上のマルチ
    チャンネルの音源の音量値を算出する音量値算出方法で
    あって、 中央前音源から出力される音響信号、及び低音再生用音
    源に基づいた音量値を算出し、算出された音量値をマル
    チチャンネルの音源の音量値とすることを特徴とする音
    量値算出方法。
  11. 【請求項11】 前方スピーカから出力させるための前
    方音源を含む、3チャンネル以上のマルチチャンネルの
    音源の音量値を算出する音量値算出方法であって、 前方音源から出力される音響信号に基づいた音量値を算
    出し、算出された音量値をマルチチャンネルの音源の音
    量値とすることを特徴とする音量値算出方法。
  12. 【請求項12】 3チャンネル以上のマルチチャンネル
    の音源から出力される音響信号に基づいた音量値を算出
    する音量値算出方法であって、 各チャンネルの音源から出力される音響信号それぞれに
    重み付けを行うことをを特徴とする音量値算出方法。
  13. 【請求項13】 音響信号又は音量値に対し、装置の再
    生可能周波数帯域のものだけを用いることを特徴とする
    請求項1〜12のいずれかの項に記載の音量値算出方
    法。
  14. 【請求項14】 音響信号又は音量値に対し、周波数帯
    域別に重み付けを行うことを特徴とする請求項1〜13
    のいずれかの項に記載の音量値算出方法。
  15. 【請求項15】 音響信号又は音量値に対し、各チャン
    ネルの音源に対応する音声出力部から任意の位置への音
    の到達時間差分の遅延処理を行うことを特徴とする請求
    項1〜14のいずれかの項に記載の音量値算出方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7706552B2 (en) 2004-03-10 2010-04-27 Sony Corporation Sound signal processing apparatus and sound signal processing method
US8045731B2 (en) 2005-06-06 2011-10-25 Yamaha Corporation Sound quality adjustment device
JP2017533459A (ja) * 2014-12-12 2017-11-09 ホアウェイ・テクノロジーズ・カンパニー・リミテッド マルチチャネルオーディオ信号内の音声成分を強調するための信号処理装置

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